JPH0522842Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0522842Y2 JPH0522842Y2 JP7248386U JP7248386U JPH0522842Y2 JP H0522842 Y2 JPH0522842 Y2 JP H0522842Y2 JP 7248386 U JP7248386 U JP 7248386U JP 7248386 U JP7248386 U JP 7248386U JP H0522842 Y2 JPH0522842 Y2 JP H0522842Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotating body
- roller
- roller bearing
- unbalance
- journal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 4
- 238000006748 scratching Methods 0.000 description 2
- 230000002393 scratching effect Effects 0.000 description 2
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 235000013405 beer Nutrition 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Testing Of Balance (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、回転体の動不釣合量を測定する動釣
合試験機に関する。
合試験機に関する。
従来の技術
モータのアーマチユア、大型タービン発電機等
のように、回転軸方向にある程度の長さを有する
回転体の動不釣合量を測定する場合、従来、横置
したローラ軸受部に回転体のジヤーナルを載置
し、回転体を回転させてその振動量を検出するの
が一般である。この種の横形動不釣合試験機で
は、回転体に不釣合があると回転体の略中央部か
ら軸端方向に略円錐状の振動が生じると共に、軸
方向の移動が惹起されてローラ軸受部に対しX・
Y・Z軸方向のモーメントとして作用するため、
各ローラ軸受部を独立して振動させてその振動量
を検出する構成としている。この場合、ローラ軸
受部のローラの表面をフラツトに形成すると、回
転体の中央部の撓みにより、ローラの角に回転体
のジヤーナルが点接触して回転時にジヤーナルが
傷つく問題があり、この難点を回避するため、ロ
ーラの表面に所定の曲率を存してクラウン(ビー
ル樽のような中央部分が脹らんだ形)を形成し、
ジヤーナルとの接触面を増大するようにしてい
た。
のように、回転軸方向にある程度の長さを有する
回転体の動不釣合量を測定する場合、従来、横置
したローラ軸受部に回転体のジヤーナルを載置
し、回転体を回転させてその振動量を検出するの
が一般である。この種の横形動不釣合試験機で
は、回転体に不釣合があると回転体の略中央部か
ら軸端方向に略円錐状の振動が生じると共に、軸
方向の移動が惹起されてローラ軸受部に対しX・
Y・Z軸方向のモーメントとして作用するため、
各ローラ軸受部を独立して振動させてその振動量
を検出する構成としている。この場合、ローラ軸
受部のローラの表面をフラツトに形成すると、回
転体の中央部の撓みにより、ローラの角に回転体
のジヤーナルが点接触して回転時にジヤーナルが
傷つく問題があり、この難点を回避するため、ロ
ーラの表面に所定の曲率を存してクラウン(ビー
ル樽のような中央部分が脹らんだ形)を形成し、
ジヤーナルとの接触面を増大するようにしてい
た。
考案が解決しようとする問題点
しかしながら、ローラにクラウンを形成して
も、ローラとジヤーナルとの接触面には限度があ
るため、回転中ジヤーナルに傷がつく問題並びに
ローラそのものが損傷する可能性は避けられず、
特に、ジヤーナルが黄銅やアルミニウム等の柔軟
材で形成されている場合、傷つきの問題は著しか
つた。また、ローラ軸受部を振動可能に支持して
ローラ軸受部に伝達される振動量を測定するのみ
の構成では、回転体は重量物である場合、各ロー
ラ軸受部が各々単独に振動できず、回転体の不釣
合を正確に測定し難いという問題も残されてい
た。
も、ローラとジヤーナルとの接触面には限度があ
るため、回転中ジヤーナルに傷がつく問題並びに
ローラそのものが損傷する可能性は避けられず、
特に、ジヤーナルが黄銅やアルミニウム等の柔軟
材で形成されている場合、傷つきの問題は著しか
つた。また、ローラ軸受部を振動可能に支持して
ローラ軸受部に伝達される振動量を測定するのみ
の構成では、回転体は重量物である場合、各ロー
ラ軸受部が各々単独に振動できず、回転体の不釣
合を正確に測定し難いという問題も残されてい
た。
本考案は、上記の問題を解決するために創案さ
れたもので、回転体のジヤーナル及びローラの傷
つきを回避すると共に、重量の大きな回転体の動
不釣合量を正確に測定できる動釣合試験機を提供
することを目的としている。
れたもので、回転体のジヤーナル及びローラの傷
つきを回避すると共に、重量の大きな回転体の動
不釣合量を正確に測定できる動釣合試験機を提供
することを目的としている。
問題点を解決するための手段
本考案は回転体の動不釣合を測定する試験機で
あつて、回転体のジヤーナルを支承する円筒状の
ローラを有するローラ軸受部と、このローラ軸受
部をベアリングにより回動可能に支承する軸受支
持台と、この軸受支持台を支持しローラ軸受に伝
達される振動に伴つて水平方向に回転する回転台
と、この回転台を載置し架台に懸下されて回転体
の不釣合量に応じて振動する振り子台とを備えた
ことを特徴としている。
あつて、回転体のジヤーナルを支承する円筒状の
ローラを有するローラ軸受部と、このローラ軸受
部をベアリングにより回動可能に支承する軸受支
持台と、この軸受支持台を支持しローラ軸受に伝
達される振動に伴つて水平方向に回転する回転台
と、この回転台を載置し架台に懸下されて回転体
の不釣合量に応じて振動する振り子台とを備えた
ことを特徴としている。
作 用
回転体が回転駆動されると、ローラは回転体の
撓み角度に応じた傾きを存しつつ回転する。回転
体の不釣合量に応じてローラ軸受部が振動する
と、回転台が水平方向に回転すると共に、振り子
台が軸方向に直角な振り子運動を生じ、これら振
動量は回転体の動不釣合量として測定される。
撓み角度に応じた傾きを存しつつ回転する。回転
体の不釣合量に応じてローラ軸受部が振動する
と、回転台が水平方向に回転すると共に、振り子
台が軸方向に直角な振り子運動を生じ、これら振
動量は回転体の動不釣合量として測定される。
実施例
第1図は本考案の一実施例を示す一部横断面
図、第2図は第1図の−線に沿つた動釣合試
験機の側面図である。
図、第2図は第1図の−線に沿つた動釣合試
験機の側面図である。
動釣合試験機1は、主要部としてローラ軸受部
2、軸受支持台3、回転台4及び振り子台5とを
備えて架台6に配置されている。ローラ軸受部2
は、表面がフラツト状のローラ21,21を水平
方向に平行して2個並置していて、支持筐22に
回転可能に支承されている。このローラ軸受部2
は、所定間隔を存して2組配置され、一方のロー
ラ軸受部2(図示省略)に図外モータのシヤフト
が連結されていて、各ローラ21の上面に載置さ
れる回転体11のジヤーナル12とローラ21と
が線接触した状態で回転可能となつている。軸受
支持台3は、後述の回転台4の上部に2本立設さ
れており、各軸受支持台3,3の上方にベアリン
グ31,31を介して前記支持筐22のシヤフト
23が支承されていて、回転体11の撓み角度に
応じてローラ軸受部2を所定角度だけ回転させ、
ジヤーナル12とローラ21とが点接触とならな
いようになつている。
2、軸受支持台3、回転台4及び振り子台5とを
備えて架台6に配置されている。ローラ軸受部2
は、表面がフラツト状のローラ21,21を水平
方向に平行して2個並置していて、支持筐22に
回転可能に支承されている。このローラ軸受部2
は、所定間隔を存して2組配置され、一方のロー
ラ軸受部2(図示省略)に図外モータのシヤフト
が連結されていて、各ローラ21の上面に載置さ
れる回転体11のジヤーナル12とローラ21と
が線接触した状態で回転可能となつている。軸受
支持台3は、後述の回転台4の上部に2本立設さ
れており、各軸受支持台3,3の上方にベアリン
グ31,31を介して前記支持筐22のシヤフト
23が支承されていて、回転体11の撓み角度に
応じてローラ軸受部2を所定角度だけ回転させ、
ジヤーナル12とローラ21とが点接触とならな
いようになつている。
回転台4は、平板状で前記各軸受支持台3,3
の直下に複数本の脚部41を配設しており、各脚
部41にはベアリング42を介してシヤフト43
にローラ44が取り付けられていて、ローラ軸受
部2に伝達される振動に応動して後述の振り子台
5の上面を回転可能となつている。振り子台5も
平板状で、前記回転台4の各ローラ44の対向面
にレール51が略面一に埋設されていて、ローラ
44の回転に伴う摩擦抵抗を軽減している。そし
て、両端にはベアリングを介してシヤフト52,
52が設けられ、このシヤフト52,52と略U
字状の架台6の上端部61,61にベアリングを
介して設けられたシヤフト62,62との間に支
持板63,63が取り付けられていて、この振り
子台6が懸下される構成となつており、回転体1
1の不釣合量に応じて振動するようになつてい
る。そして、この振り子台6の下部には、突出片
64が設けられる一方、架台6の側部にムービン
グコイル形等の振動検出器7が固定されており、
突出片64に一端が固定されたバー71を振動検
出器7に挿通して振り子台5の振動を検出可能と
なつている。なお、回転体11の振動は、ローラ
軸受部2のローラ21,21に対して水平及び垂
直方向のモーメントとして作用し、X・Y軸方向
の振動量として振り子台5を振動させると共に、
ローラ21,21の軸方向に作用するモーメント
は、Z軸方向の振動量として振り子台5に加えら
れる。
の直下に複数本の脚部41を配設しており、各脚
部41にはベアリング42を介してシヤフト43
にローラ44が取り付けられていて、ローラ軸受
部2に伝達される振動に応動して後述の振り子台
5の上面を回転可能となつている。振り子台5も
平板状で、前記回転台4の各ローラ44の対向面
にレール51が略面一に埋設されていて、ローラ
44の回転に伴う摩擦抵抗を軽減している。そし
て、両端にはベアリングを介してシヤフト52,
52が設けられ、このシヤフト52,52と略U
字状の架台6の上端部61,61にベアリングを
介して設けられたシヤフト62,62との間に支
持板63,63が取り付けられていて、この振り
子台6が懸下される構成となつており、回転体1
1の不釣合量に応じて振動するようになつてい
る。そして、この振り子台6の下部には、突出片
64が設けられる一方、架台6の側部にムービン
グコイル形等の振動検出器7が固定されており、
突出片64に一端が固定されたバー71を振動検
出器7に挿通して振り子台5の振動を検出可能と
なつている。なお、回転体11の振動は、ローラ
軸受部2のローラ21,21に対して水平及び垂
直方向のモーメントとして作用し、X・Y軸方向
の振動量として振り子台5を振動させると共に、
ローラ21,21の軸方向に作用するモーメント
は、Z軸方向の振動量として振り子台5に加えら
れる。
次に、タービン等の重量物の回転体を測定する
場合の動作について説明する。
場合の動作について説明する。
ローラ軸受部2に回転体11のジヤーナル1
2を載置すると、荷重によつて中央部が撓み、
支持筐22が回動して各ローラ21,21は、
軸方向に所定角度だけ傾き、フラツト状のロー
ラ21,21とジヤーナル12とが平行して線
接触する。
2を載置すると、荷重によつて中央部が撓み、
支持筐22が回動して各ローラ21,21は、
軸方向に所定角度だけ傾き、フラツト状のロー
ラ21,21とジヤーナル12とが平行して線
接触する。
モータを回転駆動して回転体11を回転させ
ると、不釣合に起因してローラ軸受部2に対し
X・Y・Z軸方向の振動が作用する。
ると、不釣合に起因してローラ軸受部2に対し
X・Y・Z軸方向の振動が作用する。
ローラ軸受部2の振動は、回転台4を回動さ
せると共に、振り子台5を左右方向に振動させ
る。
せると共に、振り子台5を左右方向に振動させ
る。
振り子台5の振動量は、振動検出機7で検出
されて、回転体11の動不釣合が測定される。
されて、回転体11の動不釣合が測定される。
なお、回転台4はローラ44を備えた複数本の
脚部41で回転可能に支持したが、第3図に示す
ように、回転台4の下部に中心軸45を設ける一
方、振り子台5の上部に軸受台53を配設し、こ
の軸受台53と中心軸45との間に上部、中部及
び下部ベアリング54,55,56を介設して回
転台4を支持してもよい。これにより、モータの
アーマチユア等の軽量物の不釣合量を簡便に測定
できる。
脚部41で回転可能に支持したが、第3図に示す
ように、回転台4の下部に中心軸45を設ける一
方、振り子台5の上部に軸受台53を配設し、こ
の軸受台53と中心軸45との間に上部、中部及
び下部ベアリング54,55,56を介設して回
転台4を支持してもよい。これにより、モータの
アーマチユア等の軽量物の不釣合量を簡便に測定
できる。
考案の効果
本考案の動釣合試験機は、回転体のジヤーナル
を支承するローラをフラツト状に形成したので、
ジヤーナル及びローラの傷つきの問題が回避さ
れ、重量の大きな回転体の動不釣合を正確に測定
可能となる。
を支承するローラをフラツト状に形成したので、
ジヤーナル及びローラの傷つきの問題が回避さ
れ、重量の大きな回転体の動不釣合を正確に測定
可能となる。
第1図は本考案の一実施例を示す動釣合試験機
の一部横断面図、第2図は第1図の−線に沿
つた同試験機の側面図、第3図は本考案の他の実
施例を示す断面図である。 1……動釣合試験機、2……ローラ軸受部、4
……回転台、5……振り子台、12……ジヤーナ
ル。
の一部横断面図、第2図は第1図の−線に沿
つた同試験機の側面図、第3図は本考案の他の実
施例を示す断面図である。 1……動釣合試験機、2……ローラ軸受部、4
……回転台、5……振り子台、12……ジヤーナ
ル。
Claims (1)
- 回転体の動不釣合を測定する試験機であつて、
回転体のジヤーナルを支承する円筒状のローラを
有するローラ軸受部と、このローラ軸受部をベア
リングにより回動可能に支承する軸受支持台と、
この軸受支持台を支持しローラ軸受に伝達される
振動に伴つて水平方向に回転する回転台と、この
回転台を載置し架台に懸下されて回転体の不釣合
量に応じて振動する振り子台とを備えたことを特
徴とする動釣合試験機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7248386U JPH0522842Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7248386U JPH0522842Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62184449U JPS62184449U (ja) | 1987-11-24 |
JPH0522842Y2 true JPH0522842Y2 (ja) | 1993-06-11 |
Family
ID=30915968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7248386U Expired - Lifetime JPH0522842Y2 (ja) | 1986-05-13 | 1986-05-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522842Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0816632B2 (ja) * | 1986-06-19 | 1996-02-21 | 株式会社島津製作所 | 動釣合試験機 |
-
1986
- 1986-05-13 JP JP7248386U patent/JPH0522842Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62184449U (ja) | 1987-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW418319B (en) | A device for measuring forces generated by a balance error of a rotor | |
US6779400B1 (en) | Method and apparatus for determining the unbalance of a rotating body | |
US20070292262A1 (en) | Four-Bearing Rotor System | |
JPH0522842Y2 (ja) | ||
JPS588459B2 (ja) | 清不つりあい測定装置 | |
KR890016514A (ko) | 자기헤드 장치 | |
JP3443719B2 (ja) | 動バランス測定機 | |
JP2966424B2 (ja) | 動釣合い試験機 | |
JP2000193453A (ja) | 傾斜センサ― | |
JPS59183344A (ja) | ベアリング振れ測定機 | |
JPS6217687B2 (ja) | ||
JPH0522845Y2 (ja) | ||
CN201053915Y (zh) | 转动惯量测定仪 | |
JP3056550B2 (ja) | ジョイントを有する回転軸の二分力測定装置 | |
JPH0531541Y2 (ja) | ||
JPS632050B2 (ja) | ||
JPS6232346U (ja) | ||
JPS6215495Y2 (ja) | ||
JPH10115567A (ja) | 重量物の低速バランス装置 | |
JPH0750695Y2 (ja) | 動釣合試験機 | |
JPS6026966B2 (ja) | 体重測定用ベツド | |
JPH0714844Y2 (ja) | 動釣合試験機 | |
JPH0783783A (ja) | 不釣合い測定装置 | |
JPH05480Y2 (ja) | ||
JPH0511481Y2 (ja) |