JPH0789200A - インパクトプリンタに使用するインクリボンの折りたたみ安定化機構 - Google Patents

インパクトプリンタに使用するインクリボンの折りたたみ安定化機構

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JPH0789200A
JPH0789200A JP24111993A JP24111993A JPH0789200A JP H0789200 A JPH0789200 A JP H0789200A JP 24111993 A JP24111993 A JP 24111993A JP 24111993 A JP24111993 A JP 24111993A JP H0789200 A JPH0789200 A JP H0789200A
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ribbon
ink ribbon
gear
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drive gear
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JP24111993A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Hara
俊博 原
Takao Kimura
孝雄 木村
Minoru Nikaido
稔 二階堂
Shigemi Togashi
茂美 富樫
Keiichiro Yamazaki
恵一郎 山崎
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不安定だったインクリボンのケース内への折
りたたみ動作を確実に規制し、折りたたみ動作が要因と
なるリボンジャムの発生を防止すると共に、長期間使用
したインクリボンでも確実に規則正しく折り畳んで収納
させる。 【構成】 ドライブギヤ9とドリブンギヤ10に各々設
けたリボンフィードローラ9bと10bを、それぞれフ
ィードギヤ9d並びにカップリング9eの回転軸から所
定方向に同間隔だけ偏心させて支持し、インクリボン1
をケース2のインクリボン収納部2cに収納しているイ
ンクリボンの折りたたみ方向に対して前後方向に揺動さ
せて送り出す。さらに、前記インクリボン1の送り出し
方向前方でかつインクリボン1の揺動範囲の中心位置に
所定の間隙を保持して一対のガイドポスト11を備え、
このガイドポスト11間に前記ドライブギヤ9とドリブ
ンギヤ10間から送り出されてくるインクリボン1を通
すことにより該インクリボン1の進行方向を規制するよ
うにしたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インパクトプリンタに
リボンカートリッジケースを介して搭載され、リボンカ
ートリッジケース内にその大部分を収納されたエンドレ
ス状のインクリボンを、該リボンカートリッジケース内
に安定させて折りたたむインパクトプリンタに使用する
インクリボンの折りたたみ安定化機構に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインパクトプリンタに搭載する据
え置き型のインクリボンカートリッジは、そのカートリ
ッジケース内部にエンドレス状のインクリボンを収納保
持しており、その大部分はカートリッジ内のインクリボ
ン収納部に収納し、ごく一部分だけを外部に引き出して
印字ヘッドに対応させ、該印字ヘッドのインパクト動作
により含浸させているインクを印字媒体に転写させて印
字を行うようになっている。そして、このようなインク
リボンカートリッジにおけるインクリボンは、該カート
リッジケース内にほぼ規則的に折りたたまれた状態で収
納されていて、その折りたたみ方は、インクリボン自体
のコシの強さとカートリッジケース内に設けられている
インクリボン収納部の形状を利用して行っていた。
【0003】図6はこのような従来のインパクトプリン
タに搭載する据え置き型インクリボンカートリッジケー
スの構造図であり、(a)はフタを取った状態の平面
図、(B)はフタを閉じた状態の左側断面図、(c)は
同じくフタを閉じた状態の正面断面図である。図6にお
いて、1はエンドレス状のインクリボンであり、所定幅
のリボン基布にインクを含浸して構成されている。2は
このインクリボン1を循環走行するように保持するイン
クリボンカートリッジのケースであり、上面を開口した
概略箱型に成形されていて、前端面の左右両端部からは
アーム状の一対のリボン案内部2aを突出形成してお
り、図示しない一方のリボン案内部よりインクリボン1
の一部を外部へ導き出すと共に、図に示す他方のリボン
案内部2aより再びケース2内に取り込むように保持し
ている。そして、このケース2はインクリボン1の送り
を行うインクリボン送り機構部2b並びに、インクリボ
ン1を折り畳んだ状態で収納するインクリボン収納部2
cの基本フレームを成す構成としている。
【0004】3はこのケース2の開口面を閉止している
フタであり、該フタ3と前記ケース2とによりリボンカ
ートリッジ本体の外観を構成している。4はケース2の
端部に回転可能に配置されたドライブギヤ、5はこのド
ライブギヤ4と噛合するようにして同じく回転可能に配
置されたドリブンギヤであり、これら両ギヤ4と5と
は、図に示すリボン案内部2aをケース2の前方向とし
た時、該ケース2内のインクリボン送り機構部2bに前
後方向に配設されていて、互いの噛合部分により送り込
まれてくるインクリボン1を挟持し、図中矢印方向に回
転することで図中右方のインクリボン収納部2cへと送
り込むようになっている。
【0005】6は前記ドライブギヤ4とドリブンギヤ5
とを支持しているギヤホルダであり、前方側に位置する
ドリブンギヤ5を支持しているギヤホルダ6が、一端側
に係止したスプリング7によってドリブンギヤ5を常に
ドライブギヤ4方向へと付勢している。尚、このギヤホ
ルダ6は同図(b),(c)には記載していない。8は
ドライブギヤ4とドリブンギヤ5のリボン送り方向手前
側に回転可能に配置されたアイドルローラであり、リボ
ン案内部2aから取り込まれてくるインクリボン1を前
記ドライブギヤ4とドリブンギヤ5間へ導くようになっ
ている。
【0006】次に、図7の従来例のドライブギヤの構造
図により、前記ドライブギヤ4の構造を詳しく説明する
と、ドライブギヤ4は4層構造となっていて、フタ3の
上面側に突出させている手動で回転可能なフィードノブ
4aと、ケース2内に収納される2個のリボンフィード
ローラ4bと、該リボンフィードローラ4bの周囲に巻
装したゴム材等の摩擦部材より成るフリクションリング
4cと、前記リボンフィードローラ4bの下部に配置さ
れたフィードギヤ4dと、ケース2の下面側に突出させ
たカップリング4eとにより構成され、これらはすべて
同軸上に回転可能に配設されている。
【0007】また、ドリブンギヤ5の構造は、図6の左
側断面図に見られるように、ドライブギヤ4における最
上部のフィードノブ4aと、最下部のカップリング4e
とを除いた構造となっており、すなわち2個のリボンフ
ィードローラ5bと、このリボンフィードローラ5bの
周囲に巻装されたフリクションリング5cと、1個のフ
ィードギヤ5dとから構成されていていて、このフィー
ドギヤ5dが前記ドライブギヤ4のフィードギヤ4dと
噛合するように配置されている。
【0008】そして、上記構成によるドライブギヤ4と
ドリブンギヤ5との駆動は、ドライブギヤ4のカップリ
ング4eが図示せぬプリンタ部からの回転動作の駆動供
給を直接受けると、前記フィードギヤ4d並びにリボン
フィードローラ4b、そしてフィードノブ4aに回転力
を伝達し、同時にフィードギヤ4dを介して噛合してい
るフィードギヤ5dにも伝達し、このフィードギヤ5d
の回転により同軸上に軸支されている二個のリボンフィ
ードローラ5bを回転駆動し、このリボンフィードロー
ラ5bと4bとによってインクリボン1を挟持して送り
を行うようになっている。
【0009】なお、前記リボンフィードローラ4bと5
dの周囲にそれぞれ設けられたフリクションリング4c
と5cとは、インクリボン1を挟持搬送する際に、イン
クリボン1が滑ることなく確実に挟持しておくれるよう
にするためのものであり、滑りやすい樹脂材等より成る
両ローラの周囲に巻き付けているものである。以上の構
成において、インクリボン1は図6の平面図に示すよう
に、リボン案内部2aからケース2内へと取り込まれ、
アイドルローラ8を介してドライブギヤ4とドリブンギ
ヤ5との間に入り込み、この両ギヤ4と5間を経たのち
図中右方のインクリボン収納部2cに折り畳まれながら
送り込まれて収納されている。そして、このインクリボ
ン収納部2cへと収納される際のインクリボン1の折り
畳み動作は、ドライブギヤ4とドリブンギヤ5との回転
力により、アイドルローラ8側からフィードされ、イン
クリボン収納部2cへと送り込まれるが、この時、イン
クリボン1はインクリボン収納部2c内に折り畳んだ状
態で収納されているインクリボン1によって送り込みが
妨げられることになり、これによりインクリボン1は前
後どちらかの負荷の少ない方向に方向を変えながら送り
込まれ、図6に示すように前後方向に折り畳まれた状態
で収納されるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来の技術においては、インクリボン1がインクリボン
収納部2cへと送り込まれた時点で、前後方向のどちら
かに方向を変えるのかは非常に不安定であり、インクリ
ボン1自体のコシの強さや、折りぐせ、インクリボン収
納部2cの形状等により左右されるものであった。
【0011】そのため、インクリボン1が規則正しく前
後に順序良く折り畳まれれない場合が発生し、そのよう
な場合にはインクリボン1の容積がインクリボン収納部
2cの収納容積を越えてしまうことになり、越えてしま
った場合にはたとえリボン案内部2a方向からインクリ
ボン1が送られてきたとしても、インクリボン収納部2
c内には収納することができないので、インクリボン1
がドライブギヤ4およびドリブンギヤ5との間に溜まっ
てしまい、やがてドライブギヤ4とドリブンギヤ5側に
引き込まれたりしてリボンジャムが発生し、正しいリボ
ン送りを行うことができなくなるという問題があった。
【0012】また、このリボンジャムの発生は、インク
リボン1が長期間使用され、リボン自体のコシの強さが
低下すると共に、折りぐせが発生していたりすることに
より次第に発生頻度が多くなってしまうという問題もあ
った。本発明は上述した問題点を解決するためになされ
たものであり、インクリボン1の折りたたみ動作を、イ
ンクリボン収納部2cに収納されているインクリボン1
の状態や、インクリボン1自体のコシの強さや折りぐせ
等に頼ることなく、インクリボン収納部2cに送り込む
際に強制的に折りたたみ方向を切り換えて、不安定だっ
た折りたたみ動作を確実に規制して折りたたみ動作が要
因となるリボンジャムの発生を防止すると共に、長期間
使用したインクリボンでも確実に規則正しくインクリボ
ン収納部2c内に折り畳んで収納することのできる優れ
たインパクトプリンタに使用するインクリボンの折りた
たみ安定化機構を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため本発明は、まず第1の手段として、外周面に摩擦部
材を備えた複数個のリボンフィードローラ、並びに外周
面にギヤ部を備えたフィードギヤそして駆動源から回転
駆動力を得るカップリングとを回転可能に軸支して成る
ドライブギヤと、このドライブギヤにおけるリボンフィ
ードローラとほぼ同様で同数のリボンフィードローラ
と、前記フィードギヤとほぼ同様でかつ外周面のギヤ部
により噛合するフィードギヤとを回転可能に軸支して成
るドリブンギヤとを、互いのリボンフィードローラを圧
接させると共に、互いのフィードギヤのギヤ部を噛合さ
せてケース内に配設し、前記ドライブギヤのカップリン
グが得た駆動力を両フィードギヤを介して両リボンフィ
ードローラに伝達してドライブギヤとドリブンギヤとを
所定方向に回転駆動することにより、前記両リボンフィ
ードローラの圧接部分で挟持したエンドレス状のインク
リボンを送り出して前記ケース内のインクリボン収納部
へ折りたたみながら収納するためのインパクトプリンタ
に使用するインクリボンの折りたたみ安定化機構におい
て、前記ドライブギヤとドリブンギヤに各々設けたリボ
ンフィードローラを、それぞれフィードギヤ並びにカッ
プリングの回転軸から所定方向に同間隔だけ偏心させて
支持し、前記インクリボンを前記インクリボン収納部に
収納しているインクリボンの折りたたみ方向に対して前
後方向に揺動させて送り出すと共に、前記インクリボン
の送り出し方向前方でかつインクリボンの揺動範囲の中
心位置に一対のガイドポストを備え、このガイドポスト
間に前記ドライブギヤとドリブンギヤ間から送り出され
てくるインクリボンを通すことにより該インクリボンの
進行方向を規制するようにしたものである。
【0014】また、第2の手段としては、インパクトプ
リンタに使用するインクリボンの折りたたみ安定化機構
において、ドライブギヤのリボンフィードローラとカッ
プリングとの間に、これらの回転軸から所定方向に所定
の間隔だけ偏心させてリボン切替えカムを設けると共
に、一端を固定端として他端側に設けたリボン保持部を
自由端とした略L字型の切替えレバを回動可能に設け、
かつ、この切替えレバの一側辺を前記リボン切替えカム
の周面の一部に常に当接するように付勢する付勢手段と
を備えて、前記ドライブギヤとドリブンギヤの両リボン
フィードローラによって圧接挟持しているインクリボン
を、前記リボン切替えカムがリボンフィードローラの回
転と一体に回転することで前記切替えレバを所定幅で回
動させて前記インクリボン収納部に収納しているインク
リボンの折りたたみ方向に対して強制的に前後方向に揺
動させて送り出してリボン送り出し方向を強制的に規制
するようにしたものである。
【0015】
【作用】まず、上述した第1の手段の構成によれば、イ
ンクリボンの送り動作はドライブギヤのカップリングが
駆動を受けて回転すると、フィードギヤを介してリボン
フィードローラを回転し、同時に噛合しているドリブン
ギヤのリボンフィードローラを回転駆動する。これによ
り、両ローラは偏心した状態で回転を開始するので、イ
ンクリボンは両ローラが1回転する毎に前後方向に揺動
する動作に対応して揺動しながらガイドポスト方向に送
りだされる。
【0016】ガイドポストは両ローラが共に前方向に偏
心した状態にある場合は、インクリボンもガイドポスト
に対して前方向から送り込まれてくるので、インクリボ
ン収納部内の後方向に向かうように規制されて強制的に
進行方向が決定され、同様にして両ローラが半周分回転
して互いに後方向に偏心した状態となった場合は、前記
とは反対にガイドポストによってインクリボン収納部の
前方向に向かうように規制され強制的に進行方向が決定
される。
【0017】その結果、インクリボンはリボンフィード
ローラの1回転を1周期として継続的に、両ローラの偏
心した範囲内において前後方向に揺動しながら送られる
ので、インクリボン収納部には安定した状態で規則的に
前後方向交互に折り畳まれて収納されることになる。ま
た、リボンフィードローラを偏心させることなく、ドラ
イブギヤ側にのみリボン切替えカムを設け、かつこのリ
ボン切替えカムの回転に対応して回動する切替えレバと
これを付勢する付勢手段を設けた第2の手段の構成の場
合は、インクリボンはドライブギヤとドリブンギヤとの
間に挟持された後、切替えレバの自由端側に設けたリボ
ン保持部に通して保持される。
【0018】よって、上記第1の手段の場合と同様、カ
ップリングが駆動を受けて回転し、フィードギヤを介し
てドライブギヤとドリブンギヤとを回転してインクリボ
ンの送りを行うと、同時にドライブギヤ側に設けたリボ
ン切替えカムも回転する。そして、このリボン切替えカ
ムは偏心していることから、このリボン切替えカムに当
接させている切替えレバが固定端を支点として自由端側
が回動する。そして、自由端側のリボン保持部に支持し
たインクリボンを、インクリボン収納部に対して規則的
に前後方向に揺動させて送り込む。その結果、インクリ
ボンはリボン切替えカムが一回転する毎に揺動方向を二
回切り替わるために、規則正しく周期的に送り方向を規
制されることになり、インクリボン収納部にはインクリ
ボンが安定して交互に折りたたまれて収納される。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1は本発明の第1の実施例を示すインクリボンカ
ートリッジケースの概略構造図であり、(a)はフタを
取った状態の平面図、(B)はフタを閉じた状態の左側
断面図、(c)は同じくフタを閉じた状態の正面断面図
である。また、図2はドライブギヤの構造を示す説明図
であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。
【0020】なお、この図1に示す本実施例の構造は、
図を見てもわかるように従来例の構造とほぼ同様であ
り、インクリボン1を挟持してリボン送りを行うドライ
ブギヤとドリブンギヤ、並びにこれら両ギヤとインクリ
ボン収納部との間に介在させた一対のガイドポストのみ
が異なるものであり、それ以外の各構成部品については
従来と同一の符号を付し、その説明については省略す
る。
【0021】図1及び図2において、9はドライブギ
ヤ、10はこのドライブギヤ9と前後方向に対向圧接さ
せ、該ドライブギヤ9と共にインクリボン1を挟持して
搬送するドリブンギヤであり、それぞれ回転可能に支持
されている。ここでドライブギヤ9の構造を図2を用い
て詳しく説明する。図に示すように、ドライブギヤ9を
構成している4層の各構成部品は従来例とほぼ同様であ
って、つまり、フタ3の上面側に突出させている手動回
転可能なフィードノブ9aと、ケース2内に収納される
2個のリボンフィードローラ9bと、該リボンフィード
ローラ9bの周囲に巻装したゴム材等の摩擦部材より成
るフリクションリング9cと、前記リボンフィードロー
ラ9bの下部に配置されたフィードギヤ9dと、ケース
2の下面側に突出させたカップリング9eとにより構成
されている。
【0022】そして、これらのうちフィードノブ9aと
カップリング9eとが同軸上に支持され、このフィード
ノブ9aとフィードギヤ9d及びカップリング9eに対
して、2個のリボンフィードローラ9bのみを所定の間
隔で後方向(ケース2においてリボン案内部2aを突出
させている方向を前方向とした時)に偏心させて取り付
けている。
【0023】同様にしてドリブンギヤ10のリボンフィ
ードローラ10bも、前記ドライブギヤ9におけるリボ
ンフィードローラ9bと同様にフィードギヤ10dに対
して同一間隔を前方向(上記と同様に、ケース2におい
てリボン案内部2aを突出させている方向を前方向とし
た時)に偏心させて取り付けた構造としている。なお、
ドライブギヤ9のフィードギヤ9dと、ドリブンギヤ1
0のフィードギヤ10dとは、従来で述べた構造とほぼ
同様互いに噛合させて配設されており、これによってド
ライブギヤ9のカップリング9eを介して図示せぬプリ
ンタ部から受け取った回転駆動力をフィードギヤ9dか
らフィードギヤ10dへと伝達するようにしている。
【0024】また、前記それぞれ2個のリボンフィード
ローラ9bと10bとは、互いに同量偏心した状態にお
いて、フリクションリング9c並びに10cとを介して
圧接対向していて、各リボンフィードローラ9cと10
cとが回転することにより、それぞれのリボンフィード
ローラ9bと10bとは前後方向に周期的に揺動し、か
つその揺動動作はリボンフィードローラ9bと10bの
1回転が1周期となるように設定されていて、この動作
によりインクリボン1を挟持する位置を、リボン送り機
構部1b内において前後方向に、周期的にかつ強制的に
揺動させるようになっている。
【0025】さらに、これら互いに偏心させたリボンフ
ィードローラ9bと10bは、1回転を1周期として前
後方向に揺動させる必要から、前記フィードギヤ9d及
び10dの噛み合わせ位置を設定する必要が生じる。す
なわち、図1(a)に示すように、例えばリボンフィー
ドローラ9bと10bがそれぞれ前方向に最も移動した
位置で圧接位置を設定する場合は、各々のリボンフィー
ドローラ9bと10bとにそれぞれ位置合わせ用のマー
クを予め設定して付けておき、これら互いのマークが合
致する位置にドライブギヤ9とドリブンギヤ10を回転
させておき、この状態で前記フィードギヤ9dと10d
とを噛合させれば良い。これによりドライブギヤ9とド
リブンギヤ10とは、1回転を1周期として前後方向に
揺動可能な状態でリボン送り機構部1b内に配設され
る。
【0026】そして、11はこのドライブギヤ9とドリ
ブンギヤ10との圧接部とインクリボン収納部2cとの
間で、かつ前記リボンフィードローラ9bと10bとに
挟持されたインクリボン1の揺動範囲の中心に所定の間
隔を前後方向に保持して配置された一対のガイドポスト
であり、この配置によってドライブギヤ9とドリブンギ
ヤ10とから送り込まれてくるインクリボン1の前後方
向への揺動動作を規制しながらインクリボン1の進行方
向を決定するようにしている。
【0027】以上の構成によるインクリボン1の送り動
作は、まず、ドライブギヤ9のカップリング9eが図示
せぬプリンタ部からの駆動を受けて回転すると、フィー
ドギヤ9dを介して上方のリボンフィードローラ9bお
よびフィードノブ9aを図中矢印方向に回転する。これ
と同時にフィードギヤ9dは、噛合するフィードギヤ1
0dにも回転力を伝達し、ドリブンギヤ10のリボンフ
ィードローラ10bを回転駆動する。
【0028】これにより、リボンフィードローラ9bと
10bとは互いに偏心した状態で回転を開始することに
なる。インクリボン1は従来とほぼ同様に、リボン案内
部2aからケース2内へと取り込まれ、アイドルローラ
8を介してドライブギヤ9とドリブンギヤ10との間に
挟持され、さらにガイドポスト11を経てインクリボン
収納部2cへと送り込まれ収納されるようになってい
る。
【0029】従って、リボンフィードローラ9bと10
bとが回転を開始すると、インクリボン1はリボン案内
部2aよりケース2内へと引き込まれ、偏心しているリ
ボンフィードローラ9bと10bの回転により1回転毎
に前後方向に揺動する動作に対応してリボン送り機構部
1b内を前後方向に揺動しながらガイドポスト11方向
に送りだされる。ガイドポスト11はリボンフィードロ
ーラ9bと10bが共に前方向に偏心した状態にある場
合は、インクリボン1もガイドポスト11に対して前方
向から送り込まれてくるので、このガイドポスト11に
おいてインクリボン1はインクリボン収納部2c内の後
方向に向かうように規制され、強制的に進行方向が決定
される。
【0030】同様にして、リボンフィードローラ9bと
10bの半周分回転し、互いに後方向に偏心した状態と
なった場合は、インクリボン1はガイドポスト11に対
して後方向から送り込まれてくるので、前記とは反対に
ガイドポスト11においてインクリボン収納部2cの前
方向に向かうように規制され、強制的に進行方向が決定
される。
【0031】これにより、インクリボン1はリボンフィ
ードローラ9bと10bの1回転を1周期として継続的
に、両ローラ9bと10の偏心した範囲内において前後
方向に揺動しながら送られるため、インクリボン収納部
2cには安定した状態で規則的に上下方向から送られる
ので、図1(a)に示すように確実に前後方向に交互に
折り畳まれて収納されることになる。
【0032】次に、図3及び図4,図5により第2の実
施例を説明する。この第2の実施例は、インクリボン1
を前後方向に揺動させて強制的に進行方向を決定するた
めにドライブギヤを偏心させる構造としているのは上記
第1の実施例と同様であるが、ここでは4層構造として
いるドライブギヤにさらにもう一つの偏心ローラ、すな
わちリボン切替えカムを加えた構造とすると共に、この
リボン切替えカムの動作に追従してインクリボン1の進
行方向を規制する切替えレバと、この切替えレバを前記
リボン切替えカムに当接するように付勢するスプリング
とを新たに備えた構成としている。
【0033】図3は第2の実施例を示すインクリボンカ
ートリッジケースの概略構造図であり、(a)はフタを
取った状態の平面図、(B)はフタを閉じた状態の左側
断面図、(c)は同じくフタを閉じた状態の正面断面図
である。図4は同実施例のドライブギヤの構造を示す説
明図、図5は切替えレバの構造を示す説明図である。な
お、これら図3〜図5において、第1の実施例と同一符
号を付してある部位についてはほぼ同様の部品とする。
【0034】まず、図4を用いてドライブギヤの構造を
説明すると、ドライブギヤ12は、5層構造となってい
て、従来例において示した4層構造としているドライブ
ギヤに対しさらにもう一つの偏心ローラ、すなわちリボ
ン切替えカム12をフィードギヤ12dとカップリング
12eとの間に、所定の方向に所定範囲だけ偏心させて
介在した構造としている。よって、第2の実施例におけ
るドライブギヤ12の構造は、最上部のフィードノブ1
2a、ケース2内に収納される2個のリボンフィードロ
ーラ12b、該リボンフィードローラ12bの周囲に巻
装したフリクションリング12c、そして対向するドリ
ブンギヤ10と噛合して回転力を伝達するためのフィー
ドギヤ12d、ケース2の下面側に突出させたカップリ
ング12e、そしてこのカップリング12eとフィード
ギヤ12d間に配置され、インクリボン1を揺動させる
べく所定量偏心させたリボン切替えカム12fとにより
構成している。
【0035】また、ドリブンギヤ5の構造は従来例にお
いて示した構造とほぼ同様であり、2個のリボンフィー
ドローラ5bと、このリボンフィードローラ5bの周囲
に巻装されたフリクションリング5cと、前記ドライブ
ギヤ12のフィードギヤ12dと噛合する1個のフィー
ドギヤ5dとから構成されていて、すべて同軸上に軸支
された構造となっている。
【0036】次に、図5により切替えレバの構造を説明
する。13は切替えレバであり、図に示すように略L字
型の板材からなっており、水平方向に延在させた一端を
固定端13aとし、この固定端13aを支点として回動
する他端を自由端とし、この自由端側には垂直に立ち上
げたリボン支持部13bを備えた構造としている。そし
て、このリボン支持部13bにはその中央に上端から下
方へと垂直方向に切り欠いた溝13cを有していて、こ
の溝13cにインクリボン1を通すことにより、該イン
クリボン1をその幅方向を立てた状態で支持するように
している。
【0037】また、この切替えレバ13の水平部分の自
由端側近傍には係止片13dを設けていて、この係止片
13dにスプリング14の一端を係止することで、切替
えレバ13を常に前記リボン切替えカム12方向に圧接
させるべく付勢している。そして、これらリボン切替え
カム12を備えたドライブギヤ12、切替えレバ13、
そしてスプリング14をケース2内に搭載した状態を図
3に示している。
【0038】ここで、上記構成による第2の実施例のイ
ンクリボン1の送り動作を、図3〜図5を用いて説明す
る。ドライブギヤ12のカップリング12eが図示せぬ
プリンタ部からの駆動を受けて回転すると、フィードギ
ヤ12dを介して上方のリボンフィードローラ12bお
よびフィードノブ12a、そしてリボン切替えカム12
fとを図中矢印方向に回転する。また、同時に噛合して
いるドリブンギヤ5のフィードギヤ5dにも回転力を伝
達し、リボンフィードローラ5bを回転駆動する。これ
により、リボンフィードローラ12bと5bと挟持して
いるインクリボン1をインクリボン収納部2c方向へと
送り始める。
【0039】ところで、この時、ドライブギヤ12には
偏心カムであるリボン切替えカム12fが備えられてい
ることから、このリボン切替えカム12fは、図1
(a)に示すように、半回転すると破線で示した基本位
置から二点鎖線で示した位置へと移動することになる。
この回転動作により該リボン切替えカム12f方向へと
圧接されている切替えレバ13を、スプリング14の付
勢力に抗して押圧する力が働き、これにより切替えレバ
13は固定端13aを支点として反時計方向に、図中破
線の位置から二点鎖線で示した位置へと回動する。
【0040】さらに半回転すると、リボン切替えカム1
2fは再び破線で示した位置へと戻り、これにより切替
えレバ13をスプリング14に抗して押圧する力が働か
なくなくなる。このため、切替えレバ13はスプリング
14の付勢力によって引き戻され、二点鎖線で示した位
置に再び戻る。すなわち、リボン切替えカム12fの1
回転により、切替えレバ13は前後方向に各1回づつ方
向を変化して揺動するようになっており、回転を継続す
ることによりこの切替えレバ13を周期的に前後方向へ
の回動を継続するようにしている。
【0041】そして、この切替えレバ13の回動によ
り、該切替えレバ13のリボン保持部13bに支持され
ているインクリボン1は追従して揺動することになり、
その結果、インクリボン収納部2cに送られる際の方向
は規制され、強制的に進行方向が決定される。これによ
り、インクリボン1はリボン切替えカム12fの1回転
を1周期として継続的に、切替えレバ13の回動範囲内
において前後方向に揺動しながら送られ、よってインク
リボン収納部2cには安定した状態で規則的に上下方向
からインクリボン1が送られるので、図3(a)に示す
ように確実に前後方向に交互に折り畳まれて収納される
ことになる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ま
ず第1の項目として、対向圧接させて配置したドライブ
ギヤとドリブンギヤにそれぞれ設けたリボンフィードロ
ーラの圧接部分で挟持したエンドレス状のインクリボン
を送り出してケース内のインクリボン収納部へ折りたた
みながら収納するインパクトプリンタに使用するインク
リボンの折りたたみ安定化機構において、前記ドライブ
ギヤとドリブンギヤに各々設けたリボンフィードローラ
を、それぞれフィードギヤ並びにカップリングの回転軸
から所定方向に同間隔だけ偏心させて支持し、前記イン
クリボンを前記インクリボン収納部に収納しているイン
クリボンの折りたたみ方向に対して前後方向に揺動させ
て送り出すと共に、前記インクリボンの送り出し方向前
方でかつインクリボンの揺動範囲の中心位置に一対のガ
イドポストを備え、このガイドポスト間に前記ドライブ
ギヤとドリブンギヤ間から送り出されてくるインクリボ
ンを通すことにより該インクリボンの進行方向を規制す
るようにしたものである。
【0043】これにより、インクリボンはドライブギヤ
とドリブンギヤとの圧接部分において強制的に前後方向
に揺動されることになり、かつ前方に位置するガイドポ
ストによって進行方向を強制的に規制されるので、イン
クリボン収納部へは所定の周期で進行方向が前後に変化
し、その結果、所定の間隔で周期的にインクリボンを確
実に折りたたむことができることになる。従って、従来
のようにインクリボン自身のコシの強さやインクリボン
収納部の形状に依存することなしに、また長期間使用し
てインクリボンのコシが弱くなったとしても、常に安定
して規則正しくインクリボンの折りたたみ動作が可能と
なるので、折りたたみ不良によるリボンジャムの発生を
確実に防止することができるという効果がある。
【0044】また、第2の項目としては、インパクトプ
リンタに使用するインクリボンの折りたたみ安定化機構
において、ドライブギヤのリボンフィードローラとカッ
プリングとの間に、これらの回転軸から所定方向に所定
の間隔だけ偏心させてリボン切替えカムを設けると共
に、一端を固定端として他端側に設けたリボン保持部を
自由端とした略L字型の切替えレバを回動可能に設け、
かつ、この切替えレバの一側辺を前記リボン切替えカム
の周面の一部に常に当接するように付勢する付勢手段と
を備えて、前記ドライブギヤとドリブンギヤの両リボン
フィードローラによって圧接挟持しているインクリボン
を、前記リボン切替えカムがリボンフィードローラの回
転と一体に回転することで前記切替えレバを所定幅で回
動させて前記インクリボン収納部に収納しているインク
リボンの折りたたみ方向に対して強制的に前後方向に揺
動させて送り出してリボン送り出し方向を強制的に規制
するようにしたものである。
【0045】このため、この第2の項目においても、イ
ンクリボンはドライブギヤとドリブンギヤ間から送りだ
される際、ドライブギヤに設けたリボン切替えカムによ
って切替えレバを回動し、切替えレバのリボン保持部に
保持したインクリボンを前後方向に所定の周期で揺動す
るので、上記第1の項目と同様、インクリボン収納部に
対してリボン送り方向を周期的に前後方向に変化させ、
その結果、インクリボンを確実に折りたたんで収納する
ことができる。よって、インクリボン自身のコシの強さ
やインクリボン収納部の形状に依存することなしに、ま
た長期間使用してインクリボンのコシが弱くなったとし
ても、安定して規則正しくインクリボンを折りたたむこ
とができ、折りたたみ不良によるリボンジャムの発生を
確実に防止することができる。
【0046】さらに、上記第2の項目の構造によれば、
偏心させたリボン切替えカムはドライブギヤ側にのみ設
ければ良いことから、ドリブンギヤのフィードギヤとド
ライブギヤのフィードギヤを噛合させながらケース内に
圧接配置する際、これらの間での特別な位置合わせ作業
は不要であり、組立作業が容易であるという長所があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を示すインクリボンカートリッジ
ケースの概略構造図である。
【図2】第1の実施例のドライブギヤの構造を示す説明
図である。
【図3】第2の実施例を示すインクリボンカートリッジ
ケースの概略構造図である。
【図4】第2の実施例のドライブギヤの構造を示す説明
図である。
【図5】第2の実施例の切替えレバの構造を示す説明図
である。
【図6】従来のインクリボンカートリッジケースの概略
構造図である。
【図7】従来のドライブギヤの構造図である。
【符号の説明】
1 インクリボン 2 ケース 5 ドリブンギヤ 9 ドライブギヤ 9b リボンフィードローラ 9d フィードギヤ 9e カップリング 10 ドリブンギヤ 10b リボンフィードローラ 10d フィードギヤ 11 ガイドポスト 12 ドライブギヤ 12b リボンフィードローラ 12d フィードギヤ 12e カップリング 12f リボン切替えカム 13 切替えレバ 13b リボン保持部 14 スプリング
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 二階堂 稔 福島県福島市庄野字立田1番地1 株式会 社沖データシステムズ内 (72)発明者 富樫 茂美 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 山崎 恵一郎 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周面に摩擦部材を備えた複数個のリボ
    ンフィードローラ、並びに外周面にギヤ部を備えたフィ
    ードギヤそして駆動源から回転駆動力を得るカップリン
    グとを回転可能に軸支して成るドライブギヤと、 このドライブギヤにおけるリボンフィードローラとほぼ
    同様で同数のリボンフィードローラと、前記フィードギ
    ヤとほぼ同様でかつ外周面のギヤ部により噛合するフィ
    ードギヤとを回転可能に軸支して成るドリブンギヤと
    を、 互いのリボンフィードローラを圧接させると共に、互い
    のフィードギヤのギヤ部を噛合させてケース内に配設
    し、前記ドライブギヤのカップリングが得た駆動力を両
    フィードギヤを介して両リボンフィードローラに伝達し
    てドライブギヤとドリブンギヤとを回転することによ
    り、前記両リボンフィードローラの圧接部分で挟持した
    エンドレス状のインクリボンを送り出して前記ケース内
    のインクリボン収納部へ折りたたみながら収納するイン
    パクトプリンタに使用するインクリボンの折りたたみ安
    定化機構において、 前記ドライブギヤとドリブンギヤに各々設けたリボンフ
    ィードローラを、それぞれフィードギヤ並びにカップリ
    ングの回転軸から所定方向に同間隔だけ偏心させて支持
    し、前記インクリボンを前記インクリボン収納部に収納
    しているインクリボンの折りたたみ方向に対して前後方
    向に揺動させて送り出すと共に、 前記インクリボンの送り出し方向前方でかつインクリボ
    ンの揺動範囲の中心位置に一対のガイドポストを備え、
    このガイドポスト間に前記ドライブギヤとドリブンギヤ
    間から送り出されてくるインクリボンを通すことにより
    該インクリボンの進行方向を規制することを特徴とする
    インパクトプリンタに使用するインクリボンの折りたた
    み安定化機構。
  2. 【請求項2】 外周面に摩擦部材を備えた複数個のリボ
    ンフィードローラ、並びに外周面にギヤ部を備えたフィ
    ードギヤそして駆動源から回転駆動力を得るカップリン
    グとを回転可能に軸支して成るドライブギヤと、 このドライブギヤにおけるリボンフィードローラとほぼ
    同様で同数のリボンフィードローラと、前記フィードギ
    ヤとほぼ同様でかつ外周面のギヤ部により噛合するフィ
    ードギヤとを回転可能に軸支して成るドリブンギヤと
    を、 互いのリボンフィードローラを圧接させると共に、互い
    のフィードギヤのギヤ部を噛合させてケース内に配設
    し、前記ドライブギヤのカップリングが得た駆動力を両
    フィードギヤを介して両リボンフィードローラに伝達し
    てドライブギヤとドリブンギヤとを回転することによ
    り、前記両リボンフィードローラの圧接部分で挟持した
    エンドレス状のインクリボンを送り出して前記ケース内
    のインクリボン収納部へ折りたたみながら収納するイン
    パクトプリンタに使用するインクリボンの折りたたみ安
    定化機構において、 前記ドライブギヤのリボンフィードローラとカップリン
    グとの間に、これらの回転軸から所定方向に所定の間隔
    だけ偏心させてリボン切替えカムを設けると共に、一端
    を固定端として他端側に設けたリボン保持部を自由端と
    した略L字型の切替えレバを回動可能に設け、かつ、こ
    の切替えレバの一側辺を前記リボン切替えカムの周面の
    一部に常に当接するように付勢する付勢手段とを備え
    て、 前記ドライブギヤとドリブンギヤの両リボンフィードロ
    ーラによって圧接挟持しているインクリボンを、前記リ
    ボン切替えカムがリボンフィードローラの回転と一体に
    回転することで前記切替えレバを所定幅で回動させて前
    記インクリボン収納部に収納しているインクリボンの折
    りたたみ方向に対して強制的に前後方向に揺動させて送
    り出してリボン送り出し方向を強制的に規制することを
    特徴とするインパクトプリンタに使用するインクリボン
    の折りたたみ安定化機構。
JP24111993A 1993-09-28 1993-09-28 インパクトプリンタに使用するインクリボンの折りたたみ安定化機構 Pending JPH0789200A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24111993A JPH0789200A (ja) 1993-09-28 1993-09-28 インパクトプリンタに使用するインクリボンの折りたたみ安定化機構

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ID=17069572

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JP (1) JPH0789200A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07301872A (ja) * 1995-01-19 1995-11-14 Fuji Photo Film Co Ltd ハロゲン化銀乳剤の製造方法
JP2013256064A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Oki Data Corp リボン送り装置、リボンカートリッジ及び印刷装置
JP2020142406A (ja) * 2019-03-05 2020-09-10 フジコピアン株式会社 インクリボンカセット

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JP2013256064A (ja) * 2012-06-13 2013-12-26 Oki Data Corp リボン送り装置、リボンカートリッジ及び印刷装置
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