JPS604674Y2 - 割出し装置 - Google Patents

割出し装置

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JPS604674Y2
JPS604674Y2 JP5150176U JP5150176U JPS604674Y2 JP S604674 Y2 JPS604674 Y2 JP S604674Y2 JP 5150176 U JP5150176 U JP 5150176U JP 5150176 U JP5150176 U JP 5150176U JP S604674 Y2 JPS604674 Y2 JP S604674Y2
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JP5150176U
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JPS52143552U (ja
Inventor
亮 渡辺
Original Assignee
三菱重工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は割出し装置に関する。
通常、インデックステーブル等の回転位置決め装置は一
定回転を得る回転動力装置と、最終位置決め装置との二
つの基本的な装置からなる。
従って従来はこの二つの装置の動作の関係つまり動作シ
ーケンスの不具合を除去するために複雑な機構と制御装
置とを必要とする。
しかし、この動作シーケンスが何らかの原因で変化する
と割出し不良になったり重大な事故を起すなどの欠点が
ある。
本考案はこれら従来技術に対して従来の割出し装置が具
有している二つの動作すなわち一定回転と位置決めとを
一つの動力装置によってまとめて回転位置決め動作を確
実に行なわせることにより割出し装置の単純化、割出し
精度の信頼性の向上等を図ることができる割出し装置を
提供することを目的としており、その構成は、本体に回
転自在に組み付けられた割出しテーブルの前記本体との
嵌合部外周に、相互に180度隔てて対向する一対の円
弧状をなす溝とこれら一対の溝を仕切る相互に18唆隔
てて形成されたシール部とを設け、相互に180度隔て
て対向し且つ前記溝と連通し得ると共に前記シール部に
よりそれぞれ塞がれ得る一対の流路を少なくとも二対前
記本体に穿設し、更に前記流路を一対につき一つの切換
え弁を介して流体ポンプに接続する一方前記本体に取り
付けられ且つ前記割出しテーブルを駆動回転する流体圧
モータの流体の二つの出入口と前記一対の溝とをそれぞ
れ連通ずる二本の通し孔を前記割出しテーブルの回転軸
に穿設し、割出し位置となるべき一対の前記流路に前記
流体を流して前記割出しテーブルを回転させ、前記一対
のシール部でこれら流路の開口端を塞ぐことにより前記
割出しテーブルを停止させるようにしたことを特徴とす
る。
本考案に係る一実施例を詳細に説明する。
先づ水割出し装置を第1図に示す。
割出しテーブル1と一体構造の回転軸は軸受7,11を
介し割出しテーブル1の支持体である水割出し装置の本
体15および本体15の底蓋9に回転自在に嵌装されて
割出しテーブル1が本体15上を円滑に回転する。
軸受7,11は割出しテーブル1の回転軸にネジ着され
たナツト12で本体15にその軸方向にかけて相対的に
圧接される。
また底蓋9はボルト10を介して本体15の底部に密着
される。
割出しテーブル1の外周面には円環状の大歯車2が嵌着
される。
また割出しテーブル1を回転させる油圧モータ4が本体
15に固着される。
大歯車5は油圧モータ4の回転軸に嵌着された小歯車3
と噛合っている。
また本体15の内部には割出しテーブル1の位置決めを
行なう回転弁機構が設けられると共に割出しテーブル1
の割出し位置を選択する選択回路として電磁弁14a、
14bがそれぞれ本体15の外周面に取付けられる。
すなわち本体15内には割出しテーブル1の割出し位置
に対応して本体15上部を略水平に貫通する圧油の流路
31〜34がそれぞれ設けられる。
該流路31〜34は本体15の中央部から外周側にかけ
て放射状に配設されて各流路31,32および33.3
4の内側開口端部31a、32aおよび33a、34a
は割出しテーブル1の回転軸を介して相対向してこの内
側開口端部31a、32aと33a、34aとは略直角
に交差する。
前記流路31〜34は本体15内上部に形成された回転
弁16のオイル室17.18内に連通している。
オイル室17.18を形成する溝19.20は前記回転
軸にその円周方向に沿って円弧状に刻設される。
419.20は前記回転軸内を縦走する通し孔21.2
2を経て前記回転軸の下側に刻設された輪状の溝23,
24に連通する。
溝23,24は底蓋9内を貫通する管内25.26と、
配管25.26を前記油圧モータ4に連結する継手部材
27.28および配管29,30とを介して油圧モータ
4と連通している。
該連通により前記回転弁16からの圧油が油圧モータ4
を経て再び前記回転弁16側へフィードバックされる。
前記流路31.32および33.34の外側開口端部3
1b、32bおよび33b、34bは前記電磁弁14a
および14bに連結される。
電磁弁14a。14bは油圧ポンプ39を介してオイル
タンク40に連結される。
油宛ポンプ39は動力モータ41により駆動されるて圧
油を発生させる。
なお、割出しテーブル1の回転軸にはシール部8,13
が嵌着して圧油が外部に洩れるのを防いでいる。
ここで前記配管25側から油圧モータ4へ圧油が流入し
て油圧モータ4から前記配管26側へ圧油が流出して油
圧モータ4が該圧油の流れにより第2図中の矢印方向a
すなわち時計回りに回転するとすれば割出しテーブル1
は同図中の矢印方向すすなわち反時計回りに回転する。
このことは前記大歯車2と小歯車3との噛合せかられか
る。
なお、割出しテーブル1を割出し位置HからEに回転位
置決めさせる場合を説明する。
先づ前記電磁弁14a、14bを第2図に示すような状
態にして電磁弁14aを開く一方、電磁弁14bを閉じ
て前記割出し位置Eに対応する前記流路33の外側開口
端部33bから圧油を流入させ割出し位置Gに対応する
前記流路34の外側開口端部34bからこの圧油を流出
させるようにすると圧油が前記流路33の内側開口端部
33aから前記回転弁16のオイル室17内に流れ込み
更にこの圧油は前記通し孔21→配管25,29を通じ
て油圧モータ4内に流れて油圧モータ4を図中矢印方向
aに回転させる。
このように使用された圧油は前記配管30.26から前
記通し孔22.前記オイル室18を経て前記流路34に
至り更に前記電磁弁14aを通過してタンクに戻る。
このようにして割出しテーブル1は油圧モータ4に対し
図中矢印方向すに逆回転して前記割出し位置Eに至る(
第3.4図参照)。
割出しテーブル1が割出し位置Eにセットされると前記
回転弁16のシール部によって前記流路33.34の内
側開口端部33a、34aがシールされる。
該シールにより前記圧油の流れが停止する。
もし、前記回転弁16のシール部が前記開口端部33a
、34aを通り過ぎたとしても油圧モータ4へ供給され
る圧油の流れが逆向きとなって油圧モータ4および割出
しテーブル1がいままでとは逆方向に回転して前記シー
ル作業を確実に遂行する。
このように前記回転弁16のシール部が前記流路33の
内側開口端部33aに重なったとき割出しテーブル1が
停止して前記割出し作業が完了する。
前述したように割出しテーブル1を各側出し位置E、
F、 G、 Hに停止させたい場合は割出し位置に対応
する流路に圧油を送りこの流路と反対側に位置する流路
からこの圧油を流出させればよい。
本実施例では割出し位置の選択を電磁弁14a、14b
のソレノイド51〜54のうち一つを励磁させて行なっ
ている。
詳述すればソレノイド51は割出し位置Hに、ソレノイ
ド52は割出し位置Fに、ソレノイド53は割出し位置
Eに、ソレノイド54は割出し位置Gにそれぞれ対応し
ている。
ここで、更に例えば割出しテーブル1のA点を割出し位
置Eから割出し位置Hへ割出す場合について、その作業
経緯を表す第7図〜第9図を参照しながら説明すると、
第4図に示した状態から電磁弁14aを中立に保持して
流路33,34を閉じる一方、電磁弁14bのソレノイ
ド51を励磁して流路31に圧油を供給すると共に流路
32から圧油を排出するようにする。
(第7図参照)。すると、圧油は溝18から流路22を
経て油圧モータ4の流路30側から流路29へと流れ、
油圧モータ4はC方向に逆転して割出しテーブル1をd
方向に回転させる(第8図参照)、回転弁16の一対の
シール部が31.32の開口端部31a。
32aをそれぞれ塞ぐと、油圧モータ4の回転が止まっ
て割出しテーブル1のA点が割出し位置H点に到達し、
割出し作業が完了する(第9図参照)。
なお、本実施例で使用する流体は圧油だけではなく圧縮
空気、水等の使用できる流体であれば何でもよい。
また、前記電磁弁の形状組合せ機構を問わない。
要は対向する二つの前記流路に流体を通じさせ他の前記
流路をふさぐ機能を持っていればよい。
みた前記回転弁の形式は第1〜4図に示す如く本体15
の内周と割出しテーブル1の外周との組合せだけではな
く第5図のように回転側端面43と固定側端面44との
組合せでもよい。
更に割出し位置に対応する前記流路の対向ペアは割出し
位置の多数化に応じていくつあってもよく他のペアと干
渉する場合は軸方向に数段重ねてもよい。
以上、水割出し装置によれば初めの割出し位置から次の
割出し位置まで近い方向に連続的に回転できるため、動
作時間を短くすることができ動作も滑らかに行なうこと
ができる。
また、前記回転弁のシール部における両側の溝の切れ上
りを適当にすれば、停止直前に流体の流れを絞ることが
でき、停止時の衝撃を少なくできる。
更に使用する構成部品を少なくできると共にほとんど流
体の作用で、回転位置決めをするので機械的な損傷、摩
耗が少ない。
従って割出し装置の単純化および割出し精度の向上を図
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は水割出し装置の縦断面図、第2図は第1図中の
X−X線横断面図、第3,4図は割出し途中および割出
し完了時における状態を示す説明図、第5図は回転弁の
別層式を示す一部断面図、第6図は第5図中のY−Y線
からみた回転側端面の底面図であり、第7図〜第9図は
他の割出し作業経緯を表す作業原理図である。 図面中、1は割出しテーブル、4は油圧モータ、14a
、14bは電磁弁、15は本体、16は回転弁、E、
F、 G、 Hは割出し位置である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体に回転自在に組み付けられた割出しテーブルの前記
    本体との嵌合部外周に、相互に180度隔てて対向する
    一対の円弧状をなす溝とこれら一対の溝を仕切る相互に
    18唾隔てて形成されたシール部とを設け、相互に18
    0度隔てて対向し且つ前記溝と連通し得ると共に前記シ
    ール部によりそれぞれ塞がれ得る一対の流路を少なくと
    も二対前記本体に穿設し、更に前記流路を一対につき一
    つの切換え弁を介して流体ポンプに接続する一方、前記
    本体に取り付けられ且つ前記割出しテーブルを駆動回転
    する流体圧モータの流体の二つの出入口と前記一対の溝
    とをそれぞれ連通する二本の通し孔を前記割出しテーブ
    ルの回転軸に穿設し、割出し位置となるべき一対の前記
    流路に前記流体を流して前記割出しテーブルを回転させ
    、前記一対のシール部でこれら流路の開口端を塞ぐこと
    により前記割出しテーブルを停止させるようにしたこと
    を特徴とする割出し装置。
JP5150176U 1976-04-24 1976-04-24 割出し装置 Expired JPS604674Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5150176U JPS604674Y2 (ja) 1976-04-24 1976-04-24 割出し装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5150176U JPS604674Y2 (ja) 1976-04-24 1976-04-24 割出し装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS52143552U JPS52143552U (ja) 1977-10-31
JPS604674Y2 true JPS604674Y2 (ja) 1985-02-12

Family

ID=28510617

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5150176U Expired JPS604674Y2 (ja) 1976-04-24 1976-04-24 割出し装置

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JPS52143552U (ja) 1977-10-31

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