JPH0780131A - 釘抜き装置 - Google Patents

釘抜き装置

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JPH0780131A
JPH0780131A JP23304293A JP23304293A JPH0780131A JP H0780131 A JPH0780131 A JP H0780131A JP 23304293 A JP23304293 A JP 23304293A JP 23304293 A JP23304293 A JP 23304293A JP H0780131 A JPH0780131 A JP H0780131A
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pulling
nail pulling
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ盤を簡易に「燃えるゴミ」として処
理できるように、パチンコ盤から釘を抜く作業を自動化
した装置を提供する。 【構成】 パチンコ盤面(10)を固定するベース(20)、そ
のベース(20)に固定されたパチンコ盤面(10)の表面に平
行な方向へ移動させて釘(11)を抜く釘抜き作用装置(10
0)、その釘抜き作用装置(100)の移動方向に直角な方向
となる主軸(102)、及び主軸(102)の軸方向回りの回転に
伴って回転可能であるように主軸(102)に設けられた釘
抜き爪(108)を備える。釘抜き爪(108)は、その先端部に
欠設部(108A)を設けるとともに、移動方向の下部から反
移動方向側にかけてパチンコ盤面当接部(108B)を設け
る。主軸(102)は、釘抜き爪(108)が釘(11)を抜く方向に
主軸(102)を回転可能に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は釘抜き装置、更に詳し
くは、パチンコ機を廃棄する際、釘を打たれたパチンコ
機のパチンコ盤面から釘を抜くために使用する自動の釘
抜き装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機を廃棄する際、釘を打
たれたパチンコ盤面から分離することは行われていなか
った。このため、釘を打たれたままのパチンコ盤面は、
焼却できない釘を含んでいるため、「燃えるごみ」とし
ての処理が行えず、産業廃棄物として処理しなければな
らなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、産業廃棄物
の処理スペース確保が年々困難となっている昨今、パチ
ンコ機における主要部品の一つであるパチンコ盤から釘
を抜き、「燃えるごみ」として処理することは、各方面
から望まれていた。しかし、パチンコ盤に釘を打つ作用
を自動化した装置は現存しているものの、パチンコ盤か
ら釘を抜く作業を自動化した装置は存在しなかった。そ
のため、人手を使って釘を抜くのでは分離コストが異常
に高騰してしまって採算が合わないため、パチンコ盤は
産業廃棄物として処理されていた。
【0004】本発明が解決すべき課題は、パチンコ盤か
ら釘を抜く作業を自動化した装置を提供することによっ
て、パチンコ盤を簡易に「燃えるゴミ」として処理でき
るようにし、ひいてはパチンコ機を廃棄する際に出る産
業廃棄物を減らすことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した目的
を達成するために提供されたものである。請求項1記載
の釘抜き装置は、パチンコ盤面(10)に打たれた釘(11)を
抜くための装置であって、パチンコ盤面(10)を固定する
ベース(20)、そのベース(20)に固定されたパチンコ盤面
(10)の表面に平行な方向へ相対的に移動させて釘(11)を
抜くように形成された釘抜き作用装置(100)、その釘抜
き作用装置(100)の移動方向に直角な方向となるように
釘抜き作用装置(100)に設けられた主軸(102)、及び主軸
(102)の軸方向回りの回転に伴って回転可能であるよう
に主軸(102)に設けられた釘抜き爪(108)を備え、釘抜き
爪(108)は、釘(11)を抜く際の移動方向の先端部に釘(1
1)の棒部よりも広く釘(11)の頭部よりも狭い欠設部(108
A)を設けるとともに、移動方向の下部から反移動方向側
にかけてパチンコ盤面当接部(108B)を設け、主軸(102)
は、主軸(102)に伴って移動する釘抜き爪(108)が釘(11)
を欠設部(108A)に引っかけた場合には、パチンコ盤面当
接部(108B)をパチンコ盤面(10)に当接させるとともに、
釘抜き爪(108)が釘(11)を抜く方向に主軸(102)を回転可
能に形成したことを特徴とする。
【0006】
【作 用】請求項1記載の釘抜き装置によれば、以下の
ような作用を奏する。まず、ベース(20)に対してパチン
コ盤面(10)を固定する。そして、そのパチンコ盤面(10)
に対して、釘抜き作用装置(100)を相対的に移動させ
る。すると、その釘抜き作用装置(100)の移動に伴って
主軸(102)及び釘抜き爪(108)も移動することとなり、そ
の釘抜き爪(108)の欠設部に釘(11)が引っ掛かることと
なる。
【0007】釘抜き爪(108)が釘(11)を欠設部(108A)に
引っ掛けた場合には、パチンコ盤面当接部(108B)をパチ
ンコ盤面(10)に当接させるとともに、釘抜き爪(108)が
釘(11)を抜く方向に主軸(102)を回転させる。すると、
釘抜き爪(108)の欠設部(108A)は、釘(11)の棒部よりも
若干広く釘(11)の頭部よりも狭いので、釘(11)の頭部を
引っ掛け、パチンコ盤面(10)から引き抜く。
【0008】釘(11)をパチンコ盤面(10)から引き抜いた
ら、主軸(102)を逆回転させて釘抜き爪(108)を元通りの
向きにし、次の釘(11)へと主軸(102)を相対的に移動さ
せる。パチンコ盤面(10)に釘(11)がなくなったら、釘抜
き作用を終了する。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例及び図面によって更に
詳しく説明する。ここで使用する図面は図1乃至図15
である。図1は、本発明に係る釘抜き装置の一実施例を
示す全体正面図である。図2は、本発明に係る釘抜き装
置の一実施例を示す全体平面図である。図3は、本発明
に係る釘抜き装置の一実施例を示す全体左側面図であ
る。図4は、本発明に係る釘抜き装置の一実施例におけ
るパチンコ盤面治具を示すための平面図である。図5
は、本発明に係る釘抜き装置の一実施例におけるY軸駆
動部を示すための平面図である。図6及び図7は、本発
明に係る釘抜き装置の一実施例における主要部を示すた
めの側面図であり、図6が始動前、図7が始動後を示す
ものである。図8は、本発明に係る釘抜き装置の一実施
例を示す全体左側面図であって、釘抜き作用直前を示す
ものである。図9は、本発明に係る釘抜き装置の一実施
例の釘抜き作用を示すための主要部側面図である。図1
0は、本発明に係る釘抜き装置の一実施例の主要部の平
面図である。図11は、本発明に係る釘抜き装置の一実
施例の主要部の平断面図である。図12は、本発明に係
る釘抜き装置の一実施例における釘抜き爪と釘とを示す
拡大平面図である。図13は、本発明に係る釘抜き装置
の一実施例が釘を抜く作用を示すための部分側面図であ
る。図14及び図15は、本発明に係る釘抜き装置の一
実施例が抜いた釘を処理する作用を示す部分側面図であ
って、図14が処理前、図15が処理後を示す。
【0010】まず、本実施例の構成について説明する。
本実施例の釘抜き装置は、パチンコ盤面10に打たれた
釘11を抜くための装置である。説明の便宜のため、釘
抜き装置の「手前側」と「奥側」とを図面中に記入する
とともに、手前側から奥側へ向かう方向を「Y軸」方向
と定める。また、水平方向であってY軸方向に直角な方
向を「X軸」方向と定める。「Y軸」と「X軸」とによ
って形成される平面は、水平面である。
【0011】本実施例の釘抜き装置の主な構成を図1乃
至図3を用いて説明すると、作業台となるベース20、
そのベース20の上面に備えられてパチンコ盤面10を
固定するためのパチンコ盤面固定装置300、ベース2
0の上面X軸両側から上方に立設させた2本の固定脚3
0、その2本の固定脚30上面に設けられたY軸駆動ベ
ース40に設けられたY軸駆動装置200、そのY軸駆
動装置200に設けられたガーター50、及びそのガー
ター50から揺振自在に垂設された釘抜き作用装置10
0とを備えて形成されている。
【0012】ここで、パチンコ盤面固定装置300と
は、抜かれるべき釘11が上面に打ちつけられたパチン
コ盤たるパチンコ盤面10を、釘11が打ちつけられた
面が水平となるように固定する装置である。そこで、ベ
ース20は、パチンコ盤面10をパチンコ盤面固定装置
300に対して固定させる作業をし易い高さとしてい
る。なお、ここで、パチンコ盤面10に打ちつけられて
いる釘11は、一端を先細りさせた棒部と、その棒部の
他端に設けられ棒部の長手方向に直角な断面積よりも大
きな断面積をなした頭部とからなるものである。
【0013】またここで、Y軸駆動装置200とは、ガ
ーター50をY軸方向に移動させるための装置であり、
ガーター50とは、2部材からなるY軸駆動ベース40
をX軸方向に渡して、Y軸駆動装置200に固定される
太い角材である。このガーター50には、後に詳しく説
明するチルトボア回転装置、釘抜き爪作動装置、及び釘
跳ね飛ばし装置を備える釘抜き作用装置100が固定さ
れている。
【0014】釘抜き作用装置100とは、実際にパチン
コ盤面10に打たれた釘11を抜くための作用を行う装
置である。図6等を参照させながらこの釘抜き作用装置
100の主要部について簡単に説明すると、種々の部材
を介してガーター50から垂設させた2本のチルトボア
104と、その2本のチルトボア104下部の間に水平
に軸支された主軸102と、その主軸102に軸支され
た数十本の釘抜き爪108と、主軸102と釘抜き爪1
08との間に介在するキーとを備えて形成されている。
図2に示すように、主軸102に軸支された数十の釘抜
き爪108の幅は、パチンコ盤面10のX軸方向長さと
ほぼ同じである。主軸102の軸方向は、X軸方向であ
り、パチンコ盤面10における釘11が打ちつけられた
面と平行である。
【0015】ここにいう釘抜き爪108は、図9に示す
ように、その側面形状をほぼ「横6の字形」としてお
り、図10及び図12にて明らかなように、その先端部
には、釘11の頭部を引っかけるため、釘11の棒部よ
りも若干広く、釘11の頭部よりも狭い欠設部108A
を有している。また、主軸102の軸心からパチンコ盤
面10寄りの曲面部分は、パチンコ盤面当接部108B
としている。更に、釘抜き爪108は、キーの存在によ
り、主軸102がその軸心を中心にして回転した場合に
は同時に回転するように形成されているが、釘抜き爪1
08と釘抜き爪108との間にはやや遊びを設けてい
る。図12に示すように、その遊びの存在により、パチ
ンコ盤面10に打たれた釘11は、必ずいずれかの釘抜
き爪108の欠設部108Aあるいは隣接する釘抜き爪
108の間に入り込むこととなる。
【0016】主軸102は、ベース20に固定されたパ
チンコ盤面10に対し、Y軸駆動装置200によって水
平方向を移動可能である。また、主軸102は、釘抜き
爪108の下部がパチンコ盤面10の上面にほぼ接する
ような位置に釘抜き爪108を位置させており、主軸1
02に伴って水平に移動する釘抜き爪108が釘11を
その欠設部108Aあるいは隣接する釘抜き爪108の
間にに引っかけた場合には、釘抜き爪108が釘11を
抜く方向に回転するように形成されている。
【0017】次に、パチンコ盤面固定装置300につい
て、図4を参照させながら説明する。このパチンコ盤面
固定装置300は、パチンコ盤面10の面積よりも広い
面積のパチンコ盤面取付板301、そのパチンコ盤面取
付板301においてパチンコ盤面10の奥側端部に当接
されてパチンコ盤面10の奥側方向へのズレを防止する
パチンコ盤面押し当て板306、パチンコ盤面10のX
軸方向へのズレを防止する棒状をした2本のクランプレ
バー302を備えている。
【0018】パチンコ盤面取付板301は、ベース20
の上面に固定される板状の部材である。もちろん、ここ
でベース20の上面板で兼用させることもできる。パチ
ンコ盤面押し当て板306は、パチンコ盤面取付板30
1の奥側に固定された角材である。このパチンコ盤面押
し当て板306の奥側中央には、平面T字形をしたスプ
リングエンド316が奥側に突出するように固定されて
いる。
【0019】クランプレバー302は、「く」の字形を
した2本の補助レバー303の内側に、ヒンジブラケッ
ト307を介して固定され、補助レバー303の「く」
の字の角部付近に設けられたクランプ用支点ピン308
に軸支されている。その補助レバー303は、「く」の
字の角部がパチンコ盤面取付板301の内側を向くよう
に、パチンコ盤面取付板301の手前側の両端部に位置
する補助レバー支点ピン309によって軸支されてい
る。また、補助レバー支点ピン309と反対側の端部
は、パチンコ盤面取付板301の奥側端面を若干はみ出
ている。その端部とスプリングエンド316との間に
は、X軸方向に軸方向をなすクランプスプリング322
が位置し、そのクランプスプリング322の端部は、補
助レバー303の端部とスプリングエンド316とに固
定されている。このクランプスプリング322は、補助
レバー303の端部をスプリングエンド316側に付勢
している。また、補助レバー303の動きを規制するた
めの長穴を設けた補助レバーガイド310が、パチンコ
盤面取付板301の奥側に固定されている。更に、補助
レバー303の「く」の字の角部付近の外側には、スプ
リングケース317が固定されている。
【0020】続いて、このパチンコ盤面固定装置300
の作用について説明する。まず、作業者がパチンコ盤面
10を、パチンコ盤面固定装置300のパチンコ盤面取
り付け板301の手前側であって、2つのクランプレバ
ー102の間に位置させる。そして、パチンコ盤面10
を奥側に押し込むようにする。すると、クランプレバー
302を固定する補助レバー303が補助レバー支点ピ
ン309を支点に回転し、クランプスプリング322の
弾発力に抗しつつ、補助レバーガイド310に規制され
ながら拡開することとなる。
【0021】更に、パチンコ盤面10を奥側に押し込む
と、パチンコ盤面の両側にあるクランプレバー302が
パチンコ盤面10の側面を保持することとなる。そし
て、奥側に押されたパチンコ盤面10は、パチンコ盤面
押し当て板306まで押し込められることとなる。パチ
ンコ盤面固定装置300によるパチンコ盤面10の固定
が終わると、パチンコ盤面10と本実施例の釘抜き装置
全体との関係は、図2及び図3に示した状態となる。
【0022】なお、釘抜き作業が終了し、釘11が1本
も残っていないパチンコ盤面10は、作業者が上記した
固定手順と逆の手順によりパチンコ盤面固定装置300
からの固定を解除する。パチンコ盤面固定装置300か
ら固定を解除させたパチンコ盤面10は、作業者によっ
てベース20から片づけられる。続いて、釘11を抜き
たいパチンコ盤面10があれば、またパチンコ盤面固定
装置300によるパチンコ盤面10の固定作業を行う。
【0023】前記したように、Y軸駆動ベース40は、
ガーター50をY軸方向に移動させるためのY軸駆動装
置200を2本の固定脚30固定するためのものであ
る。このY軸駆動ベース40及びそれに固定されるY軸
駆動装置200について、図5を参照させながら、更に
詳しく説明する。Y軸駆動装置200は、固定脚30の
それぞれの上部に固定される2部材からなるY軸駆動ベ
ース40に固定されており、駆動力を制御するシリンダ
ー装置と、そのシリンダー装置が制御するY軸方向の移
動を補助する補助装置とを備えている。補助装置は、両
方のY軸駆動ベース40の上部に固定されており、シリ
ンダー装置は、手前側から見て右側のY軸駆動ベース4
0に固定した補助装置の更に上部に備えられている。
【0024】まず、図3を参照させながら、補助装置に
ついて説明する。この補助装置は、手前側及び奥側を立
設させた側面略コ字形をしたY軸駆動ベース40と、そ
のY軸駆動ベース40に対してその立設部分を渡すよう
にして水平に固定されたスライド軸270、そのスライ
ド軸270に対してスライドするとともにガーター50
を固定するガーター固定部280とを備えて形成され
る。
【0025】次に、図3及び図5を参照させながら、駆
動力を制御するシリンダー装置について説明する。この
シリンダー装置は、右側のY軸駆動ベース40の手前側
上部において、Y軸方向に軸方向を向けて固定された2
本のガイド軸209に対してスライド可能に固定される
Y軸シリンダーベース202、そのY軸シリンダーベー
ス202に手前側の端部を固定されるY軸シリンダー2
30、そのY軸シリンダー230を進退するY軸シリン
ダーロッド231を備えている。一方、前記した補助装
置のガーター固定部280の上部には連結ブラケット2
01が固定され、その連結ブラケット201の奥側端部
にはY軸シリンダーヘッド204が固定され、そのY軸
シリンダーヘッド204にはヘッドピン206を介して
Y軸シリンダーロッド231の奥側先端部が固定されて
いる。
【0026】Y軸シリンダーロッド231のY軸シリン
ダー230に対する進退は、ガイド軸209と、そのガ
イド軸209に巻装される前進スプリング218と、そ
の前進スプリング218に手前側端部を固定されたY軸
シリンダーベース202と、そのY軸シリンダーベース
202のY軸駆動ベース40に対するY軸方向の位置を
検知するY軸定位置センサー240とを備えたY軸駆動
制御装置によって制御されている。
【0027】前進スプリング218は、ガイド軸209
の手前側に、一端を圧接されるとともに奥側に向かって
巻装され、他端をY軸シリンダーベース202の手前側
に圧接されている。従って、Y軸シリンダーベース20
2は、通常は前進スプリング218によって奥側に押さ
れているものの、前進スプリング218の弾性変形限度
内で、ガイド軸209とともに進退可能となっている。
【0028】上記のように、Y軸定位置センサー240
等を備えるとともにY軸シリンダーベース202がガイ
ド軸209とともに進退するように形成しているのは、
Y軸シリンダー装置200の作用と釘抜き作用との切替
のためである。即ち、Y軸シリンダーロッド231がY
軸シリンダー230に対して伸張している際に、パチン
コ盤面10の釘11の1本に対して数十の釘抜き爪10
8のいずれかが当接した瞬間には、前進スプリング21
8の弾発力に抗してY軸シリンダーベース202がガイ
ド軸209とともに後退する。すると、その旨をY軸定
位置センサー240が検知し、釘抜き爪108のいずれ
かに当接した釘11を抜くための作業に移るため、Y軸
シリンダーロッド231のY軸シリンダー230に対す
る伸張作用を中断するのである。
【0029】上記してきたY軸駆動装置200の作用に
ついては、釘抜き作用装置100との関係で逐次説明す
ることとし、ここではパチンコ盤面固定装置300との
関係を説明する。図3に示すように、前記したパチンコ
盤面固定装置300によってパチンコ盤面10を固定す
るには、ガーター50に固定されている釘抜き作用装置
100が邪魔にならないように、Y軸駆動装置200
は、ガーター50を奥側に位置させている。即ち、Y軸
シリンダーロッド231をY軸シリンダー230に対し
て伸張させた状態にある。
【0030】続いて、ガーター50に対して固定されて
いる釘抜き作用装置100に備えられるチルトボア回転
装置について、図6等を参照させながら説明する。釘抜
き作用装置100は、ガーター50の手前側に固定され
る板状のメインベース101、そのメインベース101
の上部に固定される数個のチルト軸受143、そのチル
ト軸受143によって水平に支持される丸棒状のチルト
軸103、そのチルト軸103を回転中心軸として手前
側下方にぶら下がるようにチルト軸103の中央で軸支
されるチルトレバー154、そのチルトレバー154の
先端付近で回転可能であるように中央を軸支されるチル
トシリンダーヘッドピン151、及びそのチルトシリン
ダーヘッドピン151の両端に固定される2本のチルト
ボア104を備えている。図1に示すように、この2本
のチルトボア104の間にパチンコ盤面10が位置する
のである。
【0031】また、それぞれのチルトボア104の手前
側下部には主軸ブラケット111が固定され、その主軸
ブラケット111の手前側には主軸受け110が固定さ
れ、その主軸受け110には、主軸102が軸支されて
いる。そして、前述したように、その主軸102には、
数十枚の釘抜き爪108が、その欠設部108Aを奥側
に向けて軸支されており、その釘抜き爪108と主軸1
02との間にはキーを介在させている。
【0032】図3を参照させながら説明すると、釘抜き
爪108の欠設部108Aの向きと、パチンコ盤面10
及び釘11との位置関係から明らかなように、パチンコ
盤面10から釘11を抜く作業を行わせるためには、Y
軸駆動装置200を駆動させることによって、一旦釘抜
き爪108及び主軸102を、ベース20の手前側に位
置させなければならない。しかし、釘抜き爪108は、
その下部がパチンコ盤面10の上面にほぼ接するように
位置しているので、そのままの状態で主軸102を移動
させると、釘11と釘抜き爪108が衝突してしまう。
そこで、主軸102をベース20の手前側に移動させる
際に、釘抜き爪108がパチンコ盤面10に打たれてい
る釘11と衝突しないようにするため、チルトボア回転
装置には更に次のような部材が備えられている。
【0033】チルトボア回転装置は、奥側に向かって突
出するようにメインベース101の下部に固定されるチ
ルトシリンダーブラケット149、そのチルトシリンダ
ーブラケット149の奥側において下方に向かって突出
して固定されるチルトシリンダー支点受け152、その
チルトシリンダー支点受け152に固定されるチルトシ
リンダー支点ピン153、そのチルトシリンダー支点ピ
ン153に軸支されるチルトシリンダー150、及びそ
のチルトシリンダー150を進退するチルトシリンダー
ロッド150Aを備え、そのチルトシリンダーロッド1
50Aの先端は、上記したチルトシリンダーヘッドピン
151に軸支されている。
【0034】チルトボア回転装置の作用について、図6
及び図7を用いて説明する。まず、チルトシリンダー1
50にエアーが供給される。チルトシリンダー150
は、チルトシリンダー支点ピン153、チルトシリンダ
ー支点受け152、チルトシリンダーブラケット14
9、メインベース101を介してガーター50に固定さ
れているので、チルトシリンダーロッド150Aの先端
は、手前側に延びることとなる。なお、このときチルト
シリンダー150も、チルトシリンダー支点ピン153
を支点にしてやや上方に向かって回転をする。チルトシ
リンダーロッド150Aは、チルトシリンダーヘッドピ
ン151を手前側に向かって押すので、チルトレバー1
54は、チルト軸受143、メインベース101、及
び、ガーター50に対して支持されているチルト軸10
3を中心に手前側に向かって回転することとなる。する
と、両方のチルトボア104も手前側に回転する。
【0035】回転前の状態にあっては、釘抜き爪108
の下端は、ベース20の上表面に固定されているパチン
コ盤面10の表面にほとんど接近した状態である。しか
し、チルトシリンダー150等によるチルトボア104
の回転により、釘抜き爪108の下端がパチンコ盤面1
0の表面から離れることとなる。この離れた距離は、パ
チンコ盤面10に打たれた状態の釘11の長さよりも大
きな距離を持つので、主軸102をベース20の手前側
にY軸駆動装置200によって移動させる際に、釘抜き
爪108の下部が釘11に邪魔されることなく移動する
ことができる。
【0036】即ち、Y軸シリンダーロッド231をY軸
シリンダー230に対して伸張させることによってベー
ス20の奥側にガーター50を位置させていた図3に示
すような状態から、図7に示すようにチルトシリンダー
ロッド150Aをチルトシリンダー150に対して伸張
させた状態のまま、Y軸シリンダーロッド231をY軸
シリンダー230に対して縮装させてゆく。そして、釘
抜き爪108を手前側に位置させた後、チルトシリンダ
ーロッド150Aをチルトシリンダー150に対して縮
装させる。すると、パチンコ盤面10と釘抜き作用装置
100とは、図8に示すような位置関係となる。即ち、
図8は、主軸102をベース20の手前側にY軸駆動装
置200によって移動させた後の状態を示している。
【0037】続いて、釘抜き作用装置100に備えられ
る釘抜き爪作動装置について、図9等を参照させながら
説明する。この釘抜き爪作動装置は、Y軸駆動装置20
0によってパチンコ盤面10に打たれた釘11のある場
所まで移動した釘抜き爪108を、釘11を抜くように
作動させるための装置である。その構成は、メインベー
ス101の手前側に位置するチルト板107の下部に固
定されるとともに垂直方向の軸受部を有するボアガイド
105、そのボアガイド105に固定される前出のチル
トボア104、そのチルトボア104の上部にメインシ
リンダーガイド121を介して固定されるメインシリン
ダー120、チルトボア104内部においてメインシリ
ンダー120に対して進退するメインシリンダーロッド
120A、そのメインシリンダーロッド120Aの先端
に固定されるローラーブラケット126、及びキーを介
在させて主軸102に固定されるカンチレバーであって
レバー端部下面がローラーブラケット126と接触する
メインレバー112を備えている。
【0038】チルトボア104の上端付近には、リング
状のボアスプリング受け141が固定されている。一
方、ボアガイド105の上端部は凹部となっている。チ
ルトボア104は、ボアガイド105に軸支されるもの
の、軸方向の動きはボアガイド105によっては拘束さ
れておらず、ボアスプリング受け141とボアガイド1
05の上端部の凹部とに端部を圧接されたボアスプリン
グ142によって上方へ付勢されている。
【0039】メインレバー112は、主軸102に対し
てキーを介して固定されているので、メインレバー11
2が回転すれば主軸102も回転する。続いて、上記し
た構成によってなる釘抜き爪作動装置の作用について説
明する。Y軸駆動装置200の作用において説明したよ
うに、Y軸駆動装置200が駆動したものの、釘抜き爪
108のいずれかの欠設部108Aあるいは隣接する釘
抜き爪108の間に当接した釘11を抜くための作業に
移るため、Y軸シリンダーロッド231のY軸シリンダ
ー230に対する伸張作用を中断する。そのときから釘
抜き爪作動装置が作動するのである。
【0040】まず、釘抜き爪作動装置は、その作動前、
即ち、Y軸駆動装置200の作動中は、メインシリンダ
ーロッド120Aがメインシリンダー120に対して延
びきった状態となっており、メインシリンダーロッド1
20Aの先端に固定されているローラーブラケット12
6は、チルトボア104の下端に位置し、レバー端部下
面がローラーブラケット126と接触するメインレバー
112は、そのレバー部分が水平となっている。また、
釘抜き爪108の外周下端は、パチンコ盤面10の上面
よりもわずかに上方に位置している。
【0041】ここで釘抜き作業を開始すると、メインシ
リンダーロッド120Aが縮装され、ローラーブラケッ
ト126が上昇する。すると、このローラーブラケット
126に接触している主軸102を中心にメインレバー
112が回転する。するとこの主軸102の回転に伴っ
て釘抜き爪108も回転して釘11を抜こうとするの
で、釘11を抜く方向とは逆方向に負荷が加わる。その
負荷が、ボアスプリング142の弾発力に抗してチルト
ボア104を押し下げるので、釘抜き爪108のパチン
コ盤面当接部108Bがパチンコ盤面10の上面に接触
する。
【0042】更にメインシリンダーロッド120Aが縮
装され、ローラーブラケット126が上昇し、メインレ
バー112が回転すると、釘抜き爪108の欠設部10
8Aが上昇するように主軸102が回転するので、釘1
1はパチンコ盤面10から抜かれることとなる。する
と、メインシリンダーロッド120Aの縮装が停止し、
以下に説明する釘跳ね飛ばし装置の作用に移行する。
【0043】なお、その釘跳ね飛ばし装置の作用が終わ
ると、メインシリンダーロッド120Aが伸張され、メ
インレバー112のレバー部分を水平とし、釘抜き作用
を行う前の状態に戻される。更には、その状態に戻して
からY軸駆動装置200が作動を開始して、次の釘11
まで釘抜き爪108を移動させるのである。パチンコ盤
面10に打たれていた釘11を全て抜き終えると、図8
の状態から伸び始めたY軸駆動装置200のY軸シリン
ダーロッド231は伸びきった状態となり、図3に示す
状態となる。この状態にあっては、パチンコ盤面固定装
置300からパチンコ盤面10を取り外す際に釘抜き作
用装置100が邪魔にならないので、パチンコ盤面固定
装置300からパチンコ盤面10を取り外す。そして次
のパチンコ盤面10をパチンコ盤面固定装置300にて
固定する。
【0044】釘抜き作用装置100に備えられる釘跳ね
飛ばし装置について、図14及び図15などを参照させ
ながら、説明する。釘跳ね飛ばし装置は、手前側からみ
て釘抜き作用装置100の右側に位置しており、釘抜き
作用装置100がパチンコ盤面10より抜いた釘11を
保持している釘抜き爪108から、釘11を手前側に跳
ね飛ばすための装置である。
【0045】釘跳ね飛ばし装置は、メインベース101
に固定されている跳ねシリンダーブラケット130に固
定された跳ねシリンダーガイド板131、その跳ねシリ
ンダーガイド板131の奥側端に固定される跳ねシリン
ダー130A、跳ねシリンダーガイド板131に設けら
れたY軸方向のガイド穴131Aに規制されながら跳ね
シリンダー130Aによって進退する跳ねシリンダーロ
ッド130B、その跳ねシリンダーロッド130Bの先
端に固定される跳ねシリンダーヘッドピン130C、キ
ーを介して釘抜き作用装置100の主軸102の右端に
固定される側面形状が「裏6」字形をしたカンチレバー
状の跳ねレバー129、及びその跳ねレバー129に一
端を固定されるとともに他端を跳ねシリンダーガイド板
131に固定された跳ねレバースプリング129Aを備
えている。
【0046】続いて、釘跳ね飛ばし装置の作用について
説明する。釘抜き爪作動装置が釘11を抜く作用を行っ
ていない状態にあっては、主軸102が回転しておら
ず、跳ねレバー129はそのレバー部分を水平としてい
る。また、跳ねシリンダーロッド130Bは跳ねシリン
ダー130A内に縮装されており、跳ねシリンダーヘッ
ドピン130Cも跳ねレバー129とは離れている。こ
のような状態は、図14に示されている。
【0047】次に、釘抜き爪作動装置が釘11を抜く作
用を行い、パチンコ盤面10から釘抜き爪108によっ
て抜かれた釘11が釘抜き爪108によって保持されて
いるとする。この状態では、主軸102は釘抜き爪10
8が釘11を抜いた角度まで回転しているので、その主
軸102にキーを介在させて固定されている跳ねレバー
129も同じ角度だけ回転していることとなる。その状
態は、図15における二点鎖線で示した状態となる。こ
の状態から釘を跳ね飛ばす作用が始められる。
【0048】まず、跳ねシリンダー130Aにエアーを
急激に入れ、跳ねシリンダーロッド130Bを急激に伸
張させる。すると、跳ねシリンダーヘッドピン130C
は、跳ねシリンダーガイド板131のガイド穴131A
に規制されながら、跳ねレバー129の先端に衝撃加重
を伴って衝突し、更に跳ねレバー129の先端を手前側
に急激に回転させる。この跳ねレバー129の回転に伴
い、主軸102も急激に回転することとなる。即ち、こ
の主軸102に固定されている釘抜き爪108も回転す
ることとなるので、釘11を保持した釘抜き爪108
も、その先端を手前側に向かって急激に回転させること
となる。すると、その回転力と、その回転力が限界位置
において止まった衝撃とによって、釘11を手前側に跳
ね飛ばすこととなる。
【0049】釘11を跳ね飛ばした後は、跳ねシリンダ
ーロッド130Bの後退に伴い跳ねレバースプリング1
29Aの弾発力により跳ねレバー129はもとの状態ま
で戻され、跳ねシリンダーロッド130Bは跳ねシリン
ダー130Aの内部に収まり、もとの状態となる。ここ
において、釘跳ね飛ばし装置の作用は、ひとまず終了す
る。
【0050】なお、釘跳ね飛ばし装置の作用が終了する
と、釘抜き爪作動装置も作動前の状態に戻り、Y軸駆動
装置200を作動させて次の釘11へと釘抜き爪108
を移動させるのである。次に、上記した実施例の効果に
ついて説明する。上記してきた実施例の釘抜き装置によ
れば、パチンコ盤から釘を抜く作業を自動化した装置を
提供することによって、パチンコ盤を簡易に「燃えるゴ
ミ」として処理できるようにし、ひいてはパチンコ機を
廃棄する際に出る産業廃棄物を減らすことができる装置
を提供することができた、という効果がある。
【0051】次に、上記した実施例のバリエーションに
ついて説明する。上記した実施例にあっては、パチンコ
盤面固定装置300に固定したパチンコ盤面10に対し
てY軸駆動装置200によって釘抜き作用装置100を
移動させることによってパチンコ盤面10から釘11を
抜くとして説明した。しかし、特許請求の範囲の請求項
1においては、釘抜き作用装置(100)は、「ベース(20)
に固定されたパチンコ盤面(10)の表面に平行な方向へ相
対的に移動させて釘(11)を抜くように形成」したとして
説明したように、釘抜き作用装置に対してパチンコ盤面
を移動させるように形成してもよい。
【0052】上記してきた釘抜き装置は、パチンコ機の
盤面に打たれた釘を抜くための装置であるとして説明し
てきたが、何らかの手段によって予め釘の頭を突出させ
たワークに対しては、本発明の構成をなす釘抜き装置を
用いることができる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載の釘抜き装置によれば、パ
チンコ盤から釘を抜く作業を自動化した装置を提供する
ことによって、パチンコ盤を簡易に「燃えるゴミ」とし
て処理できるようにし、ひいてはパチンコ機を廃棄する
際に出る産業廃棄物を減らすことができる装置を提供す
ることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る釘抜き装置の一実施例を示す全体
正面図である。
【図2】本発明に係る釘抜き装置の一実施例を示す全体
平面図である。
【図3】本発明に係る釘抜き装置の一実施例を示す全体
左側面図である。
【図4】本発明に係る釘抜き装置の一実施例におけるパ
チンコ盤面治具を示すための平面図である。
【図5】本発明に係る釘抜き装置の一実施例におけるY
軸駆動部を示すための平面図である。
【図6】本発明に係る釘抜き装置の一実施例における始
動前の主要部を示すための側面図である。
【図7】本発明に係る釘抜き装置の一実施例における始
動後の主要部を示すための側面図である。
【図8】本発明に係る釘抜き装置の一実施例における釘
抜き作用直前を示す全体左側面図である。
【図9】本発明に係る釘抜き装置の一実施例の釘抜き作
用を示すための主要部側面図である。
【図10】本発明に係る釘抜き装置の一実施例の主要部
の平面図である。
【図11】本発明に係る釘抜き装置の一実施例の主要部
の平断面図である。
【図12】本発明に係る釘抜き装置の一実施例における
釘抜き爪と釘とを示す拡大平面図である。
【図13】本発明に係る釘抜き装置の一実施例が釘を抜
く作用を示すための部分側面図である。
【図14】本発明に係る釘抜き装置の一実施例が抜いた
釘を処理する作用を示す部分側面図であって、処理前を
示すものである。
【図15】本発明に係る釘抜き装置の一実施例が抜いた
釘を処理する作用を示す部分側面図であって、処理後を
示すものである。
【符号の説明】
10 パチンコ盤面 11 釘 20 ベース 30 固定脚 40 Y軸駆動ベース 50 ガーター 100 釘抜き作用装置 101 メ
インベース 102 主軸 103 チルト軸 104 チ
ルトボア 105 ボアガイド 107 チ
ルト板 108 釘抜き爪 108A 欠
設部 108B パチンコ盤面当接部 110 主軸受け 111 主
軸ブラケット 112 メインレバー 120 メインシリンダー 120A メ
インシリンダーロッド 121 メインシリンダーガイド 126 ロ
ーラーブラケット 129 跳ねレバー 129A 跳
ねレバースプリング 130 跳ねシリンダーブラケット 130A 跳
ねシリンダー 130B 跳ねシリンダーロッド 130C 跳
ねシリンダーヘッドピン 131 跳ねシリンダーガイド板 141 ボアスプリング受け座 142 ボ
アスプリング 143 チルト軸受 149 チルトシリンダーブラケット 150 チルトシリンダー 150A チ
ルトシリンダーロッド 151 チルトシリンダーヘッドピン 152 チルトシリンダー支点受け 153 チ
ルトシリンダー支点ピン 154 チルトレバー 200 Y軸駆動装置 201 連
結ブラケット 202 Y軸シリンダーベース 204 Y
軸シリンダーヘッド 206 ヘッドピン 209 ガ
イド軸 218 前進スプリング 230 Y軸シリンダー 231 Y
軸シリンダーロッド 240 Y軸定位置センサー 270 スライド軸 280 ガーター固定部 300 パチンコ盤面固定装置 301 パ
チンコ盤面取付板 302 クランプレバー 303 補
助レバー 306 パチンコ盤面押し当て板 307 ヒ
ンジブラケット 308 クランプ用支点ピン 309 補
助レバー支点ピン 310 補助レバーガイド 316 ス
プリングエンド 317 スプリングケース 322 ク
ランプスプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコ盤面に打たれた釘を抜くための
    装置であって、パチンコ盤面を固定するベース、そのベ
    ースに固定されたパチンコ盤面の表面に平行な方向へ相
    対的に移動させて釘を抜くように形成された釘抜き作用
    装置、その釘抜き作用装置の移動方向に直角な方向とな
    るように釘抜き作用装置に設けられた主軸、及び主軸の
    軸方向回りの回転に伴って回転可能であるように主軸に
    設けられた釘抜き爪を備え、ベースに固定されたパチン
    コ盤面に対して釘抜き作用装置によってパチンコ盤面の
    一方から他方に釘抜き爪を移動させてパチンコ盤面の釘
    を抜くように形成され、釘抜き爪は、釘を抜く際の移動
    方向の先端部に釘の棒部よりも広く釘の頭部よりも狭い
    欠設部を設けるとともに、移動方向の下部から反移動方
    向側にかけてパチンコ盤面当接部を設け、主軸は、主軸
    に伴って移動する釘抜き爪が釘を欠設部に引っかけた場
    合には、パチンコ盤面当接部をパチンコ盤面に当接させ
    るとともに、釘抜き爪が釘を抜く方向に主軸を回転可能
    に形成したことを特徴とする釘抜き装置。
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JP6342050B1 (ja) * 2017-08-17 2018-06-13 建洲テクノス株式会社 廃パチンコ台盤の釘抜き装置

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