JPH0786927A - Pll周波数シンセサイザ回路 - Google Patents

Pll周波数シンセサイザ回路

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JPH0786927A
JPH0786927A JP5230518A JP23051893A JPH0786927A JP H0786927 A JPH0786927 A JP H0786927A JP 5230518 A JP5230518 A JP 5230518A JP 23051893 A JP23051893 A JP 23051893A JP H0786927 A JPH0786927 A JP H0786927A
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JP
Japan
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signal
transistor
frequency
circuit
constant current
Prior art date
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Pending
Application number
JP5230518A
Other languages
English (en)
Inventor
Takehiro Akiyama
岳洋 秋山
Masayuki Yonekawa
正之 米川
Kiyonaga Nagaya
清永 長屋
Kazumi Ogawa
一美 小川
Kouji Takegawa
功滋 竹川
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】PLL周波数シンセサイザ回路に関し、チャー
ジポンプのチャージ・ディスチャージのバランスを安定
化させ、高速チューニング特性を維持する。 【構成】位相比較器3は分周信号frと比較信号fpと
の位相を比較し、位相差信号φR,φPを出力する。チ
ャージポンプ5は異なる導電型のトランジスタT1,T
2を接続して構成され電圧信号Doを出力する。トラン
ジスタT1,T2の駆動電流は等しく、チャージ・ディ
スチャージのバランスをとっている。LPF6は電圧信
号Doを平滑した制御電圧信号VTを出力し、VCO7
はそれに応じた周波数信号fvco を出力する。定電流源
回路8は温度及び電源電圧の変化に対して安定に動作
し、定電流を供給する。制御回路4は信号φR,φPに
基づいてトランジスタT1,T2をオンオフさせ、定電
流に基づいてトランジスタT1,T2のオン時における
駆動電流を常に一定になるように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、PLL周波数シンセサ
イザ回路に係り、詳しくはチャージポンプ回路に関す
る。
【0002】近年、携帯電話、コードレス電話等の移動
体通信機器にはPLL周波数シンセサイザ回路が多く用
いられている。このような移動体通信機器ではその使用
形態の広がりや、使用者の増大に伴い、セル半径の縮小
(小ゾーン化)や周波数の時間的有効利用のための時分
割処理が必要である。このような事情から、移動体通信
機器のデジタル方式化が進んできている。デジタル化へ
の移行に伴い、PLL周波数シンセサイザ回路ではチュ
ーニングスピードの高速化が望まれている。チューニン
グスピードの高速化のために種々の技術が提案されてい
るが、最も基本となるのが、チャージポンプ回路の特性
向上である。
【0003】
【従来の技術】従来のPLL周波数シンセサイザ回路を
図3に示す。リファレンスカウンタ11は水晶発振器1
2の所定周波数の基準信号fosc を基準周波数に分周し
た分周信号frを位相比較器17に出力する。
【0004】比較分周器13はプリスケーラ14,プロ
グラムカウンタ15,スワロウカウンタ16からなる。
プリスケーラ14は電圧制御発振器(以下、VCOとい
う)20から出力される出力周波数信号fvco を入力す
る。プリスケーラ14は通常、周波数信号fvco を1/
(M+1)に分周する。なお、Mは自然数である。プリ
スケーラ14はスワロウカウンタ16から分周比を切換
える切換信号MCが入力されると、周波数信号fvco を
1/Mに分周する。プログラムカウンタ15はプリスケ
ーラ14の分周信号S1を入力する。プログラムカウン
タ15は出力周波数を任意に設定可能であり、設定周波
数に基づいて分周信号S1を比較分周信号fpに分周
し、それを位相比較器17に出力する。スワロウカウン
タ16は前記分周信号S1を入力してそれを1/Aに分
周し、分周が完了すると切換信号MCを前記プリスケー
ラ14に出力する。
【0005】位相比較器17は基準信号frと比較信号
fpとの位相を比較し、その比較結果に基づく位相差信
号φR,φPをチャージポンプ回路18に出力する。チ
ャージポンプ回路18はPNPトランジスタT1,NP
NトランジスタT2及び抵抗R1〜R4で構成されてい
る。トランジスタT1のエミッタは電源VCCに接続さ
れ、コレクタはトランジスタT2のコレクタに接続され
ている。トランジスタT2のエミッタはグランドGND
に接続されている。両トランジスタT1,T2のコレク
タは接続され、その先にローパスフィルタ(LPF)1
9が接続されている。トランジスタT1のベースは抵抗
R1を介して電源VCCに接続されるとともに、ベースに
は抵抗R2を介して位相差信号φRが入力されている。
トランジスタT2のベースは抵抗R3を介してグランド
GNDに接続されるとともに、同じくベースには抵抗R
4を介して位相差信号φPが入力されている。位相差信
号φR,φPのレベルに基づいてトランジスタT1,T
2のいずれか一方のみがオンし、LPF19に電圧信号
Doを出力する。トランジスタT1がオンすると電圧信
号Doが上昇し、LPF19がトランジスタT1を介し
てチャージされる。トランジスタT2がオンすると電圧
信号Doが低下し、LPF19がトランジスタT2を介
してディスチャージされる。
【0006】LPF19は抵抗R5,R6及びコンデン
サCを備えた積分回路からなる。LPF19はチャージ
ポンプ回路18の電圧信号Doを平滑して高周波パルス
成分を除去した制御電圧信号VTをVCO20に出力す
る。そして、LPF19の制御電圧信号VTの電圧値に
応じた周波数の周波数信号fvco がVCO20から出力
され、この周波数信号fvco は比較分周器13に帰還さ
れる。
【0007】このような動作が繰り返し実行されること
によって、VCO20の周波数信号fvco は最終的に基
準信号fosc の逓倍にロックされる。このように構成さ
れたPLL周波数シンセサイザ回路において、チューニ
ングスピードを高速化するには、チャージポンプ回路1
8がLPF19を高速でチャージ・ディスチャージでき
ることが必要である。そのためには、チャージポンプ回
路18のPNPトランジスタT1又はNPNトランジス
タT2がオンしているときの駆動電流を大きくすること
が必要となる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、通常の
LSI基板上にPNPトランジスタT1とNPNトラン
ジスタT2とが形成された場合、PNPトランジスタT
1の電流増幅率はNPNトランジスタT2のそれに比べ
て低くなり、PNPトランジスタT1の能力を向上させ
ることはむずかしい。このため、PNPトランジスタT
1の駆動力の限界によりチャージポンプ回路18のチャ
ージ・ディスチャージの高速化には限界があった。
【0009】PNPトランジスタT1の駆動力の限界は
チャージ時間の短縮化の限界である。このため、NPN
トランジスタT2の駆動力を増加させることは、逆にチ
ャージ時間とディスチャージ時間とのアンバランスにつ
ながり、チャージポンプ回路の高速化の妨げとなる。
【0010】トランジスタT1,T2の駆動電流を増加
させることにより、チャージ及びディスチャージ時間は
短縮化される。ところが、例えばディスチャージ側のN
PNトランジスタT2の能力のみが向上された場合に
は、チャージ側のPNPトランジスタT1では余分なチ
ャージ電荷が必要となる。その分だけ、チャージに必要
な時間が逆に増加してしまうことになる。
【0011】以上のような理由により、PNPトランジ
スタT1及びNPNトランジスタT2の駆動電流を等し
くすることがチャージポンプ回路の高速チューニングを
実現するための条件である。しかしながら、チャージポ
ンプ回路を構成するPNPトランジスタT1及びNPN
トランジスタT2はそれぞれ異なる特性を有するトラン
ジスタ素子であり、温度変化や電源電圧の変動、製造工
程における特性ばらつき等に対して、これらトランジス
タの駆動電流を等しくすることは困難であった。
【0012】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、チャージポンプ回路を
構成する第1及び第2のトランジスタの駆動電流を安定
化させることにより、チャージポンプ回路のチャージ・
ディスチャージを高速化し、高速チューニングを実現す
ることができるPLL周波数シンセサイザ回路を提供す
ることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。基準分周器1は、所定周波数の基準信号fos
c を基準周波数に分周した分周信号frを出力する。
【0014】比較分周器2は、電圧制御発振器7からの
出力周波数信号fvco を分周した比較信号fpを出力す
る。位相比較器3は、分周信号frと比較信号fpとの
位相を比較し、その比較結果に基づいて第1及び第2の
位相差信号φR,φPを出力する。
【0015】チャージポンプ回路5は、異なる導電型の
第1及び第2のトランジスタT1,T2を接続して構成
され、両トランジスタT1,T2間から電圧信号Doを
出力する。
【0016】ローパスフィルタ6は、チャージポンプ回
路5から出力される電圧信号Doを平滑した制御電圧信
号VTを出力する。電圧制御発振器7は、ローパスフィ
ルタ6から出力される制御電圧信号VTの電圧値に応じ
た周波数の出力周波数信号fvco を出力する。
【0017】定電流源回路8は、温度の変化及び電源電
圧の変化に対して安定に動作し、定電流を供給する。チ
ャージポンプ制御回路4は、位相比較器3から出力され
る第1又は第2の位相差信号φR,φPに基づいて第1
又は第2のトランジスタT1,T2をオンオフ制御する
とともに、定電流源回路8の定電流に基づいて第1又は
第2のトランジスタT1,T2のオン時における駆動電
流を制御する。
【0018】
【作用】チャージポンプ回路5の第1及び第2のトラン
ジスタT1,T2は定電流源回路8の定電流に基づいて
それらのオン時における駆動電流が制御される。そのた
め、第1及び第2のトランジスタT1,T2は異なる導
電型であるが、駆動電流は等しくなり、チャージ・ディ
スチャージのバランスが崩れることはない。また、第1
及び第2のトランジスタT1,T2が温度の変化、電源
電圧の変動により特性が変動したとしても、定電流源回
路8の定電流によりこれらトランジスタの駆動電流が制
御されるので、チャージポンプ回路5の駆動電流が安定
化する。その結果、PLL周波数シンセサイザ回路のチ
ューニングスピードの高速化が維持される。
【0019】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例のPLL
周波数シンセサイザ回路を図2に従って説明する。尚、
説明の便宜上、図3と同様の構成については同一の符号
を付して説明する。
【0020】PLL周波数シンセサイザ回路30は基準
分周器としてのリファレンスカウンタ11、水晶発振器
12、比較分周器13、位相比較器17、チャージポン
プ制御回路23、チャージポンプ回路21、LPF1
9、VCO20及び定電流源回路22を備えて構成され
ている。
【0021】リファレンスカウンタ11は水晶発振器1
2の所定周波数の基準信号fosc を基準周波数に分周し
た分周信号frを位相比較器17に出力する。比較分周
器13はプリスケーラ14,プログラムカウンタ15,
スワロウカウンタ16からなる。プリスケーラ14はV
CO20から出力される出力周波数信号fvco を入力す
る。
【0022】プリスケーラ14は通常、周波数信号fvc
o を1/(M+1)に分周する。なお、Mは自然数であ
る。プリスケーラ14はスワロウカウンタ16から分周
比を切換える切換信号MCが入力されると、周波数信号
fvco を1/Mに分周する。
【0023】プログラムカウンタ15はプリスケーラ1
4の分周信号S1を入力する。プログラムカウンタ15
は出力周波数を任意に設定可能であり、設定周波数に基
づいて分周信号S1を比較分周信号fpに分周し、それ
を位相比較器17に出力する。
【0024】スワロウカウンタ16は前記分周信号S1
を入力してそれを1/Aに分周し、分周が完了すると切
換信号MCを前記プリスケーラ14に出力する。位相比
較器17は基準信号frと比較信号fpとの位相を比較
し、その比較結果に基づく位相差信号φR,φPをチャ
ージポンプ制御回路23に出力する。なお、位相差信号
φRがLレベルで、位相差信号φPがHレベルとなるこ
とはない。
【0025】チャージポンプ制御回路23にはチャージ
ポンプ回路21が接続されるとともに、定電流源回路2
2が接続されている。定電流源回路22はPLL周波数
シンセサイザ回路と同一の半導体基板上に形成されたバ
ンドギャップバイアス回路からなる。定電流源回路22
は抵抗R7〜R13と、NPNトランジスタT3〜T8
とで構成されている。定電流源回路22は温度の変化及
び電源電圧の変化に対して安定に動作し、トランジスタ
T8を介してチャージポンプ制御回路23から定電流I
1を引き込む。
【0026】チャージポンプ回路21はPNPトランジ
スタT1,NPNトランジスタT2で構成されている。
トランジスタT1のエミッタは電源VCCに接続され、コ
レクタはトランジスタT2のコレクタに接続されてい
る。トランジスタT2のエミッタはグランドGNDに接
続されている。両トランジスタT1,T2のコレクタ間
にはLPF19が接続されている。
【0027】チャージポンプ制御回路23はPNPトラ
ンジスタT9,T10、NPNトランジスタT11、抵
抗R14,R15及びアナログスイッチ24,25を備
えている。
【0028】トランジスタT9のエミッタは電源VCCに
接続され、ベース及びコレクタは前記トランジスタT8
のコレクタに接続されている。トランジスタT10のエ
ミッタは抵抗R14を介して電源VCCに接続され、ベー
スは抵抗R15を介してトランジスタT9のベースに接
続されている。従って、トランジスタT9,T10によ
りカレントミラー回路が構成されている。トランジスタ
T11のベース及びコレクタはトランジスタT10のコ
レクタに接続され、エミッタはグランドGNDに接続さ
れている。従って、トランジスタT11には前記定電流
I1とほぼ等しい大きさの電流が流れる。
【0029】アナログスイッチ24はトランジスタT
1,T10のベース間に設けられている。スイッチ24
は前記位相差信号φRを入力している。スイッチ24は
位相差信号φRがLレベルのときオンし、トランジスタ
T1のベースをトランジスタT10のベースに接続して
カレントミラー回路を構成する。そのため、スイッチ2
4がオンすると、トランジスタT1がオンして前記定電
流I1とほぼ等しい大きさの駆動電流が流れる。
【0030】アナログスイッチ25はトランジスタT
2,T11のベース間に設けられている。スイッチ25
は前記位相差信号φPを入力している。スイッチ25は
位相差信号φPがHレベルのときオンし、トランジスタ
T2のベースをトランジスタT11のベースに接続して
カレントミラー回路を構成する。そのため、スイッチ2
5がオンすると、トランジスタT2がオンして前記定電
流I1とほぼ等しい大きさの駆動電流が流れる。
【0031】従って、位相差信号φR,φPのレベルに
基づいてスイッチ24,25のいずれか一方がオンし、
そのオンしたスイッチ24,25に対応したトランジス
タT1,T2のみがオンし、LPF19に電圧信号Do
を出力する。トランジスタT1がオンすると電圧信号D
oが上昇し、LPF19がトランジスタT1を介して前
記駆動電流によりチャージされる。トランジスタT2が
オンすると電圧信号Doが低下し、LPF19がトラン
ジスタT2を介して前記駆動電流によりディスチャージ
される。
【0032】LPF19は抵抗R5,R6及びコンデン
サCを備えた積分回路からなる。LPF19はチャージ
ポンプ回路21の電圧信号Doを平滑して高周波パルス
成分を除去した制御電圧信号VTをVCO20に出力す
る。そして、LPF19の制御電圧信号VTの電圧値に
応じた周波数の周波数信号fvco がVCO20から出力
され、この周波数信号fvco は比較分周器13に帰還さ
れる。
【0033】このような動作が繰り返し実行されること
によって、VCO20の周波数信号fvco は最終的に基
準信号fosc の逓倍にロックされ、所望の周波数にチュ
ーニングされる。また、チャージポンプ回路21では、
PNPトランジスタT1とNPNトランジスタT2との
駆動電流は等しくしてある。
【0034】本実施例ではチャージポンプ回路21は、
PNPトランジスタT1及びNPNトランジスタT2が
定電流源回路22の定電流I1によりオンオフ制御され
る。このため、トランジスタT1,T2は異なる導電型
であるが、両者の電流バランスを常に維持することが可
能となる。そのため、トランジスタT1によるチャージ
とトランジスタT2によるディスチャージとのバランス
が崩れることはなく、チャージ・ディスチャージを高速
化することができる。
【0035】また、定電流源回路22は温度の変化、電
源電圧の変動があっても安定に動作し、定電流I1の大
きさはほとんど変化しない。従って、温度の変化、電源
電圧の変動によりPNPトランジスタT1,NPNトラ
ンジスタT2の特性が変動したとしても、定電流I1に
よりこれらトランジスタT1,T2の駆動電流が制御さ
れるので、チャージポンプ回路21の駆動電流が安定化
する。
【0036】この結果、本実施例のPLL周波数シンセ
サイザ回路30はチューニングスピードを安定して高速
化することができる。
【0037】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
チャージポンプ回路を構成する第1及び第2のトランジ
スタの駆動電流を安定化させることにより、チャージポ
ンプ回路のチャージ・ディスチャージのバランスを常に
保ち、高速チューニングを維持することができる優れた
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】一実施例のPLL周波数シンセサイザ回路を示
す回路図である。
【図3】従来例のPLL周波数シンセサイザ回路を示す
回路図である。
【符号の説明】
1 基準分周器 2 比較分周器 3 位相比較器 4 チャージポンプ制御回路 5 チャージポンプ 6 ローパスフィルタ(LPF) 7 電圧制御発振器(VCO) 8 定電流源回路 Do 電圧信号 fosc 基準信号 fp 比較信号 fr 分周信号 fvco 出力周波数信号 T1 第1のトランジスタ T2 第2のトランジスタ VT 制御電圧信号 φP 第2の位相差信号 φR 第1の位相差信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長屋 清永 愛知県春日井市高蔵寺町2丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 小川 一美 愛知県春日井市高蔵寺町2丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内 (72)発明者 竹川 功滋 愛知県春日井市高蔵寺町2丁目1844番2 富士通ヴィエルエスアイ株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数の基準信号(fosc )を基準
    周波数に分周した分周信号(fr)を出力する基準分周
    器(1)と、 電圧制御発振器(7)からの出力周波数信号(fvco )
    を分周した比較信号(fp)を出力する比較分周器
    (2)と、 前記分周信号(fr)と前記比較信号(fp)との位相
    を比較し、その比較結果に基づいて第1及び第2の位相
    差信号(φR,φP)を出力する位相比較器(3)と、 異なる導電型の第1及び第2のトランジスタ(T1,T
    2)を接続して構成され、両トランジスタ(T1,T
    2)間から電圧信号(Do)を出力するチャージポンプ
    回路(5)と、 前記チャージポンプ回路(5)から出力される電圧信号
    (Do)を平滑した制御電圧信号(VT)を出力するロ
    ーパスフィルタ(6)と、 前記ローパスフィルタ(6)から出力される制御電圧信
    号(VT)の電圧値に応じた周波数の出力周波数信号
    (fvco )を出力する電圧制御発振器(7)と、 温度の変化及び電源電圧の変化に対して安定に動作し、
    定電流を供給する定電流源回路(8)と、 前記位相比較器(3)から出力される第1又は第2の位
    相差信号(φR,φP)に基づいて前記第1又は第2の
    トランジスタ(T1,T2)をオンオフ制御するととも
    に、前記定電流源回路(8)の定電流に基づいて前記第
    1又は第2のトランジスタ(T1,T2)のオン時にお
    ける駆動電流を制御するチャージポンプ制御回路(4)
    とを備えることを特徴とするPLL周波数シンセサイザ
    回路。
  2. 【請求項2】 前記チャージポンプ制御回路(4)は、 前記第1のトランジスタ(T1)と導電型が同一であ
    り、かつ、前記定電流源回路(22)に接続された第3
    のトランジスタ(T9)と、前記第1のトランジスタ
    (T1)と導電型が同一である第4のトランジスタ(T
    10)とからなり、前記定電流源回路(22)の定電流
    を流すカレントミラー回路と、 前記第2のトランジスタ(T2)と導電型が同一であ
    り、かつ、前記第4のトランジスタ(T10)に接続さ
    れた第5のトランジスタ(T11)と、 前記第1の位相差信号(φR)に基づいてオンオフ制御
    され、かつ、前記第1及び前記第3のトランジスタ(T
    1,T9)とからなるカレントミラー回路を構成するた
    めの第1のアナログスイッチ(24)と、 前記第2の位相差信号(φP)に基づいてオンオフ制御
    され、かつ、前記第2及び前記第5のトランジスタ(T
    2,T11)とからなるカレントミラー回路を構成する
    ための第2のアナログスイッチ(25)とを備え、 前記第1及び第2のトランジスタ(T1,T2)の駆動
    電流を等しくすることを特徴とする請求項1に記載のP
    LL周波数シンセサイザ回路。
JP5230518A 1993-09-16 1993-09-16 Pll周波数シンセサイザ回路 Pending JPH0786927A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6255872B1 (en) 1999-03-24 2001-07-03 Nec Corporation Charge pump circuit for PLL
KR100813461B1 (ko) * 2006-06-02 2008-03-13 (주)에프씨아이 주파수 합성기

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