JP3196533B2 - 電動機制御装置 - Google Patents

電動機制御装置

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JP3196533B2
JP3196533B2 JP27123494A JP27123494A JP3196533B2 JP 3196533 B2 JP3196533 B2 JP 3196533B2 JP 27123494 A JP27123494 A JP 27123494A JP 27123494 A JP27123494 A JP 27123494A JP 3196533 B2 JP3196533 B2 JP 3196533B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ブラシレス直流電動機
やブラシ付直流電動機等の電動機の回転速度や停止位置
等を制御する電動機制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電動機の回転速度を設定速度に保つよう
に制御したり、電動機の停止位置を制御したりする電動
機制御装置においては、電動機の保護を図るために、電
機子に流す駆動電流を所定の制限値以下に制限する必要
がある。また、電動機はその駆動電流によって加速トル
クや減速トルクが変るため、所望の起動特性やブレーキ
特性を得るために、電動機の駆動電流の制限値を適切な
値に設定することが必要とされる。そのため、一般に電
動機制御装置においては、電機子に流す駆動電流を所定
の制限値以下に制限するための回路が設けられる。
【0003】図2は、駆動電流を所定の制限値以下に制
限するための回路を備えた従来の電動機制御装置を示し
たもので、同図において、1はブラシ付き電動機Mの電
機子、2は電動機駆動回路、3は電流検出回路、4は抵
抗分圧回路、5は比較器である。
【0004】図示の電動機駆動回路2は、駆動電流制御
用スイッチとしてのPNPトランジスタTR1 を備え、
該トランジスタTR1 のエミッタは負極端子が接地され
た電動機駆動用電源の正極端子B+に接続されている。
トランジスタTR1 のコレクタに電機子1の一端が接続
され、電機子1の他端は電流検出回路3を構成する電流
検出用抵抗Ri を通して接地されている。電機子1の一
端と接地間には、アノードを接地側に向けたフライホイ
ールダイオードDf が接続されている。
【0005】トランジスタTR1 をオンオフ制御するた
めにスイッチ駆動制御部2Aが設けられ、該スイッチ駆
動制御部2Aには、回転指令信号Sr と電流制限信号S
L とが入力されている。
【0006】抵抗分圧回路4は、一定の直流電圧を出力
する図示しない制御電源の非接地側の出力端子(正極端
子)b+と接地間に接続された抵抗R1 及びR2 の直列
回路からなっている。
【0007】比較器5は、非反転入力端子(+端子)と
反転入力端子(−端子)とを有し、非反転入力端子は抵
抗分圧回路4の分圧点に接続されている。比較器5の反
転入力端子には、電流検出用抵抗Ri の両端に得られる
電流検出信号電圧Vi が入力され、該比較器5の出力電
圧(出力端子と接地間に得られる電圧)Vo がスイッチ
駆動制御部2Aに入力されている。比較器5の非反転入
力端子と出力端子との間に帰還抵抗RF が接続され、比
較器5の電源端子は制御電源の非接地側の出力端子b+
に接続されている。
【0008】比較器5の出力電圧Vo は、その反転入力
端子の入力電圧(反転入力端子と接地間の電圧)V−が
非反転入力端子の入力電圧(非反転入力端子と接地間の
電圧)V+以下のときに高レベル(Hレベルという。)
の状態にあり、反転入力端子の電位V−が非反転入力端
子の電位V+よりも高いときにほぼ接地電位(Lレベル
という。)に等しくなる。
【0009】帰還抵抗RF が設けられているため、比較
器5の非反転入力端子の入力電圧V+は、該比較器の出
力電圧Vo の変化に応じて変化する。ここで比較器の非
反転入力端子の入力電圧V+が反転入力端子の入力電圧
V−よりも高くなったときに出力端子の電位がほぼ電源
電圧Vccまで変化するものとすると、比較器の出力電圧
Vo がHレベルになっている状態(比較器の出力端子と
制御電源の出力端子b+とがほぼ同電位の状態)では、
等価的に帰還抵抗RF が分圧回路の抵抗R1 に並列に接
続された状態になる。また比較器の出力電圧がLレベル
になっている状態(比較器の出力端子がほぼ接地電位に
ある状態)では、等価的に帰還抵抗RFが抵抗R2 に並
列に接続された状態になる。したがって、抵抗R1 ,R
2 ,及びRF のそれぞれの抵抗値を、それぞれを示す符
号と同じ符号で表すものとし、抵抗R1 とRF との並列
合成抵抗値をR1F[=R1 ×RF /(R1 +RF )]と
すると、比較器の出力電圧Vo がHレベルとのときの非
反転入力端子の入力電圧V+(この電圧を第1の設定電
圧V1 とする。)は下記の式で与えられる。
【0010】 V+=V1 =Vcc×R2 /(R1F+R2 ) …(1) また抵抗R2 とRF との並列合成抵抗値をR2F[=R2
×RF /(R2 +RF)]とすると、比較器の出力電圧
Vo がLレベルのときの非反転入力端子の入力電圧V+
(この電圧を第2の設定電圧V2 とする。)は下記の式
で与えられる。 V+=V2 =Vcc×R2F/(R1 +R2F) …(2) 比較器5の出力電圧Vo は、V−≧V1 になったときに
HレベルからLレベルに変化し、V−≦V2 (<V1 )
となったときにLレベルからHレベルに変化する。
【0011】図2に示した例では、比較器5の出力電圧
Vo がLレベルになっている状態を電流制限信号SL が
発生している状態とし、比較器5の出力電圧Vo がHレ
ベルになっている状態を電流制限信号SL が消滅してい
る状態としている。
【0012】スイッチ駆動制御部2Aは、電流制限信号
SL 及び回転指令信号Sr に応じてトランジスタTR1
を制御する回路で、電流制限信号SL が消滅している状
態では、回転指令信号Sr が与えられたときにトランジ
スタTR1 がオン状態になるのを許容し、該回転指令信
号が消滅したときにトランジスタTR1 をオフ状態にす
る。また電流制限信号SL が発生したときには、回転指
令信号Sr の有無の如何に係わりなく、トランジスタT
R1 にベース電流が供給されるのを阻止してトランジス
タTR1 をオフ状態にする。このスイッチ駆動制御部
は、例えば、電流制限信号SL 及び回転指令信号Sr に
応じてトランジスタTR1 のベース電流をオンオフする
スイッチ手段により構成される。
【0013】図示してないが、電動機の回転速度を設定
速度に保つように制御する場合には、電動機の実回転速
度と設定速度との偏差を零にするように回転指令信号S
r を所定のデューティ比で断続させる回路が設けられ
る。
【0014】また電動機の停止位置を制御する場合に
は、電動機の停止位置が目標位置に達したときに回転指
令信号Sr を消滅させるとともに、電動機Mに回生制動
をかける回路が設けられる。
【0015】図2に示した電動機制御装置において、電
動機が停止している状態では、電流検出用抵抗Ri の両
端の電圧が零であるため、比較器5の出力電圧がHレベ
ルの状態にある。このとき比較器5の非反転入力端子の
入力電圧V+は、前記(1)式で決る第1の設定電圧V
1 [図3(A)参照]に等しくなっている。この設定電
圧V1 は駆動電流の制限値に相当している。
【0016】回転指令信号Sr が与えられると、トラン
ジスタTR1 (駆動電流制御用スイッチ)が導通して図
示しない電動機駆動用電源から電動機Mの電機子1に駆
動電流Iを流す。これにより電動機Mが起動する。電動
機Mが起動すると、電流検出用抵抗Ri の両端の電圧
(電流検出信号電圧)Vi が上昇していくため、図3
(A)に示すように、比較器5の反転入力端子の入力電
圧V−が上昇していく。
【0017】電動機の駆動電流Iが制限値に達すると、
電流検出信号電圧Vi が第1の設定電圧V1 に達するた
め、図3(B)に示したように、比較器5の出力電圧V
o がHレベルからLレベルに変化する(電流制限信号S
L が発生する)。比較器5の出力電圧がLレベルになる
と、比較器の非反転入力端子の入力電圧V+が前記
(2)式により決る第2の設定電圧V2 (<V1 )に低
下する。
【0018】比較器5の出力電圧がLレベルになると、
トランジスタTR1 のベース電流が遮断され、該トラン
ジスタがオフ状態にされるため、電動機駆動用電源から
電動機Mへの駆動電流Iの供給が停止される。
【0019】トランジスタTR1 がオフ状態にある期間
は、電機子1に誘起する電圧により、抵抗Ri とフライ
ホイールダイオードDf とを通して電流が流れる。この
電流により抵抗Ri の両端に生じる電流検出信号電圧V
i が比較器5の非反転入力端子の入力電圧V+(=V2
<V1 )以下になると、比較器5の出力電圧がHレベル
になるため、トランジスタTR1 が導通し、再び電動機
駆動用電源から電機子1に駆動電流Iが供給される。
【0020】上記のように、図2に示した電動機制御装
置では、駆動電流Iが制限値に達して電流検出信号電圧
Vi が第1の設定電圧V1 に達するとトランジスタTR
1 がオフ状態になって電機子1が電源から切り離され、
駆動電流Iが制限値よりも僅かに低い値まで低下して電
流検出信号電圧Vi が第2の設定電圧V2 まで低下する
とトランジスタTR1 がオン状態になって電機子1が電
源に接続される動作が反復されるため、駆動電流Iの平
均値が一定値を保つように制御される。
【0021】回転指令信号Sr の供給が停止されると、
トランジスタTR1 がオフ状態に保持されるため、電動
機駆動用電源から電機子1への駆動電流Iの供給が停止
され、電動機が停止させられる。
【0022】上記の電動機制御装置においては、比較器
5の非反転入力端子と出力端子との間に帰還抵抗RF を
接続することにより、比較器5の出力電圧がLレベルに
低下したときに非反転入力端子の入力電圧を設定電圧V
2 まで低下させて、比較器5の出力の反転動作にヒステ
リシスを生じさせるようにしている。
【0023】帰還抵抗RF を設けずに比較器5の非反転
入力端子の入力電圧を一定とし、比較器5の出力の反転
動作にヒステリシスを生じさせないようにした場合に
は、電流検出信号電圧Vi の僅かな変化により比較器5
の出力が反転してトランジスタTR1 がオンオフを繰返
すため、駆動電流のオンオフの周波数が高くなり、トラ
ンジスタTR1 での発熱が増大する。これに対し、図2
のように帰還抵抗RF を設けて、比較器5の動作にヒス
テリシスが生じるようにしておくと、駆動電流のオンオ
フの周波数を低くしてトランジスタTR1 の発熱を抑制
することができる。
【0024】上記のような電動機制御装置において、電
動機の起動特性や制動特性を変更する必要がある場合に
は、第1の設定電圧V1 を変更して駆動電流の制限値を
変更し得るようにしておく必要がある。図4は図2の電
動機制御装置において駆動電流の制限値を変更し得るよ
うにした例を示したもので、図4に示した例では、抵抗
R1 ,R2 の直列回路からなる抵抗分圧回路4aと、抵
抗R3 ,R4 の直列回路からなる抵抗分圧回路4bとが
設けられ、これらの抵抗分圧回路の出力電圧が切換スイ
ッチ6を介して比較器5の非反転入力端子に入力されて
いる。
【0025】切換スイッチ6は、内部抵抗rを有するス
イッチ手段SWa 及びSWb を有して、切換指令信号V
swに応じてスイッチ手段SWa またはSWb のいずれか
が導通するスイッチで、この切換スイッチ6としては例
えばアナログスイッチが用いられる。切換スイッチ6の
スイッチ手段SWa 及びSWb は設定電圧を選択する設
定電圧選択用スイッチ手段を構成するもので、これらの
スイッチ手段SWa ,SWb の一端は抵抗分圧回路4
a,4bの分圧出力端子にそれぞれ接続され、それぞれ
の他端は比較器5の非反転入力端子に共通接続されてい
る。
【0026】図4の電動機制御装置では、切換スイッチ
6により、比較器5の非反転入力端子に接続する抵抗分
圧回路4a,4bを切り換えることができるため、駆動
電流の制限値を変更することができる。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】図4の電動機制御装置
においては、比較器5の出力電圧がHレベルのときに、
帰還抵抗RF とスイッチ手段の内部抵抗rとの直列回路
が抵抗分圧回路4aまたは4bの上辺の抵抗R1 または
R3 に並列接続される。また比較器5の出力電圧がLレ
ベルのときには、帰還抵抗RF とスイッチ手段の内部抵
抗rとの直列回路が分圧回路の下辺の抵抗R2 またはR
4 に並列接続される。
【0028】従って、抵抗RF 及びrの直列回路と抵抗
R1 との並列合成抵抗をR1F´とすると、スイッチ手段
SWa がオン状態にあって比較器5の出力電圧がHレベ
ルになっているときの非反転入力端子の入力電圧V+
(第1の設定電圧V1 )は、下記の式で与えられる。
【0029】 V+=V1 ={Vcc×R2 /(R1F´+R2 )}+ {Vcc×R1F´×r/(R1F´+R2 )×(RF +r)} …(3) また抵抗RF 及びrの直列回路と抵抗R2 との並列合成
抵抗をR2F´とすると、スイッチ手段SWa がオン状態
にあって比較器5の出力電圧がLレベルになっていると
きの非反転入力端子の入力電圧V+(第2の設定電圧V
2 )は、下記の式で与えられる。
【0030】 V+=V2 ={Vcc×R2F´/(R1 +R2F´)}×{RF /(RF +r)} …(4) ここで、スイッチ手段の内部抵抗rが帰還抵抗RF に比
べて十分に小さいとすると、RF +r=RF と見なすこ
とができるため、RF とR1 との並列合成抵抗をR1F、
RF と抵抗R2 との並列合成抵抗をR2Fとすると、比較
器の出力電圧Vo がHレベルのとき及びLレベルのとき
の設定電圧を与える(3)式及び(4)式はそれぞれ下
記の(3)´式及び(4)´式のようになる。
【0031】Vo がHレベルのとき: V+=V1 ={Vcc×R2 /(R1F+R2 )}+ {Vcc×R1F×r/(R1F+R2 )×RF } (3)´ Vo がLレベルのとき: V+=V2 =Vcc×R2F/(R1 +R2F) …(4)´ 上記(4)´式は、前記(2)式と同じになるため、第
2の設定電圧V2 は切換スイッチを設けても設けなくて
もほぼ同一になることが分かる。これに対し、(3)´
式を前記(1)式と比較すると、(3)´式は、(1)
式の右辺に{Vcc×R1F×r/(R1F+R2 )×RF }
を加えた形になっており、内部抵抗rを有する切換スイ
ッチを設けると{Vcc×R1F×r/(R1F+R2 )×R
F }の偏差が生じ、この偏差は切換スイッチの内部抵抗
rにより変ることが分かる。
【0032】一般に切換スイッチの内部抵抗rは調整さ
れたものではなく、製品によって相当のばらつきがある
ため、駆動電流の制限値を定める設定電圧V1 に上記の
ような偏差が生じると、該設定電圧V1 を正確に定める
ことができなくなって、駆動電流の制限値がばらつくと
いう問題があった。
【0033】本発明の目的は、切換スイッチの内部抵抗
の影響を受けずに電流の制限値を切り換えることができ
るようにした電動機制御装置を提供することにある。
【0034】
【課題を解決するための手段】本発明は、電動機の駆動
電流をオンオフする駆動電流制御用スイッチと、電動機
の駆動電流を検出して該駆動電流に相応した電流検出信
号電圧を発生する電流検出回路と、制御電源から与えら
れる一定の直流電源電圧を分圧して異なる設定電圧を出
力する複数の抵抗分圧回路と、該複数の抵抗分圧回路の
分圧出力端子にそれぞれ一端が接続された複数の設定電
圧選択用スイッチ手段を有する切換スイッチと、電流検
出信号電圧が反転入力端子に入力され、非反転入力端子
には切換スイッチのいずれかの設定電圧選択用スイッチ
手段を通して複数の抵抗分圧回路のいずれかの分圧出力
が入力されて、反転入力端子の入力電圧が非反転入力端
子の入力電圧以上になったときに電流制限信号を発生す
る比較器と、電流制限信号が消滅しているときに駆動電
流制御用スイッチがオン状態になるのを許容し、電流制
限信号が発生したときに駆動電流制御用スイッチがオン
状態になるのを阻止するスイッチ駆動制御部とを備えた
電動機制御装置に係わるものである。
【0035】本発明においては、上記切換スイッチが、
複数の設定電圧選択用スイッチ手段にそれぞれ対応する
複数の帰還抵抗接続用スイッチ手段を更に有していて、
対応する設定電圧選択用スイッチ手段と帰還抵抗接続用
スイッチ手段とを同時にオンオフさせるように構成され
ている。複数の帰還抵抗接続用スイッチ手段のそれぞれ
の一端は対応する設定電圧選択用スイッチ手段の一端に
接続され、複数の帰還抵抗接続用スイッチ手段の他端は
共通に接続されてその共通接続点と比較器の出力端子と
の間に帰還抵抗が接続されている。
【0036】
【作用】上記のように、複数の設定電圧選択用スイッチ
手段にそれぞれ対応する複数の帰還抵抗接続用スイッチ
手段を設けて、各帰還抵抗接続用スイッチ手段の一端を
抵抗分圧回路の分圧点に接続された設定電圧選択用スイ
ッチ手段の一端に接続するとともに、複数の帰還接続用
スイッチ手段の他端を共通接続して、その共通接続点と
比較器の出力端子との間に帰還抵抗を接続する構成にす
ると、各抵抗分圧回路の出力電圧がそれぞれ帰還抵抗接
続用スイッチ手段及び設定電圧選択用スイッチ手段のほ
ぼ等しい内部抵抗を通して帰還抵抗及び比較器の非反転
入力端子に印加されることになるため、切換スイッチの
内部抵抗の影響をなくして、駆動電流の制限値を与える
設定電圧に切換スイッチの内部抵抗に起因する偏差が生
じるのを防ぐことができ、駆動電流の制限値にばらつき
が生じるのを防ぐことができる。
【0037】
【実施例】図1は本発明の実施例を示したもので、同図
において、図4の各部と同等の部分にはそれぞれ同一の
符号を付してある。
【0038】図1において、1はブラシ付き電動機Mの
電機子、2は電動機駆動回路、3は電流検出回路、4
a,4bは抵抗分圧回路、5は比較器、6はアナログス
イッチからなる切換スイッチである。
【0039】電機子1の一端は駆動電流制御用スイッチ
としてのPNPトランジスタTR1のコレクタに接続さ
れ、他端は電流検出用抵抗Ri を通して接地されてい
る。電機子1と抵抗Ri との直列回路の両端にアノード
を接地側に向けたフライホイールダイオードDf が接続
されている。トランジスタTR1 のコレクタは負極端子
が接地された電動機駆動用電源の正極端子B+に接続さ
れ、ベースはスイッチ駆動制御部2Aに接続されてい
る。スイッチ駆動制御部2Aには、回転指令信号Sr と
電流制限信号SL とが入力されている。スイッチ駆動制
御部2Aは従来の装置で用いられていたものと同様のも
ので、電流制限信号SL 及び回転指令信号Sr に応じて
トランジスタTR1 を制御する。即ち、電流制限信号S
L が消滅している状態では、回転指令信号Sr が与えら
れたときにトランジスタTR1 がオン状態になるのを許
容し、該回転指令信号が消滅したときにトランジスタT
R1 をオフ状態にする。また電流制限信号SL が発生し
たときには、回転指令信号Srの有無の如何に係わりな
く、トランジスタTR1 にベース電流が供給されるのを
阻止してトランジスタTR1 をオフ状態にする。
【0040】電流の制限値を切り換え得るようにするた
め、分圧比が異なる複数の抵抗分圧回路4a,4bが設
けられている。抵抗分圧回路4aは、一定の直流電圧を
出力する図示しない制御電源の非接地側の出力端子(正
極端子)b+と接地間に接続された抵抗R1 及びR2 の
直列回路からなり、抵抗分圧回路4bは、制御電源の正
極端子b+と接地間に接続された抵抗R3 及びR4 の直
列回路からなっている。
【0041】アナログスイッチからなる切換スイッチ6
は、アナログ信号を伝達する複数のスイッチ手段を有し
て、論理信号に応じて複数のスイッチ手段を選択的にオ
ンオフさせるようにしたスイッチで、スイッチ手段は通
常FETにより構成される。図示の切換スイッチ6は、
スイッチ手段SWa1及びSWb1と、これらのスイッチ手
段SWa1及びSWb1にそれぞれ対応するスイッチ手段S
Wa2及びSWb2とを有し、対応するスイッチ手段SWa
1,SWa2及びSWb1,SWb2がそれぞれ対を成して同
時にオン状態またはオフ状態にされる。即ち切換指令信
号Vswによりスイッチ手段SWa1がオン状態にされたと
きには、スイッチ手段SWa2がオン状態にされるととも
に,スイッチ手段SWb1及びSWb2がオフ状態にされ、
スイッチ手段SWa1がオフ状態にされたときには、スイ
ッチ手段SWa2がオフ状態にされるとともに、スイッチ
手段SWb1及びSWb2がオン状態にされる。
【0042】この例では、スイッチ手段SWa1及びSW
b1がそれぞれ設定電圧選択用スイッチ手段として用いら
れ、スイッチ手段SWa2及びSWb2がそれぞれ帰還抵抗
接続用スイッチ手段として用いられる。
【0043】設定電圧選択用スイッチ手段SWa1及びS
Wb1の一端はそれぞれ抵抗分圧回路4a及び4bの分圧
点に接続され、それぞれの他端は比較器5の非反転入力
端子に共通に接続されている。
【0044】帰還抵抗接続用スイッチ手段SWa2及びS
Wb2の一端はそれぞれ対応する設定電圧選択用スイッチ
手段SWa1及びSWb1の一端に接続され、スイッチ手段
SWa2及びSWb2の他端は共通に接続されて、その共通
接続点と比較器5の出力端子の間に帰還抵抗RF が接続
されている。
【0045】比較器5は図2及び図4の従来例で用いら
れていたものと同様であり、その反転入力端子には、抵
抗Ri の両端に得られる電流検出信号電圧Vi が入力さ
れている。
【0046】上記の実施例では、トランジスタTR1 に
より駆動電流制御用スイッチが構成され、該スイッチと
スイッチ駆動制御部2Aと、フライホイールダイオード
Dfとにより、電動機駆動回路2が構成されている。ま
た電流検出用抵抗Ri により電流検出回路3が構成され
ている。
【0047】図1の実施例の動作は、図4に示した従来
の制御装置のそれと同一である。図4に示した従来の電
動機制御装置では、帰還抵抗RF と切換スイッチの内部
抵抗rとの直列回路の中間点の電圧が比較器5の非反転
入力端子に入力されていたため、比較器5の出力電圧V
o がHレベルの状態にあるときの設定電圧V1 に前述の
ような偏差が生じていた。
【0048】これに対し、図1の実施例のように、抵抗
分圧回路4a及び4bのそれぞれの分圧出力をアナログ
スイッチからなる切換スイッチ6内の別のスイッチ手段
を介して帰還抵抗と比較器の非反転入力端子とに加える
ようにすると、同じアナログスイッチ内の各スイッチ手
段の内部抵抗rはほぼ等しいため、スイッチ手段の内部
抵抗rの影響を無くして、比較器5の出力電圧Vo がH
レベルの状態にあるときの設定電圧V1 に前述のような
偏差が生じるのを防ぐことができる。
【0049】今、図1の実施例において、切換スイッチ
6においてスイッチ手段SWa1及びSWa2がオン状態に
あり、スイッチ手段SWb1及びSWb2がオフ状態にある
とし、切換スイッチ6の各スイッチ手段の内部抵抗rが
帰還抵抗RF に比べて充分に小さく、帰還抵抗RF とス
イッチ手段の内部抵抗rとの直列合成抵抗RF +rがほ
ぼ帰還抵抗RF に等しいと見なすことができるものとす
ると、比較器5の出力電圧Vo がHレベルのときに該比
較器の非反転入力端子に入力される電圧V+は、 V+=V1 =Vcc×R2 /(R1F+R2 ) …(5) となり、比較器5の出力電圧Vo がLレベルのときに該
比較器の非反転入力端子に入力される電圧V+は、 V+=V2 =Vcc×R2F/(R1 +R2F) …(6) となる。ここで、R1Fは抵抗R1 とRF との並列合成抵
抗であり、R2Fは抵抗R2 とRF との並列合成抵抗であ
る。(5)式及び(6)式はそれぞれ(1)式及び
(2)式と同一であり、これらより、切換スイッチを設
けても第1及び第2の設定電圧V1 及びV2 に偏差が生
じないことが分かる。
【0050】上記の実施例では、切換スイッチとしてア
ナログスイッチを用いたが、本発明で用いる切換スイッ
チは、内部抵抗がほぼ等しい複数のスイッチ手段を有す
るものであればよく、必ずしもアナログスイッチに限ら
ない。
【0051】上記の実施例では、電動機Mがブラシ付直
流電動機であったが、ブラシレス直流電動機を制御する
場合にも本発明を適用することができる。
【0052】以上、本発明の好ましいと思われる実施例
につき説明したが、本明細書に開示した主な発明の態様
を以下に挙げる。
【0053】(1)電動機の駆動電流をオンオフする駆
動電流制御用スイッチと、電動機の駆動電流を検出して
該駆動電流に相応した電流検出信号電圧を発生する電流
検出回路と、制御電源から与えられる一定の直流電源電
圧を分圧して異なる設定電圧を出力する複数の抵抗分圧
回路と、前記複数の抵抗分圧回路の分圧出力端子にそれ
ぞれ一端が接続された複数の設定電圧選択用スイッチ手
段を有する切換スイッチと、前記電流検出信号電圧が反
転入力端子に入力され、非反転入力端子には前記切換ス
イッチのいずれかの設定電圧選択用スイッチ手段を通し
て前記複数の抵抗分圧回路のいずれかの分圧出力が入力
されて、反転入力端子の入力電圧が非反転入力端子の入
力電圧以上になったときに電流制限信号を発生する比較
器と、前記電流制限信号が消滅しているときに前記駆動
電流制御用スイッチがオン状態になるのを許容し、前記
電流制限信号が発生したときに前記駆動電流制御用スイ
ッチがオン状態になるのを阻止するスイッチ駆動制御部
とを備えた電動機制御装置において、前記切換スイッチ
は、前記複数の設定電圧選択用スイッチ手段にそれぞれ
対応する複数の帰還抵抗接続用スイッチ手段を更に有し
ていて、対応する設定電圧選択用スイッチ手段と帰還抵
抗接続用スイッチ手段とを同時にオンオフさせるように
構成され、前記複数の帰還抵抗接続用スイッチ手段のそ
れぞれの一端は対応する設定電圧選択用スイッチ手段の
一端に接続され、前記複数の帰還抵抗接続用スイッチ手
段の他端は共通に接続されてその共通接続点と前記比較
器の出力端子との間に帰還抵抗が接続され前記対応する
設定電圧選択用スイッチ手段と帰還抵抗接続用スイッチ
手段はほぼ等しい内部抵抗を有していることを特徴とす
る電動機制御装置。
【0054】(2)電動機の駆動電流をオンオフする駆
動電流制御用スイッチと、電動機の電機子に対して直列
に接続された電流検出用抵抗からなっていて該電流検出
用抵抗の両端に駆動電流に比例した電流検出信号電圧を
発生する電流検出回路と、制御電源から与えられる一定
の直流電源電圧を分圧して異なる設定電圧を出力する複
数の抵抗分圧回路と、前記複数の抵抗分圧回路の分圧出
力端子にそれぞれ一端が接続された複数の設定電圧選択
用スイッチ手段を有する切換スイッチと、前記電流検出
信号電圧が反転入力端子に入力され、非反転入力端子に
は前記切換スイッチのいずれかの設定電圧選択用スイッ
チ手段を通して前記複数の抵抗分圧回路のいずれかの分
圧出力が入力されて、反転入力端子の入力電圧が非反転
入力端子の入力電圧以上になったときに電流制限信号を
発生する比較器と、前記電流制限信号が消滅していると
きに前記駆動電流制御用スイッチがオン状態になるのを
許容し、前記電流制限信号が発生したときに前記駆動電
流制御用スイッチがオン状態になるのを阻止するスイッ
チ駆動制御部と、前記電動機の電機子と電流検出用抵抗
との直列回路に対して並列に接続されたフライホイール
ダイオードとを備えた電動機制御装置において、前記切
換スイッチは、前記複数の設定電圧選択用スイッチ手段
にそれぞれ対応する複数の帰還抵抗接続用スイッチ手段
を更に有していて、対応する設定電圧選択用スイッチ手
段と帰還抵抗接続用スイッチ手段とを同時にオンオフさ
せるように構成され、前記複数の帰還抵抗接続用スイッ
チ手段のそれぞれの一端は対応する設定電圧選択用スイ
ッチ手段の一端に接続され、前記複数の帰還抵抗接続用
スイッチ手段の他端は共通に接続されてその共通接続点
と前記比較器の出力端子との間に帰還抵抗が接続され前
記対応する設定電圧選択用スイッチ手段と帰還抵抗接続
用スイッチ手段はほぼ等しい内部抵抗を有していること
を特徴とする電動機制御装置。
【0055】(3)前記切換スイッチはアナログスイッ
チからなっている上記1項または2項に記載の電動機制
御装置。
【0056】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、駆動電
流の制限値を与える複数の抵抗分圧回路の分圧出力が切
換スイッチ内の異なるスイッチ手段を通して帰還抵抗と
比較器の非反転入力端子とにそれぞれ加わるように構成
したので、スイッチ手段の内部抵抗の影響を無くして、
比較器の非反転入力端子に入力される設定電圧に、切換
スイッチの内部抵抗に起因する偏差が生じるのを防ぐこ
とができる。従って、駆動電流の制限値にばらつきを生
じさせることなしに、該制限値を切り換えることができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示した回路図である。
【図2】従来の電動機制御装置の構成を示した回路図で
ある。
【図3】図2の各部の電圧波形を示した波形図である。
【図4】駆動電流の制限値を切り換えることができるよ
うにした従来の電動機制御装置の構成を示した回路図で
ある。
【符号の説明】
1 電機子 2 電動機駆動回路 2A スイッチ駆動制御部 3 電流検出回路 4a,4b 抵抗分圧回路 5 比較器 6 切換スイッチ M 電動機 TR1 駆動電流制御用スイッチを構成するトランジス
タ RF 帰還抵抗 R1 〜R4 抵抗 Df フライホイールダイオード SWa1,SWa2,SWb1,SWb2 スイッチ手段 r スイッチ手段の内部抵抗
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−15294(JP,A) 特開 平2−285985(JP,A) 特開 平3−164094(JP,A) 特開 昭60−55876(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02P 5/00 - 5/26 H02P 7/00 - 7/34 H02P 6/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動機の駆動電流をオンオフする駆動電
    流制御用スイッチと、電動機の駆動電流を検出して該駆
    動電流に相応した電流検出信号電圧を発生する電流検出
    回路と、制御電源から与えられる一定の直流電源電圧を
    分圧して異なる設定電圧を出力する複数の抵抗分圧回路
    と、前記複数の抵抗分圧回路の分圧出力端子にそれぞれ
    一端が接続された複数の設定電圧選択用スイッチ手段を
    有する切換スイッチと、前記電流検出信号電圧が反転入
    力端子に入力され、非反転入力端子には前記切換スイッ
    チのいずれかの設定電圧選択用スイッチ手段を通して前
    記複数の抵抗分圧回路のいずれかの分圧出力が入力され
    て、反転入力端子の入力電圧が非反転入力端子の入力電
    圧以上になったときに電流制限信号を発生する比較器
    と、前記電流制限信号が消滅しているときに前記駆動電
    流制御用スイッチがオン状態になるのを許容し、前記電
    流制限信号が発生したときに前記駆動電流制御用スイッ
    チがオン状態になるのを阻止するスイッチ駆動制御部と
    を備えた電動機制御装置において、 前記切換スイッチは、前記複数の設定電圧選択用スイッ
    チ手段にそれぞれ対応する複数の帰還抵抗接続用スイッ
    チ手段を更に有していて、対応する設定電圧選択用スイ
    ッチ手段と帰還抵抗接続用スイッチ手段とを同時にオン
    オフさせるように構成され、 前記複数の帰還抵抗接続用スイッチ手段のそれぞれの一
    端は対応する設定電圧選択用スイッチ手段の一端に接続
    され、 前記複数の帰還抵抗接続用スイッチ手段の他端は共通に
    接続されてその共通接続点と前記比較器の出力端子との
    間に帰還抵抗が接続されていることを特徴とする電動機
    制御装置。
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