JP4689282B2 - 計量機器 - Google Patents

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本発明は、重量式選別装置および組合せ計量装置等の計量機器に関する。
重量式選別装置や組合せ計量装置等の計量機器では、計量された物品の重量値を、操作者が目視できるように表示する機能は必要である。例えば、重量不良品が頻発した場合、操作者が重量値の推移をみて重量不良品が頻発する原因を追及し、生産ラインを早急に正常化する必要があるためである。このような計量機器では、物品の重量を計量し、その都度、計量された物品の重量値を操作設定表示器の表示画面に表示している。この従来の表示画面では、例えば図1において、連続して計量された複数個の重量値を表示する領域2が無い以外は、図1のディスプレイ画面1と同様であり、現在計量されている物品の重量値が表示される表示領域3と、集計データの表示領域4と、種々のスイッチの表示領域5〜8とを有している。集計データとしては、これまでに得られた重量値の平均値、標準偏差、最小値、最大値、レンジ(最大値−最小値)を算出し、それらを集計データの表示領域4に表示することが一般的に行われている。
特開2000−292248号公報 特開2002−165764号公報 特開2002−177223号公報 特開2003−61934号公報
しかしながら、高速運転される重量式選別装置の計量速度は、600パック/分以上に達しようとしている。例えば、600パック/分の計量速度においてその都度計測される重量値を表示する場合には、例えば図1の表示領域3に表示される重量値の表示を1秒間に10回切り替えることになる。また、組合せ計量装置では、180パック/分以上の計量能力の機器が出現しており、180パック/分では重量値の表示を1秒間に3回切り替えることになる。これらの高速運転される計量機器では、表示された重量値の目視判別が困難になってきている。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、高速運転される計量機器において、表示される重量値の目視判別を容易に行うことができる計量機器を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明の計量機器は、順次、物品の重量値を求める計量機器であって、今回求められた物品の重量値から(n−1)回前に(nは複数)求められた物品の重量値までのn個の重量値を求められた順に並べて画面に表示する表示手段と、物品の重量値を求める度に、前記物品の重量値が所定重量範囲内にあるか、前記所定重量範囲の上限値より大きいか、前記所定重量範囲の下限値より小さいかを判定する判定手段とを備え、前記表示手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記所定重量範囲内にある物品の重量値と、前記所定重量範囲の上限値より大きい物品の重量値と、前記所定重量範囲の下限値より小さい物品の重量値とを、それぞれ前記n個の重量値の並び方向と垂直方向にずらした位置に表示することにより、それぞれ識別可能な状態で表示するように構成されている。
また、本発明の計量機器は、順次、物品の重量値を求める計量機器であって、今回求められた物品の重量値から(n−1)回前に(nは複数)求められた物品の重量値までのn個の重量値を求められた順に並べて画面に表示する表示手段と、物品の重量値を求める度に、前記物品の重量値が所定重量範囲内にあるか、前記所定重量範囲の上限値より大きいか、前記所定重量範囲の下限値より小さいかを判定する判定手段とを備え、前記表示手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記所定重量範囲内にある物品の重量値と、前記所定重量範囲の上限値より大きい物品の重量値と、前記所定重量範囲の下限値より小さい物品の重量値とを、それぞれ識別可能な状態で表示するように構成されるとともに、前記所定重量範囲の下限値より小さい物品の重量値に代えて、所定のマークを表示するように構成されている。
この構成によれば、計量機器が高速運転されて物品の重量値を求める間隔が非常に短時間になっても、複数個の重量値を求められた順に並べて表示するようにしているため、各重量値の表示時間が長くなり、重量値の目視判別が容易になる。
また、表示される複数のそれぞれの重量値が所定重量範囲内にあるか、所定重量範囲の上限値より大きいか、あるいは所定重量範囲の下限値より小さいかを容易に判別することができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、高速運転される計量機器において、表示される重量値の目視判別を容易に行うことができるという効果を奏する。
以下、本発明の好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
この実施の形態1で説明する計量機器は、重量式選別装置である。図3(a)は、本発明の実施の形態における重量式選別装置を側方から視た構成の概略を示す模式図であり、図3(b)は、同重量式選別装置を上方から視た構成の概略を示す模式図である。図4は、同重量式選別装置の構成の概略を示すブロック図である。
本実施の形態の重量式選別装置は、包装機等から図示されないコンベアによって搬送されてくる物品をその重量によって選別し振り分ける装置である。
加速コンベア21は、包装機等から図示されないコンベアによって順次搬送されてくる包装品等の物品(P)を受け取り、コンベア21上の物品の間隔をほぼ一定に調整するために備えられており、図示されないコンベアによって搬送されてくる物品の間隔がほぼ一定である場合には、加速コンベア21は不要である。送込みコンベア22は、加速コンベア21によって順次搬送されてくる物品を受け取り、計量コンベア23へ移送する。計量コンベア23は、送込みコンベア22によって搬送されてくる物品を受け取り、振分コンベア24へ移送する。計量コンベア23はロードセル等からなる重量センサ20によって支持されていて、重量センサ20によって計量コンベア23上の物品の重量が計量される。ここでは、送込みコンベア22側の計量コンベア23の端部に設けられている物品検出センサ19の検出信号に基づいて、物品が計量コンベア23上の所定位置に移送されてきたときに重量センサ20によって計量されるように構成されている。また、物品検出センサ19として、光センサが用いられている。
振分コンベア24は、計量コンベア23によって順次搬送されてくる物品を受け取り、移送する。この振分コンベア23上で振分装置25によって物品が振り分けられる。振分コンベア24の両側および搬送方向には振り分けられた物品が入れられるバスケット30a,30b,30cが配置される。ここでは振分装置25として、振分コンベア24の両サイドに配置されているフリッパによって、搬送方向の左右両側および搬送方向の3方向に振り分ける、いわゆるフリッパ方式の振分装置が装着されている。なお、フリッパ方式の振分装置25に代えて、エアージェット、プッシャー等、他の方式の振分装置であってもよい。
電装品収納ボックス26は、その前面の上部に操作設定表示器12が嵌め込まれるようにして取り付けられ、側面にプリンタ13が取り付けられ、内部には制御装置10が収納されている。この制御装置10は、図4に示すように、制御部11と、I/F(インターフェイス)回路14と、I/O回路15と、A/D変換回路16と、モータ制御回路17と、振分装置駆動回路18とを備えている。
制御部11は、CPU等からなる演算制御部111と、RAM及びROM等のメモリからなる記憶部112とを有している。記憶部112には、運転用プログラム、運転用設定データである多数の動作パラメータのデータ、重量センサ20により計測される物品の重量値を蓄積した重量値データ、及び集計データ等が記憶される。演算制御部111は、記憶部112に記憶されている運転用プログラムを実行して、重量式選別装置の全体の制御を行う。また、物品検出センサ19の検出信号をI/O回路15によって所定レベルの検出信号に変換して取得する。また、重量センサ20の計量信号をA/D変換回路16によってA/D変換して取得し、その値(重量値)を記憶部112に記憶させる。例えば、演算制御部111は、重量センサ20、物品検出センサ19及び記憶部112のデータに基づいて、モータ制御回路17と振分装置駆動回路18とを制御する。演算制御部111は、モータ制御回路17を制御することで、加速コンベア21、送込みコンベア22、計量コンベア23、振分コンベア24のそれぞれの駆動用モータを制御する。また、振分装置駆動回路18を制御することで、所定のバスケット30a〜30c内へ物品が振り分けられるように、振分装置25の動作を制御する。また、I/F回路14を介して前後工程の外部装置(例えば前工程の包装機)との信号の送受信を行う。また、操作設定表示器12から信号を入力するとともに、操作設定表示器12へ表示するデータ等の信号を出力し、プリンタ13へ印字するデータ等の信号を出力する。
操作設定表示器12は、重量式選別装置の操作およびその動作パラメータの設定等を行うための入力手段と、この入力手段や物品の重量値、集計データ等を例えばタッチスクリーン式のディスプレイ画面1に表示する表示手段とを備えている。
プリンタ13は、一般的な印字装置であり、操作設定表示器12のディスプレイ画面1に表示された入力手段を操作(タッチ操作)することにより入力される信号により、演算制御部111を介して操作可能である。例えば、操作設定表示器12の入力手段からの信号により、記憶部112に記憶されている動作パラメータのデータ、重量センサ20により計測される物品の重量値を蓄積した重量値データ、及び集計データ等を印字することができる。
以上のように構成された本実施の形態における重量式選別装置の動作について説明する。重量式選別装置の動作は制御部11の制御によって実現される。
包装機等から図示されないコンベアによって搬送されてきた物品は、順次連続して加速コンベア21上に搬送され、物品同士の間隔が一定に調整される。加速コンベア21から搬送されてきた物品は、順次連続して送込みコンベア22上に搬送され、計量コンベア23に移送される。送込みコンベア22から計量コンベア23への物品の搬送は物品検出センサ19によって検出される。計量コンベア23上に物品が搬入されると、この物品が計量コンベア23を支持する重量センサ20によって計量される。なお、ここでは、計量コンベア23の重量をオフセットするように重量センサ20の零点調整がなされている。
重量センサ20による物品の重量値(計量信号)はA/D変換回路16を介して演算制御部111に送信される。そして、演算制御部111では、物品の重量値に基づいて振分装置駆動回路18を制御することで振分装置25の動作を制御し、物品をバスケット30a〜30cに振り分ける。具体的には、演算制御部111では、重量値が、予め定められた所定重量範囲内であると「適量」な物品と判定し、重量値が所定重量範囲の上限値を超えると「過量」な物品と判定し、重量値が所定重量範囲の下限値より少ないと「不足」な物品と判定し、振分装置25によってそれぞれの該当するバスケット30a〜30cに振り分けられるように、振分装置駆動回路18を制御する。例えば、「適量」な物品はバスケット30aに、「過量」な物品はバスケット30bに、「不足」な物品はバスケット30cに振り分けられる。また、演算制御部111は、重量値およびその判定結果を記憶部112に記憶させる。さらに、演算制御部111は、これまでに得られた重量値の平均値、標準偏差、最小値、最大値、レンジ(最大値−最小値)を集計データとして算出し、それらの集計データを記憶部112に記憶させる。
図1は、本発明の実施の形態における計量機器の操作設定表示器12のディスプレイ画面1の表示例を示す図である。
操作設定表示器12は、演算制御部111を介して記憶部112に記憶されている種々のデータを読み出して、ディスプレイ画面1に表示する。図1に示されたディスプレイ画面1の表示例では、画面上部に複数個(本例では10個)の重量値が表示される連続データ表示領域2を設け、中央部に現在計量されている物品の重量値が表示される表示領域3を設け、その下方に集計データの表示領域4を設け、さらにその下方にスイッチ表示領域5〜8を設けている。
画面上部の連続データ表示領域2以外の表示機能は、一般的な重量式選別装置の操作設定表示器にある機能である。表示領域4には、これまでに得られた重量値の平均値、標準偏差、最小値、最大値、レンジ(最大値−最小値)が集計データとして表示される。スイッチ表示領域5の「停止」は重量式選別装置の運転の開始・停止を行うためのON−OFFスイッチである。運転中の表示は「停止」で、タッチすると運転が停止し、表示は「開始」に変わる。スイッチ表示領域6の「零調」は重量センサ20の零点調整を開始させるための零補正開始スイッチ、スイッチ表示領域7の「印字」はプリンタ13にデータの印字を行わせるためのスイッチ、スイッチ表示領域8の「切替」は、表示領域4に表示されるデータの表示方法(数値での表示やグラフ化した表示)を切り替えたり、表示領域4あるいはディスプレイ画面1全体を他のデータ表示画面に切り替えるための切り替えスイッチである。これらの表示領域5〜8に表示されたスイッチが、前述の入力手段の一部である(他のデータ表示画面に入力手段の他の一部が表示される)。スイッチ表示領域8の切り替えスイッチをタッチすることで、記憶部112に記憶されている例えば動作パラメータのデータの表示画面に切り替えることができ、その画面上で動作パラメータの設定や変更も行うことができる。
画面上部の連続データ表示領域2では、物品の計量が行われると、それ以前に計量された物品の重量値を、表示画面上を右方向にシフトさせて右端に表示されてあった重量値の表示を削除し、一番新しく計量した物品の重量値を左端に表示させるようにして、10回分の物品の重量値を表示させている。画面中央の表示領域3に表示されている「50.1g」は、現在、「50.1g」の物品を計測したことを示しており、画面上部の表示領域2の左端に表示されている重量値と一致している。この連続データ表示領域2では、現在の重量値と過去9回分の物品の重量値とを見ることができる。図1では、前回の物品の重量値は「50.0g」、前々回の物品の重量値は「49.8g」であったことを示している。画面上部の表示領域2の右端に表示されている「50.2g」は9回前の物品の重量値である。
さらに、ここでは、「適量」の場合の重量値の表示位置を、連続データ表示領域2において、重量値のシフト方向と垂直な方向(上下方向)での略中央部分とし、「不足」の場合の重量値の表示位置を「適量」の表示位置に比べて下段にし、「過量」の場合の重量値の表示位置を「適量」の表示位置に比べて上段にして、重量値の過不足の状態を視覚的に捉えやすく表示するようにしている。図1の表示例では、所定重量範囲である「適量」の物品の重量範囲は50.0gから55.0gとして、物品の重量値が50.0gより小さいと「不足」とし、物品の重量値が55.0gよりも大きいと「過量」としている。前々回の重量値の「49.8g」は「不足」であり、5回前の重量値の「65.4g」は「過量」であったことが容易に識別できる。
図2に、前回の計量時から今回(現在)の計量時までの連続データ表示領域2の重量値の表示がシフトされる様子の一例を示す。このように、シフトされて表示されることで、連続データ表示領域2を継続して見ると、物品の重量値が、左から右に流れているように見える。このように表示するための構成は、例えば電光掲示板において文字が左から右へ流れるように表示される構成と同様にして実現できる。なお、図2に示された中間時点における表示を省略し、前回計量時の表示から今回計量時の表示に直接切り替わるようにしてもよい。また、先の説明では、操作設定表示器12は、演算制御部111を介して記憶部112に記憶されているデータを読み出して、ディスプレイ画面1に表示するものとしたが、例えば、連続データ表示領域2についてのみ考えると、操作設定表示器12内に、連続データ表示領域2内の表示位置に対応して、表示するデータが内部の所定の領域に記憶される記憶領域を有する表示メモリを設けておき、計量される度に、演算制御部111が、重量値およびその判定結果を記憶部112に記憶させるとともに操作設定表示器12へ送信するようにし、操作設定表示器12(表示手段)は、演算制御部111からの重量値とその判定結果のデータを取得して、表示メモリの記憶領域内の所定領域に表示データとして記憶し、その表示データの記憶されている領域に基づいて連続データ表示領域2内での表示位置が決められて重量値が表示されるようにしてもよい。この場合、表示メモリの記憶領域内で各表示データの記憶されている領域が順次移っていくようにする(記憶領域内のある領域についてみれば記憶データが順次更新される)ことで、連続データ表示領域2に表示される重量値の位置が順次シフトされる。
本実施の形態によれば、連続データ表示領域2に最近に計量された複数個の重量値を計量順に並べて表示するようにしたことにより、各重量値の表示時間が長くなり、高速運転される重量式選別装置においても、表示される重量値の目視判別が容易になる。これにより、重量不良品が頻発した場合、操作者は重量値の推移をみて重量不良品が頻発する原因を追及し、生産ラインを早急に正常化することが可能となる。重量不良品が頻発する場合、主に重量式選別装置の前段の装置(充填機、製品の成型機、包装機など)の運転開始時等には調整不良などによって前段の装置が安定して動作できていないことが原因となることが多く、操作者は、表示された重量値を見て、「過量」であるか、「不足」であるかを知ることができ、重量不良品が発生する原因(例えば前段の装置の調整不良等)を特定しやすくなる。
また、本実施の形態では、連続データ表示領域2を横長の領域とし、複数個の重量値を横方向に並べて表示するようにしたが、連続データ表示領域2を縦長の領域とし、複数個の重量値を縦方向に並べて表示するようにしてもよい。この場合、「適量」、「過量」、「不足」のそれぞれの場合の重量値の表示位置を、左右にずらすようにすることで、「適量」、「過量」、「不足」のそれぞれの場合の重量値を容易に識別できる。この場合、縦長の連続データ表示領域において、例えば、一番新しく計量した物品の重量値を上端に表示させるようにし、順次、下方向へシフトさせ、「適量」の場合の重量値の表示位置を、重量値のシフト方向と垂直な方向(左右方向)での略中央部分とし、「不足」の場合の重量値の表示位置を「適量」の表示位置に比べて右側にずらし、「過量」の場合の重量値の表示位置を「適量」の表示位置に比べて左側にずらして、重量値の過不足の状態を視覚的に捉えやすく表示するようにすればよい。
また、本実施の形態では、連続データ表示領域2において、「適量」、「過量」、「不足」のそれぞれの場合の重量値を容易に識別可能にするため、「適量」の場合の重量値の表示位置に対し、「過量」、「不足」の場合のそれぞれの重量値の表示位置をずらすようにしたが、このように表示位置をずらすことなく、他の方法によって容易に識別できるようにしてもよい。例えば、「不足」の場合は重量値の下に線を付加し、「過量」の場合は重量値の上に線を付加し、「適量」の場合はいずれの線も付加せずに重量値のみを表示するようにしてもよい。あるいは、ディスプレイ画面1がカラー表示の場合、「適量」、「過量」、「不足」のそれぞれの場合の重量値の表示色を異ならせることにより識別できるようにしてもよい。例えば、重量値自体の表示色を、「適量」の場合は青色、「不足」の場合は赤色、「過量」の場合は黄色にする。あるいは、「適量」、「過量」、「不足」のそれぞれの場合の重量値の背景色を異ならせることにより識別できるようにしてもよい。例えば、各重量値の背景部分(例えば各重量値の表示領域2a)の色を、「適量」の場合は青色、「不足」の場合は赤色、「過量」の場合は黄色にし、重量値自体の表示色をそれら以外の色(例えば黒色)にする。
また、上記では、連続データ表示領域2において、「適量」、「過量」、「不足」の3通りの重量値の識別が容易となるようにしたが、同様にして、所定重量範囲内の重量値(「適量」の場合の重量値)と所定重量範囲外の重量値(「非適量」の場合の重量値)の2通りの識別が容易となるようにしてもよい。この場合、操作者は「非適量」の場合の重量値をみて、「過量」であるか、「不足」であるかを判断することができる。
(実施の形態2)
この実施の形態2で説明する計量機器は、組合せ計量装置である。図5は、本発明の実施の形態における組合せ計量装置の構成を示す概略模式図である。
本実施の形態の組合せ計量装置は、装置上部の中央に、外部の供給装置50から供給される物品を振動によって放射状に分散させる円錐形の分散フィーダ51が設けられている。分散フィーダ51の周囲には、分散フィーダ51から送られてきた物品を振動によって各供給ホッパ53に送りこむためのリニアフィーダ52が設けられている。リニアフィーダ52の下方には、複数の供給ホッパ53及び計量ホッパ54がそれぞれ対応して設けられ、円状に配置されている。供給ホッパ53はリニアフィーダ52から送りこまれた物品を受け取り、その下方に配置された計量ホッパ54が空になるとゲートを開いて計量ホッパ54へ物品を投入する。計量ホッパ54にはロードセル等の重量センサ55が取り付けられており、この重量センサ55が計量ホッパ54内の物品の重量を計測する。制御部61による組合せ演算により複数の計量ホッパ54の中から排出すべきホッパの組合せが求められ、図示されない包装機等からの排出要求信号を入力すると、その組合せに該当する計量ホッパ54から物品が集合シュート56上へ排出される。集合シュート56は、計量ホッパ54の下方に設けられ、また、その下部には集合ファンネル57が配設されている。また、分散フィーダ51上の物品の量を検出するために、例えば光電式のレベルセンサ58が設けられている。
制御部61は、CPU等からなる演算制御部611と、RAM及びROM等のメモリからなる記憶部612とで構成されている。記憶部612には、運転用プログラム、運転用設定データである多数の動作パラメータのデータ、その他重量値データ等が記憶される。演算制御部611は、記憶部612に記憶されている運転用プログラムを実行して、外部の供給装置50の制御および組合せ計量装置の全体の制御を行うとともに組合せ演算を行う。組合せ演算では、複数の計量ホッパ54の中から排出すべき計量ホッパ54の組合せが1つ求められる。また、演算制御部611は、それぞれの振動制御回路(図示せず)を介して分散フィーダ51、リニアフィーダ52の動作を制御する。また、ゲート駆動回路(図示せず)を介して供給ホッパ53および計量ホッパ54のそれぞれのゲートの開閉を行うためのパルスモータを制御する。また、計量ホッパ54に取り付けられた重量センサ55による計測値をA/D変換回路(図示せず)を介して取得する。また、A/D変換回路(図示せず)を介して入力される光学式レベルセンサ58の信号を入力する。また、それぞれのI/F回路(図示せず)を介して、外部の供給装置50や組合せ計量装置の下方に配置される包装機(図示せず)等と信号の送受信を行う。また、操作設定表示器59から信号を入力するとともに、操作設定表示器59へ表示するデータ等の信号を出力し、プリンタ60へ印字するデータ等の信号を出力する。
操作設定表示器59は、実施の形態1の重量式選別装置における操作設定表示器12と同様に、組合せ計量装置の操作およびその動作パラメータの設定等を行うための入力手段と、この入力手段や、組合せ重量値及びその組合せ重量値の判定結果(適量、過量、不足)等を例えばタッチスクリーン式のディスプレイ画面に表示する表示手段とを備えている。
プリンタ60は、一般的な印字装置であり、操作設定表示器59のディスプレイ画面に表示された入力手段を操作(タッチ操作)することにより入力される信号により、演算制御部611を介して操作可能である。
以上のように構成された本実施の形態における組合せ計量装置の動作について説明する。組合せ計量装置の動作は制御部61の制御によって実現される。
まず、物品は、供給装置50によって組合せ計量装置の上方に搬送されてきて、分散フィーダ51上に載せられる。そして、分散フィーダ51の振動によって放射状に分散されて、分散フィーダ51に続くリニアフィーダ52を介して円状に複数配置された供給ホッパ53に物品が送られる。各供給ホッパ53の下方に位置する計量ホッパ54が空の場合に、各供給ホッパ53の物品が計量ホッパ54に投入される。演算制御部611は、組合せ演算を行い、包装機等からの排出要求信号を入力すると、組合せ演算で求めた組合せの計量ホッパ54のゲートを開閉させ、物品を集合シュート56上へ排出させる。物品は集合シュート56上を滑り集合ファンネル57で集められて、包装機等へ送出される。
演算制御部611では、それぞれの重量センサ55による重量値に基づいて組合せ演算を行う。この組合せ演算では、複数の計量ホッパ54の中から、重量センサ55により計測された物品の重量値の合計が、目標重量以上であり、かつ目標重量と最も差が小さくなる計量ホッパの組合せを1つ求める。そして、その組合せに応じた重量値の合計(組合せ重量値)が、所定重量範囲(予め定められ目標重量を下限値とする所定の重量範囲)内であると「適量」と判定し、組合せ重量値が所定重量範囲の上限値を超えると「過量」と判定する。また、組合せ演算において求められるべき組合せが無い場合、すなわち、全ての計量ホッパ54内の物品の重量値の合計が目標重量に達しない場合は、「不足」と判定する。以上のようにして求めた組合せ重量値およびその判定結果を記憶部612に記憶させる。「不足」と判定した場合は、その判定結果と、全ての計量ホッパ54内の物品の重量値の合計とを、記憶部612に記憶させる。また、「不足」と判定した場合は、計量ホッパ54へ物品の追加投入を行って再度組合せ演算が行われる。演算制御部611は、所定回数(例えば5回)連続して「不足」と判定すると、組合せ計量装置自体に物品が供給されていないと判断し、組合せ計量装置の動作を停止させるとともに、例えば外部の供給装置50に物品供給を催促するための信号を出力する。そして、レベルセンサ58により物品の供給が検出されると動作を復帰させる。また、組合せ計量装置には、過量排出可という設定項目があり、「過量」と判定された場合でも、過量排出可の設定がなされていれば、その組合せの計量ホッパ54からの排出が行われる。過量排出可の設定がなされていなければ、計量ホッパ54へ物品の追加投入を行って再度組合せ演算が行われる。
操作設定表示器59では、そのディスプレイ画面に、組合せ演算が行われる度に、そのときの組合せ重量値を所定領域(図1の表示領域3を参照)に表示するとともに、その判定結果(「適量」、「過量」、「不足」の旨)を、判定結果表示領域(例えばそのときの組合せ重量値を表示する所定領域のすぐ下の領域)に表示する。ただし、「不足」と判定された場合は、全ての計量ホッパ54内の物品の重量値を加算しても目標重量に達しない場合であり、その場合の組合せ重量値(全ての重量値の合計)は表示しても意味が無いため、値は表示せず、値の代わりに数値表記なしのマーク(例えば「――」)を表示するようにしている。以上の表示機能は、一般的な組合せ計量装置の操作設定表示器にも存在する機能である。
これ以外に、本実施の形態における操作設定表示器59では、実施の形態1における操作設定表示器12の連続データ表示領域2と同様の連続データ表示領域を設け、最近に計量および算出された複数個の組合せ重量値を順番に並べて表示するようにしている。ただし、「不足」と判定された場合は、その場合の組合せ重量値(全ての重量値の合計)を表示してもよいし、組合せ重量値の代わりに前述の数値表記なしのマーク(例えば「――」)を表示するようにしてもよい。
本実施の形態によれば、連続データ表示領域に最近に計量および算出された複数個の組合せ重量値を順番に並べて表示するようにしたことにより、各組合せ重量値の表示時間が長くなり、高速運転される組合せ計量装置においても、組合せ重量値の目視判別が容易になる。これにより、操作者が組合せ重量値の推移をみて組合せ重量値が「過量」や「不足」となる原因(例えば、前段の供給装置50の調整不良や、組合せ計量装置のフィーダ51,52の動作不良等)を追及し、生産ラインを早急に正常化することが可能となる。また、例えば、表示される複数個の組合せ重量値が、「適量」すなわち所定重量範囲内ではあるが、総じて大きい、あるいは徐々に大きくなる傾向がある場合や、所定重量範囲内ではあるが徐々に小さくなる傾向がある場合には、計量ホッパ54への物品の供給量が適当な量ではないと考えられ、計量ホッパ54への物品の供給量を調整する(例えば、前段の供給装置50の調整や、組合せ計量装置のフィーダ51,52の動作不良を改善する処置等を行う)ことで、所定重量範囲内の組合せが無くなるという状態を回避できる。
また、実施の形態1の場合と同様、複数個の組合せ重量値を表示する連続データ表示領域を横長の領域とし、複数個の組合せ重量値を横方向に並べて表示するようにしてもよいし、連続データ表示領域を縦長の領域とし、複数個の組合せ重量値を縦方向に並べて表示するようにしてもよい。
また、実施の形態1の場合と同様、連続データ表示領域において、「適量」、「過量」、「不足」のそれぞれの場合の組合せ重量値を容易に識別可能にするため、それぞれの場合の組合せ重量値の表示位置をずらすようにしてもよいし、他の方法によって容易に識別できるようにしてもよい。例えば、「不足」の場合は組合せ重量値の下に線を付加し(「不足」の組合せ重量値を表示する場合)、「過量」の場合は組合せ重量値の上に線を付加し、「適量」の場合はいずれの線も付加せずに組合せ重量値のみを表示するようにしてもよい。あるいは、ディスプレイ画面がカラー表示の場合、「適量」、「過量」、「不足」のそれぞれの場合の組合せ重量値の表示色を異ならせることにより識別できるようにしてもよい。例えば、組合せ重量値自体の表示色を、「適量」の場合は青色、「不足」の場合は赤色(「不足」の組合せ重量値を表示する場合)、「過量」の場合は黄色にする。あるいは、「適量」、「過量」、「不足」のそれぞれの場合の組合せ重量値の表示領域の背景色を異ならせることにより識別できるようにしてもよい。例えば、各組合せ重量値の背景部分(例えば図1の各重量値の表示領域2a参照)の色を、「適量」の場合は青色、「不足」の場合は赤色(組合せ重量値を表示する場合)、「過量」の場合は黄色にし、組合せ重量値自体の表示色をそれら以外の色(例えば黒色)にする。なお、以上において、「不足」の場合に、数値表記なしのマークを表示する場合には、そのマークを表示するだけで、「適量」や「過量」の場合と容易に識別できるので、前述のようにその表示位置を他の場合と異ならせたり、線を付加したり、マーク自体の色や背景色を異ならせたりしなくてよいが、前述の「不足」の組合せ重量値を表示する場合と同様にして、数値表記なしのマークを表示するようにしてもよい。
本発明は、高速運転される重量式選別装置や組合せ計量装置等の計量機器として有用である。
本発明の実施の形態1における計量機器の操作設定表示器のディスプレイ画面の表示例を示す図である。 操作設定表示器のディスプレイ画面の連続データ表示領域における重量値の表示がシフトされる様子の一例を示す図である。 (a)は本発明の実施の形態1における計量機器を側方から視た構成の概略を示す模式図であり、(b)は同計量機器を上方から視た構成の概略を示す模式図である。 本発明の実施の形態1における計量機器の構成の概略を示すブロック図である。である。 本発明の実施の形態2における計量機器の構成の概略を示す模式図である。である。
符号の説明
1 ディスプレイ画面
2 連続データ表示領域
3 現在計量されている物品の重量値の表示領域
4 集計データの表示領域
5〜8 スイッチ表示領域
12 操作設定表示器
59 操作設定表示器

Claims (2)

  1. 順次、物品の重量値を求める計量機器であって、
    今回求められた物品の重量値から(n−1)回前に(nは複数)求められた物品の重量値までのn個の重量値を求められた順に並べて画面に表示する表示手段と、
    物品の重量値を求める度に、前記物品の重量値が所定重量範囲内にあるか、前記所定重量範囲の上限値より大きいか、前記所定重量範囲の下限値より小さいかを判定する判定手段とを備え、
    前記表示手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記所定重量範囲内にある物品の重量値と、前記所定重量範囲の上限値より大きい物品の重量値と、前記所定重量範囲の下限値より小さい物品の重量値とを、それぞれ前記n個の重量値の並び方向と垂直方向にずらした位置に表示することにより、それぞれ識別可能な状態で表示するように構成された、計量機器。
  2. 順次、物品の重量値を求める計量機器であって、
    今回求められた物品の重量値から(n−1)回前に(nは複数)求められた物品の重量値までのn個の重量値を求められた順に並べて画面に表示する表示手段と、
    物品の重量値を求める度に、前記物品の重量値が所定重量範囲内にあるか、前記所定重量範囲の上限値より大きいか、前記所定重量範囲の下限値より小さいかを判定する判定手段とを備え、
    前記表示手段は、前記判定手段による判定結果に基づいて、前記所定重量範囲内にある物品の重量値と、前記所定重量範囲の上限値より大きい物品の重量値と、前記所定重量範囲の下限値より小さい物品の重量値とを、それぞれ識別可能な状態で表示するように構成されるとともに、前記所定重量範囲の下限値より小さい物品の重量値に代えて、所定のマークを表示するように構成された、計量機器。
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