JPH0786171B2 - 紙および光ファイバーの粘着防止分野で特に使用しうる紫外線下硬化性組成物 - Google Patents
紙および光ファイバーの粘着防止分野で特に使用しうる紫外線下硬化性組成物Info
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- JPH0786171B2 JPH0786171B2 JP2323410A JP32341090A JPH0786171B2 JP H0786171 B2 JPH0786171 B2 JP H0786171B2 JP 2323410 A JP2323410 A JP 2323410A JP 32341090 A JP32341090 A JP 32341090A JP H0786171 B2 JPH0786171 B2 JP H0786171B2
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Description
【発明の詳細な説明】 本発明は、放射線硬化性(光重合性)組成物にして、支
持体への付着後該支持体上での硬化により例えば食品に
対する粘着防止性を有する物品の取得を可能にする組成
物に関し、更に特定するに該物品と接触せしめられるア
クリル系接着剤に関する。本発明に従った組成物は特
に、紙の粘着防止の分野でまた印刷電子回路の保護や光
ファイバーの外装に特に有用である。
持体への付着後該支持体上での硬化により例えば食品に
対する粘着防止性を有する物品の取得を可能にする組成
物に関し、更に特定するに該物品と接触せしめられるア
クリル系接着剤に関する。本発明に従った組成物は特
に、紙の粘着防止の分野でまた印刷電子回路の保護や光
ファイバーの外装に特に有用である。
光重合性組成物は、特にフランス国特許出願第2,447,38
6号から知られているが、しかしこの種の組成物は、薄
い層、例えば紙上2g/m2の量で用いられるときでさえ、
紫外線下概ね1秒より長い架橋時間を要求する。
6号から知られているが、しかしこの種の組成物は、薄
い層、例えば紙上2g/m2の量で用いられるときでさえ、
紫外線下概ね1秒より長い架橋時間を要求する。
それ故、本発明の一つの目的は、より迅速に硬化しなが
ら、特に破断点伸び、ヤング率およびショアー硬度に関
し非常に良好な機械的性質を有するエラストマーに至る
光架橋性組成物を得ることである。
ら、特に破断点伸び、ヤング率およびショアー硬度に関
し非常に良好な機械的性質を有するエラストマーに至る
光架橋性組成物を得ることである。
本発明の別の目的は、例えば厚さが2mmを越える厚い層
で使用し得、しかも迅速に架橋する組成物を得ることで
ある。
で使用し得、しかも迅速に架橋する組成物を得ることで
ある。
然るに、下記組成物を含む光重合性ポリオルガノシロキ
サン組成物が見出され、それが本発明の主題を構成す
る。而して、その組成物は、 A.a)α,ω−ジヒドロキシル化ポリジオルガノシロキ
サン油と、 b)ヒドロキシル化ポリシロキサン樹脂と、 c)式Z−G−Si(Ra)Q3-a [式中、 記号ZはCHX=C(R′)−COO−基又は−SHを表わし、 記号Rは同じか又は別異にして、C1〜C4アルキル基、C2
〜C4アルケニル基又はアリール基を表わし、 記号R′は水素原子又はメチル基を表わし、 記号Xは水素原子又は随意ハロゲン化されるフェニル基
を表わし、 記号Gは炭素原子1〜8個を有する直鎖ないし枝分れア
ルキレン基を表わし、 記号Qは同じか又は別異にして、C1〜C8アルコキシ基又
はβ−メトキシエトキシ基を表わし、また二つの記号Q
が一緒になるとき式: の基を表わし、そして aは0、1又は2を表わす]のシラン少なくとも1種と
を、 d)縮合触媒少なくとも1種の存在で反応させてなる生
成物にして、この反応が5〜180℃の温度で生起し、ま
たa)とb)のヒドロキシル基の和をシランc)のQ基
で除したモル比が0.1〜0.95である、前記生成物並びに B.光開始剤少なくとも1種む。
サン組成物が見出され、それが本発明の主題を構成す
る。而して、その組成物は、 A.a)α,ω−ジヒドロキシル化ポリジオルガノシロキ
サン油と、 b)ヒドロキシル化ポリシロキサン樹脂と、 c)式Z−G−Si(Ra)Q3-a [式中、 記号ZはCHX=C(R′)−COO−基又は−SHを表わし、 記号Rは同じか又は別異にして、C1〜C4アルキル基、C2
〜C4アルケニル基又はアリール基を表わし、 記号R′は水素原子又はメチル基を表わし、 記号Xは水素原子又は随意ハロゲン化されるフェニル基
を表わし、 記号Gは炭素原子1〜8個を有する直鎖ないし枝分れア
ルキレン基を表わし、 記号Qは同じか又は別異にして、C1〜C8アルコキシ基又
はβ−メトキシエトキシ基を表わし、また二つの記号Q
が一緒になるとき式: の基を表わし、そして aは0、1又は2を表わす]のシラン少なくとも1種と
を、 d)縮合触媒少なくとも1種の存在で反応させてなる生
成物にして、この反応が5〜180℃の温度で生起し、ま
たa)とb)のヒドロキシル基の和をシランc)のQ基
で除したモル比が0.1〜0.95である、前記生成物並びに B.光開始剤少なくとも1種む。
本発明に従った組成物は溶剤なしで用いることができ
る。
る。
用いられるα,ω−ジヒドロキシル化ポリジオルガノシ
ロキサン油a)は、25℃での粘度が50〜100,000mPa・s
好ましくは60〜20,000mPa・sである油ないし油混合物
である。本発明に従った組成物が油の混合物を含むと
き、そのうちの一つは100,000mPa・sより高い粘度を有
しうるが、しかし混合物の粘度が100,000mPa・sを越え
ることはない。
ロキサン油a)は、25℃での粘度が50〜100,000mPa・s
好ましくは60〜20,000mPa・sである油ないし油混合物
である。本発明に従った組成物が油の混合物を含むと
き、そのうちの一つは100,000mPa・sより高い粘度を有
しうるが、しかし混合物の粘度が100,000mPa・sを越え
ることはない。
これらの油a)は、式Y2SiOのジオルガノシロキシル単
位より本質上なる直鎖重合体にして、その鎖の各端部
で、けい素原子に結合したヒドロキシル基によりブロッ
キングされている。しかしながら、式YSiO1.5のモノオ
ルガノシロキシル単位および(又は)SiO2単位の存在は
ジオルガノシロキシル単位の数に対し多くとも1%の割
合で排除されない。
位より本質上なる直鎖重合体にして、その鎖の各端部
で、けい素原子に結合したヒドロキシル基によりブロッ
キングされている。しかしながら、式YSiO1.5のモノオ
ルガノシロキシル単位および(又は)SiO2単位の存在は
ジオルガノシロキシル単位の数に対し多くとも1%の割
合で排除されない。
記号Yは同じか又は別異にして、随意ハロゲン化される
C1〜C6アルキル基、C2〜C4アルケニル基、随意置換され
るC6〜C8アリール基又はC4〜C6シクロアルキル基を表わ
す。
C1〜C6アルキル基、C2〜C4アルケニル基、随意置換され
るC6〜C8アリール基又はC4〜C6シクロアルキル基を表わ
す。
記号Yは最も一般的にはメチル、エチル、n−プロピ
ル、ビニル、フェニル又は3,3,3−トリフルオロプロプ
ル基を表わす。
ル、ビニル、フェニル又は3,3,3−トリフルオロプロプ
ル基を表わす。
式Y2SiOで表わされる単位の例として、下記式に相当す
るものを挙げることができる: (CH3)2SiO、CH3(CH2=CH)SiO、CH3(C2H5)SiO、 CH3(n−C3H7)SiO、CH3(CF3−CH2−CH2)SiO、 CH3(C6H5)SiO、(C6H5)2SiO。
るものを挙げることができる: (CH3)2SiO、CH3(CH2=CH)SiO、CH3(C2H5)SiO、 CH3(n−C3H7)SiO、CH3(CF3−CH2−CH2)SiO、 CH3(C6H5)SiO、(C6H5)2SiO。
これらの油中、記号Yの少なくとも70%はメチル基を表
わし、多くとも3%はビニル基を表わす。
わし、多くとも3%はビニル基を表わす。
用いられるヒドロキシル化ポリシロキサン樹脂(b)
は、0.1〜6重量%のヒドロキシル基を含む液体樹脂で
ある。25℃で測定したその粘度は50〜30,000mPa・s好
ましくは60〜20,000mPa・sである。この樹脂は、R2SiO
1.5(Tと呼称)単位および(又は)SiO2(Q)単位をR
2 3SiO0.5(M)単位および(又は)R2 2SiO(D)単位と
の組合せで含む。
は、0.1〜6重量%のヒドロキシル基を含む液体樹脂で
ある。25℃で測定したその粘度は50〜30,000mPa・s好
ましくは60〜20,000mPa・sである。この樹脂は、R2SiO
1.5(Tと呼称)単位および(又は)SiO2(Q)単位をR
2 3SiO0.5(M)単位および(又は)R2 2SiO(D)単位と
の組合せで含む。
記号R2は直鎖ないし枝分れの、随意ハロゲン化されるC1
〜C6アルキル基、アリール基又はC2〜C4アルケニル基を
表わす。一般に、少くとも70%、好ましくは少なくとも
75%の記号R2がメチル基を表わす。
〜C6アルキル基、アリール基又はC2〜C4アルケニル基を
表わす。一般に、少くとも70%、好ましくは少なくとも
75%の記号R2がメチル基を表わす。
これらの樹脂はシリコーン製造業者により市場に出され
ている。該樹脂は、例えば、コヒドロリシス技法、更に
特定するに、フランス国特許FR1226745、FR1408662、FR
2429811およびFR2521574に記載の該技法に従い容易に製
造することができる。
ている。該樹脂は、例えば、コヒドロリシス技法、更に
特定するに、フランス国特許FR1226745、FR1408662、FR
2429811およびFR2521574に記載の該技法に従い容易に製
造することができる。
例として、複数のTD単位又は複数のTM単位又は複数のTD
M単位又は複数のQTDM単位(記号Q、T、DおよびMの
意味は既に定義済み)のいずれかを含有する樹脂は、上
記特許に従って調整することができる。
M単位又は複数のQTDM単位(記号Q、T、DおよびMの
意味は既に定義済み)のいずれかを含有する樹脂は、上
記特許に従って調整することができる。
本発明に従った組成物において、ヒドロキシル化ポリシ
ロキサン樹脂b)はα,ω−ジヒドロキシル化ポリジオ
ルガノシロキサン油a)100重量部当り5〜50部で用い
られる。
ロキサン樹脂b)はα,ω−ジヒドロキシル化ポリジオ
ルガノシロキサン油a)100重量部当り5〜50部で用い
られる。
本発明に従った組成物に用いられるシラン(c)は式Z
−G−Si(Ra)Q3-aを有する。ここで、Z、G、Qおよ
びaの意味は既に定義済みである。斯くして、用いられ
るシラン(c)は、 F1と呼称される式すなわち CHX−CH(R′)−COO−G−Si(Ra)Q3-a 又はF2と呼称される式すなわち HS−G−Si(Ra)Q3-a に相当する。
−G−Si(Ra)Q3-aを有する。ここで、Z、G、Qおよ
びaの意味は既に定義済みである。斯くして、用いられ
るシラン(c)は、 F1と呼称される式すなわち CHX−CH(R′)−COO−G−Si(Ra)Q3-a 又はF2と呼称される式すなわち HS−G−Si(Ra)Q3-a に相当する。
更に特定するに、記号Gは、炭素原子1〜8個を有する
アルキレン基を表わし、例えば下記式のものから選ばれ
る: −(CH2)n−(N=1〜8範囲の整数)、 −CH2CH(CH3)CH2−、 −CH2CH2CH(CH3)CH2−、 −(CH2)4CH(C2H5)CH2−。
アルキレン基を表わし、例えば下記式のものから選ばれ
る: −(CH2)n−(N=1〜8範囲の整数)、 −CH2CH(CH3)CH2−、 −CH2CH2CH(CH3)CH2−、 −(CH2)4CH(C2H5)CH2−。
列挙しうる式F1のシランの特定例は下記式に相当するも
のである: CH2=CH−COO(CH2)3Si(OC2H5)3; CH2=CHCOO(CH2)3Si(OCH3)3; CH2=CH−COO(CH2)4Si(OCH2CH2OCH3)3; CH2=CH−COO(CH2)3Si(O n−C3H7)3; CH2=CH−COOCH2CH(CH3)CH2Si(CH=CH2)(OCH3)2; CH2=C(CH3)COOCH2Si−CH3(OCH3)2; CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH3)3; CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OC2H3)3; CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH2CH2OCH3)3; CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)2OCH3; CH2=C(CH3)COO(CH2)4Si(C6H5)2(OCH3)2; CH2=C(CH3)COO(CH2)4C(C2H5)CH1Si(C2H5)(O
CH3)2; これらのシランは式Cl−G−SiRa(Q)3-aの中間化合
物と式CHX=C(R′)COOHの有機酸との反応により調
製することができる。反応は、N−メチル−2−ピロリ
ドン又はN,N−ジメチルホルムアミドの如き中性溶媒
中、トリエチルアミンの如きHCl受容体の存在で有利に
実施される。有機酸の代りにそのアルカリ金属塩を用い
ることができる。この場合、HCl受容体を反応混合物に
導入することに目的はない。これらのシランはまた、シ
リーコン市場で入手することもできる。
のである: CH2=CH−COO(CH2)3Si(OC2H5)3; CH2=CHCOO(CH2)3Si(OCH3)3; CH2=CH−COO(CH2)4Si(OCH2CH2OCH3)3; CH2=CH−COO(CH2)3Si(O n−C3H7)3; CH2=CH−COOCH2CH(CH3)CH2Si(CH=CH2)(OCH3)2; CH2=C(CH3)COOCH2Si−CH3(OCH3)2; CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH3)3; CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OC2H3)3; CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH2CH2OCH3)3; CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(CH3)2OCH3; CH2=C(CH3)COO(CH2)4Si(C6H5)2(OCH3)2; CH2=C(CH3)COO(CH2)4C(C2H5)CH1Si(C2H5)(O
CH3)2; これらのシランは式Cl−G−SiRa(Q)3-aの中間化合
物と式CHX=C(R′)COOHの有機酸との反応により調
製することができる。反応は、N−メチル−2−ピロリ
ドン又はN,N−ジメチルホルムアミドの如き中性溶媒
中、トリエチルアミンの如きHCl受容体の存在で有利に
実施される。有機酸の代りにそのアルカリ金属塩を用い
ることができる。この場合、HCl受容体を反応混合物に
導入することに目的はない。これらのシランはまた、シ
リーコン市場で入手することもできる。
列挙しうる式F2のシランの特定例は下記式に相当するも
のである:HS(H2)3S(OCH3)3; HSCH2SiCH3(OC2H5)2;HS(CH2)4SiCH3(OCH3)2; HSCH2CH(CH3)CH2SiCH3(OC2H5)2;HS(CH2)3SiCH
3(OC2H5)2; HS(CH2)3SiCH=CH2(OC2H5)2;HS(CH2)3SiC6H5(OC
H3)2; HSCH2CH(CH3)CH2Si(OC2H5)3;HS(CH2)4Si(CH3)2
OC2H5。
のである:HS(H2)3S(OCH3)3; HSCH2SiCH3(OC2H5)2;HS(CH2)4SiCH3(OCH3)2; HSCH2CH(CH3)CH2SiCH3(OC2H5)2;HS(CH2)3SiCH
3(OC2H5)2; HS(CH2)3SiCH=CH2(OC2H5)2;HS(CH2)3SiC6H5(OC
H3)2; HSCH2CH(CH3)CH2Si(OC2H5)3;HS(CH2)4Si(CH3)2
OC2H5。
これらのメルカプトシランは、式: のイソチオウロニウム塩をアンモニアの如きアルカリ剤
で分解させることにより調製することができる(米国特
許第3,314,982号)。これらも亦、シリコーン市場で入
手することができる。
で分解させることにより調製することができる(米国特
許第3,314,982号)。これらも亦、シリコーン市場で入
手することができる。
一般に、式Z−G−SiRa(Q)3-aのシランは、本発明
の方法に従った組成物中、油a)100部当り5〜30部で
用いられる。
の方法に従った組成物中、油a)100部当り5〜30部で
用いられる。
本発明に従った組成物に用いられる触媒d)は、油a)
とシランb)との混合物100部当り0.05〜2部好ましく
は0.1〜1部量の、アルキルチタネートないしポリチタ
ネートおよび脂肪酸のジオルガノ錫塩から選ぶことがで
きる。
とシランb)との混合物100部当り0.05〜2部好ましく
は0.1〜1部量の、アルキルチタネートないしポリチタ
ネートおよび脂肪酸のジオルガノ錫塩から選ぶことがで
きる。
アルキルチタネートは一般式Ti{(OCH2CH2)bOR″}4
に相当する。ここで、記号R″は同じか又は別異にし
て、炭素原子1〜8個のアルキル基を表わし、記号bは
0又は1を表わす。記号bが0を表わすとき、アルキル
基は、エチル、n−オクチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、n−ペ
ンチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシルおよびn−
ヘプチル基の如き炭素原子2〜8個を含有し、記号bが
1を表わすとき、アルキル基はメチル又はエチルであ
る。
に相当する。ここで、記号R″は同じか又は別異にし
て、炭素原子1〜8個のアルキル基を表わし、記号bは
0又は1を表わす。記号bが0を表わすとき、アルキル
基は、エチル、n−オクチル、n−プロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、n−ペ
ンチル、n−ヘキシル、2−エチルヘキシルおよびn−
ヘプチル基の如き炭素原子2〜8個を含有し、記号bが
1を表わすとき、アルキル基はメチル又はエチルであ
る。
列挙しうるこれらアルキルチタネートの特定例はエチ
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、2−エ
チルヘキシルおよびβ−メトキシエチルチタネートであ
る。
ル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、2−エ
チルヘキシルおよびβ−メトキシエチルチタネートであ
る。
アルキルポリチタネートは式Ti(OR″)4のチタネート
の部分加水分解から生じる。この式は、記号bが0を表
わし、それ故記号R″が炭素原子2〜8個のアルキル基
を表わす上記式に相当する。
の部分加水分解から生じる。この式は、記号bが0を表
わし、それ故記号R″が炭素原子2〜8個のアルキル基
を表わす上記式に相当する。
これらのポリチタネートは、各々が式−TiO(OR″)2
−の単位の連続物からなる直鎖構造および(又は)、刊
行物R.Feld & P.L.Coweの“The Organic Chemistry of
Titanium"(BUTTERWORTHS LONDON)に報告されている
複雑な構造を含有する。
−の単位の連続物からなる直鎖構造および(又は)、刊
行物R.Feld & P.L.Coweの“The Organic Chemistry of
Titanium"(BUTTERWORTHS LONDON)に報告されている
複雑な構造を含有する。
これらポリチタネートの構造は、式TiO(OR″)4のチ
タネートの加水分解に関する作業条件、チタネート/水
の加水分解モル比およびR″基の種類に密接に依存す
る。
タネートの加水分解に関する作業条件、チタネート/水
の加水分解モル比およびR″基の種類に密接に依存す
る。
しかしながら、これらポリチタネートは貯蔵時安定でな
ければならず、トルエン、キシレン若しくはシクロヘキ
サンの如き通例の炭化水素溶剤に、溶剤100部当り少な
くとも50部の割合で可溶でなければならない。
ければならず、トルエン、キシレン若しくはシクロヘキ
サンの如き通例の炭化水素溶剤に、溶剤100部当り少な
くとも50部の割合で可溶でなければならない。
脂肪酸のジオルガノ錫塩は式(RCOO)2SnT2に相当す
る。ここで、Rは同じか又は別異にして、炭素原子1
〜25個の脂肪族炭化水素基を表わし、記号Tは同じか又
は別異にして、炭素原子1〜10個のアルキル基を表わ
す。
る。ここで、Rは同じか又は別異にして、炭素原子1
〜25個の脂肪族炭化水素基を表わし、記号Tは同じか又
は別異にして、炭素原子1〜10個のアルキル基を表わ
す。
記号Rで表わされる脂肪族炭化水素基は直鎖ないし枝
分れアルキルおよびアルケニル基を包含する。列挙しう
るこのようなアルキル基の特定例はメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、n−ヘキシ
ル、2−エチルヘキシル、n−オクチル、n−デシル、
n−ドデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデシル、
n−ヘキサデシル、n−オクタデシル、n−エイコシ
ル、n−ドデシルおよびn−ペンタコシル基である。
分れアルキルおよびアルケニル基を包含する。列挙しう
るこのようなアルキル基の特定例はメチル、エチル、n
−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、n−ヘキシ
ル、2−エチルヘキシル、n−オクチル、n−デシル、
n−ドデシル、n−テトラデシル、n−ペンタデシル、
n−ヘキサデシル、n−オクタデシル、n−エイコシ
ル、n−ドデシルおよびn−ペンタコシル基である。
列挙しうる斯かるアルケニル基の特定例は次の式に相当
する基である: CH3CH=CH−CH2−; CH3CH=CH−(−CH2)3−; CH3CH=CH(CH2)5−; CH3(CH2)4CH=CH(CH2)5−; CH3(CH2)7CH=CH(CH2)8−; CH3(CH2)4CH=CH−CH2−CH=CH(CH2)8−; CH3(CH2)4−(CH=CH−CH2)4−(CH2)3−。
する基である: CH3CH=CH−CH2−; CH3CH=CH−(−CH2)3−; CH3CH=CH(CH2)5−; CH3(CH2)4CH=CH(CH2)5−; CH3(CH2)7CH=CH(CH2)8−; CH3(CH2)4CH=CH−CH2−CH=CH(CH2)8−; CH3(CH2)4−(CH=CH−CH2)4−(CH2)3−。
更に、記号Tで表わされる炭素原子1〜10個のアルキル
に関し列挙することのできる特定例はメチル、エチル、
イソプロピル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチ
ル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−オクチルおよび
n−デシル基である。
に関し列挙することのできる特定例はメチル、エチル、
イソプロピル、n−プロピル、n−ブチル、イソブチ
ル、n−ペンチル、n−ヘキシル、n−オクチルおよび
n−デシル基である。
脂肪酸のジオルガノ錫塩は純粋な製品であっても或は混
合物であってもよい。後者は、例えばジオルガノ錫オキ
シドに対するカルボン酸混合物(コプラ若しくはパーム
油の如き天然グリセリドから生じる)の反応によって調
製される。
合物であってもよい。後者は、例えばジオルガノ錫オキ
シドに対するカルボン酸混合物(コプラ若しくはパーム
油の如き天然グリセリドから生じる)の反応によって調
製される。
これらのジオルガノ錫塩の例として、下記式に相当する
ものを挙げることができる: (CH3−COO)2Sn(n−C4H9)2; {CH3(CH2)10COO}2Sn(n−C4H9)2; {CH3(CH2)10COO}2Sn(CH3)2; {CH3(CH2)3CH(C2H5)COO}2Sn(CH3)2; {CH3(CH2)3CH(C2H5)COO}2Sn(n−C4H9)2; {CH3(CH2)12COO}2Sn(C2H5)2; {CH3(CH2)14COO}2Sn(C2H5)2; {CH3(CH2)7=CH(CH2)8}2Sn(n−C4H9)2。
ものを挙げることができる: (CH3−COO)2Sn(n−C4H9)2; {CH3(CH2)10COO}2Sn(n−C4H9)2; {CH3(CH2)10COO}2Sn(CH3)2; {CH3(CH2)3CH(C2H5)COO}2Sn(CH3)2; {CH3(CH2)3CH(C2H5)COO}2Sn(n−C4H9)2; {CH3(CH2)12COO}2Sn(C2H5)2; {CH3(CH2)14COO}2Sn(C2H5)2; {CH3(CH2)7=CH(CH2)8}2Sn(n−C4H9)2。
本発明に従った組成物に用いられる好ましい触媒は酸化
リチウムおよびN−置換ヒドロキシルアミンから選ば
れ、好ましくはN−アルキル置換ヒドロキシルアミン例
えばジエチルヒドロキシルアミンである。
リチウムおよびN−置換ヒドロキシルアミンから選ば
れ、好ましくはN−アルキル置換ヒドロキシルアミン例
えばジエチルヒドロキシルアミンである。
用いられる触媒の量は、α,ω−ジヒドロキシル化ポリ
ジオルガノシロキサン油a)100部当り0.005〜2重量部
に相当する。
ジオルガノシロキサン油a)100部当り0.005〜2重量部
に相当する。
本発明に従った組成物は油a)、樹脂b)、シランc)
および触媒d)を上記割合に従って混合することにより
調製される。a)とb)のヒドロキシル基の和をシラン
c)の基Qで除したモル比は0.1〜0.95好ましくは0.2〜
0.85である。反応が生じる温度は5〜180℃好ましくは1
5〜150℃であり、反応時間は概ね反応温度が低いほど長
い。
および触媒d)を上記割合に従って混合することにより
調製される。a)とb)のヒドロキシル基の和をシラン
c)の基Qで除したモル比は0.1〜0.95好ましくは0.2〜
0.85である。反応が生じる温度は5〜180℃好ましくは1
5〜150℃であり、反応時間は概ね反応温度が低いほど長
い。
有利には、反応後得られる混合物は減圧(例えば1.33〜
13.3KPa絶対圧力)下液化させ、濾過する。
13.3KPa絶対圧力)下液化させ、濾過する。
本発明に従った組成物は紫外線の作用下で硬化する。而
して、本組成物が有効量の光開始剤(時折光増感剤と呼
称)1種(若しくは2種以上)を含有することは有利で
ある。これらの化合物は斯界に周知であり、例えばアセ
トフェノン、プロピオフェノン、ベンゾフェノン、キサ
ントン、フルオレン、ベンズアルデヒド、アントラキノ
ン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルア
セトフェノン、4−メチルアセトフェノン、3−ペンチ
ルアセトフェノン、4−メトキシアセトフェノン、3−
ブロモアセトフェノン、4−アリルアセトフェノン、p
−ジアセチルベンゼン、3−メトキシベンゾフェノン、
4−メチルベンゾフェノン、4−クロロベンゾフェノ
ン、4,4′−ジメトキシベンフェノン、4−クロロ−
4′−ベンジルベンゾフェノン、3−クロロキサント
ン、3,9−ジクロロキサントン、3−クロロ−8−ノニ
ルキサントン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニルプロパン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン等を含む。この物質(光開始剤)の量は、系を光
増感させるのに十分なだけでなければならず、通常、式
(1)の単位を含有するポリオルガノシロキサンに対し
0.01〜10重量%好ましくは0.3〜8重量%である。
して、本組成物が有効量の光開始剤(時折光増感剤と呼
称)1種(若しくは2種以上)を含有することは有利で
ある。これらの化合物は斯界に周知であり、例えばアセ
トフェノン、プロピオフェノン、ベンゾフェノン、キサ
ントン、フルオレン、ベンズアルデヒド、アントラキノ
ン、トリフェニルアミン、カルバゾール、3−メチルア
セトフェノン、4−メチルアセトフェノン、3−ペンチ
ルアセトフェノン、4−メトキシアセトフェノン、3−
ブロモアセトフェノン、4−アリルアセトフェノン、p
−ジアセチルベンゼン、3−メトキシベンゾフェノン、
4−メチルベンゾフェノン、4−クロロベンゾフェノ
ン、4,4′−ジメトキシベンフェノン、4−クロロ−
4′−ベンジルベンゾフェノン、3−クロロキサント
ン、3,9−ジクロロキサントン、3−クロロ−8−ノニ
ルキサントン、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェ
ニルプロパン、1−ヒドロキシシクロヘキシルフェニル
ケトン等を含む。この物質(光開始剤)の量は、系を光
増感させるのに十分なだけでなければならず、通常、式
(1)の単位を含有するポリオルガノシロキサンに対し
0.01〜10重量%好ましくは0.3〜8重量%である。
本発明に従った組成物は、例えばシリカ、顔料若しくは
染料の如き充填剤を、それらが、用いられる放射線によ
る組成物の硬化を妨げないような量で随意含有しうる。
染料の如き充填剤を、それらが、用いられる放射線によ
る組成物の硬化を妨げないような量で随意含有しうる。
本発明に従った組成物は液体であり、25℃で50〜30,000
mPa.s、最も頻繁には150〜15,000mPa.sの粘度を有す
る。これは不透明な密閉容器内の貯蔵で安定である。
mPa.s、最も頻繁には150〜15,000mPa.sの粘度を有す
る。これは不透明な密閉容器内の貯蔵で安定である。
その調製方法によって、上記組成物は、 − 油a)および樹脂b)のヒドロキシル基を反応させ
た式F1(すなわち式CHX=C(R′)−COO−G−Si
(Ra)Q3-a)のシランから生じる官能基CHX=C
(R′)−COO−G又は − 油a)および樹脂b)のヒドロキシル基を反応させ
た式F2(すなわち式HS−G−Si(Ra)Q3-a)のシランか
ら生じるHS−G−基を、けい素原子に結合させた形で含
有する。
た式F1(すなわち式CHX=C(R′)−COO−G−Si
(Ra)Q3-a)のシランから生じる官能基CHX=C
(R′)−COO−G又は − 油a)および樹脂b)のヒドロキシル基を反応させ
た式F2(すなわち式HS−G−Si(Ra)Q3-a)のシランか
ら生じるHS−G−基を、けい素原子に結合させた形で含
有する。
後の説明で、CHX=C(R′)−COO−G−の官能基のみ
を含有する組成物をE1組成物と呼称し、そしてHS−G−
の官能基のみを含有する組成物をE2組成物と呼称する。
を含有する組成物をE1組成物と呼称し、そしてHS−G−
の官能基のみを含有する組成物をE2組成物と呼称する。
本発明に従った組成物は、各々がCHX=C(R′)−COO
−G−の基とHS−G−の基を同時に含有し、CHX=C
(R′)−COO−G−/HS−G−基のモル比を0.05〜20と
する。本組成物は、 1.E1組成物をE2組成物と混合することにより得られる
か、或は 2.シランF2を添加したE1組成物又は 3.シランF1を添加したE2組成物から得られる。
−G−の基とHS−G−の基を同時に含有し、CHX=C
(R′)−COO−G−/HS−G−基のモル比を0.05〜20と
する。本組成物は、 1.E1組成物をE2組成物と混合することにより得られる
か、或は 2.シランF2を添加したE1組成物又は 3.シランF1を添加したE2組成物から得られる。
下記例は、本発明に従ったヒドロキシル化樹脂含有組成
物がヒドロキシル化樹脂不含組成物よりも良好な機械的
性質を有し且つ迅速に架橋することを示す。例中、すべ
ての部は重量による。
物がヒドロキシル化樹脂不含組成物よりも良好な機械的
性質を有し且つ迅速に架橋することを示す。例中、すべ
ての部は重量による。
例 1 撹拌機、温度計ケーシングおよび、アラナイザーを載置
したスワンネックを具備せる反応器に、撹拌しながら、
下記のものを装入する: a)25℃で100mPa.sの粘度を有する、ヒドロキシル基含
分0.75重量%のα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロ
キサン油(以下この油を油48V100と呼称) 100部、 (b)25℃で6,800mPa.sの粘度を有する、ヒドロキシル
基含分2.8重量%の液体シリコーン樹脂にして、単位T
(CH3−SiO1.5)およびD(CH3)2−SiOよりなり、単
位T/D比2.3およびCH3/SiO比1.3の樹脂(以下この樹脂を
樹脂42と呼称) 20部、 c)式CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH3)3(以下
シラン174と呼称) 12部および d)ジエチルヒドロキシルアミン(以下DEHAの呼称)
0.3部。
したスワンネックを具備せる反応器に、撹拌しながら、
下記のものを装入する: a)25℃で100mPa.sの粘度を有する、ヒドロキシル基含
分0.75重量%のα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロ
キサン油(以下この油を油48V100と呼称) 100部、 (b)25℃で6,800mPa.sの粘度を有する、ヒドロキシル
基含分2.8重量%の液体シリコーン樹脂にして、単位T
(CH3−SiO1.5)およびD(CH3)2−SiOよりなり、単
位T/D比2.3およびCH3/SiO比1.3の樹脂(以下この樹脂を
樹脂42と呼称) 20部、 c)式CH2=C(CH3)COO(CH2)3Si(OCH3)3(以下
シラン174と呼称) 12部および d)ジエチルヒドロキシルアミン(以下DEHAの呼称)
0.3部。
油a)と樹脂b)中のOH基の和/シラン中の−OCH3基の
モル比(以下この比をOH/OR比と呼称)は0.55である。
モル比(以下この比をOH/OR比と呼称)は0.55である。
反応器を漸次120℃にまで加熱し、この温度を1時間保
持し、次いで反応混合物を30分間120℃で4KPa(絶対
圧)の減圧下に置く。反応混合物を25℃に冷却し、GAUT
IER F 60フィルター上で濾過する。
持し、次いで反応混合物を30分間120℃で4KPa(絶対
圧)の減圧下に置く。反応混合物を25℃に冷却し、GAUT
IER F 60フィルター上で濾過する。
得られた液体は透明であり、25℃で120mPa.sの粘度を有
する。この粘度(および以下の例の粘度)はモービルN
o.4のBOHLIN粘土計を用いて測定する。
する。この粘度(および以下の例の粘度)はモービルN
o.4のBOHLIN粘土計を用いて測定する。
例 1C 例1と同じ実験を、同じ反応体を用い、但し樹脂は用い
ずに、しかも同じOH/ORモル比0.55を保持すべくシラン
c)を8.5部だけ用いて実施する。
ずに、しかも同じOH/ORモル比0.55を保持すべくシラン
c)を8.5部だけ用いて実施する。
斯くして、反応器に下記のものを挿入する: a)油48V100 100部、 b)シランA174 8.5部および c)DEHA 0.3部。
反応、液化および濾過の後、25℃で1,100mPa.sの粘度を
有する透明な生成物を得る。
有する透明な生成物を得る。
例 2 例1と同じ条件下で下記のものを導入して実験を行う: − 油48V100 100部、 − 樹脂42 10部、 − シランA174 10.2部および − DEHA 0.3部。
OH/ORモル比は0.55である。
濾過後に得た生成物は、25℃で1,600mPa.sの粘度を有す
る透明な液体である。
る透明な液体である。
例 3 例1と同じ条件下で下記のものを導入して実験を行う: − 油48V100 100部、 − 油48V70,000すなわち、25℃での粘度が70,000mPa.
s、ヒドロキシル基含分が0.06重量%であるα,ω−ジ
ヒドロキシポリジメチルシロキサン油a 10部、 − 樹脂42 20部3 − シランA174 12部および − DEHA 0.3部。
s、ヒドロキシル基含分が0.06重量%であるα,ω−ジ
ヒドロキシポリジメチルシロキサン油a 10部、 − 樹脂42 20部3 − シランA174 12部および − DEHA 0.3部。
OH/ORモル比は0.55である。
液化および濾過後に得た生成物は、25℃で3,500mPa.sの
粘度を有する透明な液体である。
粘度を有する透明な液体である。
例 3C 手順は例3と同じであるが、樹脂42を用いず、またOH/O
Rモル比が0.55になるようにシランA174の量を調整す
る。
Rモル比が0.55になるようにシランA174の量を調整す
る。
斯くして、下記のものを装入する: − 油48V100 100部、 − 油48V70,000 10部、 − シランA174 8.5部および − DEHA 0.3部。
反応、液化および濾過の後得た生成物は透明な液体で、
その粘度は25℃で1,400mPa.sである。
その粘度は25℃で1,400mPa.sである。
例 4 反応器に下記のものを装入する: − 油48V100 100部、 − 油48V70,000 30部、 −樹脂42 10部、 − シランA174 10.2部および − 酸化リチウム 油48V100に対し100ppm。
OH/ORモル比は0.55である。
反応は25℃で5時間生起する。りん酸による酸化リチウ
ムの中和、液化および濾過の後、25℃で5,700mPa.sの粘
度を有する透明な生成物を得る。
ムの中和、液化および濾過の後、25℃で5,700mPa.sの粘
度を有する透明な生成物を得る。
例 5 例4と同じ態様で実験を行うが、ただ一つ異なるのは、
油48V70,000を油48V3,500すなわち、粘度が25℃で3,500
mPa.sであり、ヒドロキシル基含分が0.11重量%である
α,ω−ジヒドロキシポリメチルシロキサン油と置き換
えたことである。
油48V70,000を油48V3,500すなわち、粘度が25℃で3,500
mPa.sであり、ヒドロキシル基含分が0.11重量%である
α,ω−ジヒドロキシポリメチルシロキサン油と置き換
えたことである。
反応器に下記のものを装入する: − 油48V100 100部、 − 油48V3,500 30部、 − シランA174 10.2部、 − 樹脂42 10部および − 酸化リチウム 100ppm。
反応、酸化リチウムの中和、液化および濾過の後、得ら
れた生成物は透明であり、2,700mPa.sの粘度を有する。
れた生成物は透明であり、2,700mPa.sの粘度を有する。
例 6 例4と同じ態様で実験を行うが、ただ一つ異なるのは、
油48V3,500 60部を30部に代えて装入したことである。O
H/ORモル比は0.58である。
油48V3,500 60部を30部に代えて装入したことである。O
H/ORモル比は0.58である。
反応、酸化リチウムの中和、液化および濾過の後、得ら
れた生成物は、25℃で3,800mPa.sの粘度を有する透明な
液体である。
れた生成物は、25℃で3,800mPa.sの粘度を有する透明な
液体である。
例 7 各種組成物の反応性の研究: 用いた反応性テストは、例1〜6で調製せる、予め光開
始剤を添加したシリコーン組成物の紫外線下硬化後に取
得せるシイコーン被覆の厚さを測定することにある。被
覆のためのUV照射時間はすべての場合に0.5秒である。U
V照射は、120W/cmの電力を有するFUSION SYSTEM技法の
水銀ランプによってもたらされる。
始剤を添加したシリコーン組成物の紫外線下硬化後に取
得せるシイコーン被覆の厚さを測定することにある。被
覆のためのUV照射時間はすべての場合に0.5秒である。U
V照射は、120W/cmの電力を有するFUSION SYSTEM技法の
水銀ランプによってもたらされる。
斯くして、例1〜6で調製した生成物100部に、メルク
社よりDAROCUR 1173の商品名で市販されている、2−ヒ
ドロミシ−2−メチル−1−フェニルプロパノンよりな
る光開始剤3部を添加する。
社よりDAROCUR 1173の商品名で市販されている、2−ヒ
ドロミシ−2−メチル−1−フェニルプロパノンよりな
る光開始剤3部を添加する。
得られた結果を表1に示す。
例 8 得られたエラストマーの機械的性質の評価 例1〜6に従った組成物で、2−ヒドロキシ−2−メチ
ル−1−フェニルプロパノン3部(組成物100部当り)
を添加し、UVに暴露したものから得たエラストマーに関
して機械的性質(本質上破断点伸び、ヤング率及びショ
アー00硬度)を測定した。
ル−1−フェニルプロパノン3部(組成物100部当り)
を添加し、UVに暴露したものから得たエラストマーに関
して機械的性質(本質上破断点伸び、ヤング率及びショ
アー00硬度)を測定した。
破断点伸び(EB)は、H3−タイプ試験片に関し、INSTRO
N引張試験機を用いて10mm/分のけん引速度で測定する。
N引張試験機を用いて10mm/分のけん引速度で測定する。
ヤング率(YM)は2.5%伸びで算定し、MPa(メガパスカ
ル)で表わす。
ル)で表わす。
ショアー00硬度はZWICK装置を用いて測定する。
得られた結果(10回の測定で得た平均値)を下記表1に
要約する: 例 9 紙上にシリコーンエラストマーを薄層で得るための処理
浴として例1で得た反応混合物を用いる、本発明に従っ
た組成物の使用 本発明に従った組成物は、例1で得たポリオルガノシロ
キサン組成100重量部に、チガイギー社よりIRGACURE 50
0の商品名で市販されているベンゾフェノンと1−ヒド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトンとの混合物よりな
る光開始剤5部を添加し、周囲温度で10分間激しく撹拌
することにより調製する。
要約する: 例 9 紙上にシリコーンエラストマーを薄層で得るための処理
浴として例1で得た反応混合物を用いる、本発明に従っ
た組成物の使用 本発明に従った組成物は、例1で得たポリオルガノシロ
キサン組成100重量部に、チガイギー社よりIRGACURE 50
0の商品名で市販されているベンゾフェノンと1−ヒド
ロキシシクロヘキシルフェニルケトンとの混合物よりな
る光開始剤5部を添加し、周囲温度で10分間激しく撹拌
することにより調製する。
斯くして得た本発明に従った組成物を次いで、MAYER N
o.0ロッドを用いて「グラシン」紙(KAMERER、リフェレ
ンスAVI 00)上に付着させる。付着は紙1m2当り組成物
2.5gに相当する。
o.0ロッドを用いて「グラシン」紙(KAMERER、リフェレ
ンスAVI 00)上に付着させる。付着は紙1m2当り組成物
2.5gに相当する。
次いで、この被覆紙を、120W/cmの電力を有するFUSION
SYSTEM技法のUVランプ下に通す。シリコーン層を周囲空
気中UVランプ下に通すことによって硬化させ、得られた
シリコーン被覆の粘着防止性を測定する。
SYSTEM技法のUVランプ下に通す。シリコーン層を周囲空
気中UVランプ下に通すことによって硬化させ、得られた
シリコーン被覆の粘着防止性を測定する。
斯くして得た硬化シリコーン層を上記目的のために粘着
テープ(TESA 4651)と20℃で20時間、また粘着テープ
(TESA 4970)と70℃で20時間接触させる。
テープ(TESA 4651)と20℃で20時間、また粘着テープ
(TESA 4970)と70℃で20時間接触させる。
グラシン紙上の硬化層から考慮中の粘着テープ(TESA)
を引き離すのに必要な最小限の力を、欧州規格FTM No.3
に従って測定する。この力をニュートン/m(N/m)で表
わす。
を引き離すのに必要な最小限の力を、欧州規格FTM No.3
に従って測定する。この力をニュートン/m(N/m)で表
わす。
他方、後続の粘着(CA)測定はシリコーンの重合度を表
わす(CA=100%は良好な重合を表わす)。この測定は
欧州規格FTM No.11(フィナットテスト法)に従い実施
する。
わす(CA=100%は良好な重合を表わす)。この測定は
欧州規格FTM No.11(フィナットテスト法)に従い実施
する。
得られた結果を表2に示す。
例9C 例9と同じ態様で実験を行うが、ただ一つ異なるのは、
例1Cで得た反応混合物すなわちヒドロキシル化樹脂を含
まない反応混合物を用いたことである。
例1Cで得た反応混合物すなわちヒドロキシル化樹脂を含
まない反応混合物を用いたことである。
得られた結果を下記表2に示す。
例10 例1と同じ条件で実験を行うが、ただ一つ異なるのは、
用いたシランがγ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン(以下シラン137と呼称)であったことである。斯
くして、反応器に下記のものを導入する: a)油48V100 100部、 b)樹脂42 20部、 c)シラン137 10部および d)酸化リチウム 100ppm(油a)に対して) 28℃で3時間の反応、りん酸による中和および濾過の
後、得られた生成物は透明であり、25℃で1,800mPa.sの
粘度を有する。
用いたシランがγ−メルカプトプロピルトリメトキシシ
ラン(以下シラン137と呼称)であったことである。斯
くして、反応器に下記のものを導入する: a)油48V100 100部、 b)樹脂42 20部、 c)シラン137 10部および d)酸化リチウム 100ppm(油a)に対して) 28℃で3時間の反応、りん酸による中和および濾過の
後、得られた生成物は透明であり、25℃で1,800mPa.sの
粘度を有する。
例11 − 例10に従って調製した生成 100部、 − 例3Cに従って調製した生成物 150部および − 光開始剤(メルク社からの市販品 DAROCUR 1173) 7.5部 から例7に記載の如く得たシリコーン組成物の、UV下で
の反応性を評価する。
の反応性を評価する。
メタクリレート基:メルカプト基のモル比は1.2であ
る。
る。
この系を、FUSION SYSTEM 120W/cmランプを用いて0.5秒
間UV下で架橋する。該性質の評価を表1に示す。
間UV下で架橋する。該性質の評価を表1に示す。
例11C 例11と同じ条件で実験を行うが、最初の(例10に従っ
た)生成物の調製でヒドロキシル化樹脂42を用いない。
た)生成物の調製でヒドロキシル化樹脂42を用いない。
反応器の下記のもの装入する: a)油48V100 100部、 b)シラン137 10部および d)酸化リチウム 100ppm(油a)に対して) 得られた生成物は25℃で1,000mPa.sの粘度を有する。
上で得た生成物を例3Cで得た生成物と混合する。これら
の生成物は、メタクリレート基:メルカプト基のモル比
が1.2となるような割合で用いる。光開始剤DAROCUR 117
3を混合物250部当り7.5部で添加する。
の生成物は、メタクリレート基:メルカプト基のモル比
が1.2となるような割合で用いる。光開始剤DAROCUR 117
3を混合物250部当り7.5部で添加する。
混合物の反応性および、FUSION SYSTEMタイプの120W/cm
UVランプ下0.5秒間の架橋後に得た物質の機械的性質を
表1に示す。
UVランプ下0.5秒間の架橋後に得た物質の機械的性質を
表1に示す。
例12 例10と同じ条件で実験を行うが、ヒドロキシル化樹脂を
用いず、触媒としてジエチルヒドロキシルアミンを用い
る。斯くして、反応器に下記のものを導入する: − 油48V100 100部、 − シラン137 10部および − ジエチルヒドロキシルアミン 0.2部。
用いず、触媒としてジエチルヒドロキシルアミンを用い
る。斯くして、反応器に下記のものを導入する: − 油48V100 100部、 − シラン137 10部および − ジエチルヒドロキシルアミン 0.2部。
120℃で1時間反応後、混合物を25℃に冷却し、4KPaの
絶対減圧下20分間110℃で液化する。
絶対減圧下20分間110℃で液化する。
混合物を25℃に冷却し、濾過する。得られた生成物は透
明であり、25℃で1,000mPa.sの粘度を有する。
明であり、25℃で1,000mPa.sの粘度を有する。
例13 下記処方物: − 例12に従って調製した生成物 100部、 − 例6に従って調製した生成物 250部および − 光開始剤DAROCUR 1173 10部 からシリコーン組成物を調製する。メタクリレート基:
メルカプト基のモル比は1.2である。
メルカプト基のモル比は1.2である。
この組成物を、120W/cm FUSIONランプを用いて0.5秒間U
V下で架橋し、得られた被覆の厚さと、このエラストマ
ーの機械的性質を測定する(表1を参照)。
V下で架橋し、得られた被覆の厚さと、このエラストマ
ーの機械的性質を測定する(表1を参照)。
例14 例1と同じ反応を行うが、ただ一つ異なるのは、樹脂42
を、25℃で100mPa.sの粘度を有するα,ω−ジヒドロキ
シル化ポリジメチルシロキサン油に溶かした樹脂MQと置
き換えたことである。
を、25℃で100mPa.sの粘度を有するα,ω−ジヒドロキ
シル化ポリジメチルシロキサン油に溶かした樹脂MQと置
き換えたことである。
この樹脂MQは、M/Qのモル比0.6に従い分布した単位M=
(CH3)3SiO0.5と単位Q=SiO2よりなり、ヒドロキシル
基2.8%を含有する。その性平均分子量(Mn)は5,500で
あり、浸透圧法により決定する。
(CH3)3SiO0.5と単位Q=SiO2よりなり、ヒドロキシル
基2.8%を含有する。その性平均分子量(Mn)は5,500で
あり、浸透圧法により決定する。
斯くして、反応器に下記のものを装入する: − 上に定義した油中樹脂MQ溶液にして、樹脂/油重量
比40/60とする溶液 104部、 − 油48V100 26部、 − シランA174 13部、 − 酸化リチウム(5.7%のメタノール溶液として)
0.33部。
比40/60とする溶液 104部、 − 油48V100 26部、 − シランA174 13部、 − 酸化リチウム(5.7%のメタノール溶液として)
0.33部。
80〜85℃で2時間反応させ、25℃に冷却し、減圧下液化
し、そして濾過の後、透明な生成物が、25℃で5,700mP
a.sの粘度を有するものとして回収される。
し、そして濾過の後、透明な生成物が、25℃で5,700mP
a.sの粘度を有するものとして回収される。
UV下でのこの生成物の反応性を評価し、得られた物質の
機械的性質を、UV下での架橋後、先行例と同じ条件下で
測定する。
機械的性質を、UV下での架橋後、先行例と同じ条件下で
測定する。
結果を表1に示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 D21H 27/00 G03F 7/075 511 H05K 3/28 D
Claims (8)
- 【請求項1】下記A及びBを含む光重合性ポリオルガノ
シロキサン組成物。 A.a)式Y2SiO[記号Yは同じか又は別異にして、随意ハ
ロゲン化されるC1〜C6アルキル基、C2〜C4アルケニル
基、随意置換されるC6〜C8アリール基又はC4〜C6シクロ
アルキル基を表わす]のジオルガノシロキシル単位より
本質上なる直鎖重合体であり、且つその鎖の各端部で、
けい素原子に結合したヒドロキシル基によりブロッキン
グされているが、式YSiO1.5[記号Yは先に定義した通
りである]モノオルガノシロキシル単位および(又は)
SiO2単位の存在はジオルガノシロキシル単位の数に対し
多くとも1%の割合で排除されないα,ω−ジヒドロキ
シル化ポリジオルガノシロキサン油と、 b)R2SiO1.5(T)単位および(又は)SiO2(Q)単位
をR2 3SiO0.5(M)単位および(又は)R2 2SiO(D)単
位[記号R2は直鎖ないし枝分れの、随意ハロゲン化され
るC1〜C6アルキル基、アリール基又はC2〜C4アルケニル
基を表わす]と組合せてなるヒドロキシル化ポリシロキ
サン樹脂と、 c)式Z−G−Si(Ra)Q3-a [式中、 記号ZはCHX=C(R′)−COO−基又は−SHを表わし、 記号Rは同じか又は別異にして、C1〜C4アルキル基、C2
〜C4アルケニル基又はアリール基を表わし、 記号R′は水素原子又はメチル基を表わし、 記号Xは水素原子又は随意ハロゲン化されるフェニル基
を表わし、 記号Gは炭素原子1〜8個を有する直鎖ないし枝分れア
ルキレン基を表わし、 記号Qは同じか又は別異にして、C1〜C8アルコキシ基又
はβ−メトキシエトキシ基を表わし、また二つの記号Q
が一緒になるとき式: の基を表わし、そして aは0、1又は2を表わす]のシラン少なくとも1種と
を、 d)縮合触媒少なくとも1種の存在で反応させてなる生
成物にして、この反応が5〜180℃の温度で生起し、ま
たa)とb)のヒドロキシル基の和をシランc)のQ基
で除したモル比が0.1〜0.95である、前記生成物並びに B.光開始剤少なくとも1種。 - 【請求項2】α,ω−ジヒドロキシル化ポリジオルガノ
シロキサン油a)中、けい素原子に結合した基Yがメチ
ル、エチル、n−プロピル、ビニル、フェニルおよびト
リフルオロプロピル基より選ばれ、これら基の少なくと
も70%がメチル基であり、また多くとも3%がビニル基
であることを特徴とする、特許請求の範囲第1項記載の
組成物。 - 【請求項3】樹脂b)が液体であり、そして0.1〜6重
特許請求の範囲第1項又は2項記載の組成物。 - 【請求項4】α,ω−ジヒドロキシル化ポリジオルガノ
シロキサン油a)が25℃で50〜100,000mPa・sの粘度を
有し、そして樹脂b)が25℃で50〜30,000mPa・sの粘
度を有することを特徴とする、特許請求の範囲第1項〜
3項のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項5】用いられる触媒がジエチルヒドロキシルア
ミンおよび酸化リチウムより選ばれることを特徴とす
る、特許請求の範囲第1項〜4項のいずれか一項記載の
組成物。 - 【請求項6】a)α,ω−ジヒドロキシル化ポリジオル
ガノシロキサン油100重量部、 b)ヒドロキシル化ポリシロキサン樹脂5〜50重量部、 c)式Z−G−Si(Ra)Q3-aのシラン5〜30重量部、 d)触媒0.005〜2重量部および e)光開始剤0.01〜10重量部 から得られることを特徴とする、特許請求の範囲第1項
〜5項のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項7】組成物がCHX=C(R′)−COO−基と−SH
基の混合物を含み、CHX=C(R′)−COO−/HS−基の
モル比が0.05〜20であり、そして前記組成物が、特許請
求の範囲第1項〜6項のいずれか一項記載の組成物にし
て、記号ZがHS−基を表わす組成物に式CHX=C
(R′)−COO−G−Si(Ra)Q3-aのシランを混合する
か或は 特許請求の範囲第1項〜6項のいずれか一項記載の組成
物にして、記号ZがCHX=C(R′)−COO−基を表わす
組成物に式HS−G−Si(Ra)Q3-aのシランを混合するか
或は 特許請求の範囲第1項〜6項のいずれか一項記載の組成
物にして、用いられるシラン中記号ZがCHX=C
(R′)−COO−基を表わす組成物に、特許請求の範囲
第1項〜6項のいずれか一項記載の組成物にして、用い
られるシラン中記号ZがHS−基を表わす組成物を混合す
ることにより得られることを特徴とする、特許請求の範
囲第1項〜6項のいずれか一項記載の組成物。 - 【請求項8】特許請求の範囲第1項〜7項のいずれか一
項記載の組成物を用いて紙又は光ファイバーの粘着を防
止する方法。
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---|---|
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