JPH03246433A - 張力検出器 - Google Patents

張力検出器

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JPH03246433A
JPH03246433A JP4401490A JP4401490A JPH03246433A JP H03246433 A JPH03246433 A JP H03246433A JP 4401490 A JP4401490 A JP 4401490A JP 4401490 A JP4401490 A JP 4401490A JP H03246433 A JPH03246433 A JP H03246433A
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JP
Japan
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tension
roll
displacement
elastic body
web
Prior art date
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Pending
Application number
JP4401490A
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English (en)
Inventor
Kazuo Kawamura
川村 和男
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Nireco Corp
Original Assignee
Nireco Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、線や帯状体をローラで移送する際にこの線や
帯状体に加わる張力を検出する張力検出器に関する。
〔従来の技術〕
紙、フィルム、セロファン 箔、ゴムなどの帯状体(ウ
ェブ)を巻取ったり、巻戻したりする場合、巻径が変化
するにつれてウェブの張力は巻径の変化とともに変わる
ので、この張力を制御しないとシワ寄り、たわみ、厚さ
の変化などを起こし、ウェブが切断する場合も起こる。
また、印刷工程においては張力変動はウェブに伸び縮み
を与え、印刷ずれを起こす、このため、ウェブに加わる
張力を検出し、張力制御が行われている。張力検出の原
理を第6図を用いて説明する。第6図においてウェブ1
は3つのロール2に抱き角θで案内され搬送される。中
央のロール2について考えると、ウェブの張力Tによっ
てロール軸心4より軸受3には力Fが加わる。ここでF
、Tは次式で表される。
θ F=2Tcos      +Rh θ T =  (F −Rw ) / 2 cos    
   −−−−−−(+)R匈はロール部重量、 (1)式より力Fを計測することにより張力Tを得るこ
とができる。この張力を計測する具体的方法を第7図を
用いて説明する。第7図(a)は、軸受3を梁5に載置
し、この梁5を固定端6で片持ち支持とし、力Fによっ
て生しる撓みを変位計7で計測し、この撓みから力Fを
計測することにより張力Tを算出する方法である。第7
図(blは(a)図に示す場合に対し梁5の支持方法を
変えたもので梁5を丸棒8のねしれ剛性により支持し、
この丸棒8を固定端6で固定したもので、梁5の曲げと
丸棒8のねしれによる変位を変位計7で計測し力Fおよ
び張力Tを算出する方法であり、特開昭61−2883
4号公報に開示されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来の方法は、第7図(a)、 (b)に示すよう
にロール軸心4は軸受3を介して梁5上に載置されてお
り、梁5の曲げモーメントに対する中立軸とロール軸心
4が一致していない。このため張力検出系の固有振動数
が低くなり高速のウェブ移送ラインに適用すると振動上
の問題が生している。
本発明は、上述の問題点に鑑みてなされたもので、固有
振動数の高い張力検出系を簡単な構造ムこより実現する
張力検出器を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、ロール軸心と支持梁とか支持
バネ等の支持力中心を一致するようにしたもので、本発
明の張力検出器は、線または帯状体を所定の抱き角をも
たせてロールにがけこのロールに加わる荷重から前記線
または帯状体に加わる張力を検出する張力検出器におい
て、前記ロールの回転軸のラジアル方向のほぼ中心を弾
性体で支持し、この弾性体の変位より前記張力を検出す
ることを特徴とするものである。また、前記弾性体を片
持梁とし、この片持梁の曲げモーメントに対する中立軸
が前記ロールの回転軸のラジアル方向の中心とほぼ一致
するよう支持するとよい。また、前記片持梁の形状が支
持部近傍で応力集中を緩和する曲線形状でくびれでいる
ようにするとよい。また、前記弾性体をバネとし、この
バネの反発力の方向が前記ロールの回転軸のラジアル方
向の中心とほぼ一致するよう支持するとよい。
〔作 用〕
ロールの回転軸を弾性支持する場合の張力検出系の固有
振動数について第4図、第5図を用いて説明する。第4
図(a)は、ロールの回転軸4の中心が梁5の支持力の
曲げモーメントに対する中立軸と一致した場合で、第4
図[有])は、(81図の等価モデルであり、梁5の剛
性をバネ9で表わし、固定端6をヒンジとしたものであ
る。第5図(a)はロールの回転軸4の中心が梁5の曲
げモーメントに対する中立軸とh@れた場合で第5図(
b)は(aJ図の等価モデルである。第4図は第5図に
おいてh=oとした場合であるので第5図の場合の固有
振動数について考える。
f7 :固有振動数、   K:等価バ1定数J :支
点回りの慣性モーメント ここで振動系の質量をロールの質量Mのみとし、他の質
量を無視する。
J = M (12+ h ” ) −−−−−−−−
−−−−(3)K = k l ”      −−−
−−−−−−−−−(4)M:ロールの質量、に:バネ
定数(直線系)i、h:第5図に示す値 (3)、 (4)式を(2)式に代入し整理すると次式
を得る。
(5)式よりM、  kを一定値としh→小とすればf
→大となることがわかる。つまり第4図に示すようにh
=oとすれば固有振動数fllは高くなる。
またf、1.Mを一定値としh→小とすればに→小にす
ることができる。つまりkが小さくてよいということは
、静的な荷重〜変位特性においては一定の張力に対し大
きな撓み変位を得ることができ、撓み検出精度が向上す
ることになる0以上のように、本発明の構成によれば張
力検出系の固有振動数を高くすることができるのでロー
ルの高速回転が可能となり、また固有振動数を所定の値
にすれば張力の検出精度が向上する。
片持梁の支持部近傍の形状をくびれた形状とすることに
より、片持梁を張力Tを計測に必要な十分変位を出力す
ると共に短い梁とすることができる。これは、ロール軸
心を支持するためにロール軸心の寸法に合わせて梁の深
さを大きくする必要があるが、このように大きくすると
剛性が増して変位が小さくなる。そこでロール軸心を軸
支する部分の梁の深さを大きくし、梁の支持部の形状を
くびれだ形とするとくびれ部の角変位により、梁の先端
では大きな変位が得られるので梁の長さを大きくする必
要はない。またこのような形状とすることにより、ロー
ル軸心の軸支部、梁、梁の支持部全体をコンバクトドな
構造とすることができる。
〔実 施 例〕
以下、本発明の実施例を第1図〜第3図を用いて説明す
る。
第1図は第1実施例を装備したロールでウェブを移送す
る状態を示した図である。第1図(a)は正面図であり
、(ト))図はA−A断面図である。ウェブ1は[有]
)図に示すように3つのロール2にかけられ移送される
。ロール軸心4は軸受ユニノ目0によって支持される。
軸受ユニッ目0はロール2を軸支すると共にロール軸心
4より軸受ユニット10に加わる力Fを検出する。第2
図は軸受ユニットの詳細を示す。軸受ユニット10は、
ロール軸心4を軸支する軸受11と、この軸受11を弾
性支持する支持板12と、差動トランスのコア13とコ
イル14とから構成される。支持板12は、周囲をスリ
ットで切り離し、ロール軸心4の中心を通る水平線上の
狭隘部121で固定部122と接続した軸受支持部12
3と、軸受支持部123の変位を取り出す腕部124と
、固定部122と接続しておりコイル14を支持する支
柱125とから構成される。狭隘部121は、上下が円
形に切り込まれており、応力集中を緩和するような形状
としている。軸受支持部123は狭隘部121で支持さ
れる梁を形成し、主として狭隘部121の撓み角により
撓み、その撓み値が腕部124に表われる。軸受11は
その中心が狭隘部121の中心を通るように軸受支持部
123に固定される。
以上のように構成された実施例の動作について説明する
。ウェブlより加えられた力Fはロール軸心4より軸受
11に伝達され軸受支持部123に荷重として加わる。
軸受支持部123は狭隘部121近傍を固定端とする片
持梁として働くが、狭隘部121以外の剛性が大きいた
め、狭隘部121に撓み角を生じ力F方向へ撓み、この
撓みは腕部124に最も大きく表われる。この腕部12
4の撓みは差動トランスのコア13の変位となる。一方
コア13を囲むコイル14は固定部122と一体となっ
た支柱125に固定されているので軸受支持部123の
撓みは伝わらず変位は生しない。このため軸受支持部1
23の撓みに応した変位がコア13とコイル14の相対
変位となり、この変位に対応した電圧が差動トランスの
コイル14より出力される。この電圧は変位に比例した
値であり、この変位は力Fに比例するので、(1)式を
用いることによりウェブ1の張力Tを電圧より算出する
ことができる。本実施例は、ロール軸心4が梁を形成す
る軸受支持部123の中心軸と一致しているため、(5
)式におけるh=oを満たしており、固有振動数ffi
の高い張力検出系を構成するので、ロール2の高速回転
が可能となる、また固有振動数f7を一定とすれば一定
の張力Tに対し、軸受支持部123の撓みが大きくなり
コア13の変位が大きくなるのでコイル14からの電圧
出力レベルが大きくなり、検出精度が向上する。また支
持板12は、1枚の板に穴明け、スリット加工等をして
製作することができ、部品数が少なく、構造が簡単でス
ペースが小さく製作容易である。
次に第2実施例を第3図を用いて説明する。第3図にお
いて、ロール2はそのロール軸心4を軸受3で軸支する
。軸受3には側板14と底板15が設けられ、案内板1
6により上下方向のみ移動できバネ17により支持され
る。軸受3の上下方向の移動は模式的に示した変位計7
で検出される。変位計7としては第1実施例で説明した
差動トランスを用いてもよい。
なお、上述の実施例では、変位を電気信号に変換する手
段として差動トランスを用いたが、光電型、渦流型、磁
歪型等の変換素子を使用してもよい。また第1実施例の
狭隘部121にストレンゲージを設置して狭隘部121
の変位を計測してもよい。
出力信号としては、電気信号のみならず、液体圧気体圧
信号も可能であり、それに応した変換素子を使用しても
よい。
〔発明の効果] 以上の説明から明らかなように、本発明はロールのほぼ
細心を弾性体で支持し、この弾性体の変位よりロールが
移送する線や帯状体の張力を検出するので、張力検出系
の固有振動数を高くすることができ、また張力検出精度
を向上することができる。また梁の支持部の形状を(び
れた形状とすることによりロール軸支持構造の加工が容
易で部品点数の少ないコンパクトな構造とすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を装着した装置を示す図、
第2図は第1実施例の詳細構造を示す回、第3図は第2
実施例の構成を示す図、第4図、第5図は本発明の詳細
な説明する図、第6図はウェブの張力を算出する説明図
、第7図は従来の張力検出器の原理を示す図である。 1−−−−ウェブ    2−一一一ロール3.11−
−一軸受   4−−−一ロール軸心7−−−変位計 
   10−一一軸受ユニット12−−−−支持板 121−一一狭隘部    122−m−固定部123
−−−軸受支持部  124−m−腕部125−−−支
柱 13−−−一差動トランスコア 14−−−一差動トランスコイル 7 バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)線または帯状体を所定の抱き角をもたせてロール
    にかけ、このロールに加わる荷重から前記線または帯状
    体に加わる張力を検出する張力検出器において、前記ロ
    ールの回転軸のラジアル方向のほぼ中心を弾性体で支持
    し、この弾性体の変位より前記張力を検出することを特
    徴とする張力検出器。
  2. (2)前記弾性体を片持梁とし、この片持梁の曲げモー
    メントに対する中立軸が前記ロールの回転軸のラジアル
    方向の中心とほぼ一致するよう支持することを特徴とす
    る請求項1記載の張力検出器。
  3. (3)前記片持梁の形状が支持部近傍で応力集中を緩和
    する曲線形状でくびれていることを特徴とする請求項2
    記載の張力検出器。
  4. (4)前記弾性体をバネとし、このバネの反発力の方向
    が前記ロールの回転軸のラジアル方向の中心とほぼ一致
    するよう支持することを特徴とする請求項1記載の張力
    検出器。
JP4401490A 1990-02-23 1990-02-23 張力検出器 Pending JPH03246433A (ja)

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