JPH0789511A - 自動結束装置における結束部への結束バンド送出装置 - Google Patents

自動結束装置における結束部への結束バンド送出装置

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JPH0789511A
JPH0789511A JP23194093A JP23194093A JPH0789511A JP H0789511 A JPH0789511 A JP H0789511A JP 23194093 A JP23194093 A JP 23194093A JP 23194093 A JP23194093 A JP 23194093A JP H0789511 A JPH0789511 A JP H0789511A
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JP
Japan
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binding
binding band
band
head
guide groove
Prior art date
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Application number
JP23194093A
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English (en)
Inventor
Motoyuki Tanaka
元之 田中
Tamotsu Shibuya
保 渋谷
Shosuke Tomii
祥介 富井
Tadahiro Miyazaki
忠弘 宮崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Tyton Company of Japan Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
Tyton Company of Japan Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 線状体をプラスチック製の結束バンドで巻き
締めするための自動結束装置に適用される結束バンド送
出装置において、セット位置から結束部への結束バンド
の送り出しを円滑に行い、結束バンドの巻付部がループ
状に形作られたときのヘッドの挿通孔と巻付部の先端部
との位置決めを正確に行う。 【構成】 リール1から繰り出した帯体2により押し具
3を介して結束バンド100のヘッド110を後押しす
る。結束バンド100が摺動するガイド溝部52の終端
部にストッパ58があり、押し具3で後押しされた結束
バンド100のヘッド110がストッパ58に当たった
ときに、結束バンド100の巻付部120が結束部50
の適正位置に送り出されているようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、たとえばケーブルやワ
イヤーなどの線状体を結束するときに用いられる自動結
束装置における結束部への結束バンド送出装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動結束装置で用いられる一般的な結束
バンドは、ヘッドとヘッドから延出された巻付部とを一
体に有しており、自動結束装置におけるセット位置から
結束部に向けて送り出される。そして、自動結束装置の
結束部においては、ヘッドに設けられている挿通孔に線
状体に巻き付いたループ状の巻付部の先端部を貫挿して
引き出すことによってその巻付部を線状体に締め付ける
ようになっており、その巻付けを経て巻付部片面に設け
た連続する凹凸の適所が上記挿通孔の内面側に設けた係
合爪に係合される。また、この結束バンドは、並設され
た複数のものの相互間において、ヘッド同士がヘッド側
ランナーにより連設され、巻付部同士がヘッド側ランナ
ーに平行な巻付部側ランナーにより連設されてなるリボ
ンの形でプラスチックにより作られている。
【0003】他方、自動結束装置には、上記結束部で結
束バンドをループ状に形作るために、結束バンドの巻付
部をループ状にガイドするためのガイド溝を有するガイ
ド部材が設けられている。そして、上記セット位置から
結束部に向けて送り出されてきた結束バンドの巻付部が
ガイド部材のガイド溝の一箇所に設けられた出入口を通
してガイド溝に導入された後、ループ状に形作られて巻
付部の先端部がヘッドの挿通孔に対向状態で臨み、次
に、巻付部の先端部がヘッドの挿通孔に差し込まれさら
に貫挿して引き出されるようになっている。この場合、
巻付部の先端部がヘッドの挿入孔に対向状態で臨んだと
きに、巻付部の先端部がヘッドの挿通孔に対して正確に
位置決めされていないと、その後の挿通孔への差し込み
が確実に行われない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の事情に
鑑みてなされたものであり、自動結束装置におけるセッ
ト位置から結束部への結束バンドの送り出しを円滑に行
うことができ、結束バンドの巻付部がループ状に形作ら
れたときのヘッドの挿通孔と巻付部の先端部との位置決
めが正確に行われる自動結束装置における結束部への結
束バンド送出装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明による自
動結束装置における結束部への結束バンド送出装置は、
ヘッドとヘッド上端部から横方向に延出された巻付部と
を一体に有する結束バンドがセットされかつその結束バ
ンドを上記巻付部の長手方向に摺動可能に保持するガイ
ド溝部を有する溝付き部材と、正方向および逆方向に回
転駆動されるリールと、一端部が上記リールに固定され
他端部に上記結束バンドのヘッドを後押しするための押
し具が設けられていると共に、リールの正方向回転によ
りリールから繰り出されて上記ガイド溝部にセットされ
た結束バンドのヘッドを上記押し具を介し後押ししてそ
の結束バンドの巻付部を上記ガイド溝部を経て結束部に
送出可能でかつ上記リールに巻取り可能な帯体と、結束
バンドの巻付部が上記ガイド溝部を経て結束部の適正位
置に送り出されたときに結束バンドのヘッドが当接して
そのヘッドを位置決めするためのストッパと、を備える
ものである。
【0006】請求項2の発明による自動結束装置におけ
る結束部への結束バンド送出装置は、請求項1に記載し
たものにおいて、溝付き部材のガイド溝部に結束バンド
の巻付部が摺動するガイド面が具備されていると共に、
上記ガイド溝部が、直線部と直線部の終端から円弧状に
延び出て結束部に臨む湾曲部とを有し、上記水平部に、
その水平部を通過する結束バンドを上記ガイド面に弾性
的に押し付けて倣わせる第1弾性付勢機構が設けられ、
上記湾曲部に、その湾曲部を通過する結束バンドを上記
ガイド面に弾性的に押し付けて倣わせる第2弾性付勢機
構が設けられているものである。
【0007】
【作用】請求項1に記載した発明において、溝付き部材
のガイド溝部に結束バンドをセットし、リールを正方向
に回転させて帯体を繰り出すと、その帯体の他端部に設
けられた押し具により結束バンドのヘッドが後押しさ
れ、結束バンドが上記ガイド溝部を摺動して結束部に円
滑に送り出される。そして、結束バンドの巻付部が結束
部の適正位置に送り出されたときに結束バンドのヘッド
がストッパにより位置決めされる。このため、結束部に
送り出された結束バンドのヘッド位置が上記ストッパに
よって常に一定位置で位置決めされることになり、自動
結束装置の結束部で結束バンドの巻付部がループ状に形
作られて巻付部の先端部がヘッドの挿通孔に対向状態で
臨んだときには、巻付部の先端部がヘッドの挿通孔に対
して正確に位置決めされ、その後の挿通孔への差し込み
が確実に行われる。
【0008】請求項2に記載した発明において、結束バ
ンドがガイド溝部の水平部を摺動するときには、第1弾
性付勢機構により結束バンドが上記ガイド溝部のガイド
面に弾性的に押し付けられるので、結束バンドはその摺
動を阻害されない状態で弛みなどを生じずに水平部を摺
動して湾曲部に送り出される。また、結束バンドがガイ
ド溝部の湾曲部を摺動するときには、第2弾性付勢機構
により結束バンドが上記ガイド溝部のガイド面に弾性的
に押し付けられるので、結束バンドはその摺動を阻害さ
れずに湾曲部を摺動して常に一定の状態で自動結束装置
の結束部に送り出される。
【0009】
【実施例】図1はリボン200の部分斜視図、図2はリ
ボン200に具備されている個々の結束バンド100を
示す一部破断正面図、図3は結束バンド100で線状体
Lを束ねて結束した状態を示す一部破断正面図である。
図1および図2のように、電線などの線状体の結束に用
いられる結束バンド100は、ヘッド110とヘッド1
10の上端部から横方向に延出された巻付部120とを
一体に有している。そして、多数の結束バンド100…
におけるヘッド110…の下端部同士がヘッド側ランナ
ー130により連設されていると共に、巻付部120…
の先端部同士がヘッド側ランナー130に平行な巻付部
側ランナー140により連設されてなるリボン200の
形で作られている。したがって、ヘッド側ランナー13
0と巻付部側ランナー140との間にはヘッド110の
高さに相応するレベル差Hが存在している。上記ヘッド
110には挿通孔111が設けられており、この挿通孔
111に、ループ状にした巻付部120の先端部を貫挿
して引き出すことができ、しかも挿通孔111に巻付部
120を貫挿すると、巻付部120の片面に設けた連続
する鋸歯状の凹凸121の適所が上記挿通孔111の内
面側に設けた鋸歯状の係合爪112に係合するようにな
っている。また、ヘッド110には皿ばね部114や突
出部115が一体に設けられており、突出部115には
さらに係合爪片116が具備されている。そして、図3
のように、たとえば自動車エンジンルームの車体パネル
のようなパネルPに開設されている取付孔P1に上記突
出部115を差し込むと、皿ばね部114と係合爪片1
16との間でパネルPが挾圧されてヘッド110がパネ
ルPに固定されるようになっている。この結束バンド1
00はプラスチック製である。なお、図1および図2の
結束バンド100にあっては、係合爪112がヘッド1
10から挿通孔111内に延び出た弾性片部113に設
けられているものを示している。
【0010】図4は本発明の実施例による結束バンド送
出装置Cを採用した自動結束装置Aの駆動系を略示した
説明図、図5〜図7は結束バンド送出装置Cの動作説明
図、図8は結束バンドが後述するセット位置に送り込ま
れた状態を平面的に示した説明図、図9は後述するガイ
ド溝部に連通する結束バンド導入用の開口の形状を示す
説明図、図10は後述する押し具の作用を説明するため
の概略斜視図である。
【0011】自動結束装置Aの結束バンド送出装置C
は、躯体上部に溝付き部材51を備えている。この溝付
き部材51は、結束バンド100を摺動可能に保持する
ガイド溝部52を有していると共に、図9に示したよう
に、ガイド溝部52に連通する結束バンド導入用の開口
52’を有しており、この開口52’が上記結束バンド
100の正面視形状に類似する形状になっている。結束
バンド100のセット位置Xはこのガイド溝部52の始
端部に定められている。ガイド溝部52には結束バンド
100の巻付部120が摺動するガイド面52aが具備
されている。また、ガイド溝部52は、水平部56と水
平部56の終端から円弧状に延び出て結束部50に臨む
湾曲部57とを有する。そして、図示していない結束バ
ンド給送装置により上記開口52aを通しガイド溝部5
2に給送されてセット位置Xにセットされた結束バンド
100が図5のように巻付部120を前方にしてその長
手方向にガイド溝部52の内部で摺動可能に保持される
ようになっている。なお、図1に説明的に示したよう
に、リボン200の形で送り込まれる結束バンド100
はセット位置Xに到着するときに、固定カッタ11,1
2によってランナー130,140から切り離される。
【0012】図4の自動結束装置Aには、モータM1が
設けられ、結束バンド送出装置Cの駆動源にはこのモー
タM1が用いられる。モータM1の回転は、歯車G11
〜G15の噛合いによって形成されている回転伝達経路
L1を経てリール1に伝えられるようになっている。し
たがって、モータM1の回転方向を切り換えることによ
って、リール1が正方向に回転したり逆方向に回転した
りする。
【0013】リール1には帯体2の一端部2aが固着さ
れている。また、リール1の他端部2bに押し具3が設
けられている。そして、この帯体2は、リール1の正方
向回転によりリール1から繰り出されて上記ガイド溝部
52にセットされた結束バンド100のヘッド110を
押し具3を介し後押ししてその結束バンド100の巻付
部120を上記ガイド溝部52を経て結束部50に送り
出すことができるようになっていると共に、リール1の
逆方向回転によりリール1に巻き取られるようになって
いる。図10のように、押し具3に結束バンド100の
巻付部120を案内するガイド溝36が設けられてい
る。
【0014】ガイド溝部52の終端部にはストッパ58
が設けられている。このストッパ58は、結束バンド1
00の巻付部120がガイド溝部52を経て結束部50
の適正位置に送り出されたときに結束バンド100のヘ
ッド110が当接してそのヘッド110を位置決めする
ために設けられている。
【0015】61は第1弾性付勢機構であり、基端部が
横軸62により支持された揺動杆63と、この揺動杆6
3の先端部に設けられた押付部材64を上記ガイド溝部
52のガイド面52a側に付勢するばね体65とでな
る。また、66は第2弾性付勢機構であり、基端部が横
軸67により支持された揺動杆68と、この揺動杆68
の先端部に設けられた押付部材69を上記ガイド溝部5
2のガイド面52a側に付勢するばね体70とでなる。
第1弾性付勢機構61は上記水平部56を通過する結束
バンド100を上記ガイド面52aに弾性的に押し付け
て倣わせる役目を担い、第2弾性付勢機構66は上記湾
曲部57を通過する結束バンド100を上記ガイド面5
2aに弾性的に押し付けて倣わせる役目を担っている。
【0016】以上説明した構成の結束バンド送出機構C
の作用を説明する。
【0017】溝付き部材51のガイド溝部52のセット
位置Xに結束バンド100が図5のようにセットされた
後、リール1がモータM1により正方向に回転駆動され
る。すると、リール1に巻き取られている帯体2が図2
の位置からガイド溝部52に沿って繰り出され、押し具
3により把持された結束バンド100のヘッド110が
後押しされ、結束バンド100がガイド溝部52を摺動
することにより、図6の状態を経て結束バンド100の
巻付部120が図7のように結束部50に円滑に送り出
される。結束バンド100の巻付部120が結束部50
の適正位置に送り出されたときに結束バンド100のヘ
ッド110が図7および図10のようにストッパ58に
当たって位置決めされる。そして、結束部50に送り出
された結束バンド100のヘッド位置が上記ストッパ5
8によって常に一定位置で位置決めされ、結束部50で
ループ状に形作られた巻付部120が図10のように押
し具3のガイド溝36により誘導されてヘッド110の
挿通孔111に確実に差し込まれる。
【0018】結束バンド100がガイド溝部52の水平
部56を摺動するときには、第1弾性付勢機構61によ
り結束バンド100が上記ガイド溝部52のガイド面5
2aに弾性的に押し付けられるので、結束バンド100
はその摺動を阻害されない状態で弛みなどを生じずに水
平部56を摺動して湾曲部57に送り出される。また、
結束バンド100がガイド溝部52の湾曲部57を摺動
するときには、第2弾性付勢機構66により結束バンド
100が上記ガイド溝部52のガイド面52aに弾性的
に押し付けられるので、結束バンド100はその摺動を
阻害されずに湾曲部57を摺動して常に一定の状態で自
動結束装置Aの結束部50に送り出される。
【0019】結束部50に送り出されてヘッド110の
挿通孔111に差し入れられた巻付部120は、図示し
ていない引締め機構の動作によって引き締められる。し
たがって、あらかじめ結束部50に線状体Lを配置して
おくと、その線状体Lが結束バンド100によって巻き
締められる。
【0020】図5〜図7において、81は線状体を巻き
締めするときに結束バンド100の巻付部120を引き
締めるための噛合いローラ、90は線状体を巻き締めた
結束バンド100の巻付部120の余剰部分を切り除く
ためのカッタ機構である。
【0021】この実施例においては、結束バンド100
を後押しするための押し具3にガイド溝36を設けて自
動結束装置の結束部50で結束バンド100の巻付部1
20を確実にヘッド110の挿通孔111に誘導するよ
うにしてあるので、結束部50での確実な結束がなされ
る。
【0022】
【発明の効果】請求項1に記載した発明によれば、溝付
き部材のガイド溝部で結束バンドを後押しして結束部へ
送り出す方式を採用し、しかも、結束バンドの巻付部が
ループ状に形作られたときに、ヘッドをストッパで位置
決めする構成にしてあるので、ループ状に形作られた巻
付部の先端部がヘッドの定位置に正確に位置決めされて
臨むようになる。その結果、ヘッドに挿通孔が設けら
れ、その挿通孔に巻付部を貫挿して結束するものにおい
ては、巻付部を確実にヘッドの挿通孔に差し込んで貫挿
させることができるようになり、そのことが自動結束装
置の性能の安定化と作業効率の向上に役立つ。
【0023】また、請求項2に記載した発明によれば、
一般的にプラスチックで作られている結束バンドの巻付
部が弛みなく確実にガイド溝部の水平部から湾曲部、さ
らには自動結束装置の結束部に送り出されるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】リボンの部分斜視図である。
【図2】リボンに具備されている個々の結束バンドを示
す一部破断正面図である。
【図3】結束バンドで線状体を束ねて結束した状態を示
す一部破断正面図である。
【図4】本発明の実施例による結束バンド送出装置を採
用した自動結束装置の駆動系を略示した説明図である。
【図5】結束バンド送出機構の非動作状態を示す説明図
である。
【図6】結束バンド送出機構の動作状態を示す説明図で
ある。
【図7】結束バンド送出機構の他の動作状態を示す説明
図である。
【図8】結束バンドがセット位置に送り込まれた状態を
平面的に示した説明図である。
【図9】ガイド溝部に連通する結束バンド導入用の開口
の形状を示す説明図である。
【図10】押し具の作用を説明するための概略斜視図で
ある。
【符号の説明】
A 自動結束装置 C 結束バンド送出装置 1 リール 2 帯体 2a 帯体の一端部 2b 帯体の他端部 3 押し具 50 結束部 52 ガイド溝部 52a ガイド面 56 水平部 57 湾曲部 58 ストッパ 61 第1弾性付勢機構 66 第2弾性付勢機構 110 ヘッド 120 巻付部 100 結束バンド X セット位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 富井 祥介 兵庫県宍粟郡安富町安志766 タイトン株 式会社兵庫工場内 (72)発明者 宮崎 忠弘 兵庫県宍粟郡安富町安志766 タイトン株 式会社兵庫工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッドとヘッド上端部から横方向に延出
    された巻付部とを一体に有する結束バンドがセットされ
    かつその結束バンドを上記巻付部の長手方向に摺動可能
    に保持するガイド溝部を有する溝付き部材と、 正方向および逆方向に回転駆動されるリールと、 一端部が上記リールに固定され他端部に上記結束バンド
    のヘッドを後押しするための押し具が設けられていると
    共に、リールの正方向回転によりリールから繰り出され
    て上記ガイド溝部にセットされた結束バンドのヘッドを
    上記押し具を介し後押ししてその結束バンドの巻付部を
    上記ガイド溝部を経て結束部に送出可能でかつ上記リー
    ルに巻取り可能な帯体と、 結束バンドの巻付部が上記ガイド溝部を経て結束部の適
    正位置に送り出されたときに結束バンドのヘッドが当接
    してそのヘッドを位置決めするためのストッパと、 を備えることを特徴とする自動結束装置における結束部
    への結束バンド送出装置。
  2. 【請求項2】 溝付き部材のガイド溝部に結束バンドの
    巻付部が摺動するガイド面が具備されていると共に、上
    記ガイド溝部が、水平部と水平部の終端から円弧状に延
    び出て結束部に臨む湾曲部とを有し、上記水平部に、そ
    の水平部を通過する結束バンドを上記ガイド面に弾性的
    に押し付けて倣わせる第1弾性付勢機構が設けられ、上
    記湾曲部に、その湾曲部を通過する結束バンドを上記ガ
    イド面に弾性的に押し付けて倣わせる第2弾性付勢機構
    が設けられている請求項1に記載の自動結束装置におけ
    る結束部への結束バンド送出装置。
JP23194093A 1993-09-17 1993-09-17 自動結束装置における結束部への結束バンド送出装置 Pending JPH0789511A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110127101A (zh) * 2018-02-02 2019-08-16 许修义 一种自动扎带工具
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