JP2002190284A - 電池の外形寸法成型装置 - Google Patents

電池の外形寸法成型装置

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JP2002190284A
JP2002190284A JP2000391841A JP2000391841A JP2002190284A JP 2002190284 A JP2002190284 A JP 2002190284A JP 2000391841 A JP2000391841 A JP 2000391841A JP 2000391841 A JP2000391841 A JP 2000391841A JP 2002190284 A JP2002190284 A JP 2002190284A
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Shigeru Murakami
村上  茂
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電池パッケージのサイドシール部分に平行状
の折り目を入れなくても、この電池パッケージの左右両
側面を精度良く、簡単に成型することができるようにす
ること。 【解決手段】 ほぼ方形状に構成された軟質素材の電池
パッケージ11を有する電池18が水平状に載置され
て、ストッパー34、35によって位置決めされる成型
台32と、その成型台32に対してスライド駆動され
て、電池パッケージ11の両側面を平行状に成型する両
側面成型ローラ39を有するスライダー36とを備えた
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、携帯電話
等に使用されるリチウムポリマー電池(非水系ゲル電解
質二次電池)等のほぼ方形状に構成された軟質素材の電
池パッケージを有する電池の外形寸法成型装置の技術分
野に属するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のリチウムポリマー電池(以下、単
に電池と記載する)の製造工程の概要を図12〜図17
によって説明すると、まず、図12に示すように、電極
作成工程(Electrode )によって、銅箔等からなる帯状
の電極集電体1を長さ方向に連続的に移送しながら、そ
の電極集電体1の上部に陽極合剤層又は陰極合剤層を構
成するための電極層2を一定間隔でコーティングする。
次に、電極加工工程(Tabweldinng & Tabing)によっ
て、タブと称されるアルミニウムやニッケル等からなる
細い帯状の電極3をその電極集電体1の上部に直角方向
から送り込んで、その電極3を所定の電極層2の端部2
aの近傍位置で電極集電体1の上部に熱融着(熱溶着)
等にて直角状に固着した後、この電極3を電極集電体1
の一方のエッジ1aから直角状に突出させた長さに切断
する。次に、ゲルコーティング工程(Gel Coating)に
よって、電極層2の上部に絶縁層をコーティングすると
共に、電極3の電極集電体1の一方のエッジ1aから突
出されている先端3aの近傍位置の外周に絶縁フィルム
からなるシーラント4を巻き付けるように装着して、そ
の電極集電体1を所定の長さに切断加工し、陽極集電体
と陰極集電体6をそれぞれ製造する。
【0003】次に、図13に示すように、巻回装置(Wi
nder)によって、この陽極電極集電体5と陰極電極集電
体6との間に合成樹脂フィルム等からなる微多孔性フィ
ルムであるセパレータ7を挟み込みながら、これら陽極
電極集電体5と陰極電極集電体6を渦巻き状の楕円形状
に巻き上げて、コイル状電極8を製造する。次に、フラ
ット加工工程(Flatten )によって、コイル状電極8を
平坦状に加工した後、シールフィルム挿入工程(Ti Ins
ertion )によって、コイル状電極8の一対の電極3に
絶縁フィルムからなる前端面シールフィルム9をそのコ
イル状電極8の前端面8aに接着する。次に、折り曲げ
加工工程(Tab forming )によって、一対の電極3の折
り曲げ加工を行った後に、コイル状電極8の後端面8b
に絶縁フィルムからなる後端面シールフィルム10を接
着する。次に、コイル状電極8の密封工程(Bi Inserti
on & Settinng in Pack )によって、アルミニウムフィ
ルムに合成樹脂フィルムをラミネートしたアルミニウム
ラミネートフィルムからなる軟質素材の外装材である電
池パッケージ11内にコイル状電極8を密封する。この
際、折曲部13で2つの折りされるフラット状の電池パ
ッケージ11の上側層11aを下に置き、その上側層1
1aに下向きに形成した凹部であるコイル状電極収納部
12内にコイル状電極8を挿入して位置決めし、一対の
電極3をその上側層11aの先端から外部に突出させ
る。そして、電池パッケージ11の下側層11bを後端
の折曲部13部分で電池長さ方向に対して直角状に18
0°折り曲げて上側層11a上に平行状に重ね合わせ
て、電池パッケージ11の上側層11aと下側層11と
の間にコイル状電極8を包み込む。
【0004】次に、図14に示すように、先端シール加
工工程(Top seal)によって、電池パッケージ11の上
下に重ね合わされている上側層11aと下側層11bの
先端部分をヒートプレート14によって電池長さ方向に
対して直角状にトップシール15し、かつ、両挿入口シ
ール加工工程(Side Seal )によって、電池パッケージ
11の上下に重ね合わされている上側層11aと下側層
11bの左右両側部分をヒートプレート16によって電
池長さ方向に対して平行状にサイドシール17して、電
池パッケージ11の上側層11aと下側層11bの折曲
部13以外を3方向の周辺部をシールして、コイル状電
極収納部の12の全周を完全密封する。但し、この際、
電池パッケージのトップシール15の後に、電池パッケ
ージ11のコイル状電極収納部12内の空気を真空吸引
(Vacuum)しながらサイドシール17を行うようにし
て、電池パッケージ11のコイル状電極収納部12内を
真空状態に保持する。次に、両側切断加工工程(Side T
riming)によって、電池パッケージ11の左右両側部分
11cを所定寸法に切断加工する。次に、両側折り曲げ
加工工程(Side Forming)によって、図17の(B)に
示すように、電池パッケージ11の左右両側部分11c
を180°ずつ2回に亘って上側に順次折り曲げて、そ
の左右両側部分11cを二重構造にしてコイル状電極収
納部12の左右両側位置に垂直状で、平行状に立ち上げ
て、扁平なほぼ直方体形状の電池18をほぼ完成する。
【0005】次に、図15に示すように、電極先端切断
加工工程(Tab Cut)によって、一対の電極3の先端を
所定長さに切断する。次に、型押加工工程(Heat Ples
s)によって、電池18の主としてコイル状電極収納部
12の部分をヒートプレート19によって扁平状に型押
加工し、製造番号印刷工程(Lot No Printing)して、
図16及び図17に示す構造及び形状の電池1を製造完
成する。そして、図15に示すように、充電工程(char
ge/Discharge)によってコイル状電極8を充電して出荷
する。
【0006】ところで、この種電池18は、電池パッケ
ージ11の特に幅寸法Wを携帯電話メーカが希望する寸
法に成型して出荷する必要がある。しかし、この種電池
18の外装材はアルミニウムフィルムに合成樹脂フィル
ムをラミネートしたアルミニウムラミネートフィルムか
らなる軟質素材の電池パッケージ11で構成されてい
て、更に、その電池パッケージ11の左右両側部分11
cはコイル状電極収納部12の左右両側に垂直状で、平
行状に立ち上げたように折り曲げ加工されていることか
ら、この電池パッケージ11の特に幅寸法Wの管理が難
しかった。
【0007】及び図17の(B)に示すように、電池パ
ッケージ11のサイドシール17部分の内側に沿って平
行状の折り目19を入れた後、両側折り曲げ加工(Side
Forming)によって、電池パッケージ11の左右両側面
である左右両側部分11cを180°ずつ2回に亘って
上側である矢印a方向に順次折り曲げて、その左右両側
部分11cを二重構造にしてコイル状電池収納部12の
左右両側位置に垂直状で、平行状に立ち上げていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、軟質素材の電
池パッケージ11に折り目19を入れてしまうと、強度
が著しく阻害され易い上に、その軟質素材のスプリング
バックによって図15の(B)に1点鎖線で示すよう
に、電池パッケージ11の左右両側部分11cが矢印b
方向に広がり易く、この電池18の幅寸法Bに大きなバ
ラツキが出ると言う問題があった。
【0009】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたものであって、電池パッケージのサイドシール部
分に平行状の折り目を入れなくても、この電池パッケー
ジの左右両側面を精度良く、簡単に成型することができ
る電池の外形寸法成型装置を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の電池の外形寸法成型装置は、ほぼ方形状に
構成された軟質素材の電池パッケージを有する電池が水
平状に載置されて、ストッパーによって位置決めされる
成型台と、その成型台に対してスライド駆動されて、電
池パッケージの両側面を平行状に成型する両側面成型ロ
ーラを有するスライダーとを備えたものである。
【0011】上記のように構成された本発明の電池の外
形寸法成型装置は、ほぼ方形状に構成された軟質素材の
電池パッケージを有する電池を成型台上に水平状に載置
してストッパーで位置決めし、その成型台に対してスラ
イド駆動されるスライダーの両側面成型ローラで電池パ
ッケージの左右両側面を機械的に平行状に成型するよう
にしたものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明をリチウムポリマー
電池の外形寸法成型装置に適用した実施の形態を図1〜
図11を参照して説明する。なお、図12〜図15で説
明した構造部と同一構造部には同一の符号を付すことに
よって、これら同一構造部の説明の重複を省く。
【0013】まず、図9〜図11は電池18の外形寸法
成型装置31の概要を示したものであって、成型台32
の上部には前後一対のストッパー33、34によって挟
まれた水平状の電池位置決め部35が形成されている。
そして、平面形状がほぼコ字状に形成されていて、成型
台32の左右両側に回り込むように配置されたスライダ
ー36が設けられている。そして、このスライダー36
は成型台32の一側部に水平状に設けられたガイドレー
ル37に沿って水平前後方向である矢印c、d方向にス
ライド自在に載置されていて、駆動シリンダー38によ
って矢印c、d方向に往復駆動されるように構成されて
いる。
【0014】そして、このスライダー36の左右両側部
分36aには電池パッケージ11の左右両側部分11c
をその左右両側から成型する左右各々4個、合計8個の
両側面成型ローラ39a、39bが垂直状で回転自在に
取り付けられている。なお、このスライダー36の左右
両側部分36aには電池パッケージ11の左右両側部分
11cをその上方から成型する各々2個、合計4個の上
部押えローラ40も水平状で回転自在に取り付けられて
いる。そして、このスライダー36の前端側の上部に
は、電池パッケージ11を上方から押える上部押え41
が設けられていて、この上部押え41は駆動シリンダー
42によって上下方向である矢印e、f方向に昇降駆動
されるように構成されている。
【0015】そして、この外形寸法成型装置31は、図
9に示された移載ロボット44の真空パッド44aによ
って電池18を製造ラインにおける前工程位置から吸着
して成型台32の電池位置決め部35上に水平状に移載
した後(図2、図3参照)、駆動シリンダー42を下降
駆動して、上部押え41で電池パッケージ11の上部を
矢印f方向から押え込む(図6参照)。この後、駆動シ
リンダー38によってスライダー36を矢印c、d方向
に水平状に往復駆動して、合計8個の両側面成型ローラ
39と合計4個の上部押えローラ40によって電池パッ
ケージ11の左右両側面である左右両側部分11cを左
右両側方である矢印g方向からと上方である矢印f方向
からほぼ同時に成型する(図3〜図6参照)。そして、
この成型後に、移載ロボット44の真空パッド44aに
よって電池18を吸着して次工程位置へ移載するように
構成されている。
【0016】次に、図1〜図6は、成型台32の電池位
置決め部35と、スライダー36の両側面成型ローラ3
9及び上部押えローラ40と上部押え41部分の詳細を
示したものであって、図5に示すように、左右各々4
個、合計8個の両側成型ローラ39a、39bのうち、
矢印c、d方向における前後両端に配置されている各々
2個、合計4個のガイドローラ39aの左右方向の間隔
S1が大きく構成され、矢印c、d方向における中央部
分に配置されている各々2個、合計4個のガイドローラ
39bの間隔S2が小さく構成されている。
【0017】そして、電池18は上下反転された状態
で、成型台32の電池位置決め部35上に水平状に載置
されて、前後一対のストッパー33、34でその電池1
8の前後両側が位置決めされる。そして、上部押え41
によってその電池18を上方から矢印f方向に押えた状
態で、スライダー36が矢印c、d方向に往復駆動され
て、合計8個の両側面成型ローラ39a、39bが電池
パッケージ11の左右両側部分11cに対して接触して
転動(自転しながら移動すること)するようにして電池
パッケージ11の左右両側部分11cを左右両側方であ
る矢印g方向から機械的に平行状に押圧して成型するこ
とができる。
【0018】この際、スライダー36の矢印c、d方向
の往復動作で、合計2回の成型工程を実行することがで
きる。しかも、矢印c方向の往工程及び矢印d方向の復
工程の各々において、先行する両側面成型ローラ39a
の間隔S1が大きく構成されていて、後続する両側面成
型ローラ39bの間隔S2が小さく構成されているの
で、先行する両側面成型ローラ39aによって電池パッ
ケージ11の左右両側部分11cをこれら両側面成型ロ
ーラ39aの内側へ無理なく、スムーズに呼び込むよう
にして予備成型(一次成型)しながら、後続する両側面
成型ローラ39bによって電池パッケージ11の左右両
側部分11cを矢印g方向から押圧して、その電池パッ
ケージ11を規定された幅寸法Wに仕上げ成型(二次成
型)することができる。
【0019】この際、スライダー36に回転自在に取り
付けられている合計8個の両側面成型ローラ39a、3
9bの間隔S1、S2は固定されていて、これらの両側
面成型ローラ39a、39bが電池パッケージ11の左
右両側部分11cを規定以上に強く押圧することができ
ない。従って、電池パッケージ11の左右両側部分11
cが必要以上に強く押圧されて傷つけられたり、コイル
状電極収納部12内のコイル状電極8が破損される危険
が全くなく、電池パッケージ11の幅寸法Wを安全に、
精度良く、かつ、簡単に成型することができる。
【0020】更に、上部押え41によって電池パッケー
ジ11の上部を上方から押えると共に、スライダー36
に取り付けられた合計4個の上部押えローラ40によっ
て電池パッケージ11の左右両側部分11cの上部を押
えながら、合計8個の両側面成型ローラ39a、39b
によって左右両側部分11cを成型するので、その成型
時における電池パッケージ11の上方への浮き上がり
(上下方向の遊び)が全く発生せず、電池パッケージ1
1の幅寸法Wの高精度の成型を安定して行える。
【0021】なお、図7は外形寸法成型装置31の変形
例を示したものであって、図に1点鎖線で示すように、
電池パッケージ11の左右両側部分11cの矢印b方向
のスプリングバックを考慮して、両側面成型ローラ39
a、39Bをテーパローラに構成し、その電池パッケー
ジ11の左右両側部分11cの矢印a方向への押圧力を
向上させるようにすることもできる。
【0022】このように構成された外形寸法成型装置3
1によれば、図14で説明したように、従来のように、
電池パッケージ11のサイドシール部分の内側に沿って
平行状の折り目19を入れる必要がない。従って、電池
パッケージ11の軟質素材の強度が阻害されるような無
理な力をかけることなく、その幅寸法Wを高精度に安定
して成型することができる。
【0023】そして、この外形寸法成型装置31によれ
ば、図8に示すように、成型前(フォーシング前)の状
態では幅寸法Wが約34.83mm〜約35.25mm
までの大きなバラツキがあったものが、成型後(フォー
ミング後)は約34.67mm〜約34.92mmの範
囲の規定寸法に高精度に成型できた。
【0024】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明は上記した実施の形態に限定されることな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変更が可能で
ある。
【0025】
【発明の効果】以上のように構成された本発明の電池の
外形寸法成型装置は、次のような効果を奏することがで
きる。電池の外形寸法成型装置は、ほぼ方形状に構成さ
れた軟質素材の電池パッケージを有する電池を成型台上
に水平状に載置してストッパーで位置決めし、その成型
台に対してスライド駆動されるスライダーの両側面成型
ローラで電池パッケージの左右両側面を機械的に平行状
に成型するようにしたので、軟質素材の電池パッケージ
に無理な力を加えることなく、安全に、精度良く、か
つ、簡単に成型することができる。従って、電池パッケ
ージを傷つけたり、内部のコイル状電極を破損すること
がない。スライダーの往復動作で計2回の成型を行える
ので、短時間で、効率良く成型できる。スライダーの往
復動作で計2回の成型ができるので、電池の幅寸法の安
定度が向上する。成型台の両側で両側面成型ローラを往
復動させる構造は、外形寸法成型装置の幅寸法を小さく
することができて、この外形寸法成型装置を電池の製造
ライン上にコンパクトに配置することができて、スペー
スファクターの向上を図ることができる。スライダーで
両側面成型ローラを往復動させる構造は簡単であり、コ
ストダウンを図ることができる上に高い信頼性が得られ
る。上部押えによって電池の上部を押えること及び/又
はスライダーに取り付けられた上部押えローラによって
電池の上部を押えながら、両側面成型ローラによって電
池の幅寸法を成型することにより、その成型時における
電池の浮きや上下の遊びをなくして、電池の幅寸法をよ
り一層高精度に安定して成型することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明をリチウムポリマー電池の外形寸法成
型装置に適用した実施の形態における要部(図4のA−
A矢視状態)を示した側面図である。
【図2】 同上の外形寸法成型装置の成型台への電池の
移載動作を示した斜視図である。
【図3】 同上の成型台への電池の移載完了を示した斜
視図である。
【図4】 同上の成型台への電池の移載完了後における
電池の左右両側部分の成型動作を示した斜視図である。
【図5】 同上の外形寸法成型装置の要部の平面図であ
る。
【図6】 同上の外形寸法成型装置の図5のB−B矢視
での断面図である。
【図7】 同上の外形寸法成型装置の変形例を示した図
1と同様の側面図である。
【図8】 同上の外形寸法成型装置による電池の幅寸法
の成型精度を説明するグラフである。
【図9】 同上の外形寸法成型装置全体の側面図であ
る。
【図10】 図9の平面図である。
【図11】 図9の正面図である。
【図12】 従来のリチウムポリマー電池の製造工程に
おける初期段階部分と従来の画像処理による製品検査方
法を説明する図面である。
【図13】 同上の電池の製造工程における中間段階部
分を説明する図面である。
【図14】 同上の電池の製造工程における最終段階部
分を説明する図面である。
【図15】 同上の電池の製造工程における仕上げ段階
部分を説明する図面である。
【図16】 同上の製造工程によって製造された電池の
斜視図である。
【図17】 図16の電池の平面図及び正面図である。
【符号の説明】
1は外装材である電池パッケージ、11cは電池パッケ
ージの左右両側面である左右両側部分、18はリチウム
ポリマー電池、31は外形寸法成型装置、32は成型
台、33、34はストッパー、35は電池位置決め部、
36はスライダー、38は駆動シリンダー、39は両側
面成型ローラ、40は上部押えローラ、41は上部押
え、42は駆動シリンダー、Wは電池の幅寸法である。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年3月30日(2001.3.3
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正内容】
【0006】ところで、この種電池18は、電池パッケ
ージ11の特に幅寸法Wを携帯電話メーカが希望する寸
法に成型して出荷する必要がある。しかし、この種電池
18の外装材はアルミニウムフィルムに合成樹脂フィル
ムをラミネートしたアルミニウムラミネートフィルムか
らなる軟質素材の電池パッケージ11で構成されてい
て、更に、その電池パッケージ11の左右両側部分11
cはコイル状電極収納部12の左右両側に垂直状で、平
行状に立ち上げたように折り曲げ加工されていることか
ら、図16及び図17のように、この電池パッケージ1
1の特に幅寸法Wの管理が難しかった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】そこで、従来は、図4に示す、両側折り曲
げ加工(Side Forming)の実行前に、図14、図16
び図17の(B)に示すように、電池パッケージ11の
サイドシール17部分の内側に沿って平行状の折り目1
9を入れた後、両側折り曲げ加工(Side Forming)によ
って、電池パッケージ11の左右両側面である左右両側
部分11cを180°ずつ2回に亘って上側である
矢印a方向に順次折り曲げて、その左右両側部分11c
を二重構造にしてコイル状電池収納部12の左右両側位
置に垂直状で、平行状に立ち上げていた。
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図14
【補正方法】変更
【補正内容】
【図14】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図16
【補正方法】変更
【補正内容】
【図16】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ほぼ方形状に構成された軟質素材の電池パ
    ッケージを有する電池の外形寸法成型装置であって、 上記電池が水平状に載置されて、ストッパーによって位
    置決めされる成型台と、 上記成型台に対してスライド駆動されて、上記電池パッ
    ケージの両側面を平行状に成型する両側面成型ローラを
    備えたスライダーとを備えたことを特徴とする電池の外
    形寸法成型装置。
  2. 【請求項2】上記成型台上の電池の上部を押える上部押
    えを備えたことを特徴とする請求項1に記載の電池の外
    形寸法成型装置。
  3. 【請求項3】上記スライダーに取り付けられて上記電池
    の上部を押える上部押えローラを備えたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2に記載の電池の外形寸法成型装
    置。
  4. 【請求項4】上記電池がアルミニウムラミネートフィル
    ムで構成された電池パッケージを有するリチウムポリマ
    ー電池であることを特徴とする請求項1に記載の電池の
    外形寸法成型装置。
JP2000391841A 2000-12-20 2000-12-20 電池の外形寸法成型装置 Pending JP2002190284A (ja)

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