JP3201105B2 - 遮断弁 - Google Patents
遮断弁Info
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- JP3201105B2 JP3201105B2 JP28886993A JP28886993A JP3201105B2 JP 3201105 B2 JP3201105 B2 JP 3201105B2 JP 28886993 A JP28886993 A JP 28886993A JP 28886993 A JP28886993 A JP 28886993A JP 3201105 B2 JP3201105 B2 JP 3201105B2
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- Japan
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- bearing bush
- grease
- valve shaft
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、板状の弁体と弁座とに
より流体、特に腐食性流体の流路の開閉を行なう遮断弁
に関する。
より流体、特に腐食性流体の流路の開閉を行なう遮断弁
に関する。
【０００２】
【従来の技術】地熱蒸気，ガス又は化学薬品のような腐
食性流体の流路を開閉する弁として回動する弁軸に取付
けた板状の弁体を有し、弁軸を支持する軸受部に腐食防
止や潤滑のためグリスを注入するチェック形遮断弁やバ
タフライ弁のような遮断弁が知られている。以下図面を
用いて従来技術について説明する。
食性流体の流路を開閉する弁として回動する弁軸に取付
けた板状の弁体を有し、弁軸を支持する軸受部に腐食防
止や潤滑のためグリスを注入するチェック形遮断弁やバ
タフライ弁のような遮断弁が知られている。以下図面を
用いて従来技術について説明する。
【０００３】図３は遮断弁としてのチェック形遮断弁の
断面図、図４は図３のＡ−Ａ矢視断面図である。図３，
図４において、弁箱１は流体入口２と流体出口３とを備
え、弁蓋４は弁箱１の開口を閉鎖し、スタッド５，ナッ
ト６により弁箱１に取付けられている。弁座７は流体出
口３の入口に設けられている。円板状の弁体８は中央部
に副弁座９を備えた円形状の流路孔１０を有し、アーム
１１を介して弁軸１２に回動自在に取付けられている。
副弁体１３は弁体８の副弁座９に着座し、アーム１４に
ナット１５により締結され、アーム１４はキー１６によ
り弁軸１２に固定されている。
断面図、図４は図３のＡ−Ａ矢視断面図である。図３，
図４において、弁箱１は流体入口２と流体出口３とを備
え、弁蓋４は弁箱１の開口を閉鎖し、スタッド５，ナッ
ト６により弁箱１に取付けられている。弁座７は流体出
口３の入口に設けられている。円板状の弁体８は中央部
に副弁座９を備えた円形状の流路孔１０を有し、アーム
１１を介して弁軸１２に回動自在に取付けられている。
副弁体１３は弁体８の副弁座９に着座し、アーム１４に
ナット１５により締結され、アーム１４はキー１６によ
り弁軸１２に固定されている。
【０００４】ここで、アーム１１は図４に示すようにア
ーム１４の両側に弁軸１２に回動自在に取付けられ、さ
らに両側のアーム１１はアーム１４と距離ｄ（図３参
照）を持たせたコ形の橋板１７で結合されている。な
お、両側のアーム１１とアーム１４とは弁軸１２を囲む
ライナ１８を介して弁軸１２に取付けられている。カバ
ー１９は弁軸１２を回動させる図示しないアクチュエー
タ側で、一方エンドカバー２０は反アクチュエータ側で
弁箱１の端部にカラー２１を介して挿入され、スタッド
２２，ナット２３により弁箱１に取付けられている。弁
軸１２のジャーナル部２４，２４ａはカバー１９及びエ
ンドカバー２０内にそれぞれ設置される軸受ブッシュ２
７に支持され、カバー１９及びエンドカバー２０と弁軸
１２との間には、それぞれパッキンブッシュ２５，２５
ａとワッシャ２６，２６ａが設置されている。
ーム１４の両側に弁軸１２に回動自在に取付けられ、さ
らに両側のアーム１１はアーム１４と距離ｄ（図３参
照）を持たせたコ形の橋板１７で結合されている。な
お、両側のアーム１１とアーム１４とは弁軸１２を囲む
ライナ１８を介して弁軸１２に取付けられている。カバ
ー１９は弁軸１２を回動させる図示しないアクチュエー
タ側で、一方エンドカバー２０は反アクチュエータ側で
弁箱１の端部にカラー２１を介して挿入され、スタッド
２２，ナット２３により弁箱１に取付けられている。弁
軸１２のジャーナル部２４，２４ａはカバー１９及びエ
ンドカバー２０内にそれぞれ設置される軸受ブッシュ２
７に支持され、カバー１９及びエンドカバー２０と弁軸
１２との間には、それぞれパッキンブッシュ２５，２５
ａとワッシャ２６，２６ａが設置されている。
【０００５】ここで、弁軸１２の左側のジャーナル部２
４の端部は図示しないグランドパッキンを介してアクチ
ュエータの作動軸に連結し、一方弁軸１２の右側のジャ
ーナル部２４ａの端部は開放されているので、弁箱１内
の流体の外部への漏洩を防止するためにエンドカバー２
０により弁軸１２のジャーナル部２４ａ及び軸受ブッシ
ュ２７の端面を覆っている。なお、２８はシールリング
である。
４の端部は図示しないグランドパッキンを介してアクチ
ュエータの作動軸に連結し、一方弁軸１２の右側のジャ
ーナル部２４ａの端部は開放されているので、弁箱１内
の流体の外部への漏洩を防止するためにエンドカバー２
０により弁軸１２のジャーナル部２４ａ及び軸受ブッシ
ュ２７の端面を覆っている。なお、２８はシールリング
である。
【０００６】ここで、軸受ブッシュ２７には腐食性流体
による腐食防止と、弁軸１２が回動する際の潤滑のため
グリスが流れる通路としてその側壁を貫通する複数の孔
２９と、これらの孔２９に連通して軸受ブッシュ２７を
貫通する通路孔３０が設けられている。なお、軸受ブッ
シュ２７には図５に示すように軸受ブッシュ２７の外面
と内面とをそれぞれ囲んで設けられ、複数の孔２９の両
端部に連通する環状の溝３１，３１ａが設けられてい
る。
による腐食防止と、弁軸１２が回動する際の潤滑のため
グリスが流れる通路としてその側壁を貫通する複数の孔
２９と、これらの孔２９に連通して軸受ブッシュ２７を
貫通する通路孔３０が設けられている。なお、軸受ブッ
シュ２７には図５に示すように軸受ブッシュ２７の外面
と内面とをそれぞれ囲んで設けられ、複数の孔２９の両
端部に連通する環状の溝３１，３１ａが設けられてい
る。
【０００７】カバー１９，エンドカバー２０にはグリス
を注入する注入路３３，３３ａが貫通して設けられてい
る。そして、アクチュエータ側の軸受ブッシュ２７の端
面が接するカバー１９には、軸受ブッシュ２７の通路孔
３０に連通する環状の溝３４が設けられている。一方、
反アクチュエータ側の軸受ブッシュ２７の通路孔３０
は、弁軸１２のジャーナル部２４ａ及び軸受ブッシュ２
７の端面と、エンドカバー２０とで画成される端部室３
５を介して注入路３３ａに連通している。
を注入する注入路３３，３３ａが貫通して設けられてい
る。そして、アクチュエータ側の軸受ブッシュ２７の端
面が接するカバー１９には、軸受ブッシュ２７の通路孔
３０に連通する環状の溝３４が設けられている。一方、
反アクチュエータ側の軸受ブッシュ２７の通路孔３０
は、弁軸１２のジャーナル部２４ａ及び軸受ブッシュ２
７の端面と、エンドカバー２０とで画成される端部室３
５を介して注入路３３ａに連通している。
【０００８】なお、注入路３３，３３ａにはそれぞれ配
管３６と止め弁３７とグリスニップル３８とが接続され
ている。このような構成により、遮断弁には、グリスニ
ップル３８にグリス供給源からの配管を接続し、止め弁
３７を開にしてグリスポンプによりグリスをカバー１
９，エンドカバー２０の各注入路３３，３３ａを経て各
軸受ブッシュ２７に供給する。この際、アクチュエータ
側の軸受ブッシュ２７には、注入路３３からのグリスが
カバー１９とジャーナル部２４との隙間を経て環状の溝
３４から軸受ブッシュ２７の通路孔３０を経て孔２９に
流入し、環状の溝３１，３１ａを流れて軸受ブッシュ２
７とカバー１９及びジャーナル部２４との両隙間に充填
される。
管３６と止め弁３７とグリスニップル３８とが接続され
ている。このような構成により、遮断弁には、グリスニ
ップル３８にグリス供給源からの配管を接続し、止め弁
３７を開にしてグリスポンプによりグリスをカバー１
９，エンドカバー２０の各注入路３３，３３ａを経て各
軸受ブッシュ２７に供給する。この際、アクチュエータ
側の軸受ブッシュ２７には、注入路３３からのグリスが
カバー１９とジャーナル部２４との隙間を経て環状の溝
３４から軸受ブッシュ２７の通路孔３０を経て孔２９に
流入し、環状の溝３１，３１ａを流れて軸受ブッシュ２
７とカバー１９及びジャーナル部２４との両隙間に充填
される。
【０００９】一方、反アクチュエータ側の軸受ブッシュ
２７には、注入路３３ａからのグリスが端部室３５を充
填した後、軸受ブッシュ２７の通路孔３０を経て孔２９
から環状の溝３１，３１ａを流れて、軸受ブッシュ２７
とジャーナル部２４ａ及びエンドカバー２０との両隙間
に充填される。このようにしてグリスを充填した後遮断
弁の開閉が行なわれる。遮断弁の閉は、図３に示すよう
にアクチュエータの駆動により軸受ブッシュ２７にて支
持された弁軸１２の回動により、弁軸１２に取付けられ
たアーム１１，１４を介して弁体８を弁座７に着座させ
るとともに、副弁体１３を弁体８の副弁座９に着座させ
て行なわれ、腐食性流体の流路は閉になる。
２７には、注入路３３ａからのグリスが端部室３５を充
填した後、軸受ブッシュ２７の通路孔３０を経て孔２９
から環状の溝３１，３１ａを流れて、軸受ブッシュ２７
とジャーナル部２４ａ及びエンドカバー２０との両隙間
に充填される。このようにしてグリスを充填した後遮断
弁の開閉が行なわれる。遮断弁の閉は、図３に示すよう
にアクチュエータの駆動により軸受ブッシュ２７にて支
持された弁軸１２の回動により、弁軸１２に取付けられ
たアーム１１，１４を介して弁体８を弁座７に着座させ
るとともに、副弁体１３を弁体８の副弁座９に着座させ
て行なわれ、腐食性流体の流路は閉になる。
【００１０】次に遮断弁の閉状態から開にするときに
は、アクチュエータの駆動により弁軸１２を回動すれば
アーム１４により、まず副弁体１３が開になって、流体
の小量を遮断弁内に流して弁体８の前後にかかる差圧を
小さくする。そしてアーム１４がアーム１１の橋板１７
に当った後、アーム１１により弁体８を全開にする。な
お、弁体８と副弁体１３との開状態は図３の一点鎖線で
示される。
は、アクチュエータの駆動により弁軸１２を回動すれば
アーム１４により、まず副弁体１３が開になって、流体
の小量を遮断弁内に流して弁体８の前後にかかる差圧を
小さくする。そしてアーム１４がアーム１１の橋板１７
に当った後、アーム１１により弁体８を全開にする。な
お、弁体８と副弁体１３との開状態は図３の一点鎖線で
示される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】グリスポンプでグリス
を注入路３３，３３ａを経てアクチュエータ側、及び反
アクチュエータ側の軸受ブッシュ２７部に注入する際、
グリスポンプの注入圧力は、一般的な手動のものでも最
大２００kg１cm2 ・ｇ位まで昇圧可能なので、過度にグ
リスを注入し過ぎると、反アクチュエータ側において弁
軸１２及び軸受ブッシュ２７の端面とエンドカバー２０
との間の端部室３５に充填されたグリスにより、弁軸１
２に過度のスラスト力が加わり、アクチュエータ側のワ
ッシャ２６，弁軸１２，バッキンブッシュ２５の間に力
が発生し、この力は弁軸１２を回動する際のトルク負荷
となり弁の開閉不良を引き起こすという問題がある。
を注入路３３，３３ａを経てアクチュエータ側、及び反
アクチュエータ側の軸受ブッシュ２７部に注入する際、
グリスポンプの注入圧力は、一般的な手動のものでも最
大２００kg１cm2 ・ｇ位まで昇圧可能なので、過度にグ
リスを注入し過ぎると、反アクチュエータ側において弁
軸１２及び軸受ブッシュ２７の端面とエンドカバー２０
との間の端部室３５に充填されたグリスにより、弁軸１
２に過度のスラスト力が加わり、アクチュエータ側のワ
ッシャ２６，弁軸１２，バッキンブッシュ２５の間に力
が発生し、この力は弁軸１２を回動する際のトルク負荷
となり弁の開閉不良を引き起こすという問題がある。
【００１２】本発明の目的は、グリス注入圧力による過
度のスラスト力が弁軸に発生し、このため弁の開閉不良
を引き起こすのを防止することができる遮断弁を提供す
ることである。
度のスラスト力が弁軸に発生し、このため弁の開閉不良
を引き起こすのを防止することができる遮断弁を提供す
ることである。
【００１３】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明によれば板状の弁体が取付けられ、アクチュ
エータにより回動する弁軸と、この弁軸のアクチュエー
タ側と反アクチュエータ側の両端部をそれぞれ囲んで弁
軸を支持し、外面と内面とにグリスを供給するグリス通
路を有する軸受ブッシュと、弁箱に取付けられ、反アク
チュエータ側の軸受ブッシュを囲み、さらに弁軸及びこ
の軸受ブッシュの両端面を覆い、貫通して設けられるグ
リス注入路を有するエンドカバーとを備え、グリスがグ
リス注入路から反アクチュエータ側の軸受ブッシュ及び
弁軸の両端面とエンドカバーとの間の端部室に充填され
た後、軸受ブッシュのグリス通路を経て軸受ブッシュと
弁軸及びエンドカバーとの間の両隙間に充填される遮断
弁において、端部室に連通してエンドカバーに取付けら
れ、端部室内のグリス圧を許容値に設定するレリーフ弁
を設けるものとする。
に、本発明によれば板状の弁体が取付けられ、アクチュ
エータにより回動する弁軸と、この弁軸のアクチュエー
タ側と反アクチュエータ側の両端部をそれぞれ囲んで弁
軸を支持し、外面と内面とにグリスを供給するグリス通
路を有する軸受ブッシュと、弁箱に取付けられ、反アク
チュエータ側の軸受ブッシュを囲み、さらに弁軸及びこ
の軸受ブッシュの両端面を覆い、貫通して設けられるグ
リス注入路を有するエンドカバーとを備え、グリスがグ
リス注入路から反アクチュエータ側の軸受ブッシュ及び
弁軸の両端面とエンドカバーとの間の端部室に充填され
た後、軸受ブッシュのグリス通路を経て軸受ブッシュと
弁軸及びエンドカバーとの間の両隙間に充填される遮断
弁において、端部室に連通してエンドカバーに取付けら
れ、端部室内のグリス圧を許容値に設定するレリーフ弁
を設けるものとする。
【００１４】また、板状の弁体が取付けられ、アクチュ
エータにより回動する弁軸と、この弁軸のアクチュエー
タ側と反アクチュエータ側の両端部をそれぞれ囲んで弁
軸を支持する軸受ブッシュと、弁箱に取付けられ、反ア
クチュエータ側の軸受ブッシュを囲み、さらに軸受ブッ
シュの端面に接触し、弁軸の端面を覆い、貫通して設け
られるグリス注入路を有するエンドカバーとを備え、グ
リスが軸受ブッシュ部に注入される遮断弁において、反
アクチュエータ側の軸受ブッシュにその側壁を貫通する
複数の孔と、これらの孔の側壁の外面及び内面側の端部
にそれぞれ連通する環状の溝とを設け、グリス注入路の
出口を前記外面側の環状の溝に開口し、さらに軸受ブッ
シュと弁軸とのエンドカバー側の間及び軸受ブッシュの
端面とエンドカバーとの間に、グリスが弁軸の端面側に
漏洩するのを防止するシールリングを設けるものとす
る。
エータにより回動する弁軸と、この弁軸のアクチュエー
タ側と反アクチュエータ側の両端部をそれぞれ囲んで弁
軸を支持する軸受ブッシュと、弁箱に取付けられ、反ア
クチュエータ側の軸受ブッシュを囲み、さらに軸受ブッ
シュの端面に接触し、弁軸の端面を覆い、貫通して設け
られるグリス注入路を有するエンドカバーとを備え、グ
リスが軸受ブッシュ部に注入される遮断弁において、反
アクチュエータ側の軸受ブッシュにその側壁を貫通する
複数の孔と、これらの孔の側壁の外面及び内面側の端部
にそれぞれ連通する環状の溝とを設け、グリス注入路の
出口を前記外面側の環状の溝に開口し、さらに軸受ブッ
シュと弁軸とのエンドカバー側の間及び軸受ブッシュの
端面とエンドカバーとの間に、グリスが弁軸の端面側に
漏洩するのを防止するシールリングを設けるものとす
る。
【００１５】また、上記において、グリス注入路の出口
が開口する軸受ブッシュの環状の溝の箇所と異なる箇所
の前記環状の溝に開口してエンドカバーを貫通して設け
られ、グリス注入圧を解放する圧抜き路と、この圧抜き
路に接続する弁とを備えるものとする。
が開口する軸受ブッシュの環状の溝の箇所と異なる箇所
の前記環状の溝に開口してエンドカバーを貫通して設け
られ、グリス注入圧を解放する圧抜き路と、この圧抜き
路に接続する弁とを備えるものとする。
【００１６】
【作用】板状の弁体が取付けれら、アクチュエータによ
り回動する弁軸の両端部はそれぞれ軸受ブッシュに支持
される。ここでアクチュエータ側の軸受ブッシュは弁箱
に取付けられ、弁軸の端部を囲むカバー内に弁軸の端部
を囲んで設けられ、反アクチュエータ側の軸受ブッシュ
はこの軸受ブッシュと弁軸との両端面を覆って弁箱に取
付けられるエンドカバー内に設けられ、弁軸の端部を囲
んで設けられる。
り回動する弁軸の両端部はそれぞれ軸受ブッシュに支持
される。ここでアクチュエータ側の軸受ブッシュは弁箱
に取付けられ、弁軸の端部を囲むカバー内に弁軸の端部
を囲んで設けられ、反アクチュエータ側の軸受ブッシュ
はこの軸受ブッシュと弁軸との両端面を覆って弁箱に取
付けられるエンドカバー内に設けられ、弁軸の端部を囲
んで設けられる。
【００１７】ここで、グリスをエンドカバーを貫通して
設けられたグリス注入路から軸受ブッシュに設けられた
グリス通路を経て、軸受ブッシュと弁軸及びエンドカバ
ーとの間の両隙間に充填するときには、軸受ブッシュ及
び弁軸との端面とエンドカバーとの間の端部室にグリス
が充填されてから前記隙間に充填される。したがって、
端部室に接続されるレリーフ弁の逃がし圧力を弁軸にか
かるスラスト力が許容できる設定圧力に設定しておけ
ば、グリスポンプによりグリスをグリス注入路を経て過
度に注入しても、レリーフ弁により端部室のグリス圧力
は前記設定圧力に設定され、弁軸にグリス圧力によるス
ラスト力を許容値に収めることができる。したがって弁
軸の回動不良を防止できる。
設けられたグリス注入路から軸受ブッシュに設けられた
グリス通路を経て、軸受ブッシュと弁軸及びエンドカバ
ーとの間の両隙間に充填するときには、軸受ブッシュ及
び弁軸との端面とエンドカバーとの間の端部室にグリス
が充填されてから前記隙間に充填される。したがって、
端部室に接続されるレリーフ弁の逃がし圧力を弁軸にか
かるスラスト力が許容できる設定圧力に設定しておけ
ば、グリスポンプによりグリスをグリス注入路を経て過
度に注入しても、レリーフ弁により端部室のグリス圧力
は前記設定圧力に設定され、弁軸にグリス圧力によるス
ラスト力を許容値に収めることができる。したがって弁
軸の回動不良を防止できる。
【００１８】また、反アクチュエータ側の軸受ブッシュ
に、その側壁を貫通する複数の孔及びこれらの孔の側壁
の外面と外面側の端部にそれぞれ連通する環状の溝を設
け、軸受ブッシュの端面に接触して軸受ブッシュと弁軸
との端面を覆うエンドカバーのグリスの注入路の出口を
軸受ブッシュの外面側の環状の溝に開口させる。このよ
うにすることによりグリスを注入路から軸受ブッシュに
設けられた孔，環状の溝を経て軸受ブッシュと弁軸及び
エンドカバーとの間の両隙間に充填させる。この際、充
填されるグリスは、軸受ブッシュと弁軸とのエンドカバ
ー側の間及び軸受ブッシュの端面とエンドカバーとの間
に介装するシールリングにより、軸受ブッシュ及び弁軸
の端面とエンドカバーとの間の端部室には流入せず、し
たがって端部室には注入されたグリス圧力がかからず、
このため弁軸にはグリス注入によるスラスト力が作用せ
ず、弁軸の回動不良を防止できる。
に、その側壁を貫通する複数の孔及びこれらの孔の側壁
の外面と外面側の端部にそれぞれ連通する環状の溝を設
け、軸受ブッシュの端面に接触して軸受ブッシュと弁軸
との端面を覆うエンドカバーのグリスの注入路の出口を
軸受ブッシュの外面側の環状の溝に開口させる。このよ
うにすることによりグリスを注入路から軸受ブッシュに
設けられた孔，環状の溝を経て軸受ブッシュと弁軸及び
エンドカバーとの間の両隙間に充填させる。この際、充
填されるグリスは、軸受ブッシュと弁軸とのエンドカバ
ー側の間及び軸受ブッシュの端面とエンドカバーとの間
に介装するシールリングにより、軸受ブッシュ及び弁軸
の端面とエンドカバーとの間の端部室には流入せず、し
たがって端部室には注入されたグリス圧力がかからず、
このため弁軸にはグリス注入によるスラスト力が作用せ
ず、弁軸の回動不良を防止できる。
【００１９】また、エンドカバーのグリスの注入路が開
口する軸受ブッシュの環状の溝と異なる箇所の前記環状
の溝に開口するエンドカバーに貫通して設けられる圧抜
き路に接続される弁を開にすることにより、過度のグリ
ス注入圧の圧力抜けが行なわれるので、シールリングで
グリスの流入が防止される端部室には前述より確実にグ
リス注入による圧力がかからない。
口する軸受ブッシュの環状の溝と異なる箇所の前記環状
の溝に開口するエンドカバーに貫通して設けられる圧抜
き路に接続される弁を開にすることにより、過度のグリ
ス注入圧の圧力抜けが行なわれるので、シールリングで
グリスの流入が防止される端部室には前述より確実にグ
リス注入による圧力がかからない。
【００２０】
【実施例】以下図面に基づいて本発明の実施例について
説明する。図１は本発明の実施例による遮断弁の部分断
面図である。なお、図１及び後述する図２において図３
ないし図５の従来例と同一部品には同じ符号を付し、そ
の説明を省略する。図１において従来例と異なるのは、
端部室３５に連通し、エンドカバー２０に配管を介して
止め弁としてのブロック弁４０とレリーフ弁４２とを設
けたことである。なお、ブロック弁４０において、４１
はブロック弁４０を開閉操作するレバーである。
説明する。図１は本発明の実施例による遮断弁の部分断
面図である。なお、図１及び後述する図２において図３
ないし図５の従来例と同一部品には同じ符号を付し、そ
の説明を省略する。図１において従来例と異なるのは、
端部室３５に連通し、エンドカバー２０に配管を介して
止め弁としてのブロック弁４０とレリーフ弁４２とを設
けたことである。なお、ブロック弁４０において、４１
はブロック弁４０を開閉操作するレバーである。
【００２１】このような構成により、グリスを遮断弁の
反アクチュエータ側の軸受ブッシュ２７に充填するとき
には、レリーフ弁４２の逃がし圧力の設定圧力を端部室
３５内のグリス圧力により、弁軸１２にかかるスラスト
力が弁軸１２の回動不良を起こさない許容圧力に設定す
る。そして、ブロック弁４０をレバー４１の操作により
開にして、グリスポンプによりグリスを止め弁３７を開
にした配管３６を経て注入路３３ａから端部室３５に注
入すれば、グリスは端部室３５を充填してから前述のよ
うに軸受ブッシュ２７と弁軸１２のジャーナル部２４
ａ、及びエンドカバー２０との間の両隙間に充填され
る。この際、過度のグリス注入により、端部室３５内の
グリス圧がレリーフ弁４２の設定圧力より高くなれば、
グリスはレリーフ弁４２から外部に逃げ、端部室３５内
のグリス圧力は前記設定圧力に保持される。したがっ
て、弁軸１２には端部室３５内のグリス圧により生じる
スラスト力は許容値になるので、アクチュエータ側のワ
ッシャ２６，弁軸１２，パッキンブッシュ２５の間に発
生する力は許容値となり、弁軸１２の回動不良を防止で
きる。
反アクチュエータ側の軸受ブッシュ２７に充填するとき
には、レリーフ弁４２の逃がし圧力の設定圧力を端部室
３５内のグリス圧力により、弁軸１２にかかるスラスト
力が弁軸１２の回動不良を起こさない許容圧力に設定す
る。そして、ブロック弁４０をレバー４１の操作により
開にして、グリスポンプによりグリスを止め弁３７を開
にした配管３６を経て注入路３３ａから端部室３５に注
入すれば、グリスは端部室３５を充填してから前述のよ
うに軸受ブッシュ２７と弁軸１２のジャーナル部２４
ａ、及びエンドカバー２０との間の両隙間に充填され
る。この際、過度のグリス注入により、端部室３５内の
グリス圧がレリーフ弁４２の設定圧力より高くなれば、
グリスはレリーフ弁４２から外部に逃げ、端部室３５内
のグリス圧力は前記設定圧力に保持される。したがっ
て、弁軸１２には端部室３５内のグリス圧により生じる
スラスト力は許容値になるので、アクチュエータ側のワ
ッシャ２６，弁軸１２，パッキンブッシュ２５の間に発
生する力は許容値となり、弁軸１２の回動不良を防止で
きる。
【００２２】なお、ブロック弁４０は弁箱内の腐食性流
体の外部への漏洩の完全防止を行なうために設けられ、
遮断弁使用時にはレバー４１によりブロック弁４０を閉
にするのがよい。図２は本発明の異なる実施例による遮
断弁の部分断面図である。図２において、軸受ブッシュ
４４は図１の軸受ブッシュ２７と同様に弁軸１２のジャ
ーナル部２４ａを支持し、軸受ブッシュ４４にはその側
壁を貫通する複数の孔４５と、これらの孔４５の側壁の
外面と内面側との端部にそれぞれ連通し、軸受ブッシュ
４４の外面と内面とに環状の溝４６，４６ａが設けら
れ、さらに軸受ブッシュ４４の内面にはＯリングを収納
する環状の溝４７が設けられており、軸受ブッシュ４４
と弁軸１２のジャーナル部２４ａとの間にはＯリング４
８が環状の溝４７に挿入されて介装されている。
体の外部への漏洩の完全防止を行なうために設けられ、
遮断弁使用時にはレバー４１によりブロック弁４０を閉
にするのがよい。図２は本発明の異なる実施例による遮
断弁の部分断面図である。図２において、軸受ブッシュ
４４は図１の軸受ブッシュ２７と同様に弁軸１２のジャ
ーナル部２４ａを支持し、軸受ブッシュ４４にはその側
壁を貫通する複数の孔４５と、これらの孔４５の側壁の
外面と内面側との端部にそれぞれ連通し、軸受ブッシュ
４４の外面と内面とに環状の溝４６，４６ａが設けら
れ、さらに軸受ブッシュ４４の内面にはＯリングを収納
する環状の溝４７が設けられており、軸受ブッシュ４４
と弁軸１２のジャーナル部２４ａとの間にはＯリング４
８が環状の溝４７に挿入されて介装されている。
【００２３】エンドカバー２０は軸受ブッシュ４４の端
面に接触し、弁軸１２のジャーナル部２４ａの端面を覆
って弁箱１に取付けられている。なお、エンドカバー２
０と軸受ブッシュ４４の端面との間には、エンドカバー
２０に設けられた環状の溝にＯリング４９が挿入されて
介装されている。エンドカバー２０を貫通する注入路３
３ａの出口３３ｂは、軸受ブッシュ４４の孔４５に臨ん
で環状の溝４６に開口している。
面に接触し、弁軸１２のジャーナル部２４ａの端面を覆
って弁箱１に取付けられている。なお、エンドカバー２
０と軸受ブッシュ４４の端面との間には、エンドカバー
２０に設けられた環状の溝にＯリング４９が挿入されて
介装されている。エンドカバー２０を貫通する注入路３
３ａの出口３３ｂは、軸受ブッシュ４４の孔４５に臨ん
で環状の溝４６に開口している。
【００２４】また、エンドカバー２０を貫通して圧抜き
路５１が設けられ、一方の開口は軸受ブッシュ４４の注
入路３３ａの出口３３ｂが臨む孔４５に対向する位置の
孔４５に臨んで環状の溝４６に開口し、他方の開口には
エルボ５２，ニップル５３を介して止め弁５４が取付け
られている。このような構成により、グリスを遮断弁の
反アクチュエータ側の軸受ブッシュ４４部に充填すると
きには、グリスポンプによりグリスを止め弁３７を開に
した配管３６を経て注入路３３ａに流入し、その出口３
３ｂから環状の溝４６，４６ａ，孔４５を経て、軸受ブ
ッシュ４４と弁軸１２のジャーナル部２４ａ及びエンド
カバー２０との間の両隙間に充填される。この際、グリ
スが過度に注入されても、軸受ブッシュ４４と弁軸１２
のジャーナル部２４ａ及びエンドカバー２０との間の両
隙間に流入したグリスは、Ｏリング４８，４９により端
部室３５に流入せず、端部室３５にはグリス注入による
圧力がかからない。したがって、弁軸１２にはグリス注
入によるスラスト力は作用せず、弁軸の回動不良を防止
できる。
路５１が設けられ、一方の開口は軸受ブッシュ４４の注
入路３３ａの出口３３ｂが臨む孔４５に対向する位置の
孔４５に臨んで環状の溝４６に開口し、他方の開口には
エルボ５２，ニップル５３を介して止め弁５４が取付け
られている。このような構成により、グリスを遮断弁の
反アクチュエータ側の軸受ブッシュ４４部に充填すると
きには、グリスポンプによりグリスを止め弁３７を開に
した配管３６を経て注入路３３ａに流入し、その出口３
３ｂから環状の溝４６，４６ａ，孔４５を経て、軸受ブ
ッシュ４４と弁軸１２のジャーナル部２４ａ及びエンド
カバー２０との間の両隙間に充填される。この際、グリ
スが過度に注入されても、軸受ブッシュ４４と弁軸１２
のジャーナル部２４ａ及びエンドカバー２０との間の両
隙間に流入したグリスは、Ｏリング４８，４９により端
部室３５に流入せず、端部室３５にはグリス注入による
圧力がかからない。したがって、弁軸１２にはグリス注
入によるスラスト力は作用せず、弁軸の回動不良を防止
できる。
【００２５】また、グリス注入後、止め弁５４を開にす
ることにより、過度なグリス注入時の残圧はなくなるの
で、端部室３５にはグリス注入による圧力がかからず、
より確実に弁軸の回動不良を防止できる。なお、上記図
１，図２の実施例では遮断弁としてチェック形遮断弁に
ついて説明したが、バラフライ弁においても同じ作用，
効果が得られる。
ることにより、過度なグリス注入時の残圧はなくなるの
で、端部室３５にはグリス注入による圧力がかからず、
より確実に弁軸の回動不良を防止できる。なお、上記図
１，図２の実施例では遮断弁としてチェック形遮断弁に
ついて説明したが、バラフライ弁においても同じ作用，
効果が得られる。
【００２６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
１において前述の構成により、グリス注入時、弁軸及び
軸受ブッシュの端面とエンドカバーとの間の端部室に充
填されるグリスの圧力をレリーフ弁により許容圧力の設
定圧力に調整できるので、弁軸にかかるスラスト力は許
容値になり、スラスト力の過大による弁軸の回動不良を
防止できる。
１において前述の構成により、グリス注入時、弁軸及び
軸受ブッシュの端面とエンドカバーとの間の端部室に充
填されるグリスの圧力をレリーフ弁により許容圧力の設
定圧力に調整できるので、弁軸にかかるスラスト力は許
容値になり、スラスト力の過大による弁軸の回動不良を
防止できる。
【００２７】また、請求項２においてグリス注入時、軸
受ブッシュと弁軸及びエンドカバーとの間にシールリン
グを設けたので、グリスの注入圧力はシールリングによ
り弁軸及び軸受ブッシュの端面とエンドカバーとの間の
端部室にかからず、このため弁軸にはスラスト力が作用
せず、この結果弁軸の回動不良を防止できる。なお、請
求項３に示すようにグリス注入時、圧抜き路に設けた止
め弁を開にして過度な注入圧力の残圧をなくすことによ
り、前記端部室にはより確実にグリス注入による圧力が
かからないので、弁軸にはスラスト力が作用せず、この
ためより確実に弁軸の回動不良を防止できる。
受ブッシュと弁軸及びエンドカバーとの間にシールリン
グを設けたので、グリスの注入圧力はシールリングによ
り弁軸及び軸受ブッシュの端面とエンドカバーとの間の
端部室にかからず、このため弁軸にはスラスト力が作用
せず、この結果弁軸の回動不良を防止できる。なお、請
求項３に示すようにグリス注入時、圧抜き路に設けた止
め弁を開にして過度な注入圧力の残圧をなくすことによ
り、前記端部室にはより確実にグリス注入による圧力が
かからないので、弁軸にはスラスト力が作用せず、この
ためより確実に弁軸の回動不良を防止できる。
【図１】本発明の実施例による遮断弁の部分断面図
【図２】本発明の異なる実施例による遮断弁の部分断面
図
図
【図３】従来の遮断弁の断面図
【図４】図３のＡ−Ａ矢視断面図
【図５】図４の軸受ブッシュのＢ部の拡大断面図
８ 弁体 １２ 弁軸 ２７ 軸受ブッシュ ２９ 孔 ３０ 通路孔 ３１，３１ａ 環状の溝 ３３，３３ａ 注入路 ３５ 端部室 ４２ レリーフ弁 ４４ 軸受ブッシュ ４５ 孔 ４６，４６ａ 環状の溝 ４８ Ｏリング ４９ Ｏリング ５１ 圧抜き路 ５４ 止め弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭55−68770（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−154829（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭61−200425（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭59−43639（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭55−108221（ＪＰ，Ｕ) 実開 平２−9321（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−165399（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F16K 1/00 - 1/54 F16C 17/00 - 17/26 F16C 17/39
Claims (3)
- 【請求項１】板状の弁体が取付けられ、アクチュエータ
により回動する弁軸と、この弁軸のアクチュエータ側と
反アクチュエータ側の両端部をそれぞれ囲んで弁軸を支
持し、外面と内面とにグリスを供給するグリス通路を有
する軸受ブッシュと、弁箱に取付けられ、反アクチュエ
ータ側の軸受ブッシュを囲み、さらに弁軸及びこの軸受
ブッシュの両端面を覆い、貫通して設けられたグリス注
入路を有するエンドカバーとを備え、グリスがグリス注
入路から反アクチュエータ側の軸受ブッシュ及び弁軸の
両端面とエンドカバーとの間の端部室に充填された後、
軸受ブッシュのグリス通路を経て軸受ブッシュと弁軸及
びエンドカバーとの間の両隙間に充填される遮断弁にお
いて、端部室に連通してエンドカバーに取付けられ、端
部室内のグリス圧を許容値に設定するレリーフ弁を設け
たことを特徴とする遮断弁。 - 【請求項２】板状の弁体が取付けられ、アクチュエータ
により回動する弁軸と、この弁軸のアクチュエータ側と
反アクチュエータ側の両端部をそれぞれ囲んで弁軸を支
持する軸受ブッシュと、弁箱に取付けられ、反アクチュ
エータ側の軸受ブッシュを囲み、さらにこの軸受ブッシ
ュの端面に接触し、弁軸の端面を覆い、貫通して設けら
れるグリス注入路を有するエンドカバーとを備え、グリ
スが軸受ブッシュ部に注入される遮断弁において、反ア
クチュエータ側の軸受ブッシュにその側壁を貫通する複
数の孔と、これらの孔の側壁の外面及び内面側の端部に
それぞれ連通する環状の溝とを設け、グリス注入路の出
口を前記外面側の環状の溝に開口し、さらに軸受ブッシ
ュと弁軸とのエンドカバー側の間及び軸受ブッシュの端
面とエンドカバーとの間に、グリスが弁軸の端面側に漏
洩するのを防止するシールリングを介装したことを特徴
とする遮断弁。 - 【請求項３】請求項２記載のものにおいて、グリス注入
路の出口が開口する軸受ブッシュの環状の溝の箇所と異
なる箇所の前記環状の溝に開口してエンドカバーを貫通
して設けられ、グリス注入圧を解放する圧抜き路と、こ
の圧抜き路に接続する弁とを備えたことを特徴とする遮
断弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28886993A JP3201105B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 遮断弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28886993A JP3201105B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 遮断弁 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139640A JPH07139640A (ja) | 1995-05-30 |
| JP3201105B2 true JP3201105B2 (ja) | 2001-08-20 |
Family
ID=17735815
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28886993A Expired - Lifetime JP3201105B2 (ja) | 1993-11-18 | 1993-11-18 | 遮断弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3201105B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5447677B2 (ja) * | 2010-09-01 | 2014-03-19 | 株式会社Ｉｈｉ | 廃熱発電装置 |
| JP5967973B2 (ja) * | 2012-02-27 | 2016-08-10 | 三菱日立パワーシステムズ株式会社 | 逆止め弁 |
| CN103671955B (zh) * | 2014-01-07 | 2016-01-20 | 天津贝特尔流体控制阀门有限公司 | 天然气旋启式轴流安全切断阀 |
| CN105042094B (zh) * | 2015-07-08 | 2017-10-31 | 特瑞斯（北京）流体科技有限公司 | 安全切断阀 |
| JP6996968B2 (ja) * | 2017-12-26 | 2022-01-17 | 三菱パワー株式会社 | 蒸気止め弁、蒸気タービン |
-
1993
- 1993-11-18 JP JP28886993A patent/JP3201105B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07139640A (ja) | 1995-05-30 |
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