JPH0786440B2 - 張力測定装置 - Google Patents

張力測定装置

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JPH0786440B2
JPH0786440B2 JP2064061A JP6406190A JPH0786440B2 JP H0786440 B2 JPH0786440 B2 JP H0786440B2 JP 2064061 A JP2064061 A JP 2064061A JP 6406190 A JP6406190 A JP 6406190A JP H0786440 B2 JPH0786440 B2 JP H0786440B2
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JP
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detection plate
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support
traveling body
plate
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JP2064061A
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JPH03267728A (ja
Inventor
哲夫 中村
Original Assignee
日本フィリップス株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は張力測定装置、特に走行体の張力測定装置に関
するもである。
〔従来の技術〕
紙,プラスチック,フィルム,金属フォイル等の製造及
び加工工程においてはこれらの走行中の張力を測定し、
制御することが必要である。
このような走行体の張力測定装置としては例えば第3図
に示すように走行体1を計測ローラー2の外周面によっ
て支持し、この計測ローラー2の回転軸3を検出板4に
よって回動自在に支持せしめ、この検出板4の一端を支
持台5によって傾動自在に支持し、上記検出板4の他端
の上下動を差動トランス6によって検出し、これによっ
て走行体1の張力を計測するものが知られている。
又第4図に示すように上記検出板4と上記支持台5間に
磁歪効果を利用した張力検出用磁歪素子7を介挿し、計
測ローラー2の水平方向の変位を検出コイルによって磁
歪素子7のリアクタンス変化として検出し、走行体の張
力を測定するようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
然しながら上記差動トランスを用いるものでは例えば通
常100Kg程度と重い計測ローラーの上下動変位により約1
0Kg程度の走行体の張力を測定するものであるため測定
精度が極めて悪く、又検出板の大きな上下動を許容する
構成とするのでバネ常数が低く、走行体が高速の場合に
は共振を生じて使用出来ない。
又大きく可動する部分を有するため密封構造とするのが
困難でそのメンテナンスにも問題がある。
これに対し磁歪素子を用いるものでは上記の問題は略解
決されるが検出コイルを使用して応力によって透磁率が
変化することを検出するものであるためその精度が極め
て悪い欠点を有する。
本発明は上記の欠点を除くようにしたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の張力測定装置は走行体に接して回動する計測ロ
ーラーを回動自在に支持する検出板と、この検出板に対
向配置した支持台と、上記検出板と上記支持台の互いに
接近する方向の変位を抑制するため夫々その一方から他
方に向かって延びる支持板と、上記検出板の上記走行体
の走行方向と直交する方向の変位を抑制するため上記検
出板と上記支持台間に上記直交する方向に延びるよう連
結したバネ板と、上記夫々の支持板の対向面間に介挿し
た上記計測ローラーの走行体走行方向に生ずる力を検出
するロードセルとより成ることを特徴とする。
又本発明の張力測定装置は走行体に接して回動する計測
ローラーを回動自在に支持する検出板と、この検出板に
対向配置した支持台と、上記検出板と上記支持台に夫々
その両側面を固定した上記検出板の上記支持台に接近又
は離反する方向の力を検出するロードセルと、上記検出
板が上記支持台に離接する方向以外の方向に変位するこ
とを抑制するため上記検出板の2点位置と、これと異な
る位置における上記支持台の2点位置間を互いに連結す
るバネ板とより成ることを特徴とする。
〔作 用〕
本発明の張力測定装置においてはストレンゲージを貼付
したロードセルが走行体の張力に応じた計測ローラーの
力を直接正しく精度良く検出するようになる。
〔実 施 例〕
以下図面によって本発明の実施例を説明する。
本発明においては第1図に示すように互いに対向する検
出板4と支持台5の夫々に互いに他方に向かって、即ち
下方及び上方に夫々延びる支柱板8,9を設け、これら支
柱板8,9の端面とこれに対向する支持台5及び検出板4
間に夫々ローラー棒10,11を介挿せしめ上記検出板4が
上記支持台5に相対的に水平方向に変位可能ならしめる
と共に、上記検出板4と支持台5間を上記走行体の走行
方向と直交する方向に延びる板バネ12,13によって連結
せしめる。
又中央部にストレンゲージ(図示せず)を貼着し、この
ストレンゲージ貼着部分の両側位置でその上,下面から
夫々下方及び上方に部分的に延びるスリット14を形成し
たブロック状のロードセル15の一方の側面を上記一方の
支柱板8に固定し、上記ロードセル15の他方の側面を直
接又は微小な間隙を介して上記他方の支柱板9に対接せ
しめる。
本発明の張力測定装置は上記のような構成であるから上
記検出板4は上記支持台5によって支柱板8,9及びロー
ラー棒10,11を介して支持されているため、上記支持台
5に接近する方向には変位せず、一方上記走行体の走行
方向には上記板ばね12,13の撓み及び上記ローラー棒10,
11の転動により移動可能であるため上記ロードセル15に
は検出板4の上記走行体の移動方向の力のみが伝達さ
れ、これによって走行体1の張力が正しく且つ精度良く
計測されるようになる。
尚上記検出板4に加わる上記走行体の走行方向以外の方
向の変位は上記板バネ12,13のバネ力によって阻止さ
れ、或いは上記支柱板9とロードセル15の他方の側面が
互いに摺動することによって吸収され、ロードセル15に
は加わらない。
第2図は本発明の他の実施例を示し、この実施例におい
ては検出板4と支持台5間に上記第1の実施例における
と同様のロードセル15を上記スリット14が水平となる向
きに介挿し、このようにしたロードセル15の上下面を夫
々検出板4と支持台5に固定すると共に、上記検出板4
には上記ロードセル15を中心として互いに対向する2点
位置で上記支持台5に向かって下方に延びる支持柱16,1
6を設け、上記支持台5には上記ロードセル15を中心と
して互いに対向し且つ上記支持柱16,16を結ぶ線に直交
する線上の2点位置で上記検出板4に向かって上方に延
びる支持柱17,17を設け、これら4個の支持柱16,16,17,
17の端面間を水平な板バネ18により互いに連結せしめ
る。
又この実施例においては必要に応じて上記検出板4から
下方に延びる上記支持柱16,16の側面と、上記支持台5
から上方に延びる支持柱17,17の側面間を夫々上下方向
に斜めに延びる板バネ19によって互いに連結せしめる。
この実施例においては検出板4の上下方向の力のみがロ
ードセル15によって検出され、それ外の方向の変位は板
バネ18,19によって阻止されるようになる。
〔発明の効果〕
上記のように本発明によれば走行体の走行方向又はこれ
と垂直な方向における計測ローラーの力のみが検出板を
介してロードセルに伝達され、他の方向や捩じれ方向は
ロードセルに伝達されないため走行体の張力を高精度で
計測出来ると共に、ロードセルは略剛体に近くそのバネ
常数は極めて高いので高速走行体が高速走行しても共振
することなく走行体の張力を検出することが出来る大き
な利益がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の張力測定装置の斜視図、第2図は本発
明の張力測定装置の他の実施例の斜視図、第3図,第4
図は夫々従来の張力測定装置の説明図である。 1……走行体、2……計測ローラー、3……回転軸、4
……検出板、5……支持台、6……差動トランス、7…
…磁歪素子、8,9……支柱板、10,11……ローラー棒、1
2,13,18,19……板バネ、14……スリット、15……ロード
セル、16,17……支持柱。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行体に接して回動する計測ローラーを回
    動自在に支持する検出板と、この検出板に対向配置した
    支持台と、上記検出板と上記支持台の互いに接近する方
    向の変位を抑制するため夫々その一方から他方に向かっ
    て延びる支持板と、上記検出板の上記走行体の走行方向
    と直交する方向の変位を抑制するため上記検出板と上記
    支持台間に上記直交する方向に延びるよう連結したバネ
    板と、上記夫々の支持板の対向面間に介挿した上記計測
    ローラーの走行体走行方向に生ずる力を検出するロード
    セルとより成ることを特徴とする張力測定装置。
  2. 【請求項2】走行体に接して回動する計測ローラーを回
    動自在に支持する検出板と、この検出板に対向配置した
    支持台と、上記検出板と上記支持台に夫々その両側面を
    固定した上記検出板の上記支持台に接近又は離反する方
    向の力を検出するロードセルと、上記検出板が上記支持
    台に離接する方向以外の方向に変位することを抑制する
    ため上記検出板の2点位置と、これと異なる位置におけ
    る上記支持台の2点位置間を互いに連結するバネ板とよ
    り成ることを特徴とする張力測定装置。
JP2064061A 1990-03-16 1990-03-16 張力測定装置 Expired - Lifetime JPH0786440B2 (ja)

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JP2064061A JPH0786440B2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 張力測定装置

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Publication Number Publication Date
JPH03267728A JPH03267728A (ja) 1991-11-28
JPH0786440B2 true JPH0786440B2 (ja) 1995-09-20

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JP2064061A Expired - Lifetime JPH0786440B2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 張力測定装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19744032A1 (de) * 1997-10-06 1999-04-08 Siemens Ag Einrichtung zur Messung der Zugkraft in einem Metallband
JP4988395B2 (ja) * 2007-03-16 2012-08-01 Jx日鉱日石液晶フィルム株式会社 液晶フィルムの製造方法

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JPH03267728A (ja) 1991-11-28

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