JPH0788073B2 - 箱型容器製造装置 - Google Patents

箱型容器製造装置

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JPH0788073B2
JPH0788073B2 JP62116240A JP11624087A JPH0788073B2 JP H0788073 B2 JPH0788073 B2 JP H0788073B2 JP 62116240 A JP62116240 A JP 62116240A JP 11624087 A JP11624087 A JP 11624087A JP H0788073 B2 JPH0788073 B2 JP H0788073B2
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JP62116240A
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吉彦 吉川
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株式会社オリエンタル容器工業
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は発泡スチロール板等の熱可塑性樹脂板を以て、
食品の包装用として使用される箱型容器を形成する容器
製造装置に関するものである。
(従来の技術) 発泡スチロール板等の熱可塑性樹脂平板を用いて容器体
を形成する手段は、一般に第2図Iに示す原板Aを同図
IIに示すように底面部aの四周部に側板b、b′及び端
板c、c′を折れ線dを介して連設した展開板とし、側
板b、b′及び端板c、c′を起立せしめると共に、側
板b、b′と端板c、c′を各々隣設する端縁eを加熱
溶融して接着し、第2図IIIに示すような箱型容器を形
成しているものである。
前記容器の形成装置としては実公昭52−24168号が知ら
れており、特に側板b、b′及び端板c、c′が底面部
aに対して傾斜している容器の自動形成装置としては、
特開昭51−127174号に示されているように、樹脂原板を
展開板に打ち抜くと同時に溶着せんとする縁部を加熱溶
融せしめ、これを受型内に押し込んで容器体を形成する
ものと、実開昭57−43132号公報に示されているように
樹脂展開板を、傾斜面を有する穴部に押入して側板及び
端板を起立せしめながら、穴部四縁部の熱板で溶着縁部
を溶融せしめ、側板及び端板を所定の位置まで起立せし
めて溶融部を接着して容器を形成するもの等が知られて
いる。
(発明が解決しようとする問題点) 前述の各々の容器自動形成装置は、凹状受部に原板若し
くは展開板を供給し、凹状受部に圧入して側板及び端板
を起立して溶着し、然る後形成容器を排出するように、
一個所で供給、形成、排出の三工程を行っているもの
で、自動製造の高速化には対応できないものである。
(問題点を解決するための手段) そこで本発明は前記問題点を鑑み、各工程が数個所で同
時に行う製造装置を提案したものである。
本案箱型容器製造装置は、間欠回転する搬送本体の外周
部分に必要工程に対応した数の受部機構を設け、間欠回
転に於ける受部機構の各停止位置(第1工程位置、第2
工程位置、第3工程位置)にそれぞれ原板供給機構,容
器形成機構及び排出機構を配してなるものである。受部
機構は搬送本体の回転外周に面する基板と、基板より搬
送本体外周部分に形成しようとする箱型容器の大きさと
対応して基板を囲繞するように四周に配した受け側板と
を備え、特に受け側板は搬送本体回転方向に対面する前
後受け側板と回転方向に直角に対面する左右受け側板と
からなる。特に左右受け側板は基板より回転軸側に後退
した連結腕で支持され、また対面する受け側板間に、前
記基板より突設した弱い発条で支持した受底板を設け、
一対の受け側板の上端に容器形成用の原板の大きさに対
応した原板掛止爪部を突設してなる。原板供給機構は容
器形成用原板を順次受部機構の原板掛止爪部に供給する
ようにしてなり、容器形成機構は原板を展開板にするた
めの不要部を熱切断する加熱部を付設した枠体と、前記
枠体内中央に位置せしめた押入体とを備え、受部機構に
向って出入動作せしめるようにしてなり、排出機構は受
部機構の第2工程位置から第3工程位置への移動によっ
て前後受け側板の両端外方にして且つ連結腕の基板より
後退した部分の内方に位置する排出杆と、排出杆を搬送
本体の回転外出方向に動作せしめる排出杆作動部とから
なるものである。
(作用) 第1工程位置で原板供給機構が原板を受部機構に順次供
給すると、原板は受部機構の原板掛止爪部を越えて押し
込まれ、掛止爪部でその離脱が防止されることで原板が
受部機構に保持される。そして次の容器形成機構(第2
工程位置)に送られるもので、第2工程位置では容器形
成機構が作動し、原板方向に向かった枠体の加熱部で原
板の四隅部を熱溶断すると共に、押入体で熱溶断した展
開板を受け側板間に圧入し、展開板の四周部を起立せし
めると同時に溶断部分を互いに溶着させて箱型容器を形
成する。次に第3工程位置に移動するものであるが、当
該移動によって停止している排出杆が、連結腕に於ける
基板より後退した部分の内側空間即ち形成された箱型容
器の底板背後に進出することになり、当該位置で排出杆
を搬送本体の外周側に動作させると、形成された容器が
受部機構から排出されるものである。
従って各工程が各所で同時に行われるものであるから、
容器形成が非常に高速に行うことができたものである。
(実施例) 次に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は装置全体の簡便な正面図で、第2図は容器の形
成過程を示し、第3図は受部機構の斜視図、第4図は同
平面図、第5図は同正面図で、第6図は原板供給機構を
示し、第7図は容器形成機構を示し、第8図及び第9図
は形成容器の排出機構を示すものである。
搬送本体1は放射状三方向に受部機構を設けてなり、中
央軸2を各120°毎間欠的に回転動作するようにしたも
のである。受部機構は、基板20と受け側板3,4を備え、
基板20は搬送本体1の外周方向に対面して設けられ、受
け側板3,4は前記基板20を囲繞するように四周に配せし
めると共に、形成せんとする容器の大きさに対応せしめ
てなり、搬送本体1の回転方向で対面する前後受け側板
3と、回転方向と直角方向で対面する左右受け側板4で
構成される。前後受け側板3は、前記基板20の両側より
突設して形成し、左右受け側板4は前記基板20より一旦
搬送本体1の中心に後退して凹部5を形成した連結腕6
で支持されてなる。また前記受け側板部3,4の間には、
基板20に突設した軽い発条7で支持した受底板8を内置
し、また前後受け側板3の頂縁に容器形成の原板の大き
さと対応した原板掛止爪部9を連設してなる。
原板供給機構は第1工程位置に配設されるもので、原板
Iを多数重積して積載してなる積載板10に積載原板を軽
く支える板バネ板11を付設してなる積載部を受部機構の
停止位置近傍に位置せしめると共に、受部機構と積載部
との間を動作する回動腕12の先部に吸着体13を設け、前
記回動腕12を受部機構方向に押し出す押出体14に装着し
てなるものである。
容器形成機構は第2工程位置に配設され、枠体15に所定
の熱板16を装着し、枠体中心に押入体17を位置せしめ、
枠体15及び押入体17が各々受部機構方向に動作するよう
適宜なクランク18、18′と連結してなるものであり、ま
た前記熱板16は原板Iを展開板IIに形成する際に不要と
なる原板四隅部を熱切断する形状とし、更に必要に応じ
て原板の厚さが厚い場合には容器の形成の際の折曲部と
対応した折曲線形成のための形状の加熱板を加設しても
良い。
容器の排出機構は第3工程位置に配設されるもので、第
2工程位置から第3工程位置の移動に於ける受部機構の
凹部5の移動空間に存在し、且つ受部機構が第3工程位
置に達したときに凹部5内に位置する排出杆19と、この
排出杆19を搬送本体1の外周方向に動作せしめる作動部
(図示せず)よりなるものである。
而かして容器形成を各工程毎に説明すると、第1工程位
置は、積載板10に積載された原板I一枚を吸着体13で吸
着して受部機構の前面迄運搬し、押出体14を動作せしめ
て、原板Iを掛止爪部9を越えて圧入し、原板Iを掛止
爪部9で保持せしめると共に押出体を後退させる。原板
Iが掛止爪部9で保持されると搬送本体1が120°回転
して第2工程位置である容器の形成機構の前面迄移動す
る。
移動が終了して搬送体1が停止すると、クランク18を動
作せしめて枠体15を原板Iに接近せしめて熱板16を原板
Iに当接する。当接する際原板Iは受底板8で軽く支え
られているため、熱板15は原板Iに均等に当接して不要
の四隅部を熱溶断すると共に折曲線dとして浅い凹溝を
形成して展開板IIを形成する。展開板IIが形成された瞬
間に押入体17が展開板IIの底面部aを側板3へ押入し、
展開板IIの側板b、b′及び端板c、c′が前後受け側
板3及び左右受け側板4によって起立せしめられると共
に、溶断端縁eが互いに溶着され箱型容器が形成され
る。容器が形成されると枠体15及び押入体17は後退し、
次の第3工程位置迄移動する。第3工程位置に達して受
部機構の移動が停止すると、前記移動で、排出杆19が自
然に受部機構の凹部5内に位置することになり、排出杆
19を搬送本体1の外周方向に移動動作せしめると、排出
杆19は形成容器IVの底板部分を押すことになり、受部機
構の受け側板3,4間に嵌合保持されている形成容器IVを
受部機構より排除するものである。
従って各工程が搬送本体1の間欠回転に対応して、各々
の作動を行うことによって原板より箱型容器の製造が連
続し且つ高速に行うことができるものである。また前記
各機構の動作は搬送本体1の間欠回転と対応するようカ
ム機構で連動するようにしても、或いは適宜なシーケン
ス制御によるシリンダー駆動でも良い。
尚本発明は前記実施例に限定されるものではなく、特に
原板供給機構の具体的構成は任意にできるもので、本発
明は各工程の位置に各機構を臨設しておけば良いもので
ある。
(発明の効果) 以上のように本発明は一個所で原板、展開板の供給、容
器形成、容器排出をせずに、間欠回転をなす搬送本体に
受部機構を設け、各工程を行う機構を回欠回転の停止位
置に臨設しておき、各工程を別々の個所で行うようにし
たため、自動的容器形成の高速化が可能となったもので
ある。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示すもので、第1図は装置全体の
簡便な正面図、第2図は容器の形成過程を示し、第3図
は受動機構の斜視図第4図は同平面図第5図は同正面図
第6図は原板供給機構の正面図第7図は容器形成機構の
正面図第8図は排出機構の正面図第9図は同側面図であ
る。 1は搬送本体、2は中央軸、3は前後受け側板、4は左
右受け側板、5は凹部、6は連結腕、7は発条、8は受
底板、9は掛止爪部、10は積載板、11は板バネ板、12は
回転腕、13は吸着体、14は押出体、15は枠体、16は熱
板、17は押入体、18、18′はクランク、19は排出杆、20
は基板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各工程位置毎に停止する間欠回転する搬送
    本体の外周部分に、搬送本体の回転外周に面する基板
    と、基板より搬送本体外周部分に形成しようとする箱型
    容器の大きさと対応して基板を囲繞するように四周に配
    し、且つ搬送本体回転方向に対面する前後受け側板並び
    に回転方向に直角に対面する左右受け側板とを備え、左
    右受け側板を基板より回転軸側に後退した連結腕で支持
    し、対面する受け側板間に、前記基板より突設した弱い
    発条で支持した受底板を設け、一対の受け側板の上端に
    容器形成用の原板の大きさに対応した原板掛止爪部を突
    設してなる受部機構を少なくとも必要工程数形成し、第
    1工程位置には容器形成用原板を順次受部機構の原板掛
    止爪部分に供給する原板供給機構を臨ませて設け、第2
    工程位置には原板を展開板にするための不要部を熱切断
    する加熱部を付設した枠体と、前記枠体内中央に位置せ
    しめた押入体とを備え、枠体と押入体を受部機構に向っ
    て出入動作せしめる容器形成機構を配し、第3工程位置
    には受部機構の第2工程位置から第3工程位置への移動
    によって前後受け側板の両端外方にして且つ連結腕の基
    板より後退した部分の内方に位置する排出杆と、排出杆
    を搬送本体の回転外出方向に動作せしめる排出杆作動部
    とからなる排出機構を配したことを特徴とする箱型容器
    の製造装置。
JP62116240A 1987-05-13 1987-05-13 箱型容器製造装置 Expired - Lifetime JPH0788073B2 (ja)

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JPS63280620A JPS63280620A (ja) 1988-11-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS51127174A (en) * 1975-04-26 1976-11-05 Sekisui Plastics Method of manufacture of inclined box consisted of thermoplastic resin
JPS5249395A (en) * 1975-10-20 1977-04-20 Kuraray Co Production of ward line cloth comprising long fiber

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JPS63280620A (ja) 1988-11-17

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