JP2002175520A - 基板面の不良検出装置、不良検出方法、及び不良検出のためのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

基板面の不良検出装置、不良検出方法、及び不良検出のためのプログラムを記録した記録媒体

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JP2002175520A
JP2002175520A JP2000371983A JP2000371983A JP2002175520A JP 2002175520 A JP2002175520 A JP 2002175520A JP 2000371983 A JP2000371983 A JP 2000371983A JP 2000371983 A JP2000371983 A JP 2000371983A JP 2002175520 A JP2002175520 A JP 2002175520A
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Yutaka Iwata
裕 岩田
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Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】低い分解能の画像を用いて、微少な異物を高精
度で検出する。 【解決手段】画像入力処理装置7の平滑フィルタ部7b
は、注目画素周辺の抽出領域から該注目画素を含む無効
領域を除いた残りの領域の各画素の値を平均化し、この
平均値を注目画素の値として求める。差分処理部7c
は、原画像の画素の値と平均化された該画素の値との差
を求める。この差に基づいて、基板面の不良を検出す
る。無効領域に基板面の異物の像が入っている場合は、
この異物の像の明度が無視された状態で、注目画素の明
度が平均化される。従って、元の画素の明度と平均化さ
れた該画素の明度との差は、異物の像の明度をそのまま
反映する。また、この様な差は、基板上の通常のパター
ンの像の明度変化をそのまま反映せず、この明度変化を
抑制したものとなる。このため、各画素の差に基づい
て、異物を確実に検出することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体ウエハや液
晶ディスプレイ用の液晶パネル基板等の基板面上の異物
を検出するための基板面の不良検出装置、不良検出方
法、及び不良検出のためのプログラムを記録した記録媒
体に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶ディスプレイ用の液晶パネ
ル基板には、その製造や搬送に際し、異物が付着するこ
とがある。この異物により、配線パターンの断線等が発
生して、基板上の回路が正常に機能しなくなる。
【0003】このため、液晶パネル基板の製造工程で
は、外観検査を行って、付着した異物を検出し、この結
果を品質管理に役立てている。この外観検査では、配線
パターンを十分に識別し得る分解能のカメラを用いて、
基板面を撮像し、この基板面を示す画像を生成し、この
画像から基板上の繰り返しパターンを除去し、この繰り
返しパターンを除いた残りの画像部分を異物として検出
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、液晶パネル
基板上の配線パターンは、一般に数μm から十数μm の
幅を有しており、配線パターンの幅と同程度のサイズの
異物が基板上に付着すると、基板上の回路が正常に機能
しなくなる。このため、外観検査に用いられるカメラに
対しては、パターン並びに異物を高コントラストで検出
し得る様に、1〜5μm の分解能が要求される。
【0005】一方、カメラは、例えば2048画素又は
4096画素のライン状のCCDセンサを有しており、
このカメラによる主走査を繰り返しつつ、カメラ又は基
板を副走査方向に移動して、2次元画像を生成する。
【0006】ところが、4096画素のCCDセンサに
よって5μmの分解能の画像を得るならば、画像の幅が
約20.5mmとなる。これに対して、大型の液晶パネル
基板の一辺が500mm乃至1m足らずであるから、この
大型の液晶パネル基板の全体の画像を得るには、約2
0.5mm幅の画像を25乃至50回繰り返して生成する
必要がある。このため、基板一枚の撮像に、3分乃至5
分程度という非常に長い時間を費やした。
【0007】また、約20.5mm幅の画像を繰り返して
生成するには、カメラ又は基板を高精度で副走査方向に
移動する必要があり、長い移動ストロークを有する精密
ステージ等が必要となった。更に、高分解能の大画像の
データ量が莫大なため、画像データを高速で処理するた
めの装置が必要となった。このため、検査装置が高価に
なり、製造工程に導入し得る検査装置の台数が限られ
た。
【0008】液晶パネル基板の製造工程では、1枚の基
板について、フォトリソグラフィ工程を複数回繰り返す
ので、外観検査も複数回繰り返すことが好ましい。しか
しながら、先に述べた様に基板一枚の撮像に長時間を費
やし、また検査装置の台数が限られているので、全ての
基板について、外観検査を複数回繰り返すことが非常に
困難であり、実際には、基板の抜き取り検査を行った
り、重要な工程でのみ基板の検査を行ったり、基板の重
要な部分でのみ検査を行っている。このため、十分な品
質管理や、工程異常の早期発見が困難になっており、低
価格で高速に基板面の異物を検出し得る装置が望まれて
いる。
【0009】また、従来の装置として、液晶パネル基板
を斜め上方から照明し、基板の法線方向からカメラで撮
像するというものがある。この撮像により生成された画
像においては、基板面の明度が暗くなり、異物等の凹凸
が明るくなる。これは、顕微鏡等の分野では暗視野と呼
ばれる光学系に相当する。この様な光学系を利用すれ
ば、分解能未満のサイズの異物の明度が増加するので、
粗い分解能の画像であっても、異物の所在を観察するこ
とができる。
【0010】この様な装置では、分解能が粗くても構わ
ないので、大きな基板であっても、この基板の画像を一
度に撮像することが可能であって、カメラや基板を走査
もしくは移動させる必要がなく、また画像のデータ量が
少ないので、データの処理速度が遅くても構わない。従
って、装置のコストが低く、多数の装置を製造工程に導
入することができる。
【0011】しかしながら、液晶パネル基板上には、工
程が進むにつれ、ゲートバスラインやソースバスライン
等が積層され、その途中ではレジストパターンも表層に
積層され、ラインやパターンが縦横に形成されるので、
その表面形状が極めて複雑化している。このため、画像
においては、ラインやパターンと異物との分離性が低
い。また、画素サイズ未満の微少な異物の明度が十分に
高くないことがあり、この場合は、ノイズ成分と異物と
の分離性が低くなり、十分な検出精度を得ることが困難
であった。
【0012】そこで、本発明は、上記従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、低い分解能の画像を用いて、
微少な異物を高精度で検出することが可能な基板面の不
良検出装置、不良検出方法、及び不良検出のためのプロ
グラムを記録した記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の基板面の不良検出装置は、基板面に光を照
射する光源と、この基板面を撮像する撮像手段と、この
撮像手段によって生成された基板面を示す原画像の各画
素を順次注目し、注目画素周辺の抽出領域から該注目画
素を含む無効領域を除いた残りの領域の各画素の値を平
均化し、この平均値を注目画素の値として求める平滑化
フィルタ手段と、各画素毎に、原画像の画素の値と平滑
化フィルタ手段により求められた画素の値との差を求め
る差分処理手段と、差分処理手段により求められた各画
素の差に基づいて、基板面の不良を検出する検出手段と
を備えている。
【0014】この様な本発明の不良検出装置によれば、
注目画素周辺の抽出領域から該注目画素を含む無効領域
を除いた残りの領域の各画素の値を平均化し、この平均
値を注目画素の値として求め、原画像の画素の値と平均
化された該画素の値との差を求め、この差に基づいて、
基板面の不良を検出している。ここで、注目画素を含む
無効領域に基板面の異物の像が入っている場合は、この
異物の像の明度が無視された状態で、注目画素の明度が
平均化される。従って、元の画素の明度と平均化された
該画素の明度との差は、異物の像の明度をそのまま反映
する。また、この様な差は、基板上の通常のパターンの
像の明度変化をそのまま反映せず、この明度変化を抑制
したものとなる。このため、各画素の差に基づいて、基
板上の通常のパターンと異物を明確に区別することがで
きる。
【0015】また、基板上のパターンや異物を忠実に高
精度で読み取る必要がなく、画像の分解能を高める必要
がないので、データ量が少なく、演算処理が短時間で済
む。
【0016】次に、本発明の基板面の不良検出方法は、
基板面を示す原画像を生成する原画像生成ステップと、
基板面を示す原画像の各画素を順次注目し、注目画素周
辺の抽出領域から該注目画素を含む無効領域を除いた残
りの領域の各画素の値を平均化し、この平均値を注目画
素の値として求める平滑化フィルタステップと、各画素
毎に、原画像の画素の値と平滑化フィルタステップで求
められた画素の値との差を求める差分処理ステップと、
差分処理ステップで求められた各画素の差に基づいて、
基板面の不良を検出する検出ステップとを含んでいる。
【0017】この様な本発明の不良検出方法でも、各画
素の差に基づいて、基板面の不良を確実に検出すること
ができる。
【0018】また、本発明においては、無効領域の幅
は、2画素、3画素及び4画素のいずれかである。
【0019】この様に無効領域の幅は、基板面の異物の
像を含む程度に設定され、微少な異物の検出を可能にし
ている。
【0020】更に、本発明においては、抽出領域及び無
効領域は、複数の画素を一列に配列してなる一次元の領
域である。
【0021】この様に一次元の領域であれば、演算処理
量が少なくて済む。
【0022】また、本発明においては、差分処理ステッ
プで求められた各画素の差と複数の閾値との比較、及び
各閾値に達したそれぞれの差を有する各画素の連続数に
基づいて、各画素の差からノイズ成分を除去するノイズ
除去ステップを更に含んでいる。
【0023】この様に複数の閾値と連続画素数に基づい
て、ノイズ成分を除去すると、多様なノイズを確実に除
去することができる。
【0024】更に、本発明においては、各閾値は、予め
設定された画像明度の標準偏差量に基づいて設定され
る。
【0025】画像明度の標準偏差量に基づけば、各閾値
を適確に設定することができる。
【0026】また、本発明においては、一定の大きさの
ブロック内の各画素を抽出し、差分処理ステップで求め
られた該各画素の差から予め設定された値を差し引き、
これらの値を加算する2次元加算フィルタステップを更
に含んでいる。
【0027】あるいは、本発明においては、一定の大き
さのブロック内の各画素を抽出し、差分処理ステップで
求められた該各画素の差から予め設定された値を差し引
き、これらの値を加算する2次元加算フィルタステップ
を更に含み、該各画素の差から差し引かれる値は、各閾
値よりも小さくしている。
【0028】この様な2次元加算フィルタ処理により、
異物の明度を強調することができる。また、各画素の差
から差し引かれる値として、各閾値よりも小さなノイズ
成分に相当する値を設定すれば、ノイズ成分の影響を排
除することができる。
【0029】更に、本発明は、上記不良検出方法をプロ
グラムとして記録した記録媒体をも含む。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面を参照して詳細に説明する。
【0031】図1は、本発明の不良検出装置の一実施形
態を示す概略構成図である。本実施形態の装置は、基板
1の表面に付着している異物を検出するものであって、
基板1が例えばTFT液晶パネル基板である。
【0032】基板1は、図示されない搬送機構により各
支持ピン2上に搬入される。2つの照明装置5は、基板
1の表面と平行に近い斜め方向から、基板1の表面を照
明している。各照明装置5は、ハロゲン球等である光源
5aと、光源5aの光を受光して導光し、基板1よりも
広い幅の光を形成してライン形状の出射口から出射する
ライン光ファイバ5bと、ライン光ファイバ5bの出射
口からの光を集光して、平行光束もしくは収束光束を基
板1の表面に照射するシリンドリカルレンズ5cとを備
えている。例えば、シリンドリカルレンズ5cからの光
束の光軸と基板1の表面とのなす角度をαとすると、0
°<α≦5°に設定される。
【0033】図2は、基板1と各照明装置5の位置関係
を概念的に示している。図2から明らかな様に、各照明
装置5は、基板1の左右両側に配置され、基板1よりも
広い幅の平行光束もしくは収束光束を左右両側から基板
1の表面に照射している。この左右両側からの照射によ
り、基板1の表面の照明ムラを低減している。更に、照
明ムラを低減するために、基板1の上下両側にもそれぞ
れの照明装置を設け、基板1の4辺の外側からそれぞれ
の光束を基板1の表面に照射しても良い。
【0034】基板1の上方には、2つの撮像カメラ3が
配置されている。各撮像カメラ3は、基板1の法線方向
から、基板1のそれぞれの領域を撮像している。各撮像
カメラ3によって撮像されたそれぞれの画像を合成する
ことにより、基板1全体の画像が得られる。
【0035】例えば、各撮像カメラ3は、5150画素
×5150画素の画像を生成するラインセンサスキャン
方式の撮像センサを有している。基板1が400mm×6
00mmである場合は、それぞれのカメラ3によって、基
板1の400mm×400mmの領域が撮像され、それぞれ
の画像が合成されて、基板1全体の画像が形成される。
従って、画像の分解能は、400mm/5150画素=7
8μm となる。
【0036】尚、基板1全体の画像が得られることを条
件に、撮像カメラの台数を適宜に増減しても構わない。
【0037】筐体4は、基板1、各照明装置5のシリン
ドリカルレンズ5c、及び各撮像カメラ3等を覆う暗室
となっており、外部からの光を遮断する。
【0038】各撮像カメラ3によって撮像されたそれぞ
の画像は、画像入力処理装置7に入力される。画像入力
処理装置7は、各画像を合成して、基板1全体の画像を
形成し、この画像を記憶したり、この画像に対して後に
述べる様な各種の処理を施し、これにより基板1の不良
を検出し、この検出結果を制御装置8に出力する。
【0039】制御装置8は、図示しない基板1の搬送装
置、画像入力処理装置7、及び結果出力装置9との間で
通信を行いことができ、これらの装置を制御する。ま
た、制御装置8は、各光源装置5の制御も行う。結果出
力装置9は、画像入力処理装置7による検出結果を表示
装置に表示したり、CIM等の製造工程を管理するコン
ピュータシステムに出力する。
【0040】次に、本実施形態の不良検出装置による一
連の動作を説明する。
【0041】まず、制御装置8は、図示しない基板1の
搬送装置を制御して、基板1を各ピン2上の所定位置ま
で搬送する。そして、制御装置8は、各光源装置5を制
御して、基板1の表面で所定の照度が得られる様に光量
を制御する。
【0042】次に、制御装置8は、基板1の検査を画像
入力処理装置7に指示する。これに応答して画像入力処
理装置7は、基板1の撮像を各撮像カメラ3に指示す
る。各撮像カメラ3は、基板1を撮像し、それぞれの画
像を画像入力処理装置7に出力する。
【0043】ここで、基板1の表面に、突起した異物が
付着していると、この異物によって各照明装置5からの
光が散乱される。このため、基板1の画像においては、
異物の部位が格別に明るくなる。また、液晶パネル基板
である基板1上には、ゲートバスラインやソースバスラ
イン等が積層され、あるいはレジストパターンも表層に
積層され、ラインやパターンが縦横に形成されている。
これらのラインやパターンのエッジによっても各照明装
置5からの光が散乱されるので、基板1の画像において
は、エッジの部位がその周辺よりも明るくなる。
【0044】画像入力処理装置7は、基板1の画像を記
憶メモリ7aに一旦記憶する。そして、画像入力処理装
置7では、平滑フィルタ部7b及び差分処理部7cによ
り基板1の画像におけるラインやパターンの明暗を抑制
し、ノイズ除去部7dにより画像のノイズ成分を抑制
し、異物検出部7eにより画像における異物の像を強調
する。これにより、画像入力処理装置7は、基板1の表
面の異物の有無やサイズ等を示す情報を得、この情報を
制御装置8に出力する。
【0045】制御装置8は、異物の有無やサイズ等を示
す情報を入力すると、この情報を結果出力装置9に出力
する。結果出力装置9は、この情報を液晶モニターやC
RTモニター等の表示装置に表示したり、この情報をL
ANを通じてCIM等の製造工程を管理するコンピュー
タシステムに出力する。
【0046】次に、画像入力処理装置7による異物を検
出するための処理手順を図3に示すフローチャートに従
って詳細に説明する。
【0047】まず、画像入力処理装置7では、各撮像カ
メラ3からそれぞれの画像を入力すると、これらの画像
から基板1全体を示す画像を形成し、この基板1の画像
を記憶メモリ7aに記憶する(ステップS1)。そし
て、画像入力処理装置7では、記憶メモリ7a内の基板
1の画像に対して、周期の短い明度変化のみを抽出する
ための一次元ハイパスフィルタ処理を施す(ステップS
2)。このステップS2は、図4のフローチャートに示
す様な2つのステップS2−1及びS2−2からなり、
ステップS2−1の処理が平滑フィルタ部7bによって
行われ、ステップS2−2の処理が差分処理部7cによ
って行われる。
【0048】平滑フィルタ部7bは、基板1の画像の明
度を平均化する(ステップS2−1)。図5は、基板1
の画像部分の明度を例示している。この画像部分は、ラ
インもしくはパターンの幅が12μm 、ラインもしくは
パターンの繰り返しピッチが180μm という基板1の
表面部分を撮像したものである。先に述べた様に画像の
分解能が78μm であるから、この画像部分において
は、基板1の表面部分のパターンに対応して、白で示す
パターン12が1画素、格子模様で示すパターン13が
2画素連続している。ただし、パターン12の繰り返し
ピッチが2画素余りとなるから、各パターン12,13
等の明度が変化する。
【0049】平滑フィルタ部7bは、基板1の画像を横
方向に走査して、横方向の各画素を順次注目し、注目画
素を中心とする1×11画素を抽出し、各画素の値を図
6に示す様なオペレータ11の11個の値にそれぞれ積
算し、これらの積の合計を求める。ただし、オペレータ
11の中央の3つの画素の値が「0」に設定されている
ので、注目画素を中心とする1×3画素の値が実質的に
無効にされる。そして、各積の合計をオペレータ11の
有効な各画素数「8」で割り、この商を注目画素の値と
して求める。
【0050】図7のグラフは、横方向の各画素一列の明
度を示すグラフであり、該各画素一列の元の明度を点線
10で示し、また平滑フィルタ部7bにより求められた
各画素一列の明度を太線14で示している。元の各画素
一列の明度は、異物の像を示す特定の3つの画素15で
格別に高くなっている。この3つの画素15の中心の画
素が注目画素となったときには、オペレータ11により
3つの各画素15の値が無効にされるので、平滑フィル
タ部7bにより求められる注目画素の値が平均的な明度
となる。また、この画素の両側近傍の各画素16が注目
画素となったときには、各画素15の影響により、注目
画素の値が平均的な明度よりも僅かに高くなる。
【0051】この様に図6のオペレータ11を用いれ
ば、異物による各画素の明度の上昇を全く無視して、各
画素一列の明度を平滑化することができる。つまり、異
物のサイズを考慮した平滑化処理により、異物の明度を
ほぼ反映することなく、基板1の画像の明度を平滑化す
ることができる。
【0052】この後、差分処理部7cは、基板1の画像
の各画素毎に、元の画素の値から平滑フィルタ部7bに
より平滑化された該画素の値を差し引いて、その差を求
め、この差を画素の補正値とする(ステップS2−
2)。ただし、この差が負になった場合は、負の明度が
無いことから、補正値を「0」とする。
【0053】ここで、平滑フィルタ部7bにより平滑化
された画素の値は、該画素近傍の繰り返しパターンの明
度の平均値に略等しい。そして、元の画素の値が平滑化
された該画素の値以上であって、その差が正であるとき
には、元の画素の値がそれよりも小さな該差(補正値)
となる。また、元の画素の値が平滑化された画素の値よ
りも小さく、その差が負であるときには、補正値が
「0」となる。この結果として、繰り返しパターンの明
度の変化が抑制される。
【0054】また、異物による各画素の明度が上昇して
いても、平滑化された該各画素の明度が全く上昇してい
ないので、その差である該各画素の補正値は、異物によ
る明度の上昇程度をそのまま示している。
【0055】この様に平滑フィルタ部7b及び差分処理
部7cでは、基板1の画像に含まれる繰り返しパターン
の明度の変化を抑制しつつ、異物による明度の上昇を保
持し、この結果として、異物による明度の上昇を強調し
ている。
【0056】尚、撮像カメラ3の光学的な像のぼけは、
最小でも±1画素程度であり、このために画素のサイズ
未満の微少な異物の像が3画素×3画素の範囲で観察さ
れる。このことから、オペレータ11の無効となる各画
素の数を3つに設定した。また、コンピュータによる処
理を考慮すれば、画素数を2の階乗の値、例えば2や4
とした方が処理効率の上で好ましい。この点は、オペレ
ータ11全体の画素数についても同様であり、画素数を
2の階乗の値、例えば8や16とした方が好ましい。
【0057】また、横方向だけでなく、縦方向について
も、平滑フィルタ部7b及び差分処理部7cによる処理
を行えば、画像に対して2次元の処理を施すことができ
る。この2次元の処理は、例えば格子状の繰り返しパタ
ーンを含む画像に有効である。
【0058】次に、画像入力処理装置7のノイズ除去部
7dは、基板1の画像を示す各画素の補正値(明度)を
差分処理部7cから入力すると、各画素の明度からノイ
ズ成分を除去する(各ステップS3〜6)。
【0059】一般に、画像には、ノイズ成分が混入して
おり、ほぼ均一な明度の基板1の画像であっても、画像
の明度は、明度平均値を中心にほぼ±σ×3(σは明度
標準偏差)の範囲で変動する。ここでは、基板1の平均
明度と同程度の明度を有する均一表面の灰色の基板を予
め撮像して、この灰色の基板の明度を測定し、この測定
値を明度標準偏差σとした。
【0060】図8のグラフは、横方向一列の各画素の明
度(補正値)を示している。差分処理部7cの処理によ
って、平滑化された画素の値以下である元の画素の値が
補正値「0」に設定されている。このため、図8のグラ
フにおいては、多数の画素の明度が「0」となってい
る。異物による明度の上昇変化は、2つの箇所19a,
19bでみられる。異物が大きければ、明度が+5.5
以上となるものの、異物が小さいと、明度が+4.5よ
りも僅かに高い程度である。また、ノイズ成分として
は、+3.5σを超えるものがあり、希に、+4.5σ
を超えるものもある。画像のサイズを5150画素×5
150画素=約2650万画素とすると、+3.5σ又
は+4.5σを超えるノイズ成分が発生する可能性が高
く、これらのノイズ成分を無視することができない。
【0061】この様なノイズ成分を分析すると、+3.
5σ〜+4.5σの範囲のノイズ成分は、1画素限り又
は複数画素に連続して現われる。また、異物により非常
に明度が高くなった各画素の周辺では、+3.5σ〜+
4.5σの範囲のノイズ成分が複数画素に連続して現わ
れる。更に、+4.5σ以上のノイズ成分は、1画素限
りの単発で現われる。
【0062】そこで、ノイズ除去部7dは、基板1の画
像を示す各画素の明度(補正値)を第1閾値+3.5σ
で識別して、第1閾値+3.5σ以上の明度を示す各画
素を抽出し(ステップS3)、更に該各画素のうちから
孤立した画素を抽出して除去し、残りの各画素、つまり
第1閾値+3.5σ以上の明度を示す連続する複数の画
素を求める(ステップS4)。また、ノイズ除去部7d
は、基板1の画像を示す各画素の明度を第2閾値+4.
5σで識別して、第2閾値+4.5σ以上の明度を示す
各画素を抽出する(ステップS5)。更に、ノイズ除去
部7dは、第1閾値+3.5σ以上の明度を示す連続す
る複数の画素と、第2閾値+4.5σ以上の明度を示す
各画素との論理和、つまり第2閾値+4.5σ以上の明
度を示す連続する複数の画素を求める(ステップS
6)。この結果、先に述べた各種のノイズ成分が除去さ
れると共に、第2閾値+4.5σ以上の明度を示す連続
する各画素が異物を示すものとして抽出され、該各画素
の明度が保持される。また、他の各画素の明度が「0」
に設定される。
【0063】次に、画像入力処理装置7の異物検出部7
eは、異物を示す各画素の明度を強調する(ステップS
7)。1つの異物は、複数の画素にまたがって表される
ことが多く、これらの画素の明度を集約させることによ
り、異物の明度を強調する。このために、異物検出部7
eでは、3画素×3画素のブロックで加算空間フィルタ
処理を行う。
【0064】図9は、異物が映し出された基板1の画像
部分を例示している。画素のサイズ未満の微少異物の像
21は、光学的なぼけにより約±1画素の範囲に広が
り、3画素×3画素の範囲で観察される。また、微少異
物の像20が4画素の中央に位置する場合は、この像2
0が2画素×2画素の範囲で観察される。そこで、3画
素×3画素のブロックで加算空間フィルタ処理を行うこ
とにより、複数の画素に分散された異物の明度を集約さ
せ、異物の明度を強調する。
【0065】加算フィルタの処理は、該加算フィルタへ
の入力画素の明度をI(x,y)とし、該加算フィルタ
からの出力画素の明度をO(x,y)とすると、次式
(1)で表される。
【0066】
【数1】 式(1)から明らかな様に、入力画素の明度I(x,
y)から3σを差し引いている。3σは、ノイズ成分に
相当するものであって、この3σを差し引くことによ
り、入力画素の明度I(x,y)からノイズの影響を排
除し、異物の明度のみを集約させている。
【0067】また、ここでは、明度が4.5σ〜5.5
σまでの画素のみを対象として、明度を強調している。
これにより、微少な異物の明度が強調される。また、コ
ンピュータの負荷が軽減される。明度が5.5σを超え
る画素については、明度の強調を必要としない。
【0068】次に、画像入力処理装置7では、異物検出
部7eにより強調処理を施された各画素の明度を予め設
定された閾値で識別して、各画素を2値化し、異物の所
在、サイズ等を示す画像を形成する(ステップS8)。
そして、画像入力処理装置7では、画像における各異物
にそれぞれのラベルを付し(ステップS9)、この画像
及び各異物のラベルを検出結果として出力する(ステッ
プS10)。
【0069】この様に本実施形態では、ハイパスフィル
タの処理により、基板1の画像に含まれる繰り返しパタ
ーンの明度の変化を抑制しつつ、異物による明度の上昇
を保持し、この後に画像のノイズ成分を除去し、更に画
像に含まれる異物の明度を強調し、これにより基板1の
表面の異物を確実に検出している。また、画素よりも小
さなサイズの異物を検出することができるので、画像の
分解能が低くても、この画像から異物を検出することが
可能である。更に、画像の画素数を抑えることができる
ので、演算処理に長い時間を費やさずに済む。また、実
数演算を行ったり、2次元フィルタを用いないので、演
算処理が短時間で済む。従って、装置自体のコストを低
減することができ、多数の装置を製造工程に導入し、異
物の検出を速やかつ頻繁に行って、品質管理の向上を果
たすことができる。
【0070】尚、本発明は、上記実施形態に限定される
ものでなく、多様に変形することができる。例えば、各
閾値等として、3.5σ、4.5σ、5.5σ等を適用
したが、これらの値は、基板の表面の状態、光源による
照明の状態、撮像カメラの特性、画像入力処理装置によ
る処理等に応じて、変更し得る。
【0071】また、平滑化フィルタ部の代わりに、メデ
ィアンフィルタ等を適用しても良く、同様の平滑化効果
を有するフィルタであれば、如何なる種類のフィルタで
あっても適用することができ、フィルタの処理が施され
る抽出領域の略中央に、処理対象から外される無効領域
を設けることにより、平滑化フィルタ部と同等の効果を
得ることができる。
【0072】更に、本発明は、不良検出装置や不良検出
方法だけでなく、これらを実現するためのプログラムを
記録した記録媒体を包含するものである。記録媒体とし
ては、マスクROM、フラッシュROMといった半導体
記憶素子、ICカード、ハードディスク、フロッピー
(登録商標)ディスク、MOディスク、CDROM、D
VDROM等を挙げることができ、プログラムを記録す
ることが可能であれば他の種類の記録媒体であっても良
い。
【0073】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、注目
画素周辺の抽出領域から該注目画素を含む無効領域を除
いた残りの領域の各画素の値を平均化し、この平均値を
注目画素の値として求め、原画像の画素の値と平均化さ
れた該画素の値との差を求め、この差に基づいて、基板
面の不良を検出している。ここで、注目画素を含む無効
領域に基板面の異物の像が入っている場合は、この異物
の像の明度が無視された状態で、注目画素の明度が平均
化される。従って、元の画素の明度と平均化された該画
素の明度との差は、異物の像の明度をそのまま反映す
る。また、この様な差は、基板上の通常のパターンの像
の明度変化をそのまま反映せず、この明度変化を抑制し
たものとなる。このため、各画素の差に基づいて、基板
上の通常のパターンと異物を明確に区別することができ
る。
【0074】また、基板上のパターンや異物を忠実に高
精度で読み取る必要がなく、画像の分解能を高める必要
がないので、データ量が少なく、演算処理が短時間で済
む。
【0075】また、本発明によれば、無効領域の幅は、
2画素、3画素及び4画素のいずれかであって、基板面
の異物の像を含む程度に設定され、微少な異物の検出を
可能にしている。
【0076】更に、本発明によれば、抽出領域及び無効
領域は、複数の画素を一列に配列してなる一次元の領域
であり、このため演算処理量が少なくて済む。
【0077】また、本発明によれば、複数の閾値と連続
画素数に基づいて、ノイズ成分を除去しているので、多
様なノイズを確実に除去することができる。
【0078】更に、本発明によれば、画像明度の標準偏
差量に基づいて、各閾値を適確に設定している。
【0079】また、本発明によれば、2次元加算フィル
タ処理により、異物の明度を強調したり、ノイズ成分の
影響を排除している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不良検出装置の一実施形態を示す概略
構成図である。
【図2】図1の装置における基板と各照明装置の位置関
係を概念的に示す平面図である。
【図3】図1の装置による異物を検出するための処理手
順を示すフローチャートである。
【図4】図3のステップS2を更に詳しく示すフローチ
ャートである。
【図5】基板の画像部分の明度を例示する図である。
【図6】図1の装置における画像入力処理装置で用いる
オペレータを示す図である。
【図7】画像における横方向の各画素一列の明度を示す
グラフである。
【図8】1次元ハイパスフィルタ処理の後の各画素一列
の明度を示すグラフである。
【図9】異物が映し出された基板の画像部分を例示する
図である。
【符号の説明】
1 基板 2 支持ピン 3 撮像カメラ 4 筐体 5 照明装置 5a 光源 5b 光ファイバ 5c シリンドリカルレンズ 7 画像入力処理装置 8 制御装置 9 結果出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/66 H01L 21/66 J H05K 3/00 H05K 3/00 Q Fターム(参考) 2F065 AA49 BB02 BB17 CC19 CC31 DD04 DD06 DD11 EE03 FF05 GG01 GG18 HH03 HH04 HH12 JJ03 JJ05 JJ09 JJ26 KK01 LL00 LL02 LL08 PP11 QQ06 QQ13 QQ24 QQ25 QQ27 QQ29 QQ33 QQ34 QQ42 TT01 UU05 2G051 AA65 AA90 AB01 BA02 BB09 BB17 CA03 CA07 CB01 DA01 EA08 EA11 EA12 EA14 EA16 EA23 EB01 EB02 EC03 EC05 ED04 ED07 4M106 AA01 BA20 CA41 DB04 DB07 DB19 DJ18 DJ20 DJ21 DJ23 5B057 AA03 BA02 BA13 BA15 CA08 CA12 CA16 CB08 CB12 CB16 CE02 CE05 CE06 CE11 DA03 DB02 DC22 5L096 BA03 CA05 CA14 CA17 EA05 GA06 GA10 GA34

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板面に光を照射する光源と、 この基板面を撮像する撮像手段と、 この撮像手段によって生成された基板面を示す原画像の
    各画素を順次注目し、注目画素周辺の抽出領域から該注
    目画素を含む無効領域を除いた残りの領域の各画素の値
    を平均化し、この平均値を注目画素の値として求める平
    滑化フィルタ手段と、 各画素毎に、原画像の画素の値と平滑化フィルタ手段に
    より求められた画素の値との差を求める差分処理手段
    と、 差分処理手段により求められた各画素の差に基づいて、
    基板面の不良を検出する検出手段とを備えることを特徴
    とする基板面の不良検出装置。
  2. 【請求項2】 基板面を示す原画像を生成する原画像生
    成ステップと、 基板面を示す原画像の各画素を順次注目し、注目画素周
    辺の抽出領域から該注目画素を含む無効領域を除いた残
    りの領域の各画素の値を平均化し、この平均値を注目画
    素の値として求める平滑化フィルタステップと、 各画素毎に、原画像の画素の値と平滑化フィルタステッ
    プで求められた画素の値との差を求める差分処理ステッ
    プと、 差分処理ステップで求められた各画素の差に基づいて、
    基板面の不良を検出する検出ステップとを含むことを特
    徴とする基板面の不良検出方法。
  3. 【請求項3】 無効領域の幅は、2画素、3画素及び4
    画素のいずれかであることを特徴とする請求項2に記載
    の基板面の不良検出方法。
  4. 【請求項4】 抽出領域及び無効領域は、複数の画素を
    一列に配列してなる一次元の領域であることを特徴とす
    る請求項2に記載の基板面の不良検出方法。
  5. 【請求項5】 差分処理ステップで求められた各画素の
    差と複数の閾値との比較、及び各閾値に達したそれぞれ
    の差を有する各画素の連続数に基づいて、各画素の差か
    らノイズ成分を除去するノイズ除去ステップを更に含む
    ことを特徴とする請求項2に記載の基板面の不良検出方
    法。
  6. 【請求項6】 各閾値は、予め設定された画像明度の標
    準偏差量に基づいて設定されることを特徴とする請求項
    5に記載の基板面の不良検出方法。
  7. 【請求項7】 一定の大きさのブロック内の各画素を抽
    出し、差分処理ステップで求められた該各画素の差から
    予め設定された値を差し引き、これらの値を加算する2
    次元加算フィルタステップを更に含むことを特徴とする
    請求項2に記載の基板面の不良検出方法。
  8. 【請求項8】 一定の大きさのブロック内の各画素を抽
    出し、差分処理ステップで求められた該各画素の差から
    予め設定された値を差し引き、これらの値を加算する2
    次元加算フィルタステップを更に含み、 該各画素の差から差し引かれる値は、各閾値よりも小さ
    いことを特徴とする請求項5に記載の基板面の不良検出
    方法。
  9. 【請求項9】 請求項2乃至8のいずれかに記載の基板
    面の不良検出方法をプログラムとして記録した記録媒
    体。
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