JPH0784128B2 - 自動車用空気調和装置のアクチユエ−タモ−タ制御回路 - Google Patents
自動車用空気調和装置のアクチユエ−タモ−タ制御回路Info
- Publication number
- JPH0784128B2 JPH0784128B2 JP30254486A JP30254486A JPH0784128B2 JP H0784128 B2 JPH0784128 B2 JP H0784128B2 JP 30254486 A JP30254486 A JP 30254486A JP 30254486 A JP30254486 A JP 30254486A JP H0784128 B2 JPH0784128 B2 JP H0784128B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- voltage
- comparator
- actuator motor
- input terminal
- control circuit
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00642—Control systems or circuits; Control members or indication devices for heating, cooling or ventilating devices
- B60H1/00814—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation
- B60H1/00821—Control systems or circuits characterised by their output, for controlling particular components of the heating, cooling or ventilating installation the components being ventilating, air admitting or air distributing devices
- B60H1/00828—Ventilators, e.g. speed control
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Stopping Of Electric Motors (AREA)
- Control Of Direct Current Motors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、自動車用空気調和装置のアクチュエータモ
ータ制御回路に関する。
ータ制御回路に関する。
（従来の技術） 従来この種の制御回路としては、例えば実公昭60−1017
4号公報に示されるような制御回路がある。
4号公報に示されるような制御回路がある。
この制御回路の基本構成は、第２図に示すように温度調
節用可変抵抗器（５）からの設定電圧と、ポテンショメ
ータ（６）からの検出電圧との差を出力する差動増幅器
（18）を用い、その出力電圧と、抵抗（21）（22）（2
3）によって得られる基準電圧（V2）（V1）とを比較器
（19）（20）へ印加し、該比較器（19）（20）で得られ
た比較結果をアクチュエータモータ（１）のドライブ回
路（２）へ入力して、前記アクチュエータモータ（１）
を正転、逆転もしくは停止させるという構成である。
節用可変抵抗器（５）からの設定電圧と、ポテンショメ
ータ（６）からの検出電圧との差を出力する差動増幅器
（18）を用い、その出力電圧と、抵抗（21）（22）（2
3）によって得られる基準電圧（V2）（V1）とを比較器
（19）（20）へ印加し、該比較器（19）（20）で得られ
た比較結果をアクチュエータモータ（１）のドライブ回
路（２）へ入力して、前記アクチュエータモータ（１）
を正転、逆転もしくは停止させるという構成である。
（発明が解決しようとする問題点） 上記の従来の制御回路にあっては、二つの比較器（19）
（20）以外に差動増幅器（18）や基準電圧を得るための
高精度の抵抗（21）（22）（23）を必要とするので制御
回路の製作コストが高くなるという問題点がある。
（20）以外に差動増幅器（18）や基準電圧を得るための
高精度の抵抗（21）（22）（23）を必要とするので制御
回路の製作コストが高くなるという問題点がある。
また、前記差動増幅器（18）の出力電圧が、前述した基
準電圧（V1）（V2）の間にあれば、アクチュエータモー
タ（１）は停止する。従ってこのアクチュエータモータ
（１）が停止した状態では、前述した設定電圧と検出電
圧との間には最大で（V1）〜（V2）なる値の電圧差がで
きる。この電圧差があるために前述した温度調節用可変
抵抗器（５）とポテンショメータ（６）とのセンター位
置にずれが生じ、適切な制御に支障をきたすという問題
がある。例えば、前記温度調節用可変抵抗器（５）を操
作して設定電圧を最小にしようとする時に、この設定電
圧が最小になる前に、センター位置がずれている前記ポ
テンショメータ（６）からの検出電圧が最小となり、前
記アクチュエータモータ（１）は回転範囲の最大位置に
達して停止してしまうという不具合が生じるのである。
準電圧（V1）（V2）の間にあれば、アクチュエータモー
タ（１）は停止する。従ってこのアクチュエータモータ
（１）が停止した状態では、前述した設定電圧と検出電
圧との間には最大で（V1）〜（V2）なる値の電圧差がで
きる。この電圧差があるために前述した温度調節用可変
抵抗器（５）とポテンショメータ（６）とのセンター位
置にずれが生じ、適切な制御に支障をきたすという問題
がある。例えば、前記温度調節用可変抵抗器（５）を操
作して設定電圧を最小にしようとする時に、この設定電
圧が最小になる前に、センター位置がずれている前記ポ
テンショメータ（６）からの検出電圧が最小となり、前
記アクチュエータモータ（１）は回転範囲の最大位置に
達して停止してしまうという不具合が生じるのである。
また第３図に示すように温度調節用可変抵抗器（５）か
らの電圧と、ポテンショメータ（６）からの電圧との差
を出力する作動増幅器（24）を追加し、前記電圧差を小
さくすべく構成した場合、部品点数が多くなるのであ
る。
らの電圧と、ポテンショメータ（６）からの電圧との差
を出力する作動増幅器（24）を追加し、前記電圧差を小
さくすべく構成した場合、部品点数が多くなるのであ
る。
（問題点を解決するための手段） 本発明は上記のような問題点に鑑がみなされたものであ
って、二つの比較器を用い、温度調節用可変抵抗器から
の設定電圧を第１比較器の＋入力端子へ、ポテンショメ
ータからの検出電圧を第２比較器の＋入力端子へ、また
前記検出電圧が印加されたダイオードの順方向電圧を抵
抗分割して得た降下電圧を前記第１比較器の−入力端子
へ、前記設定電圧が印加されたダイオードの順方向電圧
を抵抗分割して得た降下電圧を前記第２比較器の−入力
端子へそれぞれ印加し、かつ前記温度調節用可変抵抗器
及び前記ポテンショメータのアース側に前記ダイオード
の順方向電圧以上の電圧を与えるという手段を講じた。
って、二つの比較器を用い、温度調節用可変抵抗器から
の設定電圧を第１比較器の＋入力端子へ、ポテンショメ
ータからの検出電圧を第２比較器の＋入力端子へ、また
前記検出電圧が印加されたダイオードの順方向電圧を抵
抗分割して得た降下電圧を前記第１比較器の−入力端子
へ、前記設定電圧が印加されたダイオードの順方向電圧
を抵抗分割して得た降下電圧を前記第２比較器の−入力
端子へそれぞれ印加し、かつ前記温度調節用可変抵抗器
及び前記ポテンショメータのアース側に前記ダイオード
の順方向電圧以上の電圧を与えるという手段を講じた。
（作用） 上記した手段によれば、第１比較器の−入力端子へは、
検出電圧Vdetが印加されたダイオードの順方向電圧を抵
抗分割して得た降下電圧（以下単に第１基準電圧と言
う）を印加し、第２比較器の−入力端子へは、設定電圧
Vsetが印加されたダイオードの順方向電圧を抵抗分割し
て得た降下電圧（以下単に第２基準電圧と言う）を印加
しているので、アクチュエータモータが停止している定
常状態では、前記第１比較器及び第２比較器からアクチ
ュエータモータドライブ回路への出力信号がそれぞれ
［１］［１］となる。斯かる状態から前記設定電圧Vset
を増加させると、前記第２基準電圧（Vset−Δｖ）が前
記検出電圧Vdetよりも大きくなり、前記第２比較器の出
力が反転して［０］となる。
検出電圧Vdetが印加されたダイオードの順方向電圧を抵
抗分割して得た降下電圧（以下単に第１基準電圧と言
う）を印加し、第２比較器の−入力端子へは、設定電圧
Vsetが印加されたダイオードの順方向電圧を抵抗分割し
て得た降下電圧（以下単に第２基準電圧と言う）を印加
しているので、アクチュエータモータが停止している定
常状態では、前記第１比較器及び第２比較器からアクチ
ュエータモータドライブ回路への出力信号がそれぞれ
［１］［１］となる。斯かる状態から前記設定電圧Vset
を増加させると、前記第２基準電圧（Vset−Δｖ）が前
記検出電圧Vdetよりも大きくなり、前記第２比較器の出
力が反転して［０］となる。
このとき、前記第１比較器の出力は［１］のままである
から、前記アクチュエータモータドライブ回路は、前記
アクチュエータモータを正転させて、前記検出電圧Vdet
を増加させる。そして検出電圧Vdetが再び第２基準電圧
（Vset−Δｖ）より大きくなると、この第２比較器の出
力は［１］に復帰する。このとき、前記第１比較器は
［１］のままであるから、前記アクチュエータモータド
ライブ回路は、前記アクリュエータモータを再び停止さ
せて定常状態に戻る。
から、前記アクチュエータモータドライブ回路は、前記
アクチュエータモータを正転させて、前記検出電圧Vdet
を増加させる。そして検出電圧Vdetが再び第２基準電圧
（Vset−Δｖ）より大きくなると、この第２比較器の出
力は［１］に復帰する。このとき、前記第１比較器は
［１］のままであるから、前記アクチュエータモータド
ライブ回路は、前記アクリュエータモータを再び停止さ
せて定常状態に戻る。
次に、前記設定電圧Vsetを減少させて前記第１基準電圧
より小さくすると、この第１比較器の出力は反転して
［０］となる。
より小さくすると、この第１比較器の出力は反転して
［０］となる。
このとき、前記第２比較器の出力は［１］のままである
から、前記アクチュエータモータは逆転させられて、前
記検出電圧Vdetを減少させる。これにより前記第１基準
電圧（Vdet−Δｖ）が再び前記設定電圧Vsetより小さく
なり、前記第１比較器の出力は［１］に復帰し、前記ア
クチュエータモータが停止して定常状態に戻る。
から、前記アクチュエータモータは逆転させられて、前
記検出電圧Vdetを減少させる。これにより前記第１基準
電圧（Vdet−Δｖ）が再び前記設定電圧Vsetより小さく
なり、前記第１比較器の出力は［１］に復帰し、前記ア
クチュエータモータが停止して定常状態に戻る。
このようにして、温度調節用可変抵抗器からの設定電圧
により、アクチュエータモータを制御するのである。
により、アクチュエータモータを制御するのである。
さらに、前記温度調節用可変抵抗器を操作して、前記設
定電圧Vsetを最小にするときは、この設定電圧Vsetは前
記第１基準電圧（Vdet−Δｖ）より低くなるので、前記
第１比較器の出力は［０］となり、前記アクチュエータ
モータは逆転するのであるが、この時においても、前記
第１基準電圧は、前記検出信号Vdetよりも前記温度調節
用可変抵抗器及びポテンショメータのアース側はダイオ
ードの順方向電圧以上の電圧が印加されているので、前
記各ダイオードにもその順方向電圧以上の電圧が印加さ
れることになり、前記第１基準電圧は、前記検出電圧Vd
etよりも前記所定値Δｖだけさらに低く保たれ、、前記
検出電圧Vdetが最小になる前、即ち前記アクチュエータ
モータが回転限界位置に至る前に前記第１比較器の出力
は［１］に復帰して、前記アクチュエータモータの回転
を停止する。
定電圧Vsetを最小にするときは、この設定電圧Vsetは前
記第１基準電圧（Vdet−Δｖ）より低くなるので、前記
第１比較器の出力は［０］となり、前記アクチュエータ
モータは逆転するのであるが、この時においても、前記
第１基準電圧は、前記検出信号Vdetよりも前記温度調節
用可変抵抗器及びポテンショメータのアース側はダイオ
ードの順方向電圧以上の電圧が印加されているので、前
記各ダイオードにもその順方向電圧以上の電圧が印加さ
れることになり、前記第１基準電圧は、前記検出電圧Vd
etよりも前記所定値Δｖだけさらに低く保たれ、、前記
検出電圧Vdetが最小になる前、即ち前記アクチュエータ
モータが回転限界位置に至る前に前記第１比較器の出力
は［１］に復帰して、前記アクチュエータモータの回転
を停止する。
このようにして、アクチュエータモータが回転限界を越
えることを防止するのである。
えることを防止するのである。
（実施例） 以下に本発明にかかる自動車用空気調和装置のアクチュ
エータモータ制御回路の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
エータモータ制御回路の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第１図は上記実施例の回路図である。
第１図において、第１比較器（３）の＋入力端子には、
温度調節用可変抵抗器（５）からの設定電圧Vsetが入力
され、−入力端子には、ポテンショメータ（６）からの
検出電圧Vdetよりも、ダイオード（８）の順方向電圧特
性による最大約0.7Vの電圧差を抵抗（12）（13）で分割
した所定の電圧Δｖだけ低い電圧が印加されている。
温度調節用可変抵抗器（５）からの設定電圧Vsetが入力
され、−入力端子には、ポテンショメータ（６）からの
検出電圧Vdetよりも、ダイオード（８）の順方向電圧特
性による最大約0.7Vの電圧差を抵抗（12）（13）で分割
した所定の電圧Δｖだけ低い電圧が印加されている。
また、第２比較器（４）の＋入力端子には、前記検出電
圧Vdetが入力され、−入力端子には、前記設定電圧Vset
よりも、ダイオード（７）の順方向電圧特性による最大
約0.7Vの電圧差を抵抗（10）（11）で分割した所定の電
圧Δｖだけ低い電圧が印加されている。
圧Vdetが入力され、−入力端子には、前記設定電圧Vset
よりも、ダイオード（７）の順方向電圧特性による最大
約0.7Vの電圧差を抵抗（10）（11）で分割した所定の電
圧Δｖだけ低い電圧が印加されている。
さらに、前記ダイオード（７）（８）の順方向電圧特性
を有効に利用するために、抵抗（９）を前記温度調節用
可変抵抗器（５）と前記ポテンショメータ（６）のそれ
ぞれのアース側に直列に挿入し、前記ダイオード（７）
（８）に約0.7V以上の順方向電圧差を与えている。
を有効に利用するために、抵抗（９）を前記温度調節用
可変抵抗器（５）と前記ポテンショメータ（６）のそれ
ぞれのアース側に直列に挿入し、前記ダイオード（７）
（８）に約0.7V以上の順方向電圧差を与えている。
そして、前記第１比較器（３）及び第２比較器（４）の
出力が接続されているアクチュエータモータ（１）のド
ライブ回路（２）は、前記両比較器（３）（４）の出力
が共に［１］［１］のときは、前記アクチュエータモー
タ（１）を停止させ、前記第１比較器（３）の出力のみ
が［０］のときは、前記アクチュエータモータ（１）を
逆転させ、前記第２比較器（４）の出力のみが［０］の
ときは、前記アクチュエータモータ（１）を正転させ
る。また、前記アクチュエータモータ（１）が正転する
と前記ポテンショメータ（６）からの検出電圧は上昇
し、逆転すると検出電圧Vdetは下降する。
出力が接続されているアクチュエータモータ（１）のド
ライブ回路（２）は、前記両比較器（３）（４）の出力
が共に［１］［１］のときは、前記アクチュエータモー
タ（１）を停止させ、前記第１比較器（３）の出力のみ
が［０］のときは、前記アクチュエータモータ（１）を
逆転させ、前記第２比較器（４）の出力のみが［０］の
ときは、前記アクチュエータモータ（１）を正転させ
る。また、前記アクチュエータモータ（１）が正転する
と前記ポテンショメータ（６）からの検出電圧は上昇
し、逆転すると検出電圧Vdetは下降する。
ここで、前記アクチュエータモータ（１）が停止してい
る定常状態から、前記温度調節用可変抵抗器（５）を操
作して設定電圧Vsetを上昇させると、第１比較器（３）
の出力は［１］のままであるが、第２比較器（４）の−
入力端子の電圧は上昇し、検出電圧Vdetを越えた時点
で、前記第２比較器（４）の出力が［０］となって、前
記アクチュエータモータ（１）を正転させる。そしてこ
のアクチュエータモータ（１）の正転により、検出電圧
Vdetが上昇し、再び前記−入力端子の電圧を越えると、
この第２比較器（４）の出力は［１］に復帰し、よっ
て、前記アクチュエータモータ（１）は停止し、定常状
態となる。
る定常状態から、前記温度調節用可変抵抗器（５）を操
作して設定電圧Vsetを上昇させると、第１比較器（３）
の出力は［１］のままであるが、第２比較器（４）の−
入力端子の電圧は上昇し、検出電圧Vdetを越えた時点
で、前記第２比較器（４）の出力が［０］となって、前
記アクチュエータモータ（１）を正転させる。そしてこ
のアクチュエータモータ（１）の正転により、検出電圧
Vdetが上昇し、再び前記−入力端子の電圧を越えると、
この第２比較器（４）の出力は［１］に復帰し、よっ
て、前記アクチュエータモータ（１）は停止し、定常状
態となる。
前記設定電圧Vsetを下降させる場合においても前述のよ
うに前記アクチュエータモータ（１）の回転はコントロ
ールされるのである。
うに前記アクチュエータモータ（１）の回転はコントロ
ールされるのである。
このようにして、アクチュエータモータの安定した制御
ができるのである。
ができるのである。
さらに、前述したように前記第１比較器（３）の−入力
端子の電圧は、前記検出電圧Vdetよりも常に所定電圧Δ
ｖだけ低いので、前記検出電圧Vdetが最小になる前に、
前記アクチュエータモータ（１）を停止させるので、こ
のアクチュエータモータ（１）は回転限界を越えない。
端子の電圧は、前記検出電圧Vdetよりも常に所定電圧Δ
ｖだけ低いので、前記検出電圧Vdetが最小になる前に、
前記アクチュエータモータ（１）を停止させるので、こ
のアクチュエータモータ（１）は回転限界を越えない。
そして、第２比較器（４）の＋入力が−入力より大きく
なった時、第２比較器（４）の出力が［１］となって、
前記モータ（１）にブレーキが掛かり停止する。第２比
較器（４）の−入力端子は第１比較器（３）の＋入力端
子よりも最大0.7V（ダイオード順方向電圧）低く、また
第２比較器（４）の＋入力端子は第１比較器（３）の−
入力端子よりも最大0.7V高くしているので、ポテンショ
メータ（６）の温度調節用可変抵抗器（５）に対する制
御精度は最大±0.7Vとなる。この電圧は、ダイオード
（７）（８）の順方向電圧を抵抗（10）（11）（12）
（13）で分割することによって小さくできる。但し、ブ
レーキを掛けてもモータ（１）が少しは回転するため、
極端に小さくはできない。通常0.1V前後にする。
なった時、第２比較器（４）の出力が［１］となって、
前記モータ（１）にブレーキが掛かり停止する。第２比
較器（４）の−入力端子は第１比較器（３）の＋入力端
子よりも最大0.7V（ダイオード順方向電圧）低く、また
第２比較器（４）の＋入力端子は第１比較器（３）の−
入力端子よりも最大0.7V高くしているので、ポテンショ
メータ（６）の温度調節用可変抵抗器（５）に対する制
御精度は最大±0.7Vとなる。この電圧は、ダイオード
（７）（８）の順方向電圧を抵抗（10）（11）（12）
（13）で分割することによって小さくできる。但し、ブ
レーキを掛けてもモータ（１）が少しは回転するため、
極端に小さくはできない。通常0.1V前後にする。
（発明の効果） 上記のように、本発明にかかる自動車用空気調和装置の
アクチュエータモータ制御回路によれば、第１比較器の
−入力端子へは、検出電圧より常に所定値低い電圧を印
加し、第２比較器の−入力端子へは、設定電圧より常に
所定値低い電圧を印加したので、温度調節用可変抵抗器
からの前記設定電圧により、アクチュエータモータを安
定かつ適切に制御できる効果があると共に、差動増幅器
や多くの高精度抵抗を必要としないので、制御回路の製
作コストを低減できるという効果がある。
アクチュエータモータ制御回路によれば、第１比較器の
−入力端子へは、検出電圧より常に所定値低い電圧を印
加し、第２比較器の−入力端子へは、設定電圧より常に
所定値低い電圧を印加したので、温度調節用可変抵抗器
からの前記設定電圧により、アクチュエータモータを安
定かつ適切に制御できる効果があると共に、差動増幅器
や多くの高精度抵抗を必要としないので、制御回路の製
作コストを低減できるという効果がある。
さらには、アクチュエータモータが回転限界を越える前
に停止させるので、安定した制御を行えるという効果も
奏するのである。
に停止させるので、安定した制御を行えるという効果も
奏するのである。
第１図は本発明の一実施例を示す回路図、第２図及び第
３図は従来例を示す回路図である。 （１）……アクチュエータモータ、 （２）……ドライブ回路、 （３）……第１比較器、 （４）……第２比較器、 （５）……温度調節用可変抵抗器、 （６）……ポテンショメータ、 （７）（８）……ダイオード、 （10）（11）（12）（13）……抵抗、
３図は従来例を示す回路図である。 （１）……アクチュエータモータ、 （２）……ドライブ回路、 （３）……第１比較器、 （４）……第２比較器、 （５）……温度調節用可変抵抗器、 （６）……ポテンショメータ、 （７）（８）……ダイオード、 （10）（11）（12）（13）……抵抗、
Claims (1)
- 【請求項１】温度調節用可変抵抗器からの設定電圧と、
アクチュエータモータに連動して動くポテンショメータ
からの検出電圧とを比較して、アクチュエータモータの
ドライブ回路に正転、逆転、停止の制御信号を出力し、
アクチュエータモータの停止位置を決定するごとくした
制御回路であって、第１比較器と第２比較器とを備え、
前記設定電圧を前記第１比較器の＋入力端子へ、前記検
出電圧を前記第２比較器の＋入力端子へ、また前記検出
電圧が印加されたダイオードの順方向電圧を抵抗分割し
て得た降下電圧を前記第１比較器の−入力端子へ、前記
設定電圧が印加されたダイオードの順方向電圧を抵抗分
割して得た降下電圧を前記第２比較器の−入力端子へそ
れぞれ印加し、かつ前記温度調節用可変抵抗器及び前記
ポテンショメータのアース側に前記ダイオードの順方向
電圧以上の電圧を与え、第１及び第２比較器からの出力
にて前記ドライブ回路を制御する自動車用空気調和装置
のアクチュエータモータ制御回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30254486A JPH0784128B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 自動車用空気調和装置のアクチユエ−タモ−タ制御回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30254486A JPH0784128B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 自動車用空気調和装置のアクチユエ−タモ−タ制御回路 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63151513A JPS63151513A (ja) | 1988-06-24 |
| JPH0784128B2 true JPH0784128B2 (ja) | 1995-09-13 |
Family
ID=17910243
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30254486A Expired - Lifetime JPH0784128B2 (ja) | 1986-12-17 | 1986-12-17 | 自動車用空気調和装置のアクチユエ−タモ−タ制御回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0784128B2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-17 JP JP30254486A patent/JPH0784128B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63151513A (ja) | 1988-06-24 |
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