JPH0137020Y2 - - Google Patents

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JPH0137020Y2
JPH0137020Y2 JP10602084U JP10602084U JPH0137020Y2 JP H0137020 Y2 JPH0137020 Y2 JP H0137020Y2 JP 10602084 U JP10602084 U JP 10602084U JP 10602084 U JP10602084 U JP 10602084U JP H0137020 Y2 JPH0137020 Y2 JP H0137020Y2
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JP
Japan
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power
hot air
control circuit
motor
power control
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JP10602084U
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JPS6123361U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は温水洗浄便座の温風乾燥装置に関す
る。
〔従来技術〕
従来から一般にこの種の温水洗浄便座には、温
水で洗浄された排泄部を温風で乾燥させる温風乾
燥装置が備えられている。この温風乾燥装置は通
常、第1図に示す様に温水洗浄便座1の排尿開口
部下部にその温風吹出口2を配置して備え付けら
れており、温風吹出口2より適当な風量の温風を
送ることによつて排泄部に付着した水分を飛散、
乾燥させている。
しかしながら、このような従来の温風乾燥装置
では、第2図にその回路図を示すように、フアン
3を駆動するモータ4と発熱源である温風ヒータ
5とが並列に接続されており、電源スイツチ6を
投入することによつて温風ヒータ5が通電付勢さ
れ同時にモータ4も通電付勢されるようになつて
いるので、温風ヒータ5が充分加熱されていない
にもかかわらずフアン3が短時間で定格回転に達
してしまい、温風ヒータ5がフアン3の送出する
風に抗して加熱する間、しばらくは冷風が排泄部
に強く当り不快感を与えてしまうという欠点があ
つた。
〔考案の概要〕
本考案はこのような従来の欠点を解消するため
になされたもので、その目的とするところは、不
快感の原因である冷風の吹き出しを抑制すること
のできる温水洗浄便座の温風乾燥装置を提供する
ことにある。
このような目的を達成するために本考案は、モ
ータに供給する電力を小電力と大電力に制御する
電力制御回路を設けると共に、制御手段によつて
この電力制御回路をモータの始動時のみに小電力
を供給するように制御するようにしたものであ
る。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第3図は本考案に係る温水洗浄便座の温風乾燥
装置の一実施例を示す一部破断側面図である。第
1図および第2図と同一符号は同一あるいは相当
部分を示す。図において、7はフアン3によつて
送出される風の通路となるダクトであつて、その
内面にはフアン3によつて送出される風に抗して
加熱する温風ヒータ5が設けられている。そし
て、温風ヒータ5によつて温められた風は温風吹
出口2より吹き出されるようになつている。8は
ダクト7を支持する本体ケースである。また、図
示せぬ位置に電源スイツチ6、モータ4に供給す
る電力を制御する電力制御回路9およびこの電力
制御回路9を制御する制御手段としてのタイマ回
路10が設けられている。第4図はこのように構
成された温風乾燥装置の回路図である。従来と同
様に温風ヒータ5とモータ4は並列に接続されて
いるがモータ4の前段には電力制御回路9が接続
され、さらに電力制御回路9の前段にはタイマ回
路10が接続されている。タイマ回路10は第5
図にその動作図を示す様に、電源が投入されてか
ら所定時間(t1秒)経過すると電圧のオン信号と
して出力するもので、この出力信号は電力制御回
路9に入力されるようになつている。また、電力
制御回路9は第6図に示す様にタイマ回路10か
らのオン信号が入力されると、それまでの低い出
力P1から最大出力P0となりモータ4に供給する
ようになつている。
以下、このように構成された本考案の装置の動
作を説明する。第4図において、電源スイツチ6
を投入すると温風ヒータ5、タイマ回路10およ
び電力制御回路9に夫々通電される。この時点で
はタイマ回路10はオン信号を出力しないので、
電力制御回路9は最大出力P0よりも低い出力P1
をモータ4に供給する。したがつて、フアン4は
低速度回転を始める。次に、電源スイツチ6を投
入してから所定時間(t1秒)経過するとタイマ回
路10はオン信号を出力し、電力制御回路9の供
給する電力は最大出力P0となる。したがつて、
フアン4はそれまでの低速回転から定格速度回転
となり定格風量で風を送出するようになる。第7
図はこのようにして動作する温風乾燥器の温風吹
出口2から吹き出される温風の温度Tと電源スイ
ツチ6を投入してからの時間tとの関係を表わし
た温度特性図である。図において点線は従来の温
風乾燥装置の特性を示し、温風がT0(℃)まで上
昇するために要する時間taおよびtbは図からも明
らかなように、tb<taとなつており、本考案の装
置の方が従来の装置に比して温度の立ち上がりが
早くなる。これは、本装置のようにすることによ
つて電源スイツチ6が投入されてから所定時間
(t1秒)経過するまではフアン3が低速度で回転
し、温風ヒータ5を通る風量が少ないためで、こ
うすることによつて温風ヒータ5が短時間の間に
充分加熱されるからである。また、電源スイツチ
6を投入してからわずかに冷風は吹きだすが、こ
のときフアン3は低速度で回転しており、したが
つて従来のように強い冷風が排泄部に当たるよう
なことはない。
第8図は第4図における電力制御回路9を制御
する制御手段としてのタイマ回路10をサーマル
リードスイツチ11に置き換えた他の実施例の回
路図であり、図において第4図と同一符号は同一
部分を示し、その説明は省略する。サーマルリー
ドスイツチ11は第3図においてダクト7の図示
せぬ部分に装着され、温風吹出口2より吹出され
る温風が電源スイツチ6を投入してからtc秒経過
し、T0(℃)に達するとオンするようになつてい
る。そして、サーマルリードスイツチ11の出力
は電力制御回路9に入力されるようになつてお
り、サーマルリードスイツチ11からオン信号が
入力されると電力制御回路9は第9図に示す様に
それまでの低い出力P1から最大出力P0となりモ
ータ4に供給するようになつている。
次に、この装置の動作を説明する。
第8図において、電源スイツチ6を投入すると
第4図の実施例と同様に温風ヒータ5および電力
制御回路9に夫々通電される。この時点ではサー
マルリードスイツチ11はオフの状態であるので
電力制御回路9は最大出力P0よりも低い出力P1
をモータ4に供給する。したがつてフアン4は低
速度で回転を始める。次に、電源スイツチ6を投
入してからtc秒経過し、温風吹出口2より吹出さ
れる温風がT0(℃)に達するとサーマルリードス
イツチ11がオンとなり電力制御回路9の供給す
る電力は最大出力P0となる。したがつて、フア
ン4はそれまでの低速度回転から定格速度回転と
なり定格風量で風を送出するようになる。このた
め、第10図に示す様な温度特性が得られ、図に
おいて点線で示す従来の温風乾燥装置の特性に比
してtc<taとなり、温風がT0(℃)まで上昇する
のに必要な立ち上がり時間は短縮される。なお、
この実施例では制御手段としてサーマルリードス
イツチ11を使用したが、サーモセンスタなど他
の温度検知素子を用いてもよい。また、これらの
実施例において、制御回路としてタイマ回路ある
いは温度検知素子を用いたが、これに限定される
ものではなく、電力制御回路9を制御する手段で
あれば他の方法でもよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による温水洗浄便座
の温風乾燥装置によると、モータに供給する電力
を小電力と大電力に制御する電力制御回路を設け
ると共に、制御手段によつてこの電力制御回路を
モータの始動時のみに小電力を供給するように制
御するようにしたので、温風吹出口から吹き出さ
れる温風の温度の立ち上がりを早くすることがで
き、排泄部に冷風が当る時間を短くすることがで
きる。また、冷風の吹き出し時はフアンの回転速
度が低いので従来のように強い風が排泄部に当た
るということはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は温風乾燥装置を備えた温水洗浄便座の
使用例を示す説明図、第2図は従来の温風乾燥装
置の回路図、第3図は本考案に係る温風乾燥装置
の一実施例を示す一部破断側面図、第4図はこの
装置の回路図、第5図はこの装置に用いるタイマ
回路の動作を示す動作図、第6図はこの装置に用
いる電力制御回路の動作を示す動作図、第7図は
この装置の温風吹出口から吹き出される温風の温
度と時間との関係を示す温度特性図、第8図はこ
の装置の他の実施例を示す回路図、第9図はこの
回路に用いる電力制御回路の動作を示す動作図、
第10図はこの回路を用いた温風乾燥装置の温度
特性図である。 3……フアン、4……モータ、5……温風ヒー
タ、7……ダクト、9……電力制御回路、10…
…タイマ回路、11……サーマルリードスイツ
チ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) フアンを駆動するモータと、前記フアンによ
    つて送出される空気を加熱するヒータと、前記
    モータに供給する電力を小電力と大電力に制御
    する電力制御回路と、この電力制御回路を前記
    モータの始動時のみに小電力を供給するように
    制御する制御手段とを具備した温水洗浄便座の
    温風乾燥装置。 (2) 制御手段はタイマ回路で形成されたことを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の
    温水洗浄便座の温風乾燥装置。 (3) 制御手段は温度検出装置で形成されたことを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載
    の温水洗浄便座の温風乾燥装置。
JP10602084U 1984-07-13 1984-07-13 温水洗浄便座の温風乾燥装置 Granted JPS6123361U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10602084U JPS6123361U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 温水洗浄便座の温風乾燥装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10602084U JPS6123361U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 温水洗浄便座の温風乾燥装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6123361U JPS6123361U (ja) 1986-02-12
JPH0137020Y2 true JPH0137020Y2 (ja) 1989-11-09

Family

ID=30665319

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10602084U Granted JPS6123361U (ja) 1984-07-13 1984-07-13 温水洗浄便座の温風乾燥装置

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KR20110037934A (ko) * 2008-07-03 2011-04-13 파나소닉 주식회사 건조 기구를 구비한 위생 세정 장치

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Publication number Publication date
JPS6123361U (ja) 1986-02-12

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