JPH078731U - 体重計 - Google Patents
体重計Info
- Publication number
- JPH078731U JPH078731U JP3899993U JP3899993U JPH078731U JP H078731 U JPH078731 U JP H078731U JP 3899993 U JP3899993 U JP 3899993U JP 3899993 U JP3899993 U JP 3899993U JP H078731 U JPH078731 U JP H078731U
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- Japan
- Prior art keywords
- weight value
- weight
- value
- measured weight
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 利用者が測定を繰り返すだけで、自己の測定
体重値の変化の様子を確認できる体重計を提供すること
を目的とする。 【構成】 毎回の測定体重値は個人データメモリ7に蓄
積される。制御部6は、今回の測定体重値と個人データ
メモリ7から読み出した過去の測定体重値を参照して、
複数回の測定体重値の変化の傾向を計算し、推移表示部
11によって測定体重値の変化の傾向がグラフィック表
示される。したがって、利用者は推移表示部11の表示
内容を確認するだけで、体重値の変化の傾向を確認でき
る。
体重値の変化の様子を確認できる体重計を提供すること
を目的とする。 【構成】 毎回の測定体重値は個人データメモリ7に蓄
積される。制御部6は、今回の測定体重値と個人データ
メモリ7から読み出した過去の測定体重値を参照して、
複数回の測定体重値の変化の傾向を計算し、推移表示部
11によって測定体重値の変化の傾向がグラフィック表
示される。したがって、利用者は推移表示部11の表示
内容を確認するだけで、体重値の変化の傾向を確認でき
る。
Description
【0001】
本考案は体重計に関するものである。
【0002】
実開平5−43034号公報には、測定体重と標準体重値とを比較して、痩せ 肥満を判定する機能を有したチェッカー機能付き体重計が示されている。これは 、利用者ごとの標準体重値を予め設定しておくと、測定の度に自己の標準体重値 が書き込まれている記憶エリアを指定するだけで、標準体重値の設定操作を測定 の度に実施せずに済み、操作性の良好なものである。
【0003】
このような従来の体重計では、毎回の測定値と標準体重値とを比較して痩せ肥 満を判定できるけれども、毎回の読み取った測定体重値を紙などにメモして、書 き留めておいて、それを利用者自身が比較判断して日常の自己の体重変化を把握 しなければ成らないものである。
【0004】 本考案は利用者が測定を繰り返すだけで、自己の測定体重値の変化の様子を確 認できる体重計を提供することを目的とする。
【0005】
本考案の体重計は、複数回の測定体重値の変化の傾向を計算する制御部と、前 記制御部によって制御されて測定体重値の変化の傾向を表示する表示部を設けた ことを特徴とする。
【0006】
この構成によると、複数回の測定体重値に基づいて制御部が体重値の変化の傾 向を計算し、その計算結果を表示部が表示する。したがって、利用者は表示部の 表示内容を確認するだけで、体重値の変化の傾向を確認することができる。
【0007】
以下、本考案の実施例を図1〜図5に基づいて説明する。 本考案の体重計は図1に示すように構成されている。
【0008】 荷重変換器1に作用した荷重は、この荷重変換器1で電気信号に変換され、A /D変換器2でデジタル変換されてホールド部3に入力される。ホールド部3で は計重値がバランスしているかどうかを判定して、計重値の変化が規定条件を満 足していない場合にはそのときどきの計重値をそのまま出力し、計重値の変化が 前記の規定条件を満足した場合にはそのときの計重値を保持して出力する。ホー ルド部3の出力している計重値は、ワンチップマイクロコンピュータ4を介して 体重表示器5に出力されている。
【0009】 マイクロコンピュータ4は制御部6と個人データメモリ7を有している。マイ クロコンピュータ4の入力側には第1,第2のスイッチSW1,SW2が接続さ れ、マイクロコンピュータ4の出力側には前述のように体重表示器5が接続され ている。体重表示器5には、制御信号8に基づいて体重値をデジタル表示する体 重表示部9と、体重値の推移の様子を制御信号10に基づいてグラフィック表示 する推移表示部11などの表示エレメントが設けられている。
【0010】 前記の個人データメモリ7は、複数の利用者の測定体重値を区別して記憶する メモリエリアを有しており、以下の説明では2人の利用者の測定体重値の推移が 管理できるようにNo.1の記憶エリアとNo.2の記憶エリアが設定されてい るとして説明する。
【0011】 制御部6は図2に示すように構成されている。 この体重計では、体重値の推移のグラフィック表示を利用しない第1の運転モ ードと、体重値の推移のグラフィック表示を利用する第2の運転モードを有して いる。第1の運転モードの利用者は第1,第2のスイッチSW1,SW2のうち の第1のスイッチSW1を操作して踏台に乗る。
【0012】 第1のスイッチSW1が操作されると、制御部6は#1で第1,第2のスイッ チSW1,SW2のうちの何れかが操作されたことを検出して、#2でその他の 必要個所へ給電を開始する。#3では#1で操作を検出したスイッチが何れのス イチであるかを判定する。第1の運転モードの場合には、第1のスイッチSW1 が操作されたと#3で判定して、次いで#4を実行する。#4ではホールド部3 の出力している測定体重値が、体重表示器5の体重表示部9でデジタル表示され る。#5では、#2からまたはホールド部3でバランスしたことが検出されてか ら規定時間が経過したかどうかを判定し、#5で規定時間の経過を検出するまで #4と#5を繰り返し実行する。利用者は体重表示部9の表示から測定体重値を 読み取れる。#5で規定時間が経過したことを検出すると、#11では#2で給 電を開始した部分への給電を終了して節電している。
【0013】 第2の運転モードの利用者は第1,第2のスイッチSW1,SW2のうちの第 2のスイッチSW2を操作して踏台に乗る。 第2のスイッチSW2が操作されると、制御部6は#1で第1,第2のスイッ チSW1,SW2のうちの何れかが操作されたことを検出して、#2でその他の 必要個所へ給電を開始する。#3では#1で操作を検出したスイッチが何れのス イチであるかを判定する。第2の運転モードの場合には、第2のスイッチSW2 が操作されたと#3で判定して、次いで#6を実行する。#6では第2のスイッ チSW2の操作に続いて第1のスイッチSW1が操作されたかどうかを判断して いる。続いて第1のスイッチSW1が操作されなかったと#6で検出された場合 には、個人データメモリ7のNo.1の記憶エリアの内容が制御部6に過去の測 定体重値として読み込まれる。#8では、#4と同様にホールド部3の出力して いる測定体重値が、体重表示器5の体重表示部9でデジタル表示される。#9で は、ホールド部3でバランスしたことが検出された最新の測定体重値を、個人デ ータメモリ7のうちの該当の記憶エリア、ここではNo.1の記憶エリアに書き 込むとともに、制御部6は最新の測定体重値とNo.1の記憶エリアの過去の測 定体重値とに基づいて移動平均値を計算し、その結果を推移表示部11で表示す る。具体的には、第2のスイッチSW2だけを操作して第1のスイッチSW1を 操作しなかった利用者の場合に、#6までは図3の(a)に示すように体重表示 器5の体重表示部9に“1”と“NO”を表示させてNo.1の記憶エリアに対 する読み書き状態にある旨を利用者に知らせる。測定体重値が“65.0Kg” の場合には図3の(b)に示すように体重表示器5の体重表示部9の“NO”が 消えるとともに測定体重値の“65.0Kg”がデジタル表示される。
【0014】 制御部6が移動平均値の算出に際して最新の過去10回の測定体重値を使用す るようにプログラムされている場合には、第1回目〜第10回目の測定体重値の 平均値A1 は基準値として取り扱われて、この平均値A1 と第5回目〜第15回 目の測定体重値の平均値A2 とが比較されて測定体重値の推移が判断されている 。
【0015】 推移表示部11の第1の表示場所P1 には図4の(b)に示すように基準値で ある旨を表すグラフィック表示として水平線“ − ”が表示されている。平均 値A2 を求めるのに必要な第15回目の体重測定が完了した時点では、図4の( c)に示すように推移表示部11の第2の表示場所P2 に平均値A1 と平均値A 2 とが比較されて、この例では平均体重値が増加していることを表すグラフィッ ク表示として上が尖った三角マーク“ △ ”が表示されている。平均値A1 と 平均値A2 とを比較して、平均体重値が減少していた場合には、下が尖った三角 マーク“ ▽ ”が第2の表示場所P2 に表示され、平均値A1 と平均値A2 と を比較して、平均体重値の変化が無い場合には水平線“ − ”が続いて第2の 表示場所P2 にも表示される。以下、同様にして推移表示部11の第3の表示場 所P3 〜第5の表示場所P5 に“ − ”“ △ ”“ ▽ ”のうちの適当な グラフィック表示が実施される。第35回目の測定が完了した場合には、それま で第1の表示場所P1 に表示されていた“ − ”のグラフィック表示が消去さ れて、表示場所が1つづつ左側にシフトされて、平均値A5 と平均値A6 との比 較結果が第5の表示場所P5 に、最新の5個の移動平均値の推移が推移表示部1 1に順に表示されるように構成されている。
【0016】 #10では、#2からまたはホールド部3でバランスしたことが検出されてか ら規定時間が経過したかどうかを判定し、#10で規定時間の経過を検出するま で#8,#9と#10を繰り返し実行する。第2の運転モードでは、利用者は体 重表示器5の体重表示部9にその回の測定体重値がデジタル表示され、推移表示 部11には自己の測定体重値の推移の様子がグラフィック表示され、健康管理に 役立てることができる。#10で規定時間が経過したことを検出すると、#11 では#2で給電を開始した部分への給電を終了して節電している。
【0017】 第2の運転モードを選択した利用者が、第1のスイッチSW1を操作した場合 には、#6でこの第1のスイッチSW1の操作が検出されて、#7を実行してか ら#8と#9のルーチンを実行する。#7では#9で移動平均値の計算に使用す る過去の測定体重値の読み出しならびに今回の測定体重値の書き込みを、No. 2の記憶エリアに対して実施し、No.1の記憶エリアを使用する利用者とは区 別して二人の測定体重値の推移の様子を個別にグラフィック表示して、健康管理 に役立てることができる。
【0018】 上記の実施例では、グラフィック表示のマークとして“ − ”“ △ ”“ ▽ ”を使用したが、図5に示すように水平の矢印“ → ”右上がりの矢印 や左下がりの矢印などのように、その他のマークを使用して測定体重値の推移を グラフィック表示することもできる。
【0019】 上記の実施例では制御部6が移動平均値を計算して推移表示部11に表示する ように構成したが、平均値の算出については移動平均に限定されるものではなく 、適当な重み付けで処理するなど、その他の算出方法によることもできる。ある いは、平均値を計算せずに毎回の測定値を前回の測定値と比較して、測定体重値 の推移を表示するように制御部6を構成することもできる。
【0020】 上記の実施例では、二人の測定体重値の推移の様子を個別にグラフィック表示 する場合を例に挙げて説明したが、同様に、三人以上の複数人の測定体重値の推 移の様子を個別にグラフィック表示させることもできる。
【0021】
以上のように本考案によると、複数回の測定体重値の変化の傾向を計算する制 御部と、前記制御部によって制御されて測定体重値の変化の傾向を表示する表示 部を設けたため、複数回の測定体重値に基づいて制御部が体重値の変化の傾向を 計算し、その計算結果を表示部が表示する。したがって、利用者は表示部の表示 内容を確認するだけで体重値の変化の傾向を確認することができ、従来のように 毎回の読み取った測定体重値を紙などにメモして書き留めておいて、利用者自身 が自己の体重の推移の様子を確認しなければならなかった現状と比較すると、操 作性が良好で、しかも健康管理に必要なデータを利用者に提供できる高機能の体 重計であると云える。
【図1】本考案の体重計の構成図である。
【図2】同体重計の要部のフローチャート図である。
【図3】同体重計の体重表示器の表示例の説明図であ
る。
る。
【図4】同体重計の体重測定回数と移動平均値との関係
の説明図である。
の説明図である。
【図5】別の実施例の体重表示器の表示例の説明図であ
る。
る。
4 ワンチップマイクロコンピュータ 5 体重表示器 6 制御部 7 個人データメモリ 11 推移表示部〔表示器〕
Claims (2)
- 【請求項1】 複数回の測定体重値の変化の傾向を計算
する制御部と、前記制御部によって制御されて測定体重
値の変化の傾向を表示する表示部を設けた体重計。 - 【請求項2】 複数回の測定体重値に基づいて測定体重
値の移動平均値を計算する制御部と、前記制御部によっ
て制御されて移動平均値の変化の傾向を表示する表示部
を設けた体重計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3899993U JPH078731U (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 体重計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3899993U JPH078731U (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 体重計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078731U true JPH078731U (ja) | 1995-02-07 |
Family
ID=12540835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3899993U Pending JPH078731U (ja) | 1993-07-16 | 1993-07-16 | 体重計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078731U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006201049A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Yamato Scale Co Ltd | 計量機器 |
JP2009063306A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Tanita Corp | 測定装置 |
-
1993
- 1993-07-16 JP JP3899993U patent/JPH078731U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006201049A (ja) * | 2005-01-21 | 2006-08-03 | Yamato Scale Co Ltd | 計量機器 |
JP4689282B2 (ja) * | 2005-01-21 | 2011-05-25 | 大和製衡株式会社 | 計量機器 |
JP2009063306A (ja) * | 2007-09-04 | 2009-03-26 | Tanita Corp | 測定装置 |
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