JPH0780466B2 - 産業車両の車体構造 - Google Patents
産業車両の車体構造Info
- Publication number
- JPH0780466B2 JPH0780466B2 JP62331275A JP33127587A JPH0780466B2 JP H0780466 B2 JPH0780466 B2 JP H0780466B2 JP 62331275 A JP62331275 A JP 62331275A JP 33127587 A JP33127587 A JP 33127587A JP H0780466 B2 JPH0780466 B2 JP H0780466B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- joined
- deck
- plate
- battery unit
- axle mounting
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66F—HOISTING, LIFTING, HAULING OR PUSHING, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. DEVICES WHICH APPLY A LIFTING OR PUSHING FORCE DIRECTLY TO THE SURFACE OF A LOAD
- B66F9/00—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes
- B66F9/06—Devices for lifting or lowering bulky or heavy goods for loading or unloading purposes movable, with their loads, on wheels or the like, e.g. fork-lift trucks
- B66F9/075—Constructional features or details
- B66F9/07513—Details concerning the chassis
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K1/00—Arrangement or mounting of electrical propulsion units
- B60K1/04—Arrangement or mounting of electrical propulsion units of the electric storage means for propulsion
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D21/00—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted
- B62D21/18—Understructures, i.e. chassis frame on which a vehicle body may be mounted characterised by the vehicle type and not provided for in groups B62D21/02 - B62D21/17
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Geology (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はフォークリフトに代表される産業車両、とりわ
け、バッテリを駆動源とする産業車両の車体構造に関す
る。
け、バッテリを駆動源とする産業車両の車体構造に関す
る。
従来の技術 第４図は従来のバッテリフォークリフトの車体構造を示
すもので、図中20は箱形断面のサイドフレームを示し、
このサイドフレーム20は左右一対設けられていて、セン
タークロスメンバ21で結合されている。22はサイドフレ
ーム20の上部開口部を閉塞したデッキプレートで、この
デッキプレート22は、後部にバッテリユニットフロント
サポートプレート24を曲折成形したフロントデッキ23
と、リヤデッキ25とに分割されてそれぞれ前記上部開口
部に接合してあり、かつ、リヤデッキ25の側縁部上には
フロントデッキ23のバッテリユニットフロントサポート
プレート24に跨って長大なブレース26を接合してある。
そして、このリヤデッキ25の後端部下面と、サイドフレ
ーム20の内側壁とに亘ってステアリングアクスルマウン
ティングメンバ27を接合し、このステアリングアクスル
マウンティングメンバ27上と、リヤデッキ25の後端面と
に跨ってバッテリユニットバックサポートプレート28を
接合してある。29はサイドフレーム20の前側部からフロ
ントデッキ23上に亘って接合したドライブアクスルマウ
ンティングプレート、30は該ドライブアクスルマウンテ
ィングプレート29の外側面に接合したホイールハウスで
ある。この類似構造は、例えば特開昭55−160665号公報
に示されている。
すもので、図中20は箱形断面のサイドフレームを示し、
このサイドフレーム20は左右一対設けられていて、セン
タークロスメンバ21で結合されている。22はサイドフレ
ーム20の上部開口部を閉塞したデッキプレートで、この
デッキプレート22は、後部にバッテリユニットフロント
サポートプレート24を曲折成形したフロントデッキ23
と、リヤデッキ25とに分割されてそれぞれ前記上部開口
部に接合してあり、かつ、リヤデッキ25の側縁部上には
フロントデッキ23のバッテリユニットフロントサポート
プレート24に跨って長大なブレース26を接合してある。
そして、このリヤデッキ25の後端部下面と、サイドフレ
ーム20の内側壁とに亘ってステアリングアクスルマウン
ティングメンバ27を接合し、このステアリングアクスル
マウンティングメンバ27上と、リヤデッキ25の後端面と
に跨ってバッテリユニットバックサポートプレート28を
接合してある。29はサイドフレーム20の前側部からフロ
ントデッキ23上に亘って接合したドライブアクスルマウ
ンティングプレート、30は該ドライブアクスルマウンテ
ィングプレート29の外側面に接合したホイールハウスで
ある。この類似構造は、例えば特開昭55−160665号公報
に示されている。
発明が解決しようとする問題点 デッキプレート22がフロントデッキ23,リヤデッキ25と
に分割されていて、リヤデッキ25の側縁部にはフロント
デッキ23に跨って所要高さのブレース26を接合して車体
剛性を確保するようにしているため、図外の重量のある
バッテリユニットを、バッテリユニットフロントサポー
トプレート24と、バッテリユニットバックプレート28と
の間で、前記リヤデッキ25上に脱，着する場合に、バッ
テリユニットを一旦ブレース26の高さ以上にリフトさせ
て行わなければならず、バッテリユニットの脱着作業が
非常に煩わしくなってしまう。また、前述のようにデッ
キプレート22が２分割されることと併せて、補強用の長
大なブレース26が必要となることから、部品点数の増加
に伴って組み付け作業工数が嵩んでコストアップを招来
してしまう不具合があった。そこで、本発明は部品点数
を削減できてコストダウンを実現できると共に、バッテ
リユニットの脱着作業性を大幅に改善することができ、
しかも、バッテリユニットフロントサポートプレートお
よびバッテリユニットバックサポートプレートの取付精
度を高めることができて、バッテリユニットを適正に搭
載することができる産業車両の車体構造を提供するもの
である。
に分割されていて、リヤデッキ25の側縁部にはフロント
デッキ23に跨って所要高さのブレース26を接合して車体
剛性を確保するようにしているため、図外の重量のある
バッテリユニットを、バッテリユニットフロントサポー
トプレート24と、バッテリユニットバックプレート28と
の間で、前記リヤデッキ25上に脱，着する場合に、バッ
テリユニットを一旦ブレース26の高さ以上にリフトさせ
て行わなければならず、バッテリユニットの脱着作業が
非常に煩わしくなってしまう。また、前述のようにデッ
キプレート22が２分割されることと併せて、補強用の長
大なブレース26が必要となることから、部品点数の増加
に伴って組み付け作業工数が嵩んでコストアップを招来
してしまう不具合があった。そこで、本発明は部品点数
を削減できてコストダウンを実現できると共に、バッテ
リユニットの脱着作業性を大幅に改善することができ、
しかも、バッテリユニットフロントサポートプレートお
よびバッテリユニットバックサポートプレートの取付精
度を高めることができて、バッテリユニットを適正に搭
載することができる産業車両の車体構造を提供するもの
である。
問題点を解決するための手段 センタークロスメンバにより結合された箱形断面の左右
サイドフレームの上部開口部は、それぞれ後部に延設部
を有する平板状のデッキプレートで接合，閉塞してあ
る。これらサイドフレームの前側部からデッキプレート
の前側部上に亘ってドライブアクスルマウンティングプ
レートを接合してある一方、左右サイドフレームの後壁
に跨ってリヤクロスメンバを接合してある。ステアリン
グアクスルマウンティングメンバは、このリヤクロスメ
ンバと左右デッキプレートの延設部下面とに突き当てて
接合してある。そして、左右デッキプレートの前側部上
にそれぞれバッテリユニットフロントサポートプレート
を、ドライブアクスルマウンティングプレートの後端に
突き当てて接合してあると共に、左右デッキプレートの
延設部上に跨って、バッテリユニットバックサポートプ
レートを接合してある。
サイドフレームの上部開口部は、それぞれ後部に延設部
を有する平板状のデッキプレートで接合，閉塞してあ
る。これらサイドフレームの前側部からデッキプレート
の前側部上に亘ってドライブアクスルマウンティングプ
レートを接合してある一方、左右サイドフレームの後壁
に跨ってリヤクロスメンバを接合してある。ステアリン
グアクスルマウンティングメンバは、このリヤクロスメ
ンバと左右デッキプレートの延設部下面とに突き当てて
接合してある。そして、左右デッキプレートの前側部上
にそれぞれバッテリユニットフロントサポートプレート
を、ドライブアクスルマウンティングプレートの後端に
突き当てて接合してあると共に、左右デッキプレートの
延設部上に跨って、バッテリユニットバックサポートプ
レートを接合してある。
作用 バッテリユニットフロントサポートプレートおよびバッ
テリユニットバックサポートプレートは、何れもデッキ
プレート上で車体前後方向にスライドさせて位置決め調
整して接合される。
テリユニットバックサポートプレートは、何れもデッキ
プレート上で車体前後方向にスライドさせて位置決め調
整して接合される。
実施例 以下、本発明の一実施例を図面と共に詳述する。
第１〜３図において、1,2は箱形断面の左右一対のサイ
ドフレームで、これらサイドフレーム1,2の上部開口部
は、何れも後部に延設部3a,4aを有する平板状の単板の
デッキプレート3,4を接合して閉塞してあって、一方の
サイドフレーム１は密閉したオイルタンクと、他方のサ
イドフレーム２は、その外側壁を開閉自在なリッド５で
構成してコントローラユニット格納部としてある。サイ
ドフレーム1,2はそれらの下側中央部でセンタークロス
メンバ６により結合してあると共に、後壁上側部に跨っ
てリヤクロスメンバ７を接合して、これらセンタークロ
スメンバ6,リヤクロスメンバ７で剛体結合してある。８
はステアリングアクスルマウンティングメンバで、この
ステアリングアクスルマウンティングメンバ８は、その
前端を前記リヤクロスメンバ７に突き当てると共に、両
側上縁部の左右のデッキプレート3,4の各延設部3a,4aの
下面に突き当てて、これらリヤクロスメンバ7,延設部3
a,4aに接合してある。また、リヤクロスメンバ７と、各
延設部3a,4aとでなす隅部を跨いで、側端部をステアリ
ングアクスルマウンティングメンバ８の側面に突き当て
て接合したブレース９をそれぞれ接合して、各隅部とス
テアリングアクスルマウンティングメンバ８側面との間
に閉断面部を構成している。10,11は先端をフロントク
ロスメンバ12で結合した一対のドライブアクスルマウン
ティングプレートで、何れもサイドフレーム1,2の前側
部からデッキプレート3,4の前側部上に亘って接合して
ある。具体的には、一方のドライブアクスルマウンティ
ングプレート10は、サイドフレーム１の内側の側壁から
デッキプレート３上に亘って接合してあり、他方のドラ
イブアクスルマウンティングプレート11は、サイドフレ
ーム２の前壁からデッキプレート４上に亘って接合して
あって、特に該ドライブアクスルマウンティングプレー
ト11は下側後端に突縁部11aを延設してあり、この突縁
部11aをサイドフレーム２の前壁に形成したスリット2a
に挿入，係合して結合強度を十分に確保できるようにし
てある。そして、前記デッキプレート3,4上に、バッテ
リユニットフロントサポートプレート13,およびバッテ
リユニットバックサポートプレート14を接合してある。
バッテリユニットフロントサポートプレート13は、各デ
ッキプレート3,4上でドライブアクスルマウンティング
プレート10,11の後端に突き当てて接合してある。ま
た、バッテリユニットバックサポートプレート14は、そ
の下縁中央部にステアリングアクスルマウンティングメ
ンバ８の上側面に係合する位置決め突起14aを一体成形
してあって、両側のデッキプレート3,4上に跨って、こ
れらデッキプレート3,4およびステアリングアクスルマ
ウンティングメンバ８上に接合してある。図中15は各デ
ッキプレート3,4上に形成したサイドストッパ装着部を
示す。
ドフレームで、これらサイドフレーム1,2の上部開口部
は、何れも後部に延設部3a,4aを有する平板状の単板の
デッキプレート3,4を接合して閉塞してあって、一方の
サイドフレーム１は密閉したオイルタンクと、他方のサ
イドフレーム２は、その外側壁を開閉自在なリッド５で
構成してコントローラユニット格納部としてある。サイ
ドフレーム1,2はそれらの下側中央部でセンタークロス
メンバ６により結合してあると共に、後壁上側部に跨っ
てリヤクロスメンバ７を接合して、これらセンタークロ
スメンバ6,リヤクロスメンバ７で剛体結合してある。８
はステアリングアクスルマウンティングメンバで、この
ステアリングアクスルマウンティングメンバ８は、その
前端を前記リヤクロスメンバ７に突き当てると共に、両
側上縁部の左右のデッキプレート3,4の各延設部3a,4aの
下面に突き当てて、これらリヤクロスメンバ7,延設部3
a,4aに接合してある。また、リヤクロスメンバ７と、各
延設部3a,4aとでなす隅部を跨いで、側端部をステアリ
ングアクスルマウンティングメンバ８の側面に突き当て
て接合したブレース９をそれぞれ接合して、各隅部とス
テアリングアクスルマウンティングメンバ８側面との間
に閉断面部を構成している。10,11は先端をフロントク
ロスメンバ12で結合した一対のドライブアクスルマウン
ティングプレートで、何れもサイドフレーム1,2の前側
部からデッキプレート3,4の前側部上に亘って接合して
ある。具体的には、一方のドライブアクスルマウンティ
ングプレート10は、サイドフレーム１の内側の側壁から
デッキプレート３上に亘って接合してあり、他方のドラ
イブアクスルマウンティングプレート11は、サイドフレ
ーム２の前壁からデッキプレート４上に亘って接合して
あって、特に該ドライブアクスルマウンティングプレー
ト11は下側後端に突縁部11aを延設してあり、この突縁
部11aをサイドフレーム２の前壁に形成したスリット2a
に挿入，係合して結合強度を十分に確保できるようにし
てある。そして、前記デッキプレート3,4上に、バッテ
リユニットフロントサポートプレート13,およびバッテ
リユニットバックサポートプレート14を接合してある。
バッテリユニットフロントサポートプレート13は、各デ
ッキプレート3,4上でドライブアクスルマウンティング
プレート10,11の後端に突き当てて接合してある。ま
た、バッテリユニットバックサポートプレート14は、そ
の下縁中央部にステアリングアクスルマウンティングメ
ンバ８の上側面に係合する位置決め突起14aを一体成形
してあって、両側のデッキプレート3,4上に跨って、こ
れらデッキプレート3,4およびステアリングアクスルマ
ウンティングメンバ８上に接合してある。図中15は各デ
ッキプレート3,4上に形成したサイドストッパ装着部を
示す。
以上の実施例構造によれば、デッキプレート3,4が平板
状の単板で形成されていて、その側縁部にはブレース等
の補強部材が突出しているため、図外の重量のあるバッ
テリユニットの脱着に際しては、デッキプレート３又は
４の側方より容易に脱着作業でき、場合によっては図外
の搬送台上よりスライド移動して移載することもできて
作業性を著しく改善することができる。また、デッキプ
レート3,4はその側縁部に長大なブレースがなくても、
各延設部3a,4aの下面に跨って接合したステアリングア
クスルマウンティングメンバ８の前端が、左右サイドフ
レーム1,2後壁間に跨って接合したリヤクロスメンバ７
に突き当てて接合してあって、サイドフレーム1,2に剛
体結合してあるため強度を十分に確保でき、特に本実施
例にあっては、ステアリングアクスルマウンティングメ
ンバ８の前端両側部の接続基部にはブレース９の接合に
よって延設部3a,4aとリヤクロスメンバ７との隅部に閉
断面部を構成しているため、より一層剛性を向上するこ
とができる。そして、バッテリユニットフロントサポー
トプレート13を、これらデッキプレート3,4上でドライ
ブアクスルマウンティングプレート10,11の後端に亘っ
て接合してあると共に、バッテリユニットバックサポー
トプレート14をデッキプレート3,4の延設部3a,4a上に跨
って接合してあるため、バッテリユニットの前後方向動
荷重を、ドライブアクスルマウンティングプレート10,1
1およびサイドフレーム1,2で直接的に負担し、あるいは
延設部3a,4a,ステアリングアクスルマウンティングメン
バ8,リヤクロスメンバ7,ブレース９を経由してサイドフ
レーム1,2で負担させることができて、車体強度を十分
に確保することができる。ここで、特に前述のようにバ
ッテリユニットフロントサポートプレート13,バッテリ
ユニットバックサポートプレート14は、何れもデッキプ
レート3,4上に接合してあるため、その組み付け時に前
後方向にスライドさせて位置決め調整することができ
て、例えばドライブアクスルマウンティングプレート1
0,11の後端に接合したバッテリユニットフロントサポー
ト13の取付位置を基準にしてバッテリユニットバックサ
ポートプレート14を前後方向にスライド調整して接合す
ることによって、取付精度を高くすることができ、バッ
テリユニットを適正に搭載することができる利点があ
る。
状の単板で形成されていて、その側縁部にはブレース等
の補強部材が突出しているため、図外の重量のあるバッ
テリユニットの脱着に際しては、デッキプレート３又は
４の側方より容易に脱着作業でき、場合によっては図外
の搬送台上よりスライド移動して移載することもできて
作業性を著しく改善することができる。また、デッキプ
レート3,4はその側縁部に長大なブレースがなくても、
各延設部3a,4aの下面に跨って接合したステアリングア
クスルマウンティングメンバ８の前端が、左右サイドフ
レーム1,2後壁間に跨って接合したリヤクロスメンバ７
に突き当てて接合してあって、サイドフレーム1,2に剛
体結合してあるため強度を十分に確保でき、特に本実施
例にあっては、ステアリングアクスルマウンティングメ
ンバ８の前端両側部の接続基部にはブレース９の接合に
よって延設部3a,4aとリヤクロスメンバ７との隅部に閉
断面部を構成しているため、より一層剛性を向上するこ
とができる。そして、バッテリユニットフロントサポー
トプレート13を、これらデッキプレート3,4上でドライ
ブアクスルマウンティングプレート10,11の後端に亘っ
て接合してあると共に、バッテリユニットバックサポー
トプレート14をデッキプレート3,4の延設部3a,4a上に跨
って接合してあるため、バッテリユニットの前後方向動
荷重を、ドライブアクスルマウンティングプレート10,1
1およびサイドフレーム1,2で直接的に負担し、あるいは
延設部3a,4a,ステアリングアクスルマウンティングメン
バ8,リヤクロスメンバ7,ブレース９を経由してサイドフ
レーム1,2で負担させることができて、車体強度を十分
に確保することができる。ここで、特に前述のようにバ
ッテリユニットフロントサポートプレート13,バッテリ
ユニットバックサポートプレート14は、何れもデッキプ
レート3,4上に接合してあるため、その組み付け時に前
後方向にスライドさせて位置決め調整することができ
て、例えばドライブアクスルマウンティングプレート1
0,11の後端に接合したバッテリユニットフロントサポー
ト13の取付位置を基準にしてバッテリユニットバックサ
ポートプレート14を前後方向にスライド調整して接合す
ることによって、取付精度を高くすることができ、バッ
テリユニットを適正に搭載することができる利点があ
る。
発明の効果 以上のように本発明によれば、デッキプレートをそれぞ
れ平板状の単板構成とすることによってバッテリユニッ
トの脱着作業を容易にすることができて安全性を高める
ことができる。また、このデッキプレート、特にその延
設部は両側縁部に補強ブレースがなくても、左右サイド
フレーム間に跨設したリヤクロスメンバおよびステアリ
ングアクスルマウンティングメンバを介して、左右サイ
ドフレームと剛体結合してあるため剛性を十分に確保す
ることができる。また、バッテリユニットフロントサポ
ートプレート，バッテリユニットバックサポートプレー
トは何れもデッキプレート上に接合，配置してあるた
め、その接合時に車体前後方向にスライド調整して取付
位置精度を高くすることができるため、バッテリユニッ
トを適正位置に搭載できて、その遊動等を確実に防止す
ることができ、かつ、これら各サポートプレートに作用
する前後方向動荷重を、車体強度部材のドライブアクス
ルマウンティングプレート、あるいはステアリングアク
スルマウンティングメンバ，リヤクロスメンバを経由し
てサイドフレームに負担させることができて、強度対策
を徹底することができるという実用上多大な効果を有す
る。
れ平板状の単板構成とすることによってバッテリユニッ
トの脱着作業を容易にすることができて安全性を高める
ことができる。また、このデッキプレート、特にその延
設部は両側縁部に補強ブレースがなくても、左右サイド
フレーム間に跨設したリヤクロスメンバおよびステアリ
ングアクスルマウンティングメンバを介して、左右サイ
ドフレームと剛体結合してあるため剛性を十分に確保す
ることができる。また、バッテリユニットフロントサポ
ートプレート，バッテリユニットバックサポートプレー
トは何れもデッキプレート上に接合，配置してあるた
め、その接合時に車体前後方向にスライド調整して取付
位置精度を高くすることができるため、バッテリユニッ
トを適正位置に搭載できて、その遊動等を確実に防止す
ることができ、かつ、これら各サポートプレートに作用
する前後方向動荷重を、車体強度部材のドライブアクス
ルマウンティングプレート、あるいはステアリングアク
スルマウンティングメンバ，リヤクロスメンバを経由し
てサイドフレームに負担させることができて、強度対策
を徹底することができるという実用上多大な効果を有す
る。
第１図は本発明の一実施例を示す側面図、第２図は同平
面図、第３図は同後側面図、第４図は従来の構造を示す
側面図である。 1,2……サイドフレーム、3,4……デッキプレート、3a,4
a……延設部、６……センタークロスメンバ、７……リ
ヤクロスメンバ、８……ステアリングアクスルマウンテ
ィングメンバ、10,11……ドライブアクスルマウンティ
ングプレート、13……バッテリユニットフロントサポー
トプレート、14……バッテリユニットバックサポートプ
レート。
面図、第３図は同後側面図、第４図は従来の構造を示す
側面図である。 1,2……サイドフレーム、3,4……デッキプレート、3a,4
a……延設部、６……センタークロスメンバ、７……リ
ヤクロスメンバ、８……ステアリングアクスルマウンテ
ィングメンバ、10,11……ドライブアクスルマウンティ
ングプレート、13……バッテリユニットフロントサポー
トプレート、14……バッテリユニットバックサポートプ
レート。
Claims (1)
- 【請求項１】センタークロスメンバにより結合された箱
形断面の左右サイドフレームの上部開口部を、それぞれ
後部に延設部を有する平板状のデッキプレートで接合，
閉塞し、かつ、各サイドフレーム前側部からデッキプレ
ートの前側部上に亘ってドライブアクスルマウンティン
グプレートを接合する一方、左右サイドフレームの後壁
に跨ってリヤクロスメンバを接合して、ステアリングア
クスルマウンティングメンバをこのリヤクロスメンバと
左右デッキプレートの延設部の下面とに突き当てて接合
し、そして、左右デッキプレートの前側部上にそれぞれ
バッテリユニットフロントサポートプレートを、ドライ
ブアクスルマウンティングプレートの後端に突き当てて
接合すると共に、左右デッキプレートの延設部上に跨っ
て、バッテリユニットバックサポートプレートを接合し
たことを特徴とする産業車両の車体構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62331275A JPH0780466B2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 産業車両の車体構造 |
| US07/540,388 US5114207A (en) | 1987-12-25 | 1990-06-19 | Body for battery-powered industrial vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62331275A JPH0780466B2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 産業車両の車体構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01172074A JPH01172074A (ja) | 1989-07-06 |
| JPH0780466B2 true JPH0780466B2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=18241868
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62331275A Expired - Fee Related JPH0780466B2 (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | 産業車両の車体構造 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5114207A (ja) |
| JP (1) | JPH0780466B2 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4341286A1 (de) * | 1993-12-03 | 1995-06-08 | Orenstein & Koppel Ag | Hinterrahmen für knickgelenkte Baumaschinen |
| US6109380A (en) * | 1998-04-13 | 2000-08-29 | Ford Global Technologies, Inc. | Electric vehicle vertical wall construction battery tray |
| JPH11301286A (ja) * | 1998-04-22 | 1999-11-02 | Toyota Autom Loom Works Ltd | 産業車両のフレーム構造 |
| JP2000226194A (ja) * | 1999-02-08 | 2000-08-15 | Toyota Autom Loom Works Ltd | バッテリ式産業車両のフレーム構造 |
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