JPH0785831B2 - ダイカストマシン - Google Patents

ダイカストマシン

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JPH0785831B2
JPH0785831B2 JP61109933A JP10993386A JPH0785831B2 JP H0785831 B2 JPH0785831 B2 JP H0785831B2 JP 61109933 A JP61109933 A JP 61109933A JP 10993386 A JP10993386 A JP 10993386A JP H0785831 B2 JPH0785831 B2 JP H0785831B2
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JP
Japan
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injection sleeve
fixed
injection
die plate
attached
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JP61109933A
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English (en)
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JPS62267058A (ja
Inventor
泰州 神谷
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Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はダイカストマシンに関するもので、さらに詳細
には鋳造技術の熱効率および射出スリーブに溶湯を給湯
する際の鋳造性の向上に関する。
[従来の技術] 従来技術においては、第2図のように射出スリーブ11は
固定ダイプレート13に嵌着され、固定金型12に取着され
た射出スリーブ11aと同心上に設置されている。8は射
出プランジャーで、油圧シリンダなどアクチュエータで
駆動されるものとする。14は金型のキャビティである。
ラドル10によって注湯口9より溶湯21を射出スリーブ1
1、11aへ給湯するときに、溶湯の空気の巻込みを少なく
するため射出スリーブ11、11aへの溶湯21の充填率は一
般的に40〜50%にするので、射出スリーブ11、11aは比
較的細長く、溶湯の温度降下に対しては不利な要因が多
かった。
[発明が解決しようとする問題点] 前述した従来の射出スリーブ11、11aの給湯において
は、射出スリーブ11が固定ダイプレート13に嵌着されて
いるため、射出スリーブ11内の溶湯21の温度を伝達降下
させ易く、しかも比較的温度が低く、かつ重量の大きな
固定ダイプレート13と接触しているので温度降下が大き
かった。それ故、射出スリーブ11に給湯する溶湯の温度
を高める結果となり、保温炉の熱経済上の損失と溶湯の
酸化による損耗など欠点があった。
また、固定金型12に取着されている射出スリーブ11aの
左端は移動金型15と固定金型12との接触面25で押圧さ
れ、その右端は固定ダイプレート13の押圧力を射出スリ
ーブ11のフランジ面22で受けて該スリーブ11の左端23で
押圧されている。
さらに射出スリーブ11aは直接、溶湯に接触し、固定金
型12よりも高温となり熱膨脹による長さの変化が大きい
ので、熱膨脹を考慮して射出スリーブ11aの長さを短め
に製作しているが、短すぎると射出スリーブ11の左端23
または両金型12、15の接触面25の面に隙間を生じてバリ
が侵入し、長過ぎると熱応力で接触面25の面が型締状態
で開く欠点がある。
本発明の目的は射出スリーブからの熱の伝達を最小限に
抑えることによって溶湯温度の降下を抑止し、鋳造性の
向上と保温炉の熱経済性と溶湯の酸化損耗を改善すると
ともに、射出スリーブの給湯の充填率を100%として射
出スリーブの全長を1/2以下に短縮して該射出シリンダ
などストロークの短縮による装置のコスト低減を実現す
るダイカストマシンを提供するにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明のダイカストマシンは、固定および移動の両ダイ
プレートにそれぞれ取着された固定および移動の両金型
と、前記固定ダイプレートおよび固定金型に嵌着した射
出スリーブに摺動自在に装着された射出プランジヤーを
備えたコールドチャンバ形ダイカストマシンにおいて、
外周の一部分を前記固定ダイプレートに嵌着させて前記
固定金型に取着した芯出しリングと、前記芯出しリング
の内周に嵌着して前記固定金型に取着された射出スリー
ブとを備え、前記射出スリーブは前記固定ダイプレート
に設けた開口部に突出させて該射出スリーブの外周と前
記開口部の壁とは隙間を保持するとともに、前記射出ス
リーブの注湯口に前記隙間に入り込ませた給湯間を接続
したとを特徴とする。
[作用] 固定ダイプレート13と射出スリーブ31とを離しているの
で、射出スリーブ31の熱が固定ダイプレート13に伝達さ
れず、射出スリーブ31に注湯した溶湯21の温度降下を抑
止できる。さらに溶湯21を大気に暴すことなく射出スリ
ーブ31へ供給が可能である。
[実施例] 以下、本発明を実施例に示す第1図に基づいて詳細に説
明する。なお図中、第2図で同一作用のものは符号を同
じにして説明を省略する。射出スリーブ31は一体化にし
て固定金型12に取着し、その外周は固定ダイプレート13
に穿設した金型の芯合せ用の芯出しリング33に嵌着され
ている。
したがって固定ダイプレート13の大部分は射出スリーブ
31の外周に接触していない。給湯管34は一端は射出スリ
ーブ31に取着され、他端は電磁ポンプなどの給湯装置
(図示せず)に取付けられ、保温炉(図示せず)の溶湯
を密閉状態で射出スリーブ31に給湯できる。給湯管34は
射出スリーブ31の外周面最下部に接続した方がのぞまし
いが、射出スリーブ31の外周面最下部の近傍に接続して
もよい。
本実施例においては、射出スリーブ31が密閉状態で給湯
管34に連結されているので、射出スリーブ31内における
溶湯21の空気の巻き込みを抑止できるので、射出スリー
ブ31の溶湯21の充填率を100%にすることが可能であ
り、よって射出スリーブ31の長さは従来よりも1/2以下
に短縮することができ射出プランジャ8を駆動する油圧
シリンダのストロークを短縮し、油圧装置を含めてコス
ト低減ができる。以上のように本発明は射出スリーブ31
を固定金型12に直接突出させて取着するもので、固定ダ
イプレート13に対し隙間を持たせて熱伝達を防止したも
のである。
[発明の効果] 以上、述べたように、固定ダイプレートからの射出スプ
ーブの熱伝達を防止し、射出スリーブ内の溶湯の温度降
下を抑え鋳造性を向上し、溶湯の酸化損失と保温炉の熱
経済性を改善するものである。
さらに、芯出しリングの内周に嵌着された射出スリーブ
を固定金型に取着して固定ダイプレート側に突出し、固
定金型を取着した固定ダイプレートと射出スリーブとの
外周に嵌合しない隙間を有しているため、固定金型と一
体になった射出スリーブに取付けるときに目覗しがら組
付けることができるので保守管理が容易になるととも
に、固定ダイプレートと射出スリーブとの外周に嵌合し
ない隙間を有しているので固定金型に近い所に給湯口を
設けることができるため射出スリーブに対する充填率が
高くすることが可能になり、電磁ポンプ給湯ができるよ
うになった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の主要部断面図、第2図は従来
技術の例を示す主要部断面図である。 8……射出プランジャ、9……注湯口、10……ラドル、
11・11a……射出スリーブ、12……固定金型、13……固
定ダイプレート、14……キャビティ、15……移動ダイプ
レート、21……溶湯、22……フランジ面、23……左端、
25……接触面、31……射出スリーブ、33……芯出しリン
グ、34……給湯管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定および移動の両ダイプレートにそれぞ
    れ取着された固定および移動の両金型と、前記固定ダイ
    プレートおよび固定金型に嵌着した射出スリーブに摺動
    自在に装着された射出プランジヤーを備えたコールドチ
    ャンバ形ダイカストマシンにおいて、外周の一部分を前
    記固定ダイプレートに嵌着させて前記固定金型に取着し
    た芯出しリングと、前記芯出しリングの内周に嵌着して
    前記固定金型に取着された射出スリーブとを備え、前記
    射出スリーブは前記固定ダイプレートに設けた開口部に
    突出させて該射出スリーブの外周と前記開口部の壁とは
    隙間を保持するとともに、前記射出スリーブの注湯口に
    前記隙間に入り込ませた給湯管を接続したことを特徴と
    するダイカストマシン。
JP61109933A 1986-05-14 1986-05-14 ダイカストマシン Expired - Lifetime JPH0785831B2 (ja)

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JP61109933A JPH0785831B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 ダイカストマシン

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JP61109933A JPH0785831B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 ダイカストマシン

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JPS62267058A JPS62267058A (ja) 1987-11-19
JPH0785831B2 true JPH0785831B2 (ja) 1995-09-20

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JP61109933A Expired - Lifetime JPH0785831B2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14 ダイカストマシン

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JPH01233053A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Kobe Steel Ltd 横型高圧鋳造機

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JPS5782464U (ja) * 1980-11-07 1982-05-21
JPS57159254A (en) * 1981-03-27 1982-10-01 Toyota Motor Corp Horizontal type die casting device

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