JPH07110651B2 - 包装装置 - Google Patents

包装装置

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JPH07110651B2
JPH07110651B2 JP2334476A JP33447690A JPH07110651B2 JP H07110651 B2 JPH07110651 B2 JP H07110651B2 JP 2334476 A JP2334476 A JP 2334476A JP 33447690 A JP33447690 A JP 33447690A JP H07110651 B2 JPH07110651 B2 JP H07110651B2
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【発明の詳細な説明】 イ)産業上の利用分野 本発明は、錠剤等を包装したシート状包装体を複数枚重
ねて包装フィルムで包装する場合の包装装置に関する。
ロ)従来技術 シート状包装体を複数枚重ねて包装する場合、従来から
広く使用されている包装方法としてピロー包装がある。
この包装はフィルムを連続的に筒状にしながら被包装物
を包み、フィルムの進行方向側部を加熱接着しかつ進行
方向に一定間隔を置いて横方向に加熱接着後切断して包
装体を形成する方法である。しかしながら、この方法で
は第8図に示すように耳部Kが形成され、この耳部Kが
箱詰めの際、隣接する包装体の耳部と干渉するため大き
目の箱に詰めなければならず不経済でありまた保管上も
広い場所を必要としていた。従って、耳部Kをどのよう
に処理するかが課題となっていた。特に、包装工程から
箱詰め工程までを自動で行う場合、耳部Kが障害となり
従来のピロー包装では装置が複雑化し簡単な装置で行う
ことは困難であった。
ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、従来のピロー包装が有する上記のような課題
を解決し、機密性にも優れた包装体を簡単な装置で自動
的に供給することが可能な包装装置を提供することを目
的とする。
ニ)課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明は、包装フィルムで物
品を包み該包装フィルムの継目を熱接着して筒状のシー
ル包装体を形成し、該筒状のシール包装体の両側部を封
止してピロー包装する包装装置において、該筒状のシー
ル包装体を移送する移送装置と、該移送装置の両側に配
設され、各々が、該筒状のシール包装体の開放した各側
部の中に侵入し該開放した各側部をその側部の面に沿っ
て移送方向に拡げ平坦にする摺動可能に設けられた一対
の拡げ板と、該拡げ板に隣接して鉛直方向に移動可能に
設けられた該平坦にされた各側部を挟んで圧縮し該シー
ル包装体の両側部に耳部を成形する一対の挟み板と、を
有する成形装置と、該移送装置の両側に該成形装置と間
隔を置いて配設され、各々が該成形された耳部を押圧し
て加熱封止する一対のシールブロックを有するシール装
置と、該移送装置の両側に該シール装置と間隔を置いて
配設され、各々が、該加熱封止された耳部を該物品の側
縁に重なるように折曲げる鉛直方向に移動可能な第1の
耳折板と、該第1の耳折板と協働して動作し該折曲げら
れた耳部のシール包装体から移送方向外方へ張出した部
分を直角方向に折曲げる鉛直方向に移動可能な一対の耳
折部材を含む第2の耳折板と、該第2の耳折板に隣接し
て該第2の耳折板の上流側に設けられ、該直角方向に折
曲げられた耳部の張出し部分の一方を該シール包装体の
内方へ折込むように物品の移送方向に移動可能な第1の
水平耳折板と、該第2の耳折板に隣接して該第2の耳折
板の下流側に設けられ、該第1の水平耳折板と協働して
該直角方向に折曲げられた耳部の張出し部分の他方を該
シール包装体の内方へ折込むように物品の移送方向に移
動可能な第2の水平耳折板とを有する側部折曲げ装置
と、を備えて構成されている。
ニ)作 用 上記構成において、コンベア上で間欠移送されてくる巻
付けシール包装体の開放した両側部の各々に成型装置の
拡げ板を挿入して側部を左右に拡げかつ成形装置の成形
板で挾み圧着することにより巻付けシール包装体の両側
部に耳部を成形し、次に、巻付けシール包装体を間欠移
送してシール装置のシールブロックで耳部を加熱封止し
た後、再び巻付けシール包装体を間欠移送し、側部折り
曲げ装置の第1、第2の耳折り板及び第1、第2の水平
耳折板で耳部を折曲げて直方体形状の包装体の形成す
る。
ホ)実施例 以下図面を参照しながら本発明の包装装置について説明
する。
第1図は本発明の包装装置1の全体配置図である。本図
において引用符号2は、巻付けシール包装体である。巻
付けシール包装体2は図示しない前工程において、複数
のシート状包装体21を重ねて包装フィルム22で巻付けて
形成されており、両側部23、24は開放した形状となって
いる(第2図(a)参照)。本発明の包装装置1は、巻
付けシール包装体2を間欠移送するコンベア3と、コン
ベア3の一端部(上流側)に隣接した位置にコンベア3
の両側にそれぞれ配設された成形装置4と、成形装置4
と間隔を置いてコンベア3の両側にそれぞれ配設された
シール装置5と、シール装置5から間隔を置いてコンベ
ア3の両側にそれぞれ配設された側部折曲装置6とを備
えている。さらに包装装置1の他端部(下流側)に隣接
して公知の加熱装置7及び冷却装置8が配設されてい
る。
コンベア3は、従来の搬送コンベアと同様の一定の間隔
で配列された爪31を備えたコンベアベルト32を有してお
り、図示しない駆動装置により間欠的に駆動される。コ
ンベアベルト32の上方にはコンベアベルト32の上面に近
接して案内装置33が備わっている。案内装置33は上下一
対の平板から成り、上側の案内板33Aと下側の案内板33B
との間の間隔は巻付けシール包装体2がその間を滑らか
に移動可能となるように考慮されている。コンベアベル
ト32の爪31は下側の案内板33Bの上方に突出している。
従って、コンベア3の一端部からコンベア3へ送り込ま
れた巻付けシール包装体2は、案内装置33に沿ってコン
ベアベルト32の爪31と当接して間欠移送される。
コンベア3上で間欠移送される巻付けシール包装体2は
両側部23、24が後述するように成形装置4、シール装置
5及び側部折曲装置6により成形処理されて直方体形状
の包装体となり加熱装置7及び冷却装置8により成形が
固定される。
以下、第2図乃至第7図を参照して各装置及び包装方法
について説明する。
第2図は本発明の包装方法を順を追って示した図であ
り、第3図及び第4図は成形装置を理解容易にするため
に分離して示した図である。成形装置4は拡げ機構部41
(第3図)と挾み機構部45(第4図)とを備えている。
拡げ機構部41と挾み機構部45とは図示しない本体フレー
ムに相互に直角に配置されて取付けられている。拡げ機
構部41は、本体フレームに固定された取付台411に設け
られたガイドブロック412に摺動可能に取付けられたス
ライドブロック413を備えている。このスライドブロッ
ク413は図示しない空気シリンダのような公知の駆動装
置により、スライドブロック413に連結された駆動棒414
を介して矢印A又はその反対方向に摺動される。スライ
ドブロック413の上面にはガイドビーム415が固定されて
いる。ガイドビーム415には、ガイドビーム415に沿って
摺動可能な一対の拡げ板416が取り付けられている。こ
の一対の拡げ板416はそれぞれ第3図の矢印B又はその
反対方向に、相互に近接又は離間するように移動可能で
ある。スライドブロック413に隣接してその両端部には
一対のレバー417が軸418を中心に回転可能に取付けられ
ている。各レバー417の軸418はスライドブロック413を
貫通して拡げ板416の伸長方向と同一方向にかつ水平に
伸長し端部にはカサ歯車419が取付けられている。各レ
バー417には一端が開口している長穴420が形成されてい
る。この長穴420は拡げ板416の背面に取付けられたピン
421と摺動可能に係合している。また、一対のレバー417
の中央部にはばね429が取付けられている。カサ歯車に
隣接して軸418の伸長方向に対して直角方向に伸長する
軸422が支持部423により回転可能に支持されている。軸
422の一端および中間部には歯車419とそれぞれ係合する
カサ歯車424が取付けられ、他端には円板425が固定され
ている。円板425の周辺部に近接する位置に一つのピン4
26が取付けられている。円板425の軸方向外方にはピン4
26と当接する駆動レバー427が軸428の周りに回転可能に
配設されている。駆動レバー427は図示しない公知の駆
動装置により矢印C又はその反対方向に駆動される。こ
れに伴い、駆動レバー427はピン426を押圧して円板425
を軸422の周りに回転させ、この回転はカサ歯車419、42
4を介してレバー417をばね429のばね力に抗して矢印D
又はその反対方向に回転させる。これによりレバー417
はピン421を押圧して拡げ板416を矢印B又はその反対方
向に移動させる。
第4図は成形装置4の挾み機構部45を示している。挾み
機構部45の取付けベース451は拡げ機構部41に隣接した
位置で図示しない本体フレームに取り付けられている。
取付けベース451には案内部材450が取り付けられてい
る。案内部材450には一対の挾み板452A、452Bが案内部
材450に沿って矢印E又はその反対方向に移動可能に取
り付けられている。一対の挾み板452A、452Bは、それぞ
れ一端453A、453Bが自由端となっており他端454A、454B
にはピン455A、455Bが取付けられ、全体として90度の角
度で折曲げられている。自由端453A、Bはコンベア3の
移動方向に平行に揃えて配置されかつ他端454A、454Bは
コンベア3の移動方向に直角方向に配置されている。挾
み板452Aの他端454Aに隣接した位置には一端がピン455A
と係合する長穴456を有する第1のアームレバー457が軸
458を中心に回転可能に取り付けられている。第1のア
ームレバー457の他端にも長穴459が設けられている。第
1のアームレバー457の下方には第2のアームレバー460
が取付けベース451に固定された軸461の周りに回転可能
に取付けられている。第2のアームレバー460は相互に
ほぼ90゜の角度を有して外方に伸長する第1の腕部462
と、第2の腕部463と、第1及び第2の腕部462、463の
間で外方に伸長する第3の腕部464とを有している。第
1及び第2の腕部462、463にはそれぞれ先端部にピン46
5、466が突出しており、また第3の腕部464の先端部に
は長穴467が形成されている。第1の腕部462のピン465
は第1のアームレバー457の長穴459と摺接し、一方、第
2の腕部463のピン466は後述するレバー468の一端部に
形成された長穴469と摺接し、さらに第3の腕部464の長
穴467は、挾み板452Bの他端454Bのピン455Bと摺接す
る。前述のレバー468は他端において取付けベース451に
固定された軸470の周りに回転可能に装着されている。
レバー468の長手方向中央部にはほぼ円筒形をした突起
部471が取付けられている。レバー468に隣接した位置に
はカム472が回転可能に取付けベース451に取付けられて
いる。このカム472は、円周部分がレバー468の突起部47
1と係合して回転し、レバー468を揺動せしめる周縁カム
である。カム472が図示しない公知の駆動装置により回
転させると、突起部471とカム472の円周部との係合によ
りレバー468が揺動運動し第2のアームレバー460及び第
1のアームレバー457を介して挾み板452A、452Bが案内
部材450に沿って矢印E又はその反対方向に上下対称に
往復移動する。
第5図はシール装置5を示している。ヒータを内蔵した
一対のシールブロック501A、501Bがそれぞれレバー502
A、502Bの一端に固着されている。各レバー502A、502B
のほぼ中央部分にはボス503A、503Bが形成されて取付板
504に固定された軸505A、505Bによりそれぞれ回転可能
に支持されている。各ボス503A、503Bにはそれぞれ歯車
506A及び506Bが相互に係合した状態で取り付けられてい
る。従って、レバー502Aが回動すると歯車506A及び506B
を介してレバー502Bが回転しシールブロック501A、501B
が同時に矢印F又はその反対方向に開閉する。レバー50
2Aの他端には連結棒507の一端が回転可能にピン結合さ
れている。連結棒507の他端は下方に伸長し、それとほ
ぼ直角方向に伸びる2本の腕509、510を有するアームレ
バー508の一方の腕509に回転可能に連結されている。ア
ームレバー508は2本の腕の接合部で取付板504に取付け
られた軸511により回転可能に支持されている。腕509に
は、軸511と連結棒507の連結部との間にシリンダ512の
ロッド513が回転可能に連結されている。シリンダ512は
図示しないフレームに固定されていて空気圧により駆動
される。アームレバー508の腕510の先端にはカムフォロ
ア514が取付けられている。アームレバー508に隣接した
位置にはカムフォロア514と係合する周縁カム515が配置
されており、周縁カム515は、取付板504に回転可能に支
持された駆動軸516に固定されている。駆動軸516は図示
しない駆動装置により回転駆動される。
シール装置は、シールブロック501A、Bが巻付けシール
包装体2を加熱圧着する際には、カム515の谷517とカム
フォロア514とが係合するようにタイミング設定されて
いる。従って、アームレバー508は腕509を押上げる方向
に回転し、それにより連結棒507が上方に押上げられて
シールブロック501A、501Bが閉じられる。この場合、シ
リンダ512はシールブロック501A、501Bに圧着力を与え
るため連結棒507を押上げるように作動する。シールブ
ロック501A、501Bを開く時は、カムの山で強制的に開く
ようにされる。シリンダ512に供給する空気圧を調整す
ることにより最適の圧着力を得ることが可能になってい
る。
第6図は側部折曲装置6の斜視図である。側部折曲装置
6は、垂直方向折曲機構61及び水平方向折曲機構65で構
成されている。水平方向折曲機構65は第6図にその一部
が、第7図に全体が示されている。第6図において、垂
直方向折曲機構61は、鉛直方向に移動可能で全体的にフ
ォークの形状をした第1の耳折板611と、第1の耳折板6
11に隣接してその両側に配置されかつ鉛直方向に移動可
能な一対の耳折部材612A、612Bを有する第2の耳折板61
3とを備えている。耳折部材612A、612Bは下端部におい
て連結部材614により一体に連結されており、従って一
対の耳折部材612A、613Bは同時に鉛直方向に移動する。
第1の耳折板611の上端部の一方の面615は先端に向って
細くなるテーパ面となっている。このテーパ面615はコ
ンベア3に対向するように配設されている。第1の耳折
板611の下端部にはピン616が設けられている。同様に、
第2の耳折板613の下端部にもピン617が設けられてい
る。第1の耳折板611の下方に隣接した位置に、レバー6
18が、取付台619に固定された軸620の周りに回転可能に
取り付けられている。レバー618の一端621には長穴622
が形成されており、この長穴622はピン616と摺動可能に
係合している。レバー618の他端623にはピン624が設け
られている。レバー618の他端623に隣接してカム625が
配設されている。このカム625は周辺縁部626がレバー61
8のピン624と当接してレバー618を軸620の周りに回動さ
せる周縁カムである。カム625は取付台619に回転可能に
支持された軸627に取付けられており、図示しない駆動
装置により回転される。第2の耳折板613の下方に隣接
した位置に、レバー628が軸620の周りに回転可能に取付
けられている。レバー628の一端629には長穴630が形成
されていて第2の耳折板613のピン617と摺動可能に係合
している。レバー628の他端631にはピン632が設けられ
ている。レバー628の他端631に隣接して周縁カム633が
配設されている。このカム633は周辺部634がレバー628
のピン632と当接してレバー628を軸620の周りに回転さ
せる。カム633は、取付台619に回転可能に支持された軸
635により支持されていて図示しない駆動装置により回
転される。従って、カム625及び633をそれぞれ別個に回
転させることにより、レバー618、628が各々軸620の周
りに所定の角度揺動し、長穴622とピン616との及び長穴
630とピン617との摺動係合を介して第1の耳折板611及
び第2の耳折板613が各々個別に鉛直方向に移動する。
第7図は、第6図において部分的に図示された水平方向
折曲機構65の全体概略図である。水平方向折曲機構65
は、一端が軸651に取付けられ他端が角度を有して折曲
げられた第1の水平耳折板652と、包装装置1の移送方
向に平行かつ水平にフレーム(図示せず)に固定された
ガイドレール653に沿って移動可能な第2の水平耳折板6
54とを有している。第1の水平耳折板652は第2の耳折
板613に隣接してその上流側に配設されており、第2の
水平耳折板654は第2の耳折板613に隣接してその下流側
に配設されている。第1の水平耳折板652の下側にカム6
55が軸651に固定されている。軸651は図示しない回転駆
動装置に連結されている。カム655に隣接してアームレ
バー656が軸657の周りに回動自在に取付けられている。
アームレバー656の一端にはピン658が取付けられていて
カム655の周縁部659と係合している。アームレバー656
の他端にも同様にピン660が取付けられている。このピ
ン660は、第2の水平耳折板654に取付けられていてガイ
ドレール653と係合し第2の水平耳折板654を移動させる
案内部材661に形成された長穴662の壁部と摺動可能に係
合している。軸657は図示しないフレームに固定されて
いる。軸651が図示しない駆動装置により回転されると
カム655が回転し、同時に第1の水平耳折板652が回転す
る。カム655の回転に伴い、カム655の周縁部とピン658
との係合を介してアームレバー656が軸657の周りに所定
の角度だけ回動する(矢印G)。アームレバー656の回
動により、アームレバー656の他端のピン660と案内部材
661の長穴662との摺動係合を介して案内部材661がガイ
ドレール653に沿って矢印Hの方向又は反対方向に往復
移動し、従って第2の水平耳折板も同様に往復移動す
る。
包装装置1の上記構成において、以下第1図及び第2図
を参照しながら、シート状包装体の包装方法を説明す
る。
第2図(a)は巻付けシール包装体2の斜視図である。
巻付けシール包装体2は図示しない前工程において、複
数のシート状包装体21を積重ねて包装フィルム22を巻付
け、両側部23、24は開放したままの状態で形成されてい
る。巻付けシール包装体2は、この状態でコンベア3上
で両側部23、24をコンベア3の移送方向に直角に向けて
成形装置4の方へ間欠的に移送される(第1図参照)。
第2図(b)は巻付けシール包装体2の成形段階を示し
ている。巻付けシール包装体2は、コンベア3の両側に
それぞれ一組づつ配設された成形装置4の位置で停止さ
れる。次に、巻付けシール包装体2の各側部23、24の開
口部の中に成形装置4の一対の拡げ板416を挿入して拡
げ板416の間隔を拡げることにより各側部23、24は移送
方向に拡げられて偏平な状態にされる。その後各側部2
3、24は挾み機構部45の一対の挾み板452A、452Bにより
垂直方向に挾まれて巻付けシール包装体2の両側に耳部
25、26が成形される。以下の説明においては簡単化のた
め耳部25の成形についてのみ説明するが、耳部26につい
ても全く同様に処理される。
第2図(c)は巻付けシール包装体2の耳部25のシール
段階を示している。耳部25が成形された巻付けシール包
装体2はコンベア3により再び移送されてシール装置5
の位置で停止される。次に耳部25は、シール装置5の一
対のシールブロック501A、501Bにより挾まれて加熱圧着
される。従って、巻付けシール包装体はその内部から空
気を追出した状態で密封される。
第2図(d)乃至第2図(f)は耳部25の折曲げ段階を
順に示している。第2図(d)において、密閉された巻
付けシール包装体2はコンベア3により再び移送されて
側部折曲装置6の位置で停止される。次に、側部折曲装
置6の垂直方向折曲機構61の第1の耳折板611を上昇さ
せてテーパ面615で耳部25を押し上げることにより、巻
付けシール包装体2の耳部が第2図(d)に示すように
上向きに折曲げられる。折曲げ終了後第1の耳折板611
を上昇させたままの状態で第2の耳折板613を上昇させ
る。この時第2の耳折板613の耳折部材612A、612Bが耳
部25の張出し部分251、252とそれぞれ接触し、これらを
コンベア3の移送方向に対して直角方向、すなわち、巻
付けシール包装体2の長手方向に向くように折曲げる。
この様にして巻付けシール包装体2の耳部25は第2図
(e)に示すような形状に成形される。第1及び第2の
耳折板611、613を下降させた後、水平方向折曲機構65の
第1の水平耳折板652を回転させて耳部25の張出し部分2
51を第2図(f)の矢印Iの方向に折込む。第1の水平
耳折板652の回転と同時に第2の水平耳折板654がコンベ
アの移送方向と同一の方向に往復移動し耳部25の張出し
部分252を第2図(f)の矢印Jの方向に折込む。この
ように、巻付けシール包装体2の両耳部25、26が折込ま
れて、最終的にコンパクトな直方体形状の巻付けシール
包装体が成形される(第2図(f)参照)。
折曲げられた耳部を安定した状態に維持するために、直
方体形状の巻付けシール包装体2は次の段階へ移され
て、第1図に示す加熱装置7で折曲げ部が加熱されかつ
冷却装置8で冷却される。以上のような方法により巻付
けシール包装体の一連の包装工程が完了する。
ヘ)効 果 上述の通り、本発明の包装装置は、成形装置、シール装
置及び側部折曲装置により、巻付けシール包装体を連続
的に直方形形状とすることが可能となった。従って、従
来のピロー包装のように包装体に耳部が張出すことがな
いため包装体形状がコンパクトなものとなりかつ箱詰め
を容易に行うことができるようになった。このことによ
り、包装工程から箱詰め工程までを自動化する場合にも
装置の構造を簡単化することができ、処理速度の高速化
が容易となった。さらに、梱包用箱体の大きさも従来よ
り小さくすることが可能となり保管場所も狭くすること
により限られたスペースの有効利用を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の包装装置の全体概略図、第2図は巻付
けシール包装体を包装する方法を順を追って示した図、
第3図は成形装置の拡げ機構部の拡大斜視図、第4図は
成形装置の挾み機構部の拡大斜視図、第5図はシール装
置の斜視図、第6図は側部折曲装置の斜視図であって垂
直方向折曲機構の全体と水平方向折曲機構の一部を示し
た図、第7図は側部折曲装置の水平方向折曲装置の拡大
斜視図、第8図は従来のピロー包装による包装体を示し
た図である。 1:包装装置、2:巻付けシール包装体 3:コンベア、4:成形装置 5:シール装置、6:側部折曲装置 21:シート状包装体、22:包装フィルム 23、24:側部、25、26:耳部 416A、416B:拡げ板 452A、452B:成形板 501A、501B:シールブロック 611:第1の耳折板 613:第2の耳折板 652:第1の水平耳折板 654:第2の水平耳折板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】包装フィルムで物品を包み該包装フィルム
    の継目を熱接着して筒状のシール包装体を形成し、該筒
    状のシール包装体の両側部を封止してピロー包装する包
    装装置において、 該筒状のシール包装体を移送する移送装置と、 該移送装置の両側に配設され、各々が、該筒状のシール
    包装体の開放した各側部の中に侵入した該開放した各側
    部をその側部の面に沿って移送方向に拡げ平坦にする摺
    動可能に設けられた一対の拡げ板と、該拡げ板に隣接し
    て鉛直方向に移動可能に設けられ該平坦にされた各側部
    を挟んで圧縮し該シール包装体の両側部に耳部を成形す
    る一対の挟み板と、を有する成形装置と、 該移送装置の両側に該成形装置と間隔を置いて配設さ
    れ、各々が該成形された耳部を押圧して加熱封止する一
    対のシールブロックを有するシール装置と、 該移送装置の両側に該シール装置と間隔を置いて配設さ
    れ、各々が、該加熱封止された耳部を該物品の側縁に重
    なるように折曲げる鉛直方向に移動可能な第1の耳折板
    と、該第1の耳折板と協働して動作し該折曲げられた耳
    部のシール包装体から移送方向外方へ張出した部分を直
    角方向に折曲げる鉛直方向に移動可能な一対の耳折部材
    を含む第2の耳折板と、該第2の耳折板に隣接して該第
    2の耳折板の上流側に設けられ、該直角方向に折曲げら
    れた耳部の張出し部分の一方を該シール包装体の内方へ
    折込むように物品の移送方向に移動可能な第1の水平耳
    折板と、該第2の耳折板に隣接して該第2の耳折板の下
    流側に設けられ、該第1の水平耳折板と協働して該直角
    方向に折曲げられた耳部の張出し部分の他方を該シール
    包装体の内方へ折込むように物品の移送方向に移動可能
    な第2の水平耳折板とを有する側部折曲げ装置と、 を備えていることを特徴とする包装装置。
  2. 【請求項2】該成形装置の一対の拡げ板は移送方向に対
    して直角方向には共に同一方向に動作する一方、移送方
    向には相互に近接又は離間するように動作することを特
    徴とする請求項1記載の包装装置。
  3. 【請求項3】該側部折曲げ装置の第1の耳折板は先端部
    にテーパ面が形成されていることを特徴とする請求項1
    記載の包装装置。
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