JPH0787737A - 共振型スイッチング電源装置 - Google Patents

共振型スイッチング電源装置

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JPH0787737A
JPH0787737A JP25507293A JP25507293A JPH0787737A JP H0787737 A JPH0787737 A JP H0787737A JP 25507293 A JP25507293 A JP 25507293A JP 25507293 A JP25507293 A JP 25507293A JP H0787737 A JPH0787737 A JP H0787737A
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JP
Japan
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winding
primary winding
resonance
control
current
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JP25507293A
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Inventor
Shinji Aso
真司 麻生
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Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マグアンプを使用した共振型スイッチング電
源装置の制御電流を小さくする。 【構成】 直流電源1の一端と他端との間に第1及び第
2のトランジスタQ1 、Q2 の直列回路を接続する。出
力トランスT2 の1次巻線N1 に直列に共振用コンデン
サC1 を接続する。第1のトランジスタQ1 と出力トラ
ンス1次巻線N1との間にマグアンプT1 の第1の1次
巻線N11a をダイオードD7 を介して接続する。出力ト
ランス1次巻線N1 と第2のトランジスタQ2 との間に
マグアンプT1 の第2の1次巻線N11b をダイオードD
8 を介して接続する。マグアンプT1 の第1及び第2の
2次巻線N21、N22を第1及び第2のトランジスタQ1
、Q2 のベースに接続する。マグアンプT1 の制御巻
線Nc の電流をマグアンプT1の飽和レベル以下に設定
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出力トランスの1次巻
線のインダクタンスとこれに直列接続されたコンデンサ
との共振を使用した共振型スイッチング電源装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図1は可飽和トランスの1種である磁気
増幅器(以下、マグアンプと呼ぶ)を使用した従来の共
振型スイッチング電源装置を示す。このスイッチング電
源装置は、直流電源1の一端と他端との間に接続された
第1及び第2のスイッチング素子としてのトランジスタ
Q1 、Q2 の直列回路と、マグアンプT1 と、出力トラ
ンスT2 と、この出力トランスT2 の1次巻線N1 に直
列に接続された共振用の第1のコンデンサC1 と、第1
及び第2のトランジスタQ1 、Q2 に並列接続された第
2及び第3のコンデンサC2 、C3 と、第1及び第2の
トランジスタQ1、Q2 に逆方向並列に接続された第1
及び第2のクランプ用ダイオードD1 、D2 と、第1及
び第2のトランジスタQ1 、Q2 のベース(制御端子)
に接続された第4及び第5のコンデンサC4 、C5 と、
第1及び第2のトランジスタQ1 、Q2 のコレクタ・ベ
ース間に接続された第1及び第2の起動抵抗R1 、R2
と、第1及び第2のトランジスタQ1 、Q2 のエミッタ
・ベース間に接続されたダイオードD3 、D4 と、出力
トランスT2 の2次巻線N2a、N2bと、この2次巻線N
2a、N2bに接続されたダイオードD5 、D6 と平滑用コ
ンデンサC6 とから成る整流平滑回路と、制御巻線Nc
に制御電流Ic を供給する制御回路2とを有する。
【0003】マグアンプT1 は可飽和磁心3に対して1
次巻線N11、制御巻線Nc 、第1及び第2の2次巻線N
21、N22を巻き回すことによって構成されている。マグ
アンプT1 の1次巻線N11は第1及び第2のトランジス
タQ1 、Q2 の接続中点と出力トランスT2 の1次巻線
N1 の一端(共振回路の一端)との間に接続されてい
る。1次巻線N1 と第1のコンデンサC1 とから成る共
振回路の他端は直流電源1の他端即ち第1及び第2のト
ランジスタQ1 、Q2 の直列回路の下端に接続されてい
る。
【0004】マグアンプT1 の第1及び第2の2次巻線
N21、N22は共振用コンデンサC4、C5 を介して第1
及び第2のトランジスタQ1 、Q2 のベース・エミッタ
間に接続されている。
【0005】制御巻線Nc の一端は電流制限抵抗R3 を
介して出力端子4に接続され、この他端は制御回路2の
誤差増幅器5に接続されている。誤差増幅器5の一方の
入力端子は出力端子4に接続され、他方の入力端子は基
準電圧源6に接続されている。
【0006】
【動作】図1のスイッチング電源装置において、直流電
源1をオンにすると、起動抵抗R1 又はR2 を介して第
1又は第2のトランジスタQ1 又はQ2 がオンになる。
今、トランジスタQ1 がオンの時には、電源1と第1の
トランジスタQ1 とマグアンプT1 の1次巻線N11と出
力トランスT2 の1次巻線N1 とコンデンサC1とから
成る回路に電流が流れる。この電流は1次巻線N1 とコ
ンデンサC1 との直列共振に基づく電流であって、正弦
波に近似した波形となり、ターンオン時のゼロ電流スイ
ッチングが可能になり、スイッチング損失が小さくな
る。ところで、第1のトランジスタQ1 のベース駆動回
路もコンデンサC4 と2次巻線N21のインダクタンスL
との共振回路で構成されており、ここでも共振が生じ
る。第1のトランジスタQ1 はベース駆動回路の共振動
作でベース電流が供給されている間のみオンを維持し、
この後オフになる。第1のトランジスタQ1 がオフにな
ると、これに代って第2のトランジスタQ2 がオンにな
り、コンデンサC1 と出力トランスT2 の1次巻線N1
とマグアンプT1 の1次巻線N11と第2のトランジスタ
Q2 とから成る回路に共振電流が流れる。これと共に、
第2のトランジスタQ2 のベース駆動回路のコンデンサ
C5 と2次巻線N22との共振動作が生じ、これによって
第2のトランジスタQ2 が駆動される。上述の動作の繰
返しによって出力トランスT2 の1次巻線N1 に第1及
び第2の方向の電流が交互に流れ、2次巻線N2a、N2b
にこれに対応した出力電圧が得られ、これがダイオード
D5 、D6 とコンデンサC6 で整流平滑される。
【0007】ところで、図1の装置では制御巻線Nc に
比較的大きな制御電流Ic を流している。即ち、図2に
示すBH曲線の飽和領域の磁束密度が得られるレベルま
で制御電流Ic が流されている。磁心3の透磁率μは図
2に示すように磁心3の飽和領域においては磁界の強さ
Hが大きくなると逆に小さくなる。マグアンプT1 の2
次巻線N21、N22のインダクタンスLは透磁率μにほぼ
比例して変化するので、制御電流Ic を変えることによ
って2次巻線N21、N22のインダクタンスLを制御でき
る。
【0008】図1の装置において出力端子4の電圧が所
定値よりも高くなった時には、制御巻線Nc の電流Ic
が増加し、2次巻線N21、N22のインダクタンスL1 、
L2が小さくなり、L1 、L2 とC4 、C5 との各共振
回路の共振周波数f2 が高くなり、第1及び第2のトラ
ンジスタQ1 、Q2 のオン・オフ繰返し周波数が高くな
る。
【0009】出力トランスT2 の1次巻線N1 の電圧V
n1の振幅は第1及び第2のトランジスタQ1 、Q2 のオ
ン・オフ周波数f2 に依存して変化する。図3は1次巻
線N1 のインダクタンスLn1とコンデンサC1 との共振
回路のレスポンスを示す。Ln1とC1 とで決定される固
有の共振周波数f1 よりも高い周波数でトランジスタQ
1 、Q2 がオン・オフすると、レスポンスが低下する。
図4はこれを説明するためのものであり、図4の前半分
に示すf2 が低い場合には1次巻線N1 の電圧Vn1の振
幅が大きいが、後半分に示すf2 が高い場合には電圧V
n1の振幅が低下する。この結果、制御電流Ic の増加に
よって出力電圧が低下し、電圧制御が達成される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図1の電源装
置では、トランジスタQ1 、Q2 の駆動回路の共振周波
数をインダクタンスL1 、L2 に依存して変える構成で
あるために、図2から明らかなように大きな制御電流I
c を流すことが必要になる。この結果、誤差増幅器5の
電流容量も大きくしなければならず、必然的にコストの
上昇を招いた。
【0011】そこで、本発明の目的は、マグアンプの制
御電流を低減することができる共振型スイッチング電源
装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明は、直流電源と、前記直流電源の一端と他端と
の間に接続された第1及び第2のスイッチング素子の直
列回路と、第1及び第2の1次巻線と第1及び第2の2
次巻線と制御巻線とを有する可飽和トランスと、インダ
クタンスを有する1次巻線と2次巻線とを備えた出力ト
ランスと、前記出力トランスの1次巻線に直列に接続さ
れた共振用コンデンサと、前記制御巻線に制御電流を供
給する制御回路とから成り、前記可飽和トランスの第1
の1次巻線は前記第1及び第2のスイッチング素子の相
互接続点と前記出力トランスの1次巻線と前記共振用コ
ンデンサとから成る共振回路の一端との間に接続され、
前記可飽和トランスの第2の1次巻線は前記共振回路の
一端と前記相互接続点との間に接続され、前記共振回路
の他端は前記直流電源の他端に接続され、前記可飽和ト
ランスの前記第1の2次巻線は前記第1のスイッチング
素子の制御端子に接続され、前記可飽和トランスの前記
第2の2次巻線は前記第2のスイッチング素子の制御端
子に接続されていることを特徴とする共振型スイッチン
グ電源装置に係わるものである。なお、請求項2に示す
ように、逆流阻止用ダイオードを可飽和トランスの各1
次巻線に直列に接続することが望ましい。また、請求項
3に示すように、第1及び第2のスイッチング素子に並
列にコンデンサを接続することが望ましい。また、請求
項4に示すように、第1及び第2のスイッチング素子に
逆並列にダイオードを接続することが望ましい。また、
請求項5に示すように、出力トランスの2次巻線に整流
平滑回路を接続することが望ましい。
【0013】
【発明の作用及び効果】本発明においては第1及び第2
のスイッチング素子のオン期間を可飽和トランスの2次
巻線のインダクタンスに基づく共振を使用して決定して
いない。第1及び第2のスイッチング素子のオン期間
は、これ等を通って流れる電流を可飽和トランスの第1
及び第2の1次巻線を使用して自己帰還し、この帰還に
よる励磁で可飽和トランスが飽和するまでとされてい
る。制御巻線の制御電流は可飽和トランスを飽和に導く
ためのバイアス電流として使用されているので、大きな
値にする必要がない。即ち、本発明によれば、制御電流
Ic を図1の従来装置のそれよりも小さくすることがで
きる。請求項2の発明によれば、オフ期間中のスイッチ
ング素子側への電流の洩れを防ぐことができる。請求項
3の発明における第1及び第2のスイッチング素子に対
して並列に接続されたコンデンサは第1及び第2のスイ
ッチング素子のオフ時において出力トランスT2 の1次
巻線N1 のインダクタンスと並列共振回路を形成し、タ
ーンオンするスイッチング素子の電流の立上りに遅延を
与える。請求項4の発明のダイオードはクランプ機能を
有する。請求項5の発明によれば直流出力電圧が得ら
れ、これによって制御巻線に電流を流すことができる。
【実施例】
【0014】次に、図5〜図8を参照して本発明の実施
例に係わる共振型スイッチング電源装置を説明する。但
し、図5において図1と共通する部分には同一の符号を
付してその説明を省略する。図5においてはマグアンプ
T1 に第1及び第2の1次巻線N11a 、N11b が設けら
れている。第1の1次巻線N11a は第1の逆流阻止用ダ
イオードD7 を介して第1及び第2のトランジスタQ1
、Q2 の相互接続点と出力トランスT2 の1次巻線N1
との間に接続されている。第2の1次巻線N11b は第
2の逆流阻止用ダイオードD8 を介して出力トランスT
2 の1次巻線N1 と第1及び第2のトランジスタQ1 、
Q2 の接続点との間に接続されている。図5においては
図1の共振用コンデンサC4 、C5 の代りにベース電流
制限用抵抗Rb1、Rb2が接続されている。また、図5の
装置では制御巻線Nc の電流Ic が磁心3の飽和レベル
よりも低く設定されている。図5において上記以外は図
1と実質的に同一である。
【0015】図6は図5のマグアンプT1 の構成を示
す。可飽和磁心3は第1、第2及び第3の脚3a、3
b、3cを有し、中央の第1の脚3aに制御巻線Nc が
巻回され、第2の脚3bに第1の1次巻線N11a と第1
の2次巻線N21が巻回され、第3の脚3cに第2の1次
巻線N11b と第2の2次巻線N22が巻回されている。図
6の各線の端子a〜jは図5のa〜j点に対応してい
る。第1及び第2の1次巻線N11a 、N11b は磁束
φ1 、φ2 を発生し、制御巻線Nc は磁束φc を発生す
る。
【0016】図7は制御電流Ic とBH曲線との関係を
示す。制御電流Ic は飽和磁束密度を得るための磁界の
強さH2 よりも低いH1 を得るレベルに設定されてい
る。従って、磁心3を飽和に至らしめるためには1次巻
線N11a 又はN11b の電流I1又はI2 を流さなければ
ならない。制御電流Ic のレベルを変えると、第1又は
第2のトランジスタQ1 又はQ2 がオンしてから飽和に
至るまでの時間幅が変化する。即ち、図5の回路におい
ては、2次巻線N21、N22のインダクタンスを制御して
第1及び第2のトランジスタQ1 、Q2 をオン・オフ制
御するのではなく、1次巻線N11a 、N11b による自己
帰還によって磁心3が飽和に至るまでの時間を制御電流
Ic で制御することによって第1及び第2のトランジス
タQ1 、Q2 をオン・オフ制御している。例えば、第1
の1次巻線N11a による帰還で磁心3が飽和すると、第
1のトランジスタQ1 を駆動する電圧が得られなくな
り、第1のトランジスタQ1 がターンオフする。これと
共に、今迄オフ状態にあった第2のトランジスタQ2 を
オンにする向きの電圧が発生し、第2のトランジスタQ
2 がオンになる。図8は第1及び第2のトランジスタQ
1 、Q2 のコレクタ・エミッタ間電圧VCE1 、VCE2 、
コレクタ電流Ic1、Ic2及び出力トランスT2 の1次巻
線N1 の電流In1を示す。図8(E)の電流In1の領域
E1 の電流は、コンデンサC1 とコンデンサC3 とマグ
アンプ1次巻線N11a とダイオードD7 と出力トランス
1次巻線N1 とから成る並列共振回路に基づいて流れ
る。電流In1の領域E2 の電流は上記の共振回路のコン
デンサC3 の代りにダイオードD2 を通って流れる。負
の半波における領域E3 、E4 の電流はコンデンサC2
とダイオードD1 を通って流れる。
【0017】第1及び第2のトランジスタQ1 、Q2 の
オン時間幅即ちオン・オフの繰返し周波数を変えること
によって出力電圧を制御する原理は、図3及び図4に示
した原理と同一である。図5の実施例では制御電流Ic
が小さくなるので、誤差増幅器5の電流容量の小さい安
価なものにすることができる。
【0018】
【変形例】本発明は上述の実施例に限定されるものでな
く、例えば次の変形が可能なものである。 (1) 制御マグアンプの飽和を利用しているため、図
5の抵抗Rb1、Rb2の代わりにコンデンサ又はダイオ−
ドを接続することができ、また場合によってはRb1、R
b2を省くこともできる。図5の抵抗Rb1、Rb2に直列に
逆流阻止用ダイオードを接続すること、及びこれ等に並
列にスピードアップコンデンサを接続することができ
る。 (2) ダイオードD5 、D6 、コンデンサC6 を省い
てインバータにすることができる。 (3) 2次巻線N2a、N2bの巻数を変えて2つの異な
った出力をとることができる。また、出力ランスT2 の
2次巻線N2a、N2bの一方を省く構成にすることができ
る。 (4) トランジスタQ1 、Q2 を電界効果トランジス
タ等の他のスイッチング素子に置き換えることができ
る。 (5) 逆流素子用ダイオ−ドD7 、D8 を省くことが
できる。 (6) 制御巻線Nc に並列にコンデンサを接続し、第
1及び第2のトランジスタQ1 、Q2 のオン・オフに対
応して制御巻線Nc に生じる交流成分をコンデンサで短
絡し、第1及び第2のトランジスタQ1 、Q2 の内の一
方がオンの時に他方を逆バイアスする動作を強めること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のスイッチング電源装置を示す回路図であ
る。
【図2】図1のマグアンプのBH曲線及び透磁率μと制
御電流との関係を示す図である。
【図3】図1及び図5のQ1 、Q2 のオン・オフ周波数
とN1 とC1 の共振回路のレスポンスとの関係を説明す
るための図である。
【図4】Q1 、Q2 のオン・オフ周波数と1次巻線N1
の電圧との関係を示す図である。
【図5】本発明の実施例のスイッチング電源装置を示す
回路図である。
【図6】図5のマグアンプを示す斜視図である。
【図7】図5のマグアンプのBH曲線と制御電流の関係
を示す図である。
【図8】図5の各部の状態を示す波形図である。
【符号の説明】
T1 マグアンプ T2 出力トランス N11a 、N11b 1次巻線 C1 共振用コンデンサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源と、 前記直流電源の一端と他端との間に接続された第1及び
    第2のスイッチング素子の直列回路と、 第1及び第2の1次巻線と第1及び第2の2次巻線と制
    御巻線とを有する可飽和トランスと、 インダクタンスを有する1次巻線と2次巻線とを備えた
    出力トランスと、 前記出力トランスの1次巻線に直列に接続された共振用
    コンデンサと、 前記制御巻線に制御電流を供給する制御回路とから成
    り、前記可飽和トランスの第1の1次巻線は前記第1及
    び第2のスイッチング素子の相互接続点と前記出力トラ
    ンスの1次巻線と前記共振用コンデンサとから成る共振
    回路の一端との間に接続され、 前記可飽和トランスの第2の1次巻線は前記共振回路の
    一端と前記相互接続点との間に接続され、 前記共振回路の他端は前記直流電源の他端に接続され、 前記可飽和トランスの前記第1の2次巻線は前記第1の
    スイッチング素子の制御端子に接続され、 前記可飽和トランスの前記第2の2次巻線は前記第2の
    スイッチング素子の制御端子に接続されていることを特
    徴とする共振型スイッチング電源装置。
  2. 【請求項2】 更に前記第1及び第2の1次巻線に直列
    に接続された第1及び第2の逆流阻止用ダイオードを有
    することを特徴とする請求項1記載の共振型スイッチン
    グ電源装置。
  3. 【請求項3】 更に、前記第1及び第2のスイッチング
    素子に並列に接続された第1及び第2のコンデンサを有
    することを特徴とする請求項1又は2記載の共振型スイ
    ッチング電源装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記第1及び第2のスイッチング
    素子に対して逆方向並列に接続された第1及び第2のダ
    イオードを有することを特徴とする請求項1又は2又は
    3記載の共振型スイッチング電源装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記出力トランスの2次巻線に接
    続された整流平滑回路を有し、前記制御回路は前記整流
    平滑回路の出力電圧を一定にするように前記制御電流を
    供給するものであることを特徴とする請求項1又は2又
    は3又は4記載の共振型スイッチング電源装置。
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