JPH0790975A - 化粧コンクリートブロック及びその化粧方法並びにその化粧装置 - Google Patents
化粧コンクリートブロック及びその化粧方法並びにその化粧装置Info
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- JPH0790975A JPH0790975A JP5236654A JP23665493A JPH0790975A JP H0790975 A JPH0790975 A JP H0790975A JP 5236654 A JP5236654 A JP 5236654A JP 23665493 A JP23665493 A JP 23665493A JP H0790975 A JPH0790975 A JP H0790975A
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- decorative
- rear side
- side surfaces
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高級感のある化粧コンクリートブロックを提
供するとともに、そのような高級感のある化粧コンクリ
ートブロックの化粧方法及びその化粧装置をそれぞれ提
供する。 【構成】 コンクリート製のブロック本体Bの前後各側
面Ba,Baに、それぞれ熱転写による装飾箔Aaを転
写させた。又、ブロック本体Bの前後各側面Ba,Ba
に予め粗面加工を施した。さらに、ブロック本体Bの前
後各側面Ba,Baに、転写シート30の装飾箔付着面
をそれぞれ接触させ、各転写シート30の外面からそれ
ぞれ同時に熱ローラ41,41を押付けて、各転写シー
ト30に付着させていた装飾箔30aをブロック本体B
の前後各側面に転写させるようにした化粧コンクリート
ブロックの化粧方法と、ブロック本体Bに熱転写による
化粧を施す化粧装置とを有している。
供するとともに、そのような高級感のある化粧コンクリ
ートブロックの化粧方法及びその化粧装置をそれぞれ提
供する。 【構成】 コンクリート製のブロック本体Bの前後各側
面Ba,Baに、それぞれ熱転写による装飾箔Aaを転
写させた。又、ブロック本体Bの前後各側面Ba,Ba
に予め粗面加工を施した。さらに、ブロック本体Bの前
後各側面Ba,Baに、転写シート30の装飾箔付着面
をそれぞれ接触させ、各転写シート30の外面からそれ
ぞれ同時に熱ローラ41,41を押付けて、各転写シー
ト30に付着させていた装飾箔30aをブロック本体B
の前後各側面に転写させるようにした化粧コンクリート
ブロックの化粧方法と、ブロック本体Bに熱転写による
化粧を施す化粧装置とを有している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、化粧コンクリートブ
ロック及びその化粧方法並びにその化粧装置に関し、さ
らに詳しくはブロック本体の前後各側面に熱転写により
装飾箔を転写させた化粧コンクリートブロック及びその
化粧方法並びにその化粧装置に関するものである。
ロック及びその化粧方法並びにその化粧装置に関し、さ
らに詳しくはブロック本体の前後各側面に熱転写により
装飾箔を転写させた化粧コンクリートブロック及びその
化粧方法並びにその化粧装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば塀や建物の壁面等に使用されるコ
ンクリートブロックの側面には、従来から種々の装飾
(化粧)が施されている。例えば、従来の化粧コンクリ
ートブロックとしては、コンクリートブロックの側面に
カラー骨材を露出させたもの、原料中に色粉を混入させ
て色付けしたもの、カラー骨材と色粉との組み合わせに
よるもの、成型後に塗料を吹き付けて塗装したもの、等
がある。
ンクリートブロックの側面には、従来から種々の装飾
(化粧)が施されている。例えば、従来の化粧コンクリ
ートブロックとしては、コンクリートブロックの側面に
カラー骨材を露出させたもの、原料中に色粉を混入させ
て色付けしたもの、カラー骨材と色粉との組み合わせに
よるもの、成型後に塗料を吹き付けて塗装したもの、等
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の化粧コンクリートブロックでは、装飾が単調であっ
たり、無理に天然石に似せようとしたものであったりし
て、いずれも人工的に作られた感が拭いきれず、例えば
天然石のもつ高級感を現出させ得るものではなかった。
来の化粧コンクリートブロックでは、装飾が単調であっ
たり、無理に天然石に似せようとしたものであったりし
て、いずれも人工的に作られた感が拭いきれず、例えば
天然石のもつ高級感を現出させ得るものではなかった。
【0004】ところで、近年では、写真製版や印刷技術
等の発展に伴い、転写フイルムに印刷した装飾箔を被転
写面(例えば合板表面)に転写し得るようにした熱転写
技術が大いに普及しているが、この熱転写技術は、コン
クリートブロックの化粧用にはまだ利用されていない。
等の発展に伴い、転写フイルムに印刷した装飾箔を被転
写面(例えば合板表面)に転写し得るようにした熱転写
技術が大いに普及しているが、この熱転写技術は、コン
クリートブロックの化粧用にはまだ利用されていない。
【0005】本願発明は、上記した従来の化粧コンクリ
ートブロックの問題点に鑑み、高級感のある化粧コンク
リートブロックを提供することを第1の目的とし、さら
にそのような高級感のある化粧コンクリートブロックの
化粧方法及びその化粧装置をそれぞれ提供することを第
2及び第3の目的としてなされたものである。
ートブロックの問題点に鑑み、高級感のある化粧コンク
リートブロックを提供することを第1の目的とし、さら
にそのような高級感のある化粧コンクリートブロックの
化粧方法及びその化粧装置をそれぞれ提供することを第
2及び第3の目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本願発明は、上記各目的
を達成するために、次の手段を備えている。
を達成するために、次の手段を備えている。
【0007】本願請求項1の発明 この請求項1の発明は、化粧コンクリートブロックに関
するものであり、コンクリート製のブロック本体の前後
各側面に、それぞれ熱転写による装飾箔を転写させたこ
とを特徴としている。
するものであり、コンクリート製のブロック本体の前後
各側面に、それぞれ熱転写による装飾箔を転写させたこ
とを特徴としている。
【0008】本願請求項2の発明 この請求項2の発明も、化粧コンクリートブロックに関
するものであり、コンクリート製のブロック本体の前後
各側面に予め粗面加工を施すとともに、その粗面加工を
施したブロック本体の前後各側面にそれぞれ熱転写によ
る装飾箔を転写させたことを特徴としている。
するものであり、コンクリート製のブロック本体の前後
各側面に予め粗面加工を施すとともに、その粗面加工を
施したブロック本体の前後各側面にそれぞれ熱転写によ
る装飾箔を転写させたことを特徴としている。
【0009】本願請求項3の発明 この請求項3の発明は、化粧コンクリートブロックの化
粧方法に関するものであり、コンクリート製のブロック
本体をその前後各側面が鉛直方向に向く姿勢で立てた状
態で、該ブロック本体の前後各側面に、フイルム状シー
トの一面に装飾箔を付着させた転写シートの装飾箔付着
面をそれぞれ接触させ、各転写シートの外面からそれぞ
れ同時に熱ローラを押付けて、各転写シートに付着させ
ていた装飾箔をブロック本体の前後各側面に転写させる
ことを特徴としている。
粧方法に関するものであり、コンクリート製のブロック
本体をその前後各側面が鉛直方向に向く姿勢で立てた状
態で、該ブロック本体の前後各側面に、フイルム状シー
トの一面に装飾箔を付着させた転写シートの装飾箔付着
面をそれぞれ接触させ、各転写シートの外面からそれぞ
れ同時に熱ローラを押付けて、各転写シートに付着させ
ていた装飾箔をブロック本体の前後各側面に転写させる
ことを特徴としている。
【0010】本願請求項4の発明 この請求項4の発明は、請求項3の化粧コンクリートブ
ロックの化粧方法において、ブロック本体として前後各
側面に予め粗面加工を施したものを使用するとともに、
熱ローラとして弾性体を使用して行うことを特徴として
いる。
ロックの化粧方法において、ブロック本体として前後各
側面に予め粗面加工を施したものを使用するとともに、
熱ローラとして弾性体を使用して行うことを特徴として
いる。
【0011】本願請求項5の発明 この請求項5の発明は、化粧コンクリートブロックの化
粧装置に関するものであり、コンクリート製のブロック
本体を前後各側面が鉛直となる姿勢で搬送させる搬送装
置と、該搬送装置の左右各側にあって各転写シートを搬
送装置の搬送速度と等速度で供給する左右一対の転写シ
ート供給装置と、搬送装置によって搬送されるブロック
本体の前後各側面に対して各転写シートをその各外面側
から押付けて該各転写シートに付着させている装飾箔を
それぞれブロック本体の前後各側面に転写せしめる左右
一対の熱転写ユニットを備えたことを特徴としている。
粧装置に関するものであり、コンクリート製のブロック
本体を前後各側面が鉛直となる姿勢で搬送させる搬送装
置と、該搬送装置の左右各側にあって各転写シートを搬
送装置の搬送速度と等速度で供給する左右一対の転写シ
ート供給装置と、搬送装置によって搬送されるブロック
本体の前後各側面に対して各転写シートをその各外面側
から押付けて該各転写シートに付着させている装飾箔を
それぞれブロック本体の前後各側面に転写せしめる左右
一対の熱転写ユニットを備えたことを特徴としている。
【0012】
【作用】本願各請求項において、ブロック本体の前後各
側面に対する化粧は、転写シートに付着させた装飾箔を
熱転写によって転写させた(あるいは転写させる)もの
であるが、この転写シートは、フイルム状シートの一面
に例えば御影石や大理石のような天然石等を写真撮影し
たものを特殊なインキを使用して現物通りに印刷したも
のである。従って、この転写シートから転写された装飾
箔は、現物通りの模様・色彩を呈するようになる。
側面に対する化粧は、転写シートに付着させた装飾箔を
熱転写によって転写させた(あるいは転写させる)もの
であるが、この転写シートは、フイルム状シートの一面
に例えば御影石や大理石のような天然石等を写真撮影し
たものを特殊なインキを使用して現物通りに印刷したも
のである。従って、この転写シートから転写された装飾
箔は、現物通りの模様・色彩を呈するようになる。
【0013】本願請求項1の化粧コンクリートブロック
では、ブロック本体の前後各側面にそれぞれ熱転写によ
る装飾箔を転写しているので、コンクリートブロックの
外観が本物に近い(例えば天然石の)様相を呈するよう
になる。尚、コンクリートブロックの上・下面及び左右
各側面には装飾箔は転写されていないが、この種のコン
クリートブロックは、上下及び左右に接合された状態で
使用されるので前後各側面以外は装飾箔の転写が不要で
ある。
では、ブロック本体の前後各側面にそれぞれ熱転写によ
る装飾箔を転写しているので、コンクリートブロックの
外観が本物に近い(例えば天然石の)様相を呈するよう
になる。尚、コンクリートブロックの上・下面及び左右
各側面には装飾箔は転写されていないが、この種のコン
クリートブロックは、上下及び左右に接合された状態で
使用されるので前後各側面以外は装飾箔の転写が不要で
ある。
【0014】本願請求項2の化粧コンクリートブロック
では、装飾箔を転写しているブロック本体の前後各側面
が粗面加工されているので、外観がより一層本物らしく
見えるようになる。
では、装飾箔を転写しているブロック本体の前後各側面
が粗面加工されているので、外観がより一層本物らしく
見えるようになる。
【0015】本願請求項3の化粧コンクリートブロック
の化粧方法は、請求項1の化粧コンクリートブロックに
化粧を施すためのものであるが、この請求項3のように
ブロック本体の前後各側面が鉛直方向に向く姿勢で、そ
の両側から同時に装飾箔を熱転写するようにすると、装
飾箔をブロック本体の前後両面に同時に熱転写させるこ
とができる。そのとき、ブロック本体の前後両側から均
等に圧力が加わるので、被転写物(ブロック本体)を安
定させた状態で転写作業が行える。尚、従来の熱転写方
法では、水平片面転写しか行われておらず、両面に転写
する場合には被転写物を裏返して再度転写作業を行って
いた(従って、長時間を要し且つ先に転写した面に傷が
つき易くなる)。
の化粧方法は、請求項1の化粧コンクリートブロックに
化粧を施すためのものであるが、この請求項3のように
ブロック本体の前後各側面が鉛直方向に向く姿勢で、そ
の両側から同時に装飾箔を熱転写するようにすると、装
飾箔をブロック本体の前後両面に同時に熱転写させるこ
とができる。そのとき、ブロック本体の前後両側から均
等に圧力が加わるので、被転写物(ブロック本体)を安
定させた状態で転写作業が行える。尚、従来の熱転写方
法では、水平片面転写しか行われておらず、両面に転写
する場合には被転写物を裏返して再度転写作業を行って
いた(従って、長時間を要し且つ先に転写した面に傷が
つき易くなる)。
【0016】本願請求項4の化粧コンクリートブロック
の化粧方法は、請求項2の化粧コンクリートブロックに
化粧を施すためのものであるが、この請求項4の場合
は、弾性体からなる熱ローラで転写シートを押付けるよ
うにしているので、被転写面に小凹凸部があっても、熱
ローラの表面が小凹凸部に対応して変形し、該被転写面
の凹部にも装飾箔を確実に転写することができる。
の化粧方法は、請求項2の化粧コンクリートブロックに
化粧を施すためのものであるが、この請求項4の場合
は、弾性体からなる熱ローラで転写シートを押付けるよ
うにしているので、被転写面に小凹凸部があっても、熱
ローラの表面が小凹凸部に対応して変形し、該被転写面
の凹部にも装飾箔を確実に転写することができる。
【0017】本願請求項5の化粧コンクリートブロック
の化粧装置では、転写すべきブロック本体を搬送装置に
よって搬送させると、そのブロック本体の前後各側面に
沿ってそれぞれ転写シートが供給されるとともに、左右
一対の熱転写ユニットによって各転写シートをブロック
本体の前後各側面に押付けてそれぞれ装飾箔を転写させ
ることができるようになっており、その装飾箔転写作業
を自動でしかも両面同時に行える。
の化粧装置では、転写すべきブロック本体を搬送装置に
よって搬送させると、そのブロック本体の前後各側面に
沿ってそれぞれ転写シートが供給されるとともに、左右
一対の熱転写ユニットによって各転写シートをブロック
本体の前後各側面に押付けてそれぞれ装飾箔を転写させ
ることができるようになっており、その装飾箔転写作業
を自動でしかも両面同時に行える。
【0018】
【発明の効果】本願請求項1の化粧コンクリートブロッ
クでは、前後各側面に熱転写により装飾箔を転写してい
るので、例えば本物の天然石のような外観を呈するよう
になり、従来の化粧コンクリートブロックに比して意匠
感が飛躍的に向上するという効果がある。
クでは、前後各側面に熱転写により装飾箔を転写してい
るので、例えば本物の天然石のような外観を呈するよう
になり、従来の化粧コンクリートブロックに比して意匠
感が飛躍的に向上するという効果がある。
【0019】本願請求項2の化粧コンクリートブロック
では、請求項1の効果に加えて、前後各側面に粗面加工
を施しているので、外観がより一層本物らしく見えるよ
うになり、商品価値がより一層高められるという効果が
ある。
では、請求項1の効果に加えて、前後各側面に粗面加工
を施しているので、外観がより一層本物らしく見えるよ
うになり、商品価値がより一層高められるという効果が
ある。
【0020】本願請求項3の化粧コンクリートブロック
の化粧方法では、ブロック本体の前後各側面が鉛直方向
に向く姿勢で、その両側から同時に装飾箔を熱転写する
ようにしているので、装飾箔をブロック本体の前後両面
に同時に熱転写させることができ、効率よく転写作業が
行える。又、転写時にブロック本体の前後両側から均等
に圧力が加わるので、被転写物(ブロック本体)を安定
させた状態で転写作業を行えるという効果がある。
の化粧方法では、ブロック本体の前後各側面が鉛直方向
に向く姿勢で、その両側から同時に装飾箔を熱転写する
ようにしているので、装飾箔をブロック本体の前後両面
に同時に熱転写させることができ、効率よく転写作業が
行える。又、転写時にブロック本体の前後両側から均等
に圧力が加わるので、被転写物(ブロック本体)を安定
させた状態で転写作業を行えるという効果がある。
【0021】本願請求項4の化粧コンクリートブロック
の化粧方法では、弾性体からなる熱ローラで転写シート
を押付けるようにしているので、被転写面に小凹凸部が
あっても、その凹部にも装飾箔を確実に転写することが
でき、本願請求項2の化粧コンクリートブロック(転写
面に粗面加工が施されている)に化粧を支障なく施すこ
とができるという効果がある。
の化粧方法では、弾性体からなる熱ローラで転写シート
を押付けるようにしているので、被転写面に小凹凸部が
あっても、その凹部にも装飾箔を確実に転写することが
でき、本願請求項2の化粧コンクリートブロック(転写
面に粗面加工が施されている)に化粧を支障なく施すこ
とができるという効果がある。
【0022】本願請求項5の化粧コンクリートブロック
の化粧装置では、転写すべきブロック本体を搬送装置に
よって搬送させるだけで、装飾箔転写作業を自動でしか
も両面同時に行えるという効果がある。
の化粧装置では、転写すべきブロック本体を搬送装置に
よって搬送させるだけで、装飾箔転写作業を自動でしか
も両面同時に行えるという効果がある。
【0023】
【実施例】図1〜図7を参照して本願各発明の実施例を
説明すると、図1〜図5には本願実施例の化粧コンクリ
ートブロックの化粧装置を示し、図6には該化粧装置で
製造された化粧コンクリートブロックを示し、図7には
該化粧コンクリートブロックの化粧方法を示している。
説明すると、図1〜図5には本願実施例の化粧コンクリ
ートブロックの化粧装置を示し、図6には該化粧装置で
製造された化粧コンクリートブロックを示し、図7には
該化粧コンクリートブロックの化粧方法を示している。
【0024】まず、図1〜図5に示す実施例の化粧コン
クリートブロックの化粧装置について説明すると、この
化粧装置1は、矩形の基台11上に、熱転写すべきコン
クリート製のブロック本体Bを基台長さ方向に搬送する
搬送装置2と、該搬送装置2の左右両側にあってそれぞ
れ転写シート30,30を供給する左右一対の転写シー
ト供給装置3,3と、各転写シート30,30をブロッ
ク本体Bの前後各側面Ba,Baに押付けて装飾箔30
aを転写せしめる左右一対の熱転写ユニット4,4(こ
の実施例では合計3組使用されている)と、転写シート
30をブロック本体Bの側面Baから剥離させる前に該
転写シート30を冷却させるための左右一対のエアーノ
ズル7,7とを基本構成としている。
クリートブロックの化粧装置について説明すると、この
化粧装置1は、矩形の基台11上に、熱転写すべきコン
クリート製のブロック本体Bを基台長さ方向に搬送する
搬送装置2と、該搬送装置2の左右両側にあってそれぞ
れ転写シート30,30を供給する左右一対の転写シー
ト供給装置3,3と、各転写シート30,30をブロッ
ク本体Bの前後各側面Ba,Baに押付けて装飾箔30
aを転写せしめる左右一対の熱転写ユニット4,4(こ
の実施例では合計3組使用されている)と、転写シート
30をブロック本体Bの側面Baから剥離させる前に該
転写シート30を冷却させるための左右一対のエアーノ
ズル7,7とを基本構成としている。
【0025】基台11は、例えば長さ3000〜4000mm、幅
1500〜2000mm、高さ400〜500mm程度の箱形に形成されて
いる。
1500〜2000mm、高さ400〜500mm程度の箱形に形成されて
いる。
【0026】搬送装置2は、基台11上の幅方向中央部
において該基台11に全長さに亘って設置されている。
この搬送装置2は、下コンベア21と上コンベア22と
を有している。この上下各コンベア21,22は、単一
の減速機24つきのモータ23でそれぞれ相互に等速度
で走行せしめられる。そして、この搬送装置2は、上下
両コンベア21,22でブロック本体Bを上下から挟持
した状態で入口側(図2の左側)から出口側(図2の右
側)に向けて搬送し得るようになっている。尚、この搬
送装置2の搬送スピードは可変となっているが、例えば
毎分5〜10m程度のスピードが適当である。
において該基台11に全長さに亘って設置されている。
この搬送装置2は、下コンベア21と上コンベア22と
を有している。この上下各コンベア21,22は、単一
の減速機24つきのモータ23でそれぞれ相互に等速度
で走行せしめられる。そして、この搬送装置2は、上下
両コンベア21,22でブロック本体Bを上下から挟持
した状態で入口側(図2の左側)から出口側(図2の右
側)に向けて搬送し得るようになっている。尚、この搬
送装置2の搬送スピードは可変となっているが、例えば
毎分5〜10m程度のスピードが適当である。
【0027】転写シート供給装置3は、搬送装置2の左
右各側に1つづつ設けられている。この各転写シート供
給装置3,3は、入口側にあってロール状に巻回された
転写シート30を順次繰出させる繰出し側ローラ31
と、出口側にあって繰出し側ローラ31から繰出された
転写シート30を巻取る巻取り側ローラ32とを有して
いる。この各転写シート30,30は、搬送装置2の左
右各側においてそれぞれ搬送方向に向けて張設されてお
り、且つそれぞれ搬送装置2の搬送スピードと同スピー
ドで繰出し及び巻取るようになっている。
右各側に1つづつ設けられている。この各転写シート供
給装置3,3は、入口側にあってロール状に巻回された
転写シート30を順次繰出させる繰出し側ローラ31
と、出口側にあって繰出し側ローラ31から繰出された
転写シート30を巻取る巻取り側ローラ32とを有して
いる。この各転写シート30,30は、搬送装置2の左
右各側においてそれぞれ搬送方向に向けて張設されてお
り、且つそれぞれ搬送装置2の搬送スピードと同スピー
ドで繰出し及び巻取るようになっている。
【0028】この転写シート30は、転写すべきブロッ
ク本体Bの高さ(横長姿勢で立てたときの高さ)よりや
や大きい程度の上下幅を有している。例えば、ブロック
本体Bの高さが190mmであるのに対して転写シート30
の上下幅を200〜220mm程度にしている。又、この転写シ
ート30は、フイルム状シート30bの片側全面に装飾
箔30aを付着させて形成しているが、この装飾箔30
aは、例えば天然石(御影石、大理石等)を写真撮影し
てそれを特殊インクでフイルム状シートに印刷したもの
である。そして、この装飾箔30aは、転写シート30
をその外側から熱を加えながら被転写面に押付けること
により、該被転写面に転写し得るようになっている。
ク本体Bの高さ(横長姿勢で立てたときの高さ)よりや
や大きい程度の上下幅を有している。例えば、ブロック
本体Bの高さが190mmであるのに対して転写シート30
の上下幅を200〜220mm程度にしている。又、この転写シ
ート30は、フイルム状シート30bの片側全面に装飾
箔30aを付着させて形成しているが、この装飾箔30
aは、例えば天然石(御影石、大理石等)を写真撮影し
てそれを特殊インクでフイルム状シートに印刷したもの
である。そして、この装飾箔30aは、転写シート30
をその外側から熱を加えながら被転写面に押付けること
により、該被転写面に転写し得るようになっている。
【0029】熱転写ユニット4は、左右一対で1組を構
成するが、この実施例では、搬送装置2の長さ方向に所
定間隔をもって合計3組(符号4,5,6で示す)設置
している。尚、この熱転写ユニット4は、少なくとも左
右に1組あればよい。図示の各熱転写ユニット4,5,
6は、基本的には同作用をするものであり、以下、その
1つ(最左側の熱転写ユニット)について説明する。こ
の熱転写ユニット4は、枠体42に、加熱装置45と、
該加熱装置45によって加熱される熱ローラ41と、該
熱ローラ41を回転させるモータ43とを取付けるとと
もに、熱ローラ41を搬送装置2側に押付けるための押
付けシリンダ47を有している。熱ローラ41は、その
軸が縦向きとなる姿勢で枠体42に支持されている。
又、この熱ローラ41は、この実施例ではシリコン製
で、硬度40°程度の弾性体で形成しており、さらに外
径が例えば220mm、軸方向長さが240mm程度の大きさに形
成されている。
成するが、この実施例では、搬送装置2の長さ方向に所
定間隔をもって合計3組(符号4,5,6で示す)設置
している。尚、この熱転写ユニット4は、少なくとも左
右に1組あればよい。図示の各熱転写ユニット4,5,
6は、基本的には同作用をするものであり、以下、その
1つ(最左側の熱転写ユニット)について説明する。こ
の熱転写ユニット4は、枠体42に、加熱装置45と、
該加熱装置45によって加熱される熱ローラ41と、該
熱ローラ41を回転させるモータ43とを取付けるとと
もに、熱ローラ41を搬送装置2側に押付けるための押
付けシリンダ47を有している。熱ローラ41は、その
軸が縦向きとなる姿勢で枠体42に支持されている。
又、この熱ローラ41は、この実施例ではシリコン製
で、硬度40°程度の弾性体で形成しており、さらに外
径が例えば220mm、軸方向長さが240mm程度の大きさに形
成されている。
【0030】この熱ローラ41の後側約半周部分は、加
熱装置(電気ヒーター)45で囲繞されており、該加熱
装置45により熱ローラ41を温度120〜200℃の
範囲で加熱するようになっている。
熱装置(電気ヒーター)45で囲繞されており、該加熱
装置45により熱ローラ41を温度120〜200℃の
範囲で加熱するようになっている。
【0031】又、この熱ローラ41は、モータ43によ
り、ローラ周速度が搬送装置2による搬送スピードと等
しくなるようにして、該搬送装置2と同期して回転せし
められる。
り、ローラ周速度が搬送装置2による搬送スピードと等
しくなるようにして、該搬送装置2と同期して回転せし
められる。
【0032】押付けシリンダ47は、熱ローラ41を、
図4において符号Fで示すように転写シート30を介し
てブロック本体Bの側面Baに押付けるもので、使用時
(図3、図4)には該熱ローラ41を40〜130Kgf
の範囲の圧力でブロック本体Bに押付けるようにしてい
る。尚、非運転時には、押付けシリンダ47は図1及び
図3に示すように縮小していて、熱ローラ41を搬送装
置2によるブロック本体Bの搬送位置より外側に後退さ
せている。
図4において符号Fで示すように転写シート30を介し
てブロック本体Bの側面Baに押付けるもので、使用時
(図3、図4)には該熱ローラ41を40〜130Kgf
の範囲の圧力でブロック本体Bに押付けるようにしてい
る。尚、非運転時には、押付けシリンダ47は図1及び
図3に示すように縮小していて、熱ローラ41を搬送装
置2によるブロック本体Bの搬送位置より外側に後退さ
せている。
【0033】エアーノズル7は、転写作用を終えた転写
シート30に冷却エアーを吹き付けて該転写シート30
を冷却するためのものである。このように、エアーノズ
ル7によって転写シートを冷却すると、装飾箔30aが
フイルム状シート30bから剥離され易くなる。
シート30に冷却エアーを吹き付けて該転写シート30
を冷却するためのものである。このように、エアーノズ
ル7によって転写シートを冷却すると、装飾箔30aが
フイルム状シート30bから剥離され易くなる。
【0034】次に、本願実施例の化粧コンクリートブロ
ックの化粧方法を、上記化粧コンクリートブロックの化
粧装置1の作用に関連づけて説明する。この実施例の化
粧コンクリートブロックの化粧方法は、図7に示すよう
にして行われる。即ち、この実施例では、大きく分け
て、コンクリートブロック製造工程101と、下準備工
程102と、装飾箔熱転写工程103と、仕上げ工程1
04を経て製品化される。
ックの化粧方法を、上記化粧コンクリートブロックの化
粧装置1の作用に関連づけて説明する。この実施例の化
粧コンクリートブロックの化粧方法は、図7に示すよう
にして行われる。即ち、この実施例では、大きく分け
て、コンクリートブロック製造工程101と、下準備工
程102と、装飾箔熱転写工程103と、仕上げ工程1
04を経て製品化される。
【0035】コンクリートブロック製造工程101は、
原料を型に入れて成型するコンクリートブロックの成型
(符号111)をした後、蒸気養生(符号112)して
固化せしめる。
原料を型に入れて成型するコンクリートブロックの成型
(符号111)をした後、蒸気養生(符号112)して
固化せしめる。
【0036】下準備工程102は、固化したコンクリー
トブロックの前後各側面Ba,Baに粗面加工を施すた
めにショットブラスト加工(符号121)を行い、次に
装飾箔の接着性能を高めるために該前後各側面Ba,B
aにシーラー吹き付け(符号122)を行い、続いてコ
ンクリートブロックのアルカリ成分を隠蔽するために下
地材吹き付け(符号123)を行い、さらに転写を容易
にするための接着剤となる転写コート吹き付け(符号1
24)を行う。
トブロックの前後各側面Ba,Baに粗面加工を施すた
めにショットブラスト加工(符号121)を行い、次に
装飾箔の接着性能を高めるために該前後各側面Ba,B
aにシーラー吹き付け(符号122)を行い、続いてコ
ンクリートブロックのアルカリ成分を隠蔽するために下
地材吹き付け(符号123)を行い、さらに転写を容易
にするための接着剤となる転写コート吹き付け(符号1
24)を行う。
【0037】このようにして下準備されたブロック本体
Bは、搬入コンベア12(図1、図2)に乗せられて順
次装飾箔熱転写工程103に送られる。このとき、各ブ
ロック本体Bは、その前後各側面Ba,Baが左右に向
き且つ該前後各側面Ba,Baが鉛直姿勢となる状態
で、搬送装置2の入口から順次ほぼ連続状態で供給され
る。
Bは、搬入コンベア12(図1、図2)に乗せられて順
次装飾箔熱転写工程103に送られる。このとき、各ブ
ロック本体Bは、その前後各側面Ba,Baが左右に向
き且つ該前後各側面Ba,Baが鉛直姿勢となる状態
で、搬送装置2の入口から順次ほぼ連続状態で供給され
る。
【0038】装飾箔熱転写工程103では、ブロック本
体Bの前後各側面Ba,Baに装飾箔30aを転写し
(符号131)、転写済みの転写シート30にエアーノ
ズル7,7により冷却エアーを吹き付け(符号13
2)、転写フイルム30bを剥離させる(符号133)
が、この装飾箔熱転写工程103は、上記化粧装置1を
作動させることによって行われる。
体Bの前後各側面Ba,Baに装飾箔30aを転写し
(符号131)、転写済みの転写シート30にエアーノ
ズル7,7により冷却エアーを吹き付け(符号13
2)、転写フイルム30bを剥離させる(符号133)
が、この装飾箔熱転写工程103は、上記化粧装置1を
作動させることによって行われる。
【0039】即ち、化粧装置1を作動させると、搬送装
置2の上下コンベア21,22が一定速度で駆動され、
該上下コンベア21,22間をブロック本体B,B・・
が一列にほぼ連続した状態で搬送される。このとき、左
右の熱転写ユニット4,4(及び5,5、6,6)の各
押付けシリンダ47が伸長していて、加熱装置45によ
って加熱された各熱ローラ41,41が搬送スピードと
等速度で回転しながらそれぞれ転写シート30,30を
介して左右各側からブロック本体Bの前後各側面Ba,
Baに押付けられる。すると、各転写シート30,30
の装飾箔30aがブロック本体Bの前後各側面Ba,B
aにそれぞれ転写される。このとき、熱ローラ41が弾
性体で形成されていることにより、該熱ローラ41の外
面が図5に示すようにブロック本体Bの粗面加工された
前後各側面Ba,Baの小凹凸部に対応して弾性変形
し、転写シート30を前後各側面Ba,Baの凹部内ま
で撓ませるようになる。従って、ブロック本体Bの被転
写面に多少の凹凸部があっても、その凹部まで装飾箔付
着面を確実に接触させることができる。
置2の上下コンベア21,22が一定速度で駆動され、
該上下コンベア21,22間をブロック本体B,B・・
が一列にほぼ連続した状態で搬送される。このとき、左
右の熱転写ユニット4,4(及び5,5、6,6)の各
押付けシリンダ47が伸長していて、加熱装置45によ
って加熱された各熱ローラ41,41が搬送スピードと
等速度で回転しながらそれぞれ転写シート30,30を
介して左右各側からブロック本体Bの前後各側面Ba,
Baに押付けられる。すると、各転写シート30,30
の装飾箔30aがブロック本体Bの前後各側面Ba,B
aにそれぞれ転写される。このとき、熱ローラ41が弾
性体で形成されていることにより、該熱ローラ41の外
面が図5に示すようにブロック本体Bの粗面加工された
前後各側面Ba,Baの小凹凸部に対応して弾性変形
し、転写シート30を前後各側面Ba,Baの凹部内ま
で撓ませるようになる。従って、ブロック本体Bの被転
写面に多少の凹凸部があっても、その凹部まで装飾箔付
着面を確実に接触させることができる。
【0040】そして、搬送装置2の出口付近において、
各転写シート30,30の外面に各エアーノズル7,7
から冷却エアーが吹き付けられることにより、該転写シ
ート30,30が冷却された後、装飾箔を剥離させたフ
イルム状シート30b,30bが巻取り側ローラ32,
32に巻取られる一方、装飾箔30aを転写した化粧済
みのコンクリートブロックAは順次搬送装置2の出口か
ら排出コンベア13上に移乗せしめられる。このよう
に、この化粧装置1を使用すると、装飾箔の転写作業を
自動で且つ連続して行える。
各転写シート30,30の外面に各エアーノズル7,7
から冷却エアーが吹き付けられることにより、該転写シ
ート30,30が冷却された後、装飾箔を剥離させたフ
イルム状シート30b,30bが巻取り側ローラ32,
32に巻取られる一方、装飾箔30aを転写した化粧済
みのコンクリートブロックAは順次搬送装置2の出口か
ら排出コンベア13上に移乗せしめられる。このよう
に、この化粧装置1を使用すると、装飾箔の転写作業を
自動で且つ連続して行える。
【0041】続いて、装飾箔転写済みのコンクリートブ
ロックAは、仕上げ工程104において、装飾箔転写面
に化粧面保護と耐光性能向上のためのトップコートを吹
き付けて(符号141)、図6に示すような製品(化粧
コンクリートブロックA)とされる。
ロックAは、仕上げ工程104において、装飾箔転写面
に化粧面保護と耐光性能向上のためのトップコートを吹
き付けて(符号141)、図6に示すような製品(化粧
コンクリートブロックA)とされる。
【0042】この図6に示す化粧コンクリートブロック
Aでは、ブロック本体Bの前後各側面Ba,Baのそれ
ぞれ全面に所定の模様(例えば御影石、大理石等の天然
石風の模様)Aaが形成されており、外観が本物(例え
ば天然石)のような意匠感を呈するようになる。又、特
にブロック本体Bの前後各側面Ba,Baに粗面加工を
施しているので、より一層天然石風に見えるようにな
り、従来の化粧コンクリートブロックに比して一層商品
価値が高くなる。尚、図6において、ブロック本体Bの
前後各側面Ba,Baに形成された装飾箔Aaは、ごく
薄い膜状のものであるが、図6には理解し易くするため
に該装飾箔Aa部分をかなりの肉厚さで記載している。
Aでは、ブロック本体Bの前後各側面Ba,Baのそれ
ぞれ全面に所定の模様(例えば御影石、大理石等の天然
石風の模様)Aaが形成されており、外観が本物(例え
ば天然石)のような意匠感を呈するようになる。又、特
にブロック本体Bの前後各側面Ba,Baに粗面加工を
施しているので、より一層天然石風に見えるようにな
り、従来の化粧コンクリートブロックに比して一層商品
価値が高くなる。尚、図6において、ブロック本体Bの
前後各側面Ba,Baに形成された装飾箔Aaは、ごく
薄い膜状のものであるが、図6には理解し易くするため
に該装飾箔Aa部分をかなりの肉厚さで記載している。
【図1】本願発明の実施例にかかる化粧コンクリートブ
ロックの化粧装置の平面図である。
ロックの化粧装置の平面図である。
【図2】図1のII−II矢視図である。
【図3】図1のIII−III拡大矢視図である。
【図4】図1の化粧装置の使用状態を示す一部斜視図で
ある。
ある。
【図5】図1の化粧装置の使用状態を示す断面図であ
る。
る。
【図6】本願発明の実施例にかかる化粧コンクリートブ
ロックの斜視図である。
ロックの斜視図である。
【図7】本願発明の実施例にかかる化粧コンクリートブ
ロックの化粧方法を示すブロック図である。
ロックの化粧方法を示すブロック図である。
1は化粧装置、2は搬送装置、3は転写シート供給装
置、4は熱転写ユニット、7はエアーノズル、11は基
台、21は下コンベア、22は上コンベア、30は転写
シート、30aは装飾箔、30bはフイルム状シート、
41は熱ローラ、Aは化粧コンクリートブロック、Aa
は装飾箔、Bはブロック本体、Baは側面である。
置、4は熱転写ユニット、7はエアーノズル、11は基
台、21は下コンベア、22は上コンベア、30は転写
シート、30aは装飾箔、30bはフイルム状シート、
41は熱ローラ、Aは化粧コンクリートブロック、Aa
は装飾箔、Bはブロック本体、Baは側面である。
Claims (5)
- 【請求項1】 コンクリート製のブロック本体(B)の
前後各側面(Ba,Ba)に、それぞれ熱転写による装
飾箔(Aa)を転写させたことを特徴とする化粧コンク
リートブロック。 - 【請求項2】 コンクリート製のブロック本体(B)の
前後各側面(Ba,Ba)に予め粗面加工を施すととも
に、その粗面加工を施したブロック本体(B)の前後各
側面(Ba,Ba)にそれぞれ熱転写による装飾箔(A
a)を転写させたことを特徴とする化粧コンクリートブ
ロック。 - 【請求項3】 コンクリート製のブロック本体(B)を
その前後各側面(Ba,Ba)が鉛直方向に向く姿勢で
立てた状態で、該ブロック本体(B)の前後各側面(B
a,Ba)に、フイルム状シート(30b)の一面に装
飾箔(30a)を付着させた転写シート(30)の装飾
箔付着面をそれぞれ接触させ、各転写シート(30)の
外面からそれぞれ同時に熱ローラ(41,41)を押付
けて、各転写シート(30)に付着させていた装飾箔
(30a)をブロック本体(B)の前後各側面(Ba,
Ba)に転写させることを特徴とする化粧コンクリート
ブロックの化粧方法。 - 【請求項4】 請求項3において、ブロック本体(B)
として前後各側面(Ba,Ba)に予め粗面加工を施し
たものを使用するとともに、熱ローラ(41,41)と
して弾性体を使用して行うことを特徴とする化粧コンク
リートブロックの化粧方法。 - 【請求項5】 コンクリート製のブロック本体(B)を
前後各側面(Ba,Ba)が鉛直となる姿勢で搬送させ
る搬送装置(2)と、該搬送装置(2)の左右各側にあ
って各転写シート(30,30)を搬送装置(2)の搬
送速度と等速度で供給する左右一対の転写シート供給装
置(3,3)と、前記搬送装置(2)によって搬送され
るブロック本体(B)の前後各側面(Ba,Ba)に対
して前記各転写シート(30,30)をその各外面側か
ら押付けて該各転写シートに付着させている装飾箔(3
0a,30a)をそれぞれブロック本体(B)の前後各
側面(Ba,Ba)に転写せしめる左右一対の熱転写ユ
ニット(4,4)を備えたことを特徴とする化粧コンク
リートブロックの化粧装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5236654A JPH0790975A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 化粧コンクリートブロック及びその化粧方法並びにその化粧装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5236654A JPH0790975A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 化粧コンクリートブロック及びその化粧方法並びにその化粧装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0790975A true JPH0790975A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17003817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5236654A Pending JPH0790975A (ja) | 1993-09-22 | 1993-09-22 | 化粧コンクリートブロック及びその化粧方法並びにその化粧装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0790975A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970059429A (ko) * | 1996-01-27 | 1997-08-12 | 피크 존 | 건축 패널 |
KR100363275B1 (ko) * | 2000-09-16 | 2002-12-11 | 제일거울 주식회사 | 형강재의 주면에 전사필림 용착장치 |
JP2012161784A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-30 | Okura Toso Kogyo:Kk | 化粧コンクリートブロックの製造方法、化粧ブロック塀の構築方法及び化粧コンクリートブロック積層体 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446755A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-17 | Osaka Kiko Co Ltd | 表面研磨装置 |
JPH04327979A (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-17 | Toppan Printing Co Ltd | 立体木質用材の印刷塗布方法 |
JPH05125779A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-21 | Sumitomo Cement Co Ltd | インターロツキングブロツク |
-
1993
- 1993-09-22 JP JP5236654A patent/JPH0790975A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446755A (ja) * | 1990-06-08 | 1992-02-17 | Osaka Kiko Co Ltd | 表面研磨装置 |
JPH04327979A (ja) * | 1991-04-26 | 1992-11-17 | Toppan Printing Co Ltd | 立体木質用材の印刷塗布方法 |
JPH05125779A (ja) * | 1991-11-05 | 1993-05-21 | Sumitomo Cement Co Ltd | インターロツキングブロツク |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR970059429A (ko) * | 1996-01-27 | 1997-08-12 | 피크 존 | 건축 패널 |
KR100363275B1 (ko) * | 2000-09-16 | 2002-12-11 | 제일거울 주식회사 | 형강재의 주면에 전사필림 용착장치 |
JP2012161784A (ja) * | 2011-01-17 | 2012-08-30 | Okura Toso Kogyo:Kk | 化粧コンクリートブロックの製造方法、化粧ブロック塀の構築方法及び化粧コンクリートブロック積層体 |
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