JPH0783366A - ロータリジョイント - Google Patents

ロータリジョイント

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JPH0783366A
JPH0783366A JP23025193A JP23025193A JPH0783366A JP H0783366 A JPH0783366 A JP H0783366A JP 23025193 A JP23025193 A JP 23025193A JP 23025193 A JP23025193 A JP 23025193A JP H0783366 A JPH0783366 A JP H0783366A
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JP
Japan
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spool
inner race
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rotary joint
race
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JP23025193A
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Kikuji Egawa
菊次 江川
Kazunobu Okumoto
和信 奥本
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 固定側から回転側へ供給される流体の管路の
シールを容易にして大口径のロータリジョイントの実用
を可能とした。 【構成】 インナレース1にボール2を介して回転可能
に装着されるアウタレース3に、径方向に突出する突起
部3aを設け、該突起部3aに油圧室4内の油圧を介し
て先端がインナレース1の外周面に当接するスプール5
を設け、該スプール5に前記油圧室4に連なる油通路7
を設けると共に該スプール5と前記インナレース1と
に、両者の当接により開くチェック弁10、12を介し
て互いに連通する入口側管路9と出口側管路13とを設
けたことを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般産業用機械の大口径
のロータリジョイントに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロータリジョイントは小口径のも
のが一般的であり例えば図4に示すようにインナボディ
22に回転摺動可能に嵌挿されたアウタボディ23に油
溝24を設け、該油溝24の上下にシール25を装着し
てアウタボディ23の各ポート26より供給される油は
インナボディ22の各ポート27より所定の箇所に送ら
れ、油溝24上下に装着されたシール25により洩れを
防止して、固定側から回転側に油は供給されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、インナロール
とアウタロールとの間に装着されるシールを大口径のロ
ータリジョイントに適用するときにはシールの信頼性
(耐圧など)加工精度などの問題があって実用に至って
いないのが実態である。本発明は、かかる現状に鑑み開
発されたものであってシールの信頼性を高めて大口径の
ロータリジョイントの実用化を可能とすることを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の構成を実施例に対応する図1及び図2を用
いて説明すると本発明はインナレース1にボール2を介
して回転可能の装着されるアウタレース3に、径方向に
突出する突起部3aを設け、該突起部3aに油圧室4の
油圧を介して先端がインナレース1の外周面に当接する
スプール5を設け、該スプール5に前記油圧室4に連な
る油通路7を設けると共に該スプール5と前記インナレ
ース1とに、両者の当接により開くチェック弁10、1
2を介して互いに連通する入口側管路9と出口側管路1
3とを設けたことを特徴とする。
【0005】
【作用】そして本発明は上記の手段によりアウタレース
の突起部に設けたスプールは、油圧室に供給される油圧
によって摺動してインナレースに当接密着し、その密着
によって該スプールに設けた管路の逆止弁と、インナレ
ースに設けた管路の逆止弁とを開いて両管路は互いに連
通されるため管路のシールを確実にすることができる。
【0006】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1及び図2に基づ
いて説明すると1はインナレースを示し、該インナレー
ス1にボール2を介して回転可能に装着されるアウタレ
ース3には径方向に突出する突起部3aを設け、該突起
部3aに油圧室4内の油圧を介して先端がインナレース
の外周面に当接するスプール5を設け、該スプール5に
は弁6を介して前記油圧室4に連なる油通路7と、入力
側ポート8を有する管路9とを設け、該管路9に押棒付
チェック弁10を設けた。又、インナレース1には出口
側ポート11と押棒付チェック弁12とを有する管路1
3を設け、該管路13は前記スプール5がインナレース
1に当接したとき前記各押棒付チェック弁10及び12
を押圧開放させて、前記スプール5の管路9と連通する
ように設けられている。なお図示実施例のものではスプ
ール側の管路9を入口側管路、インナレース側の管路1
3を出口側管路としたが、これを逆にしてもよい。図中
14は油圧室4に設けた復帰ばね、15はシールを示
す。
【0007】図3は前記インナレース1とアウタレース
3とを装着した大口径竪穴掘削機の回転装置を示し、こ
れはケーシングチューブ16をクランプ装置17にてク
ランプ用アクチュエータ18を介して把持し、油圧モー
タ19を駆動させることにより回転させるもので、クラ
ンプ用アクチュエータ18に流体を固定側から回転側に
供給するため前記インナレース1とアウタレース3とは
取付けられ、固定側のパワー源からホース20を通して
流体を供給し、ホース21を通してクランプ用アクチュ
エータ18に送られ、ホース21はアクチュエータ18
とインナレース1とを接続し、ホース20はアウタレー
ス2と固定側パワー源とを接続する。
【0008】
【発明の効果】このように本発明によるときはインナレ
ースにボールを介して回転可能の装着されるアウタレー
スに、径方向に突出する突起部を設け、該突起部に油圧
室内の油圧を介して先端がインナレースの外周面に当接
するスプールを設け、該スプールに前記油圧室に連なる
油通路を設けると共に該スプールと前記インナレースと
に、両者の当接により開くチェック弁を介して互いに連
通する入口側管路と出口側管路とを設けたものであるか
ら、アウタレースのスプール側に設けた管路とインナレ
ースに設けた管路とのシール及びその接続が容易となり
大口径であっても流体洩れの心配もなく固定側から回転
側に流体の供給が可能となると共に入力側ポートが単数
でも一つの供給源から複数のアクチュエータに間欠的に
流体供給が可能となる等の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】本発明を装着した回転装置の側面図である。
【図4】従来例を示す半截側面図である。
【符号の説明】
1 インナレース 2 ボール 3 アウタレース 3a 突起部 4 油圧室 5 スプール 7 油通路 9、13 管路 10、12 チェック弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インナレースにボールを介して回転可能
    の装着されるアウタレースに、径方向に突出する突起部
    を設け、該突起部に油圧室内の油圧を介して先端がイン
    ナレースの外周面に当接するスプールを設け、該スプー
    ルに前記油圧室に連なる油通路を設けると共に該スプー
    ルと前記インナレースとに、両者の当接により開くチェ
    ック弁を介して互いに連通する入口側管路と出口側管路
    とを設けたことを特徴とするロータリジョイント。
JP05230251A 1993-09-16 1993-09-16 ロータリジョイント Expired - Fee Related JP3089142B2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20200002303U (ko) * 2019-04-10 2020-10-21 주식회사 릴텍산업 슬립링용 에어벤트 장치

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