JPH0784769A - 作業シーケンスプログラム作成方法 - Google Patents

作業シーケンスプログラム作成方法

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JPH0784769A
JPH0784769A JP5230593A JP23059393A JPH0784769A JP H0784769 A JPH0784769 A JP H0784769A JP 5230593 A JP5230593 A JP 5230593A JP 23059393 A JP23059393 A JP 23059393A JP H0784769 A JPH0784769 A JP H0784769A
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teaching
command
work
sequence program
robot
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JP5230593A
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Yasuyuki Nakada
康之 中田
Mitsuru Shiraishi
満 白石
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロボットの操作に習熟していない人でも効率良
くかつ正確に作業シーケンスプログラムを作成できるよ
うにする。 【構成】 一連の教示コマンドからなる教示シーケンス
プログラムを作成し(1)、教示シーケンスプログラム
から教示コマンドを順に読出し(2)、各教示コマンド
を実行して作業コマンドを生成し(3)、作業コマンド
を順に記憶部に格納する(4)ことにより、一連の作業
コマンドからなる作業シーケンスプログラムを作成す
る。教示コマンド実行においては、操作者に対するメッ
セージに従って(31 )、教示データを入力装置から受
け取り(32 )、教示データをロボットに対し直接教示
し(33 )、教示データをオペランドとする作業コマン
ドを組み立て、動作確認のためこの作業コマンドにより
ロボットの制御を実行させる(34 )。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、作業用ロボットをシー
ケンス制御するための作業シーケンスプログラムを作成
する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の作業シーケンスプログラムは、
一連の作業コマンドにより構成されている。プログラム
作成を容易にするために、複数の作業コマンドを1つに
まとめたマクロ命令が用いられている(特開昭61−2
69709号公報)。作業コマンドや作業マクロコマン
ドは、いずれもオペレーション部とオペランド部とから
なる。例えば、ロボットのアームを位置P1へ移動させ
る作業コマンドは、MOVE P1と表され、オペレー
ション部MOVEと、オペランド部P1とからなる。オ
ペランド部には、目標位置や押圧力等の具体的な数値を
必要とする。この数値は、ティーチングボックスを用い
てキー入力したり、ロボットのアーム、ハンド及びフィ
ンガー等を手動で移動させて目標位置や移動軌跡をロボ
ットに直接教示したりして、得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】マクロコマンドを使用
すればプログラムのステップ数を低減することができる
が、マクロコマンドの使用不使用に関わらず、各コマン
ド毎に教示データを与える必要があるので、作業シーケ
ンスプログラムの作成が容易でなく、ロボットの操作に
習熟した人でないと、プログラム作成効率が悪く、か
つ、プログラム作成ミスが生じやすい。
【0004】本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、ロボットの操作に習熟していない人でも効率良くか
つ正確に作業シーケンスプログラムを作成することが可
能な作業シーケンスプログラム作成方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段及びその作用】図1は、本
発明に係る作業シーケンスプログラム作成方法の原理構
成を示す。以下、括弧内の数値は図中のステップ識別番
号を表す。この作業シーケンスプログラム作成方法は、
次のようなステップ(1)〜(4)により一連の該作業
コマンドからなる作業シーケンスプログラムを作成す
る。
【0006】(1)一連の教示コマンドからなる教示シ
ーケンスプログラムを作成する。ここに教示コマンドと
は、ロボットを制御する1つ以上の作業コマンドを確定
するために該作業コマンドのオペランドである教示デー
タを操作者に決定させるものである。 (2)該教示シーケンスプログラムから該教示コマンド
を順に読出す。
【0007】(3)各該教示コマンドを実行して、該作
業コマンドを生成する。該教示コマンド実行において
は、(31 )該教示コマンドの一内容が、操作者に対す
るメッセージであればこれを表示装置に表示させ、(3
2 )該教示データを入力装置から得ることを指示するも
のであれば該入力装置から該教示データを受け取り、
(33 )該教示データをロボットに対する直接教示によ
り得ることを指示するものであれば該ロボットの状態を
検出し、(34 )該ロボットの制御動作確認のため該ロ
ボットに対する制御を指示するものであれば該教示デー
タをオペランドとする該作業コマンドを組み立て、該作
業コマンドにより該ロボットの制御を実行させる。
【0008】(4)該作業コマンドを順に記憶部に格納
する。本発明によれば、第1段階では、オペランドが未
決定の教示コマンドを用いて教示シーケンスプログラム
を作成すればよく、また、このプログラムを実行する第
2段階では、操作者に対するメッセージに従って教示デ
ータを与え、ロボットの制御動作を確認するようになっ
ているので、ロボットの操作に習熟していない人でも効
率良くかつ正確に作業シーケンスプログラムを作成する
ことが可能である。
【0009】本発明の第1態様では、上記ステップ1を
次のようなステップ11〜14で構成している。 (11 )作業要素名で識別される教示コマンド群を複
数、予めライブラリに登録しておく。 (12 )該作業要素名を作業順に選択する。 、(13 )該作業要素名の各選択に応答して、該作業要
素名で識別される該教示マンド群を該ライブラリから読
出す。
【0010】(14 )選択順に該教示マンド群を並べ
る。この第1態様によれば、作業コマンド群に対応した
作業要素名を順に選択することにより、教示プログラム
が作成されるので、教示プログラムの作成が容易とな
る。本発明の第2態様では、上記教示シーケンスプログ
ラム中の教示コマンド群と、該教示シーケンスプログラ
ムを実行して得られた上記作業シーケンスプログラム中
の作業コマンド群とを対応させ、該教示コマンド群中の
教示コマンドのオペランド部を固定してもよいものは該
教示コマンドを該作業コマンド群中の作業コマンドで置
換し、教示コマンド間の教示データに一定の関係式があ
ればオペランドを該関係式で表した作業コマンドで、該
作業コマンドに対応した該教示コマンドを置換すること
により、新たな教示コマンド群を作成して、該教示コマ
ンド群を上記ライブラリに登録する。
【0011】この第2態様によれば、簡単な操作で、教
示コマンド群に与えるべき教示データの数を低減できる
ので、作業シーケンスプログラムをより効率良く作成
し、かつ、作成ミスを低減することができる。
【0012】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。一連の作業コマンドからなる作業シーケンスプロ
グラムは、2段階で作成する。第1段階では、図2
(A)に示す教示シーケンスプログラム作成装置10を
用いて教示シーケンスプログラムを作成し、第2段階で
は、図2(B)に示す作業シーケンスプログラム作成装
置20を用いて教示シーケンスプログラムを実行させる
ことにより、作業シーケンスプログラムを作成する。
【0013】[1]教示シーケンスプログラムの作成 作業要素選択部11は、コンソールであり、その記憶部
には図3に示す如くn個の作業要素名WE1〜WEnが
格納され、これらを表示装置に表示させて、キーボード
やマウス等の入力装置を介し操作者Mに作業要素名を選
択させる。作業要素名は、例えば、「キーの押下」や
「治具の把持」等であり、プログラムに不慣れな人にも
作業内容が分かり易いようにしている。一方、教示コマ
ンド群ライブラリ記憶部12には、作業要素名WE1〜
WEnで識別される教示コマンド群CG1〜CGnが予
め登録されている。教示シーケンスプログラム生成部1
3は、作業要素選択部11で選択された作業要素名WE
iに応じて、教示コマンド群ライブラリ記憶部12から
教示コマンド群CGiを読出し、これを教示シーケンス
プログラム記憶部14に格納させる。
【0014】このような処理を繰り返すことにより、一
連の教示コマンド群からなる教示シーケンスプログラム
が教示シーケンスプログラム記憶部14に格納される。
図4は、ロボットによるキー押下処理を1つの作業要素
とし、これを4つの教示コマンドからなる教示コマンド
群で表した例を示す。このキー押下処理は、最終的には
次のような作業コマンド群を用いて行うことができる。
【0015】(2−1)MOVE P1 :ロボットの
フィンガーをキーKの真上の位置P1へ移動させる。 (2−2)MOVE P2 :ロボットのフィンガーを
下方のキートップ位置P2へ移動させる。 (2−3)PRESS F1:一定の力F1でキーKを
押下する。
【0016】WAIT t1 :この状態で時間t1が
経過するのを待つ。 PRESS 0 :押圧力を0にする。 (2−4)MOVE P3 :ロボットのフィンガーを
上方の位置P3へ移動させる。 ロボット制御動作を確定するためには、オペランドであ
るP1、P2、P3、F1及びt1を決定する必要があ
る。これらオペランドは、ロボットに教示すべきデー
タ、すなわち教示データである。
【0017】第1段階では、上記(2−1)〜(2−
4)に対応した次のような4ステップからなるキー押下
教示コマンド群を作成する。 (1−1)目標位置教示コマンド(P1) (1−2)目標位置教示コマンド(P2) (1−3)押圧教示コマンド(F1,D1) (1−4)目標位置教示コマンド(P3) 各教示コマンドは、作業コマンドのオペランドを決定し
て作業コマンドを確定するためのものである。1つの教
示コマンドは、複数のステップからなり、教示用のマク
ロコマンドと言うことができる。
【0018】図5は目標位置教示コマンドの内容を示
し、図6は押圧教示コマンドの内容を示し、図7は把持
教示コマンドの内容を示し、図8は移動軌跡教示コマン
ドの内容を示し、図9は押圧・目標位置教示コマンドの
内容を示す。これらの教示コマンドの内容は、以下の第
2段階での処理において説明する。 [2]作業シーケンスプログラムの作成 図2(B)において、教示シーケンスプログラム実行部
21は、教示シーケンスプログラム記憶部14に格納さ
れた一連の教示コマンドから教示コマンドを順に1つず
つ読出し、各教示コマンドを解釈実行する。コンソール
22は、教示シーケンスプログラム実行部21からのメ
ッセージデータをその表示装置に表示して、操作者Mに
対しキーボード等からの教示データの入力やロボットに
対する直接教示を促す。ロボット制御部23は、教示シ
ーケンスプログラム実行部21から与えられた作業コマ
ンドに応答して、ロボット24を制御する。位置・軌跡
検出部25は、ロボット24に対する直接教示データを
得るために、ロボット24のアーム、ハンドやフィンガ
ー等の位置及び軌跡を検出する。作業シーケンスプログ
ラム生成部26は、教示シーケンスプログラム実行部2
1からの作業コマンドのオペレーション部、コンソール
22から教示シーケンスプログラム実行部21を介して
供給される入力データ、及び、教示シーケンスプログラ
ム実行部21からの指示に基づいて位置・軌跡検出部2
5の検出データ(直接教示データ)を読取ったものか
ら、作業コマンドを組み立て、これを順に作業シーケン
スプログラム記憶部27に格納させる。
【0019】次に、図5に示す目標位置教示コマンドが
作業シーケンスプログラム作成装置20によりどのよう
に処理されるかを説明する。以下、括弧内の数値は、図
中のステップ識別番号を表す。 (30)教示シーケンスプログラム実行部21は、以下
の直接教示を操作者Mに指示するためのメッセージを、
コンソール22へ供給する。コンソール22は、これに
応答して、その表示装置にメッセージを表示させる。
【0020】(31)教示シーケンスプログラム実行部
21は、作業シーケンスプログラム生成部26へ、作業
コマンドのオペレーション部MOVEを与え、かつ、作
業コマンドのオペランド部は直接教示で得られる目標位
置Pであることを通知する。操作者Mは、メッセージに
したがってロボット24を手動操作し、例えばロボット
24のフィンガーが目標位置に達したとき、コンソール
22上のエントリーキーを押下する。
【0021】(32、33)作業シーケンスプログラム
生成部26は、エントリーキーがオンになった時点で、
位置・軌跡検出部25で検出された位置を目標位置Pと
して読込み、これを記憶する。 (34、35)教示シーケンスプログラム実行部21
は、コンソール22に確認のメッセージを供給する。操
作者Mがこれに応答して、コンソール22上のGOキー
を押下すると、作業シーケンスプログラム生成部26は
作業コマンドMOVE Pを組み立て、これを作業シー
ケンスプログラム記憶部27に格納し、作業コマンドが
確定したことを教示シーケンスプログラム実行部21に
通知し、目標位置教示コマンドの処理を終了する。操作
者Mがコンソール22上のNGキーを押下すると、上記
ステップ31へ戻る。
【0022】次に、教示シーケンスプログラム実行部2
1での一般的な処理を、図10に基づいて説明する。 (40)教示シーケンスプログラム記憶部14から次の
教示コマンドを読出す。 (41)読出すべき教示コマンドが無ければ、処理終了
のメッセージをコンソール22へ供給し、かつ、作業シ
ーケンスプログラム生成部26に処理終了を通知する。
【0023】(42)教示コマンド中の1ステップを取
り出す。 (43)取り出すべきステップがなければステップ40
へ戻る。 (44、45)教示コマンドが後述のように作業コマン
ド自体であって、教示データが予め決定されている場合
には、その作業コマンドを作業シーケンスプログラム生
成部26に与え、かつ、作業コマンドが確定しているこ
とを作業シーケンスプログラム生成部26に通知する。
また、教示コマンドが後述のように、オペランドが関係
式で表された作業コマンドである場合には、その関係式
からオペランドの数値を決定して作業コマンドを確定
し、これを作業シーケンスプログラム生成部26に与
え、かつ、作業コマンドが確定していることを作業シー
ケンスプログラム生成部26に通知する。次に、上記ス
テップ40へ戻る。
【0024】(46、47)取り出したステップが「メ
ッセージ」であれば、これをコンソール22へ供給す
る。 (48、49)取り出したステップが「入力」であれ
ば、操作者Mが入力したデータを、コンソール22を介
して読取り、作業コマンドを組み立ててプログラム生成
部26へ与える。。
【0025】(4A、4B)取り出したステップが「直
接教示」であれば、直接教示であること、教示データの
種類(位置又は軌跡)及び作業コマンドのオペレーショ
ン部を作業シーケンスプログラム生成部26へ与え、作
業シーケンスプログラム生成部26からの作業コマンド
確定通知を待つ。 (4C、4D)取り出したステップがロボットでの実行
であれば、ステップ48で入力されたデータをオペラン
ドとして作業コマンドを組み立て、これをロボット制御
部23へ供給する。
【0026】次に、作業シーケンスプログラム生成部2
6での一般的な処理を、図11に基づいて説明する。 (50)教示シーケンスプログラム実行部21から処理
終了の通知を受け取ると、処理を終了する。 (51)教示シーケンスプログラム実行部21から、確
定した作業コマンド、又は、オペレーションコード及び
直接教示データが位置又は軌跡のいずれであるかの通知
を受け取る。
【0027】(52〜54)教示シーケンスプログラム
実行部21から位置教示の通知を受け取った場合には、
位置・軌跡検出部25から目標位置を読込み、読込んだ
データでよいかどうかの確認メッセージをコンソール2
2へ供給する。操作者Mがこれに応答してNGキーを押
下した場合には、位置・軌跡検出部25から目標位置の
読込みを再度行い、操作者がGキーを押下した場合には
ステップ58へ進む。
【0028】(52〜54)教示シーケンスプログラム
実行部21から軌跡教示の通知を受け取った場合には、
位置・軌跡検出部25から軌跡を読込み、読込んだデー
タでよいかどうかの確認メッセージをコンソール22へ
供給する。操作者Mがこれに応答してNGキーを押下し
た場合には、位置・軌跡検出部25から軌跡の読込みを
再度行い、操作者がGキーを押下した場合にはステップ
58へ進む。
【0029】(58)ステップ51で得た作業コマンド
を作業シーケンスプログラム記憶部27に格納し、又
は、ステップ51で得たオペレーション部とステップ5
3又は56で得たオペランド部とを合わせて作業コマン
ドを組み立て、これを作業シーケンスプログラム記憶部
27に格納する。次に、作業コマンドが確定したことを
教示シーケンスプログラム実行部21に通知し、上記ス
テップ50へ戻る。
【0030】[3]作業シーケンスプログラムの実行 図2(C)に示す如く、ロボット制御部23は、作業シ
ーケンスプログラム記憶部27から作業シーケンスプロ
グラムを読出して解釈・実行することにより、ロボット
24を制御する。 [4]他の教示コマンド 次に、図6〜9に示す教示コマンドを説明する。
【0031】図6に示す押圧教示コマンドの内容は、次
の通りである。 (60)教示シーケンスプログラム実行部21は、以下
の入力を操作者Mに指示するためのメッセージを、コン
ソール22へ供給する。コンソール22は、これに応答
して、その表示装置にメッセージを表示させる。 (61)操作者Mは、このメッセージに従って、コンソ
ール22のキーボードから力の大きさF、方向D及びこ
の力の持続時間tを入力し、入力値が確定したことを示
す確定キーを押下する。
【0032】(62、63)教示シーケンスプログラム
実行部21は、確定キーがオンになると、作業コマンド
PRESS F,D及びWAIT tを組み立て、作業
コマンドPRESS F,D及びWAIT t及びPR
ESS 0をロボット制御部23に供給する。 (64、65)操作者Mは、ロボット24の押圧力を確
認し、一方、教示シーケンスプログラム実行部21は、
コンソール22に押圧力が適当であるかどうかの確認の
メッセージを供給する。操作者Mがこれに応答して、コ
ンソール22上のGOキーを押下すると、教示シーケン
スプログラム実行部21は、作業コマンドPRESS
F,D及びWAIT tを作業シーケンスプログラム生
成部26へ通知し、NGキーを押下すると、上記ステッ
プ61へ戻る。この通知に応答して、作業シーケンスプ
ログラム生成部26は作業コマンドPRESS F,
D、WAIT t及びPRESS 0を作業シーケンス
プログラム記憶部27に格納する。
【0033】次に、図7に示す把持教示コマンドを説明
する。 (70)教示シーケンスプログラム実行部21は、以下
の入力を操作者Mに指示するためのメッセージを、コン
ソール22へ供給する。コンソール22は、これに応答
して、その表示装置にメッセージを表示させる。 (71)操作者Mは、このメッセージに従って、コンソ
ール22のキーボードから把持力Fを入力し、入力値が
確定したことを示す確定キーを押下する。
【0034】(72、73)教示シーケンスプログラム
実行部21は、確定キーがオンになると、作業コマンド
CLAMP Fを組み立て、これをロボット制御部23
に供給する。 (74、75)操作者Mは、ロボット24の把持動作を
確認し、一方、教示シーケンスプログラム実行部21
は、コンソール22に把持力が適当であるかどうかの確
認のメッセージを供給する。操作者Mがこれに応答し
て、コンソール22上のGOキーを押下すると、教示シ
ーケンスプログラム実行部21は、作業コマンドCLA
MP Fを作業シーケンスプログラム生成部26へ通知
し、コンソール22上のNGキーが押下すると、上記ス
テップ71へ戻る。この通知に応答して、作業シーケン
スプログラム生成部26は作業コマンドCLAMP F
を作業シーケンスプログラム記憶部27に格納する。
【0035】次に、図8に示す移動軌跡教示コマンドを
説明する。 (80)教示シーケンスプログラム実行部21は、以下
の直接教示を操作者Mに指示するためのメッセージを、
コンソール22へ供給する。コンソール22は、これに
応答して、その表示装置にメッセージを表示させる。 (81、82)教示シーケンスプログラム実行部21
は、作業シーケンスプログラム生成部26へ、作業コマ
ンドのオペレーション部TRACEを与え、かつ、作業
コマンドのオペランド部は直接教示で得られる軌跡Qで
あることを通知する。
【0036】操作者Mは、メッセージにしたがってロボ
ット24を手動操作して、例えばロボット24のフィン
ガーに、軌跡を描かせる。作業シーケンスプログラム生
成部26は、位置・軌跡検出部25からこの軌跡Qを読
取る。 (83、84)作業シーケンスプログラム生成部26
は、コンソール22に確認のメッセージを供給する。操
作者Mがこれに応答して、コンソール22上のGOキー
を押下すると、作業シーケンスプログラム生成部26は
作業コマンドTRACE Qを組み立て、これを作業シ
ーケンスプログラム記憶部27に格納し、作業コマンド
が確定したことを教示シーケンスプログラム実行部21
に通知し、移動軌跡教示コマンドの処理を終了する。操
作者Mがコンソール22上のNGキーを押下すると、上
記ステップ81、82へ戻る。
【0037】次に、図9に示す押圧・目標位置教示コマ
ンドを説明する。この押圧・目標位置は、力FをD方向
へ加えながら目標位置Pまで移動する作業に対する教示
データを表している。 (90)教示シーケンスプログラム実行部21は、次の
入力を操作者Mに指示するためのメッセージを、コンソ
ール22へ供給する。コンソール22は、これに応答し
て、その表示装置にメッセージを表示させる。
【0038】(91)操作者Mは、このメッセージに従
って、コンソール22のキーボードから力の大きさF及
び方向Dを入力し、入力値が確定したことを示す確定キ
ーを押下する。 (92、93)教示シーケンスプログラム実行部21
は、確定キーがオンになると、作業コマンドPRESS
F,Dを組み立て、これをロボット制御部23に供給
する。操作者Mは、ロボット24の押圧力を確認する。
【0039】(94)教示シーケンスプログラム実行部
21は、以下の直接教示を操作者Mに指示するためのメ
ッセージを、コンソール22へ供給する。コンソール2
2は、これに応答して、その表示装置にメッセージを表
示させる。 (95)教示シーケンスプログラム実行部21は、作業
シーケンスプログラム生成部26へ、作業コマンドのオ
ペレーション部MOVEを与え、かつ、作業コマンドの
オペランド部は直接教示で得られる目標位置Pであるこ
とを通知する。
【0040】操作者Mは、メッセージにしたがってロボ
ット24を手動操作し、例えばロボット24のフィンガ
ーが目標位置に達したとき、コンソール22上のエント
リーキーを押下する。 (96、97)作業シーケンスプログラム生成部26
は、エントリーキーがオンになった時点で、位置・軌跡
検出部25で検出された位置を目標位置Pとして読込
み、これを記憶する。
【0041】(98)作業シーケンスプログラム生成部
26は、コンソール22に確認のメッセージを供給す
る。操作者Mがこれに応答して、コンソール22上のG
Oキーを押下すると、作業シーケンスプログラム生成部
26は作業コマンドMOVEPを組み立て、PRESS
F,D、MOVE P及びPRESS 0を作業シー
ケンスプログラム記憶部27に格納し、作業コマンドが
確定したことを教示シーケンスプログラム実行部21に
通知し、目標位置教示コマンドの処理を終了する。操作
者Mがコンソール22上のNGキーを押下すると、上記
ステップ90へ戻る。
【0042】[5]新たな教示コマンド群の作成 作業シーケンスプログラムをより効率良く作成し、か
つ、作成ミスを低減するためには、教示コマンド群ライ
ブラリ記憶部12に登録された教示コマンド群に与える
べき教示データの数を必要最小限にすればよい。教示デ
ータ数を必要最小限にした教示コマンド群は、教示シー
ケンスプログラム記憶部14と作業シーケンスプログラ
ム記憶部27とに格納されたデータを対応させて作成す
ることができる。
【0043】すなわち、図12(A)に示す如く、教示
コマンド群生成部100は、教示シーケンスプログラム
記憶部14に格納された、教示データが未定の教示コマ
ンド群と、作業シーケンスプログラム記憶部27に格納
された、教示データが確定した作業コマンド群とを対応
させ、コンソール101を介した操作者Mからの指示に
応答して、教示データを固定してもよいものは教示コマ
ンド群中の教示コマンドを対応する作業コマンドで置き
換え、また、教示コマンド間の教示データに一定の関係
式があればこれを与えることにより、新たな教示コマン
ド群を作成し、これを教示コマンド群ライブラリ記憶部
12に登録する。
【0044】図12(B)は、このような教示コマンド
群作成の具体例を、キー押下の教示コマンド群(上記1
−1〜1−4)と作業コマンド群(上記2−1〜2−
4)について示している。この場合、キーを押下する力
及び時間は、キー押下試験毎に変更する必要性が少ない
ので、典型的な値を与える。また、目標位置教示コマン
ド(P2)を削除する。さらに、最後の目標位置P3
は、最初の目標位置P1に等しくする。したがって、新
しい教示コマンド群として、 (1)目標位置教示コマンド(P1) (2)PRESS F1 (3)WAIT t1 (4)PRESS 0 (5)MOVE P3=P1 とすることにより、教示データをP1のみにすることが
できる。上記ステップ44は、教示コマンド群にこのよ
うな作業コマンドが含まれる場合を考慮したものであ
る。
【0045】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る作業シ
ーケンスプログラム作成方法によれば、第1段階では、
オペランドが未決定の教示コマンドを用いて教示シーケ
ンスプログラムを作成すればよく、また、このプログラ
ムを実行する第2段階では、操作者に対するメッセージ
に従って教示データを与え、ロボットの制御動作を確認
するようになっているので、ロボットの操作に習熟して
いない人でも効率良くかつ正確に作業シーケンスプログ
ラムを作成することが可能となるという効果を奏する。
【0046】本発明の第1態様によれば、作業コマンド
群に対応した作業要素名を順に選択することにより、教
示プログラムが作成されるので、教示プログラムの作成
が容易となるという効果を奏する。本発明の第2態様に
よれば、簡単な操作で、教示コマンド群に与えるべき教
示データの数を低減できるので、作業シーケンスプログ
ラムをより効率良く作成し、かつ、作成ミスを低減する
ことができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業シーケンスプログラム作成方
法の原理構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例に係る、プログラム作成及び
実行のための装置の全体構成を示すブロック図である。
【図3】ライブラリに登録された教示コマンド群の選択
を説明するための図である。
【図4】ロボットによるキー押下処理への適用例を示す
図である。
【図5】目標位置教示コマンドの内容を示すフローチャ
ートである。
【図6】押圧教示コマンドの内容を示すフローチャート
である。
【図7】把持教示コマンドの内容を示すフローチャート
である。
【図8】移動軌跡教示コマンドの内容を示すフローチャ
ートである。
【図9】押圧・目標位置教示コマンドの内容を示すフロ
ーチャートである。
【図10】教示シーケンスプログラム実行部での処理を
示すフローチャートである。
【図11】作業シーケンスプログラム生成部での処理を
示すフローチャートである。
【図12】教示データ数を低減した教示コマンド群生成
方法を示す図である。
【符号の説明】
10 教示シーケンスプログラム作成装置 11 作業要素選択部 12 教示コマンド群ライブラリ記憶部 13 教示シーケンスプログラム生成部 14 教示シーケンスプログラム記憶部 20 作業シーケンスプログラム作成装置 21 教示シーケンスプログラム実行部 22 コンソール 23 ロボット制御部 24 ロボット 25 位置・軌跡検出部 26 作業シーケンスプログラム生成部 27 作業シーケンスプログラム記憶部 100 教示コマンド群生成部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一連の教示コマンドからなる教示シーケ
    ンスプログラムを作成し(1)、ここに教示コマンドと
    は、ロボットを制御する1つ以上の作業コマンドを確定
    するために該作業コマンドのオペランドである教示デー
    タを操作者に決定させるものであり、 該教示シーケンスプログラムから該教示コマンドを順に
    読出し(2)、各該教示コマンドを実行して、該作業コ
    マンドを生成し(3)、該作業コマンドを順に記憶部に
    格納することにより(4)、一連の該作業コマンドから
    なる作業シーケンスプログラムを作成する作業シーケン
    スプログラム作成方法であって、該教示コマンド実行に
    おいては、該教示コマンドの一内容が、 操作者に対するメッセージであればこれを表示装置に表
    示させ(31 )、 該教示データを入力装置から得ることを指示するもので
    あれば該入力装置から該教示データを受け取り
    (32 )、 該教示データをロボットに対する直接教示により得るこ
    とを指示するものであれば該ロボットの状態を検出し
    (33 )、 該ロボットの制御動作確認のため該ロボットに対する制
    御を指示するものであれば該教示データをオペランドと
    する該作業コマンドを組み立て、該作業コマンドにより
    該ロボットの制御を実行させる(34 )、 ことを特徴とする作業シーケンスプログラム作成方法。
  2. 【請求項2】 作業要素名で識別される教示コマンド群
    を複数、予めライブラリに登録しておき(11 )、 該作業要素名を作業順に選択し(12 )、 該作業要素名の各選択に応答して、該作業要素名で識別
    される該教示マンド群を該ライブラリから読出し
    (13 )、 選択順に該教示マンド群を並べることにより(14 )、
    前記教示シーケンスプログラムを作成することを特徴と
    する請求項1記載の作業シーケンスプログラム作成方
    法。
  3. 【請求項3】 前記教示シーケンスプログラム中の教示
    コマンド群と、該教示シーケンスプログラムを実行して
    得られた前記作業シーケンスプログラム中の作業コマン
    ド群とを対応させ、 該教示コマンド群中の教示コマンドのオペランド部を固
    定してもよいものは該教示コマンドを該作業コマンド群
    中の作業コマンドで置換し、教示コマンド間の教示デー
    タに一定の関係式があればオペランドを該関係式で表し
    た作業コマンドで、該作業コマンドに対応した該教示コ
    マンドを置換することにより、新たな教示コマンド群を
    作成して、該教示コマンド群を前記ライブラリに登録す
    ることを特長とする請求項2記載の作業シーケンスプロ
    グラム作成方法。
JP5230593A 1993-09-17 1993-09-17 作業シーケンスプログラム作成方法 Withdrawn JPH0784769A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011506146A (ja) * 2007-12-20 2011-03-03 ヘール、カルル 機械の対話型制御のための方法

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