JPH0787633A - 開閉機器の動作表示装置 - Google Patents

開閉機器の動作表示装置

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JPH0787633A
JPH0787633A JP22933793A JP22933793A JPH0787633A JP H0787633 A JPH0787633 A JP H0787633A JP 22933793 A JP22933793 A JP 22933793A JP 22933793 A JP22933793 A JP 22933793A JP H0787633 A JPH0787633 A JP H0787633A
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JP
Japan
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switchgear
movable body
counter
front panel
open
Prior art date
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Pending
Application number
JP22933793A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryoichi Muroi
良一 室井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】装置の構造を従来のものより簡素するととも
に、組立てや調整の時間も短くする。 【構成】開閉器の開閉時に連動する可動体4の動きをカ
ウンタ2または開閉表示器3に伝える動力伝達部をレリ
ーズ5A,5Bにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、配電盤に収納され、
電磁石またはモータにより動作する開閉器の動作状態を
表示する表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】配電盤の前面パネルには、内蔵の開閉器
の開閉動作の度数を表示するカウンタや開閉の状態を表
示する開閉表示器が設けられている。これらの表示器
は、開閉器の開閉動作に連動するようになっており、開
閉器が備えている可動鉄片の動きを動力伝達部を介して
機械的に受けている。これによって、開閉器の動作状態
を前面側から監視することができる。
【0003】図4は動作表示装置を備えた開閉機器の構
成を示す図であり、(A)は要部側面図、(B)は図4
(A)のB矢視図である。図4(A)は側面パネルを取
り除いて内部を見た図である。開閉器12が正面パネル
1とともに台車13上に載置され、台車13はフレーム
14上に置かれている。また、カウンタ2および開閉表
示器21が正面パネル1に取り付けられている。台車1
3上およびフレーム14上には、その他の機器、例え
ば、電力ヒューズや変流器などが配されているが図示は
省略されている。図4(B)において、正面パネル1に
は眺き穴21B,2Bが明けられてあり、これらの穴を
通して開閉表示器21の開閉表示(ON)やカウンタ2
の度数が見えるようになっている。
【0004】図5は、従来の開閉機器の動作表示装置の
構成を示す要部平面図であり、上面パネルを取り除くと
ともに、動作表示装置に関係するものだけを残して示し
た図である。また、図6は図5のC矢視図であり、側面
パネルを取り除いて内部を眺めた図である。図5におい
て、開閉表示器21が受動部19と一体に形成され、ピ
ン22を中心にして回動可能であり、常時は図示されて
いないばねを介して反時計方向に付勢されている。ピン
22は図6に示す軸受け22Bに回転自由に固定されて
いる。軸受け22Bは図示されていない取付材を介して
正面パネル1に固定されている。また、ピン22は図6
に示すように垂直部22Cの下端部22AがL字状に折
れ曲がっている。カウンタ2も受動部20を備えるとと
もに、図示されていない取付材を介して正面パネル1に
固定されている。下端部22Aの先端はカウンタ2の受
動部20にワイヤ23を介して連結されている。
【0005】さらに、図5において、受動部19の右方
端は引張りスプリング18を介してレバー17の一端に
連結されている。レバー17は図6に示すように、Z形
を形成し、その中間の軸が軸受25に回転自由に固定さ
れている。軸受25は図示されていない支えを介して台
車側に固定されている。レバー17の下方端は可動体4
が当たるようになっている。可動体4は可動鉄片15に
固定されている。可動鉄片15は、これと一体の開閉軸
16を中心に回動する。
【0006】図5の装置の動作メカニズムを次に説明す
る。図5の実線は内蔵の開閉器が遮断されている状態を
示し、投入されると一点鎖線の位置にまで来る。ただ
し、投入の状態はレバー17および可動体4、可動鉄片
15の一部のみしか記入されていない。開閉器に投入指
令が出されると、図示されていない電磁石が励磁され、
可動鉄片15が時計方向に回動し、15Aの位置まで来
る。これによって、開閉軸16も回動し、図示されてい
ないリンク機構を介して開閉器が投入される。
【0007】一方、可動体4もレバー17に当たり、4
Aの位置まで来るので、レバー17は軸受25を中心に
して反時計方向に回動し、17Aの位置まで来る。この
レバー17の回動によってスプリング18が引張られ、
受動部19がピン22の垂直部22Cを中心にして時計
方向に回動する。この回動によって、開閉表示器21が
正面パネル1に平行な向きになる。開閉表示器21の正
面パネル1側には図6に示すように、ONの文字が記入
されてある。開閉器の投入時に、開閉表示器21が正面
パネル1と平行になるので、正面パネル1の図示されて
いない眺き穴からONの文字を見ることができる。開閉
器の遮断時は、開閉表示器21が正面パネル21と平行
でなくなるのでONの文字を見ることができなくなる。
この開閉表示器21のONなる文字を見せるか否かによ
って、開閉器の開閉状態が表示される。
【0008】また、ピン22の回動によって、カウンタ
2の受動部20もワイヤ23を介して時計方向に回動す
る。この回動の度にカウンタ2が度数を増すので、その
数字を正面パネル1の図示されていない眺き穴から見る
ことができる。開閉器が遮断されると、受動部20は反
時計方向に回動し図6の位置に戻る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来の装置は、可動体の動力伝達部の構造が複
雑であるとともに、その組立、調整に多大な時間がかか
っていた。すなわち、可動体の動きを伝える動力伝達部
は従来の装置では、レバーとスプリングとピンよりなる
リンク機構で構成されているので、構造が複雑であっ
た。リンク機構は、部品点数も多くなるので、それらの
組立てや調整も大変であった。
【0010】この発明の目的は、動力伝達部にレリーズ
を用いることにより、構造を簡素化するとともに、組立
てや調整の時間も減らすことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明によれば、開閉機器の開閉動作に連動する
可動体と、この可動体の動きを機械的に伝達させる動力
伝達部と、この動力伝達部の動力を受動部に受けて開閉
機器の動作状況を表示する表示器とにより構成されたも
のにおいて、動力伝達部が、可とう性のある外被円筒内
にワイヤを軸方向に移動可能に貫通させてなるレリーズ
よりなり、ワイヤの一方端が可動体に接し、ワイヤの他
方端が表示器の受動部に接してなるものとする。
【0012】また、かかる構成において、表示器が開閉
動作の度数を表示するカウンタであるものとする、また
は、表示器が開閉の状態を示す開閉表示器であるものと
する。
【0013】
【作用】この発明の構成によれば、動力伝達部をレリー
ズにしたことにより、部品点数が大幅に減り構造が簡素
化される。かかる構成において、表示器をカウンタまた
は開閉表示器とすることにより、リンク機構のスペース
が不要なので開閉機器全体もコンパクトになる。
【0014】
【実施例】以下この発明を実施例に基づいて説明する。
図1はこの発明の実施例にかかる開閉機器の動作表示装
置の構成を示す要部拡大平面図であり、上面パネルを取
り除くとともに、動作表示装置に関係するものだけを残
して示した図である。また、図2は、図1のA矢視図で
あり、側面パネルを取り除いて内部を眺めた図である。
【0015】図1において、正面パネル1にカウンタ2
が取り付けられ、その受動部20がレリーズ5Aの一方
端と接している。また、開閉表示器3が受動部30を備
え、シャフト8と一体に形成されている。シャフト8
は、図2のように取付材62によって回転自由に支持さ
れるとともに、ねじりばね7によって図1の反時計方向
に常時、付勢されている。取付材62は、正面パネル1
に取付材63を介して固定されている。また、受動部3
0はレリーズ5Bの一方端と接している。レリーズ5
A,5Bの他方端は、いずれも可動体4と接している。
レリーズ5A,5Bは、それらの両端が取付材60,6
1,62を介して固定されている。取付材60は、取付
材62に、取付材61は台車側にそれぞれ固定されてい
る。
【0016】図3は、図1のレリーズ5A,5Bだけを
取り出して示した断面図である。可とう性のある外被円
筒10内にワイヤ9を貫通させ、両端に設けられた金具
11からワイヤ端9Aが突き出ている。金具11にはね
じ部11Aが形成され、取付材にナット止めすることが
できる。ワイヤ9は軸方向の左右に移動可能であり、ワ
イヤ9を介して動きを伝達することができる。
【0017】図1に戻り、装置の動作メカニズムを説明
する。図1の実線は内蔵の開閉器が遮断されている状態
を示す。可動体4は、図示されていない可動鉄片に固定
され、開閉器が投入されると、点線の位置4Aに来る。
これによって、レリーズ5A,5B内のワイヤがともに
左方に押され、カウンタ2の受動部20および開閉表示
器3の受動部30を押圧する動きを伝達する。受動部2
0は押圧されると、図2のように時計方向に回動され、
受動部20が一点鎖線の位置20Aに来るとカウンタ2
が度数を増す。一方、受動部30が押圧されると、図1
のように開閉表示装置3が正面パネル1と平行な一点鎖
線の位置3Aに来るので、その表面に図2のように書か
れたONの文字が正面パネル1側から読めるようにな
る。カウンタ2の数字および開閉表示器21は、いずれ
も正面パネル1の図示されていない眺き穴を介して見る
ことができる。なお、レリーズ5A,5B内のワイヤは
常時は受動部20,30によって右方へ付勢されてお
り、開閉器が遮断状態になれば、ワイヤは右方へ移動す
る。
【0018】
【発明の効果】この発明は前述のように、可動体の動き
を表示器に伝える動力伝達部をレリーズにしたことによ
り、従来のものよりも構造が簡素化され大幅なコストダ
ウンが可能になった。しかも、組立調整の手間も省ける
ので、製作納期も短縮された。また、かかる構成におい
て、表示器をカウンタ、または開閉表示器にしたことに
より、開閉機器全体もコンパクトになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる開閉機器の動作表示
装置の構成を示す要部拡大平面図
【図2】図1のA矢視図
【図3】図1のレリーズの構成を示す断面図
【図4】動作表示装置を備えた開閉機器の構成を示す図
であり、(A)は要部側面図、(B)は図4(A)のB
矢視図
【図5】従来の開閉機器の動作表示装置の構成を示す要
部平面図
【図6】図5のC矢視図
【符号の説明】
1:正面パネル、2:カウンタ、3:開閉表示器、2
0,30:受動部、4:可動体、5A,5B:レリー
ズ、60,61,62,63:取付材、7:ねじりば
ね、8:シャフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】開閉機器の開閉動作に連動する可動体と、
    この可動体の動きを機械的に伝達させる動力伝達部と、
    この動力伝達部の動力を受動部に受けて開閉機器の動作
    状況を表示する表示器とにより構成されたものにおい
    て、動力伝達部が、可とう性のある外被円筒内にワイヤ
    を軸方向に移動可能に貫通させてなるレリーズよりな
    り、ワイヤの一方端が可動体に接し、ワイヤの他方端が
    表示器の受動部に接してなることを特徴とする開閉機器
    の動作表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のものにおいて、表示器が開
    閉動作の度数を表示するカウンタであることを特徴とす
    る開閉機器の動作表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のものにおいて、表示器が開
    閉の状態を示す開閉表示器であることを特徴とする開閉
    機器の動作表示装置。
JP22933793A 1993-09-16 1993-09-16 開閉機器の動作表示装置 Pending JPH0787633A (ja)

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JP22933793A JPH0787633A (ja) 1993-09-16 1993-09-16 開閉機器の動作表示装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006093005A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Mitsubishi Electric Corp 開閉器の開閉表示装置及び開閉装置
JP5456945B2 (ja) * 2011-11-21 2014-04-02 三菱電機株式会社 開閉装置用状態表示装置

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