JPH0789308A - タイヤの防滑具 - Google Patents
タイヤの防滑具Info
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- JPH0789308A JPH0789308A JP26181893A JP26181893A JPH0789308A JP H0789308 A JPH0789308 A JP H0789308A JP 26181893 A JP26181893 A JP 26181893A JP 26181893 A JP26181893 A JP 26181893A JP H0789308 A JPH0789308 A JP H0789308A
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- Japan
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- tire
- chain
- circumferential groove
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Abstract
(57)【要約】
【目的】スタッドレスタイヤでは走破し得ない勾配を有
する氷盤及び圧雪路面にあっても、そのタイヤに装着す
ることにより登板、発進を可能ならしめる。 【構成】タイヤのトレッド面4に形成される周方向溝5
に取付けられる紐状の基体7に、タイヤ軸方向に張出し
トレッド面に載置される翼板9を設け、この翼板に、タ
イヤ半径方向外向きに突出する滑り止め片10を設けて
いる。なお基体はリンクチェーンとして形成するのが好
ましい。
する氷盤及び圧雪路面にあっても、そのタイヤに装着す
ることにより登板、発進を可能ならしめる。 【構成】タイヤのトレッド面4に形成される周方向溝5
に取付けられる紐状の基体7に、タイヤ軸方向に張出し
トレッド面に載置される翼板9を設け、この翼板に、タ
イヤ半径方向外向きに突出する滑り止め片10を設けて
いる。なお基体はリンクチェーンとして形成するのが好
ましい。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、氷雪路用として形成さ
れたスタッドレスタイヤにおいても走破不可能な、例え
ば硬い氷盤上、つるつるの積雪路面での走破を可能と
し、しかも装脱を容易とするタイヤの防滑具に関する。
れたスタッドレスタイヤにおいても走破不可能な、例え
ば硬い氷盤上、つるつるの積雪路面での走破を可能と
し、しかも装脱を容易とするタイヤの防滑具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、冬期に氷雪路面を走行するには、
ショートリンクチェーンを梯子状、又はネット状に組立
てタイヤ周面に巻付けて使用するいわゆるタイヤチェー
ンが知られている。このようなタイヤチェーンは金属を
用いて形成されているため、タイヤに装着することによ
って車両は乗心地が低下し、かつ走行騒音が増大すると
いう欠点がある。
ショートリンクチェーンを梯子状、又はネット状に組立
てタイヤ周面に巻付けて使用するいわゆるタイヤチェー
ンが知られている。このようなタイヤチェーンは金属を
用いて形成されているため、タイヤに装着することによ
って車両は乗心地が低下し、かつ走行騒音が増大すると
いう欠点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような問題点の一
端を解決すべく、タイヤチェーンの本体に合成樹脂等、
非金属材料を用いたものも出現しているが、このもの
は、乗心地及び騒音は若干改善されたものの、氷上及び
圧雪上を登坂する時には発進が困難、金属製のものに比
べて耐久性に劣る。走行時に弛み、ずれが生じやすく、
グリップ力、操縦安定性が低下しがちとなり、完全なも
のではなかった。
端を解決すべく、タイヤチェーンの本体に合成樹脂等、
非金属材料を用いたものも出現しているが、このもの
は、乗心地及び騒音は若干改善されたものの、氷上及び
圧雪上を登坂する時には発進が困難、金属製のものに比
べて耐久性に劣る。走行時に弛み、ずれが生じやすく、
グリップ力、操縦安定性が低下しがちとなり、完全なも
のではなかった。
【0004】しかも、前記の如く梯子状に組立てたタイ
ヤチェーンは、その装脱に手間を要し、取扱いに不便で
もあり、このため金属からなる従来のタイヤチェーンと
同等の耐久性及び氷雪上の走行性能を有し、しかも乗心
地の向上と、ドライ路面の走行に際して、通過騒音を抑
制したタイヤの防滑具の出現が期待されていた。
ヤチェーンは、その装脱に手間を要し、取扱いに不便で
もあり、このため金属からなる従来のタイヤチェーンと
同等の耐久性及び氷雪上の走行性能を有し、しかも乗心
地の向上と、ドライ路面の走行に際して、通過騒音を抑
制したタイヤの防滑具の出現が期待されていた。
【0005】発明者らは、タイヤのトレッド面を周回す
る周方向溝に着目し、この周方向溝に防滑具を装填する
こと、又防滑具は、金属、非金属にとらわれることなく
各部材の機能分担に応じて最適な材料を選択しうるよう
な形状とすることにより、前記問題点を解決できること
を見出し、本発明の完成させたのである。
る周方向溝に着目し、この周方向溝に防滑具を装填する
こと、又防滑具は、金属、非金属にとらわれることなく
各部材の機能分担に応じて最適な材料を選択しうるよう
な形状とすることにより、前記問題点を解決できること
を見出し、本発明の完成させたのである。
【0006】本発明は、スタッドレスタイヤが走破しえ
ない氷雪路面、特に登坂路面の走行を可能とし、かつ装
脱を容易とするタイヤの防滑具の提供を目的としてい
る。
ない氷雪路面、特に登坂路面の走行を可能とし、かつ装
脱を容易とするタイヤの防滑具の提供を目的としてい
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、トレッド面に
連続して周方向に形成される周方向溝内に該周方向溝を
周回して取付けられる紐状の基体に、この基体からタイ
ヤ軸方向に張出し前記トレッド面に載置される翼板を設
けるとともに、この翼板に半径方向外向きに突出する滑
り止め片を設けてなるタイヤの防滑具である。
連続して周方向に形成される周方向溝内に該周方向溝を
周回して取付けられる紐状の基体に、この基体からタイ
ヤ軸方向に張出し前記トレッド面に載置される翼板を設
けるとともに、この翼板に半径方向外向きに突出する滑
り止め片を設けてなるタイヤの防滑具である。
【0008】なお前記基体は鋼製のリンクチェーンであ
ることが好ましい。
ることが好ましい。
【0009】
【作用】基体はタイヤの周方向溝に設けるものであるた
め、梯子状又はネット状をなす従来のタイヤ用のチェー
ンのようにサイドウォール部から側方に突出することが
なく、タイヤに取付けた際にも車体と干渉する危険がな
い。又基体を周方向溝の内に没入させることが可能とな
り、これによって、走行時において、基体と路面との接
触を避けることができ、基体に摩耗損傷が生じるのを排
除することが可能となる。
め、梯子状又はネット状をなす従来のタイヤ用のチェー
ンのようにサイドウォール部から側方に突出することが
なく、タイヤに取付けた際にも車体と干渉する危険がな
い。又基体を周方向溝の内に没入させることが可能とな
り、これによって、走行時において、基体と路面との接
触を避けることができ、基体に摩耗損傷が生じるのを排
除することが可能となる。
【0010】しかも基体は周方向溝を周回して取付いて
おり、これによって前記従来のタイヤ用チェーンのよう
にトレッド面を横切る部材を設ける必要がないため、基
体の着脱が簡易になしうる。
おり、これによって前記従来のタイヤ用チェーンのよう
にトレッド面を横切る部材を設ける必要がないため、基
体の着脱が簡易になしうる。
【0011】又滑り止め片は、前記基体から張出しトレ
ッド面に載置される翼板に設けている。これにより滑り
止め片は、翼片を介してトレッド面に着座することが出
来、滑り止め片を安定して氷盤又はつるつるの圧雪面に
打込むことが出来、前記氷盤上、圧雪面での牽引能力、
制動能力、さらには登坂能力及び登坂における発進能力
を高め、冬期において走行の安全性を確保しうる。
ッド面に載置される翼板に設けている。これにより滑り
止め片は、翼片を介してトレッド面に着座することが出
来、滑り止め片を安定して氷盤又はつるつるの圧雪面に
打込むことが出来、前記氷盤上、圧雪面での牽引能力、
制動能力、さらには登坂能力及び登坂における発進能力
を高め、冬期において走行の安全性を確保しうる。
【0012】なお基体を金属製のリンクチェーンとして
形成した場合には、従来のリング体が連なるショートリ
ンクチェーンからなるタイヤ用チェーンに比べて単位断
面積当たりの強度をより高めうるため、基体を小型化す
ることが可能となる。しかもリンクチェーンを構成する
部材はその材質、及び硬度を各部材の機能に応じて適宜
選択することが可能であるため、基体の強度、及び耐摩
耗性を効果的に高めることが可能となる。
形成した場合には、従来のリング体が連なるショートリ
ンクチェーンからなるタイヤ用チェーンに比べて単位断
面積当たりの強度をより高めうるため、基体を小型化す
ることが可能となる。しかもリンクチェーンを構成する
部材はその材質、及び硬度を各部材の機能に応じて適宜
選択することが可能であるため、基体の強度、及び耐摩
耗性を効果的に高めることが可能となる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例をタイヤが氷雪路用の
スパイクレスタイヤであり、かつ前記基体がリンクチェ
ーンである場合を例にとり、図面に基づき説明する。
スパイクレスタイヤであり、かつ前記基体がリンクチェ
ーンである場合を例にとり、図面に基づき説明する。
【0014】図においてタイヤの防滑具3は、タイヤ2
のトレッド面4に形成される周方向溝5に周回して取付
けられる基体7に、トレッド面4に載置される翼板9を
設けており、この翼板9にトレッド面4から突出する滑
り止め片10を設けている。
のトレッド面4に形成される周方向溝5に周回して取付
けられる基体7に、トレッド面4に載置される翼板9を
設けており、この翼板9にトレッド面4から突出する滑
り止め片10を設けている。
【0015】タイヤ2は、本実施例では、氷雪路用のス
タッドレスタイヤとして形成され、図1、2に示すよう
に、前記トレッド面4を形成するトレッド部12の両端
からタイヤ半径方向内方にのびるサイドウォール部1
3、13と、該サイドウォール部13、13の半径方向
内端に位置するビード部14、14とを有する空気入り
タイヤとして形成される。又タイヤ1にはトレッド部1
2からサイドウォール部13を通りビード部24のビー
ドコア15の周りを折返すトロイド状のカーカス16
と、その半径方向外側かつトレッド部12の内部に配さ
れるベルト層17とを具える。
タッドレスタイヤとして形成され、図1、2に示すよう
に、前記トレッド面4を形成するトレッド部12の両端
からタイヤ半径方向内方にのびるサイドウォール部1
3、13と、該サイドウォール部13、13の半径方向
内端に位置するビード部14、14とを有する空気入り
タイヤとして形成される。又タイヤ1にはトレッド部1
2からサイドウォール部13を通りビード部24のビー
ドコア15の周りを折返すトロイド状のカーカス16
と、その半径方向外側かつトレッド部12の内部に配さ
れるベルト層17とを具える。
【0016】前記カーカス16は、本実施例では2枚の
カーカスプライからなり、このカーカスプライは、カー
カスコードをタイヤの赤道Cに対して本実施例では80
°〜90°の角度で配列し、かつトッピングゴムで被覆
したいわゆるラジアル又はセミラジアル方向の配列のシ
ート体をなし、又カーカスコードとしてナイロン、ポリ
エステル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の有機繊維コ
ード又はスチールコードが採用される。
カーカスプライからなり、このカーカスプライは、カー
カスコードをタイヤの赤道Cに対して本実施例では80
°〜90°の角度で配列し、かつトッピングゴムで被覆
したいわゆるラジアル又はセミラジアル方向の配列のシ
ート体をなし、又カーカスコードとしてナイロン、ポリ
エステル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の有機繊維コ
ード又はスチールコードが採用される。
【0017】前記ベルト層17は、本実施例では2枚の
ベルトプライからなり、これらのベルトプライは、ナイ
ロン、ポリエステル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の
有機繊維コード、又はスチールコードをプライ間で互い
に交差する向きに配列している。
ベルトプライからなり、これらのベルトプライは、ナイ
ロン、ポリエステル、レーヨン、芳香族ポリアミド等の
有機繊維コード、又はスチールコードをプライ間で互い
に交差する向きに配列している。
【0018】又トレッド部12の前記ベルト層17の半
径方向外側かつトレッド面4を形成するトレッドゴム1
9にあっては、本実施例ではタイヤ半径方向内側に位置
するベースゴム19Aと、その外側に配されるキャップ
ゴム19Bとからなり、キャップゴム19Bには、例え
ば−5℃においてJISA硬度が55〜61度の軟質の
ゴムが用いられ氷路面との粘着摩擦力を大として氷雪路
上の走行性能を高めている。
径方向外側かつトレッド面4を形成するトレッドゴム1
9にあっては、本実施例ではタイヤ半径方向内側に位置
するベースゴム19Aと、その外側に配されるキャップ
ゴム19Bとからなり、キャップゴム19Bには、例え
ば−5℃においてJISA硬度が55〜61度の軟質の
ゴムが用いられ氷路面との粘着摩擦力を大として氷雪路
上の走行性能を高めている。
【0019】前記ベースゴム19Aは、キャップゴム1
9Bとして前記した如く軟質のゴムを用いたことに起因
するパターン剛性の低下を補うため、−5℃におけるJ
ISA硬度を65〜70度とした硬質のゴムを用いて形
成している。
9Bとして前記した如く軟質のゴムを用いたことに起因
するパターン剛性の低下を補うため、−5℃におけるJ
ISA硬度を65〜70度とした硬質のゴムを用いて形
成している。
【0020】トレッド面4には、広巾の周方向溝5が、
本実施例ではタイヤ赤道C上を周方向に連続して形成さ
れ、この周方向溝5とトレッド縁Eとの間には、多数の
横パターン溝X、縦パターン溝Yが設けられる。トレッ
ド面4にはこれらの縦、横のパターン溝Y、X、トレッ
ド縁及び周方向溝5によって囲まれた多数のブロックB
が形成され、軟らかい雪上を走行する際におけるグリッ
プ力を高めている。
本実施例ではタイヤ赤道C上を周方向に連続して形成さ
れ、この周方向溝5とトレッド縁Eとの間には、多数の
横パターン溝X、縦パターン溝Yが設けられる。トレッ
ド面4にはこれらの縦、横のパターン溝Y、X、トレッ
ド縁及び周方向溝5によって囲まれた多数のブロックB
が形成され、軟らかい雪上を走行する際におけるグリッ
プ力を高めている。
【0021】ブロックBは、その周面に周方向に対して
交わる向きに配されるサイピング20が施され、氷路面
における摩擦抵抗を高めている。
交わる向きに配されるサイピング20が施され、氷路面
における摩擦抵抗を高めている。
【0022】なお、前記周方向溝5の溝底5Aには、該
溝底5Aから凹む凹部6が周方向に隔設される。
溝底5Aから凹む凹部6が周方向に隔設される。
【0023】基体7は、本実施例では、スチールからな
る金属材を用いてかつ図3、4に示す如く長ピッチのブ
シュチェーン8として形成される。
る金属材を用いてかつ図3、4に示す如く長ピッチのブ
シュチェーン8として形成される。
【0024】ブシュチェーン8は、周知のように、チェ
ーンのピッチP方向に対置される1対のピンリンクプレ
ート22、22と、このピンリンクプレート22にピッ
チP間隔を隔てて透設される2つのピン孔に両端がそれ
ぞれ嵌り合う1対のピン23、23とからなるピンリン
ク24、及び対置される一対のブシュリンクプレート2
5、25とこのブシュリンクプレートにピッチP間隔を
隔てて透設される2つのブシュ孔に両端が嵌り合いかつ
前記ピン23を遊挿する孔部を中心に有する1対のブシ
ュ26、26とからなるブシュリンク27とを交互に組
合わせ一連のチェーンとして形成している。
ーンのピッチP方向に対置される1対のピンリンクプレ
ート22、22と、このピンリンクプレート22にピッ
チP間隔を隔てて透設される2つのピン孔に両端がそれ
ぞれ嵌り合う1対のピン23、23とからなるピンリン
ク24、及び対置される一対のブシュリンクプレート2
5、25とこのブシュリンクプレートにピッチP間隔を
隔てて透設される2つのブシュ孔に両端が嵌り合いかつ
前記ピン23を遊挿する孔部を中心に有する1対のブシ
ュ26、26とからなるブシュリンク27とを交互に組
合わせ一連のチェーンとして形成している。
【0025】前記ブシュチェーン8は、前述のピンリン
クプレート22及びブシュリンクプレート25を例えば
強靭鋼など引張り強さの高い鋼を用いてかつ必要により
焼入、焼戻を施すことによりチェーンの強さを高めると
ともに、ピン23及びブシュ26については表面硬化処
理を行い表面硬度を高くし、両者の接触面圧を高めてい
る。このようにブシュチェーン8を構成する鋼種と、そ
の熱処理を適宜選択することにより、基体7を強度及び
耐摩耗を保持してより小型化することが出来る。
クプレート22及びブシュリンクプレート25を例えば
強靭鋼など引張り強さの高い鋼を用いてかつ必要により
焼入、焼戻を施すことによりチェーンの強さを高めると
ともに、ピン23及びブシュ26については表面硬化処
理を行い表面硬度を高くし、両者の接触面圧を高めてい
る。このようにブシュチェーン8を構成する鋼種と、そ
の熱処理を適宜選択することにより、基体7を強度及び
耐摩耗を保持してより小型化することが出来る。
【0026】前記ブシュチェーン8には、本実施例では
該チェーン8を無端環状に接続するために接続リンク2
9が設けられる。接続リンク29は、本実施例では図
7、8に示すようにチェーン端部に位置するブシュリン
クに代えて設けられるものであり、短寸の接続リンクプ
レート31、31間を結ぶ接続ピン32に一端が枢支さ
れる第1のレバー33と、この第1のレバーに一端がピ
ン結合しかつ他端に前記ピンリンク24のピン23に掛
り合う鉤部34を有する第2のレバー35とを有し、第
1のレバー33の回動により第2のレバー35の前記鉤
部34を向き合うピン23に向かって進退させることが
出来る。
該チェーン8を無端環状に接続するために接続リンク2
9が設けられる。接続リンク29は、本実施例では図
7、8に示すようにチェーン端部に位置するブシュリン
クに代えて設けられるものであり、短寸の接続リンクプ
レート31、31間を結ぶ接続ピン32に一端が枢支さ
れる第1のレバー33と、この第1のレバーに一端がピ
ン結合しかつ他端に前記ピンリンク24のピン23に掛
り合う鉤部34を有する第2のレバー35とを有し、第
1のレバー33の回動により第2のレバー35の前記鉤
部34を向き合うピン23に向かって進退させることが
出来る。
【0027】前記ブシュチェーン8を周方向溝5内に装
填しかつピン23に鉤部34を掛合させるとともに、前
記第1のレバー33を適宜工具を用いて回動させ、該鉤
部34を後退させることにより、該ブシュチェーン8を
周方向溝5内で環状に連結することが出来る。図8の
(A)は連結前の状態を、又(B)は連結後の状態をそ
れぞれ示す。
填しかつピン23に鉤部34を掛合させるとともに、前
記第1のレバー33を適宜工具を用いて回動させ、該鉤
部34を後退させることにより、該ブシュチェーン8を
周方向溝5内で環状に連結することが出来る。図8の
(A)は連結前の状態を、又(B)は連結後の状態をそ
れぞれ示す。
【0028】なお本実施例では図7に示すように連結し
た状態において、その連結の外れを防ぐため、連結時に
おいて、第1のレバー33をタイヤ軸線lがなす死点を
こえて回動させるとともに、接続リンクプレート31、
31間に、第1のレバー33、又は第2のレバー35の
何れかの回転を阻止しうる安全ピン36を取外し自在に
架け渡している。
た状態において、その連結の外れを防ぐため、連結時に
おいて、第1のレバー33をタイヤ軸線lがなす死点を
こえて回動させるとともに、接続リンクプレート31、
31間に、第1のレバー33、又は第2のレバー35の
何れかの回転を阻止しうる安全ピン36を取外し自在に
架け渡している。
【0029】前記構成の接続リンク29を設けることに
より、ピンリンク24の前記ピン23を周方向溝5の溝
方向と直角の向きに挿抜することなくブシュチェーン8
を環状に連結、又は開放でき、チェーンの取付け作業が
容易かつ確実になしうる。
より、ピンリンク24の前記ピン23を周方向溝5の溝
方向と直角の向きに挿抜することなくブシュチェーン8
を環状に連結、又は開放でき、チェーンの取付け作業が
容易かつ確実になしうる。
【0030】なおトレッド面2がブロックパターンによ
って形成された場合のように、タイヤ軸方向へ前記ピン
23を容易に挿抜しうる場合には、通常のブシュチェー
ンと同様にピン23の挿抜によって連結、解放してもよ
い。
って形成された場合のように、タイヤ軸方向へ前記ピン
23を容易に挿抜しうる場合には、通常のブシュチェー
ンと同様にピン23の挿抜によって連結、解放してもよ
い。
【0031】又ブシュチェーン8は、そのピンリンクプ
レート22、又はブシュリンクプレート25に、本実施
例ではブシュリンクプレート25に、周方向溝5を周回
して取付く状態において、周方向溝5の前記凹部6に嵌
まり合う突起39を下設している。この突起39は、一
連に連なるチェーンに一か所のみ設けてもよく、又凹部
6…の設置位置に合わせて複数個所設けてもよい。
レート22、又はブシュリンクプレート25に、本実施
例ではブシュリンクプレート25に、周方向溝5を周回
して取付く状態において、周方向溝5の前記凹部6に嵌
まり合う突起39を下設している。この突起39は、一
連に連なるチェーンに一か所のみ設けてもよく、又凹部
6…の設置位置に合わせて複数個所設けてもよい。
【0032】前記突起39が周方向溝5の凹部6と係合
することによって、ブシュチェーン8とタイヤ2との周
方向のずれを防止でき、タイムロスを生じることなく応
答性よく氷結面、圧雪面をグリップすることが出来る。
することによって、ブシュチェーン8とタイヤ2との周
方向のずれを防止でき、タイムロスを生じることなく応
答性よく氷結面、圧雪面をグリップすることが出来る。
【0033】なおタイヤ2に周方向溝と接続する横パタ
ーン溝Yがある場合には、ブシュチェーン8のピンリン
クプレート22又はブシュリンクプレート25から側方
に張出す突片を設けるとともに、この突片を横パターン
溝Yに係合させてブシュチェーン8のずれを防ぐことも
出来る。
ーン溝Yがある場合には、ブシュチェーン8のピンリン
クプレート22又はブシュリンクプレート25から側方
に張出す突片を設けるとともに、この突片を横パターン
溝Yに係合させてブシュチェーン8のずれを防ぐことも
出来る。
【0034】前記基体7には翼板9が設けられる。翼板
9は、本実施例ではピンリンク24の前記向き合うピン
リンクプレート22、22の各上端からチェーンの側方
にそれぞれ水平に張出す一対の鋼製板体の張出し片4
1、41と、この2つの張出し片41、41を跨がり載
置される弾性板42とからなる。
9は、本実施例ではピンリンク24の前記向き合うピン
リンクプレート22、22の各上端からチェーンの側方
にそれぞれ水平に張出す一対の鋼製板体の張出し片4
1、41と、この2つの張出し片41、41を跨がり載
置される弾性板42とからなる。
【0035】又、前記ブシュチェーン8、即ち基体7が
周方向溝5内に取付けることによって、前記張出し片4
1は、トレッド面4に載置される。
周方向溝5内に取付けることによって、前記張出し片4
1は、トレッド面4に載置される。
【0036】このような翼板9は、本実施例では、2ピ
ッチ毎、即ち各ピンリンク24毎に設けているが、翼板
9の取付けは本例に制約されることなく、間隔を本例よ
りも長くすることが出来、又ブシュリンク27に翼板を
設けることによって、翼板9の取付け間隔を短くするこ
とも出来る。
ッチ毎、即ち各ピンリンク24毎に設けているが、翼板
9の取付けは本例に制約されることなく、間隔を本例よ
りも長くすることが出来、又ブシュリンク27に翼板を
設けることによって、翼板9の取付け間隔を短くするこ
とも出来る。
【0037】前記弾性板42はウレタンゴム又はJIS
A硬度が70〜95度の硬質のゴムによって形成され、
圧縮力に耐えうるようゴム厚は2.0mm以上とすること
が好ましい。
A硬度が70〜95度の硬質のゴムによって形成され、
圧縮力に耐えうるようゴム厚は2.0mm以上とすること
が好ましい。
【0038】前記翼板9には、滑り止め片10が取付け
られる。又滑り止め片10は、本実施例ではスパイクピ
ン11として形成される。
られる。又滑り止め片10は、本実施例ではスパイクピ
ン11として形成される。
【0039】スパイクピン11は、本実施例では、図5
に示すように、皿頭状に形成した下端部11Aと、この
下端部11Aの上方に周面に雄ねじを螺刻した胴部11
Bと、胴部11Bの上方に連設され先端が鋭な円錐状を
なす先端部11Cからなる。又スパイクピン11は、超
硬チップを先端に設け残余はスチールによって形成して
いる。
に示すように、皿頭状に形成した下端部11Aと、この
下端部11Aの上方に周面に雄ねじを螺刻した胴部11
Bと、胴部11Bの上方に連設され先端が鋭な円錐状を
なす先端部11Cからなる。又スパイクピン11は、超
硬チップを先端に設け残余はスチールによって形成して
いる。
【0040】他方、張出し片41には、前記スパイクピ
ン11が通る孔44が透設され、該張出し片41下面に
は、スパイクピン11の下端部11Aが張出し片41下
面と略面一となり挿入しうるよう皿面取が施される。又
弾性板42には、スパイクピン11の胴部11Bが挿通
しうるピン孔45を前記張出し片41の孔44と位置合
わせのうえ穿設される。
ン11が通る孔44が透設され、該張出し片41下面に
は、スパイクピン11の下端部11Aが張出し片41下
面と略面一となり挿入しうるよう皿面取が施される。又
弾性板42には、スパイクピン11の胴部11Bが挿通
しうるピン孔45を前記張出し片41の孔44と位置合
わせのうえ穿設される。
【0041】スパイクピン11は、張出し片41の孔4
4及び弾性板42のピン孔45に下方から挿入し、かつ
胴部11Bの雄ネジに螺合するナット46を用いて張出
し片41と弾性板42とを固着することにより前記翼板
9が形成され、しかも先端部11Cは、基体7を周方向
溝5に取付けた状態において、トレッド面4から半径方
向外向きに突出する。
4及び弾性板42のピン孔45に下方から挿入し、かつ
胴部11Bの雄ネジに螺合するナット46を用いて張出
し片41と弾性板42とを固着することにより前記翼板
9が形成され、しかも先端部11Cは、基体7を周方向
溝5に取付けた状態において、トレッド面4から半径方
向外向きに突出する。
【0042】このように本実施例では、スパイクピン1
1をナット46を用いて翼板9に取付けているため、ス
パイクピン11の損傷に際して簡易かつ迅速にその交換
をなしうる。
1をナット46を用いて翼板9に取付けているため、ス
パイクピン11の損傷に際して簡易かつ迅速にその交換
をなしうる。
【0043】なお、滑り止め片10としては、前記スパ
イクピンの他、先端に複数の山部を並べて鋸歯状に形成
するとともに、その滑り止め片を、前記翼板9に接着剤
等を用いて一体に固着して取付けてもよい。
イクピンの他、先端に複数の山部を並べて鋸歯状に形成
するとともに、その滑り止め片を、前記翼板9に接着剤
等を用いて一体に固着して取付けてもよい。
【0044】然して、タイヤ2を装着した車両は、ドラ
イ路面、又は平坦な雪上を走行するときには、タイヤの
防滑具3を装着することなく、タイヤ2のみで走行す
る。従ってトレッド面4から滑り止め片9が突出せず路
面を損傷せずかつ走行安定性、乗心地を保持しつつ、又
金属音を発することなく静かに走行することが出来る。
イ路面、又は平坦な雪上を走行するときには、タイヤの
防滑具3を装着することなく、タイヤ2のみで走行す
る。従ってトレッド面4から滑り止め片9が突出せず路
面を損傷せずかつ走行安定性、乗心地を保持しつつ、又
金属音を発することなく静かに走行することが出来る。
【0045】この車両が氷結路面又は圧雪路面を走行す
るときにおいて、本実施例のタイヤの防滑具3を装着す
る。
るときにおいて、本実施例のタイヤの防滑具3を装着す
る。
【0046】装着に際して、タイヤの防滑具3は、単列
の紐状に形成されかつ周方向溝5を周回させて取付ける
ものであるため、梯子状又はネット状に構成された従来
のタイヤ用のチェーンに比して装着が簡易かつ精度よく
取付けられる。又本例のように接続リンク29が設けら
れている場合には、連結及び解放作業が容易になしう
る。
の紐状に形成されかつ周方向溝5を周回させて取付ける
ものであるため、梯子状又はネット状に構成された従来
のタイヤ用のチェーンに比して装着が簡易かつ精度よく
取付けられる。又本例のように接続リンク29が設けら
れている場合には、連結及び解放作業が容易になしう
る。
【0047】前記した如く、タイヤ2にタイヤの防滑具
3を装着した車両は、氷結路面又はつるつるの圧雪路を
走行するに際して、滑り止め片10の先端部が氷結路面
又は圧雪路面に喰い込み牽引力及び制動力が高まり、登
坂時、さらには登坂での発進する際にあっても滑りが生
じることなく確実な走行及び発進がなしうる。
3を装着した車両は、氷結路面又はつるつるの圧雪路を
走行するに際して、滑り止め片10の先端部が氷結路面
又は圧雪路面に喰い込み牽引力及び制動力が高まり、登
坂時、さらには登坂での発進する際にあっても滑りが生
じることなく確実な走行及び発進がなしうる。
【0048】しかも本例のようにブシュチェーン8に突
起39を設けることによって、この突起39が周方向溝
5の前記凹部6と係合しタイヤ2が空転することなくか
つ応答性よく安全な走行、発進をすることが出来るので
ある。
起39を設けることによって、この突起39が周方向溝
5の前記凹部6と係合しタイヤ2が空転することなくか
つ応答性よく安全な走行、発進をすることが出来るので
ある。
【0049】なおリンクチェーンとしては、前述のブシ
ュチェーン8の他、ブシュリンクプレート25を、一体
の鋼製ブロックとして形成したブロックチェーン、さら
には、ローラチェーン、JISB1804によって形状
が規定されたリーフチェーンとして形成してもよく、他
方、前記リンクチェーンを構成する各部材についても、
例えば有機、無機繊維を配合した強化合成樹脂などの合
成樹脂材及び銅合金、アルミ合金などの非鉄金属材を採
用することも出来る。
ュチェーン8の他、ブシュリンクプレート25を、一体
の鋼製ブロックとして形成したブロックチェーン、さら
には、ローラチェーン、JISB1804によって形状
が規定されたリーフチェーンとして形成してもよく、他
方、前記リンクチェーンを構成する各部材についても、
例えば有機、無機繊維を配合した強化合成樹脂などの合
成樹脂材及び銅合金、アルミ合金などの非鉄金属材を採
用することも出来る。
【0050】さらには、前記リンクチェーンの外に、硬
化処理を施し耐摩耗性を高めた環状リンクからなるショ
ートリンクチェーンを前記基体7としてもよい。
化処理を施し耐摩耗性を高めた環状リンクからなるショ
ートリンクチェーンを前記基体7としてもよい。
【0051】図9にタイヤの防滑具3aの他の実施例を
示す。本例では、周方向溝5aを巻回する基体7aを、
弾性帯状のゴム体により形成するとともに、基体7aの
長手方向に、スチールコード又は芳香族ポリアミド繊維
のような高い引張強度を有する有機繊維コードなどのコ
ード体50…を埋設し、強度を高めている。
示す。本例では、周方向溝5aを巻回する基体7aを、
弾性帯状のゴム体により形成するとともに、基体7aの
長手方向に、スチールコード又は芳香族ポリアミド繊維
のような高い引張強度を有する有機繊維コードなどのコ
ード体50…を埋設し、強度を高めている。
【0052】この基体7aには、周方向溝5aと直角方
向にのびる翼板9aが前記基体5aと一体に固着され
る。前記翼板9aは、基体7aを周方向溝5a内に巻回
し、装着した装着状態においてトレッド面4に載置され
る。又翼板9aには、硬質の金属材からなり前記装着状
態のときに半径方向外向きに突出するスパイクからなる
滑り止め片11aを埋着している。
向にのびる翼板9aが前記基体5aと一体に固着され
る。前記翼板9aは、基体7aを周方向溝5a内に巻回
し、装着した装着状態においてトレッド面4に載置され
る。又翼板9aには、硬質の金属材からなり前記装着状
態のときに半径方向外向きに突出するスパイクからなる
滑り止め片11aを埋着している。
【0053】さらに基体7aには周方向溝5aの凹部6
に係合する複数の突起39a…を該凹部6の間隔に合わ
せて隔設している。
に係合する複数の突起39a…を該凹部6の間隔に合わ
せて隔設している。
【0054】
【具体例】タイヤサイズが165R13であり、かつ図
1、2に示す構成を有するスタッドレスタイヤに、図
3、4に示す構成を有しかつ表1に示す寸法からなるタ
イヤの防滑具を装着し、JATMA432(1992)
の試験方法に従いテストした。そのテスト結果をJAT
MAに定める規定値と対比して示す。
1、2に示す構成を有するスタッドレスタイヤに、図
3、4に示す構成を有しかつ表1に示す寸法からなるタ
イヤの防滑具を装着し、JATMA432(1992)
の試験方法に従いテストした。そのテスト結果をJAT
MAに定める規定値と対比して示す。
【0055】
【表1】
【0056】
【表2】
【0057】テストの結果JATMAに定める規定値を
達成しており、又その他の走行性能を維持していること
が確認できた。
達成しており、又その他の走行性能を維持していること
が確認できた。
【0058】
【発明の効果】叙上の如く本発明のタイヤの防滑具は、
前記構成を備えることにより、スタッドレスタイヤにお
いても走破不可能な勾配の氷盤、圧雪路における走行、
発進ができ、しかも従来のタイヤ用チェーンに比べて迅
速に着脱できるため、ドライ路面の走行に際し、路面の
損傷と騒音を発生する危険を顕著に低減しうる。
前記構成を備えることにより、スタッドレスタイヤにお
いても走破不可能な勾配の氷盤、圧雪路における走行、
発進ができ、しかも従来のタイヤ用チェーンに比べて迅
速に着脱できるため、ドライ路面の走行に際し、路面の
損傷と騒音を発生する危険を顕著に低減しうる。
【図1】本発明の一実施例をタイヤに装着した状態で示
すタイヤ軸方向断面図である。
すタイヤ軸方向断面図である。
【図2】その部分平面図である。
【図3】本発明の一実施例を示す正面図である。
【図4】その平面図である。
【図5】その翼板を示す断面図である。
【図6】その突起を周方向溝との係合した状態で示す部
分正面図である。
分正面図である。
【図7】その接続リンクの一例を示す斜視図である。
【図8】接続リンクの作用を示し(A)は解放時、
(B)は連結時をそれぞれ示す部分断面正面図である。
(B)は連結時をそれぞれ示す部分断面正面図である。
【図9】他の実施例を示し(A)は正面図、(B)はそ
のA−A線断面図である。
のA−A線断面図である。
2 タイヤ 4 トレッド面 5、5a 周方向溝 7、7a 基体 8 ブシュチェーン 9、9a 翼板 10、10a 滑り止め片 11 スパイクピン
Claims (4)
- 【請求項1】トレッド面に連続して周方向に形成される
周方向溝内に該周方向溝を周回して取付けられる紐状の
基体に、この基体からタイヤ軸方向に張出し前記トレッ
ド面に載置される翼板を設けるとともに、 この翼板に半径方向外向きに突出する滑り止め片を設け
てなるタイヤの防滑具。 - 【請求項2】前記基体は金属製のリンクチェーンである
ことを特徴とする請求項1記載のタイヤの防滑具。 - 【請求項3】前記リンクチェーンは、長ピッチのブシュ
チェーンであることを特徴とする請求項2記載のタイヤ
の防滑具。 - 【請求項4】前記滑り止め片はスパイクピンであること
を特徴とする請求項1記載のタイヤの防滑具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26181893A JPH0789308A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | タイヤの防滑具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26181893A JPH0789308A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | タイヤの防滑具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0789308A true JPH0789308A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17367156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26181893A Pending JPH0789308A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | タイヤの防滑具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0789308A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100499915B1 (ko) * | 2002-05-29 | 2005-07-12 | 태 의 홍 | 스노체인 |
KR100794048B1 (ko) * | 2006-12-07 | 2008-01-10 | 박일준 | 차량용 미끄럼 방지 장치 |
KR101033019B1 (ko) * | 2008-10-01 | 2011-05-09 | 박일준 | 차량용 미끄럼 방지장치 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0211703B2 (ja) * | 1986-08-06 | 1990-03-15 | Funaki Shoji Jugengaisha | |
JPH03182816A (ja) * | 1989-12-13 | 1991-08-08 | Kanji Ishida | 走行輪 |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP26181893A patent/JPH0789308A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0211703B2 (ja) * | 1986-08-06 | 1990-03-15 | Funaki Shoji Jugengaisha | |
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KR100794048B1 (ko) * | 2006-12-07 | 2008-01-10 | 박일준 | 차량용 미끄럼 방지 장치 |
KR101033019B1 (ko) * | 2008-10-01 | 2011-05-09 | 박일준 | 차량용 미끄럼 방지장치 |
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