JP2798828B2 - 車載ナビゲータ - Google Patents

車載ナビゲータ

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JP2798828B2
JP2798828B2 JP27389891A JP27389891A JP2798828B2 JP 2798828 B2 JP2798828 B2 JP 2798828B2 JP 27389891 A JP27389891 A JP 27389891A JP 27389891 A JP27389891 A JP 27389891A JP 2798828 B2 JP2798828 B2 JP 2798828B2
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茂 市川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載ナビゲータに係り、
特に交差点ネットリストを用いて出発地から目的地まで
を結ぶ最適経路を探索するようにした車載ナビゲータに
関する。
【0002】
【従来の技術】車載ナビゲータは、大量の地図データを
記憶するCD−ROM等の大容量記憶装置、ディスプレ
イ装置、車両の現在位置を検出する車両位置検出装置等
を有し、車両の現在位置に応じた地図データをCD−R
OMから読み出し、該地図データに基づいて地図をディ
スプレイ画面に描画するとともに、車両位置マーク(ロ
ケーションカーソル)をディスプレイ画面の一定位置
(例えば画面中央)に固定し、車両の移動に応じて地図
をスクロール表示したり、地図は画面に固定し、車両位
置マークを移動表示したりして、車両が現在どこを走行
しているか一目で判るようにしてある。
【0003】CD−ROMに記憶されている地図は縮尺
レベルに応じて適当な大きさの経度幅、緯度幅に区切ら
れており、道路等は経緯度で表現された頂点(ノード)
の座標集合で示され、これらの描画は各ノードを順に直
線で接続することにより行われる。なお、道路は2以上
のノードの連結からなり、2つのノードを連結した部分
はリンクと呼ばれる。地図データには、(1)道路リス
ト、ノードテーブル、交差点構成ノードリスト、交差点
ネットリストなどからなる道路レイヤ、(2)地図画面
上の道路、建物、河川等を表示するための背景レイヤ、
(3)市町村名、道路名等を表示するための文字レイヤ
などから構成されている。
【0004】この内、道路レイヤは図7に示す構成を有
している。道路リストRDLTは道路別に、道路の種別
(国道、高速道路、その他の道路)、道路を構成する全
ノード数、道路を構成するノードのノードテーブルND
TB上での位置と、次のノードまでの幅員等のデータよ
り構成されている。交差点構成ノードリストCRLTは
地図上の各交差点毎に、該交差点に連結するリンク他端
ノード(交差点構成ノードという)のノードテーブルN
DTB上での位置の集合である。ノードテーブルNDT
Bは地図上の全ノードのリストであり、ノード毎に位置
情報(経度、緯度)、該ノードが交差点であるか否かの
交差点識別フラグ、交差点であれば交差点構成ノードリ
スト上での位置を指し、交差点でなければ道路リスト上
で当該ノードが属する道路の位置を指すポインタ等で構
成されている。
【0005】交差点ネットリストCRNLは図8に示す
ように、交差点ノード毎に、 (1)該交差点ノードが含まれる地図の図葉番号 (2)データユニットコード (3)データユニットにおける交差点シーケシャル番号 以上、交差点ノードID (4)交差点構成ノード数 (5)各隣接交差点のシーケンシャル番号 (6)各隣接交差点までの距離 (7)各隣接交差点までの道路の属性(道路種別、幅
員) 等を有している。
【0006】ところで車載ナビゲータには、出発地点か
ら目的地点まで例えば最短距離を辿るような最適経路を
探索し、画面に誘導経路表示して運転者の走行案内をす
る経路誘導機能があり、実際の運転に際して、誘導経路
を特定の色で太く表示するなど他の道路と識別可能した
り、あるいは車両位置マークの前方に誘導経路に沿って
移動する案内マークを表示したりして、運転者が目的地
まで用意に到達できるようにしてある。
【0007】出発地点から目的地点までの最適経路を求
める方法として、ダイクストラ法と称せられる方法が提
案されている。このダイクストラ法は出発地点と目的地
点を結ぶ直線を半径とする領域、あるいは該領域より大
きめの領域内に存在する全交差点を考慮して出発地から
目的地迄の最短経路を交差点ネットリストCRNLを参
照して探索するものである。図9はダイクストラ法の概
略説明図であり、道路を直線、交差点を直線の交点とし
てグラフ化したものであり、各交差点間の距離は既知
で、STPは出発地(交差点)、DSPは目的地(交差
点)である。
【0008】ダイクストラ法においては、交差点ネット
リストCRNLを参照しながら、出発地を0次交差点と
して、該0次交差点に隣接する1次交差点A1 〜A4
探し、各1次交差点A1 〜A4 に対応させて1つ前の次
数の交差点(出発地交差点)及び出発地からの距離を求
める。次いで、各1次交差点A1 〜A4 について2次交
差点Bijを探し、各2次交差点に対応させて1次交差点
及び出発地からの距離を求める。例えば、1次交差点A
2 については3つの2次交差点B11,B12,B 13に対応
させて、 B11:1次交差点A2 経由での出発地からの距離Bd1112:1次交差点A2 経由での出発地からの距離Bd1213:1次交差点A2 経由での出発地からの距離Bd13 ・・(a) を記憶する。また、1次交差点A3 について3つの2次
交差点B21,B22,B23が求まり、各2次交差点B21
22,B23に対応させて、 B21:1次交差点A3 経由での出発地からの距離Bd21 ・・(b) B22:1次交差点A3 経由での出発地からの距離Bd2223:1次交差点A3 経由での出発地からの距離Bd23 を記憶し、他の1次交差点A1 ,A2 についても同様に
2次交差点を探して所定のデータを記憶する。ところ
で、交差点B13とB21は同一の交差点である。このよう
に、データを記憶すべき交差点が重複すると、出発地か
らの距離Bd13とBd21の大小を比較し、小さい方のデ
ータのみを記憶する。たとえば、Bd13>Bd21であれ
ば、交差点B13(=B21)のデータとして(b)のデー
タが最終的に記憶される。
【0009】以降、同様にして、各2次交差点について
3次交差点Cijを求め、各3次交差点に対応させて2次
交差点及び出発地からの距離を求めて記憶し、一般に交
差点ネットリストを参照しながら各第i次交差点につい
て第(i+1)次交差点を求め、各第(i+1)次交差
点に対応させて第i次交差点を経由する出発地からの距
離を求めて記憶していけば、最終的に目的地(交差点)
DSPに到達する。
【0010】目的地DSPに到達すれば、該目的地(m
次交差点とする)に対応させて記憶してある(m−1)
次の交差点、該(m−1)次の交差点に対応させて記憶
してある(m−2)次の交差点、・・・、2次の交差点
に対応させて記憶してある1次交差点、該1次交差点に
対応させて記憶してある0次の交差点(出発地)を、順
次、0次の交差点側から目的地側に向けた順序で結んで
なる経路が最短の最適経路となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このようにダイクスト
ラ法によれば、グラフ理論的に最短経路が求まる。けれ
ども、図10に示す如く、主要道路RDa と地方道路R
b を結ぶ連絡道路RD c が一方通行で、かつ、道路R
c からRDb に進入する交差点CP3 で右折禁止であ
ったり、主要道路RDa と交わる道路RDd が一方通行
で、かつ、道路RDd から主要道路RDa に進入する交
差点CP1 で右折禁止であったりして交差点CP1 ,C
2 ,CP3 において走行方向の規制が生じていても、
道路レイヤのデータ上では図10に示す如く、主要道路
RDa が、・・,ノードN1 ,N2 ,N3 (交差点CP
1 , 4 (交差点CP2 ),N5 ,・・の組み合わせ
で定義され、地方道路RDb が、・・,ノードN6 ,N
7 ,N8 (交差点CP3 ),N9 , 10,N11(交差点
CP4 ),N12(交差点CP5 ),・・の組み合わせで
定義され、道路RDc がノードN4 (交差点CP2 ),
13,N14,N15,N 8 (交差点CP3 )の組み合わせ
で定義され、道路RDd が、・・,ノードN16(交差点
CP6 , 17,N18,N3 (交差点CP1 )の組み合
わせで表現されているだけであって、走行方向の規制状
況が判らず、ダイクストラ法による経路探索では、一方
通行を逆走する経路や、右折禁止,左折禁止,直進禁止
などに従わない経路が求められてしまう問題があった。
【0012】以上から本発明の目的は、走行方向規制に
従った正しい誘導経路を探索できる車載ナビゲータを提
供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は、本発明によ
れば、交差点毎に、該交差点の位置データ、該交差点に
隣接する交差点、隣接交差点までの距離などを含む交差
点ネットリストを道路データの一部として有する地図情
報を記憶する地図情報記憶手段、交差点ネットリストを
参照して、出発地から目的地までを結ぶ最適経路を探索
する最適経路探索手段を有し、運転者に対する経路誘導
を行うようにした車載ナビゲータにおいて、交差点のう
ち走行方向規制の有る交差点を複数個の交差点ノードの
組み合わせで定義すると共に、各交差点ノードの交差点
ネットリストに走行不能な方向の隣接交差点ノードを含
めないようにし、前記最適経路探索手段は、交差点ネッ
トリストを参照して最適経路を探索すると共に、該探索
に際して、走行方向制限のある交差点で180度近い方
向変化があったか判断し、該方向変化があった場合には
その方向の経路は走行不能経路であるとみなして該経路
を除外して最適経路を求める車載ナビゲータにより達成
される。
【0014】
【作用】本発明によれば、交差点のうち走行方向規制の
有る交差点を複数個の交差点ノードの組み合わせで定義
すると共に、各交差点ノードの交差点ネットリストに走
行不能な方向の隣接交差点ノードを含めないようにし、
交差点ネットリストを参照して最適経路を探索すると共
に、該探索に際して、走行方向制限のある交差点で18
0度近い方向変化があったか判断し、該方向変化があっ
た場合にはその方向の経路は走行不能経路であるとみな
して該経路を除外して最適経路を求める。このようにす
れば、走行が禁止された経路を含まない最適経路を求め
ることができ、運転者に対する正確な経路誘導が可能に
なる。
【0015】
【実施例】全体の構成 図1は本発明の一実施例に係わる車載ナビゲータの全体
構成図である。図中、11は地図データを記憶するCD
−ROM(地図情報記憶部)である。地図データは、道
路レイヤ、背景レイヤ、文字レイヤなどから構成されて
いる。12は車両の現在位置に応じた地図画像や車両位
置マーク、最適経路探索で探索された誘導経路等を描画
するディスプレイ装置(CRT)、13は走行中の車両
の走行距離と方位に基づいて車両の現在位置を算出する
車両位置検出部である。車両位置検出部13は、図示し
ないが、車両の進行方位を検出する方位センサや走行距
離を検出する距離センサ、方位や走行距離に基づいて車
両の現在位置(経度、緯度)を参集する位置計算用CP
Uを有している。
【0016】14は地図検索キー、地図スクロールキ
ー、経路誘導モードキー、スタートキー等を備えた操作
部、15は地図表示制御装置であり、地図データに基づ
き車両の現在地周辺の地図画像を発生するとともに、車
両位置マークや誘導経路画像を発生する。
【0017】地図表示制御装置15において、15aは
車両位置データに基づき、現在地周辺で画面表示範囲よ
り広い範囲の地図データ(例えば9画面分の地図デー
タ)をCD−ROM11から読み出し、該地図データに
基づいてドットイメージの地図画像を発生する地図画像
描画部である。
【0018】15bは最適経路探索処理により得られた
出発地から目的地までの誘導経路データに基づいて誘導
経路画像を発生する誘導経路描画部、15cは地図画像
及び誘導経路画像を記憶するビデオRAMである。地図
画像描画部15aはディスプレイ画面の表示範囲がビデ
オRAM15cの画像範囲を越えないように、車両の走
行に従って、随時、ビデオRAM15cを書き換え、ま
た誘導経路描画部15bも車両の走行に応じて誘導経路
画像を発生してビデオRAM15cに記憶させるように
なっている。
【0019】15dは車両の現在位置がディスプレイ画
面の中心に位置するようにビデオRAM15cから1画
面分の地図画像を読み出す読み出し制御部であり、読み
出し位置は地図画像描画部15aから指示される。15
eはディスプレイ画面の中心に車両位置マークを表示す
るための車両位置マーク発生部、15fは最適経路探索
部であり、経路誘導モード時に出発地と目的地が入力さ
れると地図データに含まれる道路レイヤ情報に基づい
て、出発地から目的地までの最適経路(最短経路)を算
出する。15gは出発地から目的地までの最適経路を構
成するノード列を誘導経路データとして記憶する誘導経
路記憶部である。
【0020】15hは合成部であり、ビデオRAM15
c、車両位置マーク発生部15eからそれぞれ読み出さ
れた地図画像及び誘導経路画像、車両位置マーク画像を
合成してディスプレイ装置12に出力し、画像表示させ
る。
【0021】道路レイヤ 地図データに含まれる道路レイヤは図7と同様のデータ
構造を有しており、道路リストRDLT、交差点構成ノ
ードリストCRLT、ノードテーブルNDTB、交差点
ネットリストCRNLなどが含まれている。但し、図1
0の如き、交差点CP1 ,CP2 ,CP3 での走行方向
規制を道路データ上に定義するため、図2に示すよう
に、交差点CP1 を交差点CP11とCP12の組み合わせ
で表現するようにし、各々、交差点ノードN31とN32
定義し、ノードN2 とN31,N31とN32,N18とN32
リンク構成する。また、交差点CP2 を交差点CP21
CP22の組み合わせで表現するようにし、各々、交差点
ノードN41とN42を定義し、ノードN41とN32,N41
42,N41とN5 をリンク構成し、ノードN42とN31
42とN13, 42とN41をリンク構成する。更に、交差
点CP3 を交差点CP31,CP32,CP33の組み合わせ
で表現するようにし、各々、交差点ノードN81, 82
83で定義し、ノードN7 とN81,N81とN82,N81
83をリンク構成し、N82とN15,N82とN83をリンク
構成し、N 83とN9 をリンク構成する。
【0022】そして、主要道路RDa は、・・ノードN
20(交差点ノード),N1 ,N2 ,N3 (交差点ノー
ド),N31(交差点ノード),N32(交差点ノード),
41(交差点ノード),N5 ,・・のノード列で構成
し、ノードN31(交差点ノード),N42(交差点ノー
ド),N41(交差点ノード)のノード列で新たな道路R
a ′を構成し、また、地方道路RDb は、・・ノード
6 ,N7 ,N81(交差点ノード),N82(交差点ノー
ド),N83(交差点ノード),N9 ,N10,N11(交差
点ノード),N12(交差点ノード),・・のノード列で
構成し、ノードN81(交差点ノード),N83のノード列
で新たな道路RDb ′を構成し、更に、連絡道路RDc
はノードN42(交差点ノード),N13,N14,N15,N
82(交差点ノード)のノード列で構成し、道路RD
d は、・・ノードN16(交差点ノード),N 17,N18
32(交差点ノード)で構成し、道路レイヤの道路リス
トRDLT、交差点構成ノードリストCRLT、ノード
テーブルNDTB等に登録しておく。
【0023】交差点ネットリストCRNLについては、
走行方向規制のない例えば交差点CP4 の交差点ノード
11を対象とする交差点ネットリストCRNLには、隣
接交差点ノードとして交差点CP5 のノードN12,CP
7 のノードN19,CP33のノードN83を含めるが、走行
方向規制のあった交差点CP1 、CP2 、CP3 に関し
ては、走行可能方向の隣接交差点ノードだけ含め、走行
が禁止されている方向の隣接交差点ノードを含めないよ
うにする。即ち、交差点CP11の交差点ノードN31を対
象とする交差点ネットリストCRNLには、隣接交差点
ノードとして交差点CP8 の交差点ノードN20と交差点
CP12の交差点ノードN32を含めるが、交差点CP22
交差点ノードN42は含めない。また、交差点CP12の交
差点ノードN32を対象とする交差点ネットリストCRN
Lには、隣接交差点ノードとして交差点CP21の交差点
ノードN41を含めるが、交差点CP6 の交差点ノードN
16と交差点CP11の交差点ノードN31は含めない。
【0024】同様に、交差点ノードN41を対象とする交
差点ネットリストCRNLには、隣接交差点ノードとし
て交差点ノードN42を含めるが、交差点ノードN32は含
めない。また、交差点ノードN42を対象とする交差点ネ
ットリストCRNLには、隣接交差点ノードとして交差
点ノードN31とN82を含めるが、交差点ノードN41は含
めない。更に、交差点ノードN81を対象とする交差点ネ
ットリストCRNLには、隣接交差点ノードとして交差
点ノードN83を含めるが、交差点ノードN82は含めな
い。また、交差点ノードN82を対象とする交差点ネット
リストCRNLには、隣接交差点ノードとして交差点ノ
ードN81を含めるが、交差点ノードN83とN42は含めな
い。また、交差点ノードN83を対象とする交差点ネット
リストCRNLには、隣接交差点ノードとして交差点ノ
ードN11とN82を含めるが、交差点ノードN81は含めな
い。
【0025】このように、走行方向の規制ある交差点を
所定の複数の交差点ノードで定義し、かつ、交差点ネッ
トリストには、走行が禁止される方向の隣接交差点ノー
ドを含めないようにすることで、図2の実線矢印に示す
ように交差点ノード間の走行可能方向が関係付けられ
る。よって、一方通行や右折、左折等で走行の禁止され
た方向の経路を外しながら最適経路の探索が可能とな
る。但し、交差点ノードN 32→交差点ノードN41→交差
点ノードN42→交差点ノードN31のようなUターン経路
が探索される恐れがあるので、最適経路探索部15f
は、交差点ネットリストCRNLを参照して最適経路を
探索する際、交差点での180度近い方向変化経路(破
線矢印参照)を外して最適経路を求めるようになってい
る。
【0026】なお、図3に示すような走行方向規制のあ
る十字路交差点CP9 の場合は、同図の如く、複数の交
差点ノードN91〜N96で定義するとともに、所定のリン
ク構成をすることで、実線矢印に示すように交差点ノー
ド間の走行可能方向が関係付けられる。
【0027】経路探索処理 図4と図5は最適経路探索部15fによる経路探索処理
の流れ図、図6は経路探索の説明図であり、以下、これ
らの図に従って経路探索処理を説明する。
【0028】経路探索に際して、操作部14上の経路誘
導キーを用いて経路誘導モードにする。次いで、地図検
索キーを操作し、地図画像描画部15aにより出発地、
目的地それぞれについて所定の地図ディスプレイ画面に
表示し、しかる後、地図スクロールキーを用いて車両位
置マークを出発地、目的地に位置決めし、これら出発
地、目的地を設定する(図4のステップ101)。
【0029】出発地と目的地が設定されると、最適経路
探索部15fは出発地が交差点であるか調べ(ステップ
102)、交差点であれば出発地交差点STPとし(ス
テップ103)、ステップ105以降の処理を行い、交
差点でなければ、最寄りの交差点を出発地交差点STP
とし(ステップ104)、ステップ105以降の処理を
行う。出発地交差点STPが決まれば、最適経路探索部
15fは目的地が交差点であるか調べ(ステップ10
5)、交差点であれば目的地交差点DSPとし(ステッ
プ106)、ステップ108以降の処理を行い、交差点
でなければ、最寄りの交差点を目的地交差点DSPとし
(ステップ107)、ステップ108以降の処理を行
う。
【0030】出発地交差点STP及び目的地交差点DS
Pが決まれば、最適経路探索部15fは検索次数iを0
とし(ステップ108)、i≧1かチェックし(ステッ
プ109)、ここではNOとなるので、第i次交差点に
隣接する交差点が残存するかをCD−ROM11に記憶
してある交差点ネットリストCRNLを参照して調べる
(図5のステップ201)。0次交差点は出発地交差点
STPである。なお、ステップ201では、それまでに
第j次交差点(j=0,1,・・,i)とされたものは
除く。
【0031】隣接交差点が残存すれば、その内、1つの
隣接交差点、例えばA1 について出発地交差点STPか
ら隣接交差点A1 までの累計距離Dを計算する(ステッ
プ202)。Dは出発地交差点STPから第i次交差点
までの距離をd1 、第i次交差点から当該隣接交差点A
1 までの距離d2 とすると、次式 d1 +d2 →D により求まるが、初めi=0のときはd1 =0なのでD
=d2 となる。d2 は出発地交差点STPに係る交差点
ネットリストCRNLに記憶されている。
【0032】次いで、隣接交差点A1 の検索次数が(i
+1)かチェックし(ステップ203)、ここではNO
となるので、当該隣接交差点A1に対応させて、以下の
データ (1)現在着目している第0次交差点STPのシーケン
シャル番号、(2)出発地交差点STPから当該隣接交
差点A1 までの累積距離(Ad1)、(3)当該隣接交
差点A1 の検索次数としての(i+1)=1を記憶部1
5f−1に記憶し(ステップ204)、以降、ステップ
109を経て、ステップ201に戻り、出発地交差点S
TPを対象とした交差点ネットリストCRNLを参照し
て、着目している第0次交差点に隣接する交差点がなお
残存するか調べ、残存すれば同様の処理を繰り返す。こ
の結果、出発地交差点STPの交差点ネットリストに隣
接交差点A1 〜A3 が存在していれば、これらが1次交
差点とされ、累積距離Ad1 〜Ad3 が登録される。
【0033】この際、出発地交差点STPに対し道路上
で隣接する交差点であっても、交差点ネットリストCR
NLに含まれていない交差点A4 に関しては、ステップ
201以降の処理はなされず、走行が禁止されている方
向に隣接する交差点は自動的に無視されることになり、
(i+1)の検索次数は付与されない。
【0034】出発地交差点STPを対象とした交差点ネ
ットリストCRNLに含まれる全ての隣接交差点につき
処理が終わると、最適経路探索部15fは、出発地交差
点STP以外に第0次交差点が存在するか判断し(ステ
ップ205)、存在しないので、続いて目的地交差点D
SPに到達したか、換言すれば第(i+1)次交差点と
した中に目的地交差点DSPが含まれているか判断し
(ステップ206)、まだであれば、iをインクリメン
トして1とする(ステップ207)。そして、ステップ
109でi≧1かチェックし、今度は、YESとなるの
で、ステップ110へ進み、まず、第1次交差点とされ
た内の1つである例えばA1 に着目して、それまでに第
0次交差点、第1次交差点とされた交差点以外で隣接交
差点が存在するか判断する。ここでは、B11,B12,b
13が存在するので、その内の1つ、例えば隣接交差点B
11につき、記憶部15f−1に第2次交差点A1 に対応
して記憶してあるシーケンシャル番号の示す出発地交差
点STP、現在着目している第1次交差点A1 、隣接交
差点B11の各ノードの位置関係と順序から、出発地交差
点STP→第1次交差点A1 →隣接交差点B11の経路に
おける第1次交差点A 1 での走行方向変化角度を計算
し、180度近く(この実施例では一例として140度
以上とする)のUターン経路かチェックする(ステップ
111)。
【0035】NOであれば、ステップ202へ進み、出
発地交差点STPから当該隣接交差点B11までの累積距
離Dを計算する。出発地交差点STPから現在着目して
いる第1次交差点A1 までの累計距離d1 は記憶部15
f−1にAd1 として記憶されており、第1次交差点A
1 から当該隣接交差点B11までの距離d2 は交差点ネッ
トリストCRNLに記憶されているから、 Ad1 +d2 →D により出発地交差点STPから当該隣接交差点B11まで
の累積距離Dが求まる。
【0036】次いで、隣接交差点の検索次数が(i+
1)=2かチェックし(ステップ203)、ここではN
Oなので、当該隣接交差点B11に対応させて、以下のデ
ータ (1)現在着目している第1次交差点A1 のシーケンシ
ャル番号、(2)出発地交差点STPから当該隣接交差
点B11までの累積距離(Bd11)、(3)当該隣接交差
点B11の検索次数としての(i+1)=2を記憶部15
f−1に記憶し(ステップ204)、ステップ109側
に戻って、第1次交差点A1 に係る次の隣接交差点があ
れば、同様の処理を行う。
【0037】なお、ステップ111でYESとなった場
合、交差点STP→第1次交差点A 1 →隣接交差点B11
の経路は走行が禁止されている方向なので、ステップ2
02以降の処理はせずに、そのままステップ110に戻
って、第1次交差点A1 に係る他の隣接交差点の処理を
行う。このように、当該隣接交差点までの経路が180
度近いUターン経路の場合、前述した(1)〜(3)の
データが登録されないので、結果として探索経路から外
されることになる。
【0038】交差点A1 の交差点ネットリストに隣接交
差点B11〜B14が存在しており、B 14は出発地交差点S
TPと同一であれば、該交差点STPはステップ110
で外して処理される。残りのB11〜B13の各処理におい
ては、いずれもステップ111でNOとなったとき、B
11〜B13が2次交差点とされ、累積距離Bd11〜Bd 13
が登録される。
【0039】第1次交差点A1 を対象とした交差点ネッ
トリストCRNLに含まれる全ての隣接交差点につき処
理が終わると、最適経路探索部15fは、他の第1次交
差点が存在するか判断し(ステップ205)、A2 とA
3 が存在するので、内、1つの交差点A2 を新たな第1
次交差点として(ステップ208)、ステップ109以
降の処理を繰り返す。交差点A2 の交差点ネットリスト
に隣接交差点B21〜B 24が存在しており、B24=出発地
交差点STPであれば、ステップ110で外して処理さ
れる。また、B21の処理において、ステップ111でN
Oとなったときは、B21=B13なので、ステップ203
において、隣接交差点B22の次数が既に2となっている
ためYESとなる。これは、先に第1次交差点A1 に隣
接する交差点B13として処理済み(前記(1)〜(3)
のデータが記憶済み)であることを示すが、この場合、
該隣接交差点B13に対応して記憶してある出発地交差点
STPからの累計距離D′=Bd13とステップ202で
求めた距離Dの大小を比較する(ステップ209)。
【0040】D<D′であれば、当該隣接交差点B
13(=B21)に対応して記憶部15f−1に記憶してあ
る、第i次交差点A1 のシーケンシャル番号を現在着目
している第i次交差点A2 のシーケンシャル番号で置き
換えるとともに、累積距離D′をD=Bd21で書き換え
(ステップ210)、以降、ステップ109に戻る。ま
た、D≧D′の場合は、当該交差点B13(=B21)に対
応して記憶部15f−1に記憶してある内容を変更せず
ステップ109に戻る。
【0041】交差点A2 に関して、各隣接交差点に対す
る所定の処理を終えれば、続いて、A3 を第1次交差点
とし、同様の処理を行う。そして、ステップ205にお
いて別の第1次交差点が存在しなくなれば、目的地交差
点DSPに到達したかチェックし(ステップ206)、
まだなので、iをインクリメントして2とする(ステッ
プ207)。次いで、ステップ109でi≧1かチェッ
クするが、今度もYESとなるので、ステップ110へ
進み、まず、第2次交差点とされた内の1つである例え
ばB12に着目して、それまでに第0次交差点、第1次交
差点、第2次交差点とされた交差点以外で隣接交差点が
存在するか判断する。存在すれば、その内の1つ、例え
ば隣接交差点C11につき、記憶部15f−1に第2次交
差点B12に対応して記憶してあるシーケンシャル番号の
示す交差点A1 、現在着目している第2次交差点B12
隣接交差点C11の各ノードの位置関係と順序から、交差
点A1 →第2次交差点B12→隣接交差点C11の経路にお
ける第2次交差点B12での走行方向変化角度を計算し、
180度近くのUターン経路かチェックする(ステップ
111)。
【0042】NOであれば、ステップ202へ進み、出
発地交差点STPから当該隣接交差点C11までの累積距
離Dを計算し、検索次数が3でなれば(ステップ20
3)、隣接交差点C11に対応付させて、第2次交差点B
12のシーケンシャル番号、累積距離D=Cd11、検索次
数3を記憶部15f−1に記憶し(ステップ204)、
ステップ109側に戻って、第2次交差点B12に係る次
の隣接交差点C12があれば、同様の処理を行う。
【0043】若し、ステップ111でYESとなった場
合、交差点A1 →第2次交差点B12→隣接交差点C11
経路は走行が禁止されている方向なので、ステップ20
2以降の処理はせずに、そのままステップ110に戻っ
て、第2次交差点B12に係る他の隣接交差点C12,C13
の処理を行う。
【0044】第2次交差点B12の交差点ネットリストC
RNLに記憶された全ての隣接交差点につき、処理が終
わると、最適経路探索部15fは、他の第2次交差点が
存在するかチェックし(ステップ205)、ここではB
11,B13,B22, 23等が存在するので、これらの内1
つ、例えばB13を新たな第2次交差点としてステップ1
09以降の処理を行う(ステップ208)。
【0045】B13の隣接交差点がC21〜C23であり、C
23はB13に対応付けされたシーケンシャル番号の交差点
1 と一致しているとき、ステップ111では無視され
て、C21とC22につき、個別に、ステップ111以降の
処理がなされる。この内、C 21は先に処理された第2次
交差点B12の隣接交差点C11と同一であるが、その際、
Uターン経路を構成しないとされていれば、(1)〜
(3)のデータが登録済で検索次数が3とされており、
逆に、Uターン経路を構成するとされていれば、これら
のデータは未登録であり、検索次数は付与されていな
い。
【0046】この場合、C21につき、第2次交差点B13
の隣接交差点として処理をするとき、ステップ111
で、第2次交差点B13に対応して記憶してあるシーケン
シャル番号の示す交差点A1 、現在着目している第2次
交差点B13、隣接交差点C21の各ノードの位置関係と順
序から、第2次交差点B13での走行方向変化角度を計算
し、180度近くのUターン経路かチェックして、NO
となれば、出発地交差点STPから当該隣接交差点C21
(=C23)までの累積距離Dを計算する(ステップ20
2)。そして、検索次数が3かチェックする(ステップ
203)。ここで、検索次数が既に3になっていると
き、換言すれば、先に第2次交差点B12の隣接交差点と
して処理したときにUターン経路を構成していなけれ
ば、記憶部15f−1に登録されている累積距離D′と
今回求めたDを大小比較し(ステップ209)、D≧
D′の場合は、記憶部15f−1の内容を変更せずに、
ステップ109に戻り、D<D′であれば、当該隣接交
差点C11に対応して記憶されている、第2次交差点B12
のシーケンシャル番号を現在着目している第2次交差点
13のシーケンシャル番号で置き換えるとともに、距離
D′をDで書き換え(ステップ210)、ステップ10
9に戻る。
【0047】ステップ203で検索次数が3でないと
き、換言すれば、先に第2次交差点B 12の隣接交差点と
して処理したときにUターン経路を構成していれば、隣
接交差点C11(=C12)に対応させて、第2次交差点B
13のシーケンシャル番号、累積距離D=Cd21、検索次
数3を記憶部15f−1に記憶し(ステップ204)、
ステップ109に戻って、第2次交差点B13に係る次の
隣接交差点について、同様の処理を行う。このように、
当該隣接交差点に至る経路が以前に、Uターン経路とし
て排除されていても、当該隣接交差点に至る別の経路が
Uターン経路を構成していなければ、(1)〜(3)の
データが新たに登録される。
【0048】以下、同様の処理を繰り返していき、ステ
ップ206のチェックにおいて、第(i+1)次とされ
た全ての交差点の中に目的地交差点DSPが含まれてい
て、YESと判断されたとき、目的地交差点DSP、該
目的地交差点DSP(m次の交差点とする)に対応して
記憶してある(m−1)次の交差点、該(m−1)次の
交差点に対応して記憶してある(m−2)次の交差点、
・・・、2次の交差点に対応して記憶ある1次交差点、
出発地交差点STPを、出発地側から目的地側に向けた
順序で順次結んで最短経路を決定し(ステップ21
1)、出発地交差点STPから目的地交差点DSPまで
の最適経路を構成するノード列を誘導経路データとして
誘導経路記憶部15gに記憶させて経路探索処理を終了
する(ステップ212)。
【0049】このようにして決定された最適経路には、
図2の交差点ノードN32からN31に向かうような走行禁
止経路や、交差点ノードN32からN41を経由してN42
戻るようなUターン経路が排除されているので、道路R
c やRDd の一方通行、道路RDc からRDb に入る
際の右折禁止、道路RDd からRDa に入る際の右折禁
止等、走行方向の規制に正しく従った経路が得られる。
【0050】経路誘導 最適経路の探索終了後、スタートキーを押圧して、走行
を開始すると、地図画像描画部15aが車両位置検出部
13から入力する車両位置データに基づき、車両位置を
含む地図データをCD−ROM11から読み出し、ビデ
オRAM15cに描画する。一方、誘導経路描画部15
bは車両位置データに基づき誘導経路記憶部15gに記
憶された最適経路データの中から、ビデオRAM15c
に描画されたエリアに入る部分を選び出し、ビデオRA
M15cに誘導経路を所定色で太く強調表示する。
【0051】地図画像描画部15aの読み出し制御を受
けて、読み出し制御部15dはビデオRAM15cに描
画された地図画像の内、車両位置を中心とする1画面分
の地図画像を切り出し、合成部15hへ出力する。ま
た、車両位置マーク発生部15eも所定の車両位置マー
クを発生して合成部15hへ出力する。合成部15hは
強調誘導経路を含む地図画像に車両位置マークを合成
し、ディスプレイ装置12へ出力して、画面に表示させ
る。
【0052】これにより、画面には、出発地交差点ST
Pから目的地交差点DSPへ向かうための走行方向規制
を満した正確な誘導経路が表示されるので、運転者は正
しく所望の目的地に到達することができる。
【0053】なお、図2の交差点ノードN31−N32間の
距離、N41−N42間の距離、N82−N83間の距離をごく
短くしておけば、誘導経路の直線区間が、画面上で折れ
曲がって見えることはない。また、図4のステップ11
1において、180度近くのUターン経路か否かをチェ
ックする際の基準値は140度に限定されるものではな
く、135度や150度など、他の角度を基準値として
もよい。
【0054】また、ダイクストラ法による経路探索は、
目的地交差点DSPを0次の交差点とし、出発地交差点
STPに到達するまで前述と同様の処理を行うことでも
実行できる。
【0055】
【発明の効果】以上本発明によれば、交差点のうち走行
方向規制の有る交差点を複数個の交差点ノードの組み合
わせで定義すると共に、各交差点ノードの交差点ネット
リストに走行不能な方向の隣接交差点ノードを含めない
ようにし、交差点ネットリストを参照して最適経路を探
索すると共に、該探索に際して、走行方向制限のある交
差点で180度近い方向変化があったか判断し、該方向
変化があった場合にはその方向の経路は走行不能経路で
あるとみなして該経路を除外して最適経路を求めるよう
にしたから、走行が禁止された経路を含まない最適経路
を求めることができ、運転者に対する正確な経路誘導が
可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る車載ナビゲータの全体
構成図である。
【図2】走行方向規制のある交差点での交差点ノードの
構成例を示す説明図である。
【図3】走行方向規制のある交差点での交差点ノードの
構成例を示す説明図である。
【図4】最適経路探索部による最適経路探索処理を示す
第1の流れ図である。
【図5】最適経路探索部による最適経路探索処理を示す
第2の流れ図である。
【図6】経路探索の説明図である。
【図7】道路レイヤのデータ構造を示す説明図である。
【図8】交差点ネットリストの説明図である。
【図9】ダイクストラ法の説明図である。
【図10】従来の車載ナビゲータにおける経路探索時の
問題点を示す説明図である。
【符号の説明】
11 地図情報記憶部(CD−ROM) 12 ディスプレイ装置 14 操作部 15 地図表示制御装置 15b 誘導経路描画部 15f 最適経路探索部 15g 誘導経路記憶部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−10299(JP,A) 特開 平5−107073(JP,A) 特開 昭62−91811(JP,A) 特開 平1−173297(JP,A) 特開 平2−184999(JP,A) 特開 平4−372985(JP,A) 特開 平1−173298(JP,A) 特開 昭62−82318(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01C 21/00 G08G 1/0969 G09B 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交差点毎に、該交差点の位置データ、該
    交差点に隣接する交差点、隣接交差点までの距離などを
    含む交差点ネットリストを道路データの一部として有す
    る地図情報を記憶する地図情報記憶手段、交差点ネット
    リストを参照して、出発地から目的地までを結ぶ最適経
    路を探索する最適経路探索手段を有し、運転者に対する
    経路誘導を行うようにした車載ナビゲータにおいて、 交差点のうち走行方向規制の有る交差点を複数個の交差
    点ノードの組み合わせで定義すると共に、各交差点ノー
    ドの交差点ネットリストに走行不能な方向の隣接交差点
    ノードを含めないようにし、 前記最適経路探索手段は、交差点ネットリストを参照し
    て最適経路を探索すると共に、該探索に際して、走行方
    向制限のある交差点で180度近い方向変化があったか
    判断し、 該方向変化があった場合にはその方向の経路は走行不能
    経路であるとみなして該経路を除外して最適経路を求め
    ること、を特徴とする車載ナビゲータ。
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