JPH0789892B2 - 飲料水 - Google Patents

飲料水

Info

Publication number
JPH0789892B2
JPH0789892B2 JP2121726A JP12172690A JPH0789892B2 JP H0789892 B2 JPH0789892 B2 JP H0789892B2 JP 2121726 A JP2121726 A JP 2121726A JP 12172690 A JP12172690 A JP 12172690A JP H0789892 B2 JPH0789892 B2 JP H0789892B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
drinking water
juice
radish
drinking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2121726A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0420273A (ja
Inventor
純子 佐々木
Original Assignee
純子 佐々木
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 純子 佐々木 filed Critical 純子 佐々木
Priority to JP2121726A priority Critical patent/JPH0789892B2/ja
Publication of JPH0420273A publication Critical patent/JPH0420273A/ja
Publication of JPH0789892B2 publication Critical patent/JPH0789892B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
  • Non-Alcoholic Beverages (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、大根を用いて製造され、健康に適した飲料水
に関する。
[従来の技術] 近年、食文化の発達により、清涼飲料水や乳酸飲料水等
の飲料水においても、多種多様のものが製造され市販さ
れている。
これらの飲料水として、例えば、野菜を用いた飲料水が
あり、例えば、トマトの擂汁を加熱処理するとともに香
辛料等の添加物を加えたトマトジュースをはじめとし、
人参やセロリ等の数種の野菜の擂汁を加熱処理した罐入
りの野菜ジュースがある。
[発明が解決しようとする課題] ところで、このようなの野菜を用いた飲料水にあって
は、野菜の有用成分の効力の点で、必ずしも充分でな
く、改良の余地が多分にある。また、これらの飲料は、
香辛料等の各種の添加物を添加して製造されているので
この添加物が多少とも健康に悪影響を与える要因になっ
ているという欠点があった。
更に、各種の添加物が添加されることから、製造が複雑
で煩雑になっているという欠点もある。
更には、飲料水の一層の多様化が望まれているという現
状もある。
そこで、本発明の課題は、添加物を添加しないで野菜本
来の性質を生かすようにし、しかも製造が容易で、健康
にも有効な、新しい飲料水を提供する点にある。
[課題を解決するための手段] 自然水を原料水にするとともに、この原料水を鉄製容器
に入れて沸騰させた後冷却して鉄分を増加させた水に、
生の大根の地下部から搾出した生の搾汁のみを加えたも
のである。
[作用] この手段に係る飲料水によれば、水に大根の搾汁が分散
することから、添加物が添加されていない大根固有の性
質が生かされた飲料水として飲用に供される。
[実施例] 以下、添付図面に基づいて本発明の実施例に係る飲料水
について詳細に説明する。
実施例に係る飲料水は、第1図に示すように、水1に大
根の地下部から搾出した搾汁2を加えたものである。
一般に、第2図に示すように、大根Dは、葉部からなる
地上部3と、茎及び根からなる白色の地下部4とからな
り、実施例に係る飲料水は、この地下部4を用いる。こ
の地下部4の組成は、一般に、水分93%,蛋白質1%
強,脂肪0.5%,含水炭素3%,ミネラル1%,微量の
ビタミン(主にビタミンC)及び含硫油等からなる。ま
た、地下部4は、いろいろの酵素を含有しており、一番
多いのが消化酵素のアミラーゼ(ジアスターゼ)で、そ
の他に、グリコシターゼ,アミターゼ,オキシターゼ,
カタラーゼ,バーオキシターゼ等がある。また、大根D
の地下部4は、自己の持つミロシナーゼの作用を受け、
イソチオシアナート類が遊離して辛味を生じる。
次に、この飲料水を製造する方法について、第3図に示
すフローチャートに従って説明すると、以下のとおりで
ある。
先ず、搾汁2を以下のようにして製造する。
大根Dの地下部4を1本(約1Kg)を用意する。
この地下部4を洗浄し、水切りする。
この地下部4を約3cm幅の輪切りにするとともに、
輪切りにした各単体を十字に4つ切りにする。
この切断地下部4を周知のジューサーあるいはミキ
サーによって擂る。この場合、後述する水1を適宜量
(例えば200CC)加えながら行なう。
この擂った地下部4を布またはフィルターによって
濾過し、約1の搾汁2を得る。
一方、別工程において、水1を用意する。この水1
は、以下のようにして生成する。
原料水を用意する。原料水としては、山間部で得ら
れる湧水等のミネラル分を多く含んだ自然水が用いられ
る。
次に、この原料水を、鉄の鋳物(例えば南部鉄器製
の鉄瓶)で、適時間(例えば2時間)沸騰させる。これ
により、原料水中の鉄分等のミネラルの含有量が増加さ
せられる。
その後、常温まで冷却し、約10の水1を得る。
その後、 この水1に上記の搾汁2を加え、良く攪拌する。こ
れにより、搾汁液約10%の飲料水が得られる。
次に、これを適宜量ずつ、瓶詰めし、密封し、空気
と遮断する。この場合、密封状態なので、ある程度、保
存製が確保される。
このようにして、製造された飲料水は、水1と地下部4
の搾汁2とのみで生成され、添加物が添加されていな
い、飲料水として飲用に供される。
この場合、加えられた搾汁2は熱処理されておらず、ま
た、水1は常温に冷却されているので、搾汁2中の成分
が熱分解等を起こすことがなく、よく水1に分散され
る。そのため、ビタミンや各種酵素が有効になる。即
ち、この飲料水を飲用すると、体内で少なからず、消化
酵素のアミラーゼやその他の酵素による、消化促進作用
や、動物性食品の軟化作用等の種々の効果が発揮され、
健康に良いものとなる。
また、搾汁2の辛味成分によって、飲料水に僅かな辛味
を生じ、清涼感をかもしだすことができる。
更に、飲料水の水1は、自然水を用い、しかも、鋳物の
鉄分が溶け込むので、ミネラル分を多く含むことにな
り、その分、人体に有益な鉱物性栄養素の摂取効率を高
めることができる。また、自然水を用いているので、水
道水のような殺菌剤等の味や匂がなく、それだけ、味が
良いものとなる。
更にまた、飲料水は、搾汁2によって僅かに白い色が付
き、そのため、見た目も良いものとなる。
また、上記飲料水を飲用する際に、例えば、生姜やレモ
ンを加えれば、辛味や香り等を向上させることができ、
飲みごしを良くすることができる。また、子供用には、
蜂蜜を加える等、適宜味付けをして良い。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明の飲料水によれば、冷却し
た水に生の搾汁を加えているので、搾汁は熱処理される
ことがなく、搾汁中の成分が熱分解等を起こすことがな
いことから、ビタミンや各種酵素などの大根の有用成分
を生かすことができ、健康に極めて有効な飲み物にでき
るとともに、飲料水の多様化の要請にこたえることがで
きる。
また、大根の搾汁のみを加えているので、搾汁の辛味成
分によって、飲料水に僅かな辛味を生じさせることがで
き、清涼感をかもしだすことができ、また、添加物が添
加されてないので、例えば高血圧や肥満等の原因になっ
ている食塩や糖類等の添加物による悪影響がなくなり、
ヘルシーな健康飲料として市場に提供することができ
る。
更に、各種の添加物を添加することなく大根の搾汁を加
えるだけなので、それだけ、製造が簡単で容易になって
おり、製造コストの低減を図ることができる。
更にまた、地下部の搾汁のみを加えているので、地下部
においてはカロチンの含有量がゼロになっており、特
に、カロチンは脂溶性なので、人体の皮下脂肪に蓄積さ
れ易いが、このカロチンの蓄積を嫌う場合に、最適な飲
み物となる。
また、自然水を原料水にしているので、ミネラル分を多
く含むことになり、しかも、鉄製容器による沸騰によっ
て鉄分を強制的に溶け込ませているので、大根の地下部
の鉄分の不足を補填でき、人体に有益な鉱物性栄養素の
摂取効率を高めることができる。
更に、自然水を用いているので、水道水のような殺菌剤
等の味や匂がなく、それだけ、味が良いものとなる等種
々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る飲料水をを示す図、第2
図は大根を示す図、第3図は本発明の実施例に係る飲料
水の製造工程を示すフローチャートである。 D……大根 1……水 2……搾汁 3……地上部 4……地下部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自然水を原料水にするとともに、この原料
    水を鉄製容器に入れて沸騰させた後冷却して鉄分を増加
    させた水に、生の大根の地下部から搾出した生の搾汁の
    みを加えたことを特徴とする飲料水。
JP2121726A 1990-05-11 1990-05-11 飲料水 Expired - Lifetime JPH0789892B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2121726A JPH0789892B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 飲料水

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2121726A JPH0789892B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 飲料水

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0420273A JPH0420273A (ja) 1992-01-23
JPH0789892B2 true JPH0789892B2 (ja) 1995-10-04

Family

ID=14818361

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2121726A Expired - Lifetime JPH0789892B2 (ja) 1990-05-11 1990-05-11 飲料水

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0789892B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1632780A2 (en) 1995-12-27 2006-03-08 Koken Co., Ltd. Monitoring control apparatus
KR100341673B1 (ko) * 2000-03-25 2002-06-24 박홍기 무우를 이용한 증류수식 음용수의 제조 방법
KR20010108641A (ko) * 2000-05-30 2001-12-08 강병근 무우를 주재로한 건강음료 및 그 제조방법
KR20020037177A (ko) * 2000-11-13 2002-05-18 김용현 무를 첨가한 꿀음료
TWI663922B (zh) * 2016-11-18 2019-07-01 黃柏園 Natural plant fungicide and preparation method thereof

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57129391U (ja) * 1981-02-07 1982-08-12
JPS6128374A (ja) * 1984-07-20 1986-02-08 Shinji Kawae 野菜ジユ−ス

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0420273A (ja) 1992-01-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN1650749A (zh) 食用菌糟制即食品的生产工艺
CN103783458A (zh) 一种顺水鱼泡味料及其制备方法
CN108142889A (zh) 一种酸菜鱼调料
KR101906267B1 (ko) 댕유자 비빔장의 제조방법 및 이에 의해 제조되는 댕유자 비빔장이 첨가된 녹차비빔국수의 제조방법
KR20130001560A (ko) 야콘 피클의 제조방법
CN103371338A (zh) 一种酸辣豆角的制作方法
CN109043478A (zh) 一种糟辣椒及其制作方法
JPH0789892B2 (ja) 飲料水
CN1398543A (zh) 一种魔芋方便食品的制备方法
KR101041418B1 (ko) 유아용 육수의 제조방법
KR101321676B1 (ko) 떡볶이 소스 및 그 제조방법
KR102696492B1 (ko) 흑마늘 간장 및 그 제조방법
JP2004173559A (ja) 粘稠状グアバ加工食品およびその製造方法、並びにその使用方法
KR100794300B1 (ko) 양파즙 제조방법 및 이를 이용한 양파음료
JP3761047B2 (ja) 調味料
KR102134517B1 (ko) 청양고추와 젓갈을 이용한 무채김치의 제조방법
KR20030062648A (ko) 무가당 양념 고추장의 제조방법
CN110050987A (zh) 一种红酸酱的制备方法
KR102606690B1 (ko) 뚱딴지를 이용한 장아찌 및 그 제조방법
KR102177806B1 (ko) 콜라비 김치속 양념의 제조방법
KR102681760B1 (ko) 기능성 커피 김치 및 이의 제조방법
KR102473777B1 (ko) 조리시 타는 것을 완화시키는 데리야끼소스 및 그 제조방법
KR101486986B1 (ko) 단감처트니용 조성물
KR102075515B1 (ko) 열무김치
KR100422847B1 (ko) 물김치 및 백김치 소스 제조방법

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101004

Year of fee payment: 15

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101004

Year of fee payment: 15