JPH078679U - 排気管用サイレンサー - Google Patents

排気管用サイレンサー

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JPH078679U
JPH078679U JP3647293U JP3647293U JPH078679U JP H078679 U JPH078679 U JP H078679U JP 3647293 U JP3647293 U JP 3647293U JP 3647293 U JP3647293 U JP 3647293U JP H078679 U JPH078679 U JP H078679U
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JP
Japan
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silencer
exhaust
exhaust pipe
flange portion
control box
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Pending
Application number
JP3647293U
Other languages
English (en)
Inventor
納 宏 明 三
Original Assignee
株式会社ムラオ・アンド・カンパニー
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Application filed by 株式会社ムラオ・アンド・カンパニー filed Critical 株式会社ムラオ・アンド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エヤ機器専用のボックスを設けることなく、
単独の空間に電装品とエヤ機器を設置し、狭い場所でも
簡単に取付けることができるコントロールボックスの排
気管用サイレンサーの提供を目的とする。 【構成】 ソレノイドバルブを設置した箱体における排
気管用サイレンサーであって、サイレンサー本体に偏平
なフランジ部を形成し、このフランジ部に排気室を形成
した偏平な吸音キャップ冠合し、サイレンサー本体の排
気出口側を広角にすると共に、ソレノイドバルブと連通
した排気管をサイレンサー本体に接続する手段を配し、
サイレンサー本体の偏平なフランジ部を機外へ突出さ
せ、箱体の外壁に固定する手段を設けたことを特徴とす
る排気管用サイレンサーにある。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、例えば、ソレノイドバルブが内蔵されたコントロールボックスに 装着する排気管用サイレンサーに関するものである。
【0002】
【従来技術】
コントロールボックスに内蔵されたソレノイドバルブの排気音を抑制するのに は、ソレノイドバルブの排気口にサイレンサーを取り付けたり、複数のソレノイ ドバルブの排気管をマニホールドに集合させてそのマニホールドの排気口にサイ レンサーを取り付けていた。
【0003】 そして、図4で示すように、コントロールボックスA内では排気によって他の 電装品1に水分や油分を付着させる等の悪影響をおよぼさないように隔壁8で仕 切ると共に、コントロールボックスA外への排気は、コントロールボックスAの 外壁7に設けたフィルターF付の通気孔30で行っていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来のように、コントロールボックスに内蔵されたソレノイドバルブの排気口 若しくはマニホールドの排気口に直接サイレンサーを装着したものをコントロー ルボックス内に設置すると、必然的にコントロールボックスが大型化され狭い場 所に取り付けることができなかった。また従来のサイレンサーは吸音器の高さが 高い為にコントロールボックスの外部に取付するも、大きな取付スペースを必要 とする問題もあった。
【0005】 この考案は、上記の点に鑑みてなされたもので、エヤ機器専用のボックスを設 けることなく、単独の空間に電装品とエヤ機器を設置し、狭い場所でも簡単に取 付けることができるコントロールボックスの排気管用サイレンサーの提供を目的 とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案においては、ソレノイドバルブを設置 した箱体における排気管用サイレンサーであって、サイレンサー本体に偏平なフ ランジ部を形成し、このフランジ部に排気室を形成した偏平な吸音キャップ冠合 し、サイレンサー本体の排気出口側を広角にすると共に、ソレノイドバルブと連 通した排気管をサイレンサー本体に接続する手段を配し、サイレンサー本体の偏 平なフランジ部を機外へ突出させ、箱体の外壁に固定する手段を設けたことを特 徴とする排気管用サイレンサーとした。
【0007】
【作用】
実施例において、エヤ機器に接続されたソレノイドバルブ2,2a,2bから の排気を排気用エヤホース3,3a,3b、T字継手4、エヤホース5、T字継 手4a、エヤホース6を経由してサイレンサーBに送気される。 そして、サイレンサー本体10の広角した排気孔10bより排気室11aに降 圧されながら放出され、吸音キャップ11の細孔から機外へ静かに排気される。
【0008】
【実施例】
以下、この考案に係る排気管用サイレンサーの実施の1例について、図面を参 照して詳細に説明する。 図1は、この考案に係る排気管用サイレンサーの実施の1例を示す分解斜視図 である。図2はそのサイレンサーの概略断面図である。さらに図3は、コントロ ールボックスに取り付けた状態の説明図である。
【0009】 図3において、コントロールボックスA内は、各種電装部品1が種々配設され る共に、一方で図示しないエヤシリンダに接続されたソレノイドバルブ2,2a ,2bが並設され、各ソレノイドバルブ2,2a,2bの排気側に排気用エヤホ ース3,3a,3bが接続されている。排気用エヤホース3,3aはT字継手4 、エヤホース5を経由してT字継手4aに接続されている。また、排気用エヤホ ース3bもT字継手4aに接続されている。 T字継手4aの一方は、エヤホース6を経由してサイレンサーBに接続されて いる。 すなわち、各ソレノイドバルブ2,2a,2bは、排気用エヤホース3,3a ,3b、T字継手、エヤホース5、T字継手4a、エヤホース6等の管路を経由 してサイレンサーBに接続されている。
【0010】 サイレンサーBは、図2で示すようにエヤホース6の先端に内挿されると共に 、コントロールボックスAの外壁7に気密状態で固定されている。 上記のサイレンサーBは図1で示すように、サイレンサー本体10、吸音キャ ップ11、気密手段としてのパッキング12、エヤホース固定手段としてのチャ ック14、コレット15、ガイド17、エヤホース固定解除手段としてのリリー スブッシュ18および外壁に固定する手段としてのワッシャー19、ナット20 とから構成されている。
【0011】 サイレンサー本体10は、コントロールボックスAの外壁7の外面に配置され るフランジ部10aと、外壁7の内側に挿入される胴部10bとからなる。 そして、サイレンサー本体10のフランジ部10aの上面周縁に吸音キャップ 11を外嵌する切欠き部10cが形成され、エヤホース6の内径と略同径の排気 孔10dが穿設されている。上記の排気孔10dは、上面で広角開口している。 またサイレンサー本体10の胴部10bは、外周面にナット20と螺合する雄 ネジ10eが刻設されると共に、排気孔10dと連通する中空部10fが形成さ れ、ガイド17を係合する溝10gが中空部10fの下側に刻設されている。
【0012】 吸音キャップ11は、例えば、多孔質の焼結体合金で成形されたもので、サイ レンサー本体10の切欠き部10cに嵌合する段部11aが形成されている。尚 吸音キャップは通気性の合成樹脂であってもかまわない。 この吸音キャップ11の内面中央には、排気を排気室11c内に拡散する山部 11bが膨出されている。 パッキング12は、断面が略円形のリング状のOリングタイプのもので、サイ レンサー本体10における中空部10fの底部内壁にその弾性力によって付勢さ れ、断面先細の端部がチャック14に当接する。
【0013】 チャック14は、リリースブッシュ18の先端に外嵌する爪14aが形成され たもので、その爪14aでエヤホース6の先端部を締め付ける。
【0014】 コレット15は、ガイド17とリリースブッシュ18を連結するもので、先端 が肉厚で外方に広がり、リリースブッシュ18の段部と係合する内縁15bが形 成されている。
【0015】 ガイド17は、サイレンサー本体10の中空部10fの開口側に内嵌するもの で、上記中空部10fの溝10gに係合する突条17aが外周面に突設されてい る。 リリースブッシュ18は、エヤホース6に外挿されるもので、チャック14が 外挿される膨出部18aが形成され、先端がテーパ形状にて形成されている。
【0016】 ワッシャー19は、外径がサイレンサー本体10のフランジ部10aの外径と 略同径で、内径がサイレンサー本体10の胴体部10bが遊挿できる大きさであ る。 ナット20は、サイレンサー本体10の雄ネジ10eに螺合してサイレンサー BをコントロールボックスAの外壁7に固定する。
【0017】 上記のような構成からなる排気管用サイレンサーをコントロールボックスAの 外壁7に取付ける時は、例えば、次のようにして取付ける。 予め、エヤホース6の先端にリリースブッシュ18を遊挿する。 そして、サイレンサー本体10の胴部10bをコントロールボックスAの外壁 7の外側から差し込み、サイレンサー本体10の胴部10bに内側からワッシャ ー19を遊挿すると共に、雄ネジ10cにナット20を図2で示すように螺合す る。
【0018】 次いで、リリースブッシュ18を摘んでエヤホース6の先端をガイド17の穴 から差し込む。 この時、リリースブッシュ18の膨出部18a先端がテーパー状となっている のでスムーズに挿入され、かつ、チャック14の爪14aを押開くことによりエ ヤホース6の周面に強く押付けて、エヤホース6が簡単に外れないよう作用する 。なお、エヤホース6を引き抜く時には、リリースブッシュ18を押圧すること により爪14aが開いて簡単に引き抜くことができる。
【0019】 上記のように組立てられた排気管用サイレンサーは、各種エヤ機器に接続され たソレノイドバルブ2,2a,2bからの排気を排気用エヤホース3,3a,3 b、T字継手4、エヤホース5,T字継手4a、エヤホース6を経由してサイレ ンサーBに送気される。 そして、サイレンサー本体10の広角した排気孔10dより排気室11cに降 圧されながら放出され、吸音キャップ11の細孔から機外へ静かに排気される。
【0020】 上記実施例においては、ソレノイドバルブが複数使用された集中排気用配管に ついて説明したが、単独用配管のサイレンサーとして使用することができる。ま た、サイレンサーの内部構造もこの考案の技術的思想の範囲内で自由に選択でき る。コントロールボックスの外壁への取付手段も図5で示す様な取付ビス21に よるビス止めでも良い。 さらに、図6で示す様にサイレンサーの胴部内に雌ネジ10hを施し、一般に 良く使われている市販の雄ネジ付管継手22を利用しても良い。
【0021】
【考案の効果】
以上のように、この考案に係る排気管用サイレンサーは、コントロールボック スの外壁に直接取付けられ、ソレノイドバルブからの排気を直接そのサイレンサ ーに送気し、サイレンサー本体の広角した排気孔より排気室へ排出し、降圧され た排気を吸音キャップの細孔から機外へ静かに排気する。 また、機外へ突出するサイレンサーの吸音キャップを扁平とし、高さを低くし た為他の部品との干渉も無く取付個所の障害とならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る排気管用サイレンサーの実施の
1例を示す分割斜視図である。
【図2】図1の排気管用サイレンサーの実施の1例を示
す概略断面図である。
【図3】図1および図2の排気管用サイレンサーをコン
トロールボックスに取り付けた状態の説明図である。
【図4】この考案に係る排気管用サイレンサーの実施の
2例を示す側面図である。
【図5】この考案に係る排気管用サイレンサーの実施の
3例を示す概略断面図である。
【図6】従来のコントロールボックスにおける排気機器
の1例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 電装部品 A コントロールボックス B サイレンサー 2,2a,2b ソレノイドバルブ 3,3a,3b 排気用エヤホース 4,4a T字継手 5,6 エヤホース 7 外 壁 10 サイレンサー本体 10a フランジ部 10b 胴 部 10c 切欠き部 10d 排気孔 10e 雄ネジ 10f 中空部 10g 溝 10h 雌ネジ 11 吸音キャップ 11a 段部 11b 山 部 11c 排気室 12 パッキング 14 チャック 14a 爪 15 コレット 16 スペーサ 17 ガイド 18 リリースブッシュ 18a 膨出部 18b フランジ 19 ワッシャー 20 ナット 21 取付ビス 22 管継手

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ソレノイドバルブを設置した箱体におけ
    る排気管用サイレンサーであって、サイレンサー本体に
    偏平なフランジ部を形成し、このフランジ部に排気室を
    形成した偏平な吸音キャップ冠合し、サイレンサー本体
    の排気出口側を広角にすると共に、ソレノイドバルブと
    連通した排気管をサイレンサー本体に接続する手段を配
    し、サイレンサー本体の偏平なフランジ部を機外へ突出
    させ、箱体の外壁に固定する手段を設けたことを特徴と
    する排気管用サイレンサー。
JP3647293U 1993-07-02 1993-07-02 排気管用サイレンサー Pending JPH078679U (ja)

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JP3647293U JPH078679U (ja) 1993-07-02 1993-07-02 排気管用サイレンサー

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JPH078679U true JPH078679U (ja) 1995-02-07

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ID=12470764

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JP3647293U Pending JPH078679U (ja) 1993-07-02 1993-07-02 排気管用サイレンサー

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