JPH0790481A - 耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板およびその製造方法 - Google Patents

耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板およびその製造方法

Info

Publication number
JPH0790481A
JPH0790481A JP22736293A JP22736293A JPH0790481A JP H0790481 A JPH0790481 A JP H0790481A JP 22736293 A JP22736293 A JP 22736293A JP 22736293 A JP22736293 A JP 22736293A JP H0790481 A JPH0790481 A JP H0790481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
steel sheet
point
less
phase
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22736293A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Ishikawa
忠 石川
Hiroshi Takezawa
博 竹澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Steel Corp filed Critical Nippon Steel Corp
Priority to JP22736293A priority Critical patent/JPH0790481A/ja
Publication of JPH0790481A publication Critical patent/JPH0790481A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Heat Treatment Of Steel (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、溶接構造物の疲労強度を向上させ
るために、鋼板組織に降伏強度の低い組織を分散させる
ことにより、疲労亀裂を進展しにくくさせた耐疲労亀裂
進展性に優れた鋼板とその製造方法に関するものであ
る。 【構成】 鋼板の厚み領域の中で厚み1mm以上の所定厚
領域内に、その母相の降伏強度より降伏強度の80%以
下である第二相が母相内部に5〜50%の面積率で分散
していることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に優れた
鋼板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、溶接構造物の疲労強度
を向上させるために、鋼板組織に降伏強度の低い組織を
分散させることにより、疲労亀裂を進展しにくくさせた
耐疲労亀裂進展性に優れた鋼板とその製造方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】構造物の軽量化、大容量化の要求に応
え、構造用鋼板の高強度化が急速に進んでいる。しかし
ながら、繰り返し荷重を受ける構造物では、降伏強度の
みならず疲労強度を考慮しなければならず、高強度化の
ニーズに応えることができない場合があり、疲労強度の
向上が切望されている。特に、溶接構造物では溶接止端
部から疲労亀裂の発生する場合が多く、鋼材の強度を向
上させても疲労強度は殆ど向上しない。溶接構造物の疲
労強度は、主として溶接部の止端部形状によって支配さ
れることが知られており、溶接部の止端部処理等の疲労
強度向上策が適用されることがある。しかし、止端部処
理は、構造物の建造工数を増大させるばかりでなく、溶
接部位によっては止端部処理が実施できない場合も多
く、鋼材面から疲労強度向上が切望されている。
【0003】溶接継手部の疲労破壊は一般に応力集中の
大きな溶接止端部から発生するため、発生特性は溶接止
端部形状に大きく影響され、鋼材組成、組織には殆ど影
響しないことが知られている。そこで、鋼材組織を制御
して疲労特性を向上させるためには止端部で発生した板
厚方向への疲労亀裂の伝播を遅延させることが有効であ
る。疲労亀裂伝播を遅延させるためには、疲労亀裂伝播
面に垂直方向に亀裂を分岐させることが有効であること
が Proceedings of an international conferencespons
ored by Metals Society(21-23, October, 1981, Londo
n)のP.79〜に記載されている。また同様な方法と
して日本造船学会論文集Vol.169,pp.257−26
6では微小セパレーションによる疲労亀裂伝播速度向上
効果を示しており、セパレーション指数が大きい程微小
セパレーションも発生しやすいとの報告がなされてい
る。しかしながら、西部造船学会報ではセパレーション
指数のきわめて大きな鋼板(SImax :0.8)でも廻
し溶接曲げ疲労強度の改善は顕著ではなく、新たな技術
が求められている。
【0004】また、鋼板の板厚方向に強度差を単調かつ
連続的に付与して、板厚貫通亀裂の伝播速度を小さくさ
せる技術が特開平3−291355号公報に開示されて
いる。しかし、この方法は板厚方向へ単調で非対象な強
度分布を付与させるために製造過程での変形の回避が難
しく、その後の矯正工程が必要となる。また、ΔKの大
きい方がその遅延効果が顕著なため、強度が一定勾配で
変化する当該発明材では、亀裂進展の初期での遅延効果
は期待できず、更に新たな技術が切望されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、疲労強度を
向上させるために、疲労亀裂伝播を抑制させる組織制御
を実施した鋼板とその製造技術を提供することを課題と
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は次の通り
である。 (1)鋼板の厚み領域の中で厚み1mm以上の所定厚領域
内に、その母相の降伏強度の80%以下である第二相が
母相内に5〜50%の面積率で分散していることを特徴
とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。 (2)鋼板の厚み領域の中で厚み1mm以上の所定厚領域
内で、平均円相当粒径が20μm以下の細粒組織からな
るその母相内に、円相当径が母相の3倍程度以上の粗大
フェライトが平均的に分散し、断面組織上で全体の5%
以上50%以下の面積分率であることを特徴とする組織
を有する耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。
【0007】(3)Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは
鋼板を、圧延中途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をt
とした時、表層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t
(mm)以上、0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速で
Ar3 点以下まで急冷して、その後、当該表層部がAr
3 以下の温度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3
以上Ac3 ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了
し、その後Ac3 点以上に復熱させることなく冷却し、
引続き、あるいは再加熱により(Ac1 −200)℃か
ら(Ac1 −100)℃の範囲で300秒以上滞留させ
ることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板の
製造方法。
【0008】(4)Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは
鋼板を、圧延中途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をt
とした時、表層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t
(mm)以上、0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速で
Ar3 点以下まで急冷して、その後、当該表層部がAr
3 以下の温度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3
以上Ac3 ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了
し、その後Ac3 −30℃〜Ac3 +30℃の範囲に復
熱させた後、少なくともAr1 点迄を当該表層部を1℃
/sec以上の冷速で冷却することを特徴とする耐疲労亀裂
進展特性に優れた大型溶接構造用鋼板の製造方法。 (5)Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、Ar
3 点以上の未再結晶温度域で圧下率30%以上の圧延を
行い、更にAr3 点以下の温度で圧下率30%以上の圧
延を実施した鋼板を熱処理により部分的にフェライト粒
成長をさせることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に優
れた大型溶接構造用鋼板の製造方法。なお、ここで母相
とは、所定の領域において50%以上の占有率を占める
主体となる微視組織である。
【0009】本発明において、対象とする構造用鋼は、
例えば前記した特公昭58−14849号公報に記載さ
れ、次記するように、通常の溶接構造用鋼が所要の材質
を得るために、従来から当業分野での活用で確認されて
いる作用・効果の関係を基に定めている添加元素の種類
と量を同様に使用して同等の作用と効果が得られる。従
って、これ等を含む鋼を本発明は対象鋼とするものであ
るが、主要な成分として少なくとも次の元素が、C:
0.02〜0.2%、Si:0.01〜1.0%、A
l:0.01〜0.2%、Mn:0.3〜2.0%の範
囲である化学成分を有する鋼板における上記の第一から
第五の手段も本発明に含まれるものである。
【0010】これ等の各成分元素とその添加理由と量を
以下に示す。Cは、鋼の強度を向上する有効な成分とし
て添加するものであるが、0.20%を超える過剰な含
有量では、フェライト粒の成長時にフェライト周辺に排
出するC濃度が高くなりセメンタイトを形成してしまう
ので、0.02%以上、0.20%以下に規制する。S
iは溶鋼の脱酸元素として必要であり、また強度増加元
素として有用であるが、1.0%を超えて過剰に添加す
ると、鋼の加工性を低下させ、溶接部の靭性を劣化させ
る。また、0.01%未満では脱酸効果が不十分なた
め、添加量を0.01〜1.0%に規制する。
【0011】Mnも脱酸成分元素として必要であり、
0.3%未満では鋼の清浄度を低下し、加工性を害す
る。また鋼材の強度を向上する成分として0.3%以上
の添加が必要である。しかし、Mnは変態温度を下げる
ので、過剰の添加により2相域圧延温度が下がりすぎ、
変形抵抗の上昇をきたすので、2.0%を上限とする。
【0012】AlおよびNは、Al窒化物による鋼の微
細化の他、圧延過程での固溶、析出により、鋼の結晶方
位の整合および再結晶に有効な働きをさせるために添加
する。しかし、添加量が少ない時にはその効果がなく、
過剰の場合には鋼の靭性を劣化させるので、Al:0.
001〜0.20%、N:0.020%以下に限定す
る。
【0013】以上が、本発明が対象とする鋼の基本成分
であるが、母材強度の上昇のためにNi,Cu,Mo,
Nb,V等の合金元素を必要に応じて添加する場合、あ
るいは、継手靭性の向上の目的のためにTi,B,Z
r,希土類元素,Mg等を必要に応じて添加する場合に
は、炭素当量が高くなりすぎるとフェライト粒成長によ
る低降伏強度化が達成できないので、Cu:1%以下、
Ni:3.7%以下、Nb:0.02%以下が望まし
い。
【0014】
【作用】発明者らは、疲労亀裂の進展機構を研究する過
程で、疲労亀裂伝播が亀裂先端の塑性域進展と密接な関
係にあり、亀裂先端に生じるすべり変形が繰り返されて
次第に亀裂として進展することを突き止めた。更に、疲
労亀裂先端にすべり変形しにくい領域が存在すると疲労
亀裂が伝播しにくいことを明らかにした。この現象は、
特開平3−29135号公報で開示されている「板厚方
向に単調(一定勾配で)かつ連続的な強度勾配を付与す
る」ことにより、亀裂先端に蓄積される塑性歪範囲を徐
々に減少させて疲労亀裂の進展を阻止しようとする技術
とは異なり、巨視的に急激な降伏強度を変化させたすべ
り変形のしにくい領域を亀裂先端全面に存在させ、塑性
歪を受ける領域を亀裂進展方向から分散させてしまうこ
とにより生ずるものである。
【0015】発明者らは、この知見を更に微視的な疲労
亀裂の伝播制御に応用できると考え、微視組織の中に母
相組織より降伏強度の低い相を分散させた混粒組織を試
作し、降伏強度の低い相と母相の境界を疲労亀裂が通過
する挙動を詳細に観察した。その結果、微視的組織でも
降伏強度の急変する境界近傍で疲労亀裂の伝播が大幅に
遅延することが知見された。図1には、降伏強度の差異
とその境界での疲労亀裂伝播遅延効果の関係を示す。降
伏強度の差が20%以上あれば亀裂伝播の障害になるこ
とが知見された。
【0016】微視的に降伏強度の差異を確保するために
はフェライト粒径差を活用することができる。ペッチの
法則として粒径と降伏強度の関係が知られているが、念
のため粗大フェライトから細粒の母相へ亀裂が進展する
際の微視的伝播速度を疲労試験機を走査型電顕に組み込
んだ直接観察装置により測定した。その結果、粗大な1
つのフェライト粒から母相へ亀裂が進む際にも確実に亀
裂進展が遅延することが知見され、粗大なフェライトを
分散させておくことで亀裂進展の障害を数多く存在させ
ることが可能であることを知見したのである。測定結果
の一例を図2に示す。
【0017】母相と粗大フェライト相の粒径を種々変化
させて、疲労亀裂伝播遅延を生ぜしめるには約3倍程度
の粒径差が必要であることを知見したが、母相の粒径が
20μm以上ではその3倍の粒径となる粗大フェライト
粒による靭性劣化が顕著であるので、母相粒径は20μ
m以下が望ましい。また、本発明による亀裂遅延効果は
きわめて大きいため、鋼板表面から発生する疲労亀裂に
対しては、鋼板板厚全体にわたり当該組織を付与させる
必要は必ずしもなく、疲労破壊発生起点になりやすい溶
接止端部直下でも熱影響部の受けない領域を確保するた
めに、1mm以上の領域が当該組織となればよいことも知
見した。表面から1.5mm程度当該組織の改善を行った
鋼板の亀裂伝播の様子をビーチマーク法を適用して観察
した破面の模式図を図3に示す。図中aは組織改善層、
bは表層組織部によりピンニングされる。
【0018】本発明にかかる鋼材、すなわち微視的に降
伏強度の異なる相から構成される微視組織を有する鋼板
を製造する手段は、何等限定を要するものではないが、
例えば、昇温過程中のフェライト圧下率で50%以上の
加工を与え、且つオーステナイト化への逆変態を防止す
れば、転位密度の高い超細粒組織層を形成でき、その後
の熱処理により表層部のみを高い転位密度を活用して部
分的にフェライト粒成長を生じさせ、粗大粒化すること
により超細粒組織内に粗大なフェライトを分散させ得る
ことを知見した。また、昇温加工後の最高復熱温度を比
較的高温であるAc3 点近傍にすると、その後の熱処理
なしでも部分的に粗大フェライト粒が生成することを知
見した。尚、上記の圧下率50%以下の場合には、超細
粒組織とならずその後の粒成長も生じ得なかったので、
圧下率を50%以上とした。
【0019】
【実施例】実施例の供試鋼の成分を表1に、製造条件お
よび得られた材質を表2に比較例と共に示す。
【0020】
【表1】
【0021】
【表2】
【0022】
【表3】
【0023】
【表4】
【0024】
【表5】
【0025】疲労特性を評価するために、試験片幅80
mm、曲げスパン220mm、試験片中央に高さ2mmの突起
をつけ、そこに切り欠きを施すことにより、疲労亀裂発
生を容易にして疲労亀裂伝播特性を抽出する工夫をした
表面疲労亀裂伝播試験をビーチマーク法を適用して実施
し、板厚方向への亀裂伝播速度を測定した。更に、試験
片幅80mmの試験板中央に廻し溶接を施工し、軸力によ
る疲労試験を実施し、2×106 回の疲労強度を求め
た。
【0026】本発明例である試験番号1〜12は母相内
に粗大フェライトを分散させた鋼板であり、分散された
粗大フェライト粒径は母相のフェライト粒径よりも3倍
以上大きく、その分散したフェライトが存在する表層部
の厚みも1mm以上あり、Δσ=240MPa の高い繰り返
し応力下でも比較例より破断寿命が長く、また廻し溶接
継手部での2×106 回の疲労強度も大幅に向上してい
た。本発明例の1〜4,8〜12は所定の圧延中途中水
冷、昇温圧延、熱処理等を実施しているものであり、本
発明例5,6はAr3 以下の温度で強圧化した後、所定
の熱処理でほぼ板厚の全体にわたり、粗大フェライトを
分散させた鋼板である。
【0027】また本発明例7は、昇温後の復熱温度を所
定の温度域まで高めたものであり、圧延後の熱処理を適
用せずとも、所定の粗大フェライトを分散された組織を
有している。一方、比較例13は所定の圧延中途中水
冷、昇温圧延を実施しているものの、圧延終了温度が高
かったので、残留転位密度が減少してしまい、その後所
定の熱処理を適用してもフェライト粒径はあまり変化せ
ず、疲労亀裂伝播遅延効果が本発明例より劣化した。比
較例14は、所定の昇温圧延、その後の冷却まで適用し
たが、熱処理温度が高すぎたので、母相部全体がオース
テナイト化してしまい、その後の徐冷によりフェライト
変態したものの、所定の組織は得られず、疲労特性も本
発明例のレベルには達しなかった。
【0028】比較例15,16は、所定の昇温圧延にお
いて圧延終了温度が高かったので、残留転位密度を表層
部に高めることができず、その後の熱処理でも部分的に
フェライトを粗大化できなかった。また、比較例17,
18,21〜24は熱処理を適用していないため所定の
組織は得られず、疲労特性向上のメリットは当然のこと
ながら得られていない。更に、比較例19,20は熱処
理温度をAc3 以上としたため、表面から9mmにわたっ
て全体がフェライト粒が粗大化してしまい所定の組織は
得られなかった。
【0029】
【発明の効果】例えば船体の縦通肋骨や海洋構造物のよ
うに、その表面から疲労亀裂が発生・伝播する大型構造
物に対し、本発明にかかる鋼板を使用することにより、
設計面および施工面での特別な配慮を必要とせずに、高
い疲労亀裂伝播阻止性能を前記大型構造物に付与するこ
とが可能となった。したがって、前記大型構造物をコス
トの上昇を伴わずに、十分に確保することが可能とな
り、当業分野はもちろん、関連分野にもたらす効果が大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】降伏強度の変化する境界での疲労亀裂伝播速度
に及ぼす降伏強度の差の影響の図表。
【図2】疲労亀裂伝播挙動の直接観察により測定した微
視組織と亀裂伝播挙動の関係の図表。
【図3】表層部1.5mmを改質した表面疲労亀裂伝播試
験片での疲労亀裂伝播の様子のビーチマークによる亀裂
進展観察結果の模式図。

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板の厚み領域の中で厚み1mm以上の所
    定厚領域内に、その母相の降伏強度より降伏強度の80
    %以下である第二相が母相内部に5〜50%の面積率で
    分散している耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。
  2. 【請求項2】 少なくとも C :0.02〜0.2%、 Si:0.01〜1.0%、 Al:0.01〜0.2%、 Mn:0.3〜2.0% の範囲で、残部がFeと不可避的に含有する不純物元素
    よりなる請求項1に記載された耐疲労亀裂進展特性に優
    れた鋼板。
  3. 【請求項3】 少なくとも C :0.02〜0.2%、 Si:0.01〜1.0%、 Al:0.01〜0.2%、 Mn:0.3〜2.0% の範囲である化学成分を有し、更に Ti:0.007〜0.020%、 Nb:0.003〜0.020%、 B :0.0003〜0.0010% のうちの1種類以上をも含み、残部が実質的にFeと不
    可避的に含有する不純物元素よりなる請求項1に記載さ
    れた耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。
  4. 【請求項4】 少なくとも C :0.02〜0.2%、 Si:0.01〜1.0%、 Al:0.01〜0.2%、 Mn:0.3〜2.0% の範囲である化学成分を有し、更に Cu:0.1〜1.0%、 Ni:0.1〜3.7% のうちの1種類以上をも含み、残部が実質的にFeと不
    可避的に含有する不純物元素よりなる請求項1に記載さ
    れた耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。
  5. 【請求項5】 少なくとも C :0.02〜0.2%、 Si:0.01〜1.0%、 Al:0.01〜0.2%、 Mn:0.3〜2.0% の範囲である化学成分を有し、更に Ti:0.007〜0.020%、 Nb:0.003〜0.020%、 B :0.0003〜0.0010%、 Cu:0.1〜1.0%、 Ni:0.1〜3.7% のうちの2種類以上をも含み、残部が実質的にFeと不
    可避的に含有する不純物元素よりなる請求項1に記載さ
    れた耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。
  6. 【請求項6】 鋼板の厚み領域の中で厚み1mm以上の所
    定厚領域内に、平均円相当粒径が20μm以下の細粒組
    織からなるその母相内に、円相当径が母相の3倍程度以
    上の粗大フェライトが平均的に分散し、断面組織上で全
    体の5%以上50%以下の面積分率である組織を有する
    耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。
  7. 【請求項7】 少なくとも C :0.02〜0.2%、 Si:0.01〜1.0%、 Al:0.01〜0.2%、 Mn:0.3〜2.0% の範囲で、残部がFeと不可避的に含有する不純物元素
    よりなる請求項6に記載された耐疲労亀裂進展特性に優
    れた鋼板。
  8. 【請求項8】 少なくとも C :0.02〜0.2%、 Si:0.01〜1.0%、 Al:0.01〜0.2%、 Mn:0.3〜2.0% の範囲である化学成分を有し、更に Ti:0.007〜0.020%、 Nb:0.003〜0.020%、 B :0.0003〜0.0010% のうちの1種類以上をも含み、残部が実質的にFeと不
    可避的に含有する不純物元素よりなる請求項6に記載さ
    れた耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。
  9. 【請求項9】 少なくとも C :0.02〜0.2%、 Si:0.01〜1.0%、 Al:0.01〜0.2%、 Mn:0.3〜2.0% の範囲である化学成分を有し、更に Cu:0.1〜1.0%、 Ni:0.1〜3.7% のうちの1種類以上をも含み、残部が実質的にFeと不
    可避的に含有する不純物元素よりなる請求項6に記載さ
    れた耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。
  10. 【請求項10】 少なくとも C :0.02〜0.2%、 Si:0.01〜1.0%、 Al:0.01〜0.2%、 Mn:0.3〜2.0% の範囲である化学成分を有し、更に Ti:0.007〜0.020%、 Nb:0.003〜0.020%、 B :0.0003〜0.0010% Cu:0.1〜1.0%、 Ni:0.1〜3.7% のうちの2種類以上をも含み、残部が実質的にFeと不
    可避的に含有する不純物元素よりなる請求項6に記載さ
    れた耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板。
  11. 【請求項11】 請求項2に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中
    途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表裏
    層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t(mm)以上、
    0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速でAr3 点以
    下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温
    度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3 点以上Ac3
    ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了し、その後
    Ac3 点以上に復熱させることなく冷却し、引続き、あ
    るいは再加熱により(Ac1 −200)℃から(Ac1
    −100)℃の範囲で300秒以上滞留させ、鋼板の厚
    み領域の中で厚み1mm以上の所定厚領域内に、その母相
    の降伏強度より降伏強度の80%以下である第二相が母
    相内部に5〜50%の面積率で分散していることを特徴
    とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項3に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中
    途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表裏
    層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t(mm)以上、
    0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速でAr3 点以
    下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温
    度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3 点以上Ac3
    ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了し、その後
    Ac3 点以上に復熱させることなく冷却し、引続き、あ
    るいは再加熱により(Ac1 −200)℃から(Ac1
    −100)℃の範囲で300秒以上滞留させ、鋼板の厚
    み領域の中で厚み1mm以上の所定厚領域内に、その母相
    の降伏強度より降伏強度の80%以下である第二相が母
    相内部に5〜50%の面積率で分散していることを特徴
    とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板の製造方法。
  13. 【請求項13】 請求項4に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中
    途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表裏
    層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t(mm)以上、
    0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速でAr3 点以
    下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温
    度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3 点以上Ac3
    ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了し、その後
    Ac3 点以上に復熱させることなく冷却し、引続き、あ
    るいは再加熱により(Ac1 −200)℃から(Ac1
    −100)℃の範囲で300秒以上滞留させ、鋼板の厚
    み領域の中で厚み1mm以上の所定厚領域内に、その母相
    の降伏強度より降伏強度の80%以下である第二相が母
    相内部に5〜50%の面積率で分散していることを特徴
    とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板の製造方法。
  14. 【請求項14】 請求項5に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中
    途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表裏
    層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t(mm)以上、
    0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速でAr3 点以
    下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温
    度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3 点以上Ac3
    ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了し、その後
    Ac3 点以上に復熱させることなく冷却し、引続き、あ
    るいは再加熱により(Ac1 −200)℃から(Ac1
    −100)℃の範囲で300秒以上滞留させ、鋼板の厚
    み領域の中で厚み1mm以上の所定厚領域内に、その母相
    の降伏強度より降伏強度の80%以下である第二相が母
    相内部に5〜50%の面積率で分散していることを特徴
    とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板の製造方法。
  15. 【請求項15】 請求項2に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中
    途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表裏
    層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t(mm)以上、
    0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速でAr3 点以
    下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温
    度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3 点以上Ac3
    ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了し、その後
    Ac3 −30℃〜Ac3 +30℃の範囲に復熱させた
    後、少なくともAr1 点迄を当該表層部を1℃/sec以上
    の冷速で冷却し、鋼板の厚み領域の中で厚み1mm以上の
    所定厚領域内に、その母相の降伏強度より降伏強度の8
    0%以下である第二相が母相内部に5〜50%の面積率
    で分散していることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に
    優れた鋼板の製造方法。
  16. 【請求項16】 請求項3に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中
    途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表裏
    層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t(mm)以上、
    0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速でAr3 点以
    下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温
    度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3 点以上Ac3
    ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了し、その後
    Ac3 −30℃〜Ac3 +30℃の範囲に復熱させた
    後、少なくともAr1 点迄を当該表層部を1℃/sec以上
    の冷速で冷却し、鋼板の厚み領域の中で厚み1mm以上の
    所定厚領域内に、その母相の降伏強度より降伏強度の8
    0%以下である第二相が母相内部に5〜50%の面積率
    で分散していることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に
    優れた鋼板の製造方法。
  17. 【請求項17】 請求項4に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中
    途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表裏
    層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t(mm)以上、
    0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速でAr3 点以
    下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温
    度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3 点以上Ac3
    ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了し、その後
    Ac3 −30℃〜Ac3 +30℃の範囲に復熱させた
    後、少なくともAr1 点迄を当該表層部を1℃/sec以上
    の冷速で冷却し、鋼板の厚み領域の中で厚み1mm以上の
    所定厚領域内に、その母相の降伏強度より降伏強度の8
    0%以下である第二相が母相内部に5〜50%の面積率
    で分散していることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に
    優れた鋼板の製造方法。
  18. 【請求項18】 請求項5に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、圧延中
    途中水冷時の板厚をt0 、製品板厚をtとした時、表裏
    層から少なくとも板厚方向に1×t0 /t(mm)以上、
    0.3×t0 の領域を2℃/sec以上の冷速でAr3 点以
    下まで急冷して、その後、当該表層部がAr3 以下の温
    度から圧延を開始もしくは再開し、Ar3 点以上Ac3
    ℃迄の範囲で圧下率50%以上の圧延を終了し、その後
    Ac3 −30℃〜Ac3 +30℃の範囲に復熱させた
    後、少なくともAr1 点迄を当該表層部を1℃/sec以上
    の冷速で冷却し、鋼板の厚み領域の中で厚み1mm以上の
    所定厚領域内に、その母相の降伏強度より降伏強度の8
    0%以下である第二相が母相内部に5〜50%の面積率
    で分散していることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に
    優れた鋼板の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項2に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、Ar3
    点以上の未再結晶温度域で圧下率30%以上の圧延を行
    い、更にAr3 点以下の温度で圧下率30%以上の圧延
    を実施した鋼板を、熱処理により部分的にフェライト粒
    成長をさせ、母相の降伏強度より降伏強度の80%以下
    である第二相が母相内部に5〜50%の面積率で分散し
    ていることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼
    板の製造方法。
  20. 【請求項20】 請求項3に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、Ar3
    点以上の未再結晶温度域で圧下率30%以上の圧延を行
    い、更にAr3 点以下の温度で圧下率30%以上の圧延
    を実施した鋼板を、熱処理により部分的にフェライト粒
    成長をさせ、母相の降伏強度より降伏強度の80%以下
    である第二相が母相内部に5〜50%の面積率で分散し
    ていることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼
    板の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項4に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、Ar3
    点以上の未再結晶温度域で圧下率30%以上の圧延を行
    い、更にAr3 点以下の温度で圧下率30%以上の圧延
    を実施した鋼板を、熱処理により部分的にフェライト粒
    成長をさせ、母相の降伏強度より降伏強度の80%以下
    である第二相が母相内部に5〜50%の面積率で分散し
    ていることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼
    板の製造方法。
  22. 【請求項22】 請求項5に記載された化学成分を有す
    る、Ac3 点以上の温度の鋼片もしくは鋼板を、Ar3
    点以上の未再結晶温度域で圧下率30%以上の圧延を行
    い、更にAr3 点以下の温度で圧下率30%以上の圧延
    を実施した鋼板を、熱処理により部分的にフェライト粒
    成長をさせ、母相の降伏強度より降伏強度の80%以下
    である第二相が母相内部に5〜50%の面積率で分散し
    ていることを特徴とする耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼
    板の製造方法。
JP22736293A 1993-09-13 1993-09-13 耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板およびその製造方法 Pending JPH0790481A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22736293A JPH0790481A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22736293A JPH0790481A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0790481A true JPH0790481A (ja) 1995-04-04

Family

ID=16859615

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22736293A Pending JPH0790481A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0790481A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005240176A (ja) * 2004-01-30 2005-09-08 Jfe Steel Kk 板厚方向の強度均一性および耐疲労亀裂伝播特性に優れた鋼材の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005240176A (ja) * 2004-01-30 2005-09-08 Jfe Steel Kk 板厚方向の強度均一性および耐疲労亀裂伝播特性に優れた鋼材の製造方法
JP4687122B2 (ja) * 2004-01-30 2011-05-25 Jfeスチール株式会社 板厚方向の強度均一性および耐疲労亀裂伝播特性に優れた鋼材の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4058097B2 (ja) アレスト性に優れた高強度厚鋼板
KR100558429B1 (ko) 변형 성능이 우수한 고강도 강판, 고강도 강관 및 제조 방법
JP4161935B2 (ja) 熱延鋼板およびその製造方法
JP2005509740A (ja) 溶接熱影響部の靭性が優れた溶接構造用鋼材、その製造方法及びこれを用いた溶接構造物
JPH11140582A (ja) 溶接熱影響部靱性に優れた高靱性厚鋼板およびその製造方法
KR20070094846A (ko) 고강도 후강판 및 그의 제조 방법, 및 고강도 강관
JP5082667B2 (ja) アレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板およびその製造方法
JP2004515653A (ja) 溶接構造物用のTiN+ZrNを析出させている鋼板、及びそれを製造するための方法、並びにそれを用いる溶接構造物
JP2004514792A (ja) 溶接構造物用のTiN+MnSを析出させている鋼板、及びそれを製造するための方法、並びにそれを用いる溶接構造物
JP3037855B2 (ja) 耐疲労亀裂進展特性の良好な鋼板およびその製造方法
JP2008214653A (ja) 脆性亀裂伝播停止特性に優れた構造用高強度厚鋼板およびその製造方法
JPH111742A (ja) 疲労き裂伝播特性の優れた鋼材及びその製造方法
JP5051001B2 (ja) 圧延方向に対し45°方向のアレスト特性に優れた高強度厚肉鋼板およびその製造方法
JP2007162076A (ja) 加工性および疲労特性に優れる熱延鋼板及びその鋳造方法
JP3242303B2 (ja) 超微細粒を有する延性、靱性、疲労特性、強度延性バランスに優れた高張力熱延鋼板およびその製造方法
JP2008266792A (ja) 熱延鋼板
JP2008013812A (ja) 高靭性高張力厚鋼板およびその製造方法
JP2013129885A (ja) 脆性亀裂伝播停止特性に優れた高強度厚鋼板の製造方法
JP2004315925A (ja) 靭性および溶接性に優れた低降伏比高強度鋼
JP2659654B2 (ja) 脆性破壊特性と疲労特性に優れた鋼板とその製造方法
JPH0790481A (ja) 耐疲労亀裂進展特性に優れた鋼板およびその製造方法
JP3032669B2 (ja) 耐疲労破壊特性のよい鋼板およびその製造方法
JP2662485B2 (ja) 低温靭性の良い鋼板およびその製造方法
JPH108132A (ja) 靭性に優れた厚鋼板の製造方法
JP2807592B2 (ja) 耐脆性破壊特性の良好な構造用鋼板の製造方法