JPH0787385A - 撮像装置 - Google Patents

撮像装置

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Publication number
JPH0787385A
JPH0787385A JP5248557A JP24855793A JPH0787385A JP H0787385 A JPH0787385 A JP H0787385A JP 5248557 A JP5248557 A JP 5248557A JP 24855793 A JP24855793 A JP 24855793A JP H0787385 A JPH0787385 A JP H0787385A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image pickup
systems
photographing
image
pickup apparatus
Prior art date
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Application number
JP5248557A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Sekida
誠 関田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Publication of JPH0787385A publication Critical patent/JPH0787385A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 使用した複数の撮影レンズ間の焦点距離、F
ナンバ−、撮影レンズ光軸角等がバラツキによって異な
る場合にも、各撮影レンズ間の差を簡単に補正できる撮
像装置。 【構成】 撮影系3a,3bを複眼撮像系に組み込んだ
後に、撮影系3a,3b間にて生じている誤差を、例え
ば、それぞれの撮影系にてあるチャートを、焦点距離・
被写体距離・輻輳角を一定の組み合わせにて変化させな
がら撮影し、撮影した時の出力画像を読み取り、その読
み取り結果から、撮影系の光軸ズレや倍率ズレを測定
し、その測定値をマトリクス的に記憶手段18に書き込
む。記憶手段は、送られてきた情報信号に対する記憶デ
ータを信号処理回路16に送り返す。信号処理回路16
では、送られてきた記憶データにより、二つ画像信号で
のレジストレーションずれを補正することにより二つの
画像を合成し、処理された合成画像信号が記録手段20
及び外部への出力手段21へと出力される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数の撮影系を有する
撮像装置に関し、特に複数の撮影系における各々の撮影
系間の光学パラメ−タの差を補正する補正方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の撮影系を有する撮像装置と
して、3D撮影やパノラマ撮影が可能な、所謂複眼撮像
系が多く提案されている。
【0003】このような複眼撮像系は、通常同一仕様の
二つの撮影レンズを平行、若しくはある輻輳角を有して
左右方向に並べ、左右同時に撮像された二つの撮影系か
らの画像を、何らかの画像処理回路にて合成処理が施さ
れた後、一枚の合成画像を得るように構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た2つの撮影レンズに、たとえ同一仕様のレンズを使用
しても、撮影レンズの製造・組立て等におけるバラツキ
によって、各々の焦点距離や透過率、Fナンバ−、さら
には撮影レンズ光軸角等が微妙に異なり、同一撮影条件
にて撮影した場合においても、2つの撮影レンズ間で撮
影倍率が異なったり、また撮影光量が異なってしまった
りする。
【0005】複眼撮像系の場合、2つの撮影レンズで撮
影した領域のオ−バ−ラップ部分から2つの画像の対応
点を抽出し、前記対応点をもとに、2つの画像を合成す
る処理を行う事が一般的であるが、2つの画像の撮影倍
率が異なっている場合や撮影光量が異なっている場合に
は、2つの画像の撮影条件を画像処理上にて同一にしな
ければならず、処理が複雑になると言う欠点がある。
【0006】また、撮影倍率や撮影光量が同一であって
も、撮影レンズ内のレンズの偏心等により、撮影レンズ
光軸が撮像面にたいして垂直でなくある角度を持ち、さ
らに2つの撮影レンズ間で、その角度が異なる場合に
は、それぞれの画像について、異なる処理を施さなけれ
ばならず、これも処理を複雑にする原因となる。
【0007】この様な問題点の解決方法として、まず考
えられるのは、部品精度を向上させ、任意のレンズ間に
てバラツキがほとんどない様に製造する方法も考えられ
るが、部品精度の向上にも限界があり、また一般的に
は、部品精度の向上はコストアップにつながる為望まし
くない。
【0008】コストアップせずに、製造・組立て等にお
けるバラツキを自動的に補正する方法として、例えば、
特開平5−130646号公報においては、複数の撮影
光学系間に生じた、光軸ズレ量や倍率差を記憶している
補正デ−タ格納部を持ち、複数の撮影光学系の設定位置
に応じて、補正デ−タ格納部から補正デ−タを取出し、
前記補正デ−タに基づいて複数の撮影光学系の設定位置
を変化させて光軸ズレや倍率差を制御する技術が開示さ
れている。
【0009】しかしながら、前記公報は、光軸ズレや倍
率差の制御を、光学系の設定位置を直接変化させて行う
ものであり、直接駆動にはメカニカルな駆動誤差がつき
まとう為、微小なズレ量の補正には、一般的に不向きで
ある。
【0010】また駆動精度を向上させ、微小なズレ量の
補正に対応しようとすると、微小ズレ量を検出・駆動す
る為に、アクチュエ−タやエンコ−ダに精度の高いもの
が要求される為コストアップにつながってしまう。
【0011】さらに、メカニカルな駆動には、補正が完
了するまでの時間的な遅れが問題となり、例えば補正量
が大きい場合には、動画撮影時にズレた映像を撮影し続
けてしまうといった問題が生じる。
【0012】本発明は、かかる課題を解決するためにな
されたもので、使用した複数の撮影レンズ間の焦点距
離、Fナンバ−、撮影レンズ光軸角等がバラツキによっ
て異なる場合においても、各撮影レンズ間の差を簡単に
補正することができる撮像装置を提供することを目的と
する。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決する為になされたもので、第一に複数の撮影系を有
し、前記複数の撮影系に任意の輻輳角を与える輻輳角制
御手段を有する撮像装置において、前記複数の撮影系中
基準となる撮影系を設定し、前記基準となる撮影系の光
学的パラメ−タと、前記基準となる撮影系以外の撮影系
の光学的パラメ−タとの差を記憶する記憶手段を有する
ことを特徴としている。
【0014】また第二に、本発明は、前記複数の撮影系
以外に基準となる撮影系を設定し、前記基準となる撮影
系の光学的パラメ−タと、前記複数の撮影系の光学的パ
ラメ−タとの差を記憶する記憶手段を有することを特徴
としている。
【0015】さらに第三に、本発明は、前記複数の撮影
系の光学的パラメ−タと、前記複数の撮影系の光学的設
計値との差を記憶する記憶手段を有することを特徴とし
ている。また、本発明においては、前記記憶手段の情報
をもとに、前記撮像装置からの画像信号を補正する補正
手段と、補正した画像信号を記録する記録手段と、補正
した画像信号を出力する出力手段を有することを特徴と
している。
【0016】
【作用】上記構成を有することにより、撮影レンズの製
造・組立等におけるバラツキによって焦点距離やFナン
バ−、さらには撮影レンズ光軸角等が異なる二つの撮影
レンズを使用した場合においても、撮影レンズ間の差を
良好に補正し得るので、二つの撮影レンズからの画像信
号を合成処理する場合において、処理を簡略化すること
ができ、処理スピ−ドを向上することが可能となる。
【0017】さらに、画像信号を直接補正してしまう
為、補正の為のメカニカルな駆動を必要とせず、微小な
ズレも精度良く、迅速に補正する事が可能になる。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の第1の実施例を説明する為
の構成図であり、1は被写体平面、3a,3bは被写体
からの光を結像する為の撮影系であり、撮影レンズとし
ては、一般的にはズ−ムレンズが用いられる。尚、図1
に於ける撮影レンズは、被写体面から順に、正の屈折力
を有する第1レンズ群4a,4bと、負の屈折力を有し
光軸2a,2b上を移動することによりズ−ミングを行
う第2レンズ群5a,5bと、正の屈折力を有し光軸2
a,2b上を移動することによりフォ−カシングを行う
第3レンズ群6a,6bの三つのレンズ群から構成され
ている。
【0019】7a,7bは撮像素子であり、撮像素子7
a,7bまでを含めた撮影系の光軸2a,2bは、各々
の撮影画界に対して、ある一定量のオ−バ−ラップ部O
Bが存在する様に、被写体面1に対して、各々θa,θ
bの角度だけ傾いて配置している。なお、θa+θbを
一般的に輻輳角と称している。
【0020】8a,8bは撮影系3a,3bに所望の輻
輳角を与える為の輻輳角駆動モ−タ、9a,9bはズ−
ミング用の第2レンズ群を駆動する為のズ−ム駆動モ−
タ、10a,10bはフォ−カシング用の第3レンズ群
を駆動する為のフォ−カス駆動モ−タである。
【0021】11a,11bは輻輳角角度検出用のエン
コ−ダ、12a,12bはズ−ム位置検出用のエンコ−
ダであり、このエンコ−ダからの信号により、撮影系3
a,3bの焦点距離fが求められる。13a,13bは
フォ−カス位置検出用のエンコ−ダである。
【0022】また、14a,14bはA/D変換器、1
5a,15bは画像メモリ、16は信号処理回路、17
は各種演算及び各種処理を行うCPU、18は撮影系3
a,3bの基準値からのズレ量を記憶しているEEPR
OM等の記憶手段、19はフォ−カス・ズ−ム・輻輳角
制御に関するデ−タが記憶されているEEPROM等の
記憶手段、20は二つ撮影系にて撮影された画像信号を
記録する記録手段、21は二つ撮影系にて撮影された画
像信号を出力する出力手段である。
【0023】次に、本発明の第一実施例を図1を用いて
説明する。
【0024】図1において、被写体からの光は、撮像レ
ンズ4a,4b、5a,5b、6a,6bを通過後、撮
像素子7a,7bに結像される。結像された被写体像
は、撮像素子7a,7bにて光電変換された後、A/D
変換器14a,14bにて、撮像素子7a,7bからの
アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換し、前記デ
ジタル画像信号を一旦画像メモリ15a,15bに蓄え
た後、信号処理回路16にて、オ−バ−ラップ部OBの
合成処理等の複雑な各種処理が施される。
【0025】合成画像を得る為には、信号処理回路16
にて二つの画像信号のオ−バ−ラップ部における、二つ
の画像信号間のレジストレ−ションずれを求めなければ
ならない。
【0026】画像信号を用いてレジストレ−ションずれ
を求める方法について、図3を用いて説明する。
【0027】画像メモリ15a,15bに一時保存され
たデジタル画像信号は、水平方向の画像のシフト処理部
24により、水平方向に画像メモリ15aの座標を一定
量X(例えば1画素)シフトさせ、シフト後の画像デ−
タを画像メモリ25に書き込む。
【0028】さらに、画像メモリ25と画像メモリ15
bとの差δsを減算処理回路等を含む相関演算処理部2
6を用い、シフト量Xを逐次変えて演算を行い、差δs
が最小値となるシフト量X0を求める制御を行う。
【0029】上記演算により、確かにレジストレ−ショ
ンずれを求めることが可能となるが、撮影画面が切り替
わるたびに、逐次シフト量を変化させて演算を行わなけ
ればならず、合成画像のリアルタイム処理には問題があ
る。
【0030】また、撮像素子が高密度化した場合には、
画像のシフト処理部24及び相関演算処理部26におけ
る演算量は、高密度化による画素数の増加分だけ、演算
時間が伸びる結果となり、好ましくない。
【0031】そこで本発明は、レジストレ−ションずれ
を生じさせる原因となる、撮影系3a,3bの光学的誤
差を各レンズ群の位置や輻輳角ごとに、前もって記憶手
段18に記憶しておき、エンコ−ダによる各レンズ群の
位置情報や輻輳角情報によって、記憶手段18より誤差
情報を引き出し、前記誤差情報を用いてレジストレ−シ
ョンずれを算出するものである。
【0032】引き続き図1を用いて、本発明の構成を説
明すると、輻輳角エンコ−ダ11a,11b、ズ−ムエ
ンコ−ダ12a,12b、フォ−カスエンコ−ダ13
a,13bからの情報信号が、まず制御用のCPU17
に入力される。制御用のCPU17は、入力された情報
信号を信号処理回路16へと出力する。信号処理回路1
6ではさらに、それら情報信号を記憶手段18へと送
る。
【0033】記憶手段18には、ズ−ム位置・フォ−カ
ス位置・輻輳角度による二つの撮影系間での撮影系の光
軸2a,2bの差や、結像倍率の差等の差信号がマトリ
ックス的に記憶されており、送られてきた情報信号に対
する記憶データを信号処理回路16に送り返す。信号処
理回路16では、送られてきた記憶デ−タにより、二つ
の画像信号でのレジストレ−ションずれを補正すること
により二つの画像を合成し、処理された合成画像信号が
記録手段20及び外部への出力手段21へと出力され
る。
【0034】この時、記憶手段18における記憶信号の
書き込みは、撮影系3a,3bを複眼撮像系に組み込ん
だ後に、撮影系3a,3b間にて生じている誤差を、例
えば、それぞれの撮影系にてあるチャ−トを、焦点距離
・被写体距離・輻輳角を一定の組み合わせにて変化させ
ながら撮影し、撮影した時の出力画像を読み取り、その
読み取り結果から、撮影系の光軸ズレや倍率ズレを測定
し、その測定値をマトリクス的に記憶手段18に書き込
む。
【0035】この動作を図4を用いて、さらに詳細に説
明する。
【0036】図4は、撮影系の光軸ズレの測定方法の一
例を示しており、図1、図2と同一番号は、同一部材を
表している。
【0037】図4において、チャ−ト27には、チャ−
トの中心点が判断可能な様に、十字線aが書き込まれて
いる。このチャ−ト27に対して、二つの撮影系3a,
3bの仮想光軸が、チャ−ト中心点aにて交わり、かつ
チャ−ト中心点から降ろした垂線に対して対称になる様
に、二つの撮影系3a,3bを配置する。
【0038】仮想光軸をチャ−ト中心点にあわせた関係
上、もし撮影系3a,3bに製造誤差や組み立て誤差に
よって生じる光軸ズレが存在しなければ、撮影系3a,
3bによって結像されるチャ−ト中心点aの像は、それ
ぞれの撮像素子7a,7bの中心点O′,O″上に、結
像されるはずである。
【0039】ところが通常は、製造誤差や組立誤差等に
より、撮影系の光軸はズレており、チャ−ト中心点a
は、それぞれ撮像面上の点a1,a2に結像される。
【0040】この結像点の位置は、映像信号出力から判
断可能であり、この点a1,点a2と撮像素子中心点
O′,O″の関係を、撮像素子面上の撮像素子中心点を
基準点とした座標で表現してやり、この座標を記憶手段
18に書き込めば良い。すなわち、点a1はa1(y
1、z1)と、点a2はa2(y2、z2)と言うかた
ちで光軸ズレ量を表現してやり、記憶手段18に書き込
む。
【0041】また、書き込む際のデ−タの形式として
は、例えば撮影系3aを基準撮影系に設定し、基準撮影
系3aに対する撮影系3bの相対的なズレ量を書き込む
方法がまず考えられる。
【0042】この様な方法を用いれば、基準撮影系3a
からの画像信号に対するレジストレ−ション補正は行わ
ず、撮影系3bからの画像信号に対してのみレジストレ
−ション補正を行えば良く、処理が簡単になるという効
果がある。
【0043】また、二つの撮影系3a,3b以外に、光
学的誤差の少ない基準となる撮影系を設定し、基準光学
系に対する二つの撮影系3a,3bのズレ量を書き込ん
でも良い。
【0044】さらに、前記光学的誤差の少ない基準とな
る撮影系の代わりに、二つの撮影系3a,3bの設計値
を用いても良い。
【0045】本発明においては、撮影系の光軸ズレや倍
率差等の情報を記憶しておくだけでなく、輻輳駆動時に
おける、輻輳駆動モ−タとギヤ等のガタによって生じる
撮影系の揺動を、輻輳角変化に応じて記憶しておき、前
記記憶情報によって前記揺動成分を補正している。
【0046】図5を用いて、上記状況を詳しく説明す
る。また、図1や他の図と同一番号は同一部材を示して
おり、説明は省略する。
【0047】図5において、輻輳角を変化させるための
輻輳駆動モ−タ7a,7bは、輻輳駆動モ−タ7a,7
bの回転をある減速比にて減速し、一定回転数に対する
輻輳の角度変化量を小さくしてやり、精度を向上させる
ためのギヤ列28a,28bに接続されている。ギヤ列
28a,28bは撮影系3a,3bを保持するための、
撮影系保持部材29a,29bに接続されている。
【0048】ここで、ギヤ列28a,28b中のシャフ
ト部30a,30bは、保持台31と嵌合しており、シ
ャフト部30a,30bと保持台31との間には一般的
に、ある一定量のガタが存在する。また、ギヤ列28
a,28bを構成するギヤ同士においてもガタが存在
し、さらに、ギヤと撮影系保持部材との間にも接続ガタ
が存在する。
【0049】この様なガタが存在することにより、撮影
系3a,3bは輻輳駆動時において、水平及び垂直方向
に揺動してしまう。
【0050】撮影系3a,3bが揺動すると、当然の事
ながら撮影画面にズレを生じ、画像の合成を行う際にさ
らに補正を施さなければならない。
【0051】そこで、この様なメカニカルな駆動による
揺動は、ある固有の揺動を示すことに着目し、この固有
の揺動によって生じるズレ量を予め測定しておき、測定
により求めた輻輳角変化に対する撮影系の揺動を記憶手
段18に書き込んでおき、この揺動量と、ズ−ミングや
フォ−カシング等によって変化する変化量とをたし合わ
せた後に、撮像素子からの画像信号を補正してやれば良
い。
【0052】次に、温度・湿度や撮像装置の姿勢差等、
撮影条件が変化した時の補正方法について、図2を用い
て説明する。
【0053】図2において、図1と同一番号は同一部材
を示している為、同一部材の説明は省略する。同図にお
いて、撮像装置には、温度・湿度・姿勢等を測定する為
の測定手段22が配置されている。この測定手段22か
らの温度・湿度・姿勢等の情報は、補正デ−タ記憶手段
23へと送られる。補正デ−タ記憶手段には、各温度・
湿度・姿勢によるピント変化量や焦点距離変化量及び光
軸変化量等の変化デ−タが格納されており、送られてき
た測定デ−タにもとずいて、これら変化デ−タを記憶手
段18へと出力する。記憶手段18では通常状態にて補
正されるべき焦点距離量や光軸ズレ量等の補正デ−タに
加えて、補正デ−タ記憶手段23からの撮影条件変化デ
−タにより、画像信号を補正する。
【0054】この様な、動作を行うことにより、どの様
な撮影条件下においても迅速な画像処理を行うことが可
能となる。
【0055】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、撮
影レンズの製造・組立等におけるバラツキによって、焦
点距離やFナンバ−、さらには撮影レンズ光軸角等が異
なる二つの撮影レンズを使用した場合においても、撮影
レンズ間の差を良好に補正し得るので、二つの撮影レン
ズからの映像信号を合成処理する場合において、処理を
簡略化することができ、処理スピ−ドを向上することが
可能となる、と言う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を説明するための構成図
である。
【図2】本発明の第2の実施例である撮影条件変化時の
補正方法を説明する為の構成図である。
【図3】レジストレ−ションずれの演算方法を説明する
為のフロ−チャ−トである。
【図4】光軸ズレの測定方法を説明する為の説明図であ
る。
【図5】輻輳駆動時の揺動状態を説明する説明図であ
る。
【符号の説明】
1 被写体面 2a,2b 撮影レンズ光軸 3a,3b 撮影系 4a,4b 第1レンズ群 5a,5b 第2レンズ群 6a,6b 第3レンズ群 7a,7b 撮像素子 8a,8b 輻輳駆動モ−タ 9a,9b ズ−ム駆動モ−タ 10a,10b フォ−カス駆動モ−タ 11a,11b 輻輳角エンコ−ダ 12a,12b ズ−ムエンコ−ダ 13a,13b フォ−カスエンコ−ダ 14a,14b A/D変換器 15a,15b メモリ 16a,16b 信号処理回路 17 CPU 18 記憶手段 19 制御デ−タ記憶手段 20 記録手段 21 出力手段 22 測定手段 23 補正デ−タ記憶手段 24 シフト処理部 25 画像メモリ 26 減算処理部 27 チャ−ト 28a,28b ギヤ 29a,29b 撮影系保持部材 30a,30b シャフト部 31 保持台

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の撮影系を有し、前記複数の撮影系
    に任意の輻輳角を与える輻輳角制御手段を有する撮像装
    置において、前記複数の撮影系中に基準となる撮影系を
    設定し、前記基準となる撮影系の光学的パラメ−タと、
    前記基準となる撮影系以外の撮影系の光学的パラメ−タ
    との差を記憶する記憶手段を有することを特徴とする撮
    像装置。
  2. 【請求項2】 複数の撮影系を有し、前記複数の撮影系
    に任意の輻輳角を与える輻輳角制御手段を有する撮像装
    置において、前記複数の撮影系以外に基準となる撮影系
    を設定し、前記基準となる撮影系の光学的パラメ−タ
    と、前記複数の撮影系の光学的パラメ−タとの差を記憶
    する記憶手段を有することを特徴とする撮像装置。
  3. 【請求項3】 複数の撮影系を有し、前記複数の撮影系
    に任意の輻輳角を与える輻輳角制御手段を有する撮像装
    置において、前記複数の撮影系の光学的パラメ−タと、
    前記複数の撮影系の光学的設計値との差を記憶する記憶
    手段を有することを特徴とする撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記光学的パラメ−タとは、焦点距離・
    Fナンバ−・フォ−カシング情報・撮影レンズ光軸角を
    含む光学系の諸情報であることを特徴とする請求項1か
    ら3のうちいずれか1つの請求項記載の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記記憶手段の情報をもとに、前記撮像
    装置からの画像信号を補正することを特徴とする請求項
    1から3のうちいずれか1つの請求項記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記撮像装置は、撮影条件の変化を測定
    する為の測定手段と、前記測定手段からの情報をもと
    に、前記記憶手段の情報を補正する為の補正手段を有す
    ることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか1つ
    の請求項記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 複数の撮影系を有し、前記複数の撮影系
    に任意の輻輳角を与える輻輳角制御手段を有する撮像装
    置において、前記輻輳角制御手段による輻輳角駆動時に
    おいて、前記撮影系の揺動状態を記憶する記憶手段を有
    することを特徴とする撮像装置。
  8. 【請求項8】 複数の撮影系を有し、前記複数の撮影系
    に任意の輻輳角を与える輻輳角制御手段を有する撮像装
    置において、前記複数の撮影系中に基準となる撮影系を
    設定し、前記基準となる撮影系の光学的パラメ−タと、
    前記基準となる撮影系以外の撮影系の光学的パラメ−タ
    との差を記憶する記憶手段と、前記記憶手段の情報をも
    とに、前記撮像装置からの画像信号を補正する補正手段
    と、補正した画像信号を記録する記録手段と、補正した
    画像信号を出力する出力手段を有することを特徴とする
    撮像装置。
  9. 【請求項9】 複数の撮影系を有し、前記複数の撮影系
    に任意の輻輳角を与える輻輳角制御手段を有する撮像装
    置において、前記複数の撮影系以外に基準となる撮影系
    を設定し、前記基準となる撮影系の光学的パラメ−タ
    と、前記複数の撮影系の光学的パラメ−タとの差を記憶
    する記憶手段と、前記記憶手段の情報をもとに、前記撮
    像装置からの画像信号を補正する補正手段と、補正した
    画像信号を記録する記録手段と、補正した画像信号を出
    力する出力手段を有することを特徴とする撮像装置。
  10. 【請求項10】 複数の撮影系を有し、前記複数の撮影
    系に任意の輻輳角を与える輻輳角制御手段を有する撮像
    装置において、前記複数の撮影系の光学的パラメ−タ
    と、前記複数の撮影系の光学的設計値との差を記憶する
    記憶手段と、前記記憶手段の情報をもとに、前記撮像装
    置からの画像信号を補正する補正手段と、補正した画像
    信号を記録する記録手段と、補正した画像信号を出力す
    る出力手段を有することを特徴とする撮像装置。
  11. 【請求項11】 前記補正手段は、前記複数の撮影系中
    基準となる撮影系を設定し、前記基準となる撮影系以外
    の撮影系からの画像信号を、前記基準となる撮影系から
    の画像信号に合わせる様に補正することを特徴とする請
    求項8から10のうちいずれか1つの請求項記載の撮像
    装置。
JP5248557A 1993-09-10 1993-09-10 撮像装置 Pending JPH0787385A (ja)

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