JPS609406Y2 - エンジンにおけるエアクリ−ナ−のキヤツプ取付構造 - Google Patents

エンジンにおけるエアクリ−ナ−のキヤツプ取付構造

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JPS609406Y2
JPS609406Y2 JP10668679U JP10668679U JPS609406Y2 JP S609406 Y2 JPS609406 Y2 JP S609406Y2 JP 10668679 U JP10668679 U JP 10668679U JP 10668679 U JP10668679 U JP 10668679U JP S609406 Y2 JPS609406 Y2 JP S609406Y2
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JP
Japan
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cap
support plate
air cleaner
sides
hole
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JP10668679U
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JPS5625058U (ja
Inventor
博 冨田
Original Assignee
富士ロビン株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はエンジンにおけるエアクリーナーのキャップ取
付構造に関する。
エアクリーナーの補修、点検、清掃等の分解組立時にお
いて、エアクリーナーに被着するキャップを着脱する場
合、従来の支持板とキャップとをビス止め構造にするも
のは工具を使用しなければならず、この作業がめんどう
であるとともにビス等を紛失する恐れがあり、又、支持
板とキャップとを嵌合させ係合固定させるものは、繰り
かえしの使用によって係合手段が摩耗し取付けが不充分
なものになる等の不具合があった。
本考案はこれらの問題点を解消したものであり、エアク
リーナーのキャップをきわめて容易かつ迅速に着脱する
ことができるよう工夫したものである。
次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図はエンジンの一部の縦断面図を示し、上方に点火
プラグ6を、内部にピストン7をそれぞれ具備するシリ
ンダー8の側方に気化器1を連通連設し、該気化器1の
外方端面側には支持板2を取付けるが、該支持板2の中
間部側面には両側方を開放する形状の凹面2aを形成す
るとともに該凹面2a内における左右2ケ所に対称的な
短い丸形のボス部2b、2bを突出形威し、そのボス部
2b、2bに貫通するボルト9,9を気化器1に螺挿し
て、支持板2における孔部10と気化器1における吸気
口1aとが一致するようにして支持板2を気化器1に固
定し、その孔部10の外方周囲にエレメント11を装着
した支持板2の上方端部における左右側には突起5b、
5cを、下方端部における中央には突起5aをそれぞれ
突出形威する。
12は板製のチョーク弁で、前記支持板2の凹面2a内
にチョーク弁12を挿入するようにしてチョーク弁12
の中央に形成した丸孔部12aを左右いずれのボス部2
b、2bにも振替自在に嵌合できるようにし、チョーク
弁12の内端部側には他方のボス部2bの外周面に摺接
できる円弧状部12bを形威するとともに、その近傍に
は前記孔部10と吸気口1aに合致できる丸孔12cを
形威し、支持板2の凹面2aにおける一側方から外方へ
延出するチョーク弁12の外端部には操作レバ一部12
dを形威して構成する。
3は合成樹脂型のキャップで、前記エレメント11、支
持板2、気化器1等を被覆できるように椀形し、該キャ
ップ3を被着した状態で支持板2の上下端部に対応する
上下面の部分には突起5b、5cに嵌入できる孔部4b
、4cを上面の左右2ケ所に、突起5aに嵌入できる孔
部4aを下面の中央にそれぞれ形成し、キャップ3の左
右側面にはチョーク弁12の操作レバ一部12b側が嵌
入する状態となるための切欠部3av3aを形威し、キ
ャップ3の両側面を相対する内方側に押圧すると上下面
が外方に拡張変形するとともに、押圧力を解除すると復
元するようにキャップ3を形成腰キャップ3を被着した
状態でキャップの内方両側にはエアクリーナー内へ空気
を導入するための吸気口となる吸空気間Cができるよう
に形威し、この吸気空間Cをして、キャップ3の両側面
を相対する内方側に縮小変形することができる。
また、前記シリンダー8の上面中央部には点火プラグ6
の下部における段差部6a下方のねじ部6bを螺挿する
ねじ孔8aを従来形同様に形成するが、そのねじ孔8a
の両側方におけるシリンダ−8上面の両側部には突起8
b、8bを突設し、シリンダー8の上方に被着するシリ
ンダーカバー13の上面部には周突起8b、8bにそれ
ぞれ嵌合する位置決め用孔13a、13aを形威し、上
面中央部には前記段差部6aより小径でねじ部6bを挿
通できる孔13bを形成して構成する。
前記シリンダー8の側方にはシリンダー8の排気口14
に連通ずるマフラー15を連設するが、外側面の下方部
にテールパイプ15aを短く突設する該マフラー15の
上方部内方には左右に2本の筒金16.16を装着し、
両部会16.16に挿通ずる2本のボルト17.17を
シリンダ−8側部に螺挿して固定できるように装設し、
マフラー15の外方側周囲に被着する椀形マフラカバー
18の外側面には前記テールパイプ15aの周囲に合致
するバーリング部18aを形威し、前記筒金16.16
の外方に対面するマフラカバー18の外周面部分に形威
した凹面部18bにはボルト17.17を挿通できる孔
18c、18cを形威し、その凹面部18bの上方には
マフラー18の外側面側に向けて突出する隆起部18d
、18dを両側に膨出形成して構成する。
なお図中、19は燃料タンクである。
したがってエアクリーナーはキャップ3が被着されるが
、第1図ないし第3図に示すように被着されている状態
で、各突起5 a、 5 by 5 cと各孔部4
a、4b、4cとは嵌合した状態となって外れない取付
状態となり、外方から操作レバ一部12dを操作してチ
ョーク弁12をボス部2a中心にし矢印イで示すように
回動させると、丸孔12cと吸気孔1aとの連通面積が
調節されてチョーク操作を行なうことができるが、チョ
ーク弁12の円弧状部12bが他方のボス部2bの外周
面に摺接して定位置に係止させることができ、また、仮
想線口で示すようにチョーク弁12を他方のボス部2b
側に取付けて振替自在にして操作することができる。
エアクリーナーの補修、点検、清掃等の分解組立時には
、キャップ3の両側部を握って矢印ハ。
二で示すように両側部を相対応する内方側に押圧すると
両側部は、吸気口となる吸気空間Cの存在により内方側
へ縮小変形するともに、キャップ3の上下部は第2図に
おいて仮想線で示すように外方へ拡張変形し、その状態
で各孔部4a、4b。
4cが突起5a、5b、5cからそれぞれ抜け、そのま
まキャップ3を外方に引き離すと、チョーク弁12が切
欠部3aを通過して外すことができ、また、逆に操作し
てキャップ3を入れ各突起と各孔部が対応する状態でキ
ャップ3に対する押圧力を解除すると、キャップ3の復
元により各突起と各孔部が嵌入して取りつけることがで
きる。
なお、シリンダーカバー13を取りつける場合には、シ
リンダー8の突起8b、8bに孔13av13aを嵌入
して位置決め腰点火プラグ6のねじ部6bを孔13bに
挿入してねじ孔8aに螺挿し、段差部aの下面て孔13
bの周囲面を押さえると、別に特別の締付具を要するこ
となくシリンダーカバー13を取付けることができる。
また、マフラー15およびマフラカバー18を取付ける
場合は、マフラー15の外側面にバーリング部18aと
隆起部18d、18dが接合する状態にすると第1図お
よび第6図に仮想線で示すようにマフラカバー18は接
合する状態となるが、そのまま両ボルト17,17を孔
18c、18cから筒金16.16内に挿入してシリン
ダ−8側部に螺挿し締付けると、マフラカバー18は弾
性をもってマフラー15側に押圧されてボルトにスプリ
ングワッシャーを要せずにマフラー取付用のボルト17
.17により取付けることができ、マフラカバー18は
振動して騒音をだすことなく取付けられる。
このように本考案は、気化器1に固定して孔部10を有
する支持板2に対し一方の両側を内方へ押圧すると他方
の両側が外方へ拡張変形するとともにその押圧を除くと
元形に復元できる椀状キャップ3を、その開口側がシリ
ンダー8側に向いて支持板2から気化器1の周囲を覆う
ことができるように被着し、その取付状態では支持板2
とキャップ3内面との一方の両側間に、キャップ3の開
口側に連通ずるエアクリーナーの吸気口となる吸気空間
Cができるように装設し、この吸気空間Cの存在により
キャップ3の一方の両側を内方に押圧てきるように形成
し、他方の両側における支持板2の対応両端部とキャッ
プ3の両端部には相互に嵌入する突起5a、5b、5c
と孔部4a、4b、4cのいずれかを、他方の両側を外
方へ拡張変形すると離技できるようにそれぞれ形成して
構成したから、エアクリーナーの補修、点検、清掃等に
際して分解組立時には、キャップの両側方を押圧するだ
けで突起と孔部の保合を外しそのまま迅速かつ容易に取
外すことができるとともに逆にして容易に取りつけるこ
とができ、別にビス止め構造にして工具を使用したり摩
耗欠点を有する嵌合式に比して着脱が容易で簡単な構造
にすることができ、突起と孔部との係合により良好にキ
ャップを被着でき好適に実施できる特長を有する。
また、とくに支持板に対し椀状キャップを取付けた状態
で、吸気口となる吸気空間が形成されるように構成した
ので、シリンダー側へ向けて吸気口が開口し、気化器を
覆うキャップの部分が気化器をガードするとともにシリ
ンダー側に風胴を形成することになり、そのために空気
が気化器を通過する際に発生する吸気音が、従来形のよ
うにキャップの反気化器側の対向面に吸気口を有してエ
アクリーナー外にストレートに漏出することなく、シか
もその風胴構造によりエアクリーナーの吸気口となる吸
気空間より出る吸気音はキャップ外に四散することなく
防音効果かえられることになるといった特長を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はエンジンの一部
の縦断面図、第2図は第1図のI−I線における断面図
、第3図は第2図の■−■線における断面図、第4図は
第1図の一部の平面図、第5図は第1図の■−■線視図
、第6図は第5図のIV−IV線における断面図である
。 1・・・・・・気化器、2・・・・・・支持板、3・・
・・・・キャップ、C・・・・・・吸気空間、5a、5
b、5c・・・・・・突起、4 at 4 by
4 c・・・・・・孔部、訃・・・・・シリンダ10・
・・・・・孔部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 気化器1に固定して孔部10を有する支持板2に対し一
    方の両側を内方へ押圧すると他方の両側が外方へ拡張変
    形するとともにその押圧を除くと元形に復元できる椀状
    キャップ3を、その開口側がシリンダー8側に向いて支
    持板2から気化器1の周囲を覆うことができるように被
    着し、その取付状態では支持板2とキャップ3内面との
    一方の両側間に、キャップ3の開口側に連通ずるエアク
    リーナーの吸気口となる吸気空間Cができるように装設
    し、この吸気空間Cの存在によりキャップ3の一方の両
    側を内方に押圧できるように形成し、他方の両側におけ
    る支持板2の対応両端部とキャップ3の両端部には相互
    に嵌入する突起5a、5b、5cと孔部4a、4b、4
    cのいずれかを、他方の両側を外方へ拡張変形すると離
    技てきるようにそれぞれ形成して構成したことを特徴と
    するエニンジンにおけるエアクリーナーのキャップ取付
    構造。
JP10668679U 1979-08-01 1979-08-01 エンジンにおけるエアクリ−ナ−のキヤツプ取付構造 Expired JPS609406Y2 (ja)

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JPS5625058U JPS5625058U (ja) 1981-03-07
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