JP3245066B2 - 表示パネルの欠陥検査装置 - Google Patents

表示パネルの欠陥検査装置

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JP3245066B2 JP21577196A JP21577196A JP3245066B2 JP 3245066 B2 JP3245066 B2 JP 3245066B2 JP 21577196 A JP21577196 A JP 21577196A JP 21577196 A JP21577196 A JP 21577196A JP 3245066 B2 JP3245066 B2 JP 3245066B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルなどの
表示パネルの欠陥を検出する、表示パネルの欠陥検査装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、液晶パネルなどの表示パネルの欠
陥を検出するため、画面をCCDカメラにて撮像した画
像を2値化して欠陥部の画像を検出していた。
【0003】このような従来の欠陥検査では、発光絵素
部が正方配置している画面を、受光素子が正方配置して
いるCCDにて撮像すると、干渉縞(モアレ)が生じる
ことがある。これは、発光絵素と発光絵素との間、受光
素子と受光素子との間に隙間、すなわち発光や受光をし
ない部分が存在するので、撮像した画面の発光絵素数
と、CCDカメラの受光素子数との比によって発生す
る。
【0004】この干渉縞を生じた画面では、画面全体の
明るさが均一でないため、画面全体を一つのしきい値に
て2値化すると、欠陥部の他に干渉縞の一部も欠陥と同
様に検出されてしまい、欠陥部のみの検出が困難とな
る。
【0005】この干渉縞による影響を除去するには以下
の方法がある。第1の方法は、十分高い倍率、例えば、
画面の一つの発光絵素を10×10受光素子程度のCC
D素子にて受光するように倍率を設定して撮像すると干
渉縞が生じないため、このような倍率にて検査する方法
である。
【0006】第2の方法は、光学レンズ系を合焦位置で
なく、焦点のあっていない(アンフォーカス)位置で撮
像を行うことによって、干渉縞の発生を抑制する方法で
ある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記第
1の方法では、画面全体を検査するためには、画面を数
十に分割して撮像、検査しなければならない。このため
逐次処理では長時間を要し、並列処理では処理装置が非
常に高価となる。また、このような高倍率では、画面の
各発光絵素の間にあるマスク部分(発光しない部分)と
を識別しなければならないため、欠陥検出処理が複雑か
つ困難となる。
【0008】また、上記第2の方法では、撮像した画像
がぼけることによって、干渉縞は分からなくなるが、同
時に欠陥部もぼけるため、微細または微量な欠陥部の検
出が困難となる。
【0009】そこで本発明は、上記従来の問題点を解消
すべくなされたものであり、干渉縞が発生するような低
倍率であっても、かつ合焦点の光学レンズ系を用いて、
表示パネルの画面の干渉縞が生じた画像から欠陥部のみ
を正確に検出する表示パネルの欠陥検査装置を提供する
ことを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載の表示パネルの欠陥検査装
置は、表示パネルを点灯させる点灯手段と、表示パネル
の画面を撮像する撮像手段と、この撮像手段にて前記表
示パネルの画面を撮像した際に生じた干渉縞の間隔デー
タを入力するためのデータ入力手段と、撮像された前記
表示パネルの画面の検査対象画素の明るさと、前記デー
タ入力手段から入力された干渉縞の間隔データだけ離れ
た位置の画素の明るさとの差分を求める差分処理手段
と、この差分処理手段の求めた差分に基づき、前記表示
パネルの明るさを所定の値と比較して欠陥部を検出する
欠陥検出手段とを具備することを特徴とする構成を有す
る。
【0011】本発明の請求項2に記載の表示パネルの欠
陥検査装置は、請求項1に記載の表示パネルの欠陥検査
装置を構成する手段において、前記差分処理手段が、撮
像された前記表示パネルの画面の検査対象画素の明るさ
の2倍から、前記干渉縞の間隔データだけ前後に離れた
位置の画素の明るさをそれぞれ減算処理して差分を求め
ることを特徴とする。
【0012】上記の構成によって、本発明の請求項1に
記載の表示パネルの欠陥検査装置は、撮像画像の検査対
象画素の明るさと、干渉縞の間隔データだけ離れた位置
の画素の明るさとの差分を求めることによって、撮像し
た画像から干渉縞を除去するので、表示パネルの欠陥を
正確に検出することができる。
【0013】本発明の請求項2に記載の表示パネルの欠
陥検査装置は、撮像画像の検査対象画素の明るさの2倍
から、干渉縞の間隔データだけ前後に離れた位置の画素
の明るさをそれぞれ減算処理して差分を求めるので、表
示パネルの輝度むらによる影響を排除することができ
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の表示パネ
ルの欠陥検査装置の機能ブロック図である。液晶パネル
点灯制御部2は、液晶パネル10を点灯し、バックライ
ト1は、液晶パネル10を照明する。液晶パネル点灯制
御部2とバックライト1とで点灯手段を構成する。
【0015】CCDアレイカメラ3は、液晶パネル10
の画面を撮像し、画像メモリ4に記録する。CCDアレ
イカメラ3と画像メモリ4とで撮像手段を構成する。
【0016】差分処理部5は、画像メモリ4に記録され
た画像に対して、欠陥検出制御部6の制御に応じた差分
処理を行う。欠陥検出制御部6は、液晶パネル点灯制御
部2と差分処理部5を制御し、液晶パネル10の画面の
欠陥を検出する。差分処理部5と欠陥検出制御部6と
は、マイクロコンピュータなどによって構成される。
【0017】モニタ7は、CCDアレイカメラ3にて撮
像された液晶パネル10の画面の画像を表示し、データ
入力部8は、画面に生じた干渉縞の間隔データを入力す
る。データ入力部8はキーボードなどによって構成され
る。
【0018】次に液晶パネル10の欠陥検査の手順を説
明する。まず液晶パネル点灯制御部2は、液晶パネル1
0を検査用の画面に点灯し、バックライト1にて照明す
る。この液晶パネル10の画面は、CCDアレイカメラ
3にて撮像され、画像メモリ4に記録される。
【0019】この画像メモリ4に記録された画像は、差
分処理部5および欠陥検出制御部6を経由して、モニタ
7に映し出される。図2は、この映し出された液晶パネ
ル10の画面を示し、干渉縞が生じている。この干渉縞
の間隔をモニタ7上のカーソルにて測定し、測定された
干渉縞の間隔データPを、データ入力部8から入力す
る。
【0020】欠陥検出制御部6は、この干渉縞の間隔デ
ータPを、差分処理部5に与える。差分処理部5は、画
像メモリ4に格納されている画面の各画素の明るさf
(x,y)に対し、干渉縞の間隔データPを用いて、次
式によって、新たな画像f1(x,y)を求める。
【0021】f1(x,y)=2×f(x,y)−f
(x−p,y)−f(x+p,y) ただしf(x−p,y)およびf(x+p,y)は、検
査対象画素の明るさf(x,y)に対し、干渉縞を横切
る方向に±pだけ距離の離れた位置の画素の明るさを表
す。
【0022】図3(a)は、画像メモリ4から読み出し
た画像f(x,y)と、その横断面Aの輝度グラフを示
す。この干渉縞が発生した画像f(x,y)では、干渉
縞の間隔Pだけ離れた位置の画素はほぼ同じ明るさとな
り、干渉縞の間隔Pの周期で繰り返される。画像に干渉
縞が存在するため、欠陥部の識別が困難である。
【0023】また画像f(x,y)の横断面Aの輝度グ
ラフを見ると、バックライト1にて照明された液晶パネ
ル10の画面には、輝度むらがあることが分かる。この
輝度むらによる影響を排除するため、上記式に示される
ように検査対象画素の明るさの2倍から、干渉縞の間隔
Pだけ前後に離れた位置の画素の明るさをそれぞれ減算
処理して差分を求める。これによって、照明むらなどに
よる、画面の輝度むらによる影響を排除することができ
る。
【0024】図3(b)は、新たに求めた画像f
1(x,y)と、その横断面A1の輝度グラフを示し、画
像から干渉縞のみが除去され、欠陥部が強調されてい
る。この新たな画像f1(x,y)に対し、差分処理部
5は、2値化処理を行い、f2(x,y)を求める。
【0025】図3(c)は、2値化した画像f2(x,
y)と、その横断面A2の輝度グラフを示し、欠陥部の
みを容易に抽出できることを示している。
【0026】欠陥検出制御部6は、差分処理部5にて求
められた2値化した画像f2(x,y)を用いて、各画
素の明るさが設定された値よりも大きいか否かを比較し
て、液晶パネル10の画面の欠陥の有無を検出する。そ
して有りの場合は、さらにその個数、大きさなどを検出
する。
【0027】以上説明したように本発明は、簡易な構成
にて、液晶パネル10の画面を撮像した画像の各画素に
対して、画面上に生じた干渉縞の間隔だけ離れた位置の
画素との差分を求めることによって、撮像した画像から
干渉縞を除去することができる。このため、2値化する
ことによって、欠陥部のみを強調した画像を容易に得る
ことができ、干渉縞を有する画像からでも微細、微弱な
欠陥を正確に検出することができる。
【0028】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の請求項1に
記載の表示パネルの欠陥検査装置は、撮像画像の検査対
象画素の明るさと、干渉縞の間隔データだけ離れた位置
の画素の明るさとの差分を求めることによって、撮像し
た画像から干渉縞を除去することができる。このため、
欠陥部のみを強調した画像を容易に得ることができ、干
渉縞を有する画像からでも表示パネルの微細、微弱な欠
陥を正確に検出することができる。
【0029】本発明の請求項2に記載の表示パネルの欠
陥検査装置は、撮像画像の検査対象画素の明るさの2倍
から、干渉縞の間隔データだけ前後に離れた位置の画素
の明るさをそれぞれ減算処理して差分を求める。このた
め、照明むらなどによる、表示パネルの輝度むらによる
影響を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の表示パネルの欠陥検査装
置の機能ブロック図である。
【図2】液晶パネル10の撮像画面に生じた干渉縞を示
す図である。
【図3】(a)は、画像f(x,y)とその横断面Aの
輝度を示し、(b)は、画像f1(x,y)とその横断
面A1の輝度を示し、(c)は、画像f2(x,y)とそ
の横断面A2の輝度を示す図である。
【符号の説明】
1 バックライト 2 液晶パネル点灯制御部 3 CCDアレイカメラ 4 画像メモリ 5 差分処理部 6 欠陥検出制御部 7 モニタ 8 データ入力部 10 液晶パネル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01M 11/00 - 11/08 G01N 21/84 - 21/958 G02F 1/13 G01B 11/00 - 11/30

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示パネルを点灯させる点灯手段と、 表示パネルの画面を撮像する撮像手段と、 この撮像手段にて前記表示パネルの画面を撮像した際に
    生じた干渉縞の間隔データを入力するためのデータ入力
    手段と、 撮像された前記表示パネルの画面の検査対象画素の明る
    さと、前記データ入力手段から入力された干渉縞の間隔
    データだけ離れた位置の画素の明るさとの差分を求める
    差分処理手段と、 この差分処理手段の求めた差分に基づき、前記表示パネ
    ルの明るさを所定の値と比較して欠陥部を検出する欠陥
    検出手段とを具備することを特徴とする表示パネルの欠
    陥検査装置。
  2. 【請求項2】 前記差分処理手段が、撮像された前記表
    示パネルの画面の検査対象画素の明るさの2倍から、前
    記干渉縞の間隔データだけ前後に離れた位置の画素の明
    るさをそれぞれ減算処理して差分を求めることを特徴と
    する請求項1に記載の表示パネルの欠陥検査装置。
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