JPH0747126Y2 - 押出機の型材牽引装置 - Google Patents

押出機の型材牽引装置

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JPH0747126Y2
JPH0747126Y2 JP7488590U JP7488590U JPH0747126Y2 JP H0747126 Y2 JPH0747126 Y2 JP H0747126Y2 JP 7488590 U JP7488590 U JP 7488590U JP 7488590 U JP7488590 U JP 7488590U JP H0747126 Y2 JPH0747126 Y2 JP H0747126Y2
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JP
Japan
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puller
clamp
runout table
rails
extruder
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JP7488590U
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JPH0433408U (ja
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昌弘 本田
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は押出機(押出プレス装置)から押出された型材
を牽引するための型材牽引装置に関する。詳しくは、プ
ラーがランアウトテーブルの上方を往復動される押出機
の型材牽引装置に関する。
[従来の技術] 押出機から押出された型材は、一般に、型材牽引装置の
プラーにより牽引されて直線状態を維持しながらランア
ウトテーブル上に引き出される(例えば実公昭59−2288
3号)。
実公昭59−22883号では、ランアウトテーブルの上方に
1対のレールがランアウトテーブルと平行に設けられ、
該1対のレールのそれぞれにプラーが吊下され、該レー
ルに案内されて往復動される。プラーには型材を把むク
ランプ(チャッキング装置)が上下動可能に設けられて
おり、プラーが往動する(型材を把んで前進する)とき
にはクランプを所要高さに下げておき、プラーが押出機
側に向って戻るときにはアクチュエータによりクランプ
を上げておくようにしている。
[考案が解決しようとする課題] 1対のプラーに設けられたクランプをそれぞれ上下動さ
せるようにした場合には、この上下動のための機構が各
プラーにそれぞれ必要である。
このクランプはかなり重量が大きいので、このクランプ
を上方に引き上げるための機構もかなり大重量のものと
なる。このような大重量の引上機構を搭載したプラーも
堅固で大重量のものとなる。このため、プラーを支える
レールや、プラーを走行させるための設備が大掛りとな
り、装置構成コストが嵩んでいた。
[課題を解決するための手段] 本考案の押出機の型材牽引装置は、ランアウトテーブル
の上方に該ランアウトテーブルに沿って延設された1対
のレールと、各レールにそれぞれ吊下げられており、該
レールに案内されてランアウトテーブル上方をラン方向
に往復可能であり、かつ型材把持用のクランプが設けら
れている1対のプラーとを備えている押出機の型材牽引
装置において、一方のプラーのクランプは上下動自在と
されることによりランアウトテーブルの直上位置から退
避可能であり、他方のプラーのクランプは水平方向に回
動自在とされることによりランアウトテーブルの直上位
置から退避可能であることを特徴とするものである。
[作用] 本考案の押出機の型材牽引装置によると、押出機から押
出された型材は、プラーのクランプによって把持される
と共に、該プラーがレールに沿って走行されることによ
り牽引され、ランアウトテーブル上に引き出される。
一方のプラーがレールの押出機側の端部に到達すると、
クランプがクランプ上下動装置により下降され、型材を
把持可能となる。該一方のプラーがレールの押出機と反
対側に向って移動している間に、他方のプラーはクラン
プを側方に退避させた状態で押出機に向って移動してい
る。該一方のクランプが押出機と反対側に到達すると、
クランプがそれまで把んでいた型材を離し、クランプが
上下動装置により上昇される。このとき、他方のプラー
においては、クランプがランアウトテーブル上に向って
回動され、次の押出型材を把む。その後、該一方のプラ
ーは、そのクランプが上に上げられた状態で、押出機側
に向ってクランプが戻され、他方のプラーは型材を把ん
で移動する。
本考案においては、このように他方のプラーにクランプ
上下動装置を搭載しないので、プラーの重量軽減を図る
ことができる。
[実施例] 以下、図面を参照して実施例について説明する。
第1図〜第3図は実施例装置の構成及び作動を示す概要
図である。符号10は押出機であり、その押出方向の前方
部分にランアウトテーブル12が設置されている。
ランアウトテーブル12の上方には上段側レール16a、16b
と下段側レール18a,18bとが設けられている。これらレ
ール16a,b、18a,b、は、ランアウトテーブル12の幅方向
に一対ずつ設置されている。上段側レール16a,bと下段
側レール18a,bとはビーム20に固設されている。レール1
6a,b、18a,bに沿って移動されるようにしてプラー24、2
6が設置されている。
プラー24、26を走行させるために、前記ビーム20の押出
機10と反対側には駆動装置に連結された駆動輪28が設置
され、押出機10には従動輪30が枢着されている。これら
動輪28、30間にワイヤロープ(走行駆動力伝達部材)32
が架け渡されており、該ワイヤロープ32の端部はプラー
24、26に連結されている。なお、駆動輪28、従動輪30、
ワイヤロープ32はランアウトテーブル12の幅方向にそれ
ぞれ一対ずつ設けられ、一方のワイヤロープ32はプラー
24に連結され、他方のワイヤロープ32はプラー26に連結
されている。(動軸28、30、ワイヤロープ32は第2図で
は図示略。) プラー24、26には、押出機10から押出された型材34を把
持するためのクランプ36が設けられている。プラー24の
クランプ36a及びプラー26のクランプ36bのいずれも、ラ
ンアウトテーブル12の直上位置を移動可能とされてい
る。
プラー24においては、クランプ36aは鉛直な回転軸38と
水平アーム40を介して支持されている。回転軸38にはピ
ニオン42が固着され、シリンダ44により水平方向に進退
される。ラック46が該ピニオン42に噛合している。48、
50は回転軸38の軸受である。
プラー26においては、クランプ36bは上下動自在に設け
られており、油圧シリンダ52により上下動される。54は
ピストンロッド56にクランプ36bを連結しているブラケ
ットを示す。
符号58は支柱であり、その上端から水平部材60がランア
ウトテーブル12の上方に張り出すように設けられてい
る。該水平部材60の下面からは取付部材62が垂設されて
おり、該取付部材62の下端にビーム20が設置されてい
る。該ビーム20はランアウトテーブル12の上方を該ラン
アウトテーブル12の延在方向に沿って延設されている。
ビーム20のランアウトテーブル12の幅方向の側面にはレ
ールサポート64、66を介して前記レール16a、16b、18
a、18bが固設されている。
プラー24、26にはレール16a、16b上を転動し、プラー2
4、26を懸吊させる車輪68、70が枢着されると共に、レ
ール18a、18bに下側から係合し、プラー24、26のランア
ウトテーブル12の幅方向の振れ止めを行なう車輪72、74
が枢着されている。
クランプ36a、36bは、それぞれクランプケース80内に多
数のフィンガー92が設置されてなる。このフィンガー82
は水平なシャフト84に固着され、鉛直面内で回動し得る
ようになっている。このシャフト84の一端にはピニオン
(図示略)が固着されており、このピニオンと噛合する
ラック(図示略)が設けられている。このラックはフィ
ンガー駆動シリンダ(図示略)のピストンロッドに連結
されており、該シリンダを作動させてラックを前進させ
るとフィンガー82の下端が跳ね上げられ、アンクランプ
状態となる。ラックを後退させるとフィンガー82の下端
が下降するように該フィンガー82が回動し、該フィンガ
ー82の下端(先端)とフィンガーケース80の底部のジョ
ー86との間で型材34を挟持する。
このように構成された押出機の型材牽引装置において、
型材の押出しを行なう場合、第1〜3図の如く、一方の
プラー24のクランプ36a型材34を牽引しているときに
は、他方のプラー26のクランプ36bは上方に引き上げら
れ、押出機10に向って復動する。この他方のプラー26の
クランプ36bを引き上げておくのは、往動中のプラー24
のクランプ36aと衝突しないようにするためである。
第1図の如くしてプラー24がレール16a、18aに沿って適
宜距離走行したときに、クランプを開放し、プラー24と
型材34とを切り離す。そして、ランアウトテーブル12上
の型材を側方のクーリングテーブル(図示略)上に移載
する。その後、プラー24のシリンダ44を作動させて回転
軸38を回転させ、クランプ36aをランアウトテーブル12
上から第3図の2点鎖線36Aの如く退避させる。一方、
プラー26においてはシリンダ52を作動させ、それまで引
上状態にあったクランプ36bを降下させる。次いで、ク
ランプ36bで型材34を把み、該型材34を牽引する。これ
と入れ替わるようにして、プラー24は押出機10に向って
復動する。
このように、一方のプラー24又は26が型材34の牽引を行
なっている間に他方のプラー26又は24が復動し、連続的
に押出型材の牽引を行なうことができる。
この押出機の型材牽引装置にあっては、プラー24には重
量の大きなクランプ36aを上下動させるための機構が不
要であり、クランプ36aを単に水平方向に回動させる軽
装備の機構を設ければ足りる。このためプラー24が軽量
となり、レール16a、18aやそれらを備える支保機構等も
軽構造化し得る。
[効果] 以上の通り、本考案の押出機の型材牽引装置によると、
1対のプラーのうちの一方のプラーに対してはクランプ
の上下動を行なわせる設備を搭載することが不要とな
り、装置の構成が簡易で装置構成コストが低廉なものと
なる。なお、装置の高さも比較的低いものとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例装置の正面断面図、第2図は第
1図のII−II線矢視図、第3図はクランプ36aの回動説
明平面図である。 10……押出機、12……ランアウトテーブル、16(16a、1
6b)……レール、18(18a、18b)……レール、24、26…
…プラー、36(36a、36b)……クランプ、44……クラン
プ回動用シリンダ、52……クランプ上下動用シリンダ、
82……フィンガー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ランアウトテーブルの上方に該ランアウト
    テーブルに沿って延設された1対のレールと、 各レールにそれぞれ吊下げられており、該レールに案内
    されてランアウトテーブル上方をラン方向に往復可能で
    あり、かつ型材把持用のクランプが設けられている1対
    のプラーと、 を備えている押出機の型材牽引装置において、 一方のプラーのクランプは上下動自在とされることによ
    りランアウトテーブルの直上位置から退避可能であり、
    他方のプラーのクランプは水平方向に回動自在とされる
    ことによりランアウトテーブルの直上位置から退避可能
    であることを特徴とする押出機の型材牽引装置。
JP7488590U 1990-07-13 1990-07-13 押出機の型材牽引装置 Expired - Lifetime JPH0747126Y2 (ja)

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