JPH0785249B2 - 設計支援装置 - Google Patents
設計支援装置Info
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- JPH0785249B2 JPH0785249B2 JP61110797A JP11079786A JPH0785249B2 JP H0785249 B2 JPH0785249 B2 JP H0785249B2 JP 61110797 A JP61110797 A JP 61110797A JP 11079786 A JP11079786 A JP 11079786A JP H0785249 B2 JPH0785249 B2 JP H0785249B2
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- layout object
- data
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- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F30/00—Computer-aided design [CAD]
- G06F30/10—Geometric CAD
- G06F30/18—Network design, e.g. design based on topological or interconnect aspects of utility systems, piping, heating ventilation air conditioning [HVAC] or cabling
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2113/00—Details relating to the application field
- G06F2113/14—Pipes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Geometry (AREA)
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- Computational Mathematics (AREA)
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、設計支援装置に係り、特に設計対象物を構成
する複数のレイアウト対象物のレイアウトを修正するの
に好適な設計支援装置に関するものである。
する複数のレイアウト対象物のレイアウトを修正するの
に好適な設計支援装置に関するものである。
プラントにおけるレイアウト対象物(プラント構成物で
ある各機器及び配管)のレイアウト計画においては、レ
イアウト対象物領域内の機器の配置データ及び設計基準
データを入力とし、最適な配管経路を自動的に決定する
手法が開発されている(特願昭58−187033号)。この手
法では、機器配置はあらかじめ行われており、配管経路
をさらに短くするために、機器配置や既設配管経路を修
正する機能は持つていない。レイアウト修正を支援する
方法としては、特願昭58−114265号記載の方法がある。
この方法は、プリント基板及びICのレイアウトに関する
ものであつて、設計順序を表わすフラグを各回路素子に
持たせ、ある回路素子のレイアウト修正を行う場合に
は、その素子より順序が下位にある素子のレイアウト案
を自動的に削除するものである。しかし、この方法は、
順序のみしか考慮していないので、順序が下位にあるも
ののレイアウトの修正に関連して、順序が上位にあるも
ののレイアウトを修正することができない。さらに、階
層型レイアウト方法として、情報の処理学会誌vol.25,N
o.10,1984のp1080〜1081に示された方法が提案されてい
る。この方法は、まずブロツクレベルのレイアウトを実
施し、次にブロック内のセルのレイアウトを実施し、さ
らにセル間の配線を行つている。この方法は、各レベル
でのレイアウトを修正することは可能であるが、下位レ
ベルの配線を修正するために、上位レベルのブロツクレ
イアウトを修正することはできない。
ある各機器及び配管)のレイアウト計画においては、レ
イアウト対象物領域内の機器の配置データ及び設計基準
データを入力とし、最適な配管経路を自動的に決定する
手法が開発されている(特願昭58−187033号)。この手
法では、機器配置はあらかじめ行われており、配管経路
をさらに短くするために、機器配置や既設配管経路を修
正する機能は持つていない。レイアウト修正を支援する
方法としては、特願昭58−114265号記載の方法がある。
この方法は、プリント基板及びICのレイアウトに関する
ものであつて、設計順序を表わすフラグを各回路素子に
持たせ、ある回路素子のレイアウト修正を行う場合に
は、その素子より順序が下位にある素子のレイアウト案
を自動的に削除するものである。しかし、この方法は、
順序のみしか考慮していないので、順序が下位にあるも
ののレイアウトの修正に関連して、順序が上位にあるも
ののレイアウトを修正することができない。さらに、階
層型レイアウト方法として、情報の処理学会誌vol.25,N
o.10,1984のp1080〜1081に示された方法が提案されてい
る。この方法は、まずブロツクレベルのレイアウトを実
施し、次にブロック内のセルのレイアウトを実施し、さ
らにセル間の配線を行つている。この方法は、各レベル
でのレイアウトを修正することは可能であるが、下位レ
ベルの配線を修正するために、上位レベルのブロツクレ
イアウトを修正することはできない。
前述の従来例は、修正機能を有しているものもある。し
かし、経済的なレイアウトを実施するにあたつてどのレ
イアウト対象物のレイアウトを修正すればよいかわから
ない。
かし、経済的なレイアウトを実施するにあたつてどのレ
イアウト対象物のレイアウトを修正すればよいかわから
ない。
本発明の第1の目的は、経済的なレイアウトを阻害して
いるレイアウト対象物を容易に発見できる設計支援装置
を提供することにある。
いるレイアウト対象物を容易に発見できる設計支援装置
を提供することにある。
本発明の第2の目的は、第1の目的とあわせてさらに経
済的な改善度合の大きなレイアウト修正部分がわかる設
計支援装置を提供することにある。
済的な改善度合の大きなレイアウト修正部分がわかる設
計支援装置を提供することにある。
本発明の第3の目的は、第1の目的とあわせてさらに経
済的なレイアウトを阻害している部分のレイアウト修正
可否がわかる設計支援装置を提供することにある。
済的なレイアウトを阻害している部分のレイアウト修正
可否がわかる設計支援装置を提供することにある。
前述の第1の目的を達成する本発明の第1の特徴は、レ
イアウト対象物を指定する入力装置と、 レイアウト対象物データを記憶する第1記憶手段と、 設計基準データを記憶する第2記憶手段と、 前記入力装置により指定されたレイアウト対象物に基づ
いて前記第1記憶手段より該当する前記レイアウト対象
物データを選択する手段と、 前記指定レイアウト対象物に基づいて前記第2記憶手段
より該当する前記設計基準データを選択する手段と、 前記選択されたレイアウト対象物データ及び設計基準デ
ータに基づいて、この設計基準データにより前記指定レ
イアウト対象物と関係付けられた他のレイアウト対象物
を求める手段と、 前記指定レイアウト対象物及び前記他のレイアウト対象
物を表示する表示装置と を備えたことにある。
イアウト対象物を指定する入力装置と、 レイアウト対象物データを記憶する第1記憶手段と、 設計基準データを記憶する第2記憶手段と、 前記入力装置により指定されたレイアウト対象物に基づ
いて前記第1記憶手段より該当する前記レイアウト対象
物データを選択する手段と、 前記指定レイアウト対象物に基づいて前記第2記憶手段
より該当する前記設計基準データを選択する手段と、 前記選択されたレイアウト対象物データ及び設計基準デ
ータに基づいて、この設計基準データにより前記指定レ
イアウト対象物と関係付けられた他のレイアウト対象物
を求める手段と、 前記指定レイアウト対象物及び前記他のレイアウト対象
物を表示する表示装置と を備えたことにある。
上記の第2の目的を達成する本発明の第2の特徴は、上
記第1の特徴に加えて、 前記指定レイアウト対象物及び前記他のレイアウト対象
物の一方の影響によりこれらのうちの他方が受ける経済
的な損失量を求める損失量演算手段と、 前記指定レイアウト対象物、前記他のレイアウト対象物
及び前記経済的な損失量を表示する表示装置とを備えた
ことにある。
記第1の特徴に加えて、 前記指定レイアウト対象物及び前記他のレイアウト対象
物の一方の影響によりこれらのうちの他方が受ける経済
的な損失量を求める損失量演算手段と、 前記指定レイアウト対象物、前記他のレイアウト対象物
及び前記経済的な損失量を表示する表示装置とを備えた
ことにある。
上記の第3の目的を達成する本発明の第3の特徴は、上
記第1の特徴に加えて、 互いに影響しあってレイアウトさてれている前記指定レ
イアウト対象物及び前記他のレイアウト対象物のうちで
一方のレイアウト対象物の配置位置を修正するとき、こ
の配置位置の修正の可否を判定する判定手段と 前記指定レイアウト対象物、前記他のレイアウト対象物
及び前記配置位置の修正の可否を判定結果を表示する表
示装置とを備えたことにある。
記第1の特徴に加えて、 互いに影響しあってレイアウトさてれている前記指定レ
イアウト対象物及び前記他のレイアウト対象物のうちで
一方のレイアウト対象物の配置位置を修正するとき、こ
の配置位置の修正の可否を判定する判定手段と 前記指定レイアウト対象物、前記他のレイアウト対象物
及び前記配置位置の修正の可否を判定結果を表示する表
示装置とを備えたことにある。
本発明の第1の特徴によれば、設計基準データにより指
定レイアウト対象物と関係付けられた他のレイアウト対
象物を求め、指定レイアウト対象物及び他のレイアウト
対象物を表示するので、レイアウト修正により経済的な
改善が得られる部分を容易に知ることができる。
定レイアウト対象物と関係付けられた他のレイアウト対
象物を求め、指定レイアウト対象物及び他のレイアウト
対象物を表示するので、レイアウト修正により経済的な
改善が得られる部分を容易に知ることができる。
本発明の第2の特徴によれば、指定レイアウト対象物及
び他のレイアウト対象物の一方の影響によりこれらのう
ちの他方が受ける経済的な損失量を求め、指定レイアウ
ト対象物、他のレイアウト対象物及び経済的な損失量を
表示するので、レイアウト修正により経済的な改善度合
いを容易に知ることができる。
び他のレイアウト対象物の一方の影響によりこれらのう
ちの他方が受ける経済的な損失量を求め、指定レイアウ
ト対象物、他のレイアウト対象物及び経済的な損失量を
表示するので、レイアウト修正により経済的な改善度合
いを容易に知ることができる。
本発明の第3の特徴によれば、互いに影響しあってレイ
アウトされている指定レイアウト対象物及び他のレイア
ウト対象物のうちで一方のレイアウト対象物の配置位置
を修正するとき、この配置位置の修正の可否を判定し、
この配置位置の修正可否の判定結果を表示するので、経
済的なレイアウトを阻害している部分のレイアウトの修
正の可否を容易に知ることができる。
アウトされている指定レイアウト対象物及び他のレイア
ウト対象物のうちで一方のレイアウト対象物の配置位置
を修正するとき、この配置位置の修正の可否を判定し、
この配置位置の修正可否の判定結果を表示するので、経
済的なレイアウトを阻害している部分のレイアウトの修
正の可否を容易に知ることができる。
以下、本発明の一実施例を具体的に説明する。
第2図は、本発明の設計支援装置の一実施例であるレイ
アウト計画支援装置を示したものである。
アウト計画支援装置を示したものである。
本実施例のレイアウト計画支援装置は、デイスプレイ装
置1,画像表示制御装置2,画像データ記憶装置3,入力装置
(例えばキーボード)4,演算処理装置5,レイアウト対象
物データ記憶装置6,設計基準データ記憶装置7及びレイ
アウト領域画像データ記憶装置8を有している。
置1,画像表示制御装置2,画像データ記憶装置3,入力装置
(例えばキーボード)4,演算処理装置5,レイアウト対象
物データ記憶装置6,設計基準データ記憶装置7及びレイ
アウト領域画像データ記憶装置8を有している。
演算処理装置5は、演算部5a,処理手順記憶部5b,入力部
5c,画像データ出力部5d,中間データ記憶部5e,レイアウ
ト対象物データ入力部5f,レイアウト対象物データ検索
信号出力部5g,設計対象物画像データ入力部5h,設計対象
物画像データ検索信号出力部5i,設計基準データ入力部5
j,設計基準データ検索信号出力部5kより構成されてい
る。画像データ記憶装置3に記憶される表示のための画
像データは、演算処理装置5から出力される。
5c,画像データ出力部5d,中間データ記憶部5e,レイアウ
ト対象物データ入力部5f,レイアウト対象物データ検索
信号出力部5g,設計対象物画像データ入力部5h,設計対象
物画像データ検索信号出力部5i,設計基準データ入力部5
j,設計基準データ検索信号出力部5kより構成されてい
る。画像データ記憶装置3に記憶される表示のための画
像データは、演算処理装置5から出力される。
画像表示制御装置2は、画像データ記憶装置3に記憶さ
れている画像データを読み出してデイスプレイ装置1に
表示させる。
れている画像データを読み出してデイスプレイ装置1に
表示させる。
レイアウト対象物データ記憶装置6は、レイアウト対象
物(配管,機器)に関するデータを記憶している、第3
図は、記憶されているレイアウト対象物データの一例で
あつて配管R1及び機器C1のデータを示している。レイア
ウト対象物のデータは,配管系路の場合には配管の口
径,始点,終点及び曲り点のx,y,zの各座標値であり、
機器の場合には中心位置の座標及び寸法である。設計基
準データ記憶装置7は、設計基準データを記憶してい
る。設計基準データはレイアウト対象物を配置するため
に守る必要がある基準であつて(例えば後述する配管と
機器との間の間隙の基準)、特願昭60−53764号(特開
昭61−213969号)に示すものである。レイアウト領域画
像データ記憶装置8は、特願昭60−53764号(特開昭61
−213969号)の第20図及び特願昭60−253766号(特開昭
62−114063号)の第33図等の画像データを表示してい
る。
物(配管,機器)に関するデータを記憶している、第3
図は、記憶されているレイアウト対象物データの一例で
あつて配管R1及び機器C1のデータを示している。レイア
ウト対象物のデータは,配管系路の場合には配管の口
径,始点,終点及び曲り点のx,y,zの各座標値であり、
機器の場合には中心位置の座標及び寸法である。設計基
準データ記憶装置7は、設計基準データを記憶してい
る。設計基準データはレイアウト対象物を配置するため
に守る必要がある基準であつて(例えば後述する配管と
機器との間の間隙の基準)、特願昭60−53764号(特開
昭61−213969号)に示すものである。レイアウト領域画
像データ記憶装置8は、特願昭60−53764号(特開昭61
−213969号)の第20図及び特願昭60−253766号(特開昭
62−114063号)の第33図等の画像データを表示してい
る。
第1図に、演算処理装置5で実行される処理手順を示
す。以下、本実施例のレイアウト支援装置の動作を説明
する。
す。以下、本実施例のレイアウト支援装置の動作を説明
する。
ステツプ9は、初期レイアウト案の表示のための処理を
行う。ステップ10は、指定されたレイアウト対象物を入
力する工程、ステツプ11はレイアウトされている指定レ
イアウト対象物のレイアウトに影響を及ぼしている他の
レイアウト対象物を求め、しかも指定レイアウト対象物
のうち、他のレイアウト対象物の影響を受けてレイアウ
トされている部分を求める工程、ステツプ12は指定レイ
アウト対象物のレイアウトに対する損失量を求める工
程、ステツプ13はレイアウトに影響を及ぼす他のレイア
ウト対象物、それによつて影響を受けている指定レイア
ウト対象物の部分及び損失量を表示する工程、ステツプ
14は配置修正すべきレイアウト対象物及びその新しい位
置座標を入力する工程、ステツプ15は、ステツプ14にい
入力した修正レイアウト案が他のレイアウト対象物の配
置修正により可能か否かを判定する工程、ステツプ16は
修正レイアウト案に対する画像データを求める工程、ス
テツプ17は修正レイアウト案に対する損失量を求める工
程、ステツプ18はステツプ15の判定結果、ステツプ16の
画像データ及びステツプ17の損失量を表示する工程であ
る。
行う。ステップ10は、指定されたレイアウト対象物を入
力する工程、ステツプ11はレイアウトされている指定レ
イアウト対象物のレイアウトに影響を及ぼしている他の
レイアウト対象物を求め、しかも指定レイアウト対象物
のうち、他のレイアウト対象物の影響を受けてレイアウ
トされている部分を求める工程、ステツプ12は指定レイ
アウト対象物のレイアウトに対する損失量を求める工
程、ステツプ13はレイアウトに影響を及ぼす他のレイア
ウト対象物、それによつて影響を受けている指定レイア
ウト対象物の部分及び損失量を表示する工程、ステツプ
14は配置修正すべきレイアウト対象物及びその新しい位
置座標を入力する工程、ステツプ15は、ステツプ14にい
入力した修正レイアウト案が他のレイアウト対象物の配
置修正により可能か否かを判定する工程、ステツプ16は
修正レイアウト案に対する画像データを求める工程、ス
テツプ17は修正レイアウト案に対する損失量を求める工
程、ステツプ18はステツプ15の判定結果、ステツプ16の
画像データ及びステツプ17の損失量を表示する工程であ
る。
第1図に示す処理手順の詳細な内容を以下に説明する。
前述した特願昭60−53764号(特開昭61−213969号)に
示す実施例である設計支援方法のステツプ11〜24(また
は特願昭60−253766号(特開昭62−114063号)に示す実
施例である設計支援装置のステップ9〜17)によつてレ
イアウト対象物(前述の出願では、設計対象物と称して
いる)のレイアウトが終了した後、得られたこのレイア
ウト対象物(例えば配管系)の画像データが、このレイ
アウト対象物が配置された領域に配置されている他のレ
イアウト対象物である機器、さらにはレイアウト領域の
構造物(例えば建屋の壁,柱等)の画像データとともに
レイアウト領域画像データ記憶装置8に記憶される。例
えば特願昭60−253766号(特開昭62−114063号)の第33
図に示す画像データが記憶される。前述の第33図に示さ
れる画像データは、原子炉建屋のある1つのフロア全体
のレイアウト状態を示すものであつて、1つのレイアウ
ト領域が1つのフロアになつている。広すぎる場合に
は、1つのフロアを、例えば部屋毎のように複数のレイ
アウト領域に分割し、狭い各レイアウト領域毎の画像デ
ータを記憶してもよい。
前述した特願昭60−53764号(特開昭61−213969号)に
示す実施例である設計支援方法のステツプ11〜24(また
は特願昭60−253766号(特開昭62−114063号)に示す実
施例である設計支援装置のステップ9〜17)によつてレ
イアウト対象物(前述の出願では、設計対象物と称して
いる)のレイアウトが終了した後、得られたこのレイア
ウト対象物(例えば配管系)の画像データが、このレイ
アウト対象物が配置された領域に配置されている他のレ
イアウト対象物である機器、さらにはレイアウト領域の
構造物(例えば建屋の壁,柱等)の画像データとともに
レイアウト領域画像データ記憶装置8に記憶される。例
えば特願昭60−253766号(特開昭62−114063号)の第33
図に示す画像データが記憶される。前述の第33図に示さ
れる画像データは、原子炉建屋のある1つのフロア全体
のレイアウト状態を示すものであつて、1つのレイアウ
ト領域が1つのフロアになつている。広すぎる場合に
は、1つのフロアを、例えば部屋毎のように複数のレイ
アウト領域に分割し、狭い各レイアウト領域毎の画像デ
ータを記憶してもよい。
最近、配管,機器等のレイアウトを行う場合においても
経済性が要求され、オペレータは、特願昭60−253766号
(特開昭62−114063号)の第33図に示す各レイアウト対
象物(配管600A−LCS−3及び100A−LPCS−37、その他
の機器)を経済的にレイアウトすることを望んでいる。
従つて、特願昭60−53764号明細書4頁〜54頁(特開昭6
1−213969号の2頁上部右欄1行から14頁下部右欄20
行)の説明(または特願昭60−253766号明細書4頁〜32
頁(特開昭62−114063号の2頁上部右欄1行から9頁上
部右欄20行)の説明)によつて得られたレイアウト案
は、経済性を考慮していない初期レイアウト案である。
経済性が要求され、オペレータは、特願昭60−253766号
(特開昭62−114063号)の第33図に示す各レイアウト対
象物(配管600A−LCS−3及び100A−LPCS−37、その他
の機器)を経済的にレイアウトすることを望んでいる。
従つて、特願昭60−53764号明細書4頁〜54頁(特開昭6
1−213969号の2頁上部右欄1行から14頁下部右欄20
行)の説明(または特願昭60−253766号明細書4頁〜32
頁(特開昭62−114063号の2頁上部右欄1行から9頁上
部右欄20行)の説明)によつて得られたレイアウト案
は、経済性を考慮していない初期レイアウト案である。
オペレータは、経済的なレイアウトを行うにあたつて入
力装置4より該当するレイアウト領域を指定する。この
指定により、処理手順記憶部5bに記憶されていた第1図
に示す処理手段が演算部5aに入力され、この処理手順に
基づく処理が演算部5aにて行われる。
力装置4より該当するレイアウト領域を指定する。この
指定により、処理手順記憶部5bに記憶されていた第1図
に示す処理手段が演算部5aに入力され、この処理手順に
基づく処理が演算部5aにて行われる。
まず、初期レイアウト案の表示(ステツプ9)が実行さ
れる。第4図はステツプの詳細な内容を示している。ス
テツプ9Aにおいて、指定されたレイアウト領域に関係す
る画像データが、レイアウト領域画像データ記憶装置8
より検索された後、入力部5hを介して演算部5aに読み込
まれる。演算部5aは読み込まれた当該レイアウト領域に
関する画像データをオペレータが入力装置4にて指定し
た表示形態(第三角法,等角のいずれかの表示形態)の
画像データに変換し、画像データ出力部5dを介して画像
データ記憶装置3に出力する(ステツプ9B)。指定した
表示形態への画像データへの変換は、特願昭60−53764
号(特開昭61−213969号)の第11A図〜第11C図に示すス
テツプと同様に行われる。画像表示制御装置2は、画像
データ記憶部3に書き込まれたレイアウト領域の画像デ
ータを読み出してそれをデイスプレイ装置1に表示す
る。表示された画像の例を第5図に示す。
れる。第4図はステツプの詳細な内容を示している。ス
テツプ9Aにおいて、指定されたレイアウト領域に関係す
る画像データが、レイアウト領域画像データ記憶装置8
より検索された後、入力部5hを介して演算部5aに読み込
まれる。演算部5aは読み込まれた当該レイアウト領域に
関する画像データをオペレータが入力装置4にて指定し
た表示形態(第三角法,等角のいずれかの表示形態)の
画像データに変換し、画像データ出力部5dを介して画像
データ記憶装置3に出力する(ステツプ9B)。指定した
表示形態への画像データへの変換は、特願昭60−53764
号(特開昭61−213969号)の第11A図〜第11C図に示すス
テツプと同様に行われる。画像表示制御装置2は、画像
データ記憶部3に書き込まれたレイアウト領域の画像デ
ータを読み出してそれをデイスプレイ装置1に表示す
る。表示された画像の例を第5図に示す。
オペレータは、デイスプレイ装置1に表示されている画
像中の1つのレイアウト対象物を入力装置4にて指示す
る。この指示されたレイアウト対象物(指定レイアウト
対象物)の名称が入力部5cを介して中間データ記憶部5e
に格納される(ステツプ10)。
像中の1つのレイアウト対象物を入力装置4にて指示す
る。この指示されたレイアウト対象物(指定レイアウト
対象物)の名称が入力部5cを介して中間データ記憶部5e
に格納される(ステツプ10)。
次に、レイアウトされている指定レイアウト対象物のう
ち、他のレイアウト対象物の影響を受けてレイアウトさ
れている部分、及び影響を与えている他のレイアウト対
象物を求める(ステツプ11)。ステツプ11の詳細な処理
手順であるステツプ11A〜11Bを第6図に示す。ステツプ
11Aはステツプ10にて入力した指定レイアウト対象物に
関するレイアウト対象物データを、レイアウト対象物デ
ータを記憶装置6より検索して入力部5fを介し、指定さ
れたレイアウト対象物に関する設計基準データを、設計
基準データ記憶装置7より検索して入力部5jを介し、中
間データ記憶部5eに記憶するステツプ11Aにて検索され
たレイアウト対象物データ及び設計基準データに基づい
て、指定レイアウト対象物のレイアウトに対して影響を
及ぼしている他のレイアウト対象物を求める(ステツプ
11B)。
ち、他のレイアウト対象物の影響を受けてレイアウトさ
れている部分、及び影響を与えている他のレイアウト対
象物を求める(ステツプ11)。ステツプ11の詳細な処理
手順であるステツプ11A〜11Bを第6図に示す。ステツプ
11Aはステツプ10にて入力した指定レイアウト対象物に
関するレイアウト対象物データを、レイアウト対象物デ
ータを記憶装置6より検索して入力部5fを介し、指定さ
れたレイアウト対象物に関する設計基準データを、設計
基準データ記憶装置7より検索して入力部5jを介し、中
間データ記憶部5eに記憶するステツプ11Aにて検索され
たレイアウト対象物データ及び設計基準データに基づい
て、指定レイアウト対象物のレイアウトに対して影響を
及ぼしている他のレイアウト対象物を求める(ステツプ
11B)。
指定されたレイアウト対象物が、配管系統の場合におけ
るステツプ11Bの具体的な処理手順の一例を第7図に示
す。
るステツプ11Bの具体的な処理手順の一例を第7図に示
す。
第8図は、第3図に示した2つのレイアウト対象物であ
る配管系R1及び機器C1を含む初期レイアウト案の画像で
あつて、ステツプ9によつてデイスプレイ装置1に表示
されている画像である。C2〜C4は他の機器、Wは壁であ
る。前述のステツプ10にて、指定レイアウト対象物とし
て配管系R1を指定したとする。ステツプ11Aにて配管系R
1のレイアウト対象物データ(第3図(A)のデータ)
及び配管R1に関する設計基準データ「配管と機器との間
の最小間隔は600mmである」が検索されて中間データ記
憶部5eに記憶する。
る配管系R1及び機器C1を含む初期レイアウト案の画像で
あつて、ステツプ9によつてデイスプレイ装置1に表示
されている画像である。C2〜C4は他の機器、Wは壁であ
る。前述のステツプ10にて、指定レイアウト対象物とし
て配管系R1を指定したとする。ステツプ11Aにて配管系R
1のレイアウト対象物データ(第3図(A)のデータ)
及び配管R1に関する設計基準データ「配管と機器との間
の最小間隔は600mmである」が検索されて中間データ記
憶部5eに記憶する。
第7図のステツプ11B1〜11B4に基づく処理内容を、第8
図に示す配管系統を例に取つて説明する。
図に示す配管系統を例に取つて説明する。
まず、中間データ記憶部5eに記憶されている指定レイア
ウト対象物データ、すなわち第3図(A)の配管系統R1
の配管経路座標データに基づいて、指定された配管系の
各直線部(第8図では直線部L1〜L5)を始点から順にそ
れぞれベクトルとして定義する(ステツプ11B1)。ここ
で直線部L1〜L5が、各々の線分の長さを大きさに持つベ
クトルL1〜L5としてそれぞれ定義される。
ウト対象物データ、すなわち第3図(A)の配管系統R1
の配管経路座標データに基づいて、指定された配管系の
各直線部(第8図では直線部L1〜L5)を始点から順にそ
れぞれベクトルとして定義する(ステツプ11B1)。ここ
で直線部L1〜L5が、各々の線分の長さを大きさに持つベ
クトルL1〜L5としてそれぞれ定義される。
次に定義されたベクトルに基づいて指定された配管系の
最適部分経路を求める(ステツプ11B2)。すなわち配管
経路の終点Gから始点Sに向つて終点Gに近いベクトル
L5から順に以下の(a)及び(b)の処理を行うことに
より、指定した配管系内の最適部分経路を求める。
最適部分経路を求める(ステツプ11B2)。すなわち配管
経路の終点Gから始点Sに向つて終点Gに近いベクトル
L5から順に以下の(a)及び(b)の処理を行うことに
より、指定した配管系内の最適部分経路を求める。
(a)着目するベクトルAをLiとした時αを定数とし
て、X=−αLiとなるベクトルのうち始点Sに向つてベ
クトルAに最も近いベクトルX0を選出する。第8図の例
では、直線部L5に対応するベクトルL5を着目するベクト
ルAとすると、ベクトルL5と向きが逆であるベクトルL3
(直線部L3)がベクトルAに最も近いベクトルX0とな
る。
て、X=−αLiとなるベクトルのうち始点Sに向つてベ
クトルAに最も近いベクトルX0を選出する。第8図の例
では、直線部L5に対応するベクトルL5を着目するベクト
ルAとすると、ベクトルL5と向きが逆であるベクトルL3
(直線部L3)がベクトルAに最も近いベクトルX0とな
る。
(b)ベクトルX0が存在すれば、ベクトルX0の始点(第
8図の例ではP2)を始点としてベクトルA上に終点を持
つてしかもベクトルA及びX0に垂直なベクトルYを算出
する。このベクトルYの方向にベクトルYの大きさを持
つた長さの線分が、指定された配管系の1つの最適部分
経路である。第8図の例では、ベクトルYがベクトルX0
の始点P2と終点であるベクトルA上の点P5を結ぶもので
あつて、直線部L6が最適部分経路となる。
8図の例ではP2)を始点としてベクトルA上に終点を持
つてしかもベクトルA及びX0に垂直なベクトルYを算出
する。このベクトルYの方向にベクトルYの大きさを持
つた長さの線分が、指定された配管系の1つの最適部分
経路である。第8図の例では、ベクトルYがベクトルX0
の始点P2と終点であるベクトルA上の点P5を結ぶもので
あつて、直線部L6が最適部分経路となる。
ステツプ11B3では、ステツプ11B2で求めた最適部分経路
と干渉する他のレイアウト対象物を求める。すなわち、
ステツプ11B2で求めた最適部分経路の全長にわたつて所
定間隔にてx,y,zの座標値を求める。この最適部分経路
の座標値と干渉する座標値を有する他のレイアウト対象
物、すなわち指定した配管系とは異なる配管系及び機器
を、レイアウト対象物データ記憶装置6から検索する。
最適部分経路と干渉する他のレイアウト対象物があれ
ば、この他のレイアウト対象物が指定されたレイアウト
対象物のレイアウトに対して影響を及ぼしているレイア
ウト対象物である。第8図の例においては、最適部分経
路L6の座標値と干渉する座標値を有する他のレイアウト
対象物、第3図(B)に示す中心位置及び寸法を有する
機器C1が、レイアウト対象物データ記憶装置6から検索
される。指定した配管系の1つの最適部分経路と干渉す
る他のレイアウト対象物があれば、次のステツプ11B4の
処理を行う。上記最適部分経路と干渉する他のレイアウ
ト対象物がない場合(例えば最適部分経路L6が機器C1と
干渉しない程度に左側Y1の位置に寄つている場合)は、
ステツプ11B3においてさらに設計基準データを考慮した
検索がなされる。この設計基準データは、ステツプ11A
にて検索されたものである。レイアウト対象物データ記
憶装置6に記憶されている他のレイアウト対象物の中心
位置及び寸法に関するデータを検索し、演算部5aが各他
のレイアウト対象物と設計基準データにて規定された制
約領域とを付加して得られる各領域毎の位置データを求
める。これらの領域毎の位置データと最適部分経路との
干渉の有無をチエツクし、最適部分経路と干渉する領域
を求める。この干渉する領域では、他のレイアウト対象
物ではなく設計基準データにて規定された制約領域が最
適部分経路と干渉している。しかし、この制約領域は他
のレイアウト対象物に付随するものであるので、その他
のレイアウト対象物が実質的に最適部分経路に干渉して
いるといえる。第8図の例においては、設計基準データ
としては「配管と機器との間の最小間隙は600mmであ
る」が検索されている。従つて設計基準データにて規定
された600m幅の制約領域を機器C1に付加した領域が最適
部分経路L6と干渉する。第8図において最適部分経路L6
が機器C1と干渉しない程度に若干左側に寄つている場合
(第8図のY1の位置)でも、機器C1の制約領域と干渉す
る限り、最適部分経路L6は機器C1と干渉していると言
え、機器C1が指定されたレイアウト対象物(配管系R1)
のレイアウトに対して影響を及ぼしているレイアウト対
象物である。この場合においても、ステツプ11B4にて求
められた他のレイアウト対象物が中間データ記憶部5eに
記憶される。
と干渉する他のレイアウト対象物を求める。すなわち、
ステツプ11B2で求めた最適部分経路の全長にわたつて所
定間隔にてx,y,zの座標値を求める。この最適部分経路
の座標値と干渉する座標値を有する他のレイアウト対象
物、すなわち指定した配管系とは異なる配管系及び機器
を、レイアウト対象物データ記憶装置6から検索する。
最適部分経路と干渉する他のレイアウト対象物があれ
ば、この他のレイアウト対象物が指定されたレイアウト
対象物のレイアウトに対して影響を及ぼしているレイア
ウト対象物である。第8図の例においては、最適部分経
路L6の座標値と干渉する座標値を有する他のレイアウト
対象物、第3図(B)に示す中心位置及び寸法を有する
機器C1が、レイアウト対象物データ記憶装置6から検索
される。指定した配管系の1つの最適部分経路と干渉す
る他のレイアウト対象物があれば、次のステツプ11B4の
処理を行う。上記最適部分経路と干渉する他のレイアウ
ト対象物がない場合(例えば最適部分経路L6が機器C1と
干渉しない程度に左側Y1の位置に寄つている場合)は、
ステツプ11B3においてさらに設計基準データを考慮した
検索がなされる。この設計基準データは、ステツプ11A
にて検索されたものである。レイアウト対象物データ記
憶装置6に記憶されている他のレイアウト対象物の中心
位置及び寸法に関するデータを検索し、演算部5aが各他
のレイアウト対象物と設計基準データにて規定された制
約領域とを付加して得られる各領域毎の位置データを求
める。これらの領域毎の位置データと最適部分経路との
干渉の有無をチエツクし、最適部分経路と干渉する領域
を求める。この干渉する領域では、他のレイアウト対象
物ではなく設計基準データにて規定された制約領域が最
適部分経路と干渉している。しかし、この制約領域は他
のレイアウト対象物に付随するものであるので、その他
のレイアウト対象物が実質的に最適部分経路に干渉して
いるといえる。第8図の例においては、設計基準データ
としては「配管と機器との間の最小間隙は600mmであ
る」が検索されている。従つて設計基準データにて規定
された600m幅の制約領域を機器C1に付加した領域が最適
部分経路L6と干渉する。第8図において最適部分経路L6
が機器C1と干渉しない程度に若干左側に寄つている場合
(第8図のY1の位置)でも、機器C1の制約領域と干渉す
る限り、最適部分経路L6は機器C1と干渉していると言
え、機器C1が指定されたレイアウト対象物(配管系R1)
のレイアウトに対して影響を及ぼしているレイアウト対
象物である。この場合においても、ステツプ11B4にて求
められた他のレイアウト対象物が中間データ記憶部5eに
記憶される。
ステツプ11Cではステツプ11Aにて検索されたレイアウト
対象物データに基づいて、レイアウトされている指定レ
イアウト対象物のうち、他のレイアウト対象物の影響を
受けてレイアウトされている部分を求める。指定された
レイアウト対象物が配管系統の場合は、ステツプ11B2に
て求めたベクトルY(最適部分経路)の始点と終点を結
ぶ配管系の部分経路(配管部分経路という)が、最適部
分経路と干渉する他のレイアウト対象物の影響を受けて
レイアウトされている部分である。第8図の例において
は、最適部分経路L6の始点P2と終点P5を結ぶ配管部分経
路P2−P3−P4−P5が、機器C1の影響を受けてレイアウト
されている部分である。この配管部分経路も、中間デー
タ記憶部5eに記憶される。
対象物データに基づいて、レイアウトされている指定レ
イアウト対象物のうち、他のレイアウト対象物の影響を
受けてレイアウトされている部分を求める。指定された
レイアウト対象物が配管系統の場合は、ステツプ11B2に
て求めたベクトルY(最適部分経路)の始点と終点を結
ぶ配管系の部分経路(配管部分経路という)が、最適部
分経路と干渉する他のレイアウト対象物の影響を受けて
レイアウトされている部分である。第8図の例において
は、最適部分経路L6の始点P2と終点P5を結ぶ配管部分経
路P2−P3−P4−P5が、機器C1の影響を受けてレイアウト
されている部分である。この配管部分経路も、中間デー
タ記憶部5eに記憶される。
最後に、指定レイアウト対象物の全域に対して、他のレ
イアウト対象物の影響を受けてレイアウトされている部
分の有無のチエツクを行つたか否かを判定する(ステツ
プ11D)。行つていない場合は、全域のチエツクが完了
するまで、ステツプ11B〜11Dの処理が繰返えされる。第
8図の例で言えば、ベクトルAのP3点,P2点,P1点及びS
点を起点とするベクトルにそれぞれ変えて順位処理が行
われる。ただし繰返す場合には、ステツプB1の処理が除
かれる。ステツプ11Dで「YES」となつた時、ステツプ11
の処理が終了する。
イアウト対象物の影響を受けてレイアウトされている部
分の有無のチエツクを行つたか否かを判定する(ステツ
プ11D)。行つていない場合は、全域のチエツクが完了
するまで、ステツプ11B〜11Dの処理が繰返えされる。第
8図の例で言えば、ベクトルAのP3点,P2点,P1点及びS
点を起点とするベクトルにそれぞれ変えて順位処理が行
われる。ただし繰返す場合には、ステツプB1の処理が除
かれる。ステツプ11Dで「YES」となつた時、ステツプ11
の処理が終了する。
第9図は、ステツプ11終了時点における中間データ記憶
部5eに記憶されたレイアウトに影響を及ぼす他のレイア
ウト対象物及びレイアウトに影響を受けている部分のデ
ータの記憶状態を示している。
部5eに記憶されたレイアウトに影響を及ぼす他のレイア
ウト対象物及びレイアウトに影響を受けている部分のデ
ータの記憶状態を示している。
ステツプ12では、指定レイアウト対象物が他のレイアウ
ト対象物の影響を受けてレイアウトされることによつて
生じる経済的指標である損失量を求める。この損失量と
は、指定レイアウト対象物が他のレイアウト対象物の影
響を受けることによる据付け面積の増加量,配管経路長
の増加量または施工費の増加量を意味する。第8図の例
では機器C1の影響を受けてレイアウトされている配管部
分経路P2−P−P4−P5の長さと最適部分経済P2−P5の長
さの差、すなわち機器C1の影響に基づく配管系R1におけ
る配管長さの増加分が損失量となる。この損失量は3000
mmである。
ト対象物の影響を受けてレイアウトされることによつて
生じる経済的指標である損失量を求める。この損失量と
は、指定レイアウト対象物が他のレイアウト対象物の影
響を受けることによる据付け面積の増加量,配管経路長
の増加量または施工費の増加量を意味する。第8図の例
では機器C1の影響を受けてレイアウトされている配管部
分経路P2−P−P4−P5の長さと最適部分経済P2−P5の長
さの差、すなわち機器C1の影響に基づく配管系R1におけ
る配管長さの増加分が損失量となる。この損失量は3000
mmである。
経済的指標である損失量は、言いかえると、一方のレイ
アウト対象物が他方のレイアウト対象物の影響を受けて
レイアウトされる場合に、そのレイアウトに必要な材料
(例えば配管,鋼材,コンクリート等)の増加量であ
る。コンクリートは据付面積増大に伴う建屋等のコンク
リートを含む。この損失量は指定レイアウト対象物と関
連づけて中間データ記憶部5eに記憶される。
アウト対象物が他方のレイアウト対象物の影響を受けて
レイアウトされる場合に、そのレイアウトに必要な材料
(例えば配管,鋼材,コンクリート等)の増加量であ
る。コンクリートは据付面積増大に伴う建屋等のコンク
リートを含む。この損失量は指定レイアウト対象物と関
連づけて中間データ記憶部5eに記憶される。
次にステツプ13の処理が行われる。演算部5aは、ステツ
プ11で求めた指定レイアウト対象物のレイアウトに影響
を及ぼしている他のレイアウト対象物、及びこの他のレ
イアウト対象物の影響を受けてレイアウトされている指
定レイアウト対象物の部分、そしてステツプ12で求めた
損失量を、中間データ記憶部5eから検索し、画像データ
記憶装置3に出力する。画像表示制御装置2が画像デー
タ記憶部3に記憶された画像データを読み出してこれを
デイスプレイ装置1に表示する。この時、デイスプレイ
装置1に表示される画像は、例えば第10図に示すように
なる。これは、第8図の配管系C1に対するものであつて
T1がステツプ13の処理にて表示されてものである。他の
画像は、ステツプ9にて表示された初期レイアウト案で
ある。指定レイアウト対象物のレイアウトに影響を及ぼ
している他のレイアウト対象物が複数あり、他のレイア
ウト対象物によつて影響を受けている指定レイアウト対
象物の部分が複数ある場合、それらの各々が表示され
る。また損失量も、各々の部分にて表示される。
プ11で求めた指定レイアウト対象物のレイアウトに影響
を及ぼしている他のレイアウト対象物、及びこの他のレ
イアウト対象物の影響を受けてレイアウトされている指
定レイアウト対象物の部分、そしてステツプ12で求めた
損失量を、中間データ記憶部5eから検索し、画像データ
記憶装置3に出力する。画像表示制御装置2が画像デー
タ記憶部3に記憶された画像データを読み出してこれを
デイスプレイ装置1に表示する。この時、デイスプレイ
装置1に表示される画像は、例えば第10図に示すように
なる。これは、第8図の配管系C1に対するものであつて
T1がステツプ13の処理にて表示されてものである。他の
画像は、ステツプ9にて表示された初期レイアウト案で
ある。指定レイアウト対象物のレイアウトに影響を及ぼ
している他のレイアウト対象物が複数あり、他のレイア
ウト対象物によつて影響を受けている指定レイアウト対
象物の部分が複数ある場合、それらの各々が表示され
る。また損失量も、各々の部分にて表示される。
オペレータは、第10図の画像を見ることにより複数のレ
イアウト対象物がレイアウトに際して互いに影響しあつ
ている部分、すなわち経済的なレイアウトを行うにあた
つての修正部分を容易に確認することができる。これら
の互いに影響しあつてレイアウトされているレイアウト
対象物の部分が、経済的なレイアウトを阻害しているの
である。しかも、互いに影響しあつている部分毎に損失
量を表示しているので、オペレータは、複数のレイアウ
ト対象物が影響しあつている部分を修正するに際して経
済的効果の大きな部分または修正の順序を容易に知るこ
とができる。損失量の大きな部分の修正程、得られる経
済的な効果は大きい。従つて損失量の大きな順に修正す
ればよい。
イアウト対象物がレイアウトに際して互いに影響しあつ
ている部分、すなわち経済的なレイアウトを行うにあた
つての修正部分を容易に確認することができる。これら
の互いに影響しあつてレイアウトされているレイアウト
対象物の部分が、経済的なレイアウトを阻害しているの
である。しかも、互いに影響しあつている部分毎に損失
量を表示しているので、オペレータは、複数のレイアウ
ト対象物が影響しあつている部分を修正するに際して経
済的効果の大きな部分または修正の順序を容易に知るこ
とができる。損失量の大きな部分の修正程、得られる経
済的な効果は大きい。従つて損失量の大きな順に修正す
ればよい。
レイアウト対象物オペレータは、ステツプ13にて表示さ
れた画像(例えば第10図)を見ながら、修正を加えるべ
きレイアウト対象物及びこのレイアウト対象物に関する
修正部分の新たな位置座標(修正レイアウト案)を入力
装置4より入力する。
れた画像(例えば第10図)を見ながら、修正を加えるべ
きレイアウト対象物及びこのレイアウト対象物に関する
修正部分の新たな位置座標(修正レイアウト案)を入力
装置4より入力する。
この時、演算部5aは、修正を行うレイアウト対象物名称
及び修正部分の新たな位置座標データを入力部5cを介し
て入力する(ステツプ14)。
及び修正部分の新たな位置座標データを入力部5cを介し
て入力する(ステツプ14)。
ステツプ15は、ステツプ14による入力データで示された
レイアウト修正案の可否を判定する。ステツプ15の詳細
な処理手順であるステツプ15A〜15Fを第11図に示す。ス
テツプ15Aは、ステツプ14にて入力した修正レイアウト
対象物の修正部分に関連するデータ、すなわちその修正
部分に関連する他のレイアウト対象物の座標データ、こ
の他のレイアウト対象物と前述の修正部分とに関連する
設計基準データ及び必要な画像データを、レイアウト対
象物データ記憶装置6,設計基準データ記憶装置7,レイア
ウト領域画像データ記憶装置8より検索し、これらの検
索したデータをそれぞれ入力部5f,5j及び5hを介して中
間データ記憶部5eに読み込ませる。そして、ステツプ14
に入力した修正部分の新たな位置座標データ、ステツプ
15Aにて検索したその修正部分に関連する他のレイアウ
ト対象物の座標データ及び設計基準データを用いて、前
述の修正部分の新たな位置座標が前述の設計基準データ
に違反しないかどうかを判定する(ステツプ15B)。修
正部分の位置座標が該当する設計基準データに違反して
いなければ、修正レイアウト対象物の修正部分の新たな
位置座標を修正レイアウト案として中間データ記憶部5e
に記憶させる(ステツプ15C)。修正部分の位置座標が
該当する設計基準データに違反した場合には、この違反
を回避するために配置修正しなければならない他のレイ
アウト対象物名及びこの他のレイアウト対象物の新たな
位置座標を演算により求めるとともに、得られた新たな
位置座標を中間データ記憶部5eに記憶する(ステツプ15
D)。第10図の例では、ステツプ14にて入力した修正レ
イアウト対象物(配管R1)の修正部分の新たな位置座
標、すなわちP2−P5を結ぶ最適部分経路は、他のレイア
ウト対象物(機器C1)と干渉しており、該当する設計基
準データに違反しているとステツプ15Bで判定される。
この該当する設計基準デーたは、「配管と機器の最小間
隔は600mm」という基準である。この設計基準データを
満足するための他のレイアウト対象物(機器C1)の配置
修正による移動量を最小にする場合の機器C1の新しい位
置座標は、第10図で一点鎖線C1′にて示した位置座標に
なる(ステツプ15Dで演算される)。他のレイアウト対
象物の移動にあたつての新しい位置座標の候補が複数個
存在する場合には、ステツプ15Dで各候補の位置座標が
求められて、それらの位置座標が中間データ記憶部5eに
記憶される。
レイアウト修正案の可否を判定する。ステツプ15の詳細
な処理手順であるステツプ15A〜15Fを第11図に示す。ス
テツプ15Aは、ステツプ14にて入力した修正レイアウト
対象物の修正部分に関連するデータ、すなわちその修正
部分に関連する他のレイアウト対象物の座標データ、こ
の他のレイアウト対象物と前述の修正部分とに関連する
設計基準データ及び必要な画像データを、レイアウト対
象物データ記憶装置6,設計基準データ記憶装置7,レイア
ウト領域画像データ記憶装置8より検索し、これらの検
索したデータをそれぞれ入力部5f,5j及び5hを介して中
間データ記憶部5eに読み込ませる。そして、ステツプ14
に入力した修正部分の新たな位置座標データ、ステツプ
15Aにて検索したその修正部分に関連する他のレイアウ
ト対象物の座標データ及び設計基準データを用いて、前
述の修正部分の新たな位置座標が前述の設計基準データ
に違反しないかどうかを判定する(ステツプ15B)。修
正部分の位置座標が該当する設計基準データに違反して
いなければ、修正レイアウト対象物の修正部分の新たな
位置座標を修正レイアウト案として中間データ記憶部5e
に記憶させる(ステツプ15C)。修正部分の位置座標が
該当する設計基準データに違反した場合には、この違反
を回避するために配置修正しなければならない他のレイ
アウト対象物名及びこの他のレイアウト対象物の新たな
位置座標を演算により求めるとともに、得られた新たな
位置座標を中間データ記憶部5eに記憶する(ステツプ15
D)。第10図の例では、ステツプ14にて入力した修正レ
イアウト対象物(配管R1)の修正部分の新たな位置座
標、すなわちP2−P5を結ぶ最適部分経路は、他のレイア
ウト対象物(機器C1)と干渉しており、該当する設計基
準データに違反しているとステツプ15Bで判定される。
この該当する設計基準デーたは、「配管と機器の最小間
隔は600mm」という基準である。この設計基準データを
満足するための他のレイアウト対象物(機器C1)の配置
修正による移動量を最小にする場合の機器C1の新しい位
置座標は、第10図で一点鎖線C1′にて示した位置座標に
なる(ステツプ15Dで演算される)。他のレイアウト対
象物の移動にあたつての新しい位置座標の候補が複数個
存在する場合には、ステツプ15Dで各候補の位置座標が
求められて、それらの位置座標が中間データ記憶部5eに
記憶される。
次に、ステツプ15Dで求めた配置を修正しなければなら
ない他のレイアウト対象物(第1の他のレイアウト対象
物)の新たな位置座標が、修正レイアウト対象物(例え
ば配管系R1)及び第1の他のレイアウト対象物(例えば
機器C1)とは異なる他のレイアウト対象物(第2の他の
レイアウト対象物、例えば機器C2)と関連する設計基準
データに違反しているか否かをステツプ15A〜15Dと同様
の手順で判定する(ステツプ15E)。ステツプ15Eにおい
て、対応するステツプ15A〜15Dの機能で「修正レイアイ
ト対象物の修正部分」が「修正他のレイアウト対象物」
に規定されている。
ない他のレイアウト対象物(第1の他のレイアウト対象
物)の新たな位置座標が、修正レイアウト対象物(例え
ば配管系R1)及び第1の他のレイアウト対象物(例えば
機器C1)とは異なる他のレイアウト対象物(第2の他の
レイアウト対象物、例えば機器C2)と関連する設計基準
データに違反しているか否かをステツプ15A〜15Dと同様
の手順で判定する(ステツプ15E)。ステツプ15Eにおい
て、対応するステツプ15A〜15Dの機能で「修正レイアイ
ト対象物の修正部分」が「修正他のレイアウト対象物」
に規定されている。
ステツプ15Eの中では、他のレイアウト対象物に対する
配置の修正が異なる他のレイアウト対象物に次々と波及
して行く。この配置修正の波及は、配置修正しなければ
ならない他のレイアウト対象物の新たな位置座標がこの
レイアウト対象物に関連する設計基準データに違反しな
いと判定されるか、配置修正しなければならない他のレ
イアウト対象物が移動不可能な場合(壁などにつきあた
り)に、停止される。第10図の例では、機器C1の新しい
位置座標は、隣接している機器C2と干渉しこの機器との
間の設計基準データ「機器同士の最小間隔は1000mm」に
違反している。従つて、ステツプ15Eにおいては、この
違反を回避するために配置を修正しなければならないレ
イアウト対象物(機器C2)の新しい位置座標を計算す
る。機器C2がさらに他の要素との設計基準データにより
移動不可能になつたり、新しい位置座標が指定されたレ
イアウト区画外にはみだしたりした場合には、機器C2の
配置の修正は不可能となる。この場合、中間データ記憶
部5eには、機器名C2と配置修正が不可であることを示す
フラグが記憶される。逆に機器C2の新しい位置座標が設
計基準データに違反せず配置修正が可能であつた場合に
は、機器名C2と配置修正が可能であることを示すフラグ
が中間データ記憶部5eに記憶される。機器C2の新しい位
置座標(第10図の一点鎖線C2′の位置及び第10図の破線
C2″の位置)は、ステツプ15Dと同様に、それが求めら
れた時点で中間データ記憶部5eに記憶されているので、
新たに記憶する必要はない。ステツプ15D及び15Eの処理
による中間データ記憶装置5eに記憶されたデータ形式例
を第12図に示す。第12図に示す例では、第10図に示すレ
イアウト領域のレイアウト対象物に対するものである。
配置の修正が異なる他のレイアウト対象物に次々と波及
して行く。この配置修正の波及は、配置修正しなければ
ならない他のレイアウト対象物の新たな位置座標がこの
レイアウト対象物に関連する設計基準データに違反しな
いと判定されるか、配置修正しなければならない他のレ
イアウト対象物が移動不可能な場合(壁などにつきあた
り)に、停止される。第10図の例では、機器C1の新しい
位置座標は、隣接している機器C2と干渉しこの機器との
間の設計基準データ「機器同士の最小間隔は1000mm」に
違反している。従つて、ステツプ15Eにおいては、この
違反を回避するために配置を修正しなければならないレ
イアウト対象物(機器C2)の新しい位置座標を計算す
る。機器C2がさらに他の要素との設計基準データにより
移動不可能になつたり、新しい位置座標が指定されたレ
イアウト区画外にはみだしたりした場合には、機器C2の
配置の修正は不可能となる。この場合、中間データ記憶
部5eには、機器名C2と配置修正が不可であることを示す
フラグが記憶される。逆に機器C2の新しい位置座標が設
計基準データに違反せず配置修正が可能であつた場合に
は、機器名C2と配置修正が可能であることを示すフラグ
が中間データ記憶部5eに記憶される。機器C2の新しい位
置座標(第10図の一点鎖線C2′の位置及び第10図の破線
C2″の位置)は、ステツプ15Dと同様に、それが求めら
れた時点で中間データ記憶部5eに記憶されているので、
新たに記憶する必要はない。ステツプ15D及び15Eの処理
による中間データ記憶装置5eに記憶されたデータ形式例
を第12図に示す。第12図に示す例では、第10図に示すレ
イアウト領域のレイアウト対象物に対するものである。
ステツプ15B,15C,15D及び15Eによるレイアウト対象物の
配置修正に関する処理の波及状態を、第10図の例ではな
くレイアウト対象物K,N,M及びNについて説明する。第1
3図は、上記の波及状態を模式的に示したものである。
各ノードは、どのレイアウト対象物をどの位置に移動す
るかを表わしている。各枝は、そのレイアウト対象物の
移動のため、さらにどのレイアウト対象物を移動する必
要があるかの関係を表わす。最下層のノードの○印及び
×印は、最下層のノードに該当する各レイアウト対象物
の配置修正が可能か否かの判定結果を表わしている。こ
のような場合、データとして記憶されるのは、入力装置
4で指定したレイアウト対象物に対しては対象物名及び
入力送置4より入力した新たな位置座標(配管経路なら
始終点及び曲り点座標、機器なら中心座標)であり、配
置修正レイアウト対象物に対してはそのレイアウト対象
物名、そのレイアウト対象物を移動させる原因となつた
レイアウト対象物名、新たな位置座標である。また、最
終的な判定を行つた配置修正のレイアウト対象物の場合
は、判定結果のフラグ(修正可能ならば0、修正不可能
ならば1)がつけ加えられる。第13図の例では、レイア
ウト対象物Kの配置を新しい座標K1に移動させること
は、それによつて影響を受けるレイアウト対象物Lの座
標L2への移動修正、この移動修正によるレイアウト対象
物Mの座標M1またはM3への移動修正が可能であるために
実現できる。
配置修正に関する処理の波及状態を、第10図の例ではな
くレイアウト対象物K,N,M及びNについて説明する。第1
3図は、上記の波及状態を模式的に示したものである。
各ノードは、どのレイアウト対象物をどの位置に移動す
るかを表わしている。各枝は、そのレイアウト対象物の
移動のため、さらにどのレイアウト対象物を移動する必
要があるかの関係を表わす。最下層のノードの○印及び
×印は、最下層のノードに該当する各レイアウト対象物
の配置修正が可能か否かの判定結果を表わしている。こ
のような場合、データとして記憶されるのは、入力装置
4で指定したレイアウト対象物に対しては対象物名及び
入力送置4より入力した新たな位置座標(配管経路なら
始終点及び曲り点座標、機器なら中心座標)であり、配
置修正レイアウト対象物に対してはそのレイアウト対象
物名、そのレイアウト対象物を移動させる原因となつた
レイアウト対象物名、新たな位置座標である。また、最
終的な判定を行つた配置修正のレイアウト対象物の場合
は、判定結果のフラグ(修正可能ならば0、修正不可能
ならば1)がつけ加えられる。第13図の例では、レイア
ウト対象物Kの配置を新しい座標K1に移動させること
は、それによつて影響を受けるレイアウト対象物Lの座
標L2への移動修正、この移動修正によるレイアウト対象
物Mの座標M1またはM3への移動修正が可能であるために
実現できる。
ステツプ15の最終ステツプであるステツプ15Fは、ステ
ツプ15B〜15Eにて中間データ記憶部5eに記憶されたデー
タを各レイアウト案毎に整理し、整理した状態でそれら
のデータを再び中間データ記憶部に記憶する。第14図
は、ステツプ15Fにてデータを各レイアウト案毎に整理
した例を示す。ステツプ15Fによる処理後のデータの記
憶形式は、各レイアウト案毎に、修正可能なレイアウト
案に対してレイアウト案分類番号,配置修正レイアウト
対象物名、及び新しい位置座標を有し、修正不可能なレ
イアウト案に対しては、レイアウト案分類番号,修正不
可能なレイアウト対象物名,配置修正レイアウト対象物
名,新しい位置座標を有している。第12図のデータから
第14図のデータを作成するステツプ15Fによる処理手順
の詳細を以下に示す。
ツプ15B〜15Eにて中間データ記憶部5eに記憶されたデー
タを各レイアウト案毎に整理し、整理した状態でそれら
のデータを再び中間データ記憶部に記憶する。第14図
は、ステツプ15Fにてデータを各レイアウト案毎に整理
した例を示す。ステツプ15Fによる処理後のデータの記
憶形式は、各レイアウト案毎に、修正可能なレイアウト
案に対してレイアウト案分類番号,配置修正レイアウト
対象物名、及び新しい位置座標を有し、修正不可能なレ
イアウト案に対しては、レイアウト案分類番号,修正不
可能なレイアウト対象物名,配置修正レイアウト対象物
名,新しい位置座標を有している。第12図のデータから
第14図のデータを作成するステツプ15Fによる処理手順
の詳細を以下に示す。
(i) 中間データ記憶部5eに記憶されている第12図の
各データより、レイアウトの修正が可能か否かを示すフ
ラグ(「0」または「1」)を持つデータを検索する。
各データより、レイアウトの修正が可能か否かを示すフ
ラグ(「0」または「1」)を持つデータを検索する。
(ii) 上記のフラグを有するデータ中の配置修正の原
因となつたレイアウト対象物名をインデツクスとして、
このインデツクスをレイアウト対象物名とするデータを
中間データ記憶部5eから検索する。
因となつたレイアウト対象物名をインデツクスとして、
このインデツクスをレイアウト対象物名とするデータを
中間データ記憶部5eから検索する。
(iii) インデツクスと一致するレイアウト対象物名
が得られるまで(ii)のステツプをくり返す。
が得られるまで(ii)のステツプをくり返す。
(iv) 上記の検索でリストアツプされたデータをレイ
アウト案として、分類番号をつける。
アウト案として、分類番号をつける。
(v) (i)の検索データのフラグに応じデータ形式
を変換する。
を変換する。
ステツプ15Fが終了すると、ステツプ16の処理が行われ
る。ステツプ16はステツプ15にて検討された修正可能な
各レイアウト案(第1案,第2案,……)の画像データ
を、ステツプ15Fにて整理されたデータ及びレイアウト
対象物データ記憶装置6に記憶されている当該修正レイ
アウト対象物のデータ(上記整理されたデータを除く)
に基づいて求める。この画像データは、中間データ記憶
部5eに記憶される。
る。ステツプ16はステツプ15にて検討された修正可能な
各レイアウト案(第1案,第2案,……)の画像データ
を、ステツプ15Fにて整理されたデータ及びレイアウト
対象物データ記憶装置6に記憶されている当該修正レイ
アウト対象物のデータ(上記整理されたデータを除く)
に基づいて求める。この画像データは、中間データ記憶
部5eに記憶される。
ステツプ17はステツプ15にて検討された修正可能の各レ
イアウト案に対する損失量を計算する。これは、ステツ
プ11及び12と同様にして修正レイアウト対象物全部に対
して修正後の損失量を計算することである。損失量が経
路長の場合には、初期レイアウト案の全経路長及び修正
レイアウト案の前経路長との差に基づいて損失量を求め
てもよい。得られた損失量を各レイアウト案と関連づけ
て中間データ記憶部5eに記憶する。ステツプ14にて入力
した指示修正レイアウト対象物の配置修正が行われた
時、この指示修正レイアウト対象物の減少した損失量と
上記配置修正によつて増加した他のレイアウト対象物の
損失量との合計量が、全体の損失量が増加する場合もあ
る。
イアウト案に対する損失量を計算する。これは、ステツ
プ11及び12と同様にして修正レイアウト対象物全部に対
して修正後の損失量を計算することである。損失量が経
路長の場合には、初期レイアウト案の全経路長及び修正
レイアウト案の前経路長との差に基づいて損失量を求め
てもよい。得られた損失量を各レイアウト案と関連づけ
て中間データ記憶部5eに記憶する。ステツプ14にて入力
した指示修正レイアウト対象物の配置修正が行われた
時、この指示修正レイアウト対象物の減少した損失量と
上記配置修正によつて増加した他のレイアウト対象物の
損失量との合計量が、全体の損失量が増加する場合もあ
る。
最後に、ステツプ18の処理が実行される。すなわち、ス
テツプ15にて得られた判定結果、データ及びステツプ16
及び17にて得られた修正可能なレイアウト案に対する画
像データ及び損失量データを画像データ出力部5dを介し
て画像データ記憶部3に出力する。画像表示制御装置2
が、画像データ記憶部3に書き込まれたステツプ17にて
出力された画像データを取り込んで、それをデイスプレ
イ装置1に表示する。表示された画像の例を第15図に示
す。第15図は初期レイアウト案に対して配管系R1の修正
経路P2−P5を指示した時の画像例である。この例では、
修正は可能であり修正のためには、機器C1及びC2を配置
修正しなければならない。修正により損失量は減少し、
修正により経済性が向上している。この例では、修正前
後のレイアウト案を1つの画面上に区別して表示してあ
る。区別する方法としては、線に記号や文字を添えた
り、線の種類や太さを変えたり、線の色を変えたりする
方法などがある。第15図では、修正前のレイアウト案は
破線で示してある。( )を付したものが配置修正前の
機器の位置である。第15図の例では、1つのレイアウト
修正案のみを表示しているが、レイアウト修正案が複数
個存在する場合には、各案をマルチウインドウ方式で同
時にデイスプレイ装置1に表示することも考えられる。
また、各レイアウト案の評価テーブルのみを表示し、オ
ペレータが評価テーブルの中から選んだレイアウト案に
対してのみ第15図のような画面を表示することも考えら
れる。評価デーブルの例を第16図に示す。これは、修正
された各レイアウト案に対して、配置修正が必要なレイ
アウト対象名,修正による全経路長の変化量(配管系の
場合)及び修正によるレイアウトに必要な鋼材等の全物
量の変化量を示している。このように本実施例のレイア
ウト支援装置は、配管機器の配置修正の機能を有してお
り、レイアウト領域内において一部の修正によつて関連
して波及するすべてのレイアウト対象物の配置修正の可
否を判定することができる。これによりステツプ11にて
得られた経済的なレイアウトを行うにあたつて修正すべ
き部分の新たなレイアウトを、レイアウト領域内におい
て影響を受けるすべての他のレイアウト対象物への波及
をも考慮して、その修正が可能か否かを知つた上で、実
施することができる。またオペレータは、上記修正すべ
き部分のレイアウト修正前後における損失量を比較し、
配置修正による経済的効果の改善度合を知ることができ
る。
テツプ15にて得られた判定結果、データ及びステツプ16
及び17にて得られた修正可能なレイアウト案に対する画
像データ及び損失量データを画像データ出力部5dを介し
て画像データ記憶部3に出力する。画像表示制御装置2
が、画像データ記憶部3に書き込まれたステツプ17にて
出力された画像データを取り込んで、それをデイスプレ
イ装置1に表示する。表示された画像の例を第15図に示
す。第15図は初期レイアウト案に対して配管系R1の修正
経路P2−P5を指示した時の画像例である。この例では、
修正は可能であり修正のためには、機器C1及びC2を配置
修正しなければならない。修正により損失量は減少し、
修正により経済性が向上している。この例では、修正前
後のレイアウト案を1つの画面上に区別して表示してあ
る。区別する方法としては、線に記号や文字を添えた
り、線の種類や太さを変えたり、線の色を変えたりする
方法などがある。第15図では、修正前のレイアウト案は
破線で示してある。( )を付したものが配置修正前の
機器の位置である。第15図の例では、1つのレイアウト
修正案のみを表示しているが、レイアウト修正案が複数
個存在する場合には、各案をマルチウインドウ方式で同
時にデイスプレイ装置1に表示することも考えられる。
また、各レイアウト案の評価テーブルのみを表示し、オ
ペレータが評価テーブルの中から選んだレイアウト案に
対してのみ第15図のような画面を表示することも考えら
れる。評価デーブルの例を第16図に示す。これは、修正
された各レイアウト案に対して、配置修正が必要なレイ
アウト対象名,修正による全経路長の変化量(配管系の
場合)及び修正によるレイアウトに必要な鋼材等の全物
量の変化量を示している。このように本実施例のレイア
ウト支援装置は、配管機器の配置修正の機能を有してお
り、レイアウト領域内において一部の修正によつて関連
して波及するすべてのレイアウト対象物の配置修正の可
否を判定することができる。これによりステツプ11にて
得られた経済的なレイアウトを行うにあたつて修正すべ
き部分の新たなレイアウトを、レイアウト領域内におい
て影響を受けるすべての他のレイアウト対象物への波及
をも考慮して、その修正が可能か否かを知つた上で、実
施することができる。またオペレータは、上記修正すべ
き部分のレイアウト修正前後における損失量を比較し、
配置修正による経済的効果の改善度合を知ることができ
る。
本実施例によれば、経済的なレイアウトを効率よく行う
ことができる。具体的には以下の効果を奏することがで
きる。すなわち、初期レイアウト案において経済的なレ
イアウトを行うにあたつて修正すべき部分を容易に知る
ことができ、修正によつて受ける経済的効果の大きな上
記修正すべき部分を知ることができる。また、上記した
ようにレイアウト領域内において一部の修正に基づいて
影響を受けるすべての他のレイアウト対象物の配置修正
の可否を知ることができる。さらには、レイアウト修正
によるレイアウト領域全体に対する経済的効果も知るこ
とができる。
ことができる。具体的には以下の効果を奏することがで
きる。すなわち、初期レイアウト案において経済的なレ
イアウトを行うにあたつて修正すべき部分を容易に知る
ことができ、修正によつて受ける経済的効果の大きな上
記修正すべき部分を知ることができる。また、上記した
ようにレイアウト領域内において一部の修正に基づいて
影響を受けるすべての他のレイアウト対象物の配置修正
の可否を知ることができる。さらには、レイアウト修正
によるレイアウト領域全体に対する経済的効果も知るこ
とができる。
第1図の処理手順からステツプ12の処理及びステツプ13
での損失量の表示を削除し、損失量を求めることなくス
テツプ14の処理に移行することも可能である。この場合
は、修正の順位(経済的効果を大きな順位)を知ること
はできない。
での損失量の表示を削除し、損失量を求めることなくス
テツプ14の処理に移行することも可能である。この場合
は、修正の順位(経済的効果を大きな順位)を知ること
はできない。
以上が本発明の一実施例であるが、次に本発明の他の実
施例を具体的に説明する。
施例を具体的に説明する。
まず、第1図の処理手順のステツプ11〜13を、第17図の
ステツプ45〜47に置き換えた実施例を処理手順を追つて
説明する。異なる部分についてのみ説明する。ステツプ
10の処理が実行された後、ステツプ45が行われる。ステ
ツプ45は指示されたレイアウト対象物自身がレイアウト
に対して影響を与えている他のレイアウト対象物、及び
指定レイアウト対象物の影響を受けている他のレイアウ
ト対象物の部分を求める工程、ステツプ46は、ステツプ
45で求められた他のレイアウト対象物のレイアウトに対
する損失量を計算する工程、ステツプ47は指示レイアウ
ト対象物が影響を及ぼしている他のレイアウト対象物及
びこの他のレイアウト対象物の部分及び他のレイアウト
対象物の損失量を表示する工程である。
ステツプ45〜47に置き換えた実施例を処理手順を追つて
説明する。異なる部分についてのみ説明する。ステツプ
10の処理が実行された後、ステツプ45が行われる。ステ
ツプ45は指示されたレイアウト対象物自身がレイアウト
に対して影響を与えている他のレイアウト対象物、及び
指定レイアウト対象物の影響を受けている他のレイアウ
ト対象物の部分を求める工程、ステツプ46は、ステツプ
45で求められた他のレイアウト対象物のレイアウトに対
する損失量を計算する工程、ステツプ47は指示レイアウ
ト対象物が影響を及ぼしている他のレイアウト対象物及
びこの他のレイアウト対象物の部分及び他のレイアウト
対象物の損失量を表示する工程である。
ステツプ45の詳細な処理手順であるステツプ45A〜45Cを
第18図に示す。
第18図に示す。
ステツプ45Aにおいて、ステツプ10にて入力した指示レ
イアウト対象物に関するデータを、レイアウト対象物デ
ータ記憶装置6及び設計基準データ記憶装置7より検索
し、検索されたデータを入力部5f,5jを介して中間デー
タ記憶部5eに記憶する。ステツプ45Bは、ステツプ45Aで
検索した各データを用いて指示されたレイアウト対象物
自身がレイアウトに対して影響を与えている他のレイア
ウト対象物を求める。その他のレイアウト対象物が配管
系である場合、ステツプ45Bの詳細は、ステツプ11B1〜1
1B4と同様である。ステツプ45Cは、ステツプ11Cと似て
おりステツプ45で得られた他のレイアウト対象物のう
ち、指示レイアウト対象物の影響を受けてレイアウトさ
れている部分を求める。この部分は、中間データ記憶部
5eに記憶される。
イアウト対象物に関するデータを、レイアウト対象物デ
ータ記憶装置6及び設計基準データ記憶装置7より検索
し、検索されたデータを入力部5f,5jを介して中間デー
タ記憶部5eに記憶する。ステツプ45Bは、ステツプ45Aで
検索した各データを用いて指示されたレイアウト対象物
自身がレイアウトに対して影響を与えている他のレイア
ウト対象物を求める。その他のレイアウト対象物が配管
系である場合、ステツプ45Bの詳細は、ステツプ11B1〜1
1B4と同様である。ステツプ45Cは、ステツプ11Cと似て
おりステツプ45で得られた他のレイアウト対象物のう
ち、指示レイアウト対象物の影響を受けてレイアウトさ
れている部分を求める。この部分は、中間データ記憶部
5eに記憶される。
ステツプ46は、ステツプ12と同様にステツプ45で求めた
他のレイアウト対象物が指定レイアウト対象物の影響を
受けてレイアウトされることによつて生じる損失量を求
める。上記他のレイアウト対象物が配管系である場合
は、この他のレイアウト対象物の配管部分経路の長さと
最適部分経路の長さとの差が損失量となる。この損失量
と指示されたレイアウト対象物を関連づけて中間データ
記憶部5eに記憶する。ステツプ47は、ステツプ13と同様
にステツプ45及び46にて得られた画像データを画像デー
タ記憶装置3に出力する。これらのデータはデイスプレ
イ装置1に表示される。本実施例も、前述の実施例と同
じ効果が得られる。
他のレイアウト対象物が指定レイアウト対象物の影響を
受けてレイアウトされることによつて生じる損失量を求
める。上記他のレイアウト対象物が配管系である場合
は、この他のレイアウト対象物の配管部分経路の長さと
最適部分経路の長さとの差が損失量となる。この損失量
と指示されたレイアウト対象物を関連づけて中間データ
記憶部5eに記憶する。ステツプ47は、ステツプ13と同様
にステツプ45及び46にて得られた画像データを画像デー
タ記憶装置3に出力する。これらのデータはデイスプレ
イ装置1に表示される。本実施例も、前述の実施例と同
じ効果が得られる。
第1図のステツプ9〜13は、指定したレイアウト対象物
のレイアウトに対して影響を及ぼす他のレイアウト対象
物を検索表示しているが、第19図に示す様にしてもよ
い。この第19図も本発明の他の一実施例である。ステツ
プ52において、入力装置4にて指定されたレイアウト対
象物に関するレイアウト対象物データ及び設計基準デー
タを、レイアウト対象物データ記憶装置6,設計基準デー
タ記憶装置7より検索し、検索された各データを入力部
5f,5jより中間データ記憶部5eに記憶する。ステツプ53
において、ステツプ11B1〜11B4と同様な処理手順によ
り、すべてのレイアウト対象物のレイアウトに対してそ
れぞれ影響を及ぼしている他のレイアウト対象物を検索
する。ステツプ54は各レイアウト対象物に対して、それ
らのレイアウトに影響を及ぼす他のレイアウト対象物が
存在するか否かの判定フラグを付け、その判定フラグと
該当するレイアウト対象物名とを関連づけて、中間デー
タ記憶部5eに記憶する。ステツプ55は、ステツプ53〜54
で求めたデータを画像データ出力部5dを介して画像デー
タ記憶装置3に出力する。さらに、画像表示制御装置2
が画像データ記憶装置3に書き込まれたデータを読出し
て、デイスプレイ装置1に表示する。この際、他のレイ
アウト対象物によつてレイアウトが影響されているレイ
アウト対象物と、そうでないレイアウト対象物とを区別
できるような形で表示するので、演算部5aは、ステツプ
54で定義したフラグを用いて両者を区別した画像データ
を作成する。例えばカラーデイスプレイ装置の場合に
は、両者の色彩コードを異なつた値とする。
のレイアウトに対して影響を及ぼす他のレイアウト対象
物を検索表示しているが、第19図に示す様にしてもよ
い。この第19図も本発明の他の一実施例である。ステツ
プ52において、入力装置4にて指定されたレイアウト対
象物に関するレイアウト対象物データ及び設計基準デー
タを、レイアウト対象物データ記憶装置6,設計基準デー
タ記憶装置7より検索し、検索された各データを入力部
5f,5jより中間データ記憶部5eに記憶する。ステツプ53
において、ステツプ11B1〜11B4と同様な処理手順によ
り、すべてのレイアウト対象物のレイアウトに対してそ
れぞれ影響を及ぼしている他のレイアウト対象物を検索
する。ステツプ54は各レイアウト対象物に対して、それ
らのレイアウトに影響を及ぼす他のレイアウト対象物が
存在するか否かの判定フラグを付け、その判定フラグと
該当するレイアウト対象物名とを関連づけて、中間デー
タ記憶部5eに記憶する。ステツプ55は、ステツプ53〜54
で求めたデータを画像データ出力部5dを介して画像デー
タ記憶装置3に出力する。さらに、画像表示制御装置2
が画像データ記憶装置3に書き込まれたデータを読出し
て、デイスプレイ装置1に表示する。この際、他のレイ
アウト対象物によつてレイアウトが影響されているレイ
アウト対象物と、そうでないレイアウト対象物とを区別
できるような形で表示するので、演算部5aは、ステツプ
54で定義したフラグを用いて両者を区別した画像データ
を作成する。例えばカラーデイスプレイ装置の場合に
は、両者の色彩コードを異なつた値とする。
第1図の処理手順ではステツプ10で入力装置4からレイ
アウト対象物のみを入力している。しかし、入力装置4
によつて配置修正レベル,配置修正範囲を指示すること
も可能である。配置修正レベルとは、レイアウト対象物
の種類毎に決められた移動が可能か否かの基準である。
例えば、機器は移動可能だが配管経路は移動不可能であ
るといつたことである。配置修正範囲とは、レイアウト
領域の位置座標に応じた移動可否の基準である。ステツ
プ10で、指示レイアウト対象物以外に上記のレベルが入
力されると、ステツプ9で演算部5aに読みこんだ各レイ
アウト対象物の種類および位置座標を参照して、移動可
能か否かのフラグを各々の対象物に定義し、中間データ
記憶部5eに記憶する。このデータは、ステツプ15Eの判
定で使用される。すなわち、ステツプ15Eでは、配置修
正しなければならないレイアウト対象物に対して、上記
で定義したフラグからまず移動可能か否かを判定する。
配置修正レベルや範囲の入力により、オペレータの判断
をあらかじめ入力データとして与えることが可能とな
る。
アウト対象物のみを入力している。しかし、入力装置4
によつて配置修正レベル,配置修正範囲を指示すること
も可能である。配置修正レベルとは、レイアウト対象物
の種類毎に決められた移動が可能か否かの基準である。
例えば、機器は移動可能だが配管経路は移動不可能であ
るといつたことである。配置修正範囲とは、レイアウト
領域の位置座標に応じた移動可否の基準である。ステツ
プ10で、指示レイアウト対象物以外に上記のレベルが入
力されると、ステツプ9で演算部5aに読みこんだ各レイ
アウト対象物の種類および位置座標を参照して、移動可
能か否かのフラグを各々の対象物に定義し、中間データ
記憶部5eに記憶する。このデータは、ステツプ15Eの判
定で使用される。すなわち、ステツプ15Eでは、配置修
正しなければならないレイアウト対象物に対して、上記
で定義したフラグからまず移動可能か否かを判定する。
配置修正レベルや範囲の入力により、オペレータの判断
をあらかじめ入力データとして与えることが可能とな
る。
本発明では、画面上に表示されたレイアウト対象物を、
ジヨイステイツクやマウスを用いて画面上で直線指示す
ることにより、対象物名や新たな位置を入力することも
考えられる。また出力画像も3次元表示だけでなく、2
次元の設計図面で表示することも考えられる。
ジヨイステイツクやマウスを用いて画面上で直線指示す
ることにより、対象物名や新たな位置を入力することも
考えられる。また出力画像も3次元表示だけでなく、2
次元の設計図面で表示することも考えられる。
本発明は、プラント以外のレイアウト案の修正を支援す
るためにもちいることも可能である。
るためにもちいることも可能である。
なお、本発明の他の実施例であるレイアウト自動支援装
置を第20図に示す。修正が対話処理となつている原因
は、どのレイアウト対象物をどの順序でどの程度修正す
るか等の判断がオペレータの持つ知識に依存しているた
めである。これを自動化するために第20図の構成では、
新たにオペレータの知識を格納する知識ベース56を設
け、さらに、知識ベース56を用いて推論によりオペレー
タと同等の判断を行う処理手段を演算処理装置5の記憶
部に格納する。5m及び5lはそれぞれ知識ベースの入力部
及び知識ベース出力部である。第2図の実施例で画面上
に表示していた情報は、演算処理装置5が理解できる形
式に変換され、その情報をもとに演算処理装置5が知識
を用いてオペレータ者と同等の判断を行うことによりレ
イアウト修正が自動的に実行される。
置を第20図に示す。修正が対話処理となつている原因
は、どのレイアウト対象物をどの順序でどの程度修正す
るか等の判断がオペレータの持つ知識に依存しているた
めである。これを自動化するために第20図の構成では、
新たにオペレータの知識を格納する知識ベース56を設
け、さらに、知識ベース56を用いて推論によりオペレー
タと同等の判断を行う処理手段を演算処理装置5の記憶
部に格納する。5m及び5lはそれぞれ知識ベースの入力部
及び知識ベース出力部である。第2図の実施例で画面上
に表示していた情報は、演算処理装置5が理解できる形
式に変換され、その情報をもとに演算処理装置5が知識
を用いてオペレータ者と同等の判断を行うことによりレ
イアウト修正が自動的に実行される。
本発明の第1の特徴によれば、指定レイアウト対象物
と、設計基準データにより指定レイアウト対象物と関係
付けられた他のレイアウト対象物を表示するので、レイ
アウト修正により経済的な改善が得られる部分を容易に
知ることができる。
と、設計基準データにより指定レイアウト対象物と関係
付けられた他のレイアウト対象物を表示するので、レイ
アウト修正により経済的な改善が得られる部分を容易に
知ることができる。
本発明の第2の特徴によれば、指定レイアウト対象物、
他のレイアウト対象物及び経済的な損失量を表示するの
で、上記第1の特徴によりえられる効果に加えて、レイ
アウト修正により経済的な改善度合いを容易に知ること
ができる。
他のレイアウト対象物及び経済的な損失量を表示するの
で、上記第1の特徴によりえられる効果に加えて、レイ
アウト修正により経済的な改善度合いを容易に知ること
ができる。
本発明の第3の特徴によれば、互いに影響しあっている
一方のレイアウト対象物に対する配置位置の修正可否の
判定結果を表示するので、上記第1の特徴によりえられ
る効果に加えて、経済的なレイアウトを阻害している部
分のレイアウトの修正の可否を容易に知ることができ
る。
一方のレイアウト対象物に対する配置位置の修正可否の
判定結果を表示するので、上記第1の特徴によりえられ
る効果に加えて、経済的なレイアウトを阻害している部
分のレイアウトの修正の可否を容易に知ることができ
る。
第1図は本発明の好適な一実施例であるレイアウト計画
支援装置の処理手順を示す説明図、第2図は本発明の好
適な一実施例であるレイアウト計画支援装置の構成図、
第3図はレイアウト対象物データ記憶装置に記憶されて
いるレイアウト対象物データの説明図、第4図は第1図
のステツプ9の詳細な処理手順を示す説明図、第5図は
ステツプ9によつて表示された初期レイアウト案の画像
の一例を示す説明図、第6図はステツプ11の詳細な手順
を示す説明図、第7図はステツプ11Bの詳細な手順を示
す説明図、第8図はステツプ9によつて表示された他の
初期レイアウト案の画像例の説明図、第9図はステツプ
11の処理終了後におけるレイアウトに影響を及ぼす他の
レイアウト対象物及びレイアウトに影響を受けている部
分に関する記憶データの説明図、第10図はステツプ13に
て表示された画像例の説明図、第11図はステツプ15の詳
細手順を示す説明図、第12図はステツプ15D及び15Eにて
記憶されたデータの記憶状態を示す説明図、第13図はレ
イアウト対象物の配置修正の波及状態を示す説明図、第
14図はステツプ15Fの処理によつて整理されたデータの
記憶状態を示す説明図、第15図はステツプ17にてデイス
プレイ装置に表示された画像例の説明図、第16図は評価
テーブルの一例を示す説明図、第17図はステツプ11〜13
の他の実施例である処理手順を示す説明図、第18図はス
テツプ45の詳細な処理手順を示す説明図、第19図はステ
ツプ9〜13の他の実施例である処理手順の説明図、第20
図は本発明の他の実施例であるレイアウト計画支援装置
の構成図である。 1……デイスプレイ装置、2……画像表示制御装置、3
……画像データ記憶装置、4……入力装置、5……演算
処理装置、6……レイアウト対象物データ記憶装置、7
……設計基準データ記憶装置、8……レイアウト領域画
像データ記憶装置。
支援装置の処理手順を示す説明図、第2図は本発明の好
適な一実施例であるレイアウト計画支援装置の構成図、
第3図はレイアウト対象物データ記憶装置に記憶されて
いるレイアウト対象物データの説明図、第4図は第1図
のステツプ9の詳細な処理手順を示す説明図、第5図は
ステツプ9によつて表示された初期レイアウト案の画像
の一例を示す説明図、第6図はステツプ11の詳細な手順
を示す説明図、第7図はステツプ11Bの詳細な手順を示
す説明図、第8図はステツプ9によつて表示された他の
初期レイアウト案の画像例の説明図、第9図はステツプ
11の処理終了後におけるレイアウトに影響を及ぼす他の
レイアウト対象物及びレイアウトに影響を受けている部
分に関する記憶データの説明図、第10図はステツプ13に
て表示された画像例の説明図、第11図はステツプ15の詳
細手順を示す説明図、第12図はステツプ15D及び15Eにて
記憶されたデータの記憶状態を示す説明図、第13図はレ
イアウト対象物の配置修正の波及状態を示す説明図、第
14図はステツプ15Fの処理によつて整理されたデータの
記憶状態を示す説明図、第15図はステツプ17にてデイス
プレイ装置に表示された画像例の説明図、第16図は評価
テーブルの一例を示す説明図、第17図はステツプ11〜13
の他の実施例である処理手順を示す説明図、第18図はス
テツプ45の詳細な処理手順を示す説明図、第19図はステ
ツプ9〜13の他の実施例である処理手順の説明図、第20
図は本発明の他の実施例であるレイアウト計画支援装置
の構成図である。 1……デイスプレイ装置、2……画像表示制御装置、3
……画像データ記憶装置、4……入力装置、5……演算
処理装置、6……レイアウト対象物データ記憶装置、7
……設計基準データ記憶装置、8……レイアウト領域画
像データ記憶装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−213969(JP,A) 特開 昭62−114063(JP,A) 特開 昭60−153142(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】レイアウト対象物を指定する入力装置と、 レイアウト対象物データを記憶する第1記憶手段と、 設計基準データを記憶する第2記憶手段と、 前記入力装置により指定されたレイアウト対象物に基づ
いて前記第1記憶手段より該当する前記レイアウト対象
物データを選択する手段と、 前記指定レイアウト対象物に基づいて前記第2記憶手段
より該当する前記設計基準データを選択する手段と、 前記選択されたレイアウト対象物データ及び設計基準デ
ータに基づいて、この設計基準データにより前記指定レ
イアウト対象物と関係付けられた他のレイアウト対象物
を求める手段と、 前記指定レイアウト対象物及び前記他のレイアウト対象
物を表示する表示装置と を備えたことを特徴とする設計支援装置。 - 【請求項2】レイアウト対象物を指定する入力装置と、 レイアウト対象物データを記憶する第1記憶手段と、 設計基準データを記憶する第2記憶手段と、 前記入力装置により指定されたレイアウト対象物に基づ
いて前記第1記憶手段より該当する前記レイアウト対象
物データを選択する手段と、 前記指定レイアウト対象物に基づいて前記第2記憶手段
より該当する前記設計基準データを選択する手段と、 前記選択されたレイアウト対象物データ及び設計基準デ
ータに基づいて、この設計基準データにより前記指定レ
イアウト対象物と関係付けられた他のレイアウト対象物
を求める手段と、 前記指定レイアウト対象物及び前記他のレイアウト対象
物の一方の影響によりこれらのうちの他方が受ける経済
的な損失量を求める損失量演算手段と、 前記指定レイアウト対象物、前記他のレイアウト対象物
及び前記経済的な損失量を表示する表示装置と を備えたことを特徴とする設計支援装置。 - 【請求項3】レイアウト対象物を指定する入力装置と、 レイアウト対象物データを記憶する第1記憶手段と、 設計基準データを記憶する第2記憶手段と、 前記入力装置により指定されたレイアウト対象物に基づ
いて前記第1記憶手段より該当する前記レイアウト対象
物データを選択する手段と、 前記指定レイアウト対象物に基づいて前記第2記憶手段
より該当する前記設計基準データを選択する手段と、 前記選択されたレイアウト対象物データ及び設計基準デ
ータに基づいて、この設計基準データにより前記指定レ
イアウト対象物と関係付けられた他のレイアウト対象物
を求める手段と、 互いに影響しあってレイアウトされている前記指定レイ
アウト対象物及び前記他のレイアウト対象物のうちで一
方のレイアウト対象物の配置位置を修正するとき、この
配置位置の修正の可否を判定する判定手段と 前記指定レイアウト対象物、前記他のレイアウト対象物
及び前記配置位置の修正の可否を判定結果を表示する表
示装置と を備えたことを特徴とする設計支援装置。
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EP87106967A EP0246559B1 (en) | 1986-05-16 | 1987-05-14 | Method and apparatus for assisting layout design |
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