JPH043934Y2 - - Google Patents

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JPH043934Y2
JPH043934Y2 JP11405087U JP11405087U JPH043934Y2 JP H043934 Y2 JPH043934 Y2 JP H043934Y2 JP 11405087 U JP11405087 U JP 11405087U JP 11405087 U JP11405087 U JP 11405087U JP H043934 Y2 JPH043934 Y2 JP H043934Y2
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stopper
belt
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binding
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は工具本体に長尺の結束ベルトの通路と
短い角筒状の止め具の供給路とを形成し、上記通
路の端部から結束ベルトを出すときに上記供給路
から供給された止め具に挿通させ、これを被結束
物に巻き回した後に、その巻き回し部の始端部と
終端部とを上記止め具に止め、さらに巻き回し部
を切断分離させる電線等の結束工具に関するもの
である。
(従来技術とその問題点) この種の結束工具として、本願考案者等は工具
本体に止め具の供給路と結束ベルトの通路とを平
行に形成したものを提案した(実願昭61−82355
号)(実公平3−39363号公報参照)。この結束工
具では、一定の数の止め具を供給路の後端開口部
から装填させて内部に収容した後、供給路に押圧
供給手段を挿入して止め具を前方に押し出す機構
が採用されている。ところが、止め具供給路は工
具本体の内部に形成されているので、止め具を外
部から見ることはできないので、いつ止め具用供
給路内の止め具がなくなるかを予想することがで
きず、止め具がなくなつてからあわてて止め具を
補充しなければならず、作業の円滑性を欠くこと
が多かつた。
(考案の目的) 本考案は上記欠点を解消し、止め具供給路に残
留している止め具の数を視認でき、その消費状態
にあわせて止め具を補充することができる結束工
具を提供することをその目的とする。
(目的を達成するための手段) 上記目的を達成するため、本考案に係る結束工
具は、工具本体内に、長尺の結束ベルトを通過案
内させるベルト通路と、後端開口部から装填した
複数の止め具を整列状態で収容する止め具供給路
とを平行に形成するとともに、上記工具本体の前
部には、上記止め具が通過可能な開口部と該開口
部に連続した止め具保持部とを有するとともに該
止め具保持部が上記止め具供給路の前端開口部に
整合する第1の位置と上記ベルト通路の前端開口
部に整合する第2の位置との間を移動し、上記第
1の位置において止め具供給路の前端開口部から
送り出された止め具を保持し、第2の位置でベル
ト通路の前端開口部から送り出された結束ベルト
を上記止め具に挿通する作動ヘツドを設け、該作
動ヘツドの近傍には第2の位置から第1の位置に
移動する作動ヘツドに連動して上記ベルト通路の
前端開口部の開口面に沿つて移動するカツタ部材
を設けるとともに、前記止め具供給路には、内部
に収容された止め具の一部又は全部を透視する透
視部が形成されていることを特徴とする。
(考案の作用、効果) 上述のように、本考案によれば、作動ヘツドを
第1の位置から第2の位置に移動させると、その
止め具保持部に止め具供給路内から止め具が押圧
供給され、さらに第2の位置から第1の位置に移
動させてベルト通路内の結束ベルトの先端を作動
ヘツド内の止め具に挿通させ且つ開口部から外に
引出して被結束物に巻き回した後に再度止め具に
止め、その後また作動ヘツドを第1の位置から第
2の位置に移動させると、カツタ部材がベルト通
路の前端開口部の開口面に沿つて移動し、結束ベ
ルトの巻き回し終端部を切断して他から分離す
る。
上記結束作業の際に、止め具供給路には透視部
が形成されているので、内部に収容された止め具
の消費状態を透視部から視認することができる。
したがつて、止め具の消費状態にあわせて止め具
を補充することができ、結束作業を円滑に行なう
ことができる。
(実施例) 以下、図面によつて本考案の実施例について説
明する。
第1図及び第2図において符号Aは電線等の結
束工具を示す。この結束工具Aは工具本体1と長
尺の結束ベルトを巻装したベルトケース2とから
構成され、結束ベルト3と止め具4とによつて電
線等の被結束物を結束するものである。
なお、結束ベルト3は、第3図に示すように、
その表面にラツク状の凹凸部5を有する長尺の部
材である。止め具4は短い角筒状体で、上記結束
ベルト3を挿通する挿通口6を有し、且つ対向す
る内壁の中間部に結束ベルト3の凹凸部5に係合
する係合爪7を有している。
工具本体1内には上記ベルトケース2からの結
束ベルト3をその後端から前端に通過案内させる
ベルト通路8と、上記結束ベルト3を挿通させ且
つその結束端部を止めるための複数の止め具4を
整列状態で収容する止め具供給路9とが平行に形
成されている。そして、ベルト通路8と止め具供
給路9の各前端開口部は略面一に形成され、また
工具本体1の前端にはベルト通路8の開口部をは
さんで止め具供給路9の開口部の反対側に突片1
0が形成され、該突片10の基部には開口溝11
が形成されている。
なお、止め具供給路9には、内部に収容された
止め具4の一部又は全部を透視する透視部12が
形成されている。そして、後端開口部には、内部
に収容された止め具4の最後端に係合する可撓性
抜け止め片13が形成され、さらに後部両側には
係止溝14が形成されている。上記抜け止め片1
3は止め具供給路9への止め具4の装填方向に対
して順方向に傾斜して上記止め具供給路9内に進
入するように形成されている。
止め具供給路9の内部に止め具4を装填するに
は止め具装填手段15によつて行ない、また、止
め具供給路9内の止め具4を前方に押圧供給する
ためには押圧手段16によつて行なわれる。
止め具装填手段15は、第4図a,bに示すよ
うに、握り部17から断面H字形のステイツク部
18を延出形成してなるもので、ステイツク部1
8の先端には二股部19が形成され、二股部19
の先端には突部20が形成されている。ステイツ
ク部18に複数の止め具4を貫通させるときに、
止め具4はステイツク部18の二股部19の先端
突部20にあたるが、二股部19が内側に曲り、
止め具4はステイツク部18に進入する。止め具
4の係合爪7はステイツク部18に接触しないよ
うに保持されるので、係止爪7が損傷するおそれ
がない。
このようにして複数の止め具4を止め具装填手
段15に保持させて止め具供給路9の後端開口部
からステイツク部18全体を挿入した後、握り部
17を引つ張ると、第5図に示すように、ステイ
ツク部18は抜けるが、最後端の止め具4は止め
具供給路9の抜け止め片13に係合するので、止
め具4が止め具供給路9から抜け出ることはな
い。
止め具押圧手段16は、第2図及び第6図に示
すように、ボデイ部21の一端から、両側に短い
係止片22、中央に長いプツシユガイド23をそ
れぞれ平行に突出形成するとともに、プツシユガ
イド23にはプツシユブロツク24をスライド自
在に設け、スプリング25によつて先端方向に付
勢している。止め具圧手段16は止め具4を装填
した後、止め具供給路9の後端開口部から挿入す
る。これにより、プツシユガイド23は止め具4
の挿通口6を貫通する一方、プツシユブロツク2
4が最後端の止め具4に係合するのでスプリング
25が縮み、また両側の係止片22は止め具供給
路9の係止溝14に係止して工具本体1に保持さ
れる。押圧手段16を取外すときは、ボデイ部2
1の両側を押して係止片22を内側に寄せて係止
溝14から外し、引き出せばよい。なお、プツシ
ユブロツク24には抜け止め片13に係合しない
ようにする逃げ部26が形成されているので、止
め具押圧手段16の引き出しはスムーズに行なわ
れる。
次に、上記工具本体1には、その前面に沿つて
上下方向に作動する作動ヘツド27が設けられて
いる。この作動ヘツド27は前後方向に開口部2
8を貫通形成するとともに、該開口部28の前部
上方に前壁29を設けることにより、該前壁29
の裏側に止め具保持部30を形成してなるもの
で、上記開口部28は止め具4が通過可能な大き
さで、上記前壁29の中央には結束ベルト3の幅
よりも少し大きく且つ上記開口部28に連続する
凹溝31が形成されている。
この作動ヘツド27は作動アーム32の先端に
設けられ、該作動アーム32は工具本体1のベル
ト通路8の下部に形成された凹部33に収容さ
れ、作動アーム32の後端は上記凹部33の両側
壁の後部に支持軸35によつて揺動可能に軸支さ
れている。
上記ベルト通路8を構成する突縁8aの下部に
はリターンスプリング36が固定され、その先端
は作動アーム32の上面に当接している。これに
対し、工具本体1の下部には操作レバー37が軸
支され、その上面は作動アーム32の下面に当接
している。これにより、上記作動アーム32の作
動範囲は操作レバー37とリターンスプリング3
6とにより規制され、作動ヘツド27は、止め具
保持部30が上記止め具供給路9の前端開口部に
整合する第1の位置(第2図に点線で示された位
置)と上記ベルト通路8の前端開口部に整合する
第2の位置(同図に実線で示された位置)との間
を移動するように設定されている。
次に、作動アーム32の先端には作動ヘツド2
7のほか、その手前位置にカツタ部材38が上下
方向に設けられている。カツタ部材38は工具本
体1の前端に突出形成された突片10の開口溝1
1を貫通して、作動ヘツド27が第2の位置から
第1の位置へ動くときに上記作動ヘツド27と連
動してベルト通路8の前端開口部の開口面に沿つ
て移動するように構成されている。
ここで、上記構成の結束工具Aの使用態様につ
いて説明する。
まず、ベルトケース2から結束ベルト3を引き
出し、これを工具本体1のベルト通路8の後端か
ら前端に挿通する一方、上述の要領で止め具供給
路9内に止め具4を収容し、止め具押圧手段16
を装着する。これにより、止め具4は常に前方に
押圧される。
次に、電線等の被結束物45を結束するにあた
つては、まず工具本体1を手に持ち、操作レバー
37を指で引き上げ操作してリターンスプリング
36に抗して作動アーム32を揺動させることに
より、作動ヘツド27を第1の位置に移動させる
(第7図a参照)。これにより、作動ヘツド27の
止め具保持部30が止め具供給路9の前端開口部
の位置に整合するから、最前部の止め具4が止め
具押圧手段16に押されて止め具保持部30内に
飛び込んで保持される。
次に、操作レバー37を離すとリターンスプリ
ング36によつて作動アーム32が下り、作動ヘ
ツド27はベルト通路8の前端開口部に整合する
第2の位置に移動し、止め具4は突片10に当つ
て押えられ、上記整合位置に保持される(同図b
参照)。ここで、結束ベルト3を工具の後方から
前方に押してやると、その先端は作動ヘツド27
内の止め具4の挿通口6及び作動ヘツド27の止
め具保持部30の凹溝31を通つて作動ヘツド2
7の前方に突出する。このとき、結束ベルト3は
工具本体1のベルト通路により止め具4の係合爪
7間の中心に案内されるため、結束ベルト3は凹
凸部5が係合爪7に係合することなく送り出され
る。
そこで、工具本体1の前方に出された結束ベル
ト3を前方に引つ張つて被結束物45に巻き回し
た後に結束ベルト3の先端を再び作動ヘツド27
の止め具保持部30内の止め具4の挿通口6から
挿入する(同図c参照)。そしてこんどは逆に結
束ベルト3の工具本体1の後部側を後方に引つ張
つて結束ベルト3を締めると、第3図に示したよ
うに、結束ベルト3の凹凸部5と止め具4の係合
爪7とが係合して、締め状態が保持される。
再び操作レバー37を引き上げて作動ヘツド2
7を第1の位置に移動させると、カツタ部材38
もこれに連動し、突片10の基部の開口溝11を
通過した後、ベルト通路8の前端開口部の開口面
に沿つて移動する。これに対し、止め具4は結束
ベルト3によりベルト通路8の前端開口部に保持
されているので、結束ベルト3の巻き回しの始終
端部は切断される(同図d参照)。このとき、止
め具保持部30は止め具供給路9に整合する第2
の位置にあるので、作動ヘツド27の開口部はベ
ルト通路8の前方に整合している。このためカツ
タ部材38によりベルト通路8内の結束ベルト3
と連結を断たれた止め具4と結束ベルト3は、作
動ヘツド27の開口部から外に出る(同図e参
照)。これで1つの結束作業が終了する。なお、
作動ヘツド27は第1の位置にあるので、次の止
め具4が作動ヘツド27内に供給され、次の結束
が準備される。
上記結束作業において、止め具供給路9には透
視部12が形成されているので、止め具4の消費
状態を視認することができる。したがつて、止め
具4の消費状態にあわせて止め具4を補充するこ
とができ、結束作業を円滑に行なうことができ
る。
なお、透視部は止め具供給路9の全長に溝状に
形成したり、あるいは止め具供給路9の全長にわ
たつて透明にすることにより構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電線等の結束工具の斜視
図、第2図はその拡大断面図、第3図a,bは上
記結束工具の斜視図及び断面図、第4図aは止め
具装填手段の平面図、同図bは同図aのX−X線
上の断面図、第5図は止め具装填手段による装填
態様説明図、第6図は止め具押圧手段の取付け状
態説明図、第7図a,b,c,d,eは上記結束
工具のヘツドの動作状態説明図である。 符号A……結束工具、1……工具本体、2……
ベルトケース、3……結束ベルト、4……止め
具、5……凹凸部、7……係合爪、8……ベルト
通路、9……止め具供給路、12……透視部、1
3……抜け止め片、27……作動ヘツド、30…
…止め具保持部、38……カツタ部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 工具本体内に、長尺の結束ベルトを通過案内さ
    せるベルト通路と、後端開口部から装填した複数
    の止め具を整列状態で収容する止め具供給路とを
    平行に形成するとともに、 上記工具本体の前部には、上記止め具が通過可
    能な開口部と該開口部に連続した止め具保持部と
    を有するとともに該止め具保持部が上記止め具供
    給路の前端開口部に整合する第1の位置と上記ベ
    ルト通路の前端開口部に整合する第2の位置との
    間を移動し、上記第1の位置において止め具供給
    路の前端開口部から送り出された止め具を保持
    し、第2の位置でベルト通路の前端開口部から送
    り出された結束ベルトを上記止め具に挿通する作
    動ヘツドを設け、 該作動ヘツドの近傍には第2の位置から第1の
    位置に移動する作動ヘツドに連動して上記ベルト
    通路の前端開口部の開口面に沿つて移動するカツ
    タ部材を設けるとともに、 前記止め具供給路には、内部に収容された止め
    具の一部又は全部を透視する透視部が形成されて
    いることを特徴とする結束工具。
JP11405087U 1987-07-24 1987-07-24 Expired JPH043934Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11405087U JPH043934Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24
KR2019880007699U KR920008730Y1 (ko) 1987-07-24 1988-05-25 결속공구

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11405087U JPH043934Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6420405U JPS6420405U (ja) 1989-02-01
JPH043934Y2 true JPH043934Y2 (ja) 1992-02-06

Family

ID=31354443

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11405087U Expired JPH043934Y2 (ja) 1987-07-24 1987-07-24

Country Status (1)

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JP (1) JPH043934Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1127789A1 (en) 2000-02-24 2001-08-29 Nirei Industry Co., Ltd. Binding apparatus for tightening a binding belt

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1127789A1 (en) 2000-02-24 2001-08-29 Nirei Industry Co., Ltd. Binding apparatus for tightening a binding belt

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6420405U (ja) 1989-02-01

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