JPS6344214Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6344214Y2 JPS6344214Y2 JP1981136639U JP13663981U JPS6344214Y2 JP S6344214 Y2 JPS6344214 Y2 JP S6344214Y2 JP 1981136639 U JP1981136639 U JP 1981136639U JP 13663981 U JP13663981 U JP 13663981U JP S6344214 Y2 JPS6344214 Y2 JP S6344214Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counter
- sleeve
- tip
- plunger
- casting machine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 claims description 25
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 13
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 3
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 2
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007711 solidification Methods 0.000 description 1
- 230000008023 solidification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は竪型加圧鋳造機に係り、特にカウンタ
チツプの形状が改良された竪型加圧鋳造機に関す
る。
チツプの形状が改良された竪型加圧鋳造機に関す
る。
第1図は従来の竪型加圧鋳造機の構造を示す図
である。図中10は上下方向に配置された筒状の
プランジヤスリーブであつて、内部にプランジヤ
チツプ12が摺動可能に嵌挿されており、該チツ
プ12には射出プランジヤ14が組付けられてい
る。
である。図中10は上下方向に配置された筒状の
プランジヤスリーブであつて、内部にプランジヤ
チツプ12が摺動可能に嵌挿されており、該チツ
プ12には射出プランジヤ14が組付けられてい
る。
16はプランジヤスリーブ10の下方に配置さ
れたカウンタスリーブであつて、上部にカウンタ
チツプ18が嵌挿され、該チツプ18にはカウン
タプランジヤ19が組付けられている。カウンタ
チツプ18は上下方向に摺動可能とされ、その上
部は前記プランジヤスリーブ10の内孔下部にも
嵌挿されるようになつている。
れたカウンタスリーブであつて、上部にカウンタ
チツプ18が嵌挿され、該チツプ18にはカウン
タプランジヤ19が組付けられている。カウンタ
チツプ18は上下方向に摺動可能とされ、その上
部は前記プランジヤスリーブ10の内孔下部にも
嵌挿されるようになつている。
また20は上型母型、22は下型母型であつ
て、内部に上型入子24、下型入子26がそれぞ
れ配設され、該入子24,26によつてキヤビテ
イ28が形成されている。該キヤビテイ28はゲ
ート29を介して前記プランジヤスリーブ10底
部と連通している。またこのキヤビテイ28の底
部には押出ピン30が設けられている。図中Aは
入子及び母型の分割面である。また32は注湯
口、34は該注湯口32より注がれた溶湯であ
る。
て、内部に上型入子24、下型入子26がそれぞ
れ配設され、該入子24,26によつてキヤビテ
イ28が形成されている。該キヤビテイ28はゲ
ート29を介して前記プランジヤスリーブ10底
部と連通している。またこのキヤビテイ28の底
部には押出ピン30が設けられている。図中Aは
入子及び母型の分割面である。また32は注湯
口、34は該注湯口32より注がれた溶湯であ
る。
このように構成された竪型加圧鋳造機において
鋳造作業を行なうには、まずプランジヤスリーブ
10の底部にカウンタチツプ18の上部を嵌挿せ
しめた後、注湯口34より溶湯を注ぎ、一度プラ
ンジヤスリーブ10の中に溜める。(第1図に示
される状態)。しかる後、プランジヤチツプ12
を下降させると共にカウンタチツプ18を下方に
移動させ溶湯34をゲート29からキヤビテイ2
8に注入せしめ、さらにプランジヤチツプ12を
下方に移動せしめ溶湯を加圧し、キヤビテイ28
内に溶湯が充分に回るようにする。冷却固化後、
分割面Aより型開きし、押出ピン30、カウンタ
チツプ18を上昇させ製品を離型させる。
鋳造作業を行なうには、まずプランジヤスリーブ
10の底部にカウンタチツプ18の上部を嵌挿せ
しめた後、注湯口34より溶湯を注ぎ、一度プラ
ンジヤスリーブ10の中に溜める。(第1図に示
される状態)。しかる後、プランジヤチツプ12
を下降させると共にカウンタチツプ18を下方に
移動させ溶湯34をゲート29からキヤビテイ2
8に注入せしめ、さらにプランジヤチツプ12を
下方に移動せしめ溶湯を加圧し、キヤビテイ28
内に溶湯が充分に回るようにする。冷却固化後、
分割面Aより型開きし、押出ピン30、カウンタ
チツプ18を上昇させ製品を離型させる。
このようにカウンタチツプ18は注湯時には上
昇してゲート29をふさぎ、鋳造時には下降しゲ
ート29を開き溶湯をキヤビテイに流す作用をす
る。したがつてカウンタチツプ18は竪型加圧鋳
造機においては鋳造1サイクルごとに1回上下動
をするが、この上下動に加え鋳造時に鋳造圧力が
まともにかかる。カウンタチツプ18とカウンタ
スリーブ16の間隙は適正なるクリアランスとな
るように製作されているが、これらの上下動によ
る摩耗あるいは鋳造圧力によつてやがては両者が
劣化しクリアランスが増大し両者の間に溶湯が浸
入し、ばりとなつたりかじりが発生するようにな
り易く、またカウンタチツプ18の作動が異常と
なることがある。
昇してゲート29をふさぎ、鋳造時には下降しゲ
ート29を開き溶湯をキヤビテイに流す作用をす
る。したがつてカウンタチツプ18は竪型加圧鋳
造機においては鋳造1サイクルごとに1回上下動
をするが、この上下動に加え鋳造時に鋳造圧力が
まともにかかる。カウンタチツプ18とカウンタ
スリーブ16の間隙は適正なるクリアランスとな
るように製作されているが、これらの上下動によ
る摩耗あるいは鋳造圧力によつてやがては両者が
劣化しクリアランスが増大し両者の間に溶湯が浸
入し、ばりとなつたりかじりが発生するようにな
り易く、またカウンタチツプ18の作動が異常と
なることがある。
本考案の目的はこのような従来技術の問題点を
解消し、鋳造時にカウンタチツプとカウンタスリ
ーブの間隙に溶湯が浸入することが防止され、カ
ウンタチツプとカウンタスリーブが飛躍的に長寿
命化されると共にカウンタチツプが常に正常な作
動を行なう竪型加圧鋳造機を提供するにある。
解消し、鋳造時にカウンタチツプとカウンタスリ
ーブの間隙に溶湯が浸入することが防止され、カ
ウンタチツプとカウンタスリーブが飛躍的に長寿
命化されると共にカウンタチツプが常に正常な作
動を行なう竪型加圧鋳造機を提供するにある。
本考案は竪型加圧鋳造機のカウンタチツプの上
部はプランジヤスリーブ内径及びカウンタスリー
ブ内径よりも大径の盤体とされ、該盤体の上面が
該プランジヤスリーブの底部端面に当接可能とさ
れると共に該盤体下面がカウンタスリーブ上端面
に当接可能とされた竪型加圧鋳造機によつてこの
目的を構成するものである。
部はプランジヤスリーブ内径及びカウンタスリー
ブ内径よりも大径の盤体とされ、該盤体の上面が
該プランジヤスリーブの底部端面に当接可能とさ
れると共に該盤体下面がカウンタスリーブ上端面
に当接可能とされた竪型加圧鋳造機によつてこの
目的を構成するものである。
以下添付図面に示す実施例について説明する。
第2図は本考案の実施例に係る竪型加圧鋳造機の
縦断面の概略構成図である。第2図の鋳造機が第
1図の鋳造機と異なるのは、カウンタチツプ1
8′の上部はプランジヤスリーブ10内径及びカ
ウンタスリーブ16内径よりも大径の盤体18′
Aとされ、該盤体18′Aの上面18′Bが前記プ
ランジヤスリーブ10の底部端面10Bに当接可
能とされると共に、該盤体18′Aの下面18′C
がカウンタスリーブ上端面16Cと当接可能にさ
れていることである。
第2図は本考案の実施例に係る竪型加圧鋳造機の
縦断面の概略構成図である。第2図の鋳造機が第
1図の鋳造機と異なるのは、カウンタチツプ1
8′の上部はプランジヤスリーブ10内径及びカ
ウンタスリーブ16内径よりも大径の盤体18′
Aとされ、該盤体18′Aの上面18′Bが前記プ
ランジヤスリーブ10の底部端面10Bに当接可
能とされると共に、該盤体18′Aの下面18′C
がカウンタスリーブ上端面16Cと当接可能にさ
れていることである。
このように構成された実施例の鋳造機において
鋳造作業を行なうには、まずカウンタプランジヤ
19及びカウンタチツプ18′を上昇させ、該チ
ツプ18′の上面18′Bをプランジヤスリーブ底
部端面10Bに押し当て、溶湯を注ぐ(第2図に
示される状態)。次いでプランジヤチツプ12を
下降させると共にカウンタチツプ盤体の下面1
8′Cがカウンタスリーブ16の上面16Cに当
るまで下降させ(ストローク量、H)、ゲート2
9から溶湯34をキヤビテイ28に流入させる。
以下従来例と同様にしてプランジヤチツプ12に
よる加圧を経て凝固、型開き、及び離型が行なわ
れる。
鋳造作業を行なうには、まずカウンタプランジヤ
19及びカウンタチツプ18′を上昇させ、該チ
ツプ18′の上面18′Bをプランジヤスリーブ底
部端面10Bに押し当て、溶湯を注ぐ(第2図に
示される状態)。次いでプランジヤチツプ12を
下降させると共にカウンタチツプ盤体の下面1
8′Cがカウンタスリーブ16の上面16Cに当
るまで下降させ(ストローク量、H)、ゲート2
9から溶湯34をキヤビテイ28に流入させる。
以下従来例と同様にしてプランジヤチツプ12に
よる加圧を経て凝固、型開き、及び離型が行なわ
れる。
このように構成された本考案の竪型加圧鋳造機
においては、盤体18′Aはその上面18′Bがプ
ランジヤスリーブ10の底部端面10Bと当接す
ることによつてゲート29が閉じられると共に、
該盤体18′Aの下面18′Cがカウンタスリーブ
上端面16Cに当接するものであるからカウンタ
チツプ18′とカウンタスリーブ16の間隙に溶
湯が浸入することが防止される。
においては、盤体18′Aはその上面18′Bがプ
ランジヤスリーブ10の底部端面10Bと当接す
ることによつてゲート29が閉じられると共に、
該盤体18′Aの下面18′Cがカウンタスリーブ
上端面16Cに当接するものであるからカウンタ
チツプ18′とカウンタスリーブ16の間隙に溶
湯が浸入することが防止される。
そのため(1)カウンタチツプ及びカウンタスリー
ブのかじりが生じなく長寿命のものとなる、(2)そ
れに伴つて、カウンタチツプの作動が常に正常な
ものとなるからゲート開き始め時間を正し制御で
きる。また(3)製品にばり等が発生することがなく
なり品質にばらつきがなくなると共に、良好なる
品質を得ることができる、等の効果がある。さら
に(4)カウンタチツプ、カウンタスリーブへの潤滑
をしなくともよい、あるいは(5)カウンタチツプ、
カウンタスリーブの摺動面の仕上げにそれ程の厳
密さが要求されなくなることから両者の製造コス
トも低減する等の効果が得られる。
ブのかじりが生じなく長寿命のものとなる、(2)そ
れに伴つて、カウンタチツプの作動が常に正常な
ものとなるからゲート開き始め時間を正し制御で
きる。また(3)製品にばり等が発生することがなく
なり品質にばらつきがなくなると共に、良好なる
品質を得ることができる、等の効果がある。さら
に(4)カウンタチツプ、カウンタスリーブへの潤滑
をしなくともよい、あるいは(5)カウンタチツプ、
カウンタスリーブの摺動面の仕上げにそれ程の厳
密さが要求されなくなることから両者の製造コス
トも低減する等の効果が得られる。
第1図は従来の竪型加圧鋳造機の縦断面の概略
構成図、第2図は本考案の実施例に係る竪型加圧
鋳造機の縦断面の概略構成図である。 10……プランジヤスリーブ、12……プラン
ジヤチツプ、16……カウンタスリーブ、18…
…カウンタチツプ、28……キヤビテイ、29…
…ゲート、34……溶湯。
構成図、第2図は本考案の実施例に係る竪型加圧
鋳造機の縦断面の概略構成図である。 10……プランジヤスリーブ、12……プラン
ジヤチツプ、16……カウンタスリーブ、18…
…カウンタチツプ、28……キヤビテイ、29…
…ゲート、34……溶湯。
Claims (1)
- 上下方向に配置された筒状のプランジヤスリー
ブと、該プランジヤスリーブの下方に配置され上
部にカウンタチツプが摺動可能に嵌挿された筒状
のカウンタスリーブと、鋳型によつて囲繞され前
記プランジヤスリーブ底部に連通したキヤビテイ
と、を有する竪型加圧鋳造機において、該カウン
タチツプの上部は前記プランジヤスリーブ内径及
びカウンタスリーブ内径よりも大径の盤体とさ
れ、該盤体の上面が該プランジヤスリーブの底部
端面に当接可能とされると共に該盤体下面がカウ
ンタスリーブ上端面に当接可能とされた竪型加圧
鋳造機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13663981U JPS5843864U (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 竪型加圧鋳造機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13663981U JPS5843864U (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 竪型加圧鋳造機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5843864U JPS5843864U (ja) | 1983-03-24 |
JPS6344214Y2 true JPS6344214Y2 (ja) | 1988-11-17 |
Family
ID=29929958
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13663981U Granted JPS5843864U (ja) | 1981-09-14 | 1981-09-14 | 竪型加圧鋳造機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5843864U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6091015U (ja) * | 1983-11-29 | 1985-06-21 | 株式会社バンビ | 時計バンドの美錠 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5293624A (en) * | 1976-02-04 | 1977-08-06 | Toyota Motor Co Ltd | Method and apparatus for forging of liquid metal |
-
1981
- 1981-09-14 JP JP13663981U patent/JPS5843864U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5293624A (en) * | 1976-02-04 | 1977-08-06 | Toyota Motor Co Ltd | Method and apparatus for forging of liquid metal |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5843864U (ja) | 1983-03-24 |
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