JPH0780978A - 繊維強化プラスチックの成形体および浴槽または洗い場 - Google Patents

繊維強化プラスチックの成形体および浴槽または洗い場

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JPH0780978A
JPH0780978A JP5230085A JP23008593A JPH0780978A JP H0780978 A JPH0780978 A JP H0780978A JP 5230085 A JP5230085 A JP 5230085A JP 23008593 A JP23008593 A JP 23008593A JP H0780978 A JPH0780978 A JP H0780978A
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JP
Japan
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gel coat
weight
parts
reinforced plastic
antibacterial agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP5230085A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Imasaka
喜信 今坂
Masahiko Nogami
政彦 野上
Mitsunobu Nakatani
光延 中谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は浴槽、洗い場、カウンター、キッチ
ンカウンターなどの水回りの材料素材として用いること
のできる繊維強化プラスチックからなる成形体に関する
もので、細菌の繁殖を抑制することにより汚れやぬめり
の発生がなく衛生的な成形体を提供することを目的とす
る。 【構成】 不飽和ポリエステル樹脂系のゲルコート樹脂
2からなる表面層を有する繊維強化プラスチック3から
なる成形体において、表面層はゲルコート樹脂100重
量部に対し無機系抗菌剤1を0.1重量部以上5重量部
以下を含むように構成しているので、抗菌効果のある耐
汚染性に優れた成形体が得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴槽、洗い場、カウン
ター、キッチンカウンターなどの水回りの材料素材とし
て用いることのできる繊維強化プラスチックからなる耐
汚染性に優れた成形体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、不飽和ポリエステル樹脂とガラス
繊維を用いた繊維強化プラスチックは、浴槽、洗い場な
どの防水性が必要な分野でかつ軽量・高強度が必要な部
分に使用されてきた。これらの積層構造は、一般的には
表面から、単色のゲルコート層と繊維強化プラスチック
層から構成される。ゲルコート層は、耐熱水性や耐薬品
性を向上させるために用いられる塗膜であり、スプレー
アップ法により塗装して構成する。ゲルコート樹脂は、
不飽和ポリエステル樹脂を単色の顔料にて着色し、かつ
塗装に適したように微細酸化珪素粉末を加え塗装に適し
た状態(チクソトロピックと称す)にすることによって
用いられる。一般的な成形法としては、型にゲルコート
樹脂を塗装して硬化させ、続いてガラス繊維と不飽和ポ
リエステル樹脂からなる繊維強化プラスチックを積層
し、硬化した後、脱型して作られる。
【0003】他方、熱可塑性プラスチックのペレットに
抗菌剤を添加して成型したものは実用化されているが、
不飽和ポリエステル樹脂などの熱硬化性プラスチックに
抗菌剤を入れられた例がない。したがって、浴室まわり
に用いられる熱硬化性プラスチックからなる浴槽または
洗い場などの部材において汚れやぬめりの発生すること
に対する方策は無く、単に掃除により除去するという方
策がとられてきた。汚れやぬめりの原因は、細菌の繁殖
によるものが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】これらの浴槽まわりに
用いられる繊維強化プラスチックからなる部材におい
て、細菌の繁殖を抑制し、衛生的に使用できるようにす
ることが課題であった。本発明はかかる従来の課題を解
決するもので細菌の繁殖を抑制し、汚れやぬめりの発生
が少ない耐汚染性に優れた水まわりの構成部材を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の成形体は不飽和ポリエステル樹脂系のゲル
コート樹脂からなる表面層を有する成形体において、前
記表面層はゲルコート樹脂100重量部に対し無機系抗
菌剤を0.1重量部以上5重量部以下含有するようにす
る。
【0006】また、表面層は2種類以上5種類以下のゲ
ルコート樹脂を有し、その少なくとも1種類のゲルコー
ト樹脂100重量部に対し無機系抗菌剤を0.1重量部
以上5重量部以下の割合で添加する。
【0007】また、表面層は2種類以上5種類以下のゲ
ルコート樹脂を有し、その少なくとも1種類のゲルコー
ト樹脂100重量部に対し無機系抗菌剤を0.1重量部
以上5重量部以下の割合で添加し、霧化して塗装するこ
とにより表面層を構成する。
【0008】さらに、表面層に2種類以上5種類以下の
ゲルコート樹脂を有し、その少なくとも1種類のゲルコ
ート樹脂100重量部に対し無機系抗菌剤を0.1重量
部以上5重量部以下含有してなる浴槽または洗い場とす
る。
【0009】
【作用】本発明は上記した構成により、細菌の繁殖を抑
制する。細菌の繁殖を抑制することにより、汚れやぬめ
りの発生がなくなり、掃除の手間が省け、衛生的に使用
することができる。
【0010】また、表面層に2種類以上5種類以下のゲ
ルコート樹脂を用いることにより、模様を付与した成形
体が得られると同時に上記のように抗菌効果のある成形
体を得ることができる。
【0011】また、表面層に2種類以上5種類以下のゲ
ルコート樹脂を用い、霧化して塗装して表面層を構成す
ることにより、御影模様などの模様を付与した成形体が
得られると同時に上記のように抗菌効果のある成形体を
得ることができる。
【0012】さらに、上記成形体を洗い場または浴槽に
適用することにより、模様が付与されると同時に細菌の
繁殖を抑制し、汚れやぬめりの発生が少ない耐汚染性に
優れた部材として提供できる。
【0013】
【実施例】無機系抗菌剤としては、銀・亜鉛などの金属
イオンを各種無機物質に担持させたものであり、以下各
種の実施例について具体的に述べる。
【0014】(実施例1)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステル樹脂からなるゲルコート樹脂100重量部に対
し、ゼオライトに銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を1
重量部添加し、攪拌することにより均一に分散させた。
これに所定の硬化剤および硬化促進剤を添加し、スプレ
ーガンにより約0.5mmの塗膜を形成し、硬化させゲル
コート層を形成した。引き続き、ガラス繊維と不飽和ポ
リエステル樹脂からなる繊維強化プラスチック層を既知
の方法で形成した。これを脱型することにより、目的と
する成形体を得た。
【0015】図1は本成型体の表面部を示す模式図であ
る。1は銀系抗菌剤に代表される無機質抗菌剤でゲルコ
ート樹脂層2中に分散されている。3はガラス繊維と不
飽和ポリエステル樹脂からなる繊維強化プラスチック層
である。
【0016】(実施例2)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステル樹脂からなるゲルコート樹脂100重量部に対
し、シリカゲルに銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を2
重量部添加し、攪拌することにより均一に分散させた。
これに所定の硬化剤および硬化促進剤を添加し、スプレ
ーガンにより約0.5mmの塗膜を形成し、硬化させた。
引き続き、実施例1と同様の方法で目的とする成形体を
得た。
【0017】(実施例3)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステル樹脂からなるゲルコート樹脂100重量部に対
し、燐酸塩化合物に銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を
1重量部添加し、攪拌することにより均一に分散させ
た。これに所定の硬化剤および硬化促進剤を添加し、ス
プレーガンにより約0.5mmの塗膜を形成し、硬化させ
た。引き続き、実施例1と同様の方法で目的とする成形
体を得た。
【0018】(実施例4)3つのゲルコートタンクの圧
により3つのゲルコート樹脂がある一定の混合パイプを
通過した後ガンから吐出され、硬化剤と混合後任意の霧
化圧にて霧化されるという多色ガン装置を用い、霧化圧
2.0/cm2の条件で塗布した。多色ガン装置の3つの
ゲルコートタンクの中の3種類のゲルコート樹脂と吐出
重量比を以下に示す。
【0019】 前記黒色ゲルコート樹脂100重量部に対し、あらかじ
めシリカゲルに銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を2重
量部添加し、攪拌することにより均一に分散させた黒色
ゲルコート樹脂を用いた。このように塗布されたゲルコ
ート樹脂を50℃30分の条件で硬化させた。硬化後の
ゲルコートの膜厚は0.4mmであった。引き続き、ガラ
ス繊維と不飽和ポリエステル樹脂からなる繊維強化プラ
スチック層を既知の方法で形成した。これを脱型するこ
とにより、目的とする模様付成形体を得た。
【0020】このような方法で得た成形体は、図2に示
すように、銀系抗菌剤に代表される無機系抗菌剤の入っ
たゲルコート樹脂の部分4と、無機系抗菌剤の入ってい
ないゲルコート樹脂の部分5とが点在している構成とな
っている。このように点在させることにより、表面意匠
は斑点模様となる。
【0021】(実施例5)イソフタル酸系不飽和ポリエ
ステル樹脂からなるゲルコート樹脂100重量部に対
し、ゼオライトに銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を1
重量部添加し、攪拌することにより均一に分散させた。
これに所定の硬化剤および硬化促進剤を添加し、スプレ
ーガンにより浴槽の型に約0.5mmの塗膜を形成し、硬
化させゲルコート層を形成した。引き続き、ガラス繊維
と不飽和ポリエステル樹脂からなる繊維強化プラスチッ
ク層を既知の方法で形成した。これを脱型することによ
り、目的とする浴槽を得た。
【0022】(実施例6)2つのゲルコートタンクの圧
により2つのゲルコート樹脂がある一定の混合パイプを
通過した後ガンから吐出され、硬化剤と混合後任意の霧
化圧にて霧化されるという多色ガン装置を用い、霧化圧
2.0kg/cm2の条件で洗い場の型に塗布した。多色ガ
ン装置の2つのゲルコートタンクの中の2種類のゲルコ
ート樹脂と吐出重量比を以下に示す。
【0023】 前記黒色ゲルコート樹脂100重量部に対し、あらかじ
めシリカゲルに銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を2重
量部添加し、攪拌することにより均一に分散させた黒色
ゲルコート樹脂を用いた。このように塗布されたゲルコ
ート樹脂を50℃30分の条件で硬化させた。硬化後の
ゲルコートの膜厚は0.4mmであった。引き続き、ガラ
ス繊維と不飽和ポリエステル樹脂からなる繊維強化プラ
スチック層を既知の方法で形成した。これを脱型するこ
とにより、目的とする模様付洗い場を得た。 (比較例)実施例1と同様のイソフタル酸系不飽和ポリ
エステル樹脂からなるゲルコート樹脂100重量部に対
し、ゼオライトに銀イオンを担持させた銀系抗菌剤を
0.1重量部、0.01重量部添加し、撹拌することに
より均一に分散させた。これと抗菌剤を添加させないも
のを含め3種類の比較例に所定の硬化剤および硬化促進
剤を添加し、スプレーガンにより約0.5mmの塗膜を形
成し硬化させた。引き続き、ガラス繊維と不飽和ポリエ
ステル樹脂からなる繊維強化プラスチック層を既知の方
法で形成した。これを脱型することにより、目的とする
成形体を得た。すなはち、比較例1、2、3はそれぞれ
ゲルコート樹脂100重量部に対し銀系抗菌剤を0.1
重量部、0.01重量部添加したものおよび添加してな
いものの3種類である。
【0024】実施例および比較例の抗菌性能を評価する
ため抗菌性試験を下記の要領で行った。成形体表面に菌
液を1ml滴下し、37℃で24時間培養し、液中の生菌
数を測定した。測定結果を表1に示す。
【0025】
【表1】
【0026】表1で生菌数は実験ごとに多少のバラツキ
が生じるので桁数で表わしている。またぬめりの程度で
(△)はぬめりがわずかに認められるが、使用できる範
囲であり、(×)のぬめりが認められるとの間に明らか
に差が生じていることが分かった。したがって、本発明
では実用化できる最低量を比較例1のゲルコート樹脂1
00重量部に対し銀系抗菌剤を0.1重量部以上含む表
面層としている。次に実施例の1から6までの成形体
は、一般細菌および大腸菌に対する著しい抗菌効果を得
ることができた。また、実用試験におけるぬめりも発生
が認められなかった。これは、細菌の繁殖が抑制された
結果ぬめりが無くなったと推定される。本結果で明らか
なように表面に均一に銀系抗菌剤を分散した場合(実施
例1〜3)はもちろん実施例4のように銀系の抗菌剤を
点在させた場合においても良好な抗菌効果が得られるこ
とが明らかになった。この理由は、実施例4の表面に図
2に示すように水滴が付着した時に、水滴6の一部に銀
系抗菌剤に代表される無機系抗菌剤の入ったゲルコート
樹脂の部分4が接触し、良好な抗菌効果が得られるもの
と考えられる。実施例4の場合は、表面の模様を付与す
ると同時に抗菌効果を得ることができるという特徴があ
る。
【0027】銀系抗菌剤の上限の添加量については、ゲ
ルコート樹脂100重量部に対し、抗菌剤が5重量部を
越えるとゲルコート樹脂の耐熱水性や耐薬品性などの基
本物性が損なわれ好ましくなかった。また価格的にも高
くなり不経済である。以上の結果から、ゲルコート樹脂
100重量部に対し、0.1重量部以上5重量部以下の
銀系抗菌剤を添加すれば、本発明の作用効果は得られる
ことがわかった。
【0028】また、ゲルコート樹脂を5種類を越えてさ
まざまな色を用い成形体を作成すると著しい抗菌効果が
得られないので、ゲルコート樹脂は2種類以上5種類以
下が適している。この理由は、ゲルコート樹脂が6種類
以上になると図2に示したごとく表面に付着した水滴
が、銀系抗菌剤に代表される無機系抗菌剤の入ったゲル
コート樹脂の部分4に接触しない確率が増え、抗菌効果
が低下するものと考えられる。
【0029】本実施例では、銀系抗菌剤を主体に添加し
た場合について述べたが、亜鉛系などの無機系抗菌剤に
ついても同様の実験をおこない同様の効果が得られた。
さらに、相補する有機系添加剤およびフッソ系添加剤お
よびシリコン系添加剤を加えることもできる。例えば、
有機系添加剤としては、ニトリル誘導体・イミダゾール
誘導体・トリアジン誘導体・スルホン誘導体・1価フェ
ノール誘導体・フェノールエーテル誘導体・ピロール誘
導体などである。
【0030】なお、以上の説明では、2種類以上5種類
以下のゲルコート樹脂の中の少なくとも1種類のゲルコ
ート樹脂に無機系抗菌剤を入れる方法のみ説明してきた
が、2種類以上のゲルコート樹脂に無機系抗菌剤を入れ
てもよいことはいうまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明の繊維強化プラスチ
ックの成形体および浴槽または洗い場によれば、以下の
効果が得られる。
【0032】(1)不飽和ポリエステル樹脂系のゲルコ
ート樹脂からなる表面層を含む成形体において、前記表
面層はゲルコート樹脂100重量部に対し無機系抗菌剤
を0.1重量部以上5重量部以下含有することにより、
細菌の繁殖を抑制する。細菌の繁殖を抑制することによ
り、汚れやぬめりの発生がなく、掃除の手間が省け、衛
生的に使用することができる。
【0033】(2)表面層に2種類以上5種類以下のゲ
ルコート樹脂を有し、その少なくとも1種類に無機系抗
菌剤を0.1重量部以上5重量部以下の割合で添加する
ことにより、模様を付与した成形体が得られると同時に
抗菌効果のある成形体を得ることができる。
【0034】(3)霧化して塗装することにより、御影
模様などの模様を付与した成形体が得られると同時に抗
菌効果のある成形体を得ることができる。
【0035】(4)洗い場または浴槽とすることによ
り、模様が付与されると同時に細菌の繁殖を抑制し、汚
れやぬめりの発生が少ない耐汚染性に優れた水まわりの
構成部材として提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における成形体の表面部を示
す模式図
【図2】本発明の他の実施例における成形体の表面部を
示す模式図
【符号の説明】
1 無機系抗菌剤 2 ゲルコート樹脂 3 繊維強化プラスチック 4 無機系抗菌剤の入ったゲルコート樹脂の部分 5 無機系抗菌剤の入ってないゲルコート樹脂の部分

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】不飽和ポリエステル樹脂系のゲルコート樹
    脂からなる表面層を有する繊維強化プラスチックからな
    る成形体において、前記表面層はゲルコート樹脂100
    重量部に対し無機系抗菌剤を0.1重量部以上5重量部
    以下含有してなる繊維強化プラスチックからなる成形
    体。
  2. 【請求項2】不飽和ポリエステル樹脂系のゲルコート樹
    脂からなる表面層を有する繊維強化プラスチックからな
    る成形体において、前記表面層は2種類以上5種類以下
    のゲルコート樹脂を有し、その少なくとも1種類のゲル
    コート樹脂100重量部に対し無機系抗菌剤を0.1重
    量部以上5重量部以下含有してなる繊維強化プラスチッ
    クからなる成形体。
  3. 【請求項3】不飽和ポリエステル樹脂系のゲルコート樹
    脂からなる表面層を有する繊維強化プラスチックからな
    る成形体において、前記表面層は2種類以上5種類以下
    のゲルコート樹脂を有し、その少なくとも1種類のゲル
    コート樹脂100重量部に対し無機系抗菌剤を0.1重
    量部以上5重量部以下の割合で添加し、霧化して塗装す
    ることにより表面層を構成する繊維強化プラスチックか
    らなる成形体の製造法。
  4. 【請求項4】不飽和ポリエステル樹脂系のゲルコート樹
    脂からなる表面層を有する繊維強化プラスチックからな
    る浴槽または洗い場において、前記表面層は2種類以上
    5種類以下のゲルコート樹脂を有し、その少なくとも1
    種類のゲルコート樹脂100重量部に対し無機系抗菌剤
    を0.1重量部以上5重量部以下含有してなる繊維強化
    プラスチックからなる浴槽または洗い場。
JP5230085A 1993-09-16 1993-09-16 繊維強化プラスチックの成形体および浴槽または洗い場 Pending JPH0780978A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6475631B1 (en) * 1999-07-15 2002-11-05 Toagosei Co., Ltd. Antimicrobial agent, antimicrobial resin composition and antimicrobial artificial marble

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6475631B1 (en) * 1999-07-15 2002-11-05 Toagosei Co., Ltd. Antimicrobial agent, antimicrobial resin composition and antimicrobial artificial marble

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