JPH0783367A - 締付けバンド - Google Patents

締付けバンド

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Publication number
JPH0783367A
JPH0783367A JP5226906A JP22690693A JPH0783367A JP H0783367 A JPH0783367 A JP H0783367A JP 5226906 A JP5226906 A JP 5226906A JP 22690693 A JP22690693 A JP 22690693A JP H0783367 A JPH0783367 A JP H0783367A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
band
grip
diameter
band portion
tightening
Prior art date
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Pending
Application number
JP5226906A
Other languages
English (en)
Inventor
Taira Hama
平 濱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIHAMA Manufacturing
Mihama Seisakusho KK
Original Assignee
MIHAMA Manufacturing
Mihama Seisakusho KK
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Publication date
Application filed by MIHAMA Manufacturing, Mihama Seisakusho KK filed Critical MIHAMA Manufacturing
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 バンド部材を被締結物上に配置して縮径する
ことによって容易に所定の締結力を発揮でき、かつ初期
の締付力を保持できる。 【構成】 バンド部材12の両端側が重なるように形成
され、外側バンド部12A上に係合突起22、23を設
ける一方、外側バンド部12A上の係合突起22、23
に対応してグリップ28A、28Bが設けられている。
そして、バンド部材12を縮径することにより、係合突
起22、23がグリップ28A、28Bを弾性変形して
通過し、係合突起22、23がグリップ28A、28B
の通過側の端縁28a、28aに係合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は締付けバンドに関し、一
層詳細には、バンド部材をホース等の被締付物に巻き付
け、被締付物を締め付ける締付けバンドに関する。
【0002】
【従来の技術】ガスホースや自動車用ブーツなどのホー
スの接続部分を締め付けて所定の機器と接続する締付け
バンドとして、図6に示す金属製の締付けバンドが使用
されている。図6に示す締付けバンドは、バンド部材8
の両端が重ね合わされ、バンド部材8の外側部分2a先
端と内側部分2bとが突起と孔により係脱自在に係合さ
れている。また、外側部分2aの中途部に外径方向に門
形に突出する耳3が設けられている。この耳3が押し潰
されたとき、被締結物4を締め付ける方向に縮径する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】図6に示す締付けバン
ドを使用することによって、被締結物4をパイプ(図示
せず)に接続した後でも、バンド部材8を被締結物4の
接続部に巻き付けて被締結物4を締め付けることができ
る。なお、バンド部材8の外側部分2a先端と内側部分
2bとが溶接により固定されているものもある。
【0004】しかし、図6の締付けバンドは、耳3を潰
すことにより径方向に突出部分が存在してしまう。この
ため、使用する部位によっては、邪魔になってしまう。
また、押し潰した耳3は、図6に示す矢印方向へのスプ
リングバック現象を起こすため、初期の締付力を保持で
きない欠点もある。そこで、本発明の目的は、バンド部
材を被締結物に配置して縮径することによって容易に所
定の締結力を発揮でき、かつ初期の締付力を保持できる
締付けバンドを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は次の構成を備える。すなわち、金属製のバ
ンド部材の両端側を所定範囲にわたって重なるようにリ
ング状に形成するとともに、該重ね合わせ部の外側バン
ド部に縮径手段を設けた締付けバンドにおいて、前記外
側バンド部上に係合突起を設け、前記内側バンド部に固
定され、外側バンド部の側方から表面に延出する一対の
片からなるグリップを設けるとともに、該グリップを外
側バンド部上の係合突起より先端側に位置させ、前記外
側バンド部を先方に移動して縮径することにより、係合
突起はグリップを弾性変形して通過し、通過後はグリッ
プの通過側の端縁に係合突起が係合するものであること
を特徴とする。
【0006】前記係合突起を外側バンド部の周方向に2
個離間して設ける一方、外側バンド部上の各係合突起に
対応するグリップが、各係合突起より外側バンド部の先
端側に位置するようにするのが好適である。また、グリ
ップが側面U字状であり、内側バンド部に内側から当接
して固定し、先端を対向方向に折り曲げるようにしても
良い。さらに、縮径手段として、リング状のバンド部材
を工具により縮径すべく、外側バンド部の先端に工具係
合突起を設けるとともに、外側バンド部先端の先方のバ
ンド部材上に工具係合突起を設け、近づけることができ
るようにしても良い。
【0007】
【作用】作用について説明する。締付けバンドを被締結
物に巻回してバンド部材を縮径し、係合突起がグリップ
を弾性変形してグリップの内側を通過し、通過後はグリ
ップの通過側の端縁に係合突起が係合して縮径状態が保
持される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例について添付図
面に基づいて詳細に説明する。図1は締付けバンドの巻
き付け状態を示す斜視図である。図面に示す締付けバン
ド10は、金属製のバンド部材12の両端側を所定範囲
の重ね合わせ部にわたって重なるようにリング状に形成
されている。重ね合わせ部は、外側バンド部12Aと内
側バンド部12Bとが重なっている。
【0009】前記外側バンド部12Aの外周面上には、
3個の突起が並設されている。この突起は、反先端側の
幅方向に切込みを入れ、この切込みに対して先端側を外
径方向に突出するように形成され、外側バンド部12A
の先端側から工具係合突起としての縮径突起20、第1
の係止突起22、第2の係止突起23とする。縮径突起
20、係止突起22、23の切込み側の端縁は、開口す
る係合端20a、22a、23aとする。外側バンド部
12Aの先端は、幅狭の舌片24である。
【0010】外側バンド部12Aの舌片24の先端方向
には、縮径突起26がバンド部材12上に形成されてい
る。この縮径突起26は周方向に開口する門型に形成さ
れている。
【0011】前記外側バンド部12A上の縮径突起2
0、係止突起22、23の中間に金属製のグリップ28
A、28Bが設けられている。このグリップ28はU字
状片であり、グリップ28の内底面が内側バンド部材1
2Bの内側から当接し固定されている。この固定方法と
しては、例えばスポット溶接が好適である。グリップ2
8の各グリップ片29、29は対向方向に折り曲げら
れ、各先端が当接している。
【0012】図1の状態ではリング状に形成されたバン
ド部材12が復元力により拡径方向に広がろうとしてい
るが、第1の係合突起22の係合端22aがグリップ2
8Bの端縁28aに当接して拡径が防止されている。な
お、前記グリップ28A、28Bの端縁28a、28a
の間隔Mと、係合突起22、23の端縁22a、23a
の間隔Nは同一間隔である。
【0013】図2に示すように、上記締付けバンド10
を縮径する工具40は周知のペンチ等と同様の構造であ
り、各アーム42、43の先端42a、43aには突起
45、45が設けられている。この突起45、45は、
前記縮径突起20の開口20aおよび縮径突起26の開
口に係合可能である。
【0014】ここで、上述する締付けバンド10の締付
け方法について説明する。締付けバンド10を図1の状
態で、被締結物の所定位置に配置する。そして、工具4
0の突起45、45をそれぞれ縮径突起20の開口20
aおよび縮径突起26の開口に係合し、縮径突起20お
よび縮径突起26を互いに近づけて、バンド部材12を
縮径する。
【0015】すると、間隔Mと、間隔Nとが同一間隔で
あるため、第1および第2の係合突起22、23がグリ
ップ28A、28Bの端縁28b、28b側に同時に当
接し、さらにバンド部材12を縮径すると係合突起2
2、23がグリップ28A、28Bのグリップ片29・
・・が起立するように弾性変形させて内側を通過する。
なお、グリップ28A、28Bのグリップ片29、29
の先端は当接しているのみなので、係合突起22、23
が通過する際にグリップ28A、28Bの変形が容易で
ある。
【0016】そして、係合突起22、23が通過した後
は、グリップ28A、28Bの変形が戻り、係合突起2
2、23の端縁22a、23aがグリップ28A、28
Bの端縁28a、28aに当接して拡径が防止され縮径
が完了する。なお、縮径完了後に、グリップ28をハン
マー等で叩いてグリップ28を内側に確実に倒して強固
に固定するのが好適である。
【0017】また、締付けバンド10は締付け状態で、
外側バンド部12A先端の舌片24が、縮径突起26の
開口から侵入して舌片24先端が縮径突起26の中間位
置まで侵入することとなる。このため、外側バンド部1
2Aの先端は、縮径突起26により跳ね上がりが防止さ
れる。
【0018】上記実施例において、グリップ28A、2
8Bは個別に内側バンド部12Bに固定していたが、図
3に示すように、一体としても良い。すなわち、基板3
0の両端に幅方向に延出するグリップ片29・・・を設
け、このグリップ片29・・・を起立させてグリップ体
32を構成している。このグリップ体32は、内側バン
ド部12Bの内側面から当接して固定する。なお、グリ
ップ体32の一端を延出して内側バンド部12Bを短く
して、内側バンド部12Bに替えても良い。
【0019】上記実施例では、グリップ28のグリップ
片29、29の先端を当接させたが、一部重ねるように
しても良い。また、グリップ片29、29の先端を若干
離間させて、間隔を設けるようにしても良い。グリップ
片29、29に間隔34を形成することにより、グリッ
プ片29、29の先端縁が容易に変形して締付けが容易
となる(図4および図5参照)。
【0020】また、図4に示すように、締付けバンド1
0の縮径の際にグリップ28の間隔34を通過する係合
突起23の侵入側(端縁28b側)の幅を広くするよう
にしても良い(グリップは一方のみ図示)。このように
構成すると、間隔34への係合突起23の侵入が容易と
なりグリップ28の変形も容易となり、縮径が容易に行
える。
【0021】さらに、図5に示すように、グリップ28
の端縁28a側を山形状に形成し、その先端29a、2
9aが係合突起22の開口内に侵入するようにしても良
い。このようにすると、縮径状態が外れ難くなる。
【0022】なお、上記実施例においては、係合突起2
2、23およびグリップ28A、28Aを2個ずつ設け
たが、それぞれ1個設けるようにしても良い。また、グ
リップ片29・・・が内側バンド部12Bの側端に固定
したり、一体的に形成しておいても良い。
【0023】また、上記実施例の外側バンド部12A先
端を内側バンド部12Bに固定するとともに、外側バン
ド部12A上に従来例で示すような耳3を形成してバン
ド部材12の縮径手段としても良い。すなわち、縮径手
段は、外側バンド部12Aが縮径方向に移動する縮径手
段であれば良い。以上本発明の好適な実施例を挙げて種
々説明したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
なく、発明の精神を逸脱しない範囲内で多くの改変を施
し得ることは勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明に係る締付けバンドは次に示すよ
うな顕著な効果を奏する。 締付けバンドを縮径して際に、この縮径状態が保持
されるように構成されているため、いわゆるスプリング
バックを起こすことがなく、十分な締付け力を維持する
ことができる。 また、締め付け後は緩むこともなく、強い締付け力
を長期間維持することも期待できる。 締め付け後に被締結体の弾性により、あるいは被締
結体内を通過する流体の圧力により、締め付けバンドに
対して拡径方向の力が加わっても拡径することがない。 リング状のバンド部材を工具により縮径すべく、外
側バンド部の先端に突起を設ける一方、外側バンド部先
端の先方のバンド部材上に突起を設けることにより、従
来のように外径方向に大きく突出する締付け耳がないた
めブーツバンドとして用いた場合にも、回転バランスが
悪くなることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る締付けバンドの斜視図である。
【図2】締付けバンドの締付け工具の正面図である。
【図3】グリップ体の斜視図である。
【図4】グリップと係合突起との関係を示す平面説明図
である。
【図5】グリップと係合突起との関係を示す平面説明図
である。
【図6】従来の締付けバンドを示す説明図である。
【符号の説明】
10 締付けバンド 12 バンド部材 12A 外側バンド部 12B 内側バンド部 20 縮径突起 22 係止突起 23 係止突起 24 舌片 28 グリップ 40 工具

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属製のバンド部材の両端側を所定範囲
    にわたって重なるようにリング状に形成するとともに、
    該重ね合わせ部に縮径手段を設けた締付けバンドにおい
    て、 前記外側バンド部上に係合突起を設け、 前記内側バンド部に固定され、外側バンド部の側方から
    表面に延出する一対の片からなるグリップを設けるとと
    もに、 該グリップを外側バンド部上の係合突起より先端側に位
    置させ、 前記外側バンド部を先方に移動して縮径することによ
    り、係合突起はグリップを弾性変形して通過し、通過後
    はグリップの通過側の端縁に係合突起が係合するもので
    あることを特徴とする締付けバンド。
  2. 【請求項2】 係合突起を外側バンド部の周方向に2個
    離間して設ける一方、 外側バンド部上の各係合突起に対応するグリップが、各
    係合突起より外側バンド部の先端側に位置することを特
    徴とする請求項1記載の締付けバンド。
  3. 【請求項3】 グリップが側面U字状であり、内側バン
    ド部に内側から当接して固定し、先端を対向方向に折り
    曲げるようにしたことを特徴とする請求項1または2記
    載の締付けバンド。
  4. 【請求項4】 前記縮径手段として、リング状のバンド
    部材を工具により縮径すべく、外側バンド部の先端に工
    具係合突起を設けるとともに、外側バンド部先端の先方
    のバンド部材上に工具係合突起を設け、各突起を近づけ
    るようにしたことを特徴とする請求項1、2または3記
    載の締付けバンド。
JP5226906A 1993-09-13 1993-09-13 締付けバンド Pending JPH0783367A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5226906A JPH0783367A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 締付けバンド

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JP5226906A JPH0783367A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 締付けバンド

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JPH0783367A true JPH0783367A (ja) 1995-03-28

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ID=16852457

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JP5226906A Pending JPH0783367A (ja) 1993-09-13 1993-09-13 締付けバンド

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JP (1) JPH0783367A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016538490A (ja) * 2014-02-28 2016-12-08 オエティカ シュヴァイツ アーゲー ホースクランプ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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