JP2000304597A - 組合せ計量計数装置 - Google Patents

組合せ計量計数装置

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JP2000304597A
JP2000304597A JP11110336A JP11033699A JP2000304597A JP 2000304597 A JP2000304597 A JP 2000304597A JP 11110336 A JP11110336 A JP 11110336A JP 11033699 A JP11033699 A JP 11033699A JP 2000304597 A JP2000304597 A JP 2000304597A
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hoppers
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Abstract

(57)【要約】 【課題】装置調整の目安となるデータの表示により、容
易に装置を調整できる組合せ計量装置を提供する。 【解決手段】装置調整の目安となるデータとして、被計
量物Mが排出されたホッパ10,12の排出ホッパ数の
平均値が表示される。したがって、その平均値が最適値
より多いと各ホッパ10,12への被計量物Mの供給不
足、少ないと供給過大と判断できるので、装置の計量精
度を向上させるために、この平均値が最適値となるよう
に各ホッパ10,12への被計量物Mの供給量を調整す
ればよいから、装置の調整が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、菓子や食品などの
被計量物を複数のホッパに分散し、各ホッパでの計量結
果から目標値に近い組合せとなるホッパを選択して被計
量物を排出させる組合せ計量計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、菓子や果物、形状が一定でな
い加工食品のように、個々の重量にばらつきのある被計
量物を、目標とする重量もしくは個数範囲内となるよう
に計量する組合せ計量装置が知られている。
【0003】この種の組合せ計量装置は、被計量物を送
給する複数の駆動フィーダと、複数のプールホッパと、
複数の計量ホッパおよびこれに連結された計量器とを備
え、各計量器の計量値を組合せ演算し、一定の許容範囲
内の重量となる計量ホッパの組合せを選択して、被計量
物を排出させる。
【0004】この場合、装置に付属するリモートコント
ローラの画面には、毎回の組合せ計量ごとに、得られた
商品の合計重量もしくは合計個数が数字で、また、各計
量ホッパの組合せへの参加状態が図形で表示される。こ
れらのデータは組合せ計量の実績データであるととも
に、装置を調整するために目安となるデータでもある。
つまり、作業者は、装置の計量能力を向上させるため
に、画面に表示されたデータを見て、被計量物の供給量
等の調整を行うことにより装置の計量精度・計量スピー
ドを最適化できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の組合せ
計量装置では、計量速度の増大に伴って高速で組合せ計
量を行う場合、画面の表示も高速で変化するので、目が
その変化に追いつけず、各計量ホッパの参加状態の読み
取りが困難であり、したがって装置の調整も困難であっ
た。
【0006】また、各計量ホッパの参加状態が一定の傾
向を示す場合、組合せ計量ごとの上記データだけでは、
装置を最適に調整するのが困難であった。
【0007】本発明は、上記の問題点を解決して、装置
調整の目安となるデータの表示により、容易に装置を調
整できる組合せ計量計数装置を提供することを目的とし
ている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の組合せ計量計数装置は、ホッパに収納さ
れた被計量物の計量値を組合せ演算して、一定の許容範
囲内となる組合せを選択する組合せ計量計数装置であっ
て、組合せ選択されて被計量物が排出された排出ホッパ
数の、複数回の組合せ計量の平均値を数字および/また
は図形で表示する表示手段を備えている。
【0009】上記組合せ計量計数装置によれば、装置調
整の目安となる被計量物が排出された排出ホッパ数の平
均値が表示される。このような平均値は従来まったく表
示されていなかった。したがって、その平均値が最適値
より多いと各ホッパへの被計量物の供給不足、少ないと
供給過大と判断できるので、装置の計量精度を向上させ
るために、この平均値が最適値となるように各ホッパへ
の被計量物の供給量を調整すればよいから、装置の調整
が容易になる。
【0010】請求項2の組合せ計量計数装置は、ホッパ
に収納された被計量物の計量値を組合せ演算して、一定
の許容範囲内となる組合せを選択する組合せ計量計数装
置であって、各計量値が安定化したか否かを判別する安
定判別手段と、安定化したと判別された安定ホッパ数を
数字および/または図形で表示する表示手段とを備えて
いる。したがって、装置調整の目安となる安定ホッパ数
が表示されるので、装置の調整が容易になる。
【0011】請求項3の組合せ計量計数装置は、ホッパ
に収納された被計量物の計量値を組合せ演算して、一定
の許容範囲内となる組合せを選択する組合せ計量計数装
置であって、各計量値が安定化したか否かを判別する安
定判別手段と、安定化したと判別された安定ホッパ数
の、複数回の組合せ計量の平均値を演算する安定数平均
演算手段と、前記安定化したと判別された安定ホッパ数
の平均値を数字および/または図形で表示する表示手段
とを備えている。
【0012】上記組合せ計量計数装置によれば、被計量
物が排出された排出ホッパ数の平均値が表示される場
合、その平均値が最適値より大きいと各ホッパへの被計
量物の供給不足、小さいと供給過大と判断できるから、
装置の計量精度を向上させるために、この平均値が最適
値となるように各ホッパへの被計量物の供給量を調整す
ればよいので、装置の調整が容易になる。また、安定化
したと判別された安定ホッパ数の平均値が表示される場
合、その平均値が設定値より大きいと、計量スピードを
上げる余地があると判断でき、設定値より小さいと計量
スピード、計量精度が悪化するため、この平均値が最適
値以上となるように計量スピード、設定重量範囲を調整
すればよいので、装置の調整が容易になる。
【0013】請求項4の組合せ計量計数装置は、請求項
1ないし3のいずれかにおいて、さらに、組合せ選択さ
れた合計計量値の平均値を演算する合計計量値平均演算
手段と、計量スピードを演算する計量スピード演算手段
とを備え、前記表示手段は、前記合計計量値の平均値と
前記計量スピードを同時に表示する。したがって、合計
計量値の平均値と計量スピードの表示により、計量精度
と計量スピードの両方を同時に確認できるので、装置の
調整が容易になる。
【0014】請求項5の組合せ計量計数装置は、ホッパ
に収納された被計量物の計量値を組合せ演算して、一定
の許容範囲内となる組合せを選択する組合せ計量計数装
置であって、各計量値が安定化したか否かを判別する安
定判別手段と、前記安定判別手段によって安定化したと
判断された組合せ計量ごとの安定ホッパ数、組合せ選択
された組合せ計量ごとの合計計量値、組合せ計量ごとの
計量スピード、および前記被計量物が排出されたホッパ
の組合せ計量ごとの排出ホッパ数を、複数の時系列で同
時に表示する表示手段とを備えている。
【0015】上記組合せ計量計数装置によれば、安定ホ
ッパ数、合計計量値、計量スピードおよび排出ホッパ数
を複数の時系列で同時に表示するので、作業者は目で見
て頭の中で大体の各数値の平均化ができ、平均化した数
値を表示しなくとも、装置の稼働状況の傾向を把握でき
るから、装置の調整が容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
したがって説明する。図1は本発明の一実施形態に係る
組合せ計量装置を示す一部切断した概略正面図である。
図1において、搬送コンベア1によって搬送されてきた
被計量物Mは、投入シュート2を介して平坦な円錐状の
分散フィーダ3上に供給される。この分散フィーダ3は
加振器4の駆動により振動されて被計量物Mを分散させ
る。分散フィーダ3の下方周囲には加振器8を各々有す
る複数の放射フィーダ7が放射状に配置され、この各放
射フィーダ7の先端部下方には、複数のプールホッパ9
が各駆動フィーダ7に個々に対応させて円形に配置され
ている。さらに、プールホッパ9の下方には、複数の計
量ホッパ10が各プールホッパ9に個々に対応させて円
形に配設され、その下方に、複数のブースタホッパ12
が各計量ホッパ10に個々に対応させて円形に配設され
ている。上記プールホッパ9、計量ホッパ10およびブ
ースタホッパ12には、これらの下部排出口を開閉する
ゲート13,14,15,16が備えられている。
【0017】上記各放射フィーダ7は分散フィーダ3か
ら受けた被計量物Mを振動によって対応するプールホッ
パ9に供給し、プールホッパ9は、投入された被計量物
Mを一時的にプールしたのちに、この被計量物Mをゲー
ト13の開動により排出して計量ホッパ10に供給す
る。
【0018】上記計量ホッパ10は、この計量ホッパ1
0内の被計量物Mの重量を計量するロードセルのような
計量器11を介して、後述するケース23に支持されて
いる。計量ホッパ10の下方には、計量ホッパ10から
排出された被計量物Mを一時収納するブースタホッパ1
2が設けられ、そのブースタホッパ12の下方には、計
量ホッパ10または/およびブースタホッパ12から排
出された被計量物Mを中央下部に集める集合排出シュー
ト17が配置されている。集合排出シュート17の下端
排出口にはタイミングホッパ18が連結されている。後
述する選択された計量ホッパ10およびブースタホッパ
12から排出された被計量物Mは、集合排出シュート1
7により集合された上で、タイミングホッパ18を通っ
て包装機19に供給されて包装される。なお、ブースタ
ホッパ12は設けない場合もある。
【0019】上記の各構成はつぎのように支持されてい
る。すなわち、支持架台20上に載置された本体フレー
ム21に、複数の支持脚22を介してケース23が支持
されており、このケース23の上部に、投入シュート
2、分散フィーダ3、放射フィーダ7およびプールホッ
パ9が配設されている。ケース23内には、計量器11
や、プールホッパ9、計量ホッパ10およびブースタホ
ッパ12の図示しない制御部や駆動機などが収納されて
いる。
【0020】各計量ホッパ10で計量された被計量物M
は、ブースタ側ゲート14の開動により、対応するブー
スタホッパ12に計量値とともに移されるか、またはシ
ュート側ゲート15の開動により、集合排出シュート1
7に排出される。空になった計量ホッパ10には、プー
ルホッパ9から被計量物Mが供給される。計量ホッパ1
0とブースタホッパ12とを合わせた全ホッパについて
組合せ演算がなされ、この組合せ演算により選択された
ホッパから排出される被計量物Mは、集合排出シュート
17で集合されたのち、タイミングホッパ18を通って
包装機19に供給される。
【0021】図2は上記実施形態の制御系の構成を示す
ブロック図である。この組合せ計量装置は、計量ホッパ
10に収納された被計量物Mを計量する複数の計量器1
1であるロードセル30-1〜30-n、ロードセル30-1
〜30-nから取り出された計量信号をそれぞれ増幅する
増幅器31、計量信号が入力するマルチプレクサ32、
A/D変換器34、例えばDSP(Digital Signal Proc
essor)37の一部からなる安定判別手段35、装置全体
を制御する制御部(CPU)40、およびこのCPU4
0とケーブル48で接続されているリモートコントロー
ルユニット49を備えている。
【0022】複数のロードセル30-1〜30-nから出力
された計量信号は、増幅器31により増幅され、マルチ
プレクサ32に入力される。各信号は、DSP37から
のチャネル切換制御信号c1 を受けたマルチプレクサ3
2により選択的に取り出され、DSP37からのサンプ
リング制御信号c2 によってA/D変換器34で順次サ
ンプリングされてディジタル信号に変換され、安定判別
手段35を介して、CPU40に入力される。ブースタ
ホッパ12に収納された被計量物Mの計量信号は、その
被計量物Mを投下した計量ホッパ10の当該計量信号を
CPU40内のメモリ38に一時的に記憶させて用いら
れる。
【0023】安定判別手段35は、各計量器11からの
計量信号が処理されたのち、その信号が示す計量値が組
合せに参加可能に安定化したか否かを判別する。すなわ
ち、各ホッパ10,12ごとにフラグ付きのメモリが設
けられており、計量ホッパ10においては、例えば計量
値5回分が記憶され、その間で各計量値が基準値内に収
束すると、フラグが立てられ、安定化したと判別され
る。また、ブースタホッパ12においては、対応する計
量ホッパ10のゲート14が開いて一定時間経過する
と、同様にフラグが立てられ、安定化したと判別され
る。ゲート14の開動は図示しないセンサにより検出す
る。このフラグを立てられたホッパ10,12が組合せ
に参加する。したがって、計量値5回分で安定しなかっ
た計量ホッパ10や被計量物Mが投入された直後のブー
スタホッパ12は組合せに参加しない。
【0024】CPU40に内蔵された組合せ演算手段3
6は、包装機19(図1)からの排出要求に応じて、安
定化したと判別された被計量物Mの計量値を組合せ演算
して、一定の許容範囲内となる組合せを選択する。そし
て、選択されたホッパ10,12の制御部に対して排出
指令信号OSが出力され、当該ゲート15-1〜15-n,
16-1〜16-nが開動されて、被計量物Mが集合排出シ
ュート17へ排出される。
【0025】CPU40とケーブル48で接続されてい
るリモートコントロールユニット49は、合計計量値平
均演算手段41、排出数平均演算手段42、安定数平均
演算手段43、計量スピード平均演算手段47、表示手
段44、データを入力するキーボード45、およびデー
タをプリントアウトするプリンタ46を備えている。
【0026】上記合計計量値平均演算手段41は、組合
せ計量ごとに、得られた商品の合計計量値の平均値を演
算する。上記安定数平均演算手段43は、安定化したと
判別された計量ホッパ10およびブースタホッパ12
の、組合せ計量ごとの安定ホッパ数の平均値を演算す
る。排出数平均演算手段42は、組合せ選択されて被計
量物が排出された計量ホッパ10およびブースタホッパ
12の、組合せ計量ごとの排出ホッパ数の平均値を演算
する。上記計量スピード平均演算手段58は、組合せ計
量ごとの計量スピード(単位時間当りの計量回数)の平
均値を演算する。表示手段44は、上記得られた商品の
合計計量値およびその平均値と、上記安定化したと判別
されたホッパ10,12の安定ホッパ数と、被計量物M
が排出されたホッパ10,12の排出ホッパ数と、上記
計量スピードとを数字で、安定ホッパ数の平均値、排出
ホッパ数の平均値および計量スピードの平均値を数字も
しくは図形またはその両方で表示する。
【0027】平均値の演算は、例えば、組合せ計量の過
去複数回(20〜40回)分の時系列データを用いた移
動平均法により行われる。この移動平均法では、例え
ば、組合せ選択されて被計量物Mが排出されたホッパの
排出数が、組合せ計量の過去20回分でa1,a2,a3,…
a20というような時系列の数値であるとき、これらa1
〜a20の平均値を演算し、次回の組合せ計量では、a2
〜a21の平均値を演算するというように、1回ずつ平均
値を移動させる。安定数平均演算、合計計量値平均演算
および計量スピード平均演算においても同様である。こ
れらの平均値により、計量精度、計量スピード等の装置
の稼働状況と、安定ホッパ数/排出ホッパ数との相関関
係もしくは傾向を知ることができる。
【0028】図3に、表示手段44の画面に表示された
一例を示す。毎回の組合せ計量ごとに、計量ホッパ(W
H)10とブースタホッパ(BH)12の安定状態や組
合せへの参加状態が図形で表示される。斜線のない丸数
字のホッパが組合せに参加したもの、斜線のある丸数字
のホッパが安定化したと判断されたもの、−のホッパは
安定化していないと判断されたものを示す。なお、停止
(STOP)、印刷(PRINT)等のように装置の運
転状態を図形で表示しており、運転状態に応じて当該図
形が点灯される。
【0029】図3の画面には、例えば、組合せ計量で組
合せ選択されて被計量物Mが排出された計量ホッパ10
およびブースタホッパ12の排出ホッパ数(DUMP HOPPE
R) 4個(図示50)、上記排出数平均演算手段42に
より演算された排出ホッパ数の平均値(MEAN)4.0個
(図示51)、安定化したと判別された計量ホッパ10
およびブースタホッパ12の安定ホッパ数(STABLE HOPP
ER) 14個(図示52)、上記安定数平均演算手段43
により演算された安定ホッパ数の平均値(MEAN)14.0
個(図示53)、得られた商品の合計計量値(TARGET WE
IGHT) 35.0g(図示54)、および上記合計計量値
平均演算手段41により演算された合計計量値の平均値
(MEAN)35.1g(図示55)が数字で表示される。
【0030】図4の画面には、図3の表示に加えて、例
えば、組合せ計量装置の計量スピード(SPEED) 120r
pm(1分間当りの計量能力)(図示56)、および上
記計量スピードの平均値(MEAN)119.2rpm(図示
57)が数字で表示され、安定ホッパ数、合計計量値、
計量スピードおよび排出ホッパ数のリアルタイムな各値
(もしくは平均値)が、組合せ計量ごとに計量サイクル
を横軸に同時系列にてグラフ化してある。なお、各グラ
フの中央値は、各値における最適値である。また、合計
計量値では設定重量範囲の上限値(UPPER) と下限値(LOW
ER) が表示されている。なお、ここで各最適値とは、合
計計量値にあっては目標計量値であり、排出ホッパ数と
安定ホッパ数では組合せ計量装置の計量器数から決まる
値、計量スピードでは設定もしくは外部からの連動信号
によって決まる値である。
【0031】被計量物Mが排出された排出ホッパ数の平
均値51が最適値より大きい場合には、各ホッパへの被
計量物Mの供給不足、最適値より小さい場合には供給過
大と判断できるので、装置の計量精度を向上させるため
に、この平均値51が上記最適値となるように、例えば
搬送コンベア1の搬送速度や駆動フィーダ7の振幅およ
び振動時間等を調整して、各ホッパへの被計量物Mの供
給量等を調整すればよいので、組合せ計量装置の調整が
容易になる。
【0032】また、安定化したと判別された安定ホッパ
数の平均値53が最適値より大きい場合には、計量スピ
ードを上げる余地があると判断でき、設定値より小さい
場合には、組合せに参加できるホッパが少なくなるた
め、計量精度が悪くなったり、合計計量値が設定範囲に
入らないため、被計量物の排出ができず、ひいては稼働
率が落ちるため、計量スピードが落ちることになる。こ
のため、この平均値53が上記最適値以上となるように
計量能力もしくは設定重量範囲を調整すればよいので、
装置の調整が容易になる。また、図4に示す実施例にお
いては、計量精度と計量スピードの両方を確認できるた
め、より一層装置の調整が容易になる。
【0033】なお、この実施形態では、安定化したと判
別された安定ホッパ数の平均値と、組合せ選択されて被
計量物が排出された排出ホッパ数の平均値の両方を数字
で表示しているが、数字に代えて、ホッパを配置数だけ
並べた図形を画面に示し、平均値に該当するホッパの数
だけその図形を点灯させて表示するようにしてもよい。
その場合、小数点以下の数値を図形表示するために、例
えばホッパの図形を複数のセグメントに分割し、小数点
以下の数値に該当するセグメントを点灯させることもで
きる。また、各平均値を最適値に対する相対的な大きさ
で色分けして表示してもよい。また、各平均値を音声に
よって案内してもよい。さらに、安定ホッパ数、排出ホ
ッパ数とその平均値を計量ホッパとブースタホッパとに
分けて表示、案内してもよい。
【0034】なお、この実施形態では、安定化したと判
別された安定ホッパ数の平均値と、組合せ選択されて被
計量物が排出された排出ホッパ数の平均値の両方を表示
しているが、安定化したと判別された安定ホッパ数の平
均値を省略してもよい。
【0035】なお、この実施形態では、安定化したと判
別された安定ホッパ数と、組合せ選択されて被計量物が
排出された排出ホッパ数を表示しているが、これらの表
示を省略してもよい。
【0036】また、この実施形態では、表示手段とキー
ボードを別構成にしてあるが、タッチパネルのようなも
ので、同一構成とすることも可能である。さらに、この
実施形態では、組合せ計量装置を例に説明したが、本発
明は、各計量ホッパの計量値を単品の重量で除して物品
の個数を求め、個数を組合せ演算して、許容範囲内とな
る組合せ個数を選択する組合せ計数装置にも同様に適用
できる。
【0037】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被計量
物が排出された排出ホッパ数の平均値が表示される。し
たがって、その平均値が最適値より多いと各ホッパへの
被計量物の供給不足、少ないと供給過大と判断できるの
で、装置の計量精度を向上させるために、この平均値が
最適値となるように各ホッパへの被計量物の供給量を調
整すればよいから、装置の調整が容易になる。また、安
定化したと判別された安定ホッパ数の平均値が表示され
る場合、その平均値が設定値より大きいと、計量スピー
ドを上げる余地があると判断でき、設定値より小さいと
計量スピード、計量精度が悪化するため、この平均値が
最適値以上となるように計量スピード、設定重量範囲を
調整すればよいので、装置の調整が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る組合せ計量装置を示
す一部切断した概略正面図である。
【図2】同実施形態の制御系を示すブロック図である。
【図3】同実施形態の表示画面の一例を示す図である。
【図4】同実施形態の表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
10…計量ホッパ(ホッパ)、11…計量器、12…ブ
ースタホッパ(ホッパ)、35…安定判別手段、36…
組合せ演算手段、42…排出数平均演算手段、43…安
定数平均演算手段、44…表示手段、47…計量スピー
ド平均演算手段、M…被計量物。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホッパに収納された被計量物の計量値
    を組合せ演算して、一定の許容範囲内となる組合せを選
    択する組合せ計量計数装置であって、 組合せ選択されて被計量物が排出された排出ホッパ数
    の、複数回の組合せ計量の平均値を数字および/または
    図形で表示する表示手段を備えた組合せ計量計数装置。
  2. 【請求項2】 ホッパに収納された被計量物の計量値
    を組合せ演算して、一定の許容範囲内となる組合せを選
    択する組合せ計量計数装置であって、 各計量値が安定化したか否かを判別する安定判別手段
    と、 安定化したと判別された安定ホッパ数を数字および/ま
    たは図形で表示する表示手段とを備えた組合せ計量計数
    装置。
  3. 【請求項3】 ホッパに収納された被計量物の計量値
    を組合せ演算して、一定の許容範囲内となる組合せを選
    択する組合せ計量計数装置であって、 各計量値が安定化したか否かを判別する安定判別手段
    と、 安定化したと判別された安定ホッパ数の、複数回の組合
    せ計量の平均値を演算する安定数平均演算手段と、 前記安定化したと判別された安定ホッパ数の平均値を数
    字および/または図形で表示する表示手段とを備えた組
    合せ計量計数装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおい
    て、 組合せ選択された合計計量値の平均値を演算する合計計
    量値平均演算手段と、 計量スピードを演算する計量スピード演算手段とを備
    え、 前記表示手段は、前記合計計量値の平均値と前記計量ス
    ピードを同時に表示する組合せ計量計数装置。
  5. 【請求項5】 ホッパに収納された被計量物の計量値
    を組合せ演算して、一定の許容範囲内となる組合せを選
    択する組合せ計量計数装置であって、 各計量値が安定化したか否かを判別する安定判別手段
    と、 前記安定判別手段によって安定化したと判断された組合
    せ計量ごとの安定ホッパ数、組合せ選択された組合せ計
    量ごとの合計計量値、および前記被計量物が排出された
    ホッパの組合せ計量ごとの排出ホッパ数を、複数の時系
    列で同時に表示する表示手段とを備えた組合せ計量計数
    装置。
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