JPH0785214A - 認識文字修正装置 - Google Patents

認識文字修正装置

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JPH0785214A
JPH0785214A JP5252269A JP25226993A JPH0785214A JP H0785214 A JPH0785214 A JP H0785214A JP 5252269 A JP5252269 A JP 5252269A JP 25226993 A JP25226993 A JP 25226993A JP H0785214 A JPH0785214 A JP H0785214A
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JP
Japan
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data
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display area
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JP5252269A
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English (en)
Inventor
Kazumasa Nakazawa
一政 中澤
Hideo Wakabayashi
英夫 若林
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Japan Digital Laboratory Co Ltd
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Japan Digital Laboratory Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文字認識装置により作成された認識データを
簡単な表示制御のもとで原稿イメージと変換された文字
データを行単位で対応づけて画面に表示し認識データの
確認・修正作業を容易になしうるよう構成した認識文字
修正装置の提供。 【構成】 COU3は格納装置4から原稿1枚分のイメ
ージデータ及び認識データを読み出しワークメモリ5に
記憶する。ワークメモリ5に記憶されている原稿1枚分
のイメージデータを画面の第1の表示領域に表示すると
共にそのイメージデータのうちi行以降を表示装置7の
画面の第2の表示領域に表示し、認識データのうちi行
以降のn行を表示装置7の画面の第3の表示領域に表示
する。カーソルの上下移動により第1及び第2の表示領
域では表示されているイメージデータのうち第3の表示
領域でカーソルがある行に対応する行を反転表示する。
誤認識文字等がある場合はCPU3は修正処理手段を実
行する。1原稿分の修正処理が終わった場合には修正処
理後の認識データで認識データを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は文字認識処理に関し、特
に、文字認識装置により認識され文字コードに変換され
た認識データの修正、或いは認識不能文字の書き込み等
に用いる認識文字修正装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術では文字認識装置・修正装置と
して活字文書や手書き文書の指定された範囲の文字部分
を光学的に読取りイメージデータとし、その中の文字フ
ィールドを切り出して1文字のドットイメージで読取
り、その読み取ったデータを解析してから文字認識用の
辞書から適切な文字を探し出し、その文字を自動的に文
字コード(テキストデータ)に変換した後、それらの文
字コードを画面表示し誤認識文字の修正や認識不能文字
の書き込み等を行うものがある。
【0003】従来例として、 特開平1−302481号公報に開示の光学文字読
取装置では、修正操作を容易にするため文字コードに変
換された文字を表示する際、読取り不能文字の位置に読
取り文字のビデオパターンを表示させている。 また、特開平2−81188号公報に開示の光学文
字読取り装置では、読取り不能の上下の行に参照フィー
ルドを設けて参照文字を表示するようにしている。 また、Mac Reader JAPAN(商品
名)では読取り文字を修正する場合に、カーソル位置で
専用キーを押すことによりその文字のイメージを近くに
表示している。 また、文字認識装置とは異なるが、自動翻訳文書の文章
修正のための表示例として特公平5−10704号に開
示された翻訳表示装置では画面の左右に原文と翻訳文の
文章句を文単位で並列表示し、原文と翻訳文を対照させ
るよう構成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、紙面上
の文書を修正、編集、または利用するために原稿を光学
文字読取装置で読み取った場合に、読取り不能文字や誤
変換文字を上述した上記〜のような従来技術を用い
て認識文字をビデオパターンや参照フィールドに表示す
るだけでは修正箇所やチェック作業が多く、前後の文で
読取り不能文字や誤変換文字を確認するために原稿との
比較作業が多くなり修正作業効率が低下するという欠点
があった。
【0005】本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので
あり、文字認識装置による文書の読取り、文字等の認識
後に作成される認識データを対象として簡単な表示制御
のもとで、原稿イメージと変換された文字データを行単
位で対応づけて画面に表示させて認識データの確認・修
正作業を容易になしうるよう構成した認識文字修正装置
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、下記構成を有する。なお、前述した特公
平5−10704号に開示された翻訳表示装置(以下、
自動翻訳表示装置と記す)と、本発明の認識文字修正装
置とは次の点で異なる。 (1)自動翻訳表示装置では表示画面を2分割し一方に
原文を、他方に翻訳文を並列表示するよう構成している
のに対し、本発明の認識文字修正装置では画面を3分割
するとともにその一及び二を原稿のイメージ表示領域と
し、その三を認識データの表示及び修正入力領域として
いる点で異なる。 (2)また、自動翻訳表示装置では画面の左右に原文と
翻訳文の文章句を文単位で並列表示しているのに対し、
本発明の認識文字修正装置では原稿イメージと認識文字
列を行単位で対応させる点で異なる。 (3)自動翻訳表示装置では表示画面の左右に表示され
る原文データ及び翻訳データは何れも文字コードである
が、本発明の認識文字修正装置では表示されるデータは
イメージデータと文字コードの両者であり、その構成及
び表示原理(及び構成)が文字コードのみを表示する自
動翻訳表示装置の構成及び表示原理(構成)とは異な
る。
【0007】(本発明の構成)第1の発明による認識文
字修正装置は、文字認識装置により読み取られた文書を
イメージデータとして記憶するイメージデータ記憶部
と、該文字認識装置により認識された認識データを格納
する格納装置と、格納装置からのイメージデータに対応
する認識データを記憶する認識データと記憶部と、イメ
ージデータ記憶部からのイメージデータを画面上の第1
及び第2の表示領域に表示し、認識データ記憶部からの
認識データを画面上の第3の表示領域に表示する表示装
置と、修正データを入力する入力装置と、中央処理装置
と、を備え、イメージデータ記憶部からの原稿1枚分の
イメージデータを第1の表示領域に表示し、該イメージ
データのi行目からの所定数の行を第2の表示領域に表
示するイメージデータ表示手段と、認識データ記憶部か
らの認識データのうちの認識文字についてi行目からの
所定数の行を前記第3の表示領域に表示する認識データ
表示手段と、第3の表示領域に表示された認識文字の行
及び文字位置を示すカーソルの動作を制御すると共に、
該カーソルの示す認識文字列の行に対応するイメージデ
ータの行を第1及び第2の表示領域で弁別可能に表示す
るカーソル制御手段と、を有することを特徴とする。
【0008】第2の発明は上記第1の発明の認識文字修
正装置において、更に、第1及び第2の表示領域を一つ
のイメージ表示領域とし、該表示領域にイメージデータ
のi行目からの所定数の行を拡大表示するイメージデー
タ拡大表示手段と、イメージデータ表示手段と上記イメ
ージデータ拡大表示手段とを選択的に動作させる表示切
換え手段と、を有し、表示切換え手段によりイメージデ
ータ拡大表示手段が選択されたとき、カーソル手段が第
3表示領域に表示された認識文字列の行及び文字位置を
示すカーソルの動作を制御すると共に、該カーソルの示
す認識文字列の行に対応するイメージデータの行を前記
一つのイメージ表示領域で弁別可能に表示することを特
徴とする。
【0009】第3の発明の認識文字修正装置は、文字認
識装置により読み取られた文書のイメージデータと対応
する認識データとを格納する格納装置と、格納装置から
のイメージデータ及び認識データを記憶する記憶装置
と、記憶装置からのイメージデータを画面上の第1及び
第2の表示領域に表示し、認識データを画面上の第3の
表示領域に表示する表示装置と、修正データを入力する
入力装置と、中央処理装置と、を備え、原稿1枚分のイ
メージデータを第1の表示領域に表示し、該イメージデ
ータのi行目からの所定数の行を第2の表示領域に表示
するイメージデータ表示手段と、認識データのうちの認
識文字についてi行目からの所定数の行を第3の表示領
域に表示する認識データ表示手段と、第3の表示領域に
表示された認識文字列の行及び文字位置を示すカーソル
の動作を制御すると共に、該カーソルの示す認識文字列
の行に対応するイメージデータの行を第1及び第2の表
示領域で弁別可能に表示するカーソル制御手段と、を有
することを特徴とする。
【0010】第4の発明の認識文字修正装置は、更に、
第1及び第2の表示領域を一つのイメージ表示領域と
し、該表示領域にイメージデータのi行目からの所定数
の行を拡大表示するイメージデータ拡大表示手段と、イ
メージデータ表示手段と上記イメージデータ拡大表示手
段とを選択的に動作させる表示切換え手段と、を有し、
表示切換え手段によりイメージデータ拡大表示手段が選
択されたとき、カーソル手段が第3の表示領域に表示さ
れた認識文字列の行及び文字位置を示すカーソルの動作
を制御すると共に、該カーソルの示す認識文字列の行に
対応するイメージデータの行を前記一つのイメージ表示
領域で弁別可能に表示することを特徴とする。
【0011】
【作用】上記構成により第1及び第3の発明による認識
文字修正装置は、イメージ表示手段によりイメージデー
タ記憶部からの原稿1枚分のイメージデータを第1の表
示領域に表示し、該イメージデータのi行目からの所定
数の行を第2の表示領域に表示し、認識文字列表示手段
により認識データ記憶部からの認識データのうちの認識
文字についてi行目からの所定数の行を前記第3の表示
領域に表示する。次に、カーソル制御手段により第3の
表示領域に表示された認識文字列の行及び文字位置を示
すカーソルの動作を制御すると共に、該カーソルの示す
認識文字列の行に対応するイメージデータの行を第1及
び第2の表示領域で弁別可能に表示する。そして、誤認
識文字等がある場合は認識データ修正処理手段により修
正処理を行い、1原稿分の修正処理が終わった場合には
修正処理後の認識データで認識データを更新する。
【0012】第2及び第4の発明は上記第1及び第3の
発明の認識文字修正装置において、更に、イメージデー
タ拡大表示手段により第1及び第2の表示領域を一つの
イメージ表示領域とし、該表示領域にイメージデータの
i行目からの所定数の行を拡大表示する。そして、表示
切換え手段によりイメージデータ拡大表示手段が選択さ
れたとき、カーソル手段が第3の表示領域に表示された
認識文字列の行及び文字位置を示すカーソルの動作を制
御すると共に、該カーソルの示す認識文字列の行に対応
するイメージデータの行を一つのイメージ表示領域で弁
別可能に表示する。
【0013】
【実施例】図1は本発明の認識文字修正装置の一実施例
であり、本実施例は文字認識装置10と装置を供用して
いる場合である。図1で、1はイメージスキャナ、2は
イメージメモリ、3はCPU(中央演算装置)、4は認
識データ及び/又はイメージメモリ2からのイメージデ
ータを格納する格納装置、5はCPU3による修正処理
等の実行において必要とする各処理手段(プログラ
ム)、認識データ、あるいは設定値ないしパラメータ等
を一時的に記憶するワークメモリ(内部メモリ)、6は
認識辞書ファイルを格納した格納装置、7は表示装置、
8は修正データ(文字)を入力するキーボードを有する
入力装置、9は出力装置(プリンタ)である。
【0014】また、実施例では読み込み手段、イメージ
データ表示手段、認識データ表示手段、イメージデータ
表示切換え手段、カーソル制御手段、認識データ修正手
段、認識データ更新手段等の修正処理手段はプログラム
として格納装置32に記憶されており認識文字修正装置
の起動時に読み出されワークメモリ34に装置が駆動し
ている間保持され、CPU3により適時実行される。
【0015】図2は図1の装置の動作ブロック図であ
り、ブロック21〜24は図1の装置を文字認識装置と
して用いた場合の動作であり、ブロック26,27は図
1の装置を本発明の認識文字修正装置として用いる場合
の動作ブロック図である。本発明の認識文字修正装置で
は、ブロック21〜24の動作により得られた認識デー
タ及びイメージデータを修正ブロック26で表示装置7
の画面に表示しデータの正誤認識と修正入力を行い修正
後の認識データを格納装置4に格納する(ブロック2
7)。
【0016】まず、ブロック21〜24の動作の概要に
ついて述べると、読取りブロック21ではイメージスキ
ャナ1にセットされた原稿を読取り、バッファ単位で読
取りながらイメージメモリ2にイメージデータを記憶す
る。次に、領域設定ブロック22では表示装置7の画面
上に表示された矩形の始点、終点の位置を入力装置8で
指定する。また、認識設定ブロック23、認識ブロック
24では認識辞書データを用いて文字の認識等の認識処
理を行う。
【0017】また、認識文字修正装置による修正ブロッ
ク26の動作に移る場合には、(イ)原稿を1枚読取り
当該原稿の認識処理が終了したあと修正ブロック26で
正誤確認・及び修正入力を行う場合(原稿1枚の読取り
/認識処理ごとに正誤確認・修正処理を行う場合)と、
(ロ)全ての原稿について読取り及び認識処理が終了し
てから、順に正誤確認・修正処理を行う場合がある。
(イ)の場合はイメージデータはイメージメモリ2に記
憶されているものをそのまま用い、認識(文字)データ
は格納装置4に格納されて認識データを読み出して用い
る。(ロ)の場合は格納装置4に格納されている原稿1
枚分のイメージデータと対応する認識データを読み出し
て用いる。なお、修正ブロック26の具体的動作につい
ては後述する(図7参照)。
【0018】図3は本発明の認識文字修正装置の他の実
施例であり、本実施例は認識データの正誤確認/修正入
力を文字認識装置とは独立した装置として行う場合であ
り、文字認識装置により読み込まれたイメージデータ及
び同装置により認識され、変換された認識データを入力
データとする。図3で、31はCPU(中央演算装
置)、32は上記認識データ及びイメージデータを格納
する格納装置(例えば、磁気ディスク)、33は修正デ
ータ(文字コード)を入力するキーボードを有する入力
装置、34は認識データの画面表示可能なテキストへの
展開、イメージデータ、正誤確認・修正処理等の実行に
おいて必要とする各処理手段(プログラム)、或いは設
定値、カウント値等を一時的に記憶するワークメモリ、
35は認識データ及びイメージデータを画面に表示する
表示装置、36は出力装置(プリンタ)である。
【0019】また、実施例では読み込み手段、イメージ
データ表示手段、認識データ表示手段、イメージデータ
表示切換え手段、カーソル制御手段、認識データ修正手
段、認識データ更新手段等の修正処理手段はプログラム
として格納装置32に記憶されており認識文字修正装置
の起動時に読み出されワークメモリ34に装置が駆動し
ている間保持され、CPU3により適時実行される。
【0020】図4は図1及び図3の装置の動作ブロック
図であり、ブロック21〜25は文字認識装置側の動作
ブロックであり、ブロック26,27は図3の認識文字
修正装置の動作ブロックである。本実施例の認識文字修
正装置では、文字認識装置により読み込まれたイメージ
データ及び同装置により認識され、変換され、格納装置
に格納された(ブロック21〜25)認識データを入力
データとする。修正ブロック26では格納装置32から
認識データ及びイメージデータを読み出し表示装置7の
画面に表示しデータの正誤確認と修正入力を行い修正後
の認識データを格納装置32に格納する(ブロック2
7)。なお、ブロック21〜25の動作の概要について
は前述した動作(図1,2の説明参照)と同様であり説
明を省略する。また、ブロック26の具体的動作は前述
の(ロ)の場合と同様であり(後述の図5の説明参照)
説明を省略する。
【0021】図5は画面の表示領域の構成図であり、表
示領域L,Sはイメージ表示領域であり、表示領域Lに
は原稿イメージ全体を表示する。また、表示領域Sには
表示領域Lに表示されている原稿イメージのうちの正誤
確認/修正入力の対象となる行を含む前後数行分を拡大
してイメージ表示する。更に、表示領域Rには正誤確認
/修正入力の対象となる行を含む数行分の認識文字列を
表示する(図11,図12参照)。なお、イメージデー
タの読取りが困難な場合には表示領域L,Sを一つのイ
メージ表示領域S’として、表示領域Sに表示されてい
たイメージ表示行を更に拡大して表示することができる
(図13参照)。
【0022】〈認識データの正誤確認・修正処理及び認
識データの格納〉修正ブロック26ではテキストデータ
の展開、修正画面の表示、イメージデータ及び認識デー
タの表示、カーソル制御、誤認識文字等の修正等の認識
データの修正処理が実行される。図6は修正ブロック2
6及び格納ブロック27の概略フローチャートであり、
図7は修正処理の各実行手段の具体例を示すブロック図
であり、図8はカーソル制御の一実施例を示すフローチ
ャートである。なお、以下の説明は図1の認識文字修正
装置について述べるが、図3の認識文字修正装置につい
てもCPU3をCPU31と、格納装置4を格納装置3
2と、ワークメモリ5をワークメモリ34と、表示装置
7を表示装置35と、入力装置8を入力装置33と、出
力装置9を出力装置36と読みかえることにより同様に
適用できる。
【0023】〈1.データの読み込み〉まず、装置の起
動後ステップS1でCPU3は格納装置4から原稿1枚
分のイメージデータ及び認識データを読み出しワークメ
モリ5に記憶する。この際、認識データ(図10参照)
については表示装置7に表示可能なようにテキストデー
タとして展開して記憶する。
【0024】〈2.データの画面表示〉次に、ステップ
S2でCPU3はイメージデータ表示手段を実行してワ
ークメモリ5に記憶されている原稿1枚分のイメージデ
ータを画面の表示領域Lに表示すると共に、ワークメモ
リ5に記憶されている原稿1枚分のイメージデータのう
ちi行以降を表示装置7の画面の表示領域Sに表示す
る。また、CPU3は認識データ表示手段を実行してワ
ークメモリ5に記憶されている原稿1枚分の認識データ
(テキストデータ)のうちi行以降のn行を図11及び
図12に示すように表示装置7の画面の表示領域Rに表
示する(図11及び図12参照)。なお、iはカウンタ
ー(図示せず)の値(行数)であり、修正画面では最初
i=1として表示領域Dの先頭行にカーソルが位置す
る。ステップS3で表示領域Lに表示されているイメー
ジデータが小さくて判読不能の場合にはステップ4で表
示切換え手段(図7のS12参照)を実行し図13に示
すように表示領域LとSを領域S’として表示領域Sに
表示されていたイメージデータを拡大表示することがで
きる。
【0025】〈3.カーソル移動と反転表示〉ステップ
S5では操作者が認識文字表示領域Rで誤認識文字等
(誤認識文字や、文字の欠落、不要文字の存在をいう、
以下同じ)を見出した場合には操作者はカーソルを上下
移動させて誤認識データのある修正行にカーソルを移動
させる。カーソルの上下移動が行われるとCPU3はカ
ーソル正義を手段(図7のS11及び図8参照)を実行
し、表示領域Lでは表示されているイメージデータのう
ち、表示領域Rでカーソルがある行に対応する行を弁別
するため反転表示する。同様に、表示領域Sでも表示さ
れているイメージデータのうち、表示領域Rでカーソル
がある行に対応する行を反転表示する(図14,15参
照)。なお、表示領域Rに表示される行数≦表示領域S
は表示されている行数≦表示領域Lに表示される行数、
であるため、表示領域Rでカーソルを上方、或いは下方
に移動し続けると表示領域Lに表示されている最初の
行、或いは最後の行までスクロール表示される(図8参
照)。ステップS5でカーソル移動上下により表示領域
Rに順次表示される認識文字行を検査(目視による確
認)し、誤認識文字等がない場合はステップS8に移行
する。
【0026】〈4.修正処理〉誤認識文字等がある場合
はステップS6でCPU3は認識データ修正処理手段
(後述;図7参照)を実行し当該行の修正が全て終了し
た場合はステップS7に移行する。なお、認識データ修
正処理は誤認識文字及びリジェクト文字(認識不能文
字)の変更や削除、文字の追加を内容とする。ステップ
S7では当該行が最終行か否かを判定し、最終行でない
場合はステップS5に戻りカーソル上下移動等を行う。
【0027】〈5.認識データの更新/格納〉最終行の
場合はステップS8でCPU3は認識データ更新処理を
実行し、修正処理後の認識データを更新し格納装置4へ
格納してステップS9に移行する。ステップS9では最
終原稿データか否かを判定し最終原稿データの場合は処
理を終了し、最終原稿データでない場合はステップS1
に戻り次の原稿分のイメージデータ及び認識データにつ
いてステップS1〜S8を繰り返す。
【0028】図7は図6のステップS3〜S9における
修正処理手段の例である。S11は第1のカーソル移動
実行手段であり、ステップS5でカーソルキー(↑・
↓)を押すことにより表示領域Rでカーソルを行単位で
上下移動により前述したように表示領域L,S、または
S’のイメージ行の対応行を反転表示する。カーソル上
下移動の詳細については後述する(図8参照)。S12
は第2のカーソル移動手段であり、ステップS9でカー
ソルキー(←・→)を押すことにより誤認識文字等の位
置にカーソルを位置付けるため表示領域Rでカーソルを
水平方向に移動させる。すなわち、第1のカーソル移動
手段では行単位でカーソルの移動を行うため、行の中の
ある位置の誤認識文字等を修正するためにカーソルを左
右に移動させて修正必要位置にカーソルを位置づける。
【0029】S13は表示切換え手段であり、ステップ
S4において述べたように、イメージデータが小さくて
判読不能の場合などにこのブロックを選択すると、表示
領域LとSを領域S’として表示領域Sに表示されてい
たイメージデータを拡大表示する。
【0030】S14は挿入モード切換え手段であり、ス
テップS7においてこのブロックを選択すると当該行中
に認識文字の欠落部分がある場合に文字の挿入或いは上
書きを行うための挿入モードまたは上書きモードに切換
える。また、同時にカーソル形状も切換える(例えば、
■→□に切換える)。S15は文字入力手段であり、ス
テップS7においてキーボードから設定されている入力
モードで修正または挿入文字の入力を行う。S16は文
字消去手段であり、ステップS7においてカーソルで指
示された1文字を消去する。
【0031】S18はメニュー表示手段であり修正処理
から他の処理に移ろうとする場合に用いるブロックであ
る。メニュー選択をして修正処理から他の処理に移る場
合は修正された認識データの更新を行う。なお、上記S
11〜S17の各実行手段へは操作者が、例えば対応す
るファンクションキー(ファンクションキーは図11に
示すように表示装置の表示部の下段(部分C)に設けら
れている)を押すことにより移行するよう構成できる。
また、図示されていないが、出力装置から書式の出力を
行うことができる。
【0032】図8は第1のカーソル移動手段であるカー
ソル上下制御の一例を示すフローチャートである。図8
で、ステップS11でカーソルを上方に移動させた場合
はステップS1111〜S1116を実行し、下方に移
動させた場合はステップS1121〜S1126を実行
する。ステップS1111ではカーソルが最上行か否か
を判定し、最上行の場合はステップS1112で更に判
定を行い、そうでない場合はステップS1115に移行
する。ステップS1112では現在の修正行より前にデ
ータがあるか否かを判定しデータがある場合はステップ
S1113に移行する。データがない場合はカーソル移
動処理を終了する。
【0033】ステップS1113では表示領域L,S、
またはS’の現在行のイメージデータの反転を解除し、
ステップS1114で表示領域SまたはS’のイメージ
データ及び表示領域Rのテキストデータ(認識データ)
のスクロールUPを行いステップS1130に移行す
る。ステップS1115では表示領域L,S、または
S’の現在行のイメージデータの反転を解除し、ステッ
プS1116でカーソルの上方移動を行いステップS1
130に移行する。ステップS1121では現在の修正
行より後にデータがあるか否かを判定しデータがある場
合はステップS1122に移行する。データがない場合
はカーソル移動処理を終了する。
【0034】ステップS1122ではカーソルが最下行
か否かを判定し、最下行の場合はステップS1123に
移行し、そうでない場合はステップS1125に移行す
る。ステップS1123では表示領域L,S、または
S’の現在行のイメージデータの反転を解除し、ステッ
プS1124で表示領域SまたはS’のイメージデータ
及び表示領域Rのテキストデータ(認識データ)のスク
ロールDOWNを行いステップS1130に移行する。
ステップS1125では表示領域L,S、またはS’の
現在行のイメージデータの反転を解除し、ステップS1
126でカーソルの下方移動を行いステップS1130
に移行する。ステップS1130では表示領域L,S、
またはS’の修正行のイメージデータを反転表示させて
カーソル制御処理を終了する。
【0035】図9は図6の概略フローチャートに基づく
修正処理等の一例を示すフローチャートであり、ステッ
プS101〜S111においてデータの画面表示及びカ
ーソル移動とイメージデータ行の反転表示処理が示さ
れ、ステップS112〜S113に認識データの修正処
理が示され、ステップS115及びS116に認識デー
タの更新/格納処理が示されている。
【0036】図10は認識データの例であり、図11及
び図12はデータの表示例である。図11では表と文字
からなる書式をイメージとして表示領域L及びSに再現
表示し、認識された文字を表示領域Rに表示し、図12
では文字からなる書式をイメージとして表示領域L及び
Sに再現表示し、認識された文字を表示領域Rに表示し
ている。
【0037】図13は図12で表示領域Sの表示が判読
し難いため、表示切換え手段により表示領域LとSを統
合してS’として図11の表示領域Sの表示を拡大表示
した例である。
【0038】図14は表示領域Rのカーソル位置の移動
に対応する表示領域S’に拡大表示されたイメージデー
タの行の反転表示の移動の例である。
【0039】図15は表示領域Rのカーソル位置の移動
に対応する表示領域L,Sに表示されたイメージデータ
の行の反転表示の移動の例である。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明の認識文字修
正装置によれば、確認、修正する文字の行とその前後の
行のイメージデータをみながら作業を行うことができる
ので作業効率が向上する。また、本発明の認識文字修正
装置によれば、認識データの修正をワードプロセッサ等
の文書編集装置で別途修正できるので、大量の文書(例
えば、図書)等のデータベース化などの場合に修正作業
を複数人に分散でき、作業時間の短縮に寄与し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の認識文字修正装置の一実施例である。
【図2】図1の装置の動作ブロック図である。
【図3】本発明の認識文字修正装置の他の実施例であ
る。
【図4】図3の装置の動作ブロック図である。
【図5】画面の表示領域の構成図である。
【図6】前段階(文字認識装置側の処理段階)の概略フ
ローチャートである。
【図7】図6における修正処理手段のブロック図であ
る。
【図8】カーソル上下制御の一実施例を示すフローチャ
ートである。
【図9】図6の概略フローチャートに基づく修正処理等
の一例を示すフローチャートである。
【図10】認識データの例である。
【図11】データの表示例である。
【図12】データの表示例である。
【図13】表示切換え手段によりイメージ表示領域の表
示を拡大表示した例である。
【図14】認識データ表示領域のカーソル位置の移動に
対応するイメージデータ拡大表示領域に拡大表示された
イメージデータの行の反転表示の移動の例である。
【図15】認識データ表示領域のカーソル位置の移動に
対応する2つのイメージデータ表示領域に表示されたイ
メージデータの行の反転表示の移動の例である。
【符号の説明】
2 イメージメモリ(イメージデータ記憶部) 3,31 CPU(中央演算装置) 4,32 格納装置 5,34 ワークメモリ(認識データ記憶部、記憶装
置) 7,35 表示装置 8,33 入力装置 10 文字認識装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字認識装置により読み取られた文書を
    イメージデータとして記憶するイメージデータ記憶部
    と、該文字認識装置により認識された認識データを格納
    する格納装置と、格納装置からの前記イメージデータに
    対応する認識データを記憶する認識データと記憶部と、
    前記イメージデータ記憶部からのイメージデータを画面
    上の第1及び第2の表示領域に表示し、前記認識データ
    記憶部からの認識データを前記画面上の第3の表示領域
    に表示する表示装置と、修正データを入力する入力装置
    と、中央処理装置と、を備え、 前記イメージデータ記憶部からの原稿1枚分のイメージ
    データを前記第1の表示領域に表示し、該イメージデー
    タのi行目からの所定数の行を第2の表示領域に表示す
    るイメージデータ表示手段と、 前記認識データ記憶部からの認識データのうちの認識文
    字についてi行目からの所定数の行を前記第3の表示領
    域に表示する認識データ表示手段と、 前記第3の表示領域に表示された認識文字の行及び文字
    位置を示すカーソルの動作を制御すると共に、該カーソ
    ルの示す認識文字列の行に対応するイメージデータの行
    を第1及び第2の表示領域で弁別可能に表示するカーソ
    ル制御手段と、 を有することを特徴とする認識文字修正装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の認識文字修正装置におい
    て、更に、 前記第1及び第2の表示領域を一つのイメージ表示領域
    とし、該表示領域にイメージデータのi行目からの所定
    数の行を拡大表示するイメージデータ拡大表示手段と、 イメージデータ表示手段と上記イメージデータ拡大表示
    手段とを選択的に動作させる表示切換え手段と、 を有し、 前記表示切換え手段によりイメージデータ拡大表示手段
    が選択されたとき、カーソル手段が第3表示領域に表示
    された認識文字列の行及び文字位置を示すカーソルの動
    作を制御すると共に、該カーソルの示す認識文字列の行
    に対応するイメージデータの行を前記一つのイメージ表
    示領域で弁別可能に表示することを特徴とする認識文字
    修正装置。
  3. 【請求項3】 文字認識装置により読み取られた文書の
    イメージデータと対応する認識データとを格納する格納
    装置と、格納装置からのイメージデータ及び認識データ
    を記憶する記憶装置と、記憶装置からのイメージデータ
    を画面上の第1及び第2の表示領域に表示し、認識デー
    タを前記画面上の第3の表示領域に表示する表示装置
    と、修正データを入力する入力装置と、中央処理装置
    と、を備え、 前記原稿1枚分のイメージデータを前記第1の表示領域
    に表示し、該イメージデータのi行目からの所定数の行
    を第2の表示領域に表示するイメージデータ表示手段
    と、 前記認識データのうちの認識文字についてi行目からの
    所定数の行を前記第3の表示領域に表示する認識データ
    表示手段と、 前記第3の表示領域に表示された認識文字列の行及び文
    字位置を示すカーソルの動作を制御すると共に、該カー
    ソルの示す認識文字列の行に対応するイメージデータの
    行を第1及び第2の表示領域で弁別可能に表示するカー
    ソル制御手段と、 を有することを特徴とする認識文字修正装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の認識文字修正装置におい
    て、更に、 前記第1及び第2の表示領域を一つのイメージ表示領域
    とし、該表示領域にイメージデータのi行目からの所定
    数の行を拡大表示するイメージデータ拡大表示手段と、 イメージデータ表示手段と上記イメージデータ拡大表示
    手段とを選択的に動作させる表示切換え手段と、 を有し、 前記表示切換え手段によりイメージデータ拡大表示手段
    が選択されたとき、カーソル手段が第3の表示領域に表
    示された認識文字列の行及び文字位置を示すカーソルの
    動作を制御すると共に、該カーソルの示す認識文字列の
    行に対応するイメージデータの行を前記一つのイメージ
    表示領域で弁別可能に表示することを特徴とする認識文
    字修正装置。
JP5252269A 1993-09-14 1993-09-14 認識文字修正装置 Pending JPH0785214A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002063375A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Sumitomo Life Insurance Co 業務支援装置および方法

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JP2002063375A (ja) * 2000-08-23 2002-02-28 Sumitomo Life Insurance Co 業務支援装置および方法

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