JPH07856U - 液体用容器 - Google Patents

液体用容器

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JPH07856U
JPH07856U JP5511393U JP5511393U JPH07856U JP H07856 U JPH07856 U JP H07856U JP 5511393 U JP5511393 U JP 5511393U JP 5511393 U JP5511393 U JP 5511393U JP H07856 U JPH07856 U JP H07856U
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cap
container
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温 望月
多美穂 田中
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サンポール株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄液等の収容液体を容器の軸線に対し斜め
の方向へ噴射出来ると共に、キャップ帽着時に液洩れを
防止する事が出来る。 【構成】 容器本体10に中栓20を取付けると共に、
この中栓20にはキャップ30を帽着し、上記中栓20
には傾斜面211を形成して、これに液口22を設け、
上記キャップ30には上記傾斜面211と密接する傾斜
内面31を形成し、上記傾斜面211と傾斜内面31の
少くとも一方は弾性面に作ると共に、上記液口22の形
成部分と、この液口形成部分に当接する傾斜内面の部分
との少くとも一方を凸面311に形成した事を特徴とし
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は主としてトイレ用液体洗浄剤に用いる容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
トイレ用液体洗浄剤は洗浄成分として塩酸や苛性ソーダーを含有している事が 多い。 従ってこの種洗浄剤に用いる容器としては、図5に示す如く、合成樹脂材料等の 有弾性材料で作られた容器本体の口部1に中栓2を密嵌着すると共に、この中栓 2に直立状のノズル3を設け、更に該中栓2にそのノズル3を閉塞するキャップ 4を帽着した構成のものが一般である。 即ち此種容器においては、内部の洗浄剤が塩酸や苛性ソーダーを含んでいるため 、運搬時や保管時におけるノズル3からの液洩れを確実に防止する事が要求され ており、このためにノズル3は直立形状に成形されると共に、その頂面に液口3 aを開口した構成に作られており、又キャップ4には、その天井面に上記ノズル 3を密に嵌入する凹室5を形成して、該凹室5の天井面5aが、上記キャップ4 を容器口部1に螺着した時において、上記ノズル3の液口3aに押圧着し、以っ て液口3aを密に閉塞する様に構成してある。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
この様な従来の容器は、容器本体を押圧する事により内部の洗浄剤を液口3a から噴出させて使用するものであるが、前述の如く、従来の容器はノズル3が直 立してその頂面に液口3aが開口しているため、洗浄剤の噴出方向が容器本体の 軸線方向lと同一になり、従って便器の露出面の洗浄は可能であるが、便器の注 水口部分等の如く折込まれた箇処の洗浄は頗る手間を要すると云う問題がある。 この問題を解決するためには、容器のノズルの液口を斜め方向に開口せしめて、 洗浄剤を容器本体の軸線方向lと交差する方向に噴出させる様にすれば良いが、 この様な構成を採用すると、ノズルの液口をキャップの天井面で押圧して封止す る事が出来なくなるから、内部洗浄剤が簡単に液洩れしてしまうと云う問題があ る。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
本案容器は図1,図2に示す如く、弾性材料で作られた容器本体10の口縁部 11に中栓20を密嵌着し、これにキャップ30を帽着してある。 上記中栓20にはノズル21と、このノズル21に透設された液口22とが設け てあり、上記ノズル21は容器本体側から先端に向けて漸減縮小する傾斜面21 1を有している。 このノズル21の傾斜面211には液口22が開口しており、この液口22は軸 線lに対して傾斜する方向に透設されている。 上記中栓20にはキャップ30が帽着されており、このキャップ30は容器本体 10の口縁部11に着脱自在に取付けられている。 キャップ30には、その内面に上記ノズル21の傾斜面211と密に接合する傾 斜内面31が形成されていると共に、下端部には上記口縁に確固に係着する係合 部32が設けてあり、この係合部32によってキャップ30が容器口縁に係着さ れた時に上記傾斜内面31が中栓の傾斜面211に押圧着する様に構成されてい る。
【0005】 更に又上記傾斜面211と傾斜内面31との少くとも一方は弾性面に作られる と共に、上記傾斜面211の液口22形成部分と、上記傾斜内面31の、上記キ ャップ30が上記中栓20に密に帽着した時において上記液口22に当接する部 分の少くとも一方は凸面311に形成されている。
【0006】
【作 用】
本案容器はこの様な構成であるから、キャップ30を取外して容器本体10を 押圧すると、容器本体10はその弾性によって容積を縮減し、これによって内部 の洗浄剤は液口22から噴出する。 この液口22から噴出する洗浄剤は、液口22の軸線lに対し傾斜しているため 、容器本体10から斜め方向に噴出し、従って図4に示す如く、便器40の折込 み部分41に対しても洗浄剤Cを噴射する事が出来る。 この様にして洗浄剤を噴出した後には、キャップ30を中栓20に帽着して、そ の係合部32を容器口縁部11に係着すれば、ノズル21の傾斜面211にキャ ップ30の傾斜内面31が押圧着して液口22が封止される。
【0007】 この時において本案容器は、上記液口22の近辺とこれに対向する傾斜内面3 1との一方又は双方が凸面311に作られており、且つ又液口22が設けられて いる傾斜面211と、これに密接する傾斜内面31との一方又は双方が弾性面に 作られているから、凸面311によって液口22が密封されると共に、この凸面 311には弾性面の押圧力が印加されるから、液口22に対して大きな封止力を 集中的に印加する事が出来、これによって液洩れを有効に防止する事が出来る。 そして又この凸面を液口22側に形成した場合には、液口22に傾斜内面31 に向けての弾性押圧力が集中的に印加されるから、これによって液洩れが防止さ れる。
【0008】
【実施例】
図1は本案容器の分解正面図、図2は同上容器の要部の拡大縦断正面図である。 この実施例において、容器本体10はポリプロピレン樹脂の如き有弾性材で作ら れており、口縁部11には中栓20が密嵌着されている。 この容器本体の口縁部11には雄螺子部が係着部111として設けてあり、この 係着部111は後述するキャップ30の係合部32を係着する様作られている。
【0009】 上記中栓20はノズル21と、このノズル21に設けられた液口22とを備えて おり、且つ又実施例では、ガイド端23とキャップ受座24とを有している。 上記ノズル21は、その胴部の口径を容器本体側の基端から先端に向け漸減縮小 して形成した円錐状の傾斜面211を有しており、この傾斜面の先端側にガイド 端23を、又基端側にキャップ受座24を設けてある。 上記液口22は、上記傾斜面211に位置しており、上記容器本体10の軸線l に対し傾斜する方向に開口している。 上記ガイド端23は円台状の突部に作られていて、この部分でキャップ30の中 央を受けて、キャップ30の帽嵌時の位置決めを行なう様構成されており、又上 記キャップ受座24は帽嵌時のキャップ30の位置を、上記ガイド端23と協働 して決定するために設けられている。
【0010】 上記キャップ30は、上記中栓20に帽嵌した時において、その傾斜面211と 接する傾斜内面31と、この傾斜内面31を容器本体側に引寄せて傾斜内面31 と傾斜面211とを密に押圧着せしめる係合部32、例えば雌螺子部とを備えて おり、この係合部32を上記容器口縁部11の係着部111に着脱自在に係合し 得る様、又係合時には、これによってキャップ30が軸線l方向に脱抜不能に口 縁部11へ係着される様に構成されている。 而して本案容器において、液口22に当接する傾斜内面31が凸面311を有 する場合には、上記キャップ30の係合部32と上記容器口縁部の係着部111 とのいづれか一方を弾性材料で作って、キャップ帽着時には係合部32と係着部 111とが相互に嵌合係着する様に構成する事か望ましい。 更に又このキャップ30には、その天井中央に上記中栓20のガイド端23と密 合する様な嵌合室33が設けてある他、傾斜内面31の下方には、上記中栓20 のキャップ受座24に係着する様な段縁34が設けてあり、この嵌合室33と段 縁34とによりキャップ30の位置決めがされる。 実際上は、上記キャップ30の傾斜内面31が中栓20の傾斜面211に圧接し た時において、上記嵌合室33の天井と上記ガイド端23、及び上記キャップ受 座24と上記段縁34との間には、夫々微小空隙Sが形成される程度に各部分を 設定するのが望ましく、かくすればキャップ30の帽着時における過度の締付け が上記段縁34とキャップ受座24との密着係合で阻止出来る。
【0011】 上記ノズル21の傾斜面211と上記キャップ30の傾斜内面31とは、液口2 2の部分が強く押圧力を受ける様に構成してあり、このために傾斜面211と傾 斜内面31との少なくとも一方は弾性面に作られると共に、図3のA図の如く、 傾斜内面31に凸面311を形成してこの凸面311で液口22を押圧するか、 又は図3のB図の如く、傾斜面211の液口22の部分を凸面に成形してこの部 分を傾斜内面31に強く圧接する様に構成してある。 而してこの様な実施例では液口22の封止力を、凸面とこれに集中的に作用する 弾性面の弾性押圧力によって大きくし、以て液洩れを防止する事が出来る。
【0012】
【考案の効果】
本案容器はこの様なものであるから、内部洗浄剤を斜め方向に噴射して便器4 0の折込み部分41を洗浄出来る効果がある他、液口22が弾性面の押圧力を印 加された凸面により封止されるか、又は凸面によって押圧力を生じた弾性面によ り封止されるから、内部洗浄剤の液洩れを有効に防止する事が出来ると云う効果 がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案容器の分解正面図である。
【図2】同要部の縦断正面図である。
【図3】同要部の拡大断面図である。
【図4】同上容器の使用例を示す説明図である。
【図5】従来の容器の要部を示す縦断正面図である。
【符号の説明】
10 容器本体 11 口縁部 111 係着部 20 中栓 21 ノズル 211 傾斜面 22 液口 30 キャップ 31 傾斜内面 311 凸面 32 係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有弾性の材料で作られた容器本体と、こ
    の容器本体の口縁部に取付けられた中栓と、この中栓に
    帽着されるキャップとを有し、上記容器本体の口縁部に
    は上記キャップの下端を着脱自在に係着する係着部を設
    け、上記中栓には、先端側が漸減縮小する傾斜面を形成
    すると共に、この傾斜面には容器本体の軸線に対し傾斜
    する方向に開口する液口を設け、上記キャップはその内
    面に上記中栓の傾斜面と密に接合する傾斜内面を形成す
    ると共に下端には上記容器本体の口縁部の係着部に係合
    する係合部を設け、上記キャップの係合部が上記口縁部
    の係着部に係合した時に上記キャップの傾斜内面が上記
    中栓の傾斜面に押圧着して上記液口を閉塞する様に構成
    した液体用容器において、上記傾斜面と上記傾斜内面の
    少なくとも一方が弾性面に作られると共に、上記傾斜面
    の液口形成部分と、上記傾斜内面の上記液口に当接する
    部分の少なくとも一方が凸面に成形されている液体用容
    器。
JP1993055113U 1993-09-06 1993-09-06 液体用容器 Expired - Lifetime JPH0754118Y2 (ja)

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JPH07856U true JPH07856U (ja) 1995-01-06
JPH0754118Y2 JPH0754118Y2 (ja) 1995-12-13

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54115990A (en) * 1978-02-09 1979-09-08 Harris Michael J Enclosing device
JPS5544763U (ja) * 1978-09-20 1980-03-24

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPS5544763U (ja) * 1978-09-20 1980-03-24

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JPH0754118Y2 (ja) 1995-12-13

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