JPH078823A - 材料の微粉砕および超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌装置ボールミル - Google Patents
材料の微粉砕および超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌装置ボールミルInfo
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- JPH078823A JPH078823A JP6137958A JP13795894A JPH078823A JP H078823 A JPH078823 A JP H078823A JP 6137958 A JP6137958 A JP 6137958A JP 13795894 A JP13795894 A JP 13795894A JP H078823 A JPH078823 A JP H078823A
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- B02C—CRUSHING, PULVERISING, OR DISINTEGRATING IN GENERAL; MILLING GRAIN
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- B02C17/16—Mills in which a fixed container houses stirring means tumbling the charge
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Abstract
続的に作動する撹拌装置ボールミルの提供。 【構成】 本発明の撹拌機ボールミルは、円筒状または
円錐状の水平軸粉砕室(1)を有し、この粉砕室(1)
内に存在する粉砕体(13)を動かすために室軸(3)
のまわりに回転できる撹拌装置が前記粉砕室に設置され
る。そして、撹拌装置(10)は羽根車状または分離お
よび転向円板を備えたプロペラ状の撹拌部材(12)を
有し、粉砕工程中に粉砕室の内室における粉砕体の均一
な分布が維持される。
Description
るための撹拌機ボールミル並びにその方法、つまり請求
項1の上位概念に基づく撹拌機ボールミル並びに請求項
14の上位概念に基づく方法に関する。
体の粉砕および分散あるいは微生物の砕解に使用され
る。
提供される撹拌機ボールミルは円筒状または円錐状で水
平軸または垂直軸を備えた粉砕室を有するが、そのハウ
ジングはひとつの側壁面とこの壁面の両端に配置された
二つの端壁面からなる。ここで一方の端壁面には粉砕材
料を供給するための材料入り口が、また他方の端壁面に
は材料を排出するための材料出口が設けられている。
る撹拌装置が設置されているが、これは粉砕室内にある
粉砕体を径方向に撹拌シャフトへ運び、それにより粉砕
室に連続的に装入された材料を衝撃力および剪断力によ
り破砕する機能を果たす。そのために、公知の撹拌機ボ
ールミルに組み込まれた撹拌装置は室軸と同軸のいくつ
かの回転可能な撹拌部材を有する。それらは例えば本質
的に円形の回転線を持つ円板の形状をしており、またこ
の回転線に通じるスリットにより鋭角で接線方向に延び
る歯に分けられている。
ミルの連続運転の際に、粉砕体は撹拌されるべき材料の
流れにより材料出口の方向に共に引きずられるが、それ
により粉砕体は材料出口付近に堆積し、それらの粉砕お
よび分散作用はそれらが撹拌装置の撹拌部材によりもは
や動かされないことにより失われるのである。粉砕およ
び分散工程中に材料出口付近に堆積する粉砕体は製品流
の連続排出を阻害するが、それにより粉砕室内圧が増大
することになる。この粉砕室内圧の増大は最終的に、粉
砕体および撹拌部材も粉砕および/または分散工程中に
比較的大きな機械的摩耗にさらされること、また粉砕室
から均一に排出される製品流を維持するために撹拌部材
の運動に必要な撹拌装置性能が増加されなければならな
いことを惹起する。材料出口付近での粉砕体の堆積はさ
らに粉砕温度の上昇をもたらすが、それは製造されるべ
き製品の品質に対して不利に作用する恐れがある。
の短所を持たない撹拌機ボールミルを製作すると共に、
特に材料を保護的かつ均一に粉砕することにある。
機ボールミルにより達成される。
より実施可能であって請求項14の特徴により定義され
る方法に関する。
構成は、従属する各請求項から明らかとなる。
の実施態様が説明される。
1で表された撹拌機ボールミルの粉砕室は、水平軸3を
備えたハウジング2を有する。ハウジング2は長めで本
質的に円筒状の側壁面4とこの側壁面4の両端に配置さ
れた端壁面5および6を有するが、これらの端壁面のう
ちの端壁面5は粉砕材料を供給するための材料入り口8
を、また端壁面6は材料を排出するための材料出口9を
具備している。
るが、それは軸3に沿って配置された四つの羽根車状の
撹拌部材12を具備し、また図面には示されていない駆
動装置により回転できる。軸3と同軸の撹拌装置10の
シャフト11は、端壁面6を貫通するその端を以て駆動
装置に固定される。
撹拌部材12は端壁面6に面した円板12a、この円板
に平行に設置されて端壁面5に面すると共に軸3と同軸
の開口12dを持つリング状の円板12b、並びに両円
板12aおよび12bと互いに結合されて羽根12cと
して形成されたいくつかの推進要素を有する。これらの
推進要素は縦断面が弓状であり、円板12aと12bを
互いに結合する。
て出口9と接続され、ここでは環状隙間14として形成
された分離機構が存在するが、それは粉砕された材料は
内室7から流出できるが、粉砕の機能を果たす粉砕体1
3は抑止されるようなサイズとされる。
時には、粉砕されるべき材料または液体に分散されるべ
き液体状材料が入り口8を通って粉砕室1の内室7に供
給され、そこから出口9へ送られる。ここで対象とされ
るのは、色素懸濁液、塗料、染料、農芸薬品、充填材懸
濁液、ビデオテープ被膜剤、化粧品、栄養剤、微生物な
どである。粉砕室1の内室7に存在する粉砕体13は撹
拌機ボールミルの運転中に粉砕室1に連続的に供給され
る材料を粉砕および/または分散するが、その後に粉砕
室で生成された製品は連続液体流の形状で分離機構14
により内室から出て行く。
16に回転する撹拌部材12は、粉砕体13と粉砕され
るべき材料および/または分散されるべき材料とからな
る混合物の一部が継続的に矢印方向17へ外側に向かっ
て径方向に推進され、その後に混合物の少なくとも一部
が矢印方向18へ開口12dに向かい、そこから両円板
12aと12bとの間の中間室に流入し、またはその中
へ吸入されるような構造および大きさとされる。それに
より、また前記の混合物が径方向に動く速度は好ましく
は粉砕室1を貫流する材料の速度よりも大きく、そのた
め軸方向に流動する材料による粉砕体13の移動が回避
されるが、それにより内室7における粉砕体13の均一
な分布が達成できる。そこで粉砕体13が径方向に動く
速度は、粉砕されるべき材料が粉砕室1を貫流する速度
よりも例えばおよそ係数3ないし7だけ大きくすること
ができる。
で表された粉砕室は図1に基づいて説明された粉砕室1
と同様に形成されており、それと同じく側壁面23と二
つの端壁面24および25からなるハウジング22並び
に水平に支持された撹拌装置26を有する。
根車状の撹拌部材27を有するが、これらの部材はそれ
ぞれ本質的に丸い円板27a、それに平行に配置された
円板27bおよび27aと27bとの間に配置されたい
くつかの羽根27cからなる。図4に正面が示された撹
拌部材27が撹拌部材12と異なる点は、円板27aお
よび27bが端壁面24に対して傾斜していること、並
びに材料入り口8に面した円板27bが中央開口27d
を有するため、撹拌機ボールミルの運転時に撹拌部材に
より径方向に動かされるべき混合物がそれぞれ撹拌部材
27の端壁面24に面した側で吸入されることである。
撹拌部材27の湾曲形状は付加的な利点をもたらす、す
なわち撹拌部材27が矢印方向28に回転する際に開口
27dから吸入された粉砕体が撹拌部材27から矢印方
向29へ、つまり材料の流動方向とは逆方向に放出され
るが、それにより粉砕されるべき材料および/または液
体中に分散されるべき材料の軸方向速度が比較的大きい
場合にも内室7における粉砕体13の均一な分布が達成
できる。
拌部材すなわちプロペラ状の撹拌部材30と羽根車状の
撹拌部材36を具備している。
二つの円板32および33から構成される。両円板は支
持アーム34により粉砕室21の内壁に固定されてお
り、それぞれ室軸と同軸の穴32aおよび33aを有す
るが、これらの穴を通って撹拌装置26のシャフトが挿
入されている。図6に正面が示されたプロペラ31は推
進要素として形成された4枚の回転翼を有するが、それ
らにより撹拌機ボールミルの運転中に粉砕室に装入され
た混合物は円板32に供給される。材料入り口に面した
円板33の穴33aの直径は、図5に示された実施態様
では好ましくは駆動シャフトの直径よりも大きく、例え
ばその2倍とされるが、そのため撹拌機ボールミルの運
転時にはプロペラから壁面32へ供給された混合物の少
なくとも一部が継続的に径方向に転向され、さらに矢印
方向35へ再び両円板32と33との間の中間部分に還
流できる。
の観点から変更できることである。例えば、両円板32
および33の少なくとも一方は選択的に粉砕室21の内
壁ではなく、撹拌装置26のシャフトに固定することも
できる。粉砕室21に装入された混合物を吸入する機能
を果たす支持アーム34で固定されていない円板は、図
5に示された円板33とは異なり、少なくともひとつの
中央開口またはいくつかの例えば環状に配置された個別
穴を有する。さらにいくつかのプロペラ状の撹拌部材を
互いに組み合わせることにより、それらのプロペラが互
いに反対の推進方向を生じることも可能である。
36が撹拌部材12および27と異なる点は、それが三
つの互いに平行に配置された円板37,38,39を有
すること、これらのそれぞれ二つの円板の間つまり円板
37と38および円板38と39との間に羽根40が設
置されること、両方の外側円板37および39はそれぞ
れひとつの中央開口37aおよび39aを有すること、
および撹拌部材36は中央円板38により撹拌装置26
のシャフトに固定されることである。
印方向41に回転するため、粉砕体と粉砕すべき材料お
よび/または分散すべき材料からなる混合物の一部が継
続的に両穴37aおよび39aにより吸引され、羽根4
0から径方向に外側へ、さらに円板37および39の縁
を経て再び径方向に内側へ供給されるが、それにより撹
拌部材36の両側において矢印42で示された循環が生
じる。
同じ目的のために使用される撹拌部材のさらに別の二つ
の実施態様が、図8および図9に示されている。これら
の図に示された羽根車状の撹拌部材43および44は図
1および図2に示された撹拌部材12と本質的に同様に
構成されているが、それと異なる点は羽根43aおよび
44aの両側に配置された円板43bと43cおよび4
4bと44cがそれぞれ少なくともひとつの穴を有する
ため、粉砕および/または分散工程時に粉砕室の内部に
存在する混合物は両側から吸引され、羽根43aおよび
44aにより径方向に外側へ、両円板の縁を経て径方向
に内側へ、続いて両円板43bと43cおよび44bと
44cとの間の中間部分へ再び供給されることである。
ルは公知の撹拌機ボールミルと比べて、全粉砕工程およ
び/または分散工程中に出口に向かって密集しない均一
な粉砕体の分布が粉砕室において維持され、またそれに
より製品出口付近における製品の製造にとって不利な圧
力および温度の増大並びに装置の摩耗の増加が大幅に回
避できるという長所を有する。
づいて説明された粉砕室および撹拌部材は本発明のいく
つかの可能な実施態様のうちの一例にすぎず、種々の観
点において変更できることである。
に互いにまたは他の撹拌部材と組み合わせることができ
る。
れた羽根12cの軸3とは反対側の外面12eは円板1
2bの内面と鋭角を形成できるのであり、そのため撹拌
部材12により動かされた粉砕体13は撹拌部材27の
場合と同様に材料の流動方向とは反対方向に放出され
る。
り付加的に被覆できるのであり、それは該壁面と共に断
面が円形の中間空間を限定するが、この空間には内室に
存在する材料を冷却または加熱するために冷却液または
加熱液を装入できる。
る。
る。
である。
ある。
る。
る。
Claims (11)
- 【請求項1】 材料の微粉砕および超微粉砕を行うため
に連続的に作動する撹拌機ボールミルであって、粉砕体
(13)を収容するための円筒状または円錐状の粉砕室
(1,21)、この粉砕室(1,21)の一端(5,2
4)に設置されて粉砕室(1,21)の内室(7)に開
口する材料入り口(8)、粉砕室(1,21)の他端
(6,25)に設置されて内室(7)から外に延びる材
料出口(9)、および粉砕体(13)を動かすための撹
拌部材(12,27,30,36,43,44)を有す
る室軸(3)と同軸の撹拌装置(10,26)を具備
し、前記撹拌部材(12,27,30,36,43,4
4)は羽根車状またはプロペラ状に形成されており、ま
たいくつかの推進要素を有する撹拌機ボールミルにおい
て、推進要素の両側にはそれぞれひとつの円板(12
a,12b;27a,27b;32,33,43b,4
3c;44b,44c)が設置されること、両円板の少
なくとも一方(12b,27b,33,43b,44
b,44c)は少なくともひとつの中央開口(12d,
27d,33a)を有しており、この開口を通って粉砕
体(13)および粉砕されるべき材料からなる混合物が
流動できること、撹拌部材(12,27,30,36,
43,44)は撹拌機ボールミルの運転時に前記混合物
の一部が継続的に前記中央開口を有する円板(12b,
27b,33,43b,44b,44c)の縁を経て径
方向に内部に向かって中央開口(12d,27d,33
a)へ入り、そこから円板(12a,12b;27a,
27b;32,33,43b,43c;44b,44
c)の間の中間部分に還流すること、およびそれにより
粉砕室(1,21)の内室(7)における粉砕体の均一
な軸方向分布が維持されることを特徴とする材料の微粉
砕および超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌機
ボールミル。 - 【請求項2】 撹拌部材(12,27,43,44)は
縦断面が弓状で円板縁に対して接線方向に延びる羽根
(12c,27c,40,43a,44a)を有し、こ
れらの羽根は両円板(12a,12b;27a,27
b;43b,43c;44b,44c)と共に一体構造
をなすことを特徴とする請求項1記載の材料の微粉砕お
よび超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌機ボー
ルミル。 - 【請求項3】 両円板(12a,12b)は室軸(3)
に対して垂直に配置されることを特徴とする請求項2記
載の材料の微粉砕および超微粉砕を行うために連続的に
作動する撹拌機ボールミル。 - 【請求項4】 材料入り口(8)に面した円板(12
b,27b)は中央開口(12d,27d)を有するこ
とを特徴とする請求項2または3記載の材料の微粉砕お
よび超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌機ボー
ルミル。 - 【請求項5】 両円板はそれぞれひとつの中央開口を有
することを特徴とする請求項2または3記載の材料の微
粉砕および超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌
機ボールミル。 - 【請求項6】 羽根(12c,27c)は両円板(12
a,12b;27a,27b)に対して垂直であること
を特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載の材料
の微粉砕および超微粉砕を行うために連続的に作動する
撹拌機ボールミル。 - 【請求項7】 室軸(3)とは反対側の羽根外面は材料
入り口に面した円板の内面と鋭角を形成することを特徴
とする請求項2ないし5のいずれかに記載の材料の微粉
砕および超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌機
ボールミル。 - 【請求項8】 撹拌部材(36)は少なくとも三つの円
板(37,38,39)を有すること、これらのそれぞ
れ二つの円板(37,38,38;39)の間には縦断
面が弓状で円板縁に対して接線方向に延びる羽根(4
0)が設置されること、および両方の外側円板(37,
39)はそれぞれひとつの中央開口(37a,39a)
を有することを特徴とする請求項1記載の材料の微粉砕
および超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌機ボ
ールミル。 - 【請求項9】 撹拌部材の推進要素の両側に配置された
円板(32,33)は室軸と同軸のそれぞれひとつの穴
(33a)を有し、この穴を撹拌装置(26)のシャフ
トが貫通していること、また円板(32,33)は支持
アーム(34)により選択的に粉砕室(21)の内壁ま
たは前記シャフトに固定されることを特徴とする請求項
1記載の材料の微粉砕および超微粉砕を行うために連続
的に作動する撹拌機ボールミル。 - 【請求項10】 撹拌部材(12,27,30,36,
43,44)は粉砕体(13)の外側への径方向運動を
生じる方向に回転される請求項1ないし9のいずれかに
記載の撹拌機ボールミルで材料の微粉砕および超微粉砕
を行う方法において、粉砕体(13)が径方向に動かさ
れる速度は粉砕されるべき材料が粉砕室(1,21)を
貫流する速度よりも大きいことを特徴とする材料の微粉
砕および超微粉砕を行う方法。 - 【請求項11】 粉砕体(13)が径方向に動かされる
速度は、粉砕されるべき材料が粉砕室(1,21)を貫
流する速度よりもおよそ係数3ないし7だけ大きいこと
を特徴とする請求項10記載の撹拌機ボールミルで材料
の微粉砕および超微粉砕を行う方法。
Applications Claiming Priority (2)
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CH163293 | 1993-06-01 | ||
CH01632/93-4 | 1993-06-01 |
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JP13795894A Expired - Lifetime JP3159870B2 (ja) | 1993-06-01 | 1994-05-27 | 材料の微粉砕および超微粉砕を行うために連続的に作動する撹拌装置ボールミル |
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