JPH06220328A - 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 - Google Patents

室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物

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JPH06220328A
JPH06220328A JP3127293A JP3127293A JPH06220328A JP H06220328 A JPH06220328 A JP H06220328A JP 3127293 A JP3127293 A JP 3127293A JP 3127293 A JP3127293 A JP 3127293A JP H06220328 A JPH06220328 A JP H06220328A
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JP
Japan
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group
room temperature
composition
paint
organopolysiloxane
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JP3127293A
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English (en)
Inventor
Ryuzo Mikami
隆三 三上
Sunao Okawa
直 大川
Hisataka Nakajima
久隆 中島
Shigeki Sugiyama
茂樹 杉山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DuPont Toray Specialty Materials KK
Original Assignee
Dow Corning Toray Silicone Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室温にて硬化後のゴムの表面に塗料を容易に
塗布することができ、かつ、その塗膜が容易にはがれる
ことのない室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を
提供する。 【構成】 (A)分子鎖両末端がシラノール基で封鎖さ
れ、側鎖に式R1−NH−R2(式中、R1は二価炭化水
素基であり、R2は脂肪族不飽和結合を含まない一価炭
化水素基である。)で表される基を有する、二級アミノ
官能性オルガノポリシロキサンと、(B)ケイ素原子結
合加水分解性基を1分子中に2個以上有する、シラン,
オリゴシロキサン,ポリシロキサン等の硬化剤からなる
室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は室温硬化性オルガノポリ
シロキサン組成物に関する。詳しくは、室温にて硬化後
のゴムの表面に塗料を容易に塗布することができ、か
つ、その塗膜が容易にはがれることのない室温硬化性オ
ルガノポリシロキサン組成物に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従
来、分子鎖末端が水酸基で封鎖されたオルガノポリシロ
キサンと、ケイ素原子結合加水分解性基を有する硬化剤
からなる室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物は公
知であり(特開昭48−15962号公報、特開昭49
−2853号公報参照)、このような室温で硬化してゴ
ムとなるオルガノポリシロキサン組成物は、電気絶縁材
料,型取り材,シ−リング材として広く使用されてい
る。しかし、このような組成物はこれをシ−リング材と
して使用した場合、硬化後のゴムの表面に塗料を塗布す
ることが困難であるという欠点があり、このためシ−リ
ング材としての使用は限定されることがあった。この塗
装性を改善するために、アミノ基含有アルコ−ル化合物
を含む室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物(特開
昭58−215453号公報参照)や、アミノ基含有ジ
アルコキシシランを含む室温硬化性オルガノポリシロキ
サン組成物(特開昭60−158254号公報参照)が
提案されている。しかし、このような特殊な添加剤を含
む組成物は、塗装性をある程度は改善できるが、その硬
化物と塗膜との接着性が不十分であるため塗膜がはがれ
てしまうという欠点があった。
【0003】本発明の目的は、硬化後のゴムの表面に塗
料を容易に塗布することができ、かつ、その塗膜が容易
にはがれることのない室温硬化性オルガノポリシロキサ
ン組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段とその作用】本発明は、
(A)式
【化2】 (式中、Rは同種または異種の一価炭化水素基であり、R1は二価炭化水素基で あり、R2は脂肪族不飽和結合を含まない一価炭化水素基であり、nおよびmは 1以上の整数である。)で表される二級アミノ官能性オルガノポリシロキサン 100重量部 および (B)硬化剤 0.1〜40重量部 からなる室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物に関
する。
【0005】本発明で使用される(A)成分の二級アミ
ノ官能性オルガノポリシロキサンは、本発明組成物の主
剤となる成分であり、(B)成分と反応して架橋、硬化
する。本成分の構造は下記の式で表される。
【化3】 上式中、Rは同種または異種の一価炭化水素基であり、
メチル基,エチル基,ヘキシル基等のアルキル基;3,
3,3−トリフルオロプロピル基,3−クロロプロピル
基等のハロゲンアルキル基;フェニル基,ナフチル基等
のアリ−ル基;ビニル基,アリル基等のアルケニル基が
例示される。これらの中でも、原料の入手のしやすさお
よびコストの低減という点から、70%以上がメチル基
であることが望ましい。R1は二価炭化水素基であり、
メチレン基,エチレン基,プロピレン基,ブチレン基等
のアルキレン基が例示される。R2は脂肪族不飽和結合
を含まない一価炭化水素基であり、メチル基,エチル
基,プロピル基,ヘキシル基等のアルキル基が例示され
る。nおよびmは1以上の整数である。尚、nとmの比
率は(1:0.001)〜(1:0.3)であることが好
ましい。本成分は、二級アミノ官能性オルガノポリシロ
キサンとジオルガノポリシロキサンとを、必要に応じて
水等の分子量調節剤を併用しながら、塩基性重合触媒存
在下でアニオン重合させることによって製造することが
できる(特願平4−191518号公報参照)。ここ
で、この二級アミノ官能性オルガノポリシロキサンは、
(B)成分の硬化剤と反応するためにシラノール基を有
さねばならない。本発明組成物の硬化後のゴムに優れた
物理的性質、特に柔軟性と高い伸びを与え、同時に施工
時の作業性を維持するためには、本成分の25℃におけ
る粘度が100〜200,000センチポイズの範囲で
あることが好ましく、さらに好ましくは200〜15
0,000センチポイズの範囲である。
【0006】本発明で使用される(B)成分の硬化剤
は、(A)成分の二級アミノ官能性オルガノポリシロキ
サンを室温で硬化させる成分であり、代表例としては、
1分子中にケイ素原子結合加水分解性基を2個以上有す
るシラン,オリゴシロキサン,ポリシロキサンが挙げら
れる。また、2個、3個あるいは4個以上のケイ素原子
結合加水分解性基を有するシランもしくはシロキサンを
二種類以上混合して用いてもよい。ケイ素原子結合加水
分解性基としては、アルコキシ基,アシロキシ基,N,
N−ジアルキルアミノ基,N−アルキルアミド基,N,
N−ジアルキルアミノキシ基,ケトオキシム基,アルケ
ノキシ基等が例示される。本成分の具体例としては、メ
チルトリメトキシシラン,メチルトリエトキシシラン,
ビニルトリメトキシシラン,メチルフェニルジメトキシ
シラン,3,3,3−トリフルオロプロピルトリメトキ
シシラン,メチルトリアセトキシシラン,ビニルトリア
セトキシシラン,フェニルトリプロピオノキシシラン,
エチルトリス(N,N−ジエチルアミノ)シラン,ビニ
ルトリス(N−メチル,N−シクロヘキシルアミノ)シ
ラン,ジメチルビス(N,N−ジブチルアミノ)シラ
ン,メチルトリス(N−メチルアセトアミド)シラン,
メチルビニルビス(N−エチルアセトアミド)シラン,
メチルトリス(N,N−ジエチルアミノキシ)シラン,
フェニルトリス(N,N−ジエチルアミノキシ)シラ
ン,メチルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラ
ン,ビニルトリス(メチルエチルケトオキシム)シラ
ン,3,3,3−トリフルオロプロピルトリス(メチル
エチルケトオキシム)シラン,メチルトリス(イソプロ
ペノキシ)シラン,ビニルトリス(イソプロペノキシ)
シラン,エチルポリシリケ−ト,n−プロピルオルソシ
リケ−ト,ジメチルテトラアセトキシジシロキサン,ペ
ンタメチルトリス(N,N−ジエチルアミノキシ)シク
ロテトラシロキサン,ヘキサメチルビス(N,N−ジエ
チルアミノキシ)シクロテトラシロキサンが挙げられ
る。本成分の配合量は、本成分中のケイ素原子結合加水
分解性基が、(A)成分の二級アミノ官能性オルガノポ
リシロキサン中のシラノ−ル基の当量以上になるような
量であり、具体的には(A)成分100重量部に対して
0.1〜40重量部の範囲の範囲であり、好ましくは1
〜20重量部の範囲である。これは、0.1重量部未満
では本発明組成物の製造時や保存時にゲル化しやすく、
かつ硬化後に目的とする物性を有するゴムが得られず、
また40重量部を越えると本発明組成物の硬化時の収縮
率が大きくなるほか、硬化が遅くなったり、得られたゴ
ムの弾性が低下したりするためである。
【0007】本発明組成物には、上記の(A)成分と
(B)成分以外に硬化促進触媒を含有させてもよい。こ
のような触媒としては、ジブチル錫ジアセテ−ト,ジブ
チル錫ジオクテ−ト,ジブチル錫ジラウレ−ト,コバル
トナフトエ−ト,錫オクトエ−ト,鉄オクトエ−ト,マ
ンガンオクトエ−ト等の有機カルボン酸の金属塩;テト
ラブチルチタネ−ト,テトライソプロピルチタネ−ト,
ビス(アセチルアセトニル)−ジイソプロピルチタネ−
ト,テトラブチルジルコネ−ト等の金属アルコラ−ト;
グアニジンのアミン化合物が例示される。これら以外に
も、本発明組成物においては、例えば煙霧状シリカ,疎
水処理した煙霧状シリカ,疎水処理した沈降法シリカ,
微粉砕石英,けいそう土,炭酸カルシウム,カ−ボンブ
ラック等の充填剤;ベンガラ,二酸化チタン,亜鉛華,
群青,鉄黒,カ−ボンブラック等の顔料;ノンサグ化
剤,防かび剤,有機溶剤,界面活性剤等を必要に応じて
添加することができる。
【0008】本発明組成物は、(A)成分と(B)成
分、必要に応じてその他の成分をミキサ−中で混合する
ことにより容易に製造することができる。このとき、混
合中あるいは混合後に脱泡してから使用することが好ま
しい。また、本発明組成物は密封容器中に貯蔵するのが
好ましい。
【0009】本発明組成物は、従来のシリコーンシーリ
ング材とは異なり、硬化してゴムになった後、その表面
に各種塗料を容易に塗布することができる。そして、そ
の塗膜は容易にはがれることがない。そのため、本発明
組成物は、シーリング材打設後塗料を塗布する必要があ
る建築物外壁回り目地のシーリング等に好適である。
【0010】
【実施例】次に参考例、実施例および比較例を掲げて本
発明を説明する。尚、実施例および比較例中、粘度は2
5℃における値である。また、塗料Aはアクリルエマル
ジョン樹脂塗料であり、塗料Bはアルキッド樹脂塗料で
ある。また、実施例および比較例中の[塗料塗布性テス
ト]、[塗料接着性テスト]および[物理特性の測定]
は以下の方法に従って実施した。
【0011】[塗料塗布性テスト]室温硬化性オルガノ
ポリシロキサン組成物を室温にて硬化させて厚さ2.5
ミリメ−トルのゴムシ−トを作成した。そしてそのゴム
シートの表面の5センチメ−トル平方の部分に塗料をハ
ケで1度塗布し、塗料のはじかれ具合を肉眼にて観察し
た。塗料が全面積にわたって均一に塗布できた場合は
○、全面積の5〜9割塗布できた場合は△、全面積の4
割以下しか塗布できなかった場合は×とした。
【0012】[塗料接着性テスト]塗布性テストを行っ
た後、塗膜が十分硬化していることを確認した。次い
で、塗膜上に18ミリメ−トル幅のセロテ−プを張り付
け、それを引きはがすことによって塗膜の剥離状況をみ
た。塗膜とゴムシ−トが良好に接着していた場合は○、
ほとんど抵抗なく剥がれた場合は×、その中間の場合を
△とした。
【0013】[物理特性の測定]室温硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物を型枠に入れ、20℃、湿度55パ
−セントの条件下にて7日間放置して硬化させて、厚さ
2ミリメ−トルのゴムシ−トを作成した。このゴムシー
トの物理特性(硬さ、引張り強さ、伸び)をJIS K
6301に従って測定した。尚、硬さはJIS A型の
硬度計を使用した。
【0014】
【参考例1】攪拌器、還流冷却器、温度計、滴下ロート
を備えた0.5リットルフラスコにN−tert−ブチ
ルアリルアミン180.6グラム(1.60モル)、塩化
白金酸と1,3−ジビニル−テトラメチルジシロキサン
とより調製した錯体を白金金属量がN−tert−ブチ
ルアリルアミンに対して10ppmになるように投入し
た。次いで80℃まで加熱し、テトラメチルテトラシク
ロシロキサン77.0グラム(0.32モル)を2時間か
けて滴下した。滴下後、80〜136℃で3時間反応さ
せた。反応生成物をガスクロマトグラフィー(GLC)
にて調べたところ、N−tert−ブチルアリルアミン
のモノ,ジ,トリ付加体{1,3,5,7−テトラメチ
ル−1−tert−ブチルアミノプロピルシクロテトラ
シロキサン、1,3,5,7−テトラメチル−1,3−
ジ(tert−ブチルアミノプロピル)シクロテトラシ
ロキサン、1,3,5,7−テトラメチル−1,3,5
−トリ(tert−ブチルアミノプロピル)シクロテト
ラシロキサン}が残存していたので前記の白金錯体をさ
らに7.5ppm加えて、136℃で2時間加熱した。
再度GLCで調べたところ、上記低分子量体が消失して
いたので反応終了とした。未反応のN−tert−ブチ
ルアリルアミンおよび不純物を35℃/42mmHg、
次いで200℃/3mmHgで減圧留去して、1,3,
5,7−テトラメチル−1,3,5,7−テトラ(te
rt−ブチルアミノプロピル)シクロテトラシロキサン
155.1グラムを得た。このシロキサンの収率は70
%であった。攪拌装置付き4つ口フラスコに、オクタメ
チルシクロテトラシロキサン136.4グラム(459.
8ミリモル)、1,3,5,7−テトラメチル−1,
3,5,7−テトラ(tert-ブチルアミノプロピ
ル)シクロテトラシロキサン16.8グラム(24.3ミ
リモル)、水酸化セシウム0.02グラム(0.13ミリ
モル)、トルエン20ミリリットルを投入し、130℃
に加熱した。次いでジメチルスルフォキシド1.8グラ
ムを添加し、1時間攪拌して平衡化した後、50℃に冷
却した。次いで、これにジメチルスルフォキシド1.8
グラムと水100マイクロリットルの混合物を添加して
攪拌した。このとき、定期的に反応混合物を抜き出して
粘度を測定したところ、3時間経過後にほぼ一定値とな
ったので、トリメチルクロロシラン0.017グラム
(0.16ミリモル)を添加して重合を停止させた。こ
のときに生成した塩をろ過して除き、溶媒および低沸点
物を165℃/1mmHgで加熱減圧留去して透明のポ
リマー(二級アミノ官能性オルガノポリシロキサン)1
01.6グラムを得た。この二級アミノ官能性オルガノ
ポリシロキサン50グラム、平均重合度45の両末端ト
リメチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジェンポリシロ
キサン0.5グラム、ジブチル錫ジラウレート1.5グラ
ムを混合して室温で放置したところ、硬化物が得られ
た。このことより、得られた二級アミノ官能性オルガノ
ポリシロキサンの末端は水酸基で封鎖されていることが
判明した。この二級アミノ官能性オルガノポリシロキサ
ンの粘度は23,100センチポイズであった。また、
このオルガノポリシロキサン中のtert−ブチルアミ
ノ基の重量%を測定したところ、4.65重量%であっ
た(計算値4.56重量%)。これらの結果から、この
二級アミノ官能性オルガノポリシロキサンは、両末端シ
ラノール基封鎖のジメチルシロキサン・tert−ブチ
ルアミノプロピルメチルシロキサン共重合体(ジメチル
シロキサン単位とtert−ブチルアミノプロピルメチ
ルシロキサン単位のモル比は95:5である。)である
ことが判明した。
【0015】
【実施例1】参考例1で得られた二級アミノ官能性オル
ガノポリシロキサン100グラム、表面を脂肪酸で処理
したコロイド質炭酸カルシウム(平均粒径0.1ミクロ
ンメーター)100グラム、ビニルトリス(メチルエチ
ルケトオキシム)シラン20グラムを実質上無水条件下
で混合して室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を
調製した。この組成物を室温にて硬化させて、厚さ2.
5ミリメートルのゴムシートを作成した。そして、この
ゴムシートの表面に塗料Aおよび塗料Bをそれぞれ塗布
して、その塗料塗布性および塗料接着性を測定した。ま
た、調製した組成物を型枠に入れ、20℃、湿度55パ
ーセントの条件下にて7日間放置して硬化させて、厚さ
2ミリメートルのゴムシートを作成した。このゴムシー
トの物理特性を測定し、これらの結果を表1に示した。
比較のため上記において、二級アミノ官能性オルガノポ
リシロキサンの替わりに、粘度10,000センチスト
−クスの両末端シラノ−ル基封鎖ジメチルポリシロキサ
ンを使用した以外は同様にして、室温硬化性オルガノポ
リシロキサン組成物を調製した。この組成物について、
塗料塗布性、塗料接着性および物理特性を上記と同様に
測定し、これらの結果を表1に併記した。
【0016】
【表1】
【0017】
【実施例2】参考例1で得られた二級アミノ官能性オル
ガノポリシロキサン100グラム、表面を脂肪酸で処理
したコロイド質炭酸カルシウム(平均粒径0.1ミクロ
ンメーター)50グラム、メチルトリメトキシシラン1
0グラムおよびジイソプロポキシビス(アセト酢酸エチ
ル)チタン1グラムを実質上無水条件下で均一になるま
で混合して室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物を
調製した。この組成物について、塗料塗布性および塗料
接着性を実施例1と同様に測定したところ、塗料Aおよ
び塗料Bともいずれも全面積にわたって均一に塗布する
ことができた。また、これらの塗膜の接着性も良好であ
った。
【0018】
【発明の効果】本発明の室温硬化性オルガノポリシロキ
サン組成物は、(A)成分の二級アミノ官能性オルガノ
ポリシロキサンと(B)成分の硬化剤からなるため、硬
化後のゴムの表面に塗料を容易に塗布することができ、
かつ、その塗膜が容易にはがれることがないという特徴
を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 久隆 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内 (72)発明者 杉山 茂樹 千葉県市原市千種海岸2番2 東レ・ダウ コーニング・シリコーン株式会社研究開発 本部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)式 【化1】 (式中、Rは同種または異種の一価炭化水素基であり、R1は二価炭化水素基で あり、R2は脂肪族不飽和結合を含まない一価炭化水素基であり、nおよびmは 1以上の整数である。)で表される二級アミノ官能性オルガノポリシロキサン 100重量部 および (B)硬化剤 0.1〜40重量部 からなる室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物。
JP3127293A 1993-01-27 1993-01-27 室温硬化性オルガノポリシロキサン組成物 Pending JPH06220328A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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