JPH0790265B2 - 押出機の型材牽引装置 - Google Patents

押出機の型材牽引装置

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JPH0790265B2
JPH0790265B2 JP1093947A JP9394789A JPH0790265B2 JP H0790265 B2 JPH0790265 B2 JP H0790265B2 JP 1093947 A JP1093947 A JP 1093947A JP 9394789 A JP9394789 A JP 9394789A JP H0790265 B2 JPH0790265 B2 JP H0790265B2
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昌弘 本田
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は押出機(押出プレス装置)から押出された型材
を牽引するための型材牽引装置に関する。詳しくは、プ
ラーがランアウトテーブルの上方を往復動される押出機
の型材牽引装置に関する。
[従来の技術] 押出機から押出された型材は、一般に、型材牽引装置の
プラーにより牽引されて直線状態を維持しながらランア
ウトテーブル上に引き出される(例えば実開昭52-36743
号)。
実開昭52-36743号では、型材牽引装置がランアウトテー
ブルの側方に配置されており、広い設置スペースが必要
とされるので、型材牽引装置がランアウトテーブルの上
方に配置されるようにしたものも用いられている。この
場合、プラーは、ランアウトテーブルの上方に設置され
たレールに沿って走行される。
なお、このプラーには押出された型材を把持するための
クランプが設けられている。
[発明が解決しようとする課題] 型材牽引装置がランアウトテーブルの上方に設置された
従来の押出機の型材牽引装置においては、プラーは走行
駆動装置を搭載した自走式のものとされており、往復移
動するプラーに対し給電するための設備が必要であっ
た。
また、該プラーに設けられたクランプを開閉駆動させる
ための油圧装置も該プラーに搭載されていた。従って、
移動するプラーに対し油圧を供給するための設備も必要
であった。
このようなことから、従来の押出機の型材牽引装置にあ
っては、給電設備や油圧設備が大掛りとなり、装置構成
コストが嵩んでいた。
[課題を解決するための手段] 本発明の押出機の型材牽引装置は、ランアウトテーブル
の上方に該ランアウトテーブル(12)に沿って設置され
たプラー案内装置と、該プラー案内装置に案内されてラ
ンアウトテーブル上方をラン方向に往復可能であり、か
つ型材把持用のクランプを有する非自走式プラー(24,2
6)と、前記プラーとは別体に固定設置されており、プ
ラーに対し走行駆動力伝達部材を介して走行駆動力を与
える走行駆動装置(28,30,32)と、前記プラーとは別体
に設けられており、プラーのクランプ(124)に対し把
持開閉駆動力伝達部材を介して開閉駆動力を与えるクラ
ンプ駆動装置と、を備えており、該プラー案内装置は、
プラーの往動時案内用の下段側の主レール(18,18a,18
b)と、プラーの復動時案内用の上段側の主レール(16,
16a,16b)と、これら主レールの長さ方向両端側にそれ
ぞれ設置されており、プラーを上段側の主レールと下段
側の主レールとの間で移載させる移載装置(20,21,22,2
3)とを備えており、かつ、該プラー案内装置が2装
置、併列設置され、各プラー案内装置に前記プラーが設
置されており、さらに、各プラー案内装置は、該主レー
ルと平行でかつ該主レールの下方に配置されたガイドレ
ール(58a,58b)を備えており、前記プラーは、該ガイ
ドレールに案内されて移動可能なレバー保持プレート
(62)と、前記主レールに案内されて移動可能な昇降プ
レート(60)と、該レバー保持プレートと該昇降プレー
トとを上下方向への相対移動を許容し、ランアウトテー
ブル幅方向への移動を阻止するように連繋している連繋
装置(76,78)とを備えており、前記クランプ(124)は
該昇降プレート(60)に取り付けられている [作用] 本発明の押出機の型材牽引装置によると、押出機から押
出された型材は、プラーのクランプによって把持される
と共に、該プラーがプラー案内装置に沿って走行される
ことにより牽引され、ランアウトテーブル上に引き出さ
れる。
このプラーは非自走式であり、プラーの走行駆動力は、
プラーとは別体に固定設置された走行駆動装置から走行
駆動力伝達部材を介して与えられるものである。従っ
て、プラーに走行駆動装置を搭載することが不要であ
る。
同様に、クランプも、プラー外部に設置されたクランプ
駆動装置により、その把持開閉作動が行なわれる。
このように、本発明によると、プラーに対し電力や油圧
を供給するための設備が不要となる。
なお、プラーに走行装置やクランプ駆動装置を搭載しな
いので、プラーの重量軽減を図ることができる。
本発明において、プラーは下段側主レールに沿って移動
するときに型材を把持してその牽引を行なう。主レール
の往動側の端部にまで達すると、クランプの把持を開放
すると共に、移載装置により上段側主レールに移載され
る。
一方のプラー案内装置のプラーが下段側主レールに沿っ
て型材の牽引移動を行なっているときに、他方のプラー
案内装置のプラーは上段側主レールに沿って押出機に向
って復動している。
上記一方のプラー案内装置において、プラーが主レール
の往動側の端部に達して、型材の開放及び上段側主レー
ルへの移動を行なっているときに、上記他方のプラー案
内装置では、プラーが上段側主レールから下段側主レー
ルに移載される。その後、該他方のプラーは型材の把持
を行ない、型材を牽引する。
この一連の工程を繰り返すことにより、連続的に型材の
牽引作動が行なわれる。
この場合、プラーの往動時にはプラーは下段側主レール
に沿って走行し、復動時には上段側主レールに沿って走
行する。従って、2装置のプラー案内装置が併列設置さ
れていても、各プラー案内装置のプラーは干渉し合うこ
となく円滑に移動する。
プラーに設けられたレバー保持プレートがガイドレール
に案内されることにより、プラーのランアウトテーブル
幅方向への揺動が阻止される。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明する。
第1図〜第4図は実施例装置の構成及び作動の概要図で
ある。符号10は押出機であり、その押出方向の前方部分
にランアウトテーブル12が設置されている。ランアウト
テーブル12を挟んで押出機10と反対側にはエンド部材14
が設置されている。
ランアウトテーブル12の上方には上段側主レール16と下
段側主レール18とが設けられている。これら主レール1
6、18は、ランアウトテーブル12の幅方向に一対ずつ設
置されている。
上段側主レール16と下段側主レール18との間を往復移動
される短尺の昇降レール22がランアウトテーブル12の押
出機10側に配置されている。同様の昇降レール20がエン
ド部材14側に配置されている。これら昇降レール20、22
はシリンダ21、23により上下動される。
主レール16、18及び昇降レール20、22に懸吊されるよう
にしてプラー24、26が設置されている。プラー24は押出
機10に向かって右側のレール16〜22に懸吊され、プラー
26は左側のレール16〜22に懸吊されている。
これらプラー24、26は、車輪を備え、レール16〜22上を
走行可能とされているが、非自走式であり、走行駆動装
置は搭載されていない。
プラー24、26を走行させるために、前記エンド部材14に
は駆動装置に連結された駆動輪28が設置され、押出機10
には従動輪30が枢着されている。これら動輪28、30間に
ワイヤロープ(走行駆動力伝達部材)32が架け渡されて
おり、該ワイヤロープ32の端部はプラー24、26に連結さ
れている。なお、駆動輪28、従動輪30、ワイヤロープ32
はランアウトテーブル12の幅方向にそれぞれ一対ずつ設
けられ、一方のワイヤロープ32はプラー24に連結され、
他方のワイヤロープ32はプラー26に連結されている。
プラー24、26には、押出機10から押出された型材(図示
略)を把持するためのクランプ(第1〜4図では図示
略)が設けられている。プラー24のクランプ及びプラー
26のクランプのいずれも、ランアウトテーブル12の幅方
向の同一位置を通過可能とされている。
プラー24、26には、クランプによる型材把持の開閉を行
なうための駆動装置は設けられていない。この開閉を行
なうために、クランプ開閉レール(把持開閉駆動力伝達
部材)38が設けられている。
プラー開閉レール38は、その一端がリンク40を介して押
出機10に枢着されている。該レール38の他端にはシリン
ダ42のロッド43が連結され、該シリンダ42はリンク44を
介してエンド部材14に枢着されている。
プラー24、26には、該レール38に沿って転動する転動輪
(図示略)が設けられており、この転動輪はリンク機構
(図示略)を介してクランプに動力伝達可能とされてい
る。
符号58a,58bは後述するプラーの振れ止め用ガイドレー
ルである。
このように構成された押出機の型材牽引装置において、
型材の押出しを行なう場合には、第1図の如く、一方の
プラー26をランアウトテーブル12の押出機10側に配置
し、かつ昇降レール22が下段側主レール18と同一高さと
なるように降下させておく。また、プラー26のクランプ
は開放状態(アンクランプ)としておく。なお、クラン
プをアンクランプとするには、シリンダ42のロッド43を
突出させる。そうすると、リンク40、44は各枢軸回りに
回動し、レール38が下方に平行移動する。これにより、
プラー24、26の転動輪も降下し、この下降移動がクラン
プに伝達されてアンクランプとなる。
押出機10から押出された型材の先端をこの開放状態のク
ランプに導入した後、前記シリンダ42をロッド引込作動
させる。これにより、レール38が上昇し、クランプが把
持状態となる。そこで、駆動輪28を駆動させてプラー26
を下段側主レール18に沿って前進(往動)させ、型材の
牽引を行なう。
プラー26が下段側主レール18に乗り移った後、プラー26
の前進と入れ替わりに、プラー24を上段側主レール16に
沿って押出機10側へ復帰移動(復動)させる。なお、プ
ラー26が下段側主レール18に乗り移った後、昇降レール
22は上段側主レール16に一致する高さまで上昇される。
そして、プラー24は該昇降レール22に乗り移るまで移動
される(第2図)。
プラー26が下段側主レール18に沿って適宜距離走行した
ときに、クランプを開放し、プラー26と型材とを切り離
す。そして、ランアウトテーブル12上の型材を側方のク
ーリングテーブル(図示略)上に移載する。また、プラ
ー26を昇降レール20まで移動させると共に、昇降レール
22を降下させてプラー26を型材把持高さまで下げる(第
3図)。
その後、第4図の如く、プラー24を上昇させ、復動開始
すると共に、プラー26で次の型材の把持及び牽引を行な
う。
このように、一方のプラー24又は26が型材の牽引を行な
っている間に他方のプラー26又は24が復動し、連続的に
押出型材の牽引を行なうことができる。
この押出機の型材牽引装置にあっては、プラー24、26が
非自走式であり、プラー外部の走行駆動装置(駆動輪28
等)により走行駆動されるものであり、しかもプラー2
4、26のクランプの開閉もプラー外部の駆動装置(シリ
ンダ42等)により行なわれるものである。従って、プラ
ー24、26に対し電力や油圧を供給するための給電設備や
油圧配管等が不要となり、装置構成が簡易となる。ま
た、プラー24、26自体も軽量となり、主レール16、18や
それらを備える支保機構(図示略)等も軽構造化し得
る。
次に、第5〜7図を参照してプラー24、26の構成につい
て詳細に説明する。
第5図は第2図のV−V線に相当する部分の拡大断面図
であり、第5図ではプラー24、26が双方とも主レール1
6、18に沿って移動している状態を示している。第6図
は第5図のVI-VI線矢視図であり、第7図は第6図の昇
降プレートを裏面側から見た構成を示している。
第5図において符号50は支柱であり、その上端から水平
部材51がランアウトテーブル12の上方に張り出すように
設けられている。該水平部材51の下面からは取付部材52
が垂設されており、該取付部材52の下端にビーム54が設
置されている。該ビーム54はランアウトテーブル12の上
方を該ランアウトテーブル12の延在方向に沿って延設さ
れている。ビーム54上にはクーリングファン55が設置さ
れている。
取付部材52には、上段側主レール16aと下段側主レール1
8aとが固着されている。また、取付部材53には上段側主
レール16bと下段側主レール18bとが固着されている。ビ
ーム54の両側面には、ブラケット56a,56bを介してガイ
ドレール58a,58bが固設されている。
プラー24、26は、それぞれ、上下動可能な昇降プレート
60と、常に一定高さを維持されるレバー保持プレート62
とを備えている。昇降プレート60の上部には上下に対を
なす走行車輪64a、64bが設けられており、これら走行車
輪64a、64bが主レール16a,b、18a,bを挟持することによ
りプラー24、26が主レール16a,b又は18a,bに懸吊され
る。
レバー保持プレート62には車輪ベース66、68が固設され
ており、これら車輪ベース66、68に枢着された車輪70
a、70b及び72a、72bがガイドレール58a、58bの上辺及び
下辺部分を挟持することにより、プラー24、26の第5図
左右方向の位置決めを行なっている。
レバー保持プレート62にはブラケット74、76′が固着さ
れており、これらブラケット74、76′にプラー24、26枢
動用ワイヤロープ32が連結される。
昇降プレート60の内側面には、上下方向に延在するリニ
アウェイ76が固着されており、該リニアウェイ76に沿っ
て上下動自在にスライダ78が設けられている。該スライ
ダ78は前記レバー保持プレート62に固着されており、昇
降プレート60及びレバー保持プレート62はその上下方向
の相対位置を変更自在に連結されている。なお、スライ
ダ78はリニアウェイ76を掴むよう構成されており、昇降
プレート60とレバー保持プレート62はそれらの面間距離
が一定となるように位置決めされている。
レバー保持プレート62には、レバー枢軸80を介してL形
レバー82が枢着されている。このL形レバー82の上端側
はレールキャッチャ84に固着されている。該レールキャ
ッチャ84は小プレート86と、該小プレート86に枢着さ
れ、上下一対ずつ配置された転動輪88a、88bを備えて構
成されている。これら転動輪88a、88bはクランプ開閉レ
ール38a、38bを上下から挟持しており、該クランプ開閉
レール38a、38bに沿ってレールキャッチャ84が移動自在
とされている。
L形レバー82の下端には摺動子90が設けられており、該
摺動子90はスライドレール92の案内溝92aに沿って摺動
自在とされている。スライドレール92は、上下一対の水
平ガイド94、96に沿って第6、7図の左右方向に移動自
在とされている。なお、水平ガイド94、96は昇降プレー
ト60に固定されている。
前記スライドレール92の案内溝92aには、I形レバー98
の上端の摺動子98aが摺動自在に嵌合している。該I形
レバー98の枢軸98bは昇降プレート60に取り付けられて
いる。
I形レバー98の下端には長孔98cが穿設され、連結ピン1
00を介してスライドスプール102がI形レバー98に連結
されている。スライドスプール102は水平ガイド104に摺
動自在に外嵌しており、該水平ガイド104は昇降プレー
ト60に固定されている。スライドスプール102のブラケ
ット102aはばねシリンダ104Aの一端に枢着されている。
ばねシリンダ104Aのロッド104aにはリンク106が固着さ
れ、該リンク106はアーム108に枢着されている。該アー
ム108はピニオン110と一体のものであり、該ピニオン11
0はピニオン112に噛み合っている。なお、ピニオン11
0、112は昇降プレート60に対して枢着されている。符号
111はピニオン110と一体に設けられたウェイトを示す。
ピニオン112にはアーム114が一体的に設けられており、
該アーム114の先端はリンク116に枢着されている。該リ
ンク116はターンバックル118を介してリンク120に連結
され、該リンク120はアーム122に対して枢着されてい
る。
前記昇降プレート60の下端は、第5図の如く、水平に折
曲され、その先端にクランプ124が取り付けられてい
る。このクランプ124はU字形状のフィンガーケース126
と、該フィンガーケース126内に配設された多数のフィ
ンガー128を備えて構成されている。フィンガー128はフ
ィンガーケース126の底面部分(ジョー)130に対して接
離し得るように、軸132と一体的に設けられている。
なお、軸132からはアーム部132aが上方に突出してお
り、この突出したアーム部132aにはばね134の一端が連
結されている。ばね134の他端はフィンガーケース126に
対して固定された固定アーム136に連結されている。
前記アーム122は軸132と一体とされている。
このように構成されたプレート24、26においては、矢印
Aの如くクランプ開閉レール38a、38bを下降させると、
L形レバー82がレバー枢軸80によりレバー保持プレート
62に枢着されているので、レールキャッチャ84はレバー
枢軸80を回動中心として矢印Bの如く回動する。このレ
ールキャッチャ84の回動に伴ない、L形レバー82の下端
側は矢印Cの如く第7図の左方向に移動し、スライドレ
ール92も水平ガイド94、96に案内されて矢印Dの如く水
平移動する。
スライドレール92が水平移動すると、I形レバー98の上
半分もこれと同方向に回動する(矢印E)。そうする
と、I形レバー98の下半分は矢印Fの如く回動し、スラ
イドスプール102が矢印Gの如く第7図の右方向に移動
する。
このスライドスプール102の移動に伴なってばねシリン
ダ104Aも矢印Hの如く水平移動し、アーム108及び該ア
ーム108と一体のピニオン110が矢印Iの如く回動する。
ピニオン110の回動に伴なって、該ピニオン110に噛み合
うピニオン112が矢印Jの如くピニオン110と反対方向に
回転する。そして、ピニオン112と一体のアーム114も矢
印J方向に回動する。
アーム114のJ方向への回動に伴なって、リンク116、12
0もこれと同方向の矢印K方向に水平移動する。そうす
ると、アーム122は矢印Lの如く回動し、該アーム122と
一体の軸132が矢印Mの方向に回動する。前記フィンガ
ー128は該軸132と一体となっており、軸132の回動に伴
なって矢印Mの如くジョー130から離反する方向に回転
する。このフィンガー128の回転に伴なってフィンガー1
28とジョー130との間に間隔があき、クランプは開放状
態となる。
このクランプ開放状態から、クランプ開閉レール38a又
は同38bを上方に移動させると、上記と逆の方向の作動
がなされ、フィンガー128はジョー130に接近する方向に
回転し、フィンガー128とジョー130との間で型材を挟持
することが可能となる。なお、前記ばねシリンダ104A及
びばね134は、フィンガー128がジョー130に押し付けら
れる方向に該フィンガー128を付勢している。また、ば
ねシリンダ104Aはクランプ開閉レール38a、38bの上下動
に伴なうリンク機構の作動の緩衝を行なっている。
なお、前記シリンダ21、23を作動させて昇降レール20、
22を上下動させた場合、昇降プレート60のみが上下動
し、レバー保持プレート62は同一高さを維持したままと
なる。即ち、昇降プレート60とレバー保持プレート62と
はリニアウェイ76を介して上下動自在とされている。ま
た、摺動子90と案内溝92aとの摺動によりL形レバー82
とスライドレール92との上下方向の距離の変化を許容し
ている。従って、昇降プレート60に上下動の駆動力を加
えると、該昇降プレート60はレバー保持プレート62から
自由に上下動する。この昇降プレート60の上下動に伴な
って、クランプ124も上下動する。
第5図から明らかな通り、一方のプラー26が型材の牽引
を行なう往動時には、他方のプラー24のクランプ124は
ビーム54の直下の位置を占め、従ってプラー24、26を反
対方向に移動させてもそれらのプラー124同志が衝突し
合うことはない。
[効果] 以上の通り、本発明の押出機の型材牽引装置によると、
プラーに対し給電を行なう設備や油圧を供給する設備が
不要となり、装置の構成が簡易で装置構成コストが低廉
なものとなる。また、本発明によると、2台のプラーを
交互に巡回させることができ、押出機の運転効率を向上
できる。さらに、本発明によると、プラーのランアウト
テーブル幅方向への揺動を防止でき、プラーを押出機前
方へ真直ぐに移動させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図及び第4図は本発明の実施例装
置の作動を説明する概略側面図、第5図はプラーの詳細
な構成を説明する縦断面図、第6図はクランプ作動機構
を説明する昇降プレート正面図、第7図は同昇降プレー
トの裏面図である。 10……押出機、12……ランアウトテーブル、16、16a、1
6b……上段側主レール、18、18a、18b……下段側主レー
ル、20、22……昇降レール、38、38a、38b……クランプ
開閉レール、60……昇降プレート、62……レバー保持プ
レート、82……L形レバー、92……スライドレール、98
……I形レバー、104A……ばねシリンダ、110、112……
ピニオン、124……クランプ、128……フィンガー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランアウトテーブルの上方に該ランアウト
    テーブル(12)に沿って設置されたプラー案内装置と、 該プラー案内装置に案内されてランアウトテーブル上方
    をラン方向に往復可能であり、かつ型材把持用のクラン
    プを有する非自走式プラー(24,26)と、 前記プラーとは別体に固定設置されており、プラーに対
    し走行駆動力伝達部材を介して走行駆動力を与える走行
    駆動装置(28,30,32)と、 前記プラーとは別体に設けられており、プラーのクラン
    プ(124)に対し把持開閉駆動力伝達部材を介して開閉
    駆動力を与えるクランプ駆動装置と、 を備えており、 該プラー案内装置は、 プラーの往動時案内用の下段側の主レール(18,18a,18
    b)と、 プラーの復動時案内用の上段側の主レール(16,16a,16
    b)と、 これら主レールの長さ方向両端側にそれぞれ設置されて
    おり、プラーを上段側の主レールと下段側の主レールと
    の間で移載させる移載装置(20,21,22,23)とを備えて
    おり、 かつ、該プラー案内装置が2装置、併列設置され、各プ
    ラー案内装置に前記プラーが設置されており、 さらに、各プラー案内装置は、該主レールと平行でかつ
    該主レールの下方に配置されたガイドレール(58a,58
    b)を備えており、 前記プラーは、該ガイドレールに案内されて移動可能な
    レバー保持プレート(62)と、前記主レールに案内され
    て移動可能な昇降プレート(60)と、該レバー保持プレ
    ートと該昇降プレートとを上下方向への相対移動を許容
    し、ランアウトテーブル幅方向への移動を阻止するよう
    に連繋している連繋装置(76,78)とを備えており、前
    記クランプ(124)は該昇降プレート(60)に取り付け
    られている押出機の型材牽引装置。
JP1093947A 1989-04-13 1989-04-13 押出機の型材牽引装置 Expired - Lifetime JPH0790265B2 (ja)

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