JPH0782813B2 - 表示管面欠陥検査方法 - Google Patents

表示管面欠陥検査方法

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JPH0782813B2
JPH0782813B2 JP63131704A JP13170488A JPH0782813B2 JP H0782813 B2 JPH0782813 B2 JP H0782813B2 JP 63131704 A JP63131704 A JP 63131704A JP 13170488 A JP13170488 A JP 13170488A JP H0782813 B2 JPH0782813 B2 JP H0782813B2
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敏郎 浅野
望月  淳
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ブラウン管の表示管面欠陥を自動的に検出す
る方法に係り、特にディスプレイ管と称されるブラウン
管の表示管面自動検査に好適な欠陥検査方法に関するも
のである。
[従来の技術] 従来、ブラウン管の表示管面欠陥(蛍光体の欠落やシャ
ドウマスクの目づまりによるもので、通常黒点として観
測される)は、目視により検査されているのが現状であ
る。一方、ブラウン管表示管面上での色むらをテレビカ
メラを用い撮像し自動的に検査する方法が提案されてい
るが、その際表示管面は、例えば特開昭59−75766号公
報に示されているように、同期信号源によってブラウン
管とテレビカメラとの同期がとられた状態で撮像される
ようになっている。
[発明が解決しようとする課題] ところで、コンピュータ端末として多く使用されるよう
になったディスプレイ管としては、その表示画像品質を
これまでの放送用テレビより向上させる必要があるな
ど、その垂直同期周波数は45〜70Hzまで各種のものが存
在するようになっている。しかしかなら、テレビカメラ
はその垂直同期周波数が通常60Hzと一定であることか
ら、撮像用テレビカメラと被撮像ディスプレイ画面との
垂直同期周波数が異なり両者の同期をとることが不可能
であるというものである。このため撮像された画像中に
は被同期による太い横線ノイズが混入されてしまい各種
検査を行ない得ないことになる。また、ディスプレイ管
はその表示画像品質が高いことが特徴であるが故に、表
示管面欠陥に対する検査基準も厳しく微小な欠陥に対し
ても検査が必要とされるようになっている。しかしなが
ら、目視による検査では検査に多くの時間が要されるば
かりか、欠陥検出精度や判定情報も良好でないものとな
っている。
本発明の目的は、非同期による横線ノイズを排除しつつ
ディスプレイ管表示管面をテレビカメラで撮像したう
え、その表示管面欠陥を精度良好にして、しかも自動的
に検査し得る表示管面欠陥検査方法を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記目的は、テレビカメラによって撮像された表示管面
画像中に依存する非同期ノイズの位置を検出したうえ、
そのノイズ部分についてのみ再度画像を取込し、前回表
示管面画像に嵌め込むことで、非同期ノイズを除去した
後は、空間微分法によって表示管面の欠陥の位置を検出
したうえ、その欠陥のコントラストを算出することで達
成される。
[作用] 横線ノイズの存否は、撮像された表示管面画像を水平方
向に投影処理することによって判定可能であり、もしも
横線ノイズがあれば、投影結果は全体としてほぼ一様に
なることはなく、ノイズ部分ではへこみを生じることに
なる。よって、このへこみのある部分についてのみ再度
画像を取込し、このようにして得られたノイズのない表
示管面画像を水平方向に微分することによっては、走査
線の影響を受けることなく表示管面での欠陥位置を検出
し得るものである。更にその欠陥部分での濃度値がその
周囲より如何程低くなっているかが調べられることによ
って欠陥が定量化され、表示管面が自動的に検査される
ところとなるものである。
[実施例] 以下、本発明を第1図から第6図により説明する。
先ず本発明に係る表示管面欠陥検査装置について説明す
れば、第2図はその概要構成を被撮像ディスプレイ管と
ともに示したものである。これによる場合、被撮像ディ
スプレイ管1は信号発生器2により予めその表示管面全
体が一様な輝度で発光している状態におかれ、この発光
状態がテレビカメラ3によって撮像されるが、その撮像
出力はA/D変換器4で多値ディジタル値に変換されたう
え表示管面画像として画像メモリ5に一旦蓄積されるよ
うになっている。画像メモリ5に蓄積された表示管面画
像はその後処理装置6により画像処理、解析されること
で、表示管面欠陥が自動的に検出・評価されるようにな
っているものである。その際同期信号発生器7は同期信
号8によってテレビカメラ3等を同期制御しているが、
信号発生器2と同期信号発生器7はディスプレイ管1と
テレビカメラ3の垂直同期周波数がそもそも異なるた
め、両者は同期をとることは不可能となっている。
さて、第1図は本発明に係る表示管面欠陥検査処理のフ
ローを示したものであり、全体は撮像処理と欠陥検出・
評価処理の2段階よりなるが、撮像処理では横線ノイズ
領域が検出される度に、その横線ノイズ部分のみにウィ
ンドウが設定されたうえ表示管面画像の再取込が行なわ
れ、前回撮像された画像に取込された画像が嵌め込まれ
ることで、ノイズのない表示管面画像が得られるように
なっている。
第3図(a)は画像メモリに蓄積された表示管面画像の
一例を示したものである。ディスプレイ管1には表示管
面欠陥13a,13bがあり黒点として撮像されているが、こ
のうち、表示管面欠陥13bは非同期による横線ノイズエ
リア10内に埋没されており、正常撮像エリア9内にある
表示管面欠陥13aとは異なり正常に撮像され得ないこと
になる。ここで、横線ノイズエリア10の検出方法につい
て説明すれば、第3図(a)に示すように、画面の各点
は画素に分割され各々は256階調程度の明るさ値をもつ
が、この明るさ値を横方向に積算した結果(投影値)よ
り横線ノイズエリア10が検出されるものとなっている。
即ち、ディスプレイ管1の輝度はほぼ一様であるので、
投影値はほぼ正常投影値11となるべきであるが、横線ノ
イズがある場合はその部分に対応して暗部15が発生する
ことになる。この暗部の大きさ、あるいは範囲は投影値
をしきい値12と比較することで求められ、y1〜y2の範囲
が横線ノイズエリア10として求められることになる。よ
って、横線ノイズエリア10を再取込ウインドウとして設
定したうえ第3図(a)に示す画像に重ねて撮像すれ
ば、第3図(b)に示すように、再取込ウインドウを設
定した部分のみが再撮像エリア14として新たな画像に更
新されるものである。この場合、再撮像エリア14に再び
横線ノイズが入る確率は小さく、通常は2回で正しい画
像が得られることになる。もしも、再撮像エリア14に横
線ノイズが再び存在した場合は、横線ノイズエリアを検
出して再び再取込ウインドウを設定し、画像入力を込な
えばよいものである。
以上のようにして横線ノイズのない正しい表示管面画像
が得られるが、この後は表示管面欠陥の検出・評価処理
が行なわれるようになっている。表示管面欠陥は表示管
面全体からすれば微小であり、テレビカメラで撮像した
際、急激な濃度値の変化として表われる。そこで、第1
図に示すように、先ず微分処理を行ない欠陥部分を強調
した後、予め定めたしきい値により2値化したうえ欠陥
の重心位置が算出されるようになっている。第4図に表
示管面の欠陥検出に好適な微分オペレータを示す。ディ
スプレイ管1を撮像すれば、併せて走査線も撮像されて
しまうが、その微分オペレータは垂直方向の濃度変化に
対して感度がないため、走査線による微分出力は得られ
ないようになっている。表示管面欠陥は水平方向に濃度
変化があるため、その微分オペレータによっては大きな
微分出力が得られ、これより高精度に欠陥が検出される
ことになる。欠陥の重心位置算出の後はその欠陥の程度
が評価されるが、このためには先ず欠陥周辺の濃度値が
算出され、これと欠陥部分で検出された最も暗い値(濃
度値)との差は欠陥のコントラストとして求められ、こ
のようにして求められた欠陥のコントラストより欠陥の
程度が定量的に評価され得るものである。
より詳細に説明すれば、第5図に示すように、欠陥13の
重心位置(XC,YC)を中心として、一辺lの微小な局所
ウインドウ16を設け、ウインドウ16上の画素の濃度平均
値を欠陥13の周辺濃度として、また、局所ウインドウ16
内の最低濃度を欠陥13の濃度値とすれば、第6図に示す
ように、周辺濃度と欠陥濃度との差がその欠陥のコント
ラストdとして求められ、この値により欠陥の大きさが
定量化され得るものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、ディスプレイ管の
垂直同期周波数の如何に拘らずテレビカメラにてディス
プレイ表示管面の画像を正しく撮像し得、その表示管面
欠陥を自動的に検出し得るといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る表示管面欠陥検査処理のフロー
を示す図、第2図は、本発明に係る表示管面欠陥検査装
置の構成を示す図、第3図(a),(b)は、横線ノイ
ズエリアの検出方法と画像再取込方法を説明するための
図、第4図は、表示管面の欠陥検出に好適な微分オペレ
ータを示す図、第5図,第6図は、表示管面欠陥の定量
化方法を説明するための図である。 1……ディスプレイ管、3……テレビカメラ、4……A/
D変換器、5……画像メモリ、6……処理装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスプレイ管表示管面における蛍光体欠
    落やシャドウマスク目づまりによる欠陥を、テレビカメ
    ラによって撮像された蓄積多値表示管面画像より自動的
    に検出する表示管面欠陥検査方法であって、全面が一様
    な輝度で発光している表示管面をテレビカメラによって
    撮像する際、蓄積多値表示管面画像中にディスプレイ管
    とテレビカメラとの非同期による横線ノイズが存在する
    場合は、該ノイズが存在しなくなるまで該ノイズ部分の
    みに対する画像をテレビカメラより再取込した後は、蓄
    積多値表示管面画像を走査線の影響を排除しつつ水平方
    向に微分処理することによって表示管面の欠陥を検出し
    たうえ、該欠陥の周囲との濃度差より該欠陥を定量評価
    することを特徴とする表示管面欠陥検査方法。
JP63131704A 1988-05-31 1988-05-31 表示管面欠陥検査方法 Expired - Fee Related JPH0782813B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002305671A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Yamagata Univ Research Institute 表示画面中のストリーク軽減方法及びその画像表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002305671A (ja) * 2001-04-03 2002-10-18 Yamagata Univ Research Institute 表示画面中のストリーク軽減方法及びその画像表示装置
JP4596299B2 (ja) * 2001-04-03 2010-12-08 敏夫 古閑 表示画面中のストリーク軽減方法及びその画像表示装置

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