JP2829186B2 - 光学的文字読取装置 - Google Patents

光学的文字読取装置

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JP2829186B2
JP2829186B2 JP4104215A JP10421592A JP2829186B2 JP 2829186 B2 JP2829186 B2 JP 2829186B2 JP 4104215 A JP4104215 A JP 4104215A JP 10421592 A JP10421592 A JP 10421592A JP 2829186 B2 JP2829186 B2 JP 2829186B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学的文字読取装置に
関し、より詳しくは認識文字に含まれる誤読文字の修正
機能を有する光学的文字読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光学的文字読取装置は、原稿に記入され
た文字を文字コード化した認識文字(認識結果)として
読取るものである。しかしながら、現状では、誤読文字
のない完全な文字認識結果を得ることは困難であるた
め、オペレータによる修正作業を要する。
【0003】その修正作業は、従来、オペレータが認識
結果と原稿とを見比べて、光学的文字読取装置の誤読文
字を1文字づつ修正して行っていた。この修正の方法に
は、一般的なカナ漢字変換を用いて修正する方法と、光
学的文字読取装置が出力した候補文字列からオペレータ
が選択する方法とがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、いずれ
の修正方法でも、認識結果が短い場合にはさほど修正時
間を要さないが、一般文書等の如く長い場合には、文字
数に比例して修正時間を要し、オペレータに負担となっ
ていた。
【0005】また、修正作業が単調であることから、誤
読文字を見逃し易いという問題もあった。
【0006】そこで、本発明は、上記事情に鑑みてなさ
れたものであり、誤読文字の修正を効率的、かつ、確実
に行うことが可能な光学的文字読取装置を提供すること
を目的とする。
【0007】上記目的を達成するために請求項1記載の
発明は、原稿に記入された文字を文字コード化した認識
文字として読取る光学的文字読取装置において、前記認
識文字及びその文字の前記原稿のレイアウトにおけるブ
ロック情報やその文字の辞書タイプ情報を格納する認識
結果格納部と、前記認識文字に含まれる誤読文字のブロ
ック情報と辞書タイプ情報及び修正文字の指定に基づ
き、前記認識結果格納部から前記指定された誤読文字と
同一の文字コードを有する認識文字であって、前記指定
された前記ブロック情報及び辞書タイプ情報と同一の情
報を有する認識文字を検索し、その検索した認識文字を
前記修正文字に置換する修正部とを有することを特徴と
するものである。
【0008】
【0009】また、請求項記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記修正部による置換は、選択され
た置換モードに応じて行うものである。
【0010】
【作用】請求項1記載の発明によれば、一定の形式で記
入された文字を一定の読取装置で読取った場合には、認
識文字にはほぼ一定の誤読文字が含まれる、従って、認
識文字に含まれる1つの誤読文字及び修正文字を指定す
ることにより、修正部は全ての誤読文字(認識文字)を
検索することになる。そして、修正部は、その検索した
認識文字を修正文字に置換する。これにより、オペレー
タが誤読文字を1文字づつ修正する必要がなくなり、誤
読文字の修正を効率的、かつ、確実に行うことが可能と
なる。また、置換対象文字のブロック位置や文字の辞書
タイプを指定できるので誤読文字の特定がより正確にな
る。
【0011】
【0012】請求項記載の発明によれば、認識文字に
含まれる誤読文字が一定しているか否かに応じて置換モ
ードを選択することにより、より効率の良い修正が可能
となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0014】図1は本発明の光学的文字読取装置の一実
施例を示す概略構成図である。
【0015】本装置は、原稿10のイメージを検出する
スキャナ1と、その検出された原稿イメージから文字パ
ターンを切出すと共に、その切出した文字パターンの属
性情報を検出する文字切出し部2と、文字切出し部2が
切出した文字パターンについて文字認識処理を行い文字
コード化した認識文字を得る認識部3と、認識文字,属
性情報を含む認識結果を格納する認識結果格納部4と、
認識文字に含まれる誤読文字を修正するための修正部5
と、同じく誤読文字を修正するためのキーボード,マウ
ス等を備えた入力部6及びCRTディスプレイの如き表
示部7とを有して構成されている。
【0016】次に、上記各部の詳細を説明する。
【0017】前記スキャナ1は、原稿10上に光を照射
する光源と、原稿10からの反射光を受けて電気信号に
変換する光電変換素子とを備え、原稿10全体を光学的
に走査して原稿イメージを検出するものである。
【0018】前記文字切出し部2は、スキャナ1が検出
した原稿イメージから1文字毎に文字パターンを切出す
と共に、その切出した文字パターンの属性情報を検出
し、切出す前の原稿イメージと共に各文字パターン及び
その属性情報を認識部3に出力するようになっている。
文字切出し部2が検出する属性情報には、例えば、文字
パターンの位置(座標),文字パターンのサイズ(横,
縦),辞書タイプ(活字,手書き),特徴ベクトル(n
次元のベクトル)等がある。
【0019】前記認識部3は、候補文字パターンを格納
する候補文字メモリを備え、文字切出し部2が切出した
文字パターンについて文字認識処理を行い、候補文字列
を出力するものである。ここで行う文字認識処理として
は、例えば重ね合わせ法(パターンマッチング法)によ
り行われる。すなわち、原稿イメージから切出した文字
パターンと候補文字メモリに格納している候補文字パタ
ーンとを照合して類似度値を演算して求め、類似度値の
最も大きい第1候補文字から順に第n候補文字まで複数
の候補文字を決定するものである。なお、ここでの文字
認識処理は、パターンマッチング法に限定されず、他の
方法を用いてもよい。
【0020】前記認識結果格納部4は、認識ファイル,
候補ファイル及びイメージファイルから構成されてい
る。認識ファイルには、認識部3による認識文字(文字
コード)と共に、文字切出し部2により検出された属性
情報がその認識文字に関連付けて格納される。また、候
補ファイルには、認識部3が決定した候補文字列が格納
される。また、イメージファイルには、1原稿分のイメ
ージ(図,写真等の部分イメージを含む)が格納され
る。そして、誤読文字の修正作業には、認識ファイル及
び候補ファイルが用いられる。なお、行イメージファイ
ルを設けて、原稿10の行毎のイメージをこの行イメー
ジファイルに格納しておいてもよい。
【0021】前記修正部5は、この装置の各部の制御を
司ると共に、後述する表示制御,誤読文字の検索処理,
置換処理等を行うCPU50と、このCPU50に接続
された誤読文字メモリ51,修正文字メモリ52,プロ
グラムメモリ53を具備している。
【0022】誤読文字メモリ51及び修正文字メモリ5
2は、CPU50の制御の下に、入力部6にて選択(入
力)された誤読文字又は修正文字(正解文字)をそれぞ
れ格納するものである。また、プログラムメモリ53に
は、誤読文字を修正するための動作プログラムが格納さ
れている。CPU50はその動作プログラムに従って動
作するものである。
【0023】CPU50が行う表示制御について説明す
る。
【0024】CPU50は、認識結果格納部4の各ファ
イルに格納した認識結果(認識文字,原稿イメージ等)
から所定のフォーマットで作成した修正画面(後述)を
表示制御により表示部7に表示するものであり、修正条
件(検索,置換条件)の設定段階においては、修正条件
設定画面(後述)を表示制御により表示部7に表示する
ものである。
【0025】その修正画面の一例を図2に示す。同図の
画面の右上には原稿10のレイアウト70が表示され、
同図の画面の中央にはカーソル(例えば青色)71が現
在表示されているブロック72a及びそれに続く他のブ
ロック72bの内容が表示され、画面下にはカーソル7
1が現在表示されている行イメージ73が表示され、画
面右下には画面中央に表示されたブロック72に重なる
ようにウインドウが開かれ候補文字列74が重畳表示さ
れる。なお、行イメージ73は、CPU50により認識
結果格納部4のイメージファイルに格納されている原稿
イメージから対応する行イメージが切出されて表示され
る。同図は、具体的にはカーソル71はレイアウト70
中斜線を施したブロック72a中の文字「ヰ」の下に表
示され、行イメージ73として「2.日本語テヰストリ
ー」が表示され、候補文字列74として、第1候補文字
は「ヰ」、第2候補文字は「キ」、第3候補文字は
「午」、第4候補文字は「中」、第5候補文字は
「ギ」、第6候補文字は「半」が表示されている状態を
示している。
【0026】また、修正条件設定画面の一例を図3に示
す。同図に示す画面の枠内には上から順に置換対象文字
(誤読文字)「ヰ」、修正文字(正解文字)「キ」、属
性指定(有効,無効)、ブロック(全ブロック,現在の
ブロック)、パターンサイズ(横,縦)、辞書タイプ
(有り,無し,活字,手書き,活字・手書き)、特徴ベ
クトルマッチング(有り,無し)、置換モード(確認置
換,強制置換)、確認キー(YES,NO)が表示され
ている。同図は、誤読文字「ヰ」を修正文字「キ」に変
更することを示している。また、同図中、二重丸の印の
中央の円内が黒塗りとなっているものは、それが指定さ
れていることを示している。従って、同図は、属性指定
は有効が選択され、検索,置換対象のブロックは全ブロ
ックが選択され、パターンサイズは横縦共に5mm±1
mm以内が入力され、辞書タイプは有り及び活字が選択
され、特徴ベクトルマッチングは有りが選択され、置換
モードは確認置換が選択されている状態を示している。
【0027】CPU50が行う検索処理(サーチ処理)
について図3を参照して説明する。
【0028】図3に示す画面上で、オペレータによる入
力部6のマウス又はキーボードの操作により、各属性情
報の選択等ができるようになっている。入力部6にて検
索条件として誤読文字,修正文字が指定されており、属
性指定は無効が選択されている場合、CPU50は誤読
文字と同一の文字コードを有する認識文字を認識結果格
納部4の認識ファイルから検索するものである。また、
入力部6にて検索条件として誤読文字,修正文字が指定
されており、属性指定は有効が選択されている場合、そ
の指定された誤読文字と同一の文字コードを有する認識
文字であって、指定された属性情報と同一(一定の範囲
内での同一を意味する)の属性情報を有する認識文字を
認識結果格納部4の認識ファイルから検索するものであ
る。
【0029】CPU50の検索処理をより具体的に説明
すると、検索,置換対象の「ブロック」については、全
ブロック内が選択されている場合は、原稿内の全てのブ
ロック内について認識文字(誤読文字)を検索し、現在
のブロック内が選択されている場合は、現在カーソル7
1が表示されているブロック内について検索する。ま
た、「パターンサイズ」については、入力されたパター
ンの横及び縦のサイズに該当する認識文字を検索する。
従って、倍角,全角,半角等の基本文字サイズについて
は、このパターンサイズを入力することにより、対応で
きる。なお、倍角,全角,半角等の基本文字サイズを選
択できるようにしてもよい。また、「辞書タイプ」につ
いては、辞書タイプ有りが選択され、更に活字,手書き
又は活字・手書きのいずれかが選択されている場合は、
そのタイプを有する認識文字を検索し、辞書タイプ無し
が選択された場合は、タイプによる検索は行わない。ま
た、「特徴ベクトルマッチング」については、有りが選
択されている場合は、誤読文字が有する特徴ベクトルと
他の認識文字が有する特徴ベクトルとの比較例えば単純
マッチングを行い、その結果がある値(例えば80%)
以上となった認識文字は誤読文字と特徴ベクトルが同一
と判断し、無しが選択されている場合は、この特徴ベク
トルの比較は行わない。
【0030】CPU50が行う置換処理について図3を
参照して説明する。
【0031】置換モードには、確認置換と強制置換との
2種類がある。CPU50は、これらの置換モードにう
ち入力部6にて選択された置換モードにより置換処理を
行うものである。すなわち、図3に示す修正条件設定画
面上で、確認置換が選択されている場合は、前記検索処
理により誤読文字を検索する毎にオペレータに置換の要
否の確認を行い、置換を要するとされたもののみを修正
文字に逐次置換(検索−確認−置換)する。また、強制
置換が選択されている場合は、前記検索処理により検索
した誤読文字をオペレータに対する確認を行わずに、修
正文字に強制的に置換(検索−置換)する。この場合も
検索処理と同様に、CPU50は、入力部6にて検索領
域(ブロック)が選択されている場合は、そのブロック
のみについて置換処理を行うものである。
【0032】次に、本実施例の動作を図4に示すフロー
チャートに従い、誤読文字「ヰ」を修正文字「キ」に置
換する場合を例に挙げて説明する。
【0033】本装置が読取対象とする原稿10は、一定
の形式(活字印字等)で文字が記入されているものとす
る。
【0034】まず、スキャナ1が、原稿10のイメージ
を検出する。次に、文字切出し部2は、スキャナ1が検
出した原稿イメージから1文字毎に文字パターンを切出
すと共に、その切出した文字パターンの属性情報を検出
し、認識部3に出力する。認識部3は、文字切出し部2
から出力された文字パターンについて文字認識処理を行
い、認識結果(認識文字,候補文字列,属性情報及び原
稿イメージ等)を認識結果格納部4に出力する。認識結
果格納部4は、出力された認識結果(認識文字,候補文
字列,属性情報及び原稿イメージ等)を格納部4内の対
応する各ファイルに格納する。
【0035】修正部5のCPU50は、プログラムメモ
リ53に格納されている動作プログラムに従い、表示制
御,検索処理,置換処理を実行する。まず、CPU50
は、認識結果格納部4の各ファイルに格納した認識結果
から所定のフォーマットで作成した図2に示すような修
正画面を表示制御により表示部7に表示する。
【0036】ここで、オペレータは、表示部7に表示さ
れた認識結果と、原稿10とを見比べて、最初の誤読文
字「ヰ」を発見する(S1)。
【0037】オペレータは、その発見した誤読文字
「ヰ」にポインタを合わせてクリック操作をする。CP
U50は、そのクリック操作に基づき、図2に示すよう
に、表示部7に表示されている誤読文字「ヰ」の下にカ
ーソル71を表示し、認識結果格納部4の候補ファイル
からその誤読文字「ヰ」に対応する候補文字列74を検
索して表示部7に重畳表示する。
【0038】次に、オペレータは、候補文字列74中に
修正文字(正解文字)があるか否かを判断する。画面に
表示されている第1乃至第6候補文字に修正文字がなけ
れば、スクロール表示,ページめくり表示等により第7
乃至第n候補文字まで表示させる。本例では候補文字列
74中に修正文字(正解文字)があるので、オペレータ
は、入力部6のマウスを操作してポインタをその修正文
字「キ」に合わせてクリック操作をする。CPU50
は、そのクリック操作に基づき、選択された候補文字
「キ」を白黒反転表示する。なお、候補文字列74中に
修正文字がなければ、オペレータは、一般的な修正方法
(カナ漢字変換)により修正文字「キ」を入力する。
【0039】次に、修正文字「キ」の選択又は入力が終
了すると、オペレータは、表示画面上の候補文字列74
の下側に表示されている「置換」にポインタを合わせて
クリック操作をする。CPU50は、そのクリック操作
に基づき、カーソル71が示す誤読文字「ヰ」の1文字
のみを修正文字「キ」に置換して修正する。なお、候補
文字列74から修正文字「キ」を選択した際に、ダブル
クリック操作により修正文字「キ」の選択と置換指示と
を兼ねてもよい(S2)。
【0040】次に、オペレータが、入力部6のキーボー
ド上のPFキーを押下する。
【0041】CPU50は、PFキーが押下され、か
つ、条件αが真か否かを判断する(S3)。この「条件
α」とは、カーソル71が示す認識文字(修正済も含
む)とその時の候補文字列74の第1候補文字とが異な
る場合をいう。
【0042】PFキーが押下され、かつ、条件αが真で
ある場合は、CPU50は、誤読文字メモリ51に誤読
文字(文字コード)「ヰ」を格納し、修正文字メモリ5
2に修正文字(文字コード)「キ」を格納する(S
4)。
【0043】次に、CPU50は、PFキーの押下に基
づき、図3に示すような修正条件設定画面を表示する。
オペレータは、入力部6のマウス又はキーボードを操作
して、図3に示す画面上で、属性指定の選択、検索,置
換対象のブロックの選択、パターンサイズの入力、辞書
タイプの選択、特徴ベクトルマッチングの選択、置換モ
ードの選択を行う。また、ここで修正文字を変更したい
場合は、入力部6のマウス又はキーボードの操作により
表示されている修正文字を他の修正文字に変更する。こ
こでは、図3に示すように、属性指定は有効が選択さ
れ、検索,置換対象のブロックは全ブロックが選択さ
れ、パターンサイズは横縦共に5mm±1mm以内が入
力され、辞書タイプは有り及び活字が選択され、特徴ベ
クトルマッチングは有りが選択され、置換モードは確認
置換が選択されたとする。
【0044】修正条件の設定が終了した後は、オペレー
タは、入力部6のマウスを操作してポインタを図3に示
す「YES」の位置に合わせてクリック操作をする(S
5)。
【0045】CPU50は、そのクリック操作に基づ
き、表示部7の表示制御により図2に示すような修正画
面を再び表示し、図3で設定された修正条件に従い、検
索処理,置換処理を行う。
【0046】CPU50は、認識結果格納部4の認識フ
ァイル内を現在のカーソル71の位置からファイルエン
ドまで、誤読文字メモリ51に格納した誤読文字「ヰ」
と同一の文字コードを有する認識文字であって、修正条
件設定画面で設定された属性情報と同一の属性情報を有
する認識文字を全ブロックに対して検索する(S6)。
CPU50は、選択された置換モード(確認置換)に基
づき、その誤読文字「ヰ」を検索すると、オペレータに
置換の要否を確認する(例えば表示画面にその旨を表示
する)。オペレータは、置換を要すると判断した場合
は、置換要求操作(例えばリターンキーを押下する)を
行う。CPU50は、その置換要求操作に基づき、その
検索した誤読文字「ヰ」を修正文字メモリ52に格納し
た修正文字「キ」に置換する(S7)。このようにして
検索,確認,置換をファイルエンドまで逐次実行すると
(S8)、スタートに戻り、カーソル71は元の位置
(図2に示す位置)に戻る。表示部7の表示画面には、
CPU50による表示制御により、上記検索,置換処理
の過程がオペレータに分かるように、カーソル71の移
動する様子や誤読文字が置換される様子が表示される。
そして、検索,確認,置換がファイルエンドまで終了す
ると、指定したブロック72a内の誤読文字「ヰ」の全
てが修正文字「キ」に置換されて表示部7に表示され
る。
【0047】このような上記実施例の光学的文字読取装
置によれば、認識文字のうちで1つの誤読文字を発見し
て修正し、修正条件を設定するだけで、他の誤読文字を
確認的又は強制的に修正文字に置換できるので、誤読文
字の修正を効率的、かつ、確実に行うことができる。
【0048】なお、本発明は上記実施例に限定されず、
その要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施できる。
例えば、検索情報である属性情報は、フォント,基本文
字サイズ(倍角,全角,半角)等を用いてもよい。例え
ば、ゴシック体のロゴは明朝体のロゴと比較して誤り易
い場合に、このようなフォントを指定して置換対象を限
定することにより、効率の良い検索,置換処理が行え、
オペレータの負担が軽くなるという効果が得られる。ま
た、置換対象を1文字に限らず、置換対象を検索する際
の文字範囲を「東之太郎」の如く指定し、更に置換対象
文字の位置を「東」の後で、かつ、「太郎」の前の如く
指定して、誤読文字「之」を修正文字「芝」に置換して
もよい。また、誤読文字「束」を含む単語「束芝」単位
で「東芝」に置換してもよい。このように行うことによ
り、置換すべき誤読文字を正確に特定でき、強制置換が
行える機会が多くなって、効率的な修正ができるように
なる。また、ドットプリンタ,レーザープリンタ等の印
字装置の種類により、置換対象を特定してもよい。
【0049】
【発明の効果】以上詳述した請求項1記載の発明によれ
ば、オペレータが誤読文字を1文字づつ修正することが
なくなるため、誤読文字の修正を効率的、かつ、確実に
行うことが可能な光学的文字読取装置を提供することが
できる。また、修正部は誤読文字の含まれるブロックや
文字の辞書タイプをも考慮して誤読文字を検索して置換
するので、置換対象の誤読文字のより正確な特定が可能
となる。
【0050】
【0051】また、請求項記載の発明によれば、認識
文字に含まれる誤読文字が一定しているか否かに応じて
置換モードを選択できるので、請求項1記載の効果に加
え、より効果の良い修正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学的文字読取装置の一実施例を示す
概略構成図である。
【図2】本実施例の表示部における修正画面の一例を示
す図である。
【図3】本実施例の表示部における修正条件設定画面の
一例を示す図である。
【図4】本実施例の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 文字切出し部 3 認識部 4 認識結果格納部 5 修正部 6 入力部 7 表示部 10 原稿

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿に記入された文字を文字コード化し
    た認識文字として読取る光学的文字読取装置において、
    前記認識文字及びその文字の前記原稿のレイアウトにお
    けるブロック情報やその文字の辞書タイプ情報を格納す
    る認識結果格納部と、前記認識文字に含まれる誤読文字
    のブロック情報と辞書タイプ情報及び修正文字の指定に
    基づき、前記認識結果格納部から前記指定された誤読文
    字と同一の文字コードを有する認識文字であって、前記
    指定された前記ブロック情報及び辞書タイプ情報と同一
    の情報を有する認識文字を検索し、その検索した認識文
    字を前記修正文字に置換する修正部とを有することを特
    徴とする光学的文字読取装置。
  2. 【請求項2】 前記修正部による置換は、選択された置
    換モードに応じて行うものとする請求項1記載の光学的
    文字読取装置。
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