JPH0787201B2 - 半導体装置 - Google Patents
半導体装置Info
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- JPH0787201B2 JPH0787201B2 JP5009633A JP963393A JPH0787201B2 JP H0787201 B2 JPH0787201 B2 JP H0787201B2 JP 5009633 A JP5009633 A JP 5009633A JP 963393 A JP963393 A JP 963393A JP H0787201 B2 JPH0787201 B2 JP H0787201B2
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- chip
- copper core
- bumps
- bump
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- H01L2224/10—Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
- H01L2224/15—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process
- H01L2224/16—Structure, shape, material or disposition of the bump connectors after the connecting process of an individual bump connector
- H01L2224/161—Disposition
- H01L2224/16151—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive
- H01L2224/16221—Disposition the bump connector connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked
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- H01L2224/73251—Location after the connecting process on different surfaces
- H01L2224/73253—Bump and layer connectors
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- H01L2224/92—Specific sequence of method steps
- H01L2224/921—Connecting a surface with connectors of different types
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- H01L2924/1615—Shape
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- H05K3/30—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
- H05K3/32—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
- H05K3/34—Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
- H05K3/341—Surface mounted components
- H05K3/3431—Leadless components
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- Wire Bonding (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体チップを基板に
フェースダウンボンディングするフリップチップ構造の
半導体装置に関する。
フェースダウンボンディングするフリップチップ構造の
半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体チップに電極接続用のはんだバン
プを形成するとともに、基板上にもはんだバンプに対応
する接続用電極を設け、はんだバンプと接続用電極とを
一括して接合する、いわゆるCCB法によるフリップチ
ップ構造の半導体装置の例としては、例えば特開平3−
16159号公報、特開平3−49246号公報、およ
び特開平3−18585号公報に記載があるがこれらに
ついて説明する。図5は特開平3−16159号公報の
例である。基板1にはまず貫通孔5が設けられその周囲
の半導体チップ2が接続される領域に複数の電極3と、
それらを取り囲むようにはんだ接合部4が設けられてい
る。貫通孔5のチップ接続面と反対側ははんだで封止で
きるようにメタライズ6が形成されている。半導体チッ
プ2はパッド上にはんだバンプ7が形成されておりチッ
プ周囲にははんだ接合部4に対応する様にはんだ枠8が
取付けられている。(図5a) 基板1の電極3に半導
体チップ2を位置決めしてから加熱炉に通して電極接続
と封止(以降チップシールと呼ぶ)を同時に行う。(図
5b) その後に貫通孔5をはんだ28により閉じて気
密封止する。(図5c) 図6は特開平3−49246
号公報の例である。シリコン配線基板9の中央部に半導
体チップ2がCCBバンプ10を介して実装されてい
る。半導体チップ2の素子形成面ははんだバンプ7の周
囲を囲む様に設けられた封止部11によって気密封止さ
れている。また、シリコン配線基板9がTAB用バンプ
13を介してフィルムキャリア12のリード14に接続
された、いわゆるTAB構造となっている。図7,図
8、および図9は特開平3−18585号公報の例であ
る。図7は液冷状態における半導体チップ2への冷却板
24が加圧接触している状態図である。基板1には半導
体チップ2がはんだバンプ7とはんだ枠8で接続されて
いる。同様に基板1は回路基板23に接続されている。
半導体チップ2の裏面に冷却板24がバネ27により押
しつけられ伝熱冷却が行なわれる。図8は半導体チップ
2または基板1に相当しその接続面から見た図である。
半導体チップで言えばはんだバンプ7とその周囲を囲む
様にはんだ枠8が設けられている。図9は図8のはんだ
枠8が半導体チップの各辺に分割して設けられた例であ
り、この場合にはチップシール構造とはなっていない。
これらの従来技術においてチップシール構造を採用する
ことは製品の使用状態におけるチップ素子形成面の汚染
を防止するという目的があった。また接続面積を極力増
大して熱伝導による放熱効果を出す事や、半導体チップ
にかかる圧力をはんだ枠8に分散してはんだバンプ7の
破壊を防止するという目的があった。
プを形成するとともに、基板上にもはんだバンプに対応
する接続用電極を設け、はんだバンプと接続用電極とを
一括して接合する、いわゆるCCB法によるフリップチ
ップ構造の半導体装置の例としては、例えば特開平3−
16159号公報、特開平3−49246号公報、およ
び特開平3−18585号公報に記載があるがこれらに
ついて説明する。図5は特開平3−16159号公報の
例である。基板1にはまず貫通孔5が設けられその周囲
の半導体チップ2が接続される領域に複数の電極3と、
それらを取り囲むようにはんだ接合部4が設けられてい
る。貫通孔5のチップ接続面と反対側ははんだで封止で
きるようにメタライズ6が形成されている。半導体チッ
プ2はパッド上にはんだバンプ7が形成されておりチッ
プ周囲にははんだ接合部4に対応する様にはんだ枠8が
取付けられている。(図5a) 基板1の電極3に半導
体チップ2を位置決めしてから加熱炉に通して電極接続
と封止(以降チップシールと呼ぶ)を同時に行う。(図
5b) その後に貫通孔5をはんだ28により閉じて気
密封止する。(図5c) 図6は特開平3−49246
号公報の例である。シリコン配線基板9の中央部に半導
体チップ2がCCBバンプ10を介して実装されてい
る。半導体チップ2の素子形成面ははんだバンプ7の周
囲を囲む様に設けられた封止部11によって気密封止さ
れている。また、シリコン配線基板9がTAB用バンプ
13を介してフィルムキャリア12のリード14に接続
された、いわゆるTAB構造となっている。図7,図
8、および図9は特開平3−18585号公報の例であ
る。図7は液冷状態における半導体チップ2への冷却板
24が加圧接触している状態図である。基板1には半導
体チップ2がはんだバンプ7とはんだ枠8で接続されて
いる。同様に基板1は回路基板23に接続されている。
半導体チップ2の裏面に冷却板24がバネ27により押
しつけられ伝熱冷却が行なわれる。図8は半導体チップ
2または基板1に相当しその接続面から見た図である。
半導体チップで言えばはんだバンプ7とその周囲を囲む
様にはんだ枠8が設けられている。図9は図8のはんだ
枠8が半導体チップの各辺に分割して設けられた例であ
り、この場合にはチップシール構造とはなっていない。
これらの従来技術においてチップシール構造を採用する
ことは製品の使用状態におけるチップ素子形成面の汚染
を防止するという目的があった。また接続面積を極力増
大して熱伝導による放熱効果を出す事や、半導体チップ
にかかる圧力をはんだ枠8に分散してはんだバンプ7の
破壊を防止するという目的があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のフリッ
プチップ構造の半導体装置は、半導体チップの電極には
んだバンプを形成し基板の電極と加熱接続する。この時
に両者の接続が完璧に行なわれる為にフラックスを使用
するが、チップシールした従来構造であるとフラックス
洗浄ができない欠点があった。また、最近のフリップチ
ップ実装に使用される半導体チップは、高集積,高速,
ハイパワーである為放熱方法を充分考慮しなければなら
ない。その場合基板とチップの接続した隙間に空気の流
れや液体の流れを作って直接冷却する方法が効率の良い
方法であるがこの方法が採用できない欠点があった。ま
た、従来のはんだバンプ構造はバンプがはんだだけでで
きている為動作時の温度上昇による基板と半導体チップ
面からの圧力に対して、あるいは温度サイクル等の熱応
力による平面方向のズレに対して弱くはんだ接続部が変
形してショートしたり破断したりする恐れがあった。更
にチップ内部への電源の供給はCCBバンプまたははん
だバンプだけから行われていた為基板の配線抵抗が高く
微小なCCBバンプまたははんだバンプの抵抗も高い為
全体としてかなりの抵抗を持っており電源電圧の降下を
生じる欠点を持っていた。GNDについても抵抗が高い
とノイズ発生の原因となる欠点を持っていた。また、最
近のチップでは高集積化に伴いその配線構造が複雑な多
層配線構造となっており、チップにバンプを形成するさ
いの取扱いによりチップの配線を破壊してしまうという
問題があった。
プチップ構造の半導体装置は、半導体チップの電極には
んだバンプを形成し基板の電極と加熱接続する。この時
に両者の接続が完璧に行なわれる為にフラックスを使用
するが、チップシールした従来構造であるとフラックス
洗浄ができない欠点があった。また、最近のフリップチ
ップ実装に使用される半導体チップは、高集積,高速,
ハイパワーである為放熱方法を充分考慮しなければなら
ない。その場合基板とチップの接続した隙間に空気の流
れや液体の流れを作って直接冷却する方法が効率の良い
方法であるがこの方法が採用できない欠点があった。ま
た、従来のはんだバンプ構造はバンプがはんだだけでで
きている為動作時の温度上昇による基板と半導体チップ
面からの圧力に対して、あるいは温度サイクル等の熱応
力による平面方向のズレに対して弱くはんだ接続部が変
形してショートしたり破断したりする恐れがあった。更
にチップ内部への電源の供給はCCBバンプまたははん
だバンプだけから行われていた為基板の配線抵抗が高く
微小なCCBバンプまたははんだバンプの抵抗も高い為
全体としてかなりの抵抗を持っており電源電圧の降下を
生じる欠点を持っていた。GNDについても抵抗が高い
とノイズ発生の原因となる欠点を持っていた。また、最
近のチップでは高集積化に伴いその配線構造が複雑な多
層配線構造となっており、チップにバンプを形成するさ
いの取扱いによりチップの配線を破壊してしまうという
問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
基板に信号・電源・GND用CCBバンプ、その周囲に
分割された大面積の円形の複数の電源・GND用接続部
とを設け、チップには信号・電源・GND用CCBバン
プおよび電源・GND用接続部とそれぞれ対応する位置
に接続部を設け、基板とチップをはんだにより接続した
ことを特徴としている。
基板に信号・電源・GND用CCBバンプ、その周囲に
分割された大面積の円形の複数の電源・GND用接続部
とを設け、チップには信号・電源・GND用CCBバン
プおよび電源・GND用接続部とそれぞれ対応する位置
に接続部を設け、基板とチップをはんだにより接続した
ことを特徴としている。
【0005】また、電源・GND用接続部と信号・電源
・GND用CCBバンプとを接続する基板上の配線導体
が全長にわたりチップ上の配線導体とはんだ接続されて
いることを特徴としている。
・GND用CCBバンプとを接続する基板上の配線導体
が全長にわたりチップ上の配線導体とはんだ接続されて
いることを特徴としている。
【0006】また、いずれの信号・電源・GND用CC
Bバンプおよび電源・GND用接続部の内部には銅コア
が埋め込まれている事を特徴としている。
Bバンプおよび電源・GND用接続部の内部には銅コア
が埋め込まれている事を特徴としている。
【0007】
【作用】上述した構成によれば、チップと基板とのはん
だ接続部に有機溶剤が進入することが可能であり、リフ
ロー時にはんだ接続部に付着したフラックスを洗浄によ
り除去することができる。また、チップ周囲に分割され
た大面積の電源、GND接続部が複数設けられている為
電源電圧降下並びにノイズ発生が最小限に抑えられる。
更にはんだ接続部面積が増大するので基板とチップの接
続強度が増加するとともに基板への熱伝導量が増大し放
熱性向上に寄与する。また、半導体チップ裏面または基
板面からの静的圧力,震動,衝撃,定加速試験等の機械
加速試験や温度サイクルの様な熱膨張差による熱応力発
生等によるはんだバンプ接続部の破壊防止が銅コアを内
蔵することによって可能となり信頼性を向上することが
できる。また、はんだバンプをチップ側でなくより取扱
いの容易な基板側に形成したのでチップの配線を破壊し
てしまうという問題がなくなった。
だ接続部に有機溶剤が進入することが可能であり、リフ
ロー時にはんだ接続部に付着したフラックスを洗浄によ
り除去することができる。また、チップ周囲に分割され
た大面積の電源、GND接続部が複数設けられている為
電源電圧降下並びにノイズ発生が最小限に抑えられる。
更にはんだ接続部面積が増大するので基板とチップの接
続強度が増加するとともに基板への熱伝導量が増大し放
熱性向上に寄与する。また、半導体チップ裏面または基
板面からの静的圧力,震動,衝撃,定加速試験等の機械
加速試験や温度サイクルの様な熱膨張差による熱応力発
生等によるはんだバンプ接続部の破壊防止が銅コアを内
蔵することによって可能となり信頼性を向上することが
できる。また、はんだバンプをチップ側でなくより取扱
いの容易な基板側に形成したのでチップの配線を破壊し
てしまうという問題がなくなった。
【0008】
【実施例1】図1,図2は本発明の実施例1の部分断面
図と部分平面図である。(図1は図2のA−A′線部の
部分断面図である。)以下、本実施例1の半導体装置を
図1,図2により説明する。アルミナ,窒化アルミニウ
ム等のセラミックからなる基板1の表面に円形の信号・
電源・GND用CCBバンプ10が銅コア15の表面に
はんだメッキされて形成されている。更に同一構造であ
り大口径のCCBバンプが電源・GND接続部17とし
てCCBバンプ10の周囲に形成されている。そして、
半導体チップ2が素子形成面を下方にしてはんだにより
基板1に接続されている。半導体チップ2のバンプとの
接続電極は半導体チップ2の表面にチタン,窒化チタ
ン,金の順に積層して形成したものである。そして、基
板周囲に枠状に形成されたシールリング16部とアルミ
ナ,窒化アルミニウム等のセラミックからなるキャップ
18とがAu−Sn共晶合金により接続され気密封止が
行なわれている。キャップ18は半導体チップ2を搭載
できる凹部形状を有し、その凹部低面19と半導体チッ
プ裏面とが、はんだ,Au−Sn共晶合金等により接続
されている。凹部低面19にはあらかじめ半導体チップ
2の裏面と接続するためのタングステンメタライズが施
されそのメタライズ部はキャップシール部20にスルー
ホール21を介して電気的導通が取られている。基板1
のチップ接続面の反対側にはニッケル,金の順にメッキ
された銅コアが形成されておりこの銅コアとセラミック
またはガラス−エポキシからなる回路基板23とがはん
だにより接続されている。基板1両面のCCBバンプ同
志の接続はスルーホール21で行なわれている。半導体
チップと基板とを確実に接続するためには各CCBバン
プの高さと表面状態が均一であることが重要であり、こ
のためスルーホール21はCCBバンプ直下からはずれ
た位置に設けられている。
図と部分平面図である。(図1は図2のA−A′線部の
部分断面図である。)以下、本実施例1の半導体装置を
図1,図2により説明する。アルミナ,窒化アルミニウ
ム等のセラミックからなる基板1の表面に円形の信号・
電源・GND用CCBバンプ10が銅コア15の表面に
はんだメッキされて形成されている。更に同一構造であ
り大口径のCCBバンプが電源・GND接続部17とし
てCCBバンプ10の周囲に形成されている。そして、
半導体チップ2が素子形成面を下方にしてはんだにより
基板1に接続されている。半導体チップ2のバンプとの
接続電極は半導体チップ2の表面にチタン,窒化チタ
ン,金の順に積層して形成したものである。そして、基
板周囲に枠状に形成されたシールリング16部とアルミ
ナ,窒化アルミニウム等のセラミックからなるキャップ
18とがAu−Sn共晶合金により接続され気密封止が
行なわれている。キャップ18は半導体チップ2を搭載
できる凹部形状を有し、その凹部低面19と半導体チッ
プ裏面とが、はんだ,Au−Sn共晶合金等により接続
されている。凹部低面19にはあらかじめ半導体チップ
2の裏面と接続するためのタングステンメタライズが施
されそのメタライズ部はキャップシール部20にスルー
ホール21を介して電気的導通が取られている。基板1
のチップ接続面の反対側にはニッケル,金の順にメッキ
された銅コアが形成されておりこの銅コアとセラミック
またはガラス−エポキシからなる回路基板23とがはん
だにより接続されている。基板1両面のCCBバンプ同
志の接続はスルーホール21で行なわれている。半導体
チップと基板とを確実に接続するためには各CCBバン
プの高さと表面状態が均一であることが重要であり、こ
のためスルーホール21はCCBバンプ直下からはずれ
た位置に設けられている。
【0009】この様な半導体装置を組み立てるには、例
えば次の様にする。まず、基板1と半導体チップ2をフ
リップチップボンダーでアライメントした後フラックス
を使用しながら窒素雰囲気中で加熱して基板上のCCB
バンプ10,大口径の電源・GND用接続部17と半導
体チップ2の接続電極とを接続する。その後有機溶剤で
洗浄して接続に使用したフラックスを除去する。次にシ
ールリング16上、チップ裏面上にAu−Snプリフォ
ームを置いてからキャップ18を乗せて加圧しながら窒
素雰囲気中で加熱しキャップシール部20を接続封止す
る。次に、セラミックまたはガラス−エポキシからなる
回路基板23に半導体チップ2が実装された基板1を通
常のリフロー法によりはんだ接続すると本発明の半導体
装置が完成する。
えば次の様にする。まず、基板1と半導体チップ2をフ
リップチップボンダーでアライメントした後フラックス
を使用しながら窒素雰囲気中で加熱して基板上のCCB
バンプ10,大口径の電源・GND用接続部17と半導
体チップ2の接続電極とを接続する。その後有機溶剤で
洗浄して接続に使用したフラックスを除去する。次にシ
ールリング16上、チップ裏面上にAu−Snプリフォ
ームを置いてからキャップ18を乗せて加圧しながら窒
素雰囲気中で加熱しキャップシール部20を接続封止す
る。次に、セラミックまたはガラス−エポキシからなる
回路基板23に半導体チップ2が実装された基板1を通
常のリフロー法によりはんだ接続すると本発明の半導体
装置が完成する。
【0010】ここで基板1上にCCBバンプを形成する
方法について説明する。まずアルミナまたは窒化アルミ
ニウムからなる基板を準備する。この基板のスルーホー
ル21となる部分にはタングステンペーストが埋め込ま
れ焼成されている。またバンプが作成される部分にはバ
ンプと基板の密着強度を上げるためタングステンのメタ
ライズが施されている。この基板の全面にメッキ電極と
なる薄い銅の下地層をスパッタ等により付着する。次に
ドライフィルム(レジスト膜)を基板に付着し、CCB
バンプ10、電源・GND接続部17,シールリング1
6,配線導体22の銅コアのパターンを有するマスクを
使い露光し、現像を行う。次に銅を電解メッキにより付
着し、ドライフィルム,下地層を除去すると銅コアが完
成する。次に半導体チップ側の銅コアにチップとの接続
用となるはんだをメッキする。回路基板23側の銅コア
も同様に形成されるが、回路基板側の銅コアにはニッケ
ルと金が順にメッキされて基板1が完成する。
方法について説明する。まずアルミナまたは窒化アルミ
ニウムからなる基板を準備する。この基板のスルーホー
ル21となる部分にはタングステンペーストが埋め込ま
れ焼成されている。またバンプが作成される部分にはバ
ンプと基板の密着強度を上げるためタングステンのメタ
ライズが施されている。この基板の全面にメッキ電極と
なる薄い銅の下地層をスパッタ等により付着する。次に
ドライフィルム(レジスト膜)を基板に付着し、CCB
バンプ10、電源・GND接続部17,シールリング1
6,配線導体22の銅コアのパターンを有するマスクを
使い露光し、現像を行う。次に銅を電解メッキにより付
着し、ドライフィルム,下地層を除去すると銅コアが完
成する。次に半導体チップ側の銅コアにチップとの接続
用となるはんだをメッキする。回路基板23側の銅コア
も同様に形成されるが、回路基板側の銅コアにはニッケ
ルと金が順にメッキされて基板1が完成する。
【0011】以上説明した本発明の実施例1によれば、
以下の効果を得ることができる。本発明のCCBバンプ
は銅コアを内蔵しメッキ被服されたはんだで基板と接続
するので接続時の加熱によりバンプ全体が溶けることが
なくハンダショートが防止できる。またこのことにより
製造の作業が容易となり品質が安定する。
以下の効果を得ることができる。本発明のCCBバンプ
は銅コアを内蔵しメッキ被服されたはんだで基板と接続
するので接続時の加熱によりバンプ全体が溶けることが
なくハンダショートが防止できる。またこのことにより
製造の作業が容易となり品質が安定する。
【0012】またチップと基板,基板と回路基板の間で
面に対して直角方向のが外力または内部応力に対して全
バンプの銅コアが力を受けて応力分散し、面に対して水
平方向のが外力または内部応力に対しては大口径の電源
・GND接続部17の銅コア15が大部分の力を受けて
内部のCCBバンプ10の破壊を防止する効果があり信
頼性が向上する。
面に対して直角方向のが外力または内部応力に対して全
バンプの銅コアが力を受けて応力分散し、面に対して水
平方向のが外力または内部応力に対しては大口径の電源
・GND接続部17の銅コア15が大部分の力を受けて
内部のCCBバンプ10の破壊を防止する効果があり信
頼性が向上する。
【0013】
【実施例2】次に本発明の実施例2を説明する。図3は
実施例2の部分断面図、図4は実施例2の部分平面図で
ある。(図3は図4のA−A′線部の部分断面図であ
る。)実施例1との違いは電源・GND接続部17と対
辺側の電源・GND接続部17を直接配線導体22で接
続すると共に半導体チップ2にもはんだ接続されている
点である。これにより電源・GNDがさらに強化され、
半導体チップ内の供給電源電圧降下とノイズ発生が抑制
される。その他の部分は実施例1と同じである。
実施例2の部分断面図、図4は実施例2の部分平面図で
ある。(図3は図4のA−A′線部の部分断面図であ
る。)実施例1との違いは電源・GND接続部17と対
辺側の電源・GND接続部17を直接配線導体22で接
続すると共に半導体チップ2にもはんだ接続されている
点である。これにより電源・GNDがさらに強化され、
半導体チップ内の供給電源電圧降下とノイズ発生が抑制
される。その他の部分は実施例1と同じである。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、半導体チ
ップ周辺の大口径のCCBバンプで電源とGND接続部
を構成する事によって、1)はんだ接続時のフラックス
を洗浄する有機溶剤の流通が確保できるのでフラックス
除去が可能となる。2)同様に冷却する時に空冷,液冷
の空気流または液流が基板と半導体チップの間隙に流通
させる事ができるので冷却効果がでる。3)電源GND
を沢山設ける事によって基板内、半導体チップ内の供給
電源電圧降下の防止と大電流の供給を可能としノイズ発
生を抑制可能とした。4)半導体チップと基板、基板と
回路基板間でCCBバンプ接続部にかかる機械的応力、
熱的応力に対して大口径の電源・GND接続部がこれを
受けてCCBバンプ接続部の破壊を防止する効果があ
る。例えば窒化アルミニウム基板で温度サイクル試験
(−65℃〜+150℃)において大口径の電源、GN
D接続部無しでは、100サイクルで100%CCBバ
ンプ接続部が破壊した。しかし、有りの場合は、100
0サイクルにおいてもCCBバンプ接続部の破壊の発生
はなかった。また放熱性については、チップシール(気
密性確保)したものと分割してはんだ接続したものの熱
抵抗の差は、分割してはんだ接続したものの方が20〜
30%低い値が得られた。また電源・GNDの配線抵抗
も従来例は100mΩ有ったが本発明では10〜20m
Ωに低減した。
ップ周辺の大口径のCCBバンプで電源とGND接続部
を構成する事によって、1)はんだ接続時のフラックス
を洗浄する有機溶剤の流通が確保できるのでフラックス
除去が可能となる。2)同様に冷却する時に空冷,液冷
の空気流または液流が基板と半導体チップの間隙に流通
させる事ができるので冷却効果がでる。3)電源GND
を沢山設ける事によって基板内、半導体チップ内の供給
電源電圧降下の防止と大電流の供給を可能としノイズ発
生を抑制可能とした。4)半導体チップと基板、基板と
回路基板間でCCBバンプ接続部にかかる機械的応力、
熱的応力に対して大口径の電源・GND接続部がこれを
受けてCCBバンプ接続部の破壊を防止する効果があ
る。例えば窒化アルミニウム基板で温度サイクル試験
(−65℃〜+150℃)において大口径の電源、GN
D接続部無しでは、100サイクルで100%CCBバ
ンプ接続部が破壊した。しかし、有りの場合は、100
0サイクルにおいてもCCBバンプ接続部の破壊の発生
はなかった。また放熱性については、チップシール(気
密性確保)したものと分割してはんだ接続したものの熱
抵抗の差は、分割してはんだ接続したものの方が20〜
30%低い値が得られた。また電源・GNDの配線抵抗
も従来例は100mΩ有ったが本発明では10〜20m
Ωに低減した。
【図1】本発明実施例1の半導体装置の断面図である。
【図2】本発明実施例1の半導体装置の平面図である。
【図3】本発明実施例2の半導体装置の断面図である。
【図4】本発明実施例2の半導体装置の平面図である。
【図5】従来のフリップチップ接続の第1例の断面図で
ある。
ある。
【図6】従来のフリップチップ接続の第2例の斜視図で
ある。
ある。
【図7】従来のフリップチップ接続の第3例の断面図で
ある。
ある。
【図8】図7における半導体チップまたは基板の構造を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図9】図7における半導体チップまたは基板の構造を
示す平面図である。
示す平面図である。
1 基板 2 半導体チップ 3 電極 4 はんだ接合部 5 貫通孔 6 メタライズ 7 はんだバンプ 8 はんだ枠 9 シリコン配線基板 10 CCBバンプ 11 封止部 12 フィルムキャリア 13 TAB用バンプ 14 リード 15 銅コア 16 シールリング 17 電源・GND接続部 18 キャップ 19 凹部底面 20 キャップシール部 21 スルーホール 22 配線導体 23 回路基板 24 冷却板 25 冷却パイプ 26 蛇腹 27 バネ 28 はんだ
Claims (5)
- 【請求項1】 基板に設けたバンプと半導体チップに設
けた電極とを接続してなるフリップチップ構造の半導体
装置において、半導体チップの外周を包囲するように設
けられた複数の大口径銅コア内蔵バンプと前記大口径銅
コア内蔵バンプに包囲されて設けられた複数の小口径銅
コア内蔵バンプとを有する基板と半導体チップとを接続
した事を特徴とするフリップチップ構造の半導体装置。 - 【請求項2】 前記大口径銅コア内蔵バンプから前記半
導体チップ内部の電極に接続される前記小口径銅コア内
蔵バンプまで配線導体が前記基板上に設けられ前記配線
導体の表面がチップ上の配線と接続されていることを特
徴とする請求項1記載のフリップチップ構造の半導体装
置。 - 【請求項3】 前記大口径銅コア内蔵バンプが前記半導
体チップへの電源供給に使用されていることを特徴とす
る請求項1記載のフリップチップ構造の半導体装置。 - 【請求項4】 両面に前記銅コア内蔵バンプが形成され
た前記基板の表面の前記銅コア内蔵バンプと前記半導体
チップが接続され、前記基板の裏面の前記銅コア内蔵バ
ンプが回路基板に接続されていることを特徴とするフリ
ップチップ構造の半導体装置。 - 【請求項5】 前記基板表面の前記銅コア内蔵バンプと
前記基板裏面の前記銅コア内蔵バンプがスルーホールで
接続され、前記スルーホールは前記銅コア内蔵バンプ直
下からはずれた位置に設けられていることを特徴とする
請求項4記載のフリップチップ構造の半導体装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5009633A JPH0787201B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5009633A JPH0787201B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 半導体装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06232201A JPH06232201A (ja) | 1994-08-19 |
JPH0787201B2 true JPH0787201B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=11725646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5009633A Expired - Lifetime JPH0787201B2 (ja) | 1993-01-25 | 1993-01-25 | 半導体装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787201B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1997017766A1 (en) * | 1995-11-06 | 1997-05-15 | Seiko Epson Corporation | Communication device |
JPH10163268A (ja) | 1996-12-03 | 1998-06-19 | Seiko Epson Corp | 半導体装置の実装構造、およびそれを用いた通信装置 |
-
1993
- 1993-01-25 JP JP5009633A patent/JPH0787201B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06232201A (ja) | 1994-08-19 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19960312 |