JPH0789016A - 離型フイルム - Google Patents
離型フイルムInfo
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- JPH0789016A JPH0789016A JP23796793A JP23796793A JPH0789016A JP H0789016 A JPH0789016 A JP H0789016A JP 23796793 A JP23796793 A JP 23796793A JP 23796793 A JP23796793 A JP 23796793A JP H0789016 A JPH0789016 A JP H0789016A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 剥離力のコントロール性、剥離力の経時安定
性に優れた離型フイルムを提供する。 【構成】 プラスチックフイルムの少なくとも片面に、
下記式で表される有機チタン化合物を有効成分とする表
面処理剤を含有する硬化シリコーン樹脂塗工層を設けて
なることを特徴とする離型フイルム。 [式中、Rはハロゲン原子または炭素数1〜24の飽和
もしくは不飽和のハロゲン化炭化水素基、R′は炭素数
1〜6の炭化水素基、およびR″は炭素数1〜24の飽
和もしくは不飽和の炭化水素基であり、l,m,nは正
数であり、かつl+m+n=4、2≧l≧1、2≧n≧
1および3≧l+n≧2の関係を有する。]
性に優れた離型フイルムを提供する。 【構成】 プラスチックフイルムの少なくとも片面に、
下記式で表される有機チタン化合物を有効成分とする表
面処理剤を含有する硬化シリコーン樹脂塗工層を設けて
なることを特徴とする離型フイルム。 [式中、Rはハロゲン原子または炭素数1〜24の飽和
もしくは不飽和のハロゲン化炭化水素基、R′は炭素数
1〜6の炭化水素基、およびR″は炭素数1〜24の飽
和もしくは不飽和の炭化水素基であり、l,m,nは正
数であり、かつl+m+n=4、2≧l≧1、2≧n≧
1および3≧l+n≧2の関係を有する。]
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は離型フイルムに関し、さ
らに詳しくは剥離力のコントロールが容易でかつこの剥
離力の経時安定性に優れ、偏光板をはじめとする液晶関
連材料、セラミックグリーンシート、多層プリント回路
基板の外装板形成などに有用な、ラベルや荷札等に対す
る台紙や粘着テープ用基材等に有用な、また両面間の剥
離力差をコントロールした両面離型フイルムとして有用
な離型フイルムに関する。
らに詳しくは剥離力のコントロールが容易でかつこの剥
離力の経時安定性に優れ、偏光板をはじめとする液晶関
連材料、セラミックグリーンシート、多層プリント回路
基板の外装板形成などに有用な、ラベルや荷札等に対す
る台紙や粘着テープ用基材等に有用な、また両面間の剥
離力差をコントロールした両面離型フイルムとして有用
な離型フイルムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、硬化性シリコーン樹脂を主成
分とする組成物を各種の紙、合成フイルム、繊維等の基
材表面にて硬化させ、被膜を形成することにより、粘着
性物質に対する離型性を付与させることは良く知られて
いる。
分とする組成物を各種の紙、合成フイルム、繊維等の基
材表面にて硬化させ、被膜を形成することにより、粘着
性物質に対する離型性を付与させることは良く知られて
いる。
【0003】近年、粘着剤、接着剤等の幅広い応用に従
い、その粘着面を保護するシリコーンコーティングの紙
や、フイルムの利用が種々の分野で著しく伸びている。
このような硬化性シリコーン樹脂組成物には、縮合反応
により硬化するもの(特開昭47―34447号公報等
参照)や、付加反応により硬化反応するもの(特開昭5
2―40918号公報等参照)が知られている。
い、その粘着面を保護するシリコーンコーティングの紙
や、フイルムの利用が種々の分野で著しく伸びている。
このような硬化性シリコーン樹脂組成物には、縮合反応
により硬化するもの(特開昭47―34447号公報等
参照)や、付加反応により硬化反応するもの(特開昭5
2―40918号公報等参照)が知られている。
【0004】また、離型紙や離型フイルムを用いる際に
重要なことは、被着体である粘着剤の粘着力やその他の
粘着特性、あるいはその使用態様に見合った剥離力を有
することである。この剥離力のコントロール方法として
は、従来から、シリコーン主剤中のポリジメチルシロキ
サンを変性するやり方と、種々の分子量の反応型、非反
応型シリコーンゴム、ワニス、レジンなどと云ったコト
ンロール剤を添加する方法が用いられている。
重要なことは、被着体である粘着剤の粘着力やその他の
粘着特性、あるいはその使用態様に見合った剥離力を有
することである。この剥離力のコントロール方法として
は、従来から、シリコーン主剤中のポリジメチルシロキ
サンを変性するやり方と、種々の分子量の反応型、非反
応型シリコーンゴム、ワニス、レジンなどと云ったコト
ンロール剤を添加する方法が用いられている。
【0005】しかしながら、いずれの方法によっても粘
着剤によっては経時重剥離化が顕著になり、使用に留意
しなければならない。特に、ワニス、レジンと云った第
三成分添加型では、反応型樹脂を用いたとしても、塗工
層形成時に100%反応が進むことはなく、未反応な官
能基が粘着剤中の官能基と反応し、経時的に剥離力を増
大させるなど種々のトラブルを引き起こす。また、最も
問題なのは、反応しなかった成分が粘着剤面へ転写し、
製品粘着力そのものに悪影響を及ぼすことである。非反
応型樹脂を用いる場合には、前述の現象がより顕在化す
ることは言うまでもなく、ひどいものでは、全く剥がれ
ない状態にまでなったり、転写の程度がきつく、粘着面
をシリコーン転写物が覆うために粘着力が弱まり、製品
貼合わせが出来なくなることもある。
着剤によっては経時重剥離化が顕著になり、使用に留意
しなければならない。特に、ワニス、レジンと云った第
三成分添加型では、反応型樹脂を用いたとしても、塗工
層形成時に100%反応が進むことはなく、未反応な官
能基が粘着剤中の官能基と反応し、経時的に剥離力を増
大させるなど種々のトラブルを引き起こす。また、最も
問題なのは、反応しなかった成分が粘着剤面へ転写し、
製品粘着力そのものに悪影響を及ぼすことである。非反
応型樹脂を用いる場合には、前述の現象がより顕在化す
ることは言うまでもなく、ひどいものでは、全く剥がれ
ない状態にまでなったり、転写の程度がきつく、粘着面
をシリコーン転写物が覆うために粘着力が弱まり、製品
貼合わせが出来なくなることもある。
【0006】また、両面離型フイルムを製造する場合、
製品化されている各種シリコーン剤では、その剥離力に
それほど際だった差がないため、フイルム加工後のロー
ル経時保管中に転写が起こり、各面の剥離力差がより小
さくなるばかりか、軽・重剥離の逆転現象さえ起きる。
またシリコーン粘着テープや、ラベル、荷札等に用いら
れる離型フイルムでも、その使用環境、製品要求として
いわゆる従来の軽剥離力ではなく中・重剥離力を必要と
される分野が増えてきている。
製品化されている各種シリコーン剤では、その剥離力に
それほど際だった差がないため、フイルム加工後のロー
ル経時保管中に転写が起こり、各面の剥離力差がより小
さくなるばかりか、軽・重剥離の逆転現象さえ起きる。
またシリコーン粘着テープや、ラベル、荷札等に用いら
れる離型フイルムでも、その使用環境、製品要求として
いわゆる従来の軽剥離力ではなく中・重剥離力を必要と
される分野が増えてきている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
問題を解決し、剥離力のコントロール性、剥離力の経時
安定性に優れた離型フイルムを提供することを目的とす
る。
問題を解決し、剥離力のコントロール性、剥離力の経時
安定性に優れた離型フイルムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
本発明によれば、プラスチックフイルムの少なくとも片
面に、下記式で表される有機チタン化合物を有効成分と
する表面処理剤を含む硬化シリコーン樹脂塗工層を設け
てなる離型フイルムによって達成される。
本発明によれば、プラスチックフイルムの少なくとも片
面に、下記式で表される有機チタン化合物を有効成分と
する表面処理剤を含む硬化シリコーン樹脂塗工層を設け
てなる離型フイルムによって達成される。
【0009】
【化2】
【0010】[式中、Rはハロゲン原子または炭素数1
〜24の飽和もしくは不飽和のハロゲン化炭化水素基、
R′は炭素数1〜6の炭化水素基、およびR″は炭素数
1〜24の飽和もしくは不飽和の炭化水素基であり、
l,m,nは正数であり、かつl+m+n=4、2≧l
≧1、2≧n≧1および3≧l+n≧2の関係を有す
る。] 本発明におけるプラスチックフイルムとしては、例えば
ポリスチレン、ポリアクリル酸メチル、ポリカーボネー
ト、ポリスルホン、トリアセチルセルロース、セロハ
ン、ポリアミド、ポリイミド、ポリフェニレンスルフィ
ド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルホン、芳香
族ポリアミド、ポリオレフィン、ポリエステル等よりな
る透明なフイルム(含シート)を好ましく挙げることが
できる。これらのうちでは、ポリエステル二軸延伸フイ
ルムが好ましい。
〜24の飽和もしくは不飽和のハロゲン化炭化水素基、
R′は炭素数1〜6の炭化水素基、およびR″は炭素数
1〜24の飽和もしくは不飽和の炭化水素基であり、
l,m,nは正数であり、かつl+m+n=4、2≧l
≧1、2≧n≧1および3≧l+n≧2の関係を有す
る。] 本発明におけるプラスチックフイルムとしては、例えば
ポリスチレン、ポリアクリル酸メチル、ポリカーボネー
ト、ポリスルホン、トリアセチルセルロース、セロハ
ン、ポリアミド、ポリイミド、ポリフェニレンスルフィ
ド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルスルホン、芳香
族ポリアミド、ポリオレフィン、ポリエステル等よりな
る透明なフイルム(含シート)を好ましく挙げることが
できる。これらのうちでは、ポリエステル二軸延伸フイ
ルムが好ましい。
【0011】ポリエステルフイルムは製膜段階までに添
加、含有させる滑剤、例えばクレー、カオリン、シリ
カ、炭酸カルシウム等の粒径、量を調整することによ
り、容易に透明性をコントロールできるという利点を有
する。また、その表面にコーティングを実施するにあた
り、耐溶剤性、耐熱性、機械的特性にも優れているとい
う利点を有する。特に硬化性シリコーン樹脂の塗膜を硬
化せしめるため、コーティング後の乾燥温度を100〜
140℃とし、この雰囲気中にフイルムを通過せしめる
時の寸法変化も小さいという利点を有する。
加、含有させる滑剤、例えばクレー、カオリン、シリ
カ、炭酸カルシウム等の粒径、量を調整することによ
り、容易に透明性をコントロールできるという利点を有
する。また、その表面にコーティングを実施するにあた
り、耐溶剤性、耐熱性、機械的特性にも優れているとい
う利点を有する。特に硬化性シリコーン樹脂の塗膜を硬
化せしめるため、コーティング後の乾燥温度を100〜
140℃とし、この雰囲気中にフイルムを通過せしめる
時の寸法変化も小さいという利点を有する。
【0012】前記ポリエステルはエステル結合を主鎖の
主要な結合鎖とする高分子の総称であるが、特に好まし
いポリエステルはポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン―2,6―ナフタレート、ポリエチレン―α,β
―ビス(2―クロルフェノキシ)エタン―4,4′―ジ
カルボキシレート、ポリブチレンテレフタレートなどで
あり、これらの中でも品質、経済性などを総合的に勘案
すると、ポリエチレンテレフタレートが最も好ましい。
主要な結合鎖とする高分子の総称であるが、特に好まし
いポリエステルはポリエチレンテレフタレート、ポリエ
チレン―2,6―ナフタレート、ポリエチレン―α,β
―ビス(2―クロルフェノキシ)エタン―4,4′―ジ
カルボキシレート、ポリブチレンテレフタレートなどで
あり、これらの中でも品質、経済性などを総合的に勘案
すると、ポリエチレンテレフタレートが最も好ましい。
【0013】プラスチックフイルムの厚みは、特に限定
されないが、例えば離型フイルムに要求される腰の強さ
等から、1〜500μm程度の範囲から適当な厚みを設
定することができる。
されないが、例えば離型フイルムに要求される腰の強さ
等から、1〜500μm程度の範囲から適当な厚みを設
定することができる。
【0014】また、プラスチックフイルムの表面粗さや
ヘイズ等についても、特に限定されないが、後述の塗工
層の厚さや該塗工層とプラスチックフイルムとの間に要
求される接着強さ、離型フイルムとして要求される透明
度を勘案して、適切に所望の値に設定すればよい。
ヘイズ等についても、特に限定されないが、後述の塗工
層の厚さや該塗工層とプラスチックフイルムとの間に要
求される接着強さ、離型フイルムとして要求される透明
度を勘案して、適切に所望の値に設定すればよい。
【0015】本発明において硬化シリコーン樹脂塗工層
はプラスチックフイルムに離型特性を付与する層であ
り、該層は、硬化性シリコーン樹脂を含有する塗液をポ
リエステルフイルムの少なくとも片面に塗布し、乾燥、
硬化させることで形成される。
はプラスチックフイルムに離型特性を付与する層であ
り、該層は、硬化性シリコーン樹脂を含有する塗液をポ
リエステルフイルムの少なくとも片面に塗布し、乾燥、
硬化させることで形成される。
【0016】硬化性シリコーン樹脂としては、例えば、
縮合反応系のもの、付加反応系のもの、紫外線もしくは
電子線硬化系のものなどいずれの反応系のものも用いる
ことができる。また、これらは一種以上用いることがで
きる。
縮合反応系のもの、付加反応系のもの、紫外線もしくは
電子線硬化系のものなどいずれの反応系のものも用いる
ことができる。また、これらは一種以上用いることがで
きる。
【0017】各種シリコーンの硬化反応は、次のように
示すことができる。
示すことができる。
【0018】
【化3】
【0019】上記縮合反応系のシリコーン樹脂として
は、例えば、末端に―OH基をもつポリジメチルシロキ
サンと末端に―H基をもつポリジメチルシロキサン(ハ
イドロジェンシラン)を有機錫触媒(例えば有機錫アシ
レート触媒)を用いて縮合反応させ、3次元架橋構造を
つくるものが挙げられる。
は、例えば、末端に―OH基をもつポリジメチルシロキ
サンと末端に―H基をもつポリジメチルシロキサン(ハ
イドロジェンシラン)を有機錫触媒(例えば有機錫アシ
レート触媒)を用いて縮合反応させ、3次元架橋構造を
つくるものが挙げられる。
【0020】付加反応系のシリコーン樹脂としては、例
えば末端にビニル基を導入したポリジメチルシロキサン
とハイドロジエンシランを白金触媒を用いて反応させ、
3次元架橋構造をつくるものがあげられる。
えば末端にビニル基を導入したポリジメチルシロキサン
とハイドロジエンシランを白金触媒を用いて反応させ、
3次元架橋構造をつくるものがあげられる。
【0021】紫外線硬化系のシリコーン樹脂としては、
例えば最も基本的なタイプとして通常のシリコーンゴム
架橋と同じラジカル反応を利用するもの、アクリル基を
導入して光硬化させるもの、紫外線でオニウム塩を分解
して強酸を発生させこれでエポキシ基を開裂させて架橋
させるもの、ビニルシロキサンへのチオールの付加反応
で架橋するもの等が挙げられる。電子線は紫外線よりも
エネルギーが強く紫外線硬化の場合のように開始剤を用
いずともラジカルによる架橋反応が起こる。
例えば最も基本的なタイプとして通常のシリコーンゴム
架橋と同じラジカル反応を利用するもの、アクリル基を
導入して光硬化させるもの、紫外線でオニウム塩を分解
して強酸を発生させこれでエポキシ基を開裂させて架橋
させるもの、ビニルシロキサンへのチオールの付加反応
で架橋するもの等が挙げられる。電子線は紫外線よりも
エネルギーが強く紫外線硬化の場合のように開始剤を用
いずともラジカルによる架橋反応が起こる。
【0022】硬化性シリコーン樹脂としては、その重合
度が50〜200000程度のものが好ましく、これら
の具体例としては信越シリコーン(株)製のKS―71
8,―774,―775,―778,―779H,―8
30,―835,―837,―838,―839,―8
41,―843,―847,―847H,X―62―2
418,―2422,―2125,―2492,―24
94,―470,―2366,―630,X―92―1
40,―128,KS―723A・B,―705F,―
708A,―883,―709,―719,東芝シリコ
ーン(株)製のTPR―6701,―6702,―67
03,―3704,―6705,―6722,―672
1,―6700,XSR―7029,YSR―302
2,YR―3286,ダウコーニング(株)製のDK―
Q3―202,―203,―204,―210,―24
0,―3003,―205,―3057,SFXF―2
560,東レシリコーン(株)製のSD―7226,7
320,7229,BY24―900,171,31
2,374,SRX―375,SYL―OFF23,S
RX―244,SEX―290,アイ・シー・アイ・ジ
ャパン(株)製のSILCOLEASE425等を挙げ
ることができる。また、特開昭47―34447号公
報、特公昭52―40918号公報等に記載のシリコー
ン樹脂も用いることができる。
度が50〜200000程度のものが好ましく、これら
の具体例としては信越シリコーン(株)製のKS―71
8,―774,―775,―778,―779H,―8
30,―835,―837,―838,―839,―8
41,―843,―847,―847H,X―62―2
418,―2422,―2125,―2492,―24
94,―470,―2366,―630,X―92―1
40,―128,KS―723A・B,―705F,―
708A,―883,―709,―719,東芝シリコ
ーン(株)製のTPR―6701,―6702,―67
03,―3704,―6705,―6722,―672
1,―6700,XSR―7029,YSR―302
2,YR―3286,ダウコーニング(株)製のDK―
Q3―202,―203,―204,―210,―24
0,―3003,―205,―3057,SFXF―2
560,東レシリコーン(株)製のSD―7226,7
320,7229,BY24―900,171,31
2,374,SRX―375,SYL―OFF23,S
RX―244,SEX―290,アイ・シー・アイ・ジ
ャパン(株)製のSILCOLEASE425等を挙げ
ることができる。また、特開昭47―34447号公
報、特公昭52―40918号公報等に記載のシリコー
ン樹脂も用いることができる。
【0023】本発明において硬化シリコーン樹脂塗工層
に含有させる表面処理剤は有機チタン化合物を有効成分
とする表面処理剤であり、該有機チタン化合物は下記式
で表される化合物である。この表面処理剤は剥離力コン
トロール剤として作用する。
に含有させる表面処理剤は有機チタン化合物を有効成分
とする表面処理剤であり、該有機チタン化合物は下記式
で表される化合物である。この表面処理剤は剥離力コン
トロール剤として作用する。
【0024】
【化4】
【0025】[式中、Rはハロゲン原子または炭素数1
〜24の飽和もしくは不飽和のハロゲン化炭化水素基、
R′は炭素数1〜6の炭化水素基、およびR″は炭素数
1〜24の飽和もしくは不飽和の炭化水素基であり、
l,m,nは正数であり、かつl+m+n=4、2≧l
≧1、2≧n≧1および3≧l+n≧2の関係を有す
る。] かかる有機チタン化合物を有効成分とする表面処理剤の
有機チタン化合物は、例えばテトライソプロポキシチタ
ンとクロロホルムを混合し、この溶液にオクタフロロペ
ンチル酸クロロホルム溶液およびイソステアリン酸クロ
ロホルム溶液を順々に添加し反応させることで製造で
き、この代表例としては日本曹達株式会社“有機チタネ
ート”等を挙げることができる。
〜24の飽和もしくは不飽和のハロゲン化炭化水素基、
R′は炭素数1〜6の炭化水素基、およびR″は炭素数
1〜24の飽和もしくは不飽和の炭化水素基であり、
l,m,nは正数であり、かつl+m+n=4、2≧l
≧1、2≧n≧1および3≧l+n≧2の関係を有す
る。] かかる有機チタン化合物を有効成分とする表面処理剤の
有機チタン化合物は、例えばテトライソプロポキシチタ
ンとクロロホルムを混合し、この溶液にオクタフロロペ
ンチル酸クロロホルム溶液およびイソステアリン酸クロ
ロホルム溶液を順々に添加し反応させることで製造で
き、この代表例としては日本曹達株式会社“有機チタネ
ート”等を挙げることができる。
【0026】前記有機チタン化合物を有効成分とする表
面処理剤の添加量は、硬化性シリコーン樹脂100重量
部当たり、1〜20重量部、特に5〜15重量部である
ことが好ましい。この添加量が25重量部より多くなる
と硬化シリコーン樹脂塗工層の離型性が失われるばかり
でなく、ヘイズが上がるために外観上問題がある。ま
た、シリコーンの反応性そのものも悪化することで塗膜
が脆くなり、転写等を起こし、ロール等が汚れやすくな
り好ましくない。
面処理剤の添加量は、硬化性シリコーン樹脂100重量
部当たり、1〜20重量部、特に5〜15重量部である
ことが好ましい。この添加量が25重量部より多くなる
と硬化シリコーン樹脂塗工層の離型性が失われるばかり
でなく、ヘイズが上がるために外観上問題がある。ま
た、シリコーンの反応性そのものも悪化することで塗膜
が脆くなり、転写等を起こし、ロール等が汚れやすくな
り好ましくない。
【0027】他方この添加量が1重量部より少ないと、
剥離力のコントロール能力が無くなり、好ましくない。
剥離力のコントロール能力が無くなり、好ましくない。
【0028】プラスチックフイルムの上に有機チタン化
合物を有効成分とする表面処理剤を含む硬化性シリコー
ン樹脂塗液をコーティングする方法としては、例えばバ
ーコート法、ドクターブレード法、リバースロールコー
ト法、グラビアロールコート法等の従来から知られてい
る方法が利用できる。
合物を有効成分とする表面処理剤を含む硬化性シリコー
ン樹脂塗液をコーティングする方法としては、例えばバ
ーコート法、ドクターブレード法、リバースロールコー
ト法、グラビアロールコート法等の従来から知られてい
る方法が利用できる。
【0029】塗膜の乾燥及び硬化(熱硬化、紫外線硬化
等)は、それぞれ個別または同時に行うことができる。
同時に行うときにはプラスチックフイルムの耐熱性(熱
的寸法安定性)にもよるが、100℃以上で行うことが
好ましい。乾燥熱硬化条件としては120℃以上で30
秒程度が望ましい。乾燥温度が100℃以下、及び硬化
時間が30秒以下では塗膜の硬化が不完全であり、塗膜
の脱落等耐久性に不安が残る。
等)は、それぞれ個別または同時に行うことができる。
同時に行うときにはプラスチックフイルムの耐熱性(熱
的寸法安定性)にもよるが、100℃以上で行うことが
好ましい。乾燥熱硬化条件としては120℃以上で30
秒程度が望ましい。乾燥温度が100℃以下、及び硬化
時間が30秒以下では塗膜の硬化が不完全であり、塗膜
の脱落等耐久性に不安が残る。
【0030】離型層となる硬化シリコーン塗膜の膜厚は
(乾燥後の)厚みで0.05〜0.5μmの範囲が望ま
しい。この膜厚が0.05μm未満になると離型性能が
低下し、満足のいく性能が得られない。他方0.5μm
より厚くなると、キュアリングに時間がかかり生産上不
都合を生じる。
(乾燥後の)厚みで0.05〜0.5μmの範囲が望ま
しい。この膜厚が0.05μm未満になると離型性能が
低下し、満足のいく性能が得られない。他方0.5μm
より厚くなると、キュアリングに時間がかかり生産上不
都合を生じる。
【0031】本発明における硬化シリコーン樹脂塗工層
には、前記有機チタン化合物を有効成分とする表面処理
剤の他に、本発明の目的を阻害しない範囲で、公知の添
加剤、例えば消泡剤、塗工性改良剤、増粘剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、硬化剤、染料等を含有せしめてもよ
いし、滑剤として、無機または有機化合物からなる微細
粒子を含有せしめてもよい。
には、前記有機チタン化合物を有効成分とする表面処理
剤の他に、本発明の目的を阻害しない範囲で、公知の添
加剤、例えば消泡剤、塗工性改良剤、増粘剤、酸化防止
剤、紫外線吸収剤、硬化剤、染料等を含有せしめてもよ
いし、滑剤として、無機または有機化合物からなる微細
粒子を含有せしめてもよい。
【0032】本発明の離型フイルムは、離型特性および
その経時安定性に優れ、広範囲な種々の用途、例えば偏
光板、位相差板をはじめとする液晶材料の粘着面の保
護、セラミックグリーンシート等の成形シートをはじ
め、粘着テープ、ラベル用セパレータ、ウレタンをはじ
めとする各種樹脂成形シート、ゴム成形シート等に適用
できる。
その経時安定性に優れ、広範囲な種々の用途、例えば偏
光板、位相差板をはじめとする液晶材料の粘着面の保
護、セラミックグリーンシート等の成形シートをはじ
め、粘着テープ、ラベル用セパレータ、ウレタンをはじ
めとする各種樹脂成形シート、ゴム成形シート等に適用
できる。
【0033】本発明の離型フイルムは次の特徴を有す
る。 1) 硬化シリコーン膜の低表面エネルギーにより他の
種々の物質と密着することなく良好な離型性を有する。 2) 外観の透明性を維持したまま、必要な剥離力にコ
ントロールすることができる。 3) コントロールされた剥離力は経時しても安定維持
されている。
る。 1) 硬化シリコーン膜の低表面エネルギーにより他の
種々の物質と密着することなく良好な離型性を有する。 2) 外観の透明性を維持したまま、必要な剥離力にコ
ントロールすることができる。 3) コントロールされた剥離力は経時しても安定維持
されている。
【0034】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を更に詳細に説
明する。なお、フイルムの各種特性の測定は下記の方法
により行った。
明する。なお、フイルムの各種特性の測定は下記の方法
により行った。
【0035】1.塗膜硬化性 シリコーン塗工面を5往復指でこすり、表面状態を観察
し、効果状態を次の三つに分類して硬化性を評価した。 ×:シリコーンが硬化せず、曇り(スミアー)を生じる △:シリコーンは硬化しているが、密着性が悪く脱落
(ラブオフ)がある ○:シリコーンは硬化しており、密着性も良好である
し、効果状態を次の三つに分類して硬化性を評価した。 ×:シリコーンが硬化せず、曇り(スミアー)を生じる △:シリコーンは硬化しているが、密着性が悪く脱落
(ラブオフ)がある ○:シリコーンは硬化しており、密着性も良好である
【0036】2.離型性 (1)初期剥離力 サンプルフイルムとポリエステル粘着テープ(ニット―
31B)を貼合わせ、5kgの圧着ローラーで圧着し、
20時間放置した後の剥離力を引っ張り試験機で測定す
る。 (2)経時剥離力 サンプルフイルムとポリエステル粘着テープ(ニット―
31B)を貼合わせ、5kgの圧着ローラーで圧着し、
1000時間放置した後の剥離力を引っ張り試験機で測
定する。
31B)を貼合わせ、5kgの圧着ローラーで圧着し、
20時間放置した後の剥離力を引っ張り試験機で測定す
る。 (2)経時剥離力 サンプルフイルムとポリエステル粘着テープ(ニット―
31B)を貼合わせ、5kgの圧着ローラーで圧着し、
1000時間放置した後の剥離力を引っ張り試験機で測
定する。
【0037】3.残留接着率 ポリエステル粘着テープ(ニット―31B)をJIS
G4305に規定する冷間圧延ステンレス板(SUS3
04)に貼着けた後の剥離力を測定し、基礎接着力(f
0 )とする。また前記ポリエステル粘着テープをサンプ
ルフイルムの硬化性シリコーン塗布面に5kgの圧着ロ
ーラーで圧着し、30秒間放置した後粘着テープをはが
す。そしてはがした粘着テープを上記のステンレス板に
貼り、該貼合部の剥離力を測定し、残留接着力(f)と
する。これらの各接着力は次式より残留接着率を求め
る。
G4305に規定する冷間圧延ステンレス板(SUS3
04)に貼着けた後の剥離力を測定し、基礎接着力(f
0 )とする。また前記ポリエステル粘着テープをサンプ
ルフイルムの硬化性シリコーン塗布面に5kgの圧着ロ
ーラーで圧着し、30秒間放置した後粘着テープをはが
す。そしてはがした粘着テープを上記のステンレス板に
貼り、該貼合部の剥離力を測定し、残留接着力(f)と
する。これらの各接着力は次式より残留接着率を求め
る。
【0038】
【数1】
【0039】4.ブロッキング性 ポリエステルフイルムの表面と裏面を合せてから10c
m×15cm角に切り、これに50℃×50%RHの雰
囲気中で17時間、50kg/cm2 の加重をかけた後
に、重なり有っている2枚の試料を親指と人差し指とで
はさみ、指先の力で両者を剥がす際のブロッキングの状
態を評価し、 ×:ベタついて剥がれにくく、剥がした後は、シリコー
ン樹脂の塗工面が荒れる △:かなりの抵抗感がある ○:指先でほとんど抵抗なく、簡単に剥離する で表記する。
m×15cm角に切り、これに50℃×50%RHの雰
囲気中で17時間、50kg/cm2 の加重をかけた後
に、重なり有っている2枚の試料を親指と人差し指とで
はさみ、指先の力で両者を剥がす際のブロッキングの状
態を評価し、 ×:ベタついて剥がれにくく、剥がした後は、シリコー
ン樹脂の塗工面が荒れる △:かなりの抵抗感がある ○:指先でほとんど抵抗なく、簡単に剥離する で表記する。
【0040】
【実施例1〜3および比較例1,2】ポリエステルフイ
ルム(厚さ38μm)に下記組成による塗工剤を塗布量
が8g/m2 (wet)になるようコーティングし、次
いで乾燥温度130℃、滞留時間1分で硬化反応を行っ
て乾燥膜厚0.24μmの離型フイルムを作った。この
離型フイルムの特性は表2、3に示す。
ルム(厚さ38μm)に下記組成による塗工剤を塗布量
が8g/m2 (wet)になるようコーティングし、次
いで乾燥温度130℃、滞留時間1分で硬化反応を行っ
て乾燥膜厚0.24μmの離型フイルムを作った。この
離型フイルムの特性は表2、3に示す。
【0041】 <塗布液の組成> 硬化性シリコーン樹脂(KS847H) 100重量部 硬化剤(CAT PL-50T;信越シリコ-ン 社製) 2重量部 有機チタン化合物表面処理剤 (表1)メチルエチルケトン /メチルイソフ゛チルケトン/キシレン 898重量部 但し、塗工剤中の有機チタン化合物を有効成分とする表
面処理剤の添加量は、表1に示す通りである。
面処理剤の添加量は、表1に示す通りである。
【0042】
【表1】
【0043】
【比較例3】実施例1における塗工液の代わりに下記組
成の塗工液を用いるほかは実施例1と同じように行って
離型フイルムを作成した。この離型フイルムの特性は、
表2、3に示す通りであるが、経時により剥離力が著し
く増大したばかりか、ブロッキングもおこっている。
成の塗工液を用いるほかは実施例1と同じように行って
離型フイルムを作成した。この離型フイルムの特性は、
表2、3に示す通りであるが、経時により剥離力が著し
く増大したばかりか、ブロッキングもおこっている。
【0044】 <塗布液の組成> 硬化性シリコーン樹脂(KS847H) 80重量部 シリコーンワニス型剥離力コント 20重量部 ローラー(X92-128 ;信越シリコ-ン 社製) 硬化剤(CAT PL-50T;信越シリコ-ン 社製) 2重量部メチルエチルケトン /メチルイソフ゛チルケトン/キシレン 898重量部
【0045】
【比較例4】実施例1における塗工液の代わりに下記組
成の塗工液を用いるほかは実施例1と同じように行って
離型フイルムを作成した。この離型フイルムの特性は、
表2、3に示す通りであり、表2に示すように、経時に
より剥離力が著しく低下した。
成の塗工液を用いるほかは実施例1と同じように行って
離型フイルムを作成した。この離型フイルムの特性は、
表2、3に示す通りであり、表2に示すように、経時に
より剥離力が著しく低下した。
【0046】 <塗布液の組成> 硬化性変性シリコーン樹脂 100重量部 硬化剤(CM670 ;東芝シリコ-ン 社製) 2重量部メチルエチルケトン /メチルイソフ゛チルケトン/キシレン 898重量部
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
【0049】表2、3から明らかの如く、実施例の離型
フイルムは優れた離型性とその経時安定性に優れ、各種
用途に有用である。
フイルムは優れた離型性とその経時安定性に優れ、各種
用途に有用である。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、剥離力のコントロール
性、剥離力の経時安定性に優れた離型フイルムを提供す
ることができる。
性、剥離力の経時安定性に優れた離型フイルムを提供す
ることができる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 83/00 LRV
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチックフイルムの少なくとも片面
に、下記式で表される有機チタン化合物を有効成分とす
る表面処理剤を含有する硬化シリコーン樹脂塗工層を設
けてなることを特徴とする離型フイルム。 【化1】 [式中、Rはハロゲン原子または炭素数1〜24の飽和
もしくは不飽和のハロゲン化炭化水素基、R′は炭素数
1〜6の炭化水素基、およびR″は炭素数1〜24の飽
和もしくは不飽和の炭化水素基であり、l,m,nは正
数であり、かつl+m+n=4、2≧l≧1、2≧n≧
1および3≧l+n≧2の関係を有する。] - 【請求項2】 表面処理剤の量が、シリコーン樹脂10
0重量部当り、1〜20重量部である請求項1記載の離
型フイルム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23796793A JPH0789016A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 離型フイルム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23796793A JPH0789016A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 離型フイルム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0789016A true JPH0789016A (ja) | 1995-04-04 |
Family
ID=17023124
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23796793A Pending JPH0789016A (ja) | 1993-09-24 | 1993-09-24 | 離型フイルム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0789016A (ja) |
-
1993
- 1993-09-24 JP JP23796793A patent/JPH0789016A/ja active Pending
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